JPH0652167A - 文章処理装置 - Google Patents
文章処理装置Info
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- JPH0652167A JPH0652167A JP3052919A JP5291991A JPH0652167A JP H0652167 A JPH0652167 A JP H0652167A JP 3052919 A JP3052919 A JP 3052919A JP 5291991 A JP5291991 A JP 5291991A JP H0652167 A JPH0652167 A JP H0652167A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、使用者の操作に伴う文章処理装置の
動作状態において、当該装置のリソースに余裕がある場
合に、既に作成した文章について翻訳、要約あるいはキ
ーワード検索等の文章処理を自動的に実行できる文章処
理装置を提供する。 【構成】操作者の操作による装置の動作状態において、
既作成文章の中に未処理文章がある場合、5ー2で当該
装置のリソースの使用状況・程度等のデータを収集し、
5ー3から5ー8で上記データを基に処理可能な未処理
文章を抽出し、次に5ー9で抽出した未処理文章につい
て所定の文章処理を自動的に実行する。 【効果】操作者の操作による装置の動作状態において、
余裕のある装置のリソースを利用して未処理文章の文章
処理を、操作者に影響を与えることなく自動的に行うこ
とができる。
動作状態において、当該装置のリソースに余裕がある場
合に、既に作成した文章について翻訳、要約あるいはキ
ーワード検索等の文章処理を自動的に実行できる文章処
理装置を提供する。 【構成】操作者の操作による装置の動作状態において、
既作成文章の中に未処理文章がある場合、5ー2で当該
装置のリソースの使用状況・程度等のデータを収集し、
5ー3から5ー8で上記データを基に処理可能な未処理
文章を抽出し、次に5ー9で抽出した未処理文章につい
て所定の文章処理を自動的に実行する。 【効果】操作者の操作による装置の動作状態において、
余裕のある装置のリソースを利用して未処理文章の文章
処理を、操作者に影響を与えることなく自動的に行うこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サー、英文ワードプロセッサー等の文章作成を主たる目
的とした文章処理装置に関する。勿論、パソコンやワー
クステーション等の文章処理装置も含む。
サー、英文ワードプロセッサー等の文章作成を主たる目
的とした文章処理装置に関する。勿論、パソコンやワー
クステーション等の文章処理装置も含む。
【0002】
【従来の技術】文章を作成する機能、翻訳をする機能、
要約をする機能等の基本技術は既に実用に供されるもの
が種々存在する。これらの機能はそれぞれが明確な目的
をもっているので必要なときにその機能を実行させるこ
とにより、文章を作成したり翻訳をしたり要約をしたり
という目的を実現している。これらは、あくまでも個々
の機能として実現されており日本語の文章を作ってもそ
れだけでは要約文は得られない。
要約をする機能等の基本技術は既に実用に供されるもの
が種々存在する。これらの機能はそれぞれが明確な目的
をもっているので必要なときにその機能を実行させるこ
とにより、文章を作成したり翻訳をしたり要約をしたり
という目的を実現している。これらは、あくまでも個々
の機能として実現されており日本語の文章を作ってもそ
れだけでは要約文は得られない。
【0003】また、従来のシステムでは使用者の指令に
基づき動作しているだけで、指示しないかぎり作業は行
わない。また、指示なしで行う場合にもあらかじめ定め
られた手順として組み込まれた作業を実現しているに過
ぎない。
基づき動作しているだけで、指示しないかぎり作業は行
わない。また、指示なしで行う場合にもあらかじめ定め
られた手順として組み込まれた作業を実現しているに過
ぎない。
【0004】従来の代表的な文章処理装置である日本語
