JPH0653042U - 移動テーブル - Google Patents

移動テーブル

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JPH0653042U
JPH0653042U JP8927492U JP8927492U JPH0653042U JP H0653042 U JPH0653042 U JP H0653042U JP 8927492 U JP8927492 U JP 8927492U JP 8927492 U JP8927492 U JP 8927492U JP H0653042 U JPH0653042 U JP H0653042U
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JP
Japan
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stage
moving
screw shaft
moves
moving table
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Withdrawn
Application number
JP8927492U
Other languages
English (en)
Inventor
克義 鈴木
Original Assignee
エヌティエヌ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで水平方向と垂直方向との移動が可
能なコンパクトなサイズでかつ高剛性の移動テーブルを
提供する。 【構成】 この考案に基づく移動テーブルは、ベース6
と、ベース6上を水平方向に移動し上面に傾斜面11を
有する第1テーブル1と、第1テーブルを移動させるモ
ータ5aと、第1テーブル1上面の傾斜面11に沿って
移動する第2テーブル3と、この第2テーブル3を移動
させるモータ5bとを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ワークの搬送装置、位置決め用装置などに設置される移動テーブ ルに関し、特に、簡単な構造で水平方向の移動と上下方向の移動とを可能にする 構造を有する移動テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、移動テーブルは、物品の表面検査装置の作業テーブルや、ICチッ プなどの配線パターンを露光するテープ露光装置などにおいて作業テーブルとし て用いられてきた。
【0003】 以下、図4を用いて、上記のような従来の移動テーブルの一例について説明す る。図4は、従来の移動テーブルの一例を示す模式図である。図4を参照して、 この図に示される移動テーブルは、水平方向と上下方向との動きが可能なタイプ のものである。
【0004】 図4に示されるように、ベース20の上には、第1ガイド21が配設されてい る。この第1ガイド21上には水平スライダ部26が配置される。この水平スラ イダ部26には、第1駆動機構22が接続される。この第1駆動機構22によっ て水平スライダ部26は水平方向に移動する。水平スライダ部26上にはテーブ ル25が配置される。この場合であれば、テーブル25は、第1ガイド21に対 して垂直方向に設けられた第2ガイド23に沿って上下方向に移動する。テーブ ル25の駆動手段としては、第2駆動機構24が設けられる。この第2駆動機構 24は、この場合であれは、水平スライダ部26内に設けられている。この第2 駆動機構24によって、テーブル25は第2ガイド23に沿って上下方向に移動 する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 以上説明したように、従来の移動テーブルにおいては、テーブル25を上下方 向に移動させるための第2ガイド23あるいはテーブル25を上下方向に移動さ せるための駆動手段(第2駆動機構24)などを備えなければならなかった。そ のため、装置全体の高さが高くなる、あるいは剛性が低いといった問題点が生じ ていた。また、部品点数も増えそれに伴い製造コストも増大するといった問題点 も生じていた。
【0006】 この考案は、上記の内容に鑑みてなされたものであり、部品点数を少なくする ことによって製造コスト低減を実現し、かつ装置全体の高さを低く抑えることに よって装置の縮小化が可能となり、しかも高剛性の移動テーブルを提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に基づく移動テーブルは、ベース部と、このベース部上に設けられベ ース部上を水平方向に移動し上面に傾斜面を有する第1テーブルと、ベース部上 に設けられ第1テーブルを移動させる第1駆動機構と、第1テーブル上に設けら れ第1テーブル上面の傾斜面に沿って移動する第2テーブルと、第1テーブルに 設けられ第2テーブルを移動させる第2駆動機構とを備えている。
