JPH0652938A - コネクタ及びコネクタにおける障害チェック方法 - Google Patents

コネクタ及びコネクタにおける障害チェック方法

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JPH0652938A
JPH0652938A JP17645092A JP17645092A JPH0652938A JP H0652938 A JPH0652938 A JP H0652938A JP 17645092 A JP17645092 A JP 17645092A JP 17645092 A JP17645092 A JP 17645092A JP H0652938 A JPH0652938 A JP H0652938A
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吾朗 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はLAN等のネットワークにノードを接
続する同軸ケーブル用コネクタ及びコネクタにおける障
害チェック方法に関し,安価で簡易な構成によりケーブ
ル切断等のチェックを行うことができることを目的とす
る。 【構成】コネクタ(2) 内の各ケーブルと接続する信号線
(3) と接地線(4) の間に発光素子(5) と抵抗(6) の直列
回路を設ける。ネットワークの動作中にケーブル上を伝
送する信号により前記発光素子が発光するか否かの判別
を行うことによりケーブルの断線や接続不良等の障害を
検出するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークのケーブル
用のコネクタ及びコネクタにおける障害チェック方法に
関する。
【0002】近年,同軸ケーブルを伝送路として分散配
置されたコンピュータ,端末等を相互に接続したLAN
が広く利用されている。この同軸ケーブルの中に,伝送
特性は優れていないがコストが低い軽量同軸ケーブルが
あり,これを使用して小規模なLANを構築すると,同
軸ケーブル上に端末装置を接続する部分が簡易な構成の
コネクタを使用することにより簡単に設置することがで
きる。
【0003】
【従来の技術】図7は従来例の説明図である。図7のA
においてLAN(Local Area Network) は,同軸ケーブ
ル70により構成する線路(バス)に対してコンピュー
タや端末装置のノード装置72a,72b・・・が,そ
れぞれ送受信部(トランシーバ)71a,71b・・・
を介して接続され,終端抵抗73が両端に接続されてい
る。この場合,従来のLANの標準には,例えばIEE
E(Institute of Erectrical and Erectronics Engine
ers)802.3の規格のLANでは,物理インタフェー
スとケーブルに数種類の仕様がある。すなわち,標準同
軸ケーブル(10BASE5:テン・ベース・ファイブ
と呼ばれる)は,ケーブル径が太くて特性も優れてお
り,コンピュータや端末等の各装置を同軸ケーブル70
に接続するために71a,71bのようなトランシーバ
が必要であった。このトランシーバを取り付けるには工
事が必要であり,トランシーバに同軸ケーブルを接続す
るには熟練が必要であった。
【0004】これに対し,軽量同軸ケーブル10BAS
E2(テン・ベース・ツー)を用いると,コネクタによ
る装置と同軸ケーブルの接続を行うことができる。この
軽量同軸ケーブルは,伝送特性は劣るが費用が安いた
め,同軸ケーブル10BASE5を使用した大規模なL
ANに接続する支線の小規模LANを構成する場合等に
利用される。なお,上記IEEE802.3LANには
10BASE−Tという仕様もあるが,これは対線(ツ
イストペア)を使用するので設置が容易である。しか
し,マルチポートリピータが必要なのでコストが高くな
る。 この結果,10BASE5やANSI(American
National Standards Institute)の光LANの仕様であ
るFDDI(Fiber Distributed Data Interface) を,
基幹LANに使用し,10BASE2をローカルLAN
に使用される可能性が高い。
【0005】図7のB.にコネクタにより接続する構成
が示されている。B.に示すようにコネクタ74a,7
4b・・・によりノード装置72a,72b,・・・が
同軸ケーブル70と接続されている。コネクタには,T
型や,F型等の用途に応じた各種のものが利用される。
この軽量同軸ケーブルによるLANは,他のLANと同
様に正常な動作を維持するためにケーブルに切断が発生
したか否かを試験する必要がある。このケーブル切断
は,物理的にケーブル自体が切断する場合もあるが,実
際にはケーブルと装置を接続するコネクタの接続(半田
等)の不良により起きる場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブル切断の
チェックには,高周波のパルス信号を一方の端部から送
信して反射信号の戻り時間を検出して異常個所を識別す
る試験装置(TDRテスタと呼ばれる) が用いられてい
る。ところが,この装置は複雑な回路を備える為高価で
ある上に,得られる結果が「テスタから何メートル先で
切断」という曖昧さがあり厳密な位置を検出することが
できないという問題があった。
【0007】また,ノード間の距離の最低限が規定され
ているためノード装置が隣接して置かれていても,ノー
ド間のケーブルは丸めて束ねられた上で接続されるとい
う使用形態が取られている場合があり正確に不良個所を
見つけることができなかった。
【0008】さらに,ネットワークケーブルの断線,コ
ネクタの接触不良はTDRテスタがなくとも,一般的な
テスタによる導通試験を全ケーブルに対して行うことで
確認できる。しかし,断線がコネクタのどの端子側で発
生するかを知るには,コネクタの端子に接続された同軸
ケーブルを外したり,付けたりする手間を要し,またケ
ーブルの付け外しにより変化する不安定な接触不良が検
出できないという問題があった。また,TDRテスタは
簡易LAN程度ではコストが高すぎるという問題があっ
た。
【0009】本発明は安価で簡易な構成によりケーブル
切断等のチェックを行うことができるネットワークケー
ブルのコネクタ及びコネクタにおける障害チェック方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理構成図,図2は本発明の第2の原理構成図である。図
1はネットワークのケーブルの中間位置または終端する
位置にノード装置を接続するコネクタの原理構成であ
り,図2はネットワークのケーブルの中間位置(ケーブ
ルを終端しない位置)にノード装置を接続した場合にス
イッチの切換えにより試験を行う機能を有するコネクタ
の原理構成である。
【0011】これらの図1及び図2には原理を説明する
ための基本的な構成を示し,この本発明を具体化する場
合にはケーブルの種類や,設置位置等に対応する必要な
付加,変更を行うことができることはいうまでもない。
【0012】図1において,1はネットワークの伝送路
のケーブル,2はコネクタ,3はコネクタ内の信号線,
4はコネクタ内の接地線,5は信号が導通していると発
光し,導通していない場合滅灯するLED等の発光素
子,6はネットワークのケーブルの終端位置に設けられ
る終端抵抗と同じ値を持つ抵抗,7は端末やコンピュー
タ等のノード装置と接続するケーブル,8はこのコネク
タをネットワークの中間位置(終端しない位置)で用い
る場合に点線で示すような信号線3と接地線4と接続す
るネットワークのケーブルである。なお,2a,2b,
2cは各ケーブルとコネクタ2との接続部,12a〜1
2cは各接続部の信号線端子,13a〜13cは各接続
部の接地線端子である。
【0013】図1のコネクタはケーブルの終端位置に設
けられる場合はケーブルの終端装置として機能し,中間
位置に設けられる場合は点線の線路(3,4)が配置さ
れる。
【0014】また,図2において,10,18はネット
ワークの伝送路のケーブル,11はケーブルの中間位置
でノード装置を接続するコネクタ,12,13はそれぞ
れコネクタ11内の信号線,接地線である。14,15
は図1の5,6と同様の発光素子,抵抗であり,16,
17は信号の導通を調べる時に操作される第1スイッチ
(SW1),第2スイッチ(SW2)である。また,1
9はノード装置に接続するケーブルである。なお,11
a,11b,11cは各ケーブル10,18,19とコ
ネクタ11の線路を接続するための接続部である。なお
12a〜12cは各接続部の信号線端子,13a〜13
cは各接続部の接地線端子である。
【0015】本発明の第1の原理はネットワークの終端
または中間に位置するノード装置をケーブルと接続する
コネクタに,信号の導通を発光表示する発光素子と終端
抵抗と同じ値を持つ抵抗との直列回路を設けてケーブル
上の伝送信号により発光素子が発光するか否かによりケ
ーブルの接続の正常性を判別し,第2の原理はネットワ
ークのケーブルの中間に位置するノード装置をケーブル
接続するコネクタ内に,第1の原理と同様の発光素子と
終端抵抗と同じ値を持つ抵抗との直列回路と2つのトグ
ルスイッチを設け,該直列回路は通常は切り離され,試
験を行う時該直列回路を一方のネットワークのケーブル
の導通を試験するか,他方のネットワークのケーブルの
導通を試験するかをトグルスイッチにより切換え,伝送
信号により発光素子が発光するか否かを識別して断線等
を判別する。
【0016】
【作用】図1において,このコネクタ2が終端回路とし
て機能する場合(点線の接続及び接続部2cが設けられ
てない時),ネットワークのケーブル1は,コネクタ2
の接続部2aで接続され,信号線端子3a,接地線端子
4aはそれぞれ信号線3,接地線4を介してノード側の
接続部2bの信号線端子3b,4bにそれぞれ接続さ
れ,ノード側のケーブル7を通ってノード装置と接続さ
れ,高周波のディジタル信号が信号線3を介して双方向
に伝送される。コネクタ2内の発光素子5と終端抵抗の
値を持つ抵抗6との直列回路には,信号線3から常時ネ
ットワークのケーブル1に接続する各位置のノード装置
(ケーブル7に接続するノード装置を含む)から発生し
て送受信される信号が入力される。
【0017】これらの信号はネットワークのケーブル
1,ノード側のケーブル7を伝送されて,途中で断線等
が発生していなければコネクタ2に入力して発光素子3
を発光させる。しかし,ケーブル1や7に断線が発生し
たり,コネクタ2の接続部2aまたは2bにおける接触
不良等の個所があると,信号の伝送が行われていても発
光素子3は発光しない。発光しない場合は,少なくとも
ケーブルの切断または接触不良等の障害が発生したこと
が検出できる。
【0018】図1のコネクタをネットワークの中間位置
で使用する時,点線(3,4)及び接続部2cが設けら
れ,抵抗6と発光素子5が設けられていない構成とな
る。この形態のコネクタの接続,断線をチェックする場
合は,抵抗6と発光素子5を備えた終端回路を用意し,
この終端回路を接続部2cに接続することにより図2の
左側からの信号伝送が行われているか否かをチェックす
る。またこの終端回路を接続部2a側に接続して終端す
ると,図2の右側からの信号伝送が正常に行われている
かをチェックする。これらのチェックにおいて線路障害
や接続不良がなければ終端回路内の発光素子5が発光
し,障害等が発生していると発光素子5は発光しない。
【0019】次に図2に示すネットワークのケーブルの
中間位置にノード装置を接続するためのコネクタを説明
する。このコネクタは上記の図1の構成のコネクタをネ
ットワークのケーブルの中間位置で使用した場合,障害
が発生した時に何れの方向のケーブル(接続部2a側ま
たは2b側)に障害が発生したかを,ケーブルを外すこ
となく簡単に試験して識別を可能とする。
【0020】通常の通信を実行している状態ではコネク
タ11のスイッチ16,17は実線の状態(即ち,固定
接点aと可動接点bを接続する状態)であり,ケーブル
10,18及び19は,コネクタ11内の信号線12,
接地線13により相互に接続され,発光素子14と抵抗
15の直列回路は切り離されている。この状態で,ケー
ブル10側とこのコネクタ11の間の断線または接触不
良を試験する場合,スイッチ16を点線側(固定接点a
を可動接点cに接続する状態)に切替え,スイッチ17
は実線の位置とする。すると,ケーブル10側のネット
ワークはこのコネクタ11において終端し,ケーブル1
0上のノード装置から信号が発生すると,途中に断線や
接触不良等がなければその信号はこのコネクタ11に流
れて来るため発光素子14が発光する。断線等の障害が
あると発光素子14が発光しないので,このコネクタ1
1の接続部11aと送信側のノードのコネクタの間のど
こかで障害が発生していることが分かる。
【0021】また,コネクタ11のスイッチ16を実線
のように切替え,スイッチ17を点線の位置に切替え
て,ケーブル18上に信号が発生した時,同様に発光素
子14が発光するか否かを識別することにより,ケーブ
ル18とコネクタ11間の断線等の障害が無いか,否か
を検出できる。
【0022】この試験は,発光素子は終端抵抗と同様の
抵抗を介して接続しているのでネットワークが通常の動
作を行っている時にも実行することができ,しかも試験
のためにネットワーク媒体をコネクタから取り外したり
取り付ける作業をする必要がない。
【0023】
【実施例】図3は実施例1の構成図,図4は実施例2の
構成図,図5は実施例3の構成図である。
【0024】図3に示す実施例1の構成は,上記図1の
原理構成1に対応し,軽量同軸ケーブル(以下,単に同
軸ケーブルという)をネットワークの伝送媒体として使
用した小規模なLANにおいて,ノードをネットワーク
の終端に接続するコネクタの例であり,コネクタの2つ
の端子がネットワークの同軸ケーブルに接続され,1つ
の端子がノードに接続されたF型コネクタである。
【0025】図3において,30は本発明によるコネク
タであり,31はネットワーク側との接続部,32は信
号線に接続する終端抵抗,33は発光素子(LEDで表
示),34はノード側との接続部,35はネットワーク
側の同軸ケーブルの接続部,36はノード側の同軸ケー
ブルの接続部である。
【0026】この図3のコネクタ30の接続部31に対
しネットワーク側の同軸ケーブルに接続する接続部35
の信号端子及び接地線端子を挿入することにより接続さ
れ,接続部34の各端子をノード側の同軸ケーブルに接
続する接続部36に挿入して接続される。ノードがネッ
トワークと接続された状態において,通信を実行してい
る時に発光素子33が点灯することにより同軸ケーブル
の接続が正常であることをチェックすることができる。
【0027】図4に示す実施例2の構成は,T型コネク
タ47にチェック機構を内蔵する終端装置を接続するこ
とによりチェックを行うものである。終端装置40は,
終端抵抗と同じ値の抵抗41と発光素子42が信号線と
接地線間に設けられ,T型コネクタ47と接続するため
の接続部43を備えている。
【0028】一方,T型コネクタ47は接続部44と4
5にネットワーク側の同軸ケーブルを接続し,接続部4
6にノード側の接続部(図3の36と同様の構成)を接
続して,複数のノードが順次接続されて信号の伝送が行
われる。このT型コネクタを用いたネットワークにおい
て,断線,接続不良等の障害が発生した場合には,障害
に関係すると推定されるT型コネクタの接続部44と4
5の一方に終端装置40を接続してネットワークを終端
させた上で信号を伝送し,発光素子が発光するか否かチ
ェックする。このチェックで不良が検出されない時は,
このT型コネクタの他の接続部に接続してチェックを行
う。これによりT型コネクタのネットワーク側との接続
部を含む線路及び接続状態を両方向からチェックするこ
とができる。
【0029】次に図5に示す実施例3の構成を説明す
る。この実施例は上記図2の第2の原理構成に対応し,
T型コネクタとして構成される。コネクタ50は図2の
11に対応し,接続部51〜53は図2の11a〜11
cに対応し,接続部51,52にはそれぞれネットワー
クの同軸ケーブルの接続部54,55と接続され,接続
部53はノードと接続される。
【0030】このコネクタ50内に抵抗Rと発光素子L
EDがスイッチSW1,SW2によりノード側の信号線
と接続可能に設けられ,スイッチSW1,SW2は通常
は実線で示す状態に設定されて信号線を接続部51,5
2,53の各信号線端子と接続し,チェックを行う場合
は,図2において説明した原理により順に点線で示す状
態に切り換えて行われる。
【0031】図6はコネクタの装置構成の外観図であ
り,上記実施例3に示す構造を備えるコネクタである。
A.はT型コネクタの形式をとる場合の正面図であり,
発光素子(LED)は表面に設けられ,スイッチ(S
W)は外部から手動により切換えられる構成となってい
る。また,図6のB.とC.は,上記図5の構成をF型
コネクタの構造により実現した場合の正面図と側面図で
あり,発光素子(LED)とスイッチ(SW)は図のよ
うに上下に配置されている。F型コネクタは,構造はT
型と異なり,2つのネットワークの同軸ケーブルに接続
する端子が上下の各位置に配置されている。この図6の
構成で示すように,コネクタには試験用のスイッチ(S
W)が手動操作できるように配置され,発光素子(LE
D)の発光状況を目で確認することができるため,ネッ
トワークの保守者が簡単に試験を行うことが可能とな
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を奏する
ことができる。 発光素子を利用した導通確認により物理的異常の発生
を確認できる。
【0033】断線した場合,断線個所より手前側のコ
ネクタ(終端機能を利用)を終端化することでネットワ
ークを部分的に復旧できる。 終端機能と導通試験機能を組み合わせることにより異
常個所が特定できる。すなわち,部分復旧できた範囲は
正常とみなせるので復旧できない部分に異常があるとみ
なし,何種類かの組み合わせを試験すれば異常個所を特
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の原理構成図である。
【図3】実施例1の構成図である。
【図4】実施例2の構成図である。
【図5】実施例3の構成図である。
【図6】実施例のコネクタの外観図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワークのケーブル 2 コネクタ 2a〜2c 接続部 3 信号線 3a〜3c 信号線端子 4 接地線 4a〜4c 接地線端子 5 発光素子 6 抵抗 7 ノード装置と接続するケーブル 8 ネットワークのケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 佳一 東京都品川区大崎1丁目6番4号 株式会 社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LAN等のネットワークのケーブル用の
    コネクタにおいて,ネットワーク側のケーブルとの接続
    部及びノード側との接続部を備え,前記各接続部の信号
    線端子と接地線端子を相互に接続する信号線と接地線の
    間に発光素子と抵抗の直列回路を設けたことを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】 ネットワークの2つのケーブルとの接続
    部(11a, 11b)を備えると共にノード装置との接続部(11
    c) を備えるコネクタ(11)において,前記各ケーブルの接
    続部(11a〜11c)の各信号線端子(12a〜12c)に発光素子(1
    4)と終端抵抗(15)の直列回路の一端を接続し,該直列回
    路の他端と前記接続部の各接地線端子(13a〜13c)の間に
    2つのトグルスイッチを設け,前記2つのトグルスイッ
    チの固定接点は,ノード装置側の接続部の接地線端子に
    接続し,各トグルスイッチの一方の可動接点をそれぞれ
    ネットワークの通常動作時に閉じられた状態でネットワ
    ーク側の接続部の接地線端子に接続し,他方の可動接点
    にそれぞれ前記直列回路の他端を接続し,前記2つのト
    グルスイッチの一方を切換えて,前記発光素子と抵抗の
    直列回路を一方のネットワーク側のケーブルの信号線と
    接地線間に接続して前記ネットワークの動作中に他のノ
    ードからの信号送出時に前記発光素子の発光状態をチェ
    ックしてケーブルの断線,接続不良等の障害を検出する
    ことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 LAN等のネットワークのケーブルを終
    端しない位置でノードを接続するコネクタにおける障害
    チェック方法において,ネットワーク側のケーブルと接
    続する2つの接続部とノード側の接続部とを備えるコネ
    クタに終端抵抗と発光素子の直列回路を持つ終端装置を
    設け,前記コネクタに設けられた2つのネットワーク側
    のケーブルとの接続部の一方に前記終端装置を接続し,
    前記ネットワークの動作中に他のノードからの信号送出
    時に前記発光素子の発光状態をチェックしてケーブルの
    断線,接続不良等の障害を検出することを特徴とするコ
    ネクタにおける障害チェック方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016006588A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 日立金属株式会社 ケーブル信号検出器及びコネクタ付き通信ケーブル

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JPS6258579A (ja) * 1985-09-05 1987-03-14 富士通株式会社 回線折り返しコネクタ
JPH0198487U (ja) * 1987-12-22 1989-06-30

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