ワードプロセッサーのシステム構成を図7に示す。
ワードプロセッサーのシステム構成を図7に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の文
章処理装置の代表として日本語ワードプロセッサーを実
例にして次のような不便・不都合があることを説明す
る。 [1] 当然のことながら日本語の文章を作ることはできる
が、その文章に対応する翻訳文を生成する場合には、そ
のための指示(意思表示)が必要である。
章処理装置の代表として日本語ワードプロセッサーを実
例にして次のような不便・不都合があることを説明す
る。 [1] 当然のことながら日本語の文章を作ることはできる
が、その文章に対応する翻訳文を生成する場合には、そ
のための指示(意思表示)が必要である。
【0006】指示なしで実行するようにすることは、翻
訳を必要としないときにも処理が行われるので使用者は
不要な処理のために待つことを強いられる。 [2] 使用者が文章作成・編集・登録・出力等の指示を行
いその処理が終わるまではCPU・メモリ等の装置のリ
ソースを有効に利用しているが、その合間あるいは作業
中であっても必ずしもCPU・メモリ等の装置のリソー
スをフルに使用しているわけではない。 [3] 文章を登録する際に使用者が付ける名称等で後日そ
の文章を呼び出すことはできるが、文章の内容として記
述されているキーワードで検索することはできない。そ
れをするためには作成した文章に使用者が指示して意図
的にキーワードを付ける処理をしなければならない。
訳を必要としないときにも処理が行われるので使用者は
不要な処理のために待つことを強いられる。 [2] 使用者が文章作成・編集・登録・出力等の指示を行
いその処理が終わるまではCPU・メモリ等の装置のリ
ソースを有効に利用しているが、その合間あるいは作業
中であっても必ずしもCPU・メモリ等の装置のリソー
スをフルに使用しているわけではない。 [3] 文章を登録する際に使用者が付ける名称等で後日そ
の文章を呼び出すことはできるが、文章の内容として記
述されているキーワードで検索することはできない。そ
れをするためには作成した文章に使用者が指示して意図
的にキーワードを付ける処理をしなければならない。
【0007】本発明は、従来の文章処理装置の機能・使
用法を鑑み、又今後の文章処理装置に対する使用者の便
を考慮し、上述の従来技術の欠点を解決するものであ
る。
用法を鑑み、又今後の文章処理装置に対する使用者の便
を考慮し、上述の従来技術の欠点を解決するものであ
る。
【0008】本発明で実現しようとする文章処理装置の
概要は以下の通りである。
概要は以下の通りである。
【0009】従来の装置におけると同様の何らかの文章
を作成する装置の中に、キーワード抽出・翻訳・要約等
の種々の文章処理機能も同時に搭載させ、使用者の指示
を得ずに実行を始めるためのシステムの管理機構と使用
者の操作状況の管理機構を組み込むことにより、作成し
た文章に関連する種々の文章変換処理を、使用者の行う
操作・作業に影響を与えずに自動的に行わせることを可
能にした文章処理装置である。
を作成する装置の中に、キーワード抽出・翻訳・要約等
の種々の文章処理機能も同時に搭載させ、使用者の指示
を得ずに実行を始めるためのシステムの管理機構と使用
者の操作状況の管理機構を組み込むことにより、作成し
た文章に関連する種々の文章変換処理を、使用者の行う
操作・作業に影響を与えずに自動的に行わせることを可
能にした文章処理装置である。
【0010】
(1) 作成中の文章を収納している文章バッファ、作成
中の文章を収納している外部記憶及びそのファイルの名
称、使用者のキーボードからのあるいはマウスからの操
作を監視し管理することにより、文章変換処理を行えな
い文章・処理待ちの文章・処理済みの文章等の判断を行
う。
中の文章を収納している外部記憶及びそのファイルの名
称、使用者のキーボードからのあるいはマウスからの操
作を監視し管理することにより、文章変換処理を行えな
い文章・処理待ちの文章・処理済みの文章等の判断を行
う。
【0011】(2) 文章作成に関する使用者の操作に伴
