JPH0652300B2 - ポジトロンct装置のスライス位置表示装置 - Google Patents

ポジトロンct装置のスライス位置表示装置

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JPH0652300B2
JPH0652300B2 JP1028229A JP2822989A JPH0652300B2 JP H0652300 B2 JPH0652300 B2 JP H0652300B2 JP 1028229 A JP1028229 A JP 1028229A JP 2822989 A JP2822989 A JP 2822989A JP H0652300 B2 JPH0652300 B2 JP H0652300B2
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positron
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JP1028229A
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裕之 岡田
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Hamamatsu Photonics KK
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はポジトロンを利用して体内の横断断層イメージ
を抽出するポジトロンCT装置において、被検体のスラ
イス位置を表示するためのスライス位置表示装置に関す
るものである。
「従来の技術」 第5図および第6図は最近提案された高解像度のポジト
ロンCT装置を示すもので、リング状のガントリ(1)
と、被検体(2)を固定する寝台などの保持装置(3)とから
なる。
前記ガントリ(1)はγ線を検出するための扇形の多数の
放射線検出用カセット(4a)…をリング状に並べてなるも
ので、1個の放射線検出用カセット(4a)にはシンチレー
タ(5)と光電子増倍管(6)を対とする放射線検出器(4)を
4個収納し、また、カセット(4a)を5重にし、さらに、
放射線検出器(4)…の内側と外側にはシールドコリメー
タ(7)(8)が設けられてなるものである。このシールドコ
リメータ(7)(8)は第6図および第7図に示すように、内
側と外側にそれぞれ配置して測定部位以外からの背景雑
音(散乱線、単一γ線)の入射を低減するようになって
いるが、さらに必要に応じてスライスコリメータ(9)も
設けられる。
以上のようなポジトロンCT装置における従来のスライ
ス位置表示装置として実開昭62-111571号公報がある。
これは、第7図に示すように、ガントリ(1)の内側のシ
ールドコリメータ(7)(8)とスライスコリメータ(9)の位
置に、投光器(10)とハーフミラー(11a)…を設置したも
のである。ハーフミラー(11a)…は投光器(10)から遠く
なるに従って透過率の低いものを用い、最も遠いところ
には全反射ミラー(11e)を用いたものである。そして、
投光器(10)からの光をそれぞれのハーフミラー(11a)…
と全反射ミラー(11e)で90度屈折して被検体(2)の表面に
スライス位置を表示する。
「発明が解決しようとする課題」 従来のスライス位置表示装置は、ハーフミラー(11a)…
と全反射ミラー(11e)をシールドコリメータ(7)(8)とス
ライスコリメータ(9)…の内方端面に位置して設けたの
で、検出器(4)…の中心線を通るスライスライン(12)…
と一致しないこと、巾の狭いスライスコリメータ(9)の
端面に取付けるのが面倒で、かつスライスコリメータの
ないCT装置では放射線通過の邪魔になること、回転し
ない固定的なコリメータ(7)(8)(9)に取付けられている
ので、被検体(2)の上面からなど一方向からだけしか照
射できないことなどの問題点があった。
本発明は取り付けが簡単で、照射位置も正確な、しかも
被検体の全周で表示し位置合せできるようなものを得る
ことを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本発明はガントリの内周部に、回転機構部を設け、この
回転機構部に線源保持具を設け、この線源保持具に校正
用回転線源を着脱自在に設けてなるものにおいて、前記
線源保持具に着脱自在のスライス光ホルダを設け、この
スライス光ホルダ内に、スライス位置に一致した投光部
を設けてなるものである。
「作用」 ガントリの外側面に臨ませて設けた位置決め投光器によ
り、被検体のOMラインとトンネル軸を直交させて、被
検体をトンネル内に進入させる。ここで、校正用回転線
源を線源保持具から外して代わりにスライス光ホルダを
差込む。すると、スライス光ホルダの投光部からスライ
ス位置に一致した光が発射され、被検体を照射する。必
要に応じて回転機構部を駆動してスライス光ホルダを回
転させることにより被検体の全周のどの位置でも確認を
行う。
「実施例」 ポジトロンCT装置による計測には、検出器の補正を行
うブランク計測、被検体の吸収補正を行うトランスミッ
ション計測、そして被検体にR.Iを投与し生データを
得るためのエミッション計測の3つの計測があり、この
3つを総合して被検体の生理学的断層像を得る。この場
合、ブランク計測とトランスミッション計測時には校正
用回転線源が用いられ、エミッション計測時にはこれを
計測視野外へ取り外して計測が行なわれる。そこで、本
発明では、校正用回転線源を外して代りにスライス位置
表示用のスライス光ホルダを差込んでスライス位置表示
しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
(1)はガントリで、このガントリ(1)の内部構成は第5図
および第6図と同様であるものとする。
このガントリ(1)のカバー(13)の被検体進入側には位置
決め投光器(14)(14)が設けられている。
前記ガントリ(1)は固定的に設けられているが、このガ
ントリ(1)の内周部にだけ回転機構部(15)が設けられ、
