JPH0652763B2 - 回路板用ソケット及びコネクタ・アセンブリ - Google Patents

回路板用ソケット及びコネクタ・アセンブリ

Info

Publication number
JPH0652763B2
JPH0652763B2 JP3263988A JP26398891A JPH0652763B2 JP H0652763 B2 JPH0652763 B2 JP H0652763B2 JP 3263988 A JP3263988 A JP 3263988A JP 26398891 A JP26398891 A JP 26398891A JP H0652763 B2 JPH0652763 B2 JP H0652763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved surface
socket
circuit board
surface portions
elastic curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3263988A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04342161A (ja
Inventor
ジェームス・ダニエル・ヘラード
スティーブン・ロバート・シナーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH04342161A publication Critical patent/JPH04342161A/ja
Publication of JPH0652763B2 publication Critical patent/JPH0652763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/58Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals terminals for insertion into holes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/111Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/15Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
    • H01R13/187Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure with spring member in the socket

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気用ソケットに関
し、より詳しくは、例えばプリント回路板等の基板に装
着して使用することのできるようにした、その中へ導体
部品(例えばピン等)を挿入するソケットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】1990年4月11日付出願の米国特許
出願第07/507,434号は、その発明の名称を
「ピン・ソケット形の電気用コネクタ」とした出願であ
り、この米国特許出願には、ピン形状の突出片を備えた
第1コネクタと、ソケットを備えた第2コネクタとから
成り、ピン形状の突出片をソケットの中へ挿入すること
によって電気的な接続が成されるようにした、コネクタ
・アセンブリが示されている。そのソケットは二重屈曲
部を備えており、この二重屈曲部が撓むことによって、
そのソケットとピン形状の突出片との間に、少なくとも
3つ点で接触する点接触状態が形成されるようにしてあ
る。
【0003】上記の種類の電気用ソケットは、当業界に
おいては従来公知のものであり、その具体的な例として
は、米国特許第3208028号(Mittler et al.)、
同第3218606(Schultz )、同第3504328
号(Olsson)、同第3792412号(Madden)、同第
4585295号(Ackerman)、それに同第46573
36号(Johnson et al.)等を挙げることができる。一
般的に、この種のソケットは、そのソケットが回路板か
ら外れないように回路板に保持しておくため、及び/ま
たは、挿入されるピンへの電気的接続状態が所要の接続
状態となるようにするために、はんだ付けすることを必
要としている。また、それと共に、或いはそれとは別
に、この種のソケットは、その全長が比較的長かったり
(全長が長くなるのも、そのソケットが回路板の穴の中
にしっかりと保持されるようにし、また、導体ピンと効
果的に係合することができるようにするためである)、
或いは、比較的複雑な形状であるために、回路板の穴の
中にそのソケットを装着する際には、一方向からしか挿
入できない(即ち、回路板の一方の側からしか挿入でき
ない)ものとなっている。
【0004】
【発明の概要】以下に説明するように、本発明のソケッ
トは、それを回路板の穴へ挿入した後には摩擦力が働く
ように設計してあり、それによって、はんだ等を必要と
することなく、その穴の中に、ソケットを保持すること
ができるようになっている。また、本発明のソケット
は、コンパクトな形状であるため、略々完全に回路板の
穴の内部に収めてしまうことができ(即ち、回路板の両
面の外表面の間に収めてしまうことができ)、それゆ
え、挿入されるピンに対して略々完全にその穴の内部だ
けで電気的に係合するように構成するのにも、適したも
のとなっている。また更に、本発明のソケットは、その
独特な形状のために、それを回路板の穴の中へ挿入する
際には、回路板のいずれの側からでも、容易に挿入する
ことができるものとなっている。
【0005】以下の説明から理解される多くの利点のう
ちでも、特に上に列挙した利点を備えたソケットは、当