【0008】
【作用】
この考案に基づく移動テーブルにおいては、第1駆動機構によって第1テーブ ルを水平方向に移動させる。このとき、第2テーブルは第1テーブルとともに移 動する。それにより、第2テーブルの水平方向の移動が可能となる。第2テーブ ルを上下方向に移動させるには、第2駆動機構によって、第2テーブルを第1テ ーブル上面の傾斜面に沿って移動させる。それにより、第2テーブル上面の高さ が上下方向に変化する。その結果、第2テーブルの上下方向の移動が可能となる 。
【0009】
【実施例】 以下、図1〜図3を用いて、この考案に従った移動テーブルの実施例について 説明する。図1は、この考案に従った第1の実施例における移動テーブルの概略 構成を示す構成図である。
【0010】 図1を参照して、第1のねじ軸2は、固定部材7a,7bによってベース6上 に固定されている。第1のねじ軸2の一方端には、モータ5aが設置されている 。このモータ5aによって第1のねじ軸2が回転させられる。第1のねじ軸2に は、この第1のねじ軸2上に設置される第1ステージ1を保持する保持部材8が 取付けられる。この保持部材8は、第1のねじ軸2の回転に連動して水平方向に 移動する。
【0011】 第1ステージ1の上面には、傾斜加工が施されることによって傾斜面11が形 成される。この傾斜面11上に、固定部材9aおよび9bによって、第2のねじ 軸4が設置される。この第2のねじ軸4の一方端には、モータ5bが取付けられ る。このモータ5bによって、第2のねじ軸4が回転する。第2のねじ軸4上に は、第2ステージ3が設けられる。この第2ステージ3は、第2のねじ軸4に取 付けられた保持部材10によって保持される。保持部材10は、第2のねじ軸4 の回転に連動して移動する。それにより、保持部材10に取付けられている第2 ステージ3も、保持部材10の移動とともに移動する。
【0012】 上記の構造を有する移動テーブルの動作について詳しく説明する。まず、第2 ステージ3を上昇させる動作について説明する。
【0013】 まず、モータ5aを作動させることによって第1のねじ軸2を所定方向に回転 させる。それにより、保持部材8および第1ステージ1を図1における矢印Aの 方向に移動させる。その結果、図1に示されるように、第1ステージ1は、第1 の位置1aに移動する。このとき、第2ステージ3は、第1ステージ1とともに 動き、第2の位置3aに移動する。
【0014】 次に、モータ5bを作動させることによって、第2のねじ軸4を所定方向に回 転させる。それにより、保持部材10を矢印B方向に移動させる。その結果、第 2ステージ3も矢印B方向に移動し、第2の位置3bに位置することになる。こ のとき、保持部材10および第2ステージ3は、傾斜面11を上昇する方向に移 動するので、結果として第2ステージ3の上面は上昇することとなる。それによ り、第2ステージ3の上下方向の移動が可能となる。
【0015】 第2ステージ3を下降させようとする場合には、第2のねじ軸4の回転方向を 上記の第2ステージ3を上昇させる際の回転方向に対して逆転させる。それによ り、保持部材10および第2ステージ3は、傾斜面11に沿って下降する方向に 移動する。その結果、第2ステージ3の上面は下降する。以上の構成によって第 2ステージ3の上下方向の移動が可能となるため、従来のように上下方向にのび るガイド等が必要なくなる。それにより、装置自体の高さも低くなり、部品点数 も減少する。
【0016】 次に、図2および図3を用いて、この考案に従った第2の実施例について説明 する。図2は、この発明に従った第2の実施例における移動テーブルを示す構成 図である。図3は、第2の実施例において使用されるガイド15の断面図である 。
【0017】 まず図2を参照して、上記の第1の実施例と異なる点は、第1ステージ1内に 貫通するように第1のねじ軸2が設けられている点である。この第1のねじ軸2 には、フランジ12が取り付けられている。そして、この第1のねじ軸2の一方 端近傍には、ベース6と第1のねじ軸2とを固定する固定部材7が設けられる。 なお、図2にはベース6上にガイド15が図示されており、図1には図示されて いない。しかし、図1に示される移動テーブルに図2に示されているようなガイ ド15を設けてもよい。
