JPH0312315Y2 - - Google Patents

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JPH0312315Y2
JPH0312315Y2 JP3413186U JP3413186U JPH0312315Y2 JP H0312315 Y2 JPH0312315 Y2 JP H0312315Y2 JP 3413186 U JP3413186 U JP 3413186U JP 3413186 U JP3413186 U JP 3413186U JP H0312315 Y2 JPH0312315 Y2 JP H0312315Y2
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JP
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apron
mounting
support
mounting piece
bathtub
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JP3413186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴槽のエプロン取付構造の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
浴槽本体とエプロンとを別体に形成してなる浴
槽のエプロン取付構造として、従来、第4図に示
すように、エプロン10の上方を浴槽本体1上部
の屈曲縁に嵌着し(図示省略)、浴槽本体1の下
部に取付けた支持具4の溝4aに、エプロン10
の下面に突出形成した突起10aを嵌合して取付
けるようにした構造(実開昭57−113091号)があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
一方、浴槽が設置される浴室床は、洗い場と浴
槽載置部との床面の位置が必ずしも同レベルでは
なく、一般に洗い場側床面の方一段高くなつてい
る場合が多い。また、特に、浴槽が防水パン上に
設置されるものの場合は、第4図に示すように防
水パン6の洗い場と浴槽載置部との間には土手部
6aが立設形成されている場合が多い。そして上
記洗い場と浴槽載置部との床面の段差や土手部6
aの高さは殆どまちまちである。従つて、上記従
来のエプロン取付構造のようにエプロンの取付け
高さが固定されていると、場合によつては、エプ
ロン10の下部が浴槽載置部より一段高い洗い場
床面や防水パンの土手部6aに当つて、エプロン
の取付けができなくなつたり、また、エプロン1
0下部と洗い場床面との間に大きな隙間が生じた
りすることが往々にしてあるなどの問題があつ
た。
本考案は浴槽が設置された床面の状況に応じて
エプロンの取付け高さを変化させることができる
取付構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案の構成を、実施例に対応する第1
図〜第3図により説明する。
従来と同様に上方が浴槽本体1上部の屈曲縁に
嵌着されたエプロン2と、このエプロン2の下部
内側に取付けられ両側面の上下非対称の位置に一
方は下方に向い他方は上方に向う爪片3a,3b
を突出形成した取付片3と、前記浴槽本体1の下
部に取付けられ上方開口の溝4aを設けた支持具
4とからなり、前記取付片3の両側面のいずれか
一方の爪片3a又は3bが前記支持具4の溝4a
に嵌合するように取付片3がエプロン2に取付け
られ、支持具4に取付片3を介してエプロン2を
支持させた構造である。すなわち、取付片3の両
側面に下方に向う爪片3aと上方に向う爪片3b
とを上下非対称の位置に突出形成することによつ
て、第1図に示すように爪片3aの方を支持具4
の溝4aに嵌合するように取付片3をエプロン2
に取付けた場合と、取付片3を上下逆転させて爪
片3bの方を支持具4の溝4aに嵌合するように
取付片3をエプロン2に取付けた場合とで、エプ
ロン2の取付け高さが変化するようにしているの
である。
〔作用〕
第2図に示すように、L1とL2(L1<L2)の寸法
が異なるようにすなわち上下非対称の位置に両側
面に爪片3aと3bを突出形成した取付片3を用
い、エプロン2下端と浴至床面等との隙間を小さ
くしたい場合はL2側の爪片3aが支持具4の溝
4aに嵌合するようにエプロン2に取付け、前記
隙間を大きくしたい場合はL1側の爪片3bが支
持具4の溝4aに嵌合するようにエプロン2に取
付けることにより、少なくとも二つのエプロン取
付け高さに変化できる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は要部断面図で、1は浴槽本体、2は浴槽本体
1とは別体に形成したエプロン、3はエプロン2
の下部内側にねじ5などにより着脱自在に取付け
た取付片、4は一端を浴槽本体1側の下部にねじ
などにより固定した支持具で、この支持具4の他
端には第3図に示すように上方側を開口した溝4
aが設けられている。前記取付片3は第2図に示
すように、上端と下端にエプロン2に取付けるた
めの取付部3cと3dが逆方向に突出するように
設けられていると共に、両側面のL1とL2(図面で
はL1<L2)の寸法が異なるような位置すなわち
上下非対称の位置に、下方に向う爪片3aと上方
に向う爪片3bが突出形成されている。この取付
片3の取付部3c又は3dを、第1図に示すよう
にエプロン2の下部内側に位置させてエプロンの
下面側からねじ5などにより着脱自在に取付け、
取付片3の爪片3a又は3bを浴槽本体1に取付
けられた支持具4の溝4aに嵌合させてエプロン
2を取付けるのである。尚、前記取付片3をエプ
ロン2にねじ5により取付け固定するに際し、ね
じ5の頭部がエプロン2下面より突出しないよう
に、第1図に示すように、取付片3を取付ける部
分のエプロン2下面に、ねじ5の頭部高さ寸法分
程度の深さの凹部2aを設けるようにし、また第
1図におけるL3の寸法は、エプロン2が下方向
へ撓まないようにできるだけ小さい寸法にすると
よい。また、第2図及び第3図に示すように取付
片3の爪片3a,3bの内側辺3e,3eと支持
具4の溝4aの洗い場側側辺4bには、両者がぴ
つたりとはまり込み且つガタつきが生じないよう
に、同一の勾配を設け、さらに、エプロン2を持
ち上げた状態で、取付片2の爪片3a,3bの外
側辺3f,3fと支持具4の溝4aの浴槽側側辺
4cは接するような寸法とすれば、取付片3の爪
片3a,3bを支持具4の溝4aに嵌合する時、
上記接点部がガイドとなつて位置合わせが容易と
なる。
第1図の実施例はエプロン2下端と洗い場又は
防水パン6の土手部6aとの隙間Gを少さくする
場合の取付片3の使用状態を示し、この隙間Gを
大きくする場合は、取付片3を上下逆転してエプ
ロン2に取付け、爪片3bが支持具4の溝4aに
嵌合するようにする。
尚実施例では取付片3の両側面にそれぞれ1個
の爪片を突出形成するようにしたが、これに限ら
ず複数個形成し、エプロン2の取付け高さを3つ
以上変化させることができるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記の如く、両側面の上下非対称の位
置に一方は下方に向い他方は上方に向う爪片を突
出形成した取付片をエプロンに取付け、この取付
片両側面のいずれか一方の爪片を浴槽本体に取付
けられた支持具の溝に嵌合させて支持具にエプロ
ンを支持させる構造であり、浴槽が設置された床
面の状況に応じて取付片を、上下逆転してエプロ
ンに取付けることにより、1種類の取付片で少な
くとも二つ以上のエプロン取付け高さに変化でき
る効果があり、浴槽と各種防水パンとの組合せの
自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は要部断面図、第2図は第1図における取付片
の拡大図、第3図は第1図における支持具の部分
拡大図である。第4図は従来例を示す部分断面図
である。 符号の説明。1……浴槽本体、2……エプロ
ン、2a……凹部、3……取付片、3a,3b…
…爪片、3c,3d……取付部、3e,3e……
内側辺、3f,3f……外側辺、4……支持具、
4a……溝、4b……洗い場側側辺、4c……浴
槽側側辺、5……ねじ、6……防水パン、6a…
…土手部、10……エプロン、10a……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方が浴槽本体上部の屈曲縁に嵌着されたエプ
    ロンと、該エプロンの下部内側に取付けられ両側
    面の上下非対称の位置に一方は下方に向い他方は
    上方に向う爪片を突出形成した取付片と、前記浴
    槽本体の下部に取付けられ上方開口の溝を設けた
    支持具とからなり、前記取付片の両側面のいずれ
    か一方の爪片が前記支持具の溝に嵌合するように
    取付片が前記エプロンに取付けられ、支持具にエ
    プロンを支持させてなることを特徴とする浴槽の
    エプロン取付構造。
JP3413186U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0312315Y2 (ja)

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JPS62145589U JPS62145589U (ja) 1987-09-14
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JP2530721Y2 (ja) * 1990-07-13 1997-03-26 日立化成工業株式会社 浴槽のエプロン構造

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JPS62145589U (ja) 1987-09-14

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