う処理のために、文章処理装置のCPU・メモリ(内部
記憶,外部記憶等)等のリソースの使われている状況・
程度を監視し管理すると共に、文章変換処理を行うため
に必要なリソースの状況の判断を行う。
う処理のために、文章処理装置のCPU・メモリ(内部
記憶,外部記憶等)等のリソースの使われている状況・
程度を監視し管理すると共に、文章変換処理を行うため
に必要なリソースの状況の判断を行う。
【0012】(3) 上述の(1)(2)に基づき、それまで
に作成した文章の中で文章変換処理が行われていない文
章に対し使用者の操作とそれに伴う処理を妨げないよう
にして文章変換処理を起動させ,あるいは中断・再起動
させるための推論を行う。
に作成した文章の中で文章変換処理が行われていない文
章に対し使用者の操作とそれに伴う処理を妨げないよう
にして文章変換処理を起動させ,あるいは中断・再起動
させるための推論を行う。
【0013】(4) 文章変換処理により生成された新た
な文章等をその後の利用に備え、外部記憶に自動的に記
録する。
な文章等をその後の利用に備え、外部記憶に自動的に記
録する。
【0014】
【作用】本発明により、使用者は例えば日本語ワードプ
ロセッサーで日本語の文書を作りさえすればキーワード
抽出・翻訳・要約等の種々の文章変換機能が自動的に動
きだしそれぞれの処理が実行される。使用者はそのとき
キーワード抽出も翻訳文も要約文も要らない場合が多い
と考えてよいが、後日その必要が生じたときには文章処
理装置の中に既に準備されているので、そのときに何も
処理したり、その処理の実行を待ったりする必要がな
い。
ロセッサーで日本語の文書を作りさえすればキーワード
抽出・翻訳・要約等の種々の文章変換機能が自動的に動
きだしそれぞれの処理が実行される。使用者はそのとき
キーワード抽出も翻訳文も要約文も要らない場合が多い
と考えてよいが、後日その必要が生じたときには文章処
理装置の中に既に準備されているので、そのときに何も
処理したり、その処理の実行を待ったりする必要がな
い。
【0015】例えば以前に作成した文章の登録名称を覚
えていないときも内容の一部は覚えていることが多いの
で、その言葉なり文字列をキーワードにして検索するこ
とにより目的の文章を容易に捜し出すことが可能とな
る。
えていないときも内容の一部は覚えていることが多いの
で、その言葉なり文字列をキーワードにして検索するこ
とにより目的の文章を容易に捜し出すことが可能とな
る。
【0016】また、一般に文章処理装置は使用者が操作
しているときには装置のリソースが有効に使われている
思われるが、電源を入れたままで使用してない場合が多
い。更に、実際に文章作成をしていても使用者は考えて
いるだけのこともあるし、操作をしていてもCPUある
いはメモリの負担が軽い場合も多いはずであり、このよ
うなときに種々の文章変換処理を行っておけばいいわけ
で使用者にとっては大きなメリットとなる。
しているときには装置のリソースが有効に使われている
思われるが、電源を入れたままで使用してない場合が多
い。更に、実際に文章作成をしていても使用者は考えて
いるだけのこともあるし、操作をしていてもCPUある
いはメモリの負担が軽い場合も多いはずであり、このよ
うなときに種々の文章変換処理を行っておけばいいわけ
で使用者にとっては大きなメリットとなる。
【0017】
【実施例】本発明の詳細の説明をするにあたり、特に断
わらないかぎり日本語ワードプロセッサを例として説明
するが、本発明は日本語ワードプロセッサのみに限定さ
れるものではない。
わらないかぎり日本語ワードプロセッサを例として説明
するが、本発明は日本語ワードプロセッサのみに限定さ
れるものではない。
【0018】図1は本発明を実現するためのシステム構
成ブロック図の一例である。
成ブロック図の一例である。
【0019】1はキーボード等の入力装置、2はCRT
や液晶ディスプレーのような表示装置、3はプリンター
等の出力装置、4はフロッピーディスク,磁気ディスク
等の大容量外部記憶装置である。5はシステム本体部で
あり、その内部はマイクロコンピュータ等のCPUから
なる制御部6、RAM等からなる内部メモリ7、及び本
発明の特徴となるところの管理機構部8と推論機構部9
から構成されている。図1の点線で示すように管理機構
部8はシステムを構成する各部分(以後リソースと呼
ぶ)の動作状況・使用状況等を直接あるいはCPUを通
じて間接的に取得し管理している。又、同様にしてシス
テムが保管する文章あるいは文章ファイルに関する種々
の情報を管理する。図2は管理機構部における文章への
アクセスのための管理情報の一例を示している。図3は
管理機構部におけるリソースの使用状況に関する取得デ
ータの一例を示している。図4は管理機構部からの情報
に基づき作成済みの文章に対する翻訳とか要約とかキー
ワード抽出等の種々の文章処理を効果的に実行するため
に推論機構部で行う推論ルールの一例を示している。
や液晶ディスプレーのような表示装置、3はプリンター
等の出力装置、4はフロッピーディスク,磁気ディスク
等の大容量外部記憶装置である。5はシステム本体部で
あり、その内部はマイクロコンピュータ等のCPUから
なる制御部6、RAM等からなる内部メモリ7、及び本
発明の特徴となるところの管理機構部8と推論機構部9
から構成されている。図1の点線で示すように管理機構
部8はシステムを構成する各部分(以後リソースと呼
ぶ)の動作状況・使用状況等を直接あるいはCPUを通
じて間接的に取得し管理している。又、同様にしてシス
テムが保管する文章あるいは文章ファイルに関する種々
の情報を管理する。図2は管理機構部における文章への
アクセスのための管理情報の一例を示している。図3は
管理機構部におけるリソースの使用状況に関する取得デ
ータの一例を示している。図4は管理機構部からの情報
に基づき作成済みの文章に対する翻訳とか要約とかキー
ワード抽出等の種々の文章処理を効果的に実行するため
に推論機構部で行う推論ルールの一例を示している。
【0020】要するに、本発明における判別手段、デー
タ収集手段及び文章抽出手段等は上記管理機構部8に含
まれ、又処理手段は推論機構部9に含まれる。
タ収集手段及び文章抽出手段等は上記管理機構部8に含
まれ、又処理手段は推論機構部9に含まれる。
【0021】次に、図5は本発明に基づく文章処理がど
のように行われるかを示す処理フロー図である。以下、
図5の処理フロー図に基づき説明する。
のように行われるかを示す処理フロー図である。以下、
図5の処理フロー図に基づき説明する。
【0022】本文章処理装置は一例として日本語ワード
プロセッサで考えているが、ワードプロセッサの主たる
作業である文章の作成を行う装置においてそれまでに作
成した文章は図2のように例えば文章番号が付されてシ
ステムの中で管理されている。作成した文章に処理1、
処理2、処理3、・・・処理Nの変換を行うためのプロ
グラムが用意されており、例えば処理1は翻訳処理であ
り、処理2は要約処理であり、処理3はキーワード抽出
処理であり、というように対応している。図1の文章ア
クセス管理機構部8は図2のように各文章に対する処理
が済んでいるかどうかを管理するための情報や、現在そ
の文章への何らかのアクセスが行われているかどうかを
示す情報等が格納されている。
プロセッサで考えているが、ワードプロセッサの主たる
作業である文章の作成を行う装置においてそれまでに作
成した文章は図2のように例えば文章番号が付されてシ
ステムの中で管理されている。作成した文章に処理1、
処理2、処理3、・・・処理Nの変換を行うためのプロ
グラムが用意されており、例えば処理1は翻訳処理であ
り、処理2は要約処理であり、処理3はキーワード抽出
処理であり、というように対応している。図1の文章ア
クセス管理機構部8は図2のように各文章に対する処理
が済んでいるかどうかを管理するための情報や、現在そ
の文章への何らかのアクセスが行われているかどうかを
示す情報等が格納されている。
【0023】処理の最初にシステムが記憶している文章
でまだ何らかの処理が済んでいない文章があるかどうか
を5−1でチェックする。未処理の文章がない場合には
待機状態となるが、未処理の文章が存在する場合にはそ
の処理を実行するためのリソースがあるかどうