JPH065327U - 分岐コネクタ付き電気接続箱 - Google Patents

分岐コネクタ付き電気接続箱

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JPH065327U
JPH065327U JP4289492U JP4289492U JPH065327U JP H065327 U JPH065327 U JP H065327U JP 4289492 U JP4289492 U JP 4289492U JP 4289492 U JP4289492 U JP 4289492U JP H065327 U JPH065327 U JP H065327U
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JP
Japan
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branch
terminal
connector housing
connection box
circuit
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Withdrawn
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JP4289492U
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昭雄 山口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH065327U publication Critical patent/JPH065327U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、車両などの電気配線に使用する電
気接続箱に関し、多数の分岐回路に対応できる複数の接
触子を有する分岐端子を備え、かつ小型で軽量な電気接
続箱を提供することを目的とする。 【構成】 電気接続箱を構成するケース17に、一端に
端子挿入口24を有する分岐用コネクタハウジング18
を設け、基板部16aから起立連成した複数の接触子1
9を有する分岐端子16を分岐コネクタハウジング18
の端子挿入口24から挿入し、分岐用コネクタハウジン
グ18内に突出させたブスバータブ21と分岐端子16
のジョイントタブ20とを導通することにより、それぞ
れの接触子19を介して複数の分岐回路を形成するよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両などの電気配線に使用する電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の電気配線に用いられているジャンクションボックスやリレーボックスな どの電気接続箱は、一般に図6に示すような構成を有している。 すなわち、複数のブスバー1を配設したブスバー回路板2と、図示していない リレー等を接続するコネクタ3を設けた上カバー4と、これらの回路板2および 上カバー4を収容すると共に底面にワイヤハーネス結合コネクタ(図示せず)を 形成した箱本体5と、箱本体5に被せて全体を保護する防水カバー6から構成さ れている。回路板2は、通常多段に積層され、各層のブスバー1には、それぞれ 上方または下方に直立したタブ端子7を設けて、各コネクタ内に突出させ、コネ クタと嵌合する相手側コネクタの端子と導通するようにしている。
【0003】 従来、このような電気接続箱から他の電気機器に接続する電気回路を分岐する 場合、その分岐する回路が必要以上に多数となるときは、図7に示すように、複 数のタブ端子8を並設したブスバー内蔵ホルダー9をハウジング10内に収容し たジョイントコネクタK(実開平1−73785号公報参照)を電気接続箱から 分離して設け、図8に示すように、分岐する回路の端子と各タブ端子8とをそれ ぞれ接続し、電気接続箱JとジョイントコネクタKとの間も電線Wによって結合 する方法が提案されている。
【0004】 しかし、このようなジョイントコネクタKを用いると、ジョイントコネクタK 自体を装着するスペースを要するだけでなく、電気接続箱Jとジョイントコネク タKとの間を結合する電線Wおよび配線スペースも必要となり、小型化、軽量化 、高密度化等の障害となるだけでなく、配線作業の生産性も低下するなどの欠点 がある。
【0005】 そこで、図9に示すように、電気接続箱内のブスバー回路板2にタブ端子8を 並列して突設することも考えられるが、この場合は、各タブ端子8を迂回するブ スバー回路11が必要となり、回路構成上不利となる。
【0006】 また、本出願人は、図10に示すように、分岐回路用のタブ端子12を並列に 起立連成したジョイント端子13を電気接続箱内に設けたジョイントコネクタ付 き電気接続箱J′を提案した(実願平2−99724号)。しかし、この電気接 続箱J′においては、ジョイント端子13を絶縁するための絶縁板14を設ける 必要があり、小型化、軽量化、高密度化を達成するには難しい問題点を有してい る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、多数の分岐回路に対応で きる複数の接触子を有する分岐端子を備え、かつ小型で軽量な電気接続箱を提供 することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を達成するため、本考案は、ケース内にブスバーを配設した回路板 を積層して収容し、かつケース外面に該ブスバーと導通するコネクタを設けてな る電気接続箱において、前記ケース外面に分岐用コネクタハウジングを設け、該 分岐用コネクタハウジング内に前記ブスバーに設けた出力端子を突出させると共 に、基板部から起立連成した複数の接触子を有する分岐端子を該分岐用コネクタ ハウジングに装着して該出力端子と該分岐端子の少なくとも一個の接触子とを導 通することにより、前記複数の接触子を介して分岐回路を形成するようにしたこ とを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案によれば、複数の接触子を有する分岐端子の少なくとも一個の接触子と ブスバーに設けた出力端子とを導通させることにより、分岐端子の他の全ての接 触子に対して該出力端子と導通が行われ、各接触子を介してそれぞれ分岐回路を 形成することができる。一方、複数の接触子を設けた分岐端子の基板部は、電気 接続箱のケースにより隔絶されているため、電気接続箱内のブスバー回路構成の 妨げとならず、電気接続箱内の回路設計の自由度および回路密度を向上させるこ とができる。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の実施例を示したもので、分岐端子16と、電気接続箱を構成 するケース17に設けた分岐用コネクタハウジング18の斜視図である。なお、 従来と同様の構成部材には、同一の符号を用いて詳細な説明は省略した。
【0011】 分岐端子16は、導電性の金属板を折曲加工して形成したもので、基板部16 aの両側を折り返すと共に基板部16aに対し略直角に屈折して連成した複数の 接触子19と、基板部16aの端部を切り起こしてジョイントタブ20を形成し ている。接触子19は、相手側コネクタ内の端子と係合して分岐回路を形成する ための雄型の端子として形成されている。ジョイントタブ20は、分岐用コネク タハウジング18内において、回路板2に配設したブスバー1の端部をケース1 7を貫通して直立させて形成した出力端子21に当接して各接触子19と出力端 子21とを導通させるための端子であると共に、接触子19と同様に相手側コネ クタ内の端子と係合して分岐回路を形成するための端子を兼ねている。また、基 板部16aの折り返し部には、分岐用コネクタハウジング18内に分岐端子16 を固定するための係止用孔22を設けている。
【0012】 分岐用コネクタハウジング18は、絶縁性合成樹脂材で形成された囲い壁23 の一方の壁を開放して端子挿入口23を形成している。対向する長手方向の内壁 23aには、それぞれ分岐端子16挿入用の案内溝25を設けている。案内溝2 5には、係止突起26を突設して分岐端子16の係止用孔22と係合させて係止 するようにしている。 そして、矢印に示すように、端子挿入口24から分岐端子16を挿入し、分岐 用コネクタハウジング18内に突出している出力端子21に分岐端子16のジョ イントタブ20を重ね合わせて、図2に示すように、分岐用コネクタハウジング 18内に分岐端子16を固定する。
【0013】 なお、図3に示すように、分岐用コネクタハウジング27の囲い壁28に端子 挿入口および案内溝を設けず、対向する長手方向の側壁28aにそれぞれ切り込 みを入れて係止用突部29aを有する可撓係止片29を形成し、上側開口部27 aから、矢印に示すように、分岐端子16を嵌入して分岐端子16の基板部の屈 曲部16bを係合させて係止するようにしてもよい。
【0014】 次に、分岐端子16と相手側の端子との係合関係に付いて説明する。 図4に示すように、分岐端子16の各接触子19は、相手側コネクタ30に内 蔵された端子31の内壁31aと弾性接触片31bとの間に挿入されて分岐端子 16と相手側の端子31との導通が行われるようにしている。一方、ジョイント タブ20は、出力端子21と重ね合わされているため、ジョイントタブ20およ び出力端子21を構成する金属板の厚さを合計した厚さtを有するタブ端子とし て相手側の端子31に挿入されることになる。したがって、ジョイントタブ20 と嵌合する相手側の端子31の内壁31aと弾性接触片31bとの間隙gは、他 の接触子19に対応する間隙よりも大きくしておく必要がある。すなわち、前記 厚さtに対応する間隙を設けるようにすれば、各接触子19と同様に相手側の端 子31と分岐回路を形成することができる。
【0015】 なお、上記の実施例においては、出力端子21は雄型端子の場合を示したが、 図5に示すように、雌型端子に形成した出力端子21′を用いることもできる。 この場合、出力端子21′の接触部21a′に分岐端子16のジョイントタブ2 0を係合させて分岐回路を形成するようにしている。
【0016】
【考案の効果】 本考案によれば、分岐端子の複数の接触子を介してそれぞれ分岐回路を形成す ることができると共に、複数の接触子を有する分岐端子の基板部は、電気接続箱 のケースにより隔絶されているため、ブスバー回路構成の妨げとならず、電気接 続箱内の回路設計の自由度および回路密度を向上させることができるので、小型 化、軽量化および高密度化が達成できるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す電気接続箱の要部の分解
斜視図である。
【図2】図1の分岐用コネクタハウジングに分岐端子を
装着した状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す電気接続箱の要部の
分解斜視図である。
【図4】図2の分岐用コネクタハウジング内の分岐端子
と相手側の端子との係合状態を示す説明図である。
【図5】図1のブスバーに形成した別の形状の出力端子
の説明図である。
【図6】従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【図7】電気接続箱に接続して使用する従来のジョイン
トコネクタの斜視図である。
【図8】図7のジョイントコネクタを電気接続箱に接続
した状態を示す説明図である。
【図9】図6の回路板に分岐回路用のタブ端子を設けた
場合の説明図である。
【図10】従来の他の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ブスバー 2 回路板 16 分岐端子 16a 基板部 17 ケース 18 分岐用コネクタハウジング 19 接触子 21、21′ 出力端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にブスバーを配設した回路板を
    積層して収容し、かつケース外面に該ブスバーと導通す
    るコネクタを設けてなる電気接続箱において、 前記ケース外面に分岐用コネクタハウジングを設け、該
    分岐用コネクタハウジング内に前記ブスバーに設けた出
    力端子を突出させると共に、基板部から起立連成した複
    数の接触子を有する分岐端子を該分岐用コネクタハウジ
    ングに装着して該出力端子と該分岐端子の少なくとも一
    個の接触子とを導通することにより、前記複数の接触子
    を介して分岐回路を形成するようにしたことを特徴とす
    る分岐コネクタ付き電気接続箱。
JP4289492U 1992-06-22 1992-06-22 分岐コネクタ付き電気接続箱 Withdrawn JPH065327U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289492U JPH065327U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 分岐コネクタ付き電気接続箱

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JP4289492U JPH065327U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 分岐コネクタ付き電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065327U true JPH065327U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12648746

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JP4289492U Withdrawn JPH065327U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 分岐コネクタ付き電気接続箱

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JP (1) JPH065327U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190081785A (ko) * 2017-12-29 2019-07-09 주식회사 유라코퍼레이션 고정구조가 구비된 정션블록
EP4092845A1 (en) 2021-05-20 2022-11-23 Yazaki Corporation Joint connector

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190081785A (ko) * 2017-12-29 2019-07-09 주식회사 유라코퍼레이션 고정구조가 구비된 정션블록
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Effective date: 19961003