業界に大きな進歩をもたらすものであると確信される。
また更には、その種のソケットをその一部分として含ん
でいる電気用コネクタ・アセンブリも、同じく、当業界
に大きな進歩をもたらすものであると確信される。
【0006】従って本発明の主要目的の1つは、電気用
ソケットをその構成要素として使用している電気用コネ
クタの技術分野に向上をもたらすことにある。本発明の
更なる目的は、コンパクトな構造を持ち、はんだ等を使
用することなく回路板の穴の中にしっかりと保持するこ
とができ、しかもその回路板の穴の中に容易に装着する
ことのできる電気用ソケットを提供することにある。本
発明の更なる目的は、上記の種類のソケットであって、
従来の一般的なソケット構造と比較して、比較的大量生
産が利き、従って比較的低コストで製造することのでき
るソケットを提供することにある。本発明の更なる目的
は、上記の種類のソケットを使用し、そのソケットの利
点を活用した、電気用コネクタ・アセンブリを提供する
ことにある。
【0007】本発明の1つの局面によれば、回路板の導
通穴の中に装着するようにしたソケットが提供される。
このソケットは、導通穴の表面に、所定の大きさの第1
の摩擦力をもって係合するようにした、実質的に曲面を
成し弾性を有する第1の複数の弾性曲面部と、このソケ
ットの中へ挿入される導体ピンに、第1の摩擦力より小
さい所定の大きさの第2の摩擦力をもって係合するよう
にした、実質的に曲面を成し弾性を有する第2の複数の
弾性曲面部とを備えたソケットである(これによって、
ソケットを回路板の穴の中に効果的に保持することがで
きるようにすると共に、それと同時に、挿入されたピン
に対する確実な接触状態が得られ、しかも必要とあら
ば、そのピンを抜去することもできるようになってい
る)。
【0008】また、本発明の別の局面によれば、回路板
と、この回路板の導通穴の中へ挿入する導体ピンと、前
記導通穴の中に装着するソケットとを備えた、コネクタ
・アセンブリが提示される。そのうちのソケットは、実
質的に曲面を成し弾性を有する、第1の複数の弾性曲面
部及び第2の複数の弾性曲面部を備えたものである。第
1の複数の(例えば3つの)弾性局面部は、導通穴の表
面に、所定の大きさの第1の摩擦力をもって、確実に係
合するように設計してあり、一方、第2の複数の弾性局
面部は、回路板の穴に係合するための摩擦力(第1の摩
擦力)より小さい所定の大きさの第2の摩擦力をもっ
て、導体ピンに確実に係合するようにしてある。
【0009】
【実施例】本発明をより明瞭に理解するために、また更
に本発明のその他の目的、利点、及び能力を理解するた
めに、図面に関する以下の説明を参照されたい。図1及
び図2は、本発明の、好適実施例に係るソケット10を
示したものである。特に図2には、理解を容易にするた
めにソケット10の一部分だけを示してある。以下に説
明するように、このソケット10は、例えばめっきスル
ーホール等の、回路板に形成した導通穴の中に配設する
のに特に適するようにしたものである。この種の導通穴
は当業界においては公知のものであり、通常、この種の
導通穴は、様々な電気部品との電気接続、並びに、その
回路板構造体の一部を形成している内部配線回路ないし
表面配線回路との電気接続を目的として、回路板を構成
する板材に形成されるものである。また、この種の導通
穴は、一般的に適当な導体材料(例えば銅等)でめっき
されており、その種類によっては、回路板構造体の厚さ
の全体に亙って貫通して形成されているものもある。更
に、比較的新しい回路板構造体の中には、その回路板の
板材に、この種の導通穴が約2万個も形成されているも
のもある。この種の導通穴は従来公知のものであるた
め、これ以上の詳しい説明は不要であろう。ただし、こ
のソケット10は、回路板構造体の厚さの全体に亙って
貫通して形成された導通穴の中で使用するものに限定さ
れないことを理解されたい。即ち、本明細書の以下の説
明から明らかなように、このソケット10は、回路板の
厚さの半ばまでしか延在していない、部分導通穴の中に
挿入して使用することも可能なものである。この種の、
部分穴とした導通穴も、従来公知のものであり、従って
これ以上の詳しい説明は不要であろう。
【0010】図1に示すように、ソケット10は、上述
の種類の導通穴15の内面13(図3)に係合するよう
にした、実質的に曲面を成し弾性を有する第1の複数の
弾性曲面部11を備えている。好適実施例においては、
この第1の複数の弾性曲面部11の数は3つとしてあ
り、それら3つの弾性曲面部の各々が、その内面13に
対して、摩擦力をもって、係合及び摺動するようにして
あり、その係合状態は、図3に示すとおりである。更
に、図5及び図6にも、その係合状態を示してあるの
で、それらの図も併せて参照されたい。
【0011】ソケット10は、好ましくは、充分な強度
を有する導体である金属製のチューブ状の素材から製作
するのが良く、その好適な具体例としては、例えばベリ
リウム銅等を挙げることができる。ただし、このソケッ
ト10には、種々の銅合金をはじめとするその他の材料
も容易に使用することができる。本発明の一実施例にお
いては、ソケット10は、その全長(図1に寸法「L」
で示した長さ)を、例えば約3.3ミリメートルとする
ことができる。また、このソケット10の一部を形成し
ている弾性曲面部11の各々は、好ましくは、その厚さ
を約0.05ミリメートルから約0.10ミリメートル
までの範囲内の値とするのが良い。図1及び図2に示し
た状態、即ち、係合しておらず(従って、力が加わって
いない)一杯に膨らんだ状態で、弾性曲面部11の最も
外側へ張り出した表面で測ったこのソケット10の最大
外径寸法は、例えば、約1.30ミリメートルとするこ
とができる。この状態での、この最大外径寸法は、円筒
形の導通穴15の内径よりもやや大きな値となってお
り、この導通穴15の内径は、本発明の一実施例におい
ては、例えば、約1.19ミリメートルとすることがで
きる。図5及び図6から明らかなように、弾性曲面部1
1の各々は、曲面を成してはいるものの、かなり平坦近
くまで変形した状態で、その両側の縁部17が導通穴1
5の内面13に係合するようにしてある。このように、
複数の(即ち3つの)弾性曲面部11が夫々の両側縁部
17で係合する構成としたため、それら弾性曲面部の少
なくとも6本の縁部が、導通穴の内周面の、所定の間隔
を空けた位置に係合し、それによって確実な係合状態が
得られるようになっている。そして更に、この係合によ
って、ソケットがその装着位置にしっかりと保持される
と共に、導体ピン(これについては後述する)を挿入す
るためのこのソケット10が、センタリングされるよう
になっている。
【0012】以上のようにして、各々の弾性曲面部11
の両側縁部17が、導通穴15の内面13に、所定の大
きさの第1摩擦力をもって係合するようにしてある。ま
た、この第1摩擦力の大きさは、本発明の一実施例にお
いては、好ましくは、弾性曲面部11の各1つにつき、
約1.5から約2.0ニュートンの範囲内の大きさとす
るようにしている。この範囲内の大きさの力であれば、
ソケットを図3〜図6に示した位置に、しっかりと保持
するのに充分であると考えられる。
【0013】また、図1及び図2から明らかなように、
ソケット10は更に、実質的に曲面を成し弾性を有する
第2の複数の弾性曲面部21を備えている。図示の如
く、これら弾性曲面部21は、これら弾性曲面部21と
交互に形成されている、外方へ膨出した上述の弾性曲面
部11と略々同様の曲面形状を有しているが、ただし、
外方へ膨出するのでなく、内方へ向かって膨出してい
る。これら弾性曲面部21の数は、好ましくは3つとす
る。また、これら弾性曲面部21は、挿入される導体ピ
ン23(図3〜図6)に、所定の大きさの第2摩擦力を
もって、しっかりと係合するようにしてあり、しかもこ
の所定の大きさは、導体ピン23に対する電気的接続が
確実になされる大きさとしてある。より具体的には、こ
の第2摩擦力の、一実施例における好ましい大きさは、
約0.50から約1.00ニュートンの範囲内の大きさ
であり、即ち、ソケット10を穴15の中の装着位置に
しっかりと保持しておくための上述の第1摩擦力より
も、幾分、小さな力にしておくようにしている。このこ
とは、本発明の1つの重要な点であると考えられ、なぜ
ならば、これによって、ソケット10を回路板25の中
に、はんだ等を使用することなく効果的に装着すること
ができる一方で、挿入したピン23等の導体ピンとの間
に効果的な接触状態を確保することができ、また更に
は、そのピンを抜去する際にソケット10の位置がずれ
てしまうこともないという、顕著な利点が得られるから
である。しかもこの効果的なソケット保持作用は、導通
穴の内面を大きく変形させることなく(例えば引っかき
傷等を付けることなく)得られるものである。尚、本願
において使用している「ピン」という用語は、図示した
円筒形の金属製部品ばかりでなく、その他の形状(例え
ば角形、六角形、八角形等)の部品をも包含する用語で
ある。更には、この「ピン」という用語の意味の中に
は、複数本の細線から成るワイヤをより合わせたものも
含まれる。
【0014】本発明の一実施例においては、ピン23
は、好ましくは、例えば銅等の材料から製作し、またそ
の外径寸法を、例えば約0.305ミリメートルとする
ようにしている。更に、そのようにした実施例の場合に
は、複数の内方へ膨出した弾性曲面部21の各々が、ソ
ケットの中の、直径が約0.228ミリメートルの円筒
形の仮想穴に接する接線を成すようにしている。これに
よって、その仮想穴の内径寸法が、上述のピンの外径寸
法よりやや小さくなるため、ピンとソケットとをしっか
りと摩擦係合させることができるようになる。また特
に、内方へ膨出した弾性曲面部21の各々が、ピンに対
して、間隔を空けた複数の位置で(弾性曲面部21の数
が3つの場合には3箇所で)しっかりと係合するように
なるため、そのピンを、ソケット及び導通穴に対して確
実にセンタリングすることもできるようになる。また更
に重要な点として、この係合状態は、いわゆる点接触形
の接触状態を成すものであり、弾性曲面部21上の接触
部位は、その表面形状が同じく曲面の導体ピンの、その
表面の一点において接触している。この点接触形の係合
が確実に達成されるわけは、各々の弾性曲面部21の曲
率の中心軸が、穴15の(従って細長形状のピン23
の)長手方向軸心LA−LA(図4)に対して略々直角
を成す方向に延在するようにしてあることによるもので
ある。更に、図3〜図6に示した本発明の実施例から分
かるように、外方へ膨出した各々の弾性曲面部11の曲
率の中心軸もまた、この長手方向軸心LA−LAに対し
て略々直角を成す方向に延在するようにしてある。
【0015】図5及び図6に示したように(更には図2
にも部分的に示したように)、内方へ膨出した各々の弾
性曲面部21の最小幅部分における幅寸法は、好ましく
は、一様な幅を有する弾性曲面部11の幅寸法より小さ
くしておくのが良い。また、更に好ましくは、各々の弾
性曲面部21の形状は、側面図として見たときに、鼓形
に見える形状としておくのが良く、これに対して弾性曲
面部11は、側面図として見たときに一様な幅を持った
形状としておくのが良い。
【0016】図示したソケット10の実施例では、第1
の複数の弾性曲面部と第2の複数の弾性曲面部の、その
各々に含まれる弾性曲面部の数を3つとして、以上に説
明した機能を達成している。このようにした実施例にお
いては、外方へ膨出した弾性曲面部11の各々の形成位
置が、夫々、内方へ膨出した弾性曲面部21の各々に正
対した位置にくるようにし、それによって、それら2種
類の弾性曲面部がソケット10の周面に交互に位置する
ようにするのが良い。更に、このソケット10は、好ま
しくは次のように構成するのが良い。即ち、ソケットを
一体構造体として形成し、このソケットの両端の第1端
部27と第2端部29とを、いずれも閉じた(連続し
た)端部として形成し、更に、その閉じた端部の各々を
略々六角形の形状とする。特に、端部をこのように閉じ
た構造とすることによって、弾性曲面部11及び21の
各々を、確実に、効果的な配置とすることができるよう
になる。効果的な配置とは、例えば、それら弾性曲面部
の1つ1つが、各端部の夫々の側辺から図示した形態で
延出するようにし、そして、それら弾性曲面部の各々
が、隣接する弾性曲面部から比較的狭く細長いスロット
31の分だけ離れて延在するようにした配置である。本
発明においては、このように、ソケットの両端部の双方
において、複数の弾性曲面部の全てを1つにまとめて束
縛するようにした端部構造とすることによって、特に、
それら全ての弾性曲面部(弾性曲面部11と21との両
方を含む)を撓ませるために必要な力を、例えば本明細
書の冒頭で例示した従来技術に示されているソケット等
の非束縛式のソケットと比べて、より大きな力に設定す
ることができるようになる。
【0017】以上に説明した第1の複数の弾性曲面部の
組と、第2の複数の弾性曲面部の組の、その中に含まれ
る弾性曲面部の数は、図示の実施例においては、各組3
つずつとしているが、しかしながら、本発明は、それら
各組の弾性曲面部の数が3つずつであることに限定され
るものではない。なぜならば、各組の弾性曲面部の数
を、僅かに2つずつとすることも可能だからである。ま
た、各組の弾性曲面部の数を4つずつ以上とすることも
可能である。
【0018】特に、図3及び図4に明らかに示したよう
に、このソケット10は、比較的コンパクトな構造を有
するものであるため、導通穴15の内部に装着して、回
路板の両側の外表面(外部に露出している面であって、
図3では上面及び下面)33と35との間に収めてしま
うのに、特に好都合な構成となっている。一実施例にお
いては、回路板25は、その全体厚さ(表面33から表
面35までの距離)が例えば約3.60ミリメートル程
度の薄いものでも良い。即ち、ソケット10はその全長
を上述の「L」としてあるため、その回路板25の両面
の間に収めてしまい、その回路板25から外へ突出しな
いようにすることが容易である。このことは、本発明の
重要な点の1つであると考えられ、その理由は、これに
よって、ピン23を回路板の両面の間だけで、確実に、
しっかりと接続することができるようになり、そのた
め、回路板上の穴15の周囲の利用可能な「土地」を、
その他の目的に(例えば、更に電子部品を追加して搭載
する等の用途に)より有効に利用することができるよう
になるからである。尚、上で例示した回路板25の厚さ
は、本発明をその厚さの回路板を使用することに限定す
るものではなく、なぜならば、これとは異なった厚さの
回路板構造体を使用することも可能だからである。特に
多層板構造体とした種々の回路板等は、本発明を利用す
るのに殊のほか適したものである。その種の回路板は従
来公知のものであり、また、その種の回路板の厚さとし
ては、例えば約1.50ミリメートルから約7.6ミリ
メートルの範囲内のものがある。更に、その種の回路板
は、典型的な例としては、その回路板の内部に少なくと
も1層の、そして通常は数層の、内部導体(例えば電源
導体、信号導体、ないしはグラウンド導体等)を含んで
おり、またそれと共に、その回路板の外表面にも導体の
回路を備えている(外表面の導体は図では省略してあ
る)。この場合、めっき穴15の内面の導通表面13
と、挿入するピン23との間を、このソケット10によ
って電気接続することにより、そのピン23を、図示の
面41等の、更にその他の電気的な構造部分に接続する
ことができる。また、回路板の全体厚さが、かなり厚い
とき(即ち、その全体厚さがソケット10の全長
(「L」)の2倍以上あるとき)には、1つの導通穴の
中に、このソケットを2個装着するようにしても良く、
その場合には、好ましくは、2つのソケットの端部と端
部とを互いに向けあった姿勢で、回路板の互いに反対の
側から、それらソケットの各々を挿入するようにするの
が良い。更にこの構成は、2本のピンを互いに反対側か
ら回路板に挿入するようにする場合にも(これについて
は後述する)利用することができる。
【0019】更に重要な点として、ソケット10を一体
構造体とすることによって、それを穴15へ挿入する際
に、回路板25のどちら側からでも、容易に挿入できる
ということがある。そして、ソケットが実際にどちらの
側から挿入された場合であっても、その挿入方向とは無
関係に、ソケットの両側の端部27と29の各々によっ
て画成されている、略々六角形の、互いに反対側に位置
する開口のいずれからでも、ピン23を挿入することが
できるため、部品の組立を更に容易なものとすることが
できる。
【0020】以上に加えて更に、ソケット10は、2本
のピンを1つのソケットの中へ互いに反対側から挿入す
ることもでき、しかもそれによって、それらピンとの間
に効果的な接続を達成することができるものである。こ
れについては図4に示すとおりであり、同図において、
上方のピン(想像線で示し、引用符号23’を付してあ
る)は、ソケット10の中へ半ば挿入されて、内方へ膨
出した弾性曲面部21と接触している状態が示されてい
る。第2のピン(これも想像線で示し、引用符号23”
を付してある)は、ソケット10の中へ、反対側から
(下面から)上方へ向けて挿入された状態が示されてお
り、ソケット10の中では、この第2のピンもまた弾性
曲面部21と効果的に係合している。これら2本のピン
の先端は、図4に示したように、ソケット10の略々中
央点において互いに当接している。従って、ピンの形状
次第では、ソケット10は、2本の互いに対向したピン
を、同時にその中に収容し、そしてそれら2本のピンに
対して効果的な接触状態を提供することができる。ただ
し本発明の好適実施例においては、ソケット10は、ソ
ケットとピンとの間に上述の点接触状態が確実に得られ
るように、特に、1本のピンだけを受け入れるのに適し
た設計としてある。
【0021】以上に図示し説明したソケットは、回路板
の導通穴の中に装着して使用することにより、その導通
穴との間で、また、そのソケットに挿入される導体ピン
との間でも、充分な摩擦力を持ってしっかりと係合する
ソケットである。また、その摩擦力は、ピンを挿入する
際に、また必要に応じてそのピンを抜去する際にも、ソ
ケットを導通穴の中に保持することのできる充分な大き
さのものとしてある。また特に、このソケットをめっき
穴の中に配設する際に、そのめっき穴を大きく変形させ
てしまうことがないため、必要とあらば、ソケットをそ
のめっき穴の中へ繰り返して装着したり、交換したりす
ることもできる。本明細書で説明したソケットは、様々
なピン/穴構造の代わりに使用し得るものであるが、特
に、既に説明したように、実質的に円筒形の形状のピン
等が挿入されるピン/穴構造の代わりに使用するのに適
したものである。また、このソケットを一体構造体とす
れば、それによって、ソケットの製造並びに組付のコス
トを比較的低コストに抑えることができる。更に加え
て、以上に図示し説明したコネクタ・アセンブリは、少
なくとも1つの導通穴を形成した回路板を含んでおり、
その穴は、以上に説明したソケットをその中に備えてお
り、更に、そのソケットの中へ(従ってその穴の中へ)
挿入する導体ピンを含んでいるコネクタ・アセンブリで
ある。その回路板は、例えば、従来公知の種類の、多層
構造体とした回路板等であっても良く、一方、好適な導
通穴としては、その導電材料として導体(例えば銅等)
の層を含んでいる、めっきスルーホール等を挙げること
ができる。この種の回路板には、例えば、その内部回路
及び外部回路として形成した、電源面、及び/またはグ
ラウンド面をその回路板の一部として含んでいるものが
ある。
【0022】以上に、本発明の好適実施例であると現在
考えられているものについて図示し説明してきたが、当
業者には明らかなようにように、開示した好適実施例
は、それに対して、本発明の範囲から逸脱することな
く、種々の変更ないし改変を加えることのできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係るソケットを、かなり
大きく拡大して示した斜視図である。
【図2】図1のソケットの部分斜視図であって、ソケッ
トに備えた複数の弾性曲面部の部分と、それら弾性曲面
部の夫々の位置形状を示した図である。
【図3】図1のソケットの断面側面図であり、回路板の
中に装着したソケットの中へ、導体ピンをまさに挿入し
ようとしている状態を示しており、この図は、図1と比
較してその拡大率をやや小さくしてあり、更にこの図
は、図5の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図1のソケットの断面側面図であり、ソケット
を回路板の穴の中に装着し、そのソケットの中に導体ピ
ンを挿入した状態を示しており、また、この図は、図6
の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図3の5−5線から見た部分平面図であり、回
路板の上面とその回路板に形成した導通穴とを示してお
り、この穴の中には図1のソケットを配設してあり、更
に、そのソケットに合せた位置に導体ピンを配置してあ
る図である。
【図6】図4の6−6線に沿った断面を表わした断面部
分図であり、導体ピンを完全に挿入した状態にある本発
明のソケットを示している。
【符号の説明】
10 ソケット 11 弾性曲面部 13 導通穴の内面 15 導通穴 17 縁部 21 弾性曲面部 23 導体ピン 23’ 導体ピン 23” 導体ピン 25 回路板 27 ソケットの第1端部 29 ソケットの第2端部 31 スロット 33 回路板外表面(上面) 35 回路板外表面(下面)
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・ロバート・シナーズ アメリカ合衆国13827、ニューヨーク州 オウェゴ、ディーアフィールド・ドライブ 14番地 (56)参考文献 特開 平1−270251(JP,A) 実開 昭61−127583(JP,U) 実公 昭49−35739(JP,Y1)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路板の導通穴の中に装着するソケット
    において、前記導通穴の表面に、所定の大きさの第1の
    摩擦力をもって係合するようにした、実質的に曲面を成
    し弾性を有する第1の複数の弾性曲面部と、前記ソケッ
    トの中へ挿入される導体ピンに、前記第1の摩擦力より
    小さい所定の大きさの第2の摩擦力をもって係合するよ
    うにした、実質的に曲面を成し弾性を有する第2の複数
    の弾性曲面部と、を備えたことを特徴とするソケット。
  2. 【請求項2】 前記回路板は、その両面が、外部に露出
    した一対の回路板外表面を形成しており、前記導通穴
    は、略々、それら一対の回路板外表面どうしの間に形成
    されており、前記第1の複数の弾性曲面部は、それら一
    対の回路板外表面どうしの間において、前記導通穴と係
    合するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の
    ソケット。
  3. 【請求項3】 前記第2の複数の弾性曲面部は、前記回
    路板の両面の前記回路板外表面どうしの間において、前
    記導体ピンと係合するようにしてあることを特徴とする
    請求項2記載のソケット。
  4. 【請求項4】 前記ソケットが、前記回路板の両面の前
    記回路板外表面のいずれ側の方向からでも、前記回路板
    に形成した前記導通穴の中へ装着することができるよう
    にしてあることを特徴とする請求項2記載のソケット。
  5. 【請求項5】 前記ソケットを一体構造体として形成し
    てあり、該一体構造体はその両端に第1端部と第2端部
    とを備えており、前記第1の複数の弾性曲面部と前記第
    2の弾性曲面部とが、両端のそれら端部どうしを互いに
    接続していることを特徴とする請求項1記載のソケッ
    ト。
  6. 【請求項6】 両端を成す前記第1端部及び前記第2端
    部の各々を、略々六角形の形状に形成してあり、且つ、
    それら端部の各々に、前記導体ピンを挿通するための開
    口を設けてあることを特徴とする請求項5記載のソケッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記第1の複数の弾性曲面部の各々が、
    前記導通穴の前記表面に対して、縁部接触形の接続を成
    すようにしてあることを特徴とする請求項1記載のソケ
    ット。
  8. 【請求項8】 前記第1の複数の弾性曲面部の、各々の
    曲率の中心軸が、前記回路板に形成した前記導通穴の長
    手方向軸心に対して略々直角をなす方向に延在するよう
    にしてあることを特徴とする請求項7記載のソケット。
  9. 【請求項9】 前記第2の複数の弾性曲面部の各々が、
    前記導体ピンに対して、点接触形の接続を成すようにし
    てあることを特徴とする請求項7記載のソケット。
  10. 【請求項10】 前記第2の複数の弾性曲面部の、各々
    の曲率の中心軸が、前記回路板に形成した前記導通穴の
    長手方向軸心に対して略々直角を成す方向に延在するよ
    うにしてあることを特徴とする請求項9記載のソケッ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記第1の複数の弾性曲面部と前記第
    2の複数の弾性曲面部との、各々の弾性曲面部の数を3
    つずつとしてあり、それらの弾性曲面部を、前記ソケッ
    ト上に、交互に形成してあることを特徴とする請求項1
    記載のソケット。
  12. 【請求項12】 前記第2の複数の弾性曲面部の各々
    が、前記導体ピンの挿入方向とは逆の方向から前記ソケ
    ット内へ挿入される第2の導体ピンに係合するようにし
    てあることを特徴とする請求項1記載のソケット。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの導通穴を備えた回路
    板と、前記導通穴の中へ挿入する導体ピンと、前記導通
    穴の中に装着するソケットであって、前記導通穴の表面
    に、所定の大きさの第1の摩擦力をもって係合するよう
    にした、実質的に曲面を成し弾性を有する第1の複数の
    弾性曲面部と、前記導体ピンに、前記第1の摩擦力より
    小さい所定の大きさの第2の摩擦力をもって係合するよ
    うにした、実質的に曲面を成し弾性を有する第2の複数
    の弾性曲面部とを備えている前記ソケットと、を備えた
    ことを特徴とするコネクタ・アセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記回路板は、その両面が、外部に露
    出した一対の回路板外表面を形成しており、前記導通穴
    は、略々、それら一対の回路板外表面どうしの間に形成
    されており、前記第1の複数の弾性曲面部は、それら一
    対の回路板外表面どうしの間において、前記導通穴と係
    合するようにしてあることを特徴とする請求項13記載
    のコネクタ・アセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記第2の複数の弾性曲面部は、前記
    回路板の両面の前記回路板外表面どうしの間において、
    前記導体ピンと係合するようにしてあることを特徴とす
    る請求項14記載のコネクタ・アセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記ソケットが、前記回路板の両面の
    前記回路板外表面のいずれ側の方向からでも、前記回路
    板に形成した前記導通穴の中へ装着することができるよ
    うにしてあることを特徴とする請求項14記載のコネク
    タ・アセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記ソケットを一体構造体として形成
    してあり、該一体構造体はその両端に第1端部と第2端
    部とを備えており、前記第1の複数の弾性曲面部と前記
    第2の弾性曲面部とが、両端のそれら端部どうしを互い
    に接続していることを特徴とする請求項13記載のコネ
    クタ・アセンブリ。
  18. 【請求項18】 両端を成す前記第1端部及び前記第2
    端部の各々を、略々六角形の形状に形成してあり、それ
    ら端部の各々に開口を設けてあり、前記導体ピンが、そ
    れら開口のうちの少なくとも1つに挿通されるようにし
    てあることを特徴とする請求項17記載のコネクタ・ア
    センブリ。
  19. 【請求項19】 前記第1の複数の弾性曲面部の各々
    が、前記導通穴の前記表面に対して、縁部接触形の接続
    を成すようにしてあることを特徴とする請求項13記載
    のコネクタ・アセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記第1の複数の弾性曲面部の、各々
    の曲率の中心軸が、前記回路板に形成した前記導通穴の
    長手方向軸心に対して略々直角を成す方向に延在するよ
    うにしてあることを特徴とする請求項19記載のコネク
    タ・アセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記第2の複数の弾性曲面部の各々
    が、前記導体ピンに対して、点接触形の接続を成すよう
    にしてあることを特徴とする請求項19記載のコネクタ
    ・アセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記第2の複数の弾性曲面部の、各々
    の曲率の中心軸が、前記回路板に形成した前記導通穴の
    長手方向軸心に対して略々直角を成す方向に延在するよ
    うにしてあることを特徴とする請求項21記載のコネク
    タ・アセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記第1の複数の弾性曲面部と前記第
    2の複数の弾性曲面部との、各々の弾性曲面部の数を3
    つずつとしてあり、それらの弾性曲面部を、前記ソケッ
    ト上に、交互に形成してあることを特徴とする請求項1
    3記載のコネクタ・アセンブリ。
  24. 【請求項24】 前記導体ピンの挿入方向とは逆の方向
    から前記ソケット内へ挿入する第2の導体ピンを更に備
    え、前記第2の複数の弾性曲面部の各々がこの第2の導
    体ピンにも係合するようにしてあることを特徴とする請
    求項13記載のコネクタ・アセンブリ。
JP3263988A 1991-01-03 1991-10-11 回路板用ソケット及びコネクタ・アセンブリ Expired - Fee Related JPH0652763B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US637246 1984-08-02
US07/637,246 US5083927A (en) 1991-01-03 1991-01-03 Solderless compliant socket

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04342161A JPH04342161A (ja) 1992-11-27
JPH0652763B2 true JPH0652763B2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=24555150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3263988A Expired - Fee Related JPH0652763B2 (ja) 1991-01-03 1991-10-11 回路板用ソケット及びコネクタ・アセンブリ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5083927A (ja)
JP (1) JPH0652763B2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5199908A (en) * 1992-07-16 1993-04-06 Amp Incorporated Electrical contact
US5509814A (en) * 1993-06-01 1996-04-23 Itt Corporation Socket contact for mounting in a hole of a device
US5805411A (en) * 1993-08-11 1998-09-08 Sundstrand Corporation Support for capacitor
DE4420525A1 (de) * 1994-06-13 1995-06-29 Siemens Nixdorf Inf Syst Verbindungssystem zum Kontaktieren von Bauelementen mit Finepitch-Rasterung auf Leiterplatten
US6139374A (en) * 1995-07-25 2000-10-31 Framatome Connectors Interlock Inc. Connector assembly
US6091572A (en) * 1998-01-30 2000-07-18 Seagate Technology, Inc. Connector contact assembly with high normal force compression
US6084764A (en) * 1998-12-21 2000-07-04 Hamilton Sundstrand Corporation Capacitor disconnecting assembly
US6036508A (en) * 1998-12-21 2000-03-14 Hamilton Sundstrand Corporation Connector for interconnecting a bus bar to a circuit board
US6752668B2 (en) 2002-08-14 2004-06-22 Konnektech, Ltd. Electrical connector
DE102004002402B3 (de) * 2004-01-16 2005-11-03 Tyco Electronics Amp Gmbh Hochstrombelastbare Verbindungsvorrichtung sowie zugehöriges Kontaktierungselement
FR2889771A1 (fr) * 2005-11-22 2007-02-16 Siemens Vdo Automotive Sas Douille electrique a double contact pour connexion seche avec un substrat conducteur
JP2007173198A (ja) * 2005-11-25 2007-07-05 Hitachi Cable Ltd 電気コンタクト及びメス端子
CH704749B1 (fr) * 2007-09-05 2012-10-15 Preci Dip Sa Clip de contact.
US7559779B1 (en) 2008-05-14 2009-07-14 Cinch Connectors, Inc. Electrical connector
US7985105B2 (en) * 2009-05-01 2011-07-26 Bal Seal Engineering, Inc. Multilayer wave springs with different properties
US8992267B2 (en) * 2010-12-28 2015-03-31 Infineon Technologies Ag Connecting system for electrically connecting electronic devices and method for connecting an electrically conductive first connector and an electrically conductive second connector
US8465008B2 (en) 2011-06-20 2013-06-18 Delphi Technologies, Inc. Complex wave spring
TW201336177A (zh) * 2012-02-17 2013-09-01 Compal Electronics Inc 電連接器
DE102013102238A1 (de) * 2013-03-06 2014-09-11 Walter Söhner GmbH & Co. KG Klippkontaktelement für eine Leiterplatte und Verfahren zu dessen Herstellung
JP5839099B1 (ja) * 2014-12-03 2016-01-06 第一精工株式会社 プレスフィット用コネクタ端子
DE102015107226B4 (de) * 2015-05-08 2017-07-27 Kathrein Werke Kg HF-Baugruppe
CN207781937U (zh) * 2018-01-04 2018-08-28 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器端子
CN108390235B (zh) * 2018-04-18 2019-09-06 深圳尼索科连接技术有限公司 接触件及其制造方法
DE102019106451A1 (de) * 2019-03-13 2020-09-17 Amphenol-Tuchel Electronics Gesellschaft mit beschränkter Haftung Kontaktbuchse mit Scherschnittlamellen-Kontaktgitter

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3010093A (en) * 1959-06-24 1961-11-21 Berg Quentin Electrical connector assembly and element
US3048812A (en) * 1959-07-16 1962-08-07 Burroughs Corp Electrical connector
US3208028A (en) * 1963-04-30 1965-09-21 Ind Electronic Hardware Corp Multilayer circuitry with interrupted lines
US3218606A (en) * 1964-01-20 1965-11-16 Lockheed Aircraft Corp Socket assembly for printed circuits
US3504328A (en) * 1968-01-03 1970-03-31 Berg Electronics Inc Circuit board eyelet
US3792412A (en) * 1972-07-17 1974-02-12 Bell Telephone Labor Inc Printed wiring board terminal assembly
US3975077A (en) * 1975-05-12 1976-08-17 Honeywell Inc. Electrical connector
US4585295A (en) * 1982-09-30 1986-04-29 Universal Instruments Corporation Circuit board eyelet-type wire gripper
DE3518030C2 (de) * 1985-05-20 1987-03-05 Multi-Contact AG Basel, Basel Elektrisch leitfähige Kontaktvorrichtung
US4657336A (en) * 1985-12-18 1987-04-14 Gte Products Corporation Socket receptacle including overstress protection means for mounting electrical devices on printed circuit boards
US4878851A (en) * 1987-07-27 1989-11-07 Motorola, Inc. Electrical socket apparatus with temporary housing

Also Published As

Publication number Publication date
US5083927A (en) 1992-01-28
JPH04342161A (ja) 1992-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0652763B2 (ja) 回路板用ソケット及びコネクタ・アセンブリ
US5046966A (en) Coaxial cable connector assembly
US4526429A (en) Compliant pin for solderless termination to a printed wiring board
US5145386A (en) Low profile electrical connector
EP0373342B1 (en) Circuit board assembly and contact pin for use therein
US6942496B2 (en) Woven multiple-contact connector
EP0147039A2 (en) Surface mount connector
KR20050101231A (ko) 압접 유지형 커넥터
US3963316A (en) Electrical connector for a printed circuit board
US4798541A (en) Right angle electrical connector
US5135412A (en) Hold-down terminal
US5002507A (en) Circuit board contact element and compliant section thereof
US5083928A (en) Electrical pin tips
US5938456A (en) Low profile electrical connector
US6450826B1 (en) Contact of electrical connector
JPS5933946B2 (ja) プレ−ド形電気接点ピンのためのソケツト
CA2025095C (en) Coaxial pin connector having an array of conductive hollow cylindrical structures
JP3016045B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2003197308A (ja) 電気コネクタ
JPH049748Y2 (ja)
JPH0543479U (ja) コネクタ
JPH0727787B2 (ja) 多接点コネクタ
GB2306805A (en) Conductive rivet electrical termination
KR830002513Y1 (ko) 무삽입저항 전기코넥터
JPH0467584A (ja) 基板実装用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees