JPH0652680U - アンダーカウンター洗面器 - Google Patents

アンダーカウンター洗面器

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Publication number
JPH0652680U
JPH0652680U JP9449692U JP9449692U JPH0652680U JP H0652680 U JPH0652680 U JP H0652680U JP 9449692 U JP9449692 U JP 9449692U JP 9449692 U JP9449692 U JP 9449692U JP H0652680 U JPH0652680 U JP H0652680U
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JP
Japan
Prior art keywords
washbasin
counter
bowl
upper edge
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP9449692U
Other languages
English (en)
Inventor
奉 堀本
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP9449692U priority Critical patent/JPH0652680U/ja
Publication of JPH0652680U publication Critical patent/JPH0652680U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンダーカウンター方式による洗面化粧台の
施工を容易にする。 【構成】 カウンター10の裏面10aへ鉢部上縁3を
当接させて取りつけられる洗面器1であって、前記鉢部
上縁3の外側に一段低く形成した把手部5を設けた。 【効果】 カウンター裏面10aへ洗面器1を載置した
ときに、把手部5とカウンター裏面10aとの間に隙間
Sが形成されるので、鉢部上縁3がカウンター裏面10
aに当接するまで、洗面器1を確実に保持することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カウンターの裏面へ鉢部の上縁を当接させて取りつけられるアンダ ーカウンター洗面器に関するものであって、施工時における作業性の改善を図る ものである。
【0002】
【従来の技術】
洗面器の洗面カウンターへの取付方式には幾種類かあるが、そのうちアンダーカ ウンター方式は、水じまいが良好で美観性にも優れているため、高級感を持たせ る場合にしばしば採用される方式である。
【0003】 図4は、アンダーカウンター方式で施工した洗面化粧台30の一例を示すもの であり、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。なお図面において、10 は洗面カウンター、20は同カウンター10の裏面へ取りつけられる洗面器を示 す。
【0004】 上記洗面化粧台30の施工手順を、図5乃至図8に従って説明する。 まず図5に示す如く、裏返した洗面カウンター10の裏面10a上へ、洗面器 20を裏返しにして載置し、取付位置の確認を行い、必要に応じて目印をつける 。
【0005】 次に洗面器20を取り上げ、図6の(a)及び(b)に示すように、洗面器2 0の鉢部21の上縁22にシリコン等のコーキング剤を塗布したのち、再び前記 図5の通り当該洗面器20を裏返して、カウンター裏面10aの前記取付位置へ 載置する。
【0006】 このとき、図7のように、洗面器20の鉢部上縁22が洗面カウンター10の 開口縁部11よりも外側となるように調整する。
【0007】 続いて、図8に示す如く、洗面カウンター裏面10aに立設した取付ボルト4 1に固定金具40を配設し、この固定金具40に設けたフック45の先端を洗面 器20のリム24の裏面に形成した開口部25へ挿入せしめ、ワッシャー42及 びスプリングワッシャ43を介してナット44を締め付けることにより、洗面器 20の固定がなされる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したアンダーカウンター洗面器20を洗面カウンター10へ取 りつける作業工程のうち、図6のように洗面器20の鉢部上縁22にコーキング 剤23を塗布したのち、図5のように同洗面器20をカウンター裏面10aへ載 置する作業が非常に難しいという問題がある。コーキング剤23を塗布した洗面 器20を一度カウンター裏面10aへ載置したならば、大きな位置変更が殆ど不 可能となるので、載置作業には多大の慎重さが要求される。しかるに洗面器20 の外周面には保持用の部分が全くなく、コーキング剤23を塗布した鉢部上縁2 2に手を触れることは許されないから、従来、排水口26(図5参照)へ裏面側 から手指を挿入してこれを保持するという手段を採っていた。ところが、洗面器 20は重量が大きく、特に図示したような洗髪用のものは約20kgにも達する うえ、排水口26の位置が中央部ではないため、上記保持手段によって洗面器2 0の姿勢を安定させるのは非常に難しく、大変な労力を要している。その結果、 洗面器20の位置ずれや、これに伴うシール不良をしばしば招いている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題に鑑みて創案されたアンダーカウンター洗面器であって、そ の特徴とするところは、鉢部上縁の外側に一段低く形成した把手部が設けられて いることである。
【0010】
【作用】
本考案に係るアンダーカウンター洗面器(以下、本案洗面器と言う)は、鉢部 上縁の外側に低く形成した把手部が設けられているので、これをカウンターの裏 面へ裏返して載置したときに、上記把手部とカウンター裏面との間に隙間が形成 される。従って、鉢部上縁をカウンター裏面へ当接させるまで洗面器を確実に保 持することが可能となる。それ故、鉢部上縁にコーキング剤を塗布したあとの慎 重を要する載置作業において、当該鉢部上縁に触れることなく、洗面器を所定の 取付位置へ容易に配置せしめることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の詳細を、実施例に即して説明する。 図1に本考案洗面器1の一例を示す。図示する本案洗面器1は、後部側に、こ れを起立させるための支持面6を形成したものである。本案洗面器1は、この支 持面6を底にして起立させることにより、乾燥工程や焼成工程において、占有面 積の節約化や乾燥又は焼成効率の向上を同時に図ることができる。
【0012】 本案洗面器1は、上記支持面6と鉢部2の上縁3との間に平面部分4が設けら れており、この平面部分4における隅角領域に、前記鉢部上縁3よりも一段低い 凹部を形成してこれを把手部となしたところに特色がある。このように本案洗面 器1は、予め備えられている平面部分4を利用して把手部5を設けるようにした ので、製造工程に変更を殆ど加える必要がないという利点を有している。
【0013】 なお図2に例示する如く、本案洗面器1の前部側にも、鉢部上縁3より一段低 い位置へ把手部7を張り出させて設けることが可能である。このように洗面器1 の前後部双方へ把手部5,7を設ければ、洗面器1の保持が一層容易になる。
【0014】 上記のように構成された本案洗面器1は、把手部5が鉢部上縁3よりも一段低 く形成されているので、図3に示すように、これを裏返してカウンター10の裏 面10aへ載置したときに、該カウンター裏面10aと把手部5との間に若干の 隙間Sが得られる。それ故、鉢部上縁3がカウンター裏面10aに当接するまで 、把手部5にて洗面器1を確実に保持することができる。従って、鉢部上縁3に コーキング剤を塗布したのち、この鉢部上縁3に全く触れることなく、洗面器1 をカウンター裏面10aの所定位置へ確実に載置せしめることができる。
【0015】 なお、把手部の形成個所,個数,形状等については、実施の態様に応じた適宜 の変更を加えることが可能である。
【0016】 その他、本考案の実施例は、前述に限定されるものではなく、種々の応用を妨 げるものではない。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るアンダーカウンター洗面器は、鉢 部上縁よりも一段低い把手部を有しているので、これをカウンター裏面へ載置す るにあたり、鉢部上縁がカウンター裏面に当接するまで洗面器を確実に保持して 姿勢を安定させることが容易にできる。依って、洗面化粧台の施工が簡単になる と共に、洗面器の位置ずれを来したりシール不良を発生させたりすることがなく なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案洗面器の一例を示すものであって、後側か
ら見た斜視図である。
【図2】本案洗面器の一例を示すものであって、前側か
ら見た斜視図である。
【図3】本案洗面器をカウンター裏面上に載置した状態
を示す要部拡大側面図である。
【図4】アンダーカウンター洗面器を用いた洗面化粧台
の従来例を示すものであって、(a)は平面図、(b)
は側面断面図である。
【図5】図4の洗面化粧台を施工する途中工程を示すも
のであって、洗面器をカウンター裏面に載置した状態を
示す斜視図である。
【図6】従来のアンダーカウンター洗面器を示すもので
あって、(a)は平面図、(b)は鉢部上縁にコーキン
グ剤を塗布した状態を示す要部側面断面図である。
【図7】図4の洗面化粧台を施工する途中工程を示す要
部側面断面図である。
【図8】図4の洗面化粧台を施工する途中工程を示すも
のであって、洗面器をカウンター裏面へ固定する要領を
説明する要部斜視図である。
【符号の説明】
1…本案洗面器 2…鉢部 3…鉢部上縁 4…平面部分 5…把手部 6…支持面 7…把手部 10…カウンター 10a…カウンター裏面 S…隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターの裏面へ鉢部の上縁を当接さ
    せて取りつけられる洗面器であって、前記鉢部上縁の外
    側に一段低く形成した把手部が設けられていることを特
    徴とするアンダーカウンター洗面器。
JP9449692U 1992-12-28 1992-12-28 アンダーカウンター洗面器 Pending JPH0652680U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9449692U JPH0652680U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンダーカウンター洗面器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9449692U JPH0652680U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンダーカウンター洗面器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652680U true JPH0652680U (ja) 1994-07-19

Family

ID=14111918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9449692U Pending JPH0652680U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンダーカウンター洗面器

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JP (1) JPH0652680U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3089687B2 (ja) * 1991-04-12 2000-09-18 株式会社デンソー 燃料蒸発ガス状態検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3089687B2 (ja) * 1991-04-12 2000-09-18 株式会社デンソー 燃料蒸発ガス状態検出装置

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