この回転機構部(15)には、線源ホルダ(16)が設けられて
いる。この線源ホルダ(16)は、第2図に示すように、回
転機構部(15)と直交し、かつ内側に凹溝(17)を有する2
本の平行なレール(18)(18)からなる線源保持具(19)が固
着されている。この2本のレール(18)(18)には線源ホル
ダ(16)が着脱自在に差込まれる。この線源ホルダ(16)の
内部には線源(20)が収納され、また両側には前記凹溝(1
7)(17)に係合する凸条部(21)(21)が設けられ、さらに、
手前には着脱用取手(22)が設けられている。
つぎに、(23)はスライス光ホルダで、このスライス光ホ
ルダ(23)もまた前記線源ホルダ(16)と同様、両側に凸条
部(24)(24)が設けられ、手前に着脱用取手(25)が設けら
れている。このスライス光ホルダ(23)の内部には第1図
に示すような投光部(26)が設けられている。
この投光部(26)はスライス光ホルダ(23)を2本のレール
(18)(18)に差込んだとき、スライスライン(12)…と一致
するように、光源(27)と結像レンズ(28)を対として構成
されている。この投光部(26)はその他第3図に示すよう
に、ヘリウムネオンランプや白色ランプからなる1個の
光源(27)と、各スライスライン(12)…まで導光する導光
ファイバ(29)と、結像レンズ(28)とで構成してもよい
し、また、第4図に示すように、1個の光源(27)と、光
の透過率を順次低くなるハーフミラー(30)とで構成する
ことができる。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので以下の効果を有す
る。
(1)スライス位置を設定するときだけ校正用回転線源に
代えて設置するので、検出器のスライスラインと正確に
一致させることができる。
(2)着脱が簡単で、しかもセット後は外せばよいから放
射線通過の邪魔になることがない。
(3)回転機構部に取付けられるので、被検体の上部、側
部、下部などの全周のスライス位置合せができる。
(4)外部の投光器からスライス位置投光部までの距離が
予め決められているのでたとえトンネル径の小さなCT
装置であっても外部からスライス位置確認ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスライス位置表示装置の一実施例
を示す断面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図およ
び第4図はそれぞれ投光部の他の実施例の説明図、第5
図はガントリの側面図、第6図は同上正面図、第7図は
従来のスライス位置表示装置の断面図である。 (1)…ガントリ、(2)…被検体、(3)…被検体保持装置、
(4)…放射線検出器、(4a)…放射線検出用カセット、(5)
…シンチレータ、(6)…光電子増倍管、(7),(8)…シー
ルドコリメータ、(9)…スライスコリメータ、(10)…投
光器、(11a)…ハーフミラー、(12)…スライスライン、
(13)…カバー、(14)…投光器、(15)…回転機構部、(16)
…線源ホルダー、(17)…凹溝、(18)…レール、(19)…線
源保持具、(20)…線源、(21)…凸条部、(22)…取手、(2
3)…スライス光ホルダ、(24)…凸条部、(25)…取手、(2
6)…投光部、(27)…光源、(28)…結像レンズ、(29)…導
光ファイバ、(30)…ハーフミラー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガントリの内周部に、回転機構部を設け、
    この回転機構部に線源保持具を設け、この線源保持具に
    校正用回転線源を着脱自在に設けてなるものにおいて、
    前記線源保持具に着脱自在のスライス光ホルダを設け、
    このスライス光ホルダ内に、スライス位置に一致した投
    光部を設けてなることを特徴とするポジトロンCT装置
    のスライス位置表示装置。
  2. 【請求項2】線源保持具は内側に凹溝を有する2本の平
    行なレールからなり、この2本のレールに、スライス光
    ホルダの両側の凸条部を係合してなる請求項(1)記載の
    ポジトロンCT装置のスライス位置表示装置。
  3. 【請求項3】投光部は光源と結像レンズとを対として所
    定間隔でスライス光ホルダ内に収納してなる請求項(1)
    または(2)記載のポジトロンCT装置のスライス位置表
    示装置。
JP1028229A 1989-02-07 1989-02-07 ポジトロンct装置のスライス位置表示装置 Expired - Lifetime JPH0652300B2 (ja)

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JP1028229A JPH0652300B2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 ポジトロンct装置のスライス位置表示装置

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JPH02206787A JPH02206787A (ja) 1990-08-16
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TW200404515A (en) 2002-08-21 2004-04-01 Hamamatsu Photonics Kk Radiation detector
JP2010256124A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンイメージング装置
JP2019128206A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 浜松ホトニクス株式会社 断層撮影装置

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