【0018】 ガイド15の断面構造が、図3に示されている。図3は、図2におけるA−A 線に沿って見た断面を示す図である。図3を参照して、本実施例におけるガイド 15は、ガイドレール14とスライド本体13とを備えている。ベース6上にガ イドレール14が設置され、このガイドレール14を部分的に挟み込むようにガ イドレール14上にスライド本体13が配置される。このスライド本体13がガ イドレール14の上を移動することによって第1ステージ1が移動する。スライ ド本体13の構造としては、このスライド本体13内に多数のボールを循環させ る循環路を設けてスライド本体13を移動させる構造としてもよい。
【0019】 次に、上記の第2の実施例の動作について説明する。この場合は、第2ステー ジ3の上面を下降させる場合について説明する。まずモータ5aを作動させるこ とによって第1のねじ軸2を所定方向に回転させ、第1ステージ1を矢印A′方 向に移動させる。それにより、第1ステージ1を第1の位置1aに移動させる。 このとき、第2ステージ3も第1ステージ1の移動に伴って移動し、第2の位置 3aに移動する。
【0020】 次に、モータ5bを所定方向に回転させることによって、保持部材10および 第2ステージ3を矢印B′方向に移動させる。それにより、第2ステージ3は図 2において示される第3の位置3bに移動する。その結果、第2ステージ3の上 面は下降することとなる。第2ステージ3の上面を上昇させるには、上記の第1 の実施例と同様に、第2ステージ3を第1ステージ1の傾斜面11上を上昇させ る方向に移動させることによって実現する。
【0021】 以上説明したように、この考案によれば、ステージを上下方向に移動させる際 に、従来のように、垂直方向のガイドレールを必要としない。そのため、装置自 体の高さを低くすることが可能となる。また、簡単な機構の組合わせで装置を構 成することが可能となるため、従来よりも部品点数を少なくすることができる。
【0022】 なお、上記の実施例においては、第2ステージ3を上下方向に移動させる動作 について説明した。その際に、第1ステージ1と第2ステージ3との動きを適切 に調整することによって、第2ステージがあたかもその場所で上昇あるいは下降 しているような状態を作り出すことも可能となる。
【0023】 また、たとえば、第1のねじ軸2と直交する方向に別個のねじ軸を設けること によって、XYZテーブルとして使用してもよい。このXYZテーブルとは、互 いに直交するX軸,Y軸,Z軸(上下方向)を考えた場合に、それぞれの方向に 移動し得る移動テーブルのことである。この場合には、第1のねじ軸2の下面へ 第1のねじ軸2と直交する方向に一軸テーブルを追加することによって実現し得 る。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、従来に比べてコンパクトな移動テーブ ルを得ることができる。また、部品点数を少なくすることができるため、低コス トで高剛性の移動テーブルを作製することが可能となる。さらに、組合わせによ っては、テーブルに三次元的な動きをさせることができ、動きのバリエーション が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に基づく第1の実施例における移動テ
ーブルの概略構成を示す構成図である。
【図2】この考案に基づく第2の実施例における移動テ
ーブルの概略構成を示す構成図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿って見た断面を示す
図である。
【図4】従来の移動テーブルに水平方向の動作および上
下方向の動作が可能となる機能を付加した場合の移動テ
ーブルの概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 第1ステージ 2 第1のねじ軸 3 第2ステージ 4 第2のねじ軸 5a,5b モータ 6 ベース 11 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、 前記ベース部上に設けられ、前記ベース部上を水平方向
    に移動しその上面に傾斜面を有する第1テーブルと、 前記ベース部上に設けられ、前記第1テーブルを移動さ
    せる第1駆動機構と、 前記第1テーブル上に設けられ、前記第1テーブル上面
    の傾斜面に沿って移動する第2テーブルと、 前記第1テーブルに設けられ、前記第2テーブルを移動
    させる第2駆動機構と、 を備えた移動テーブル。
JP8927492U 1992-12-28 1992-12-28 移動テーブル Withdrawn JPH0653042U (ja)

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Effective date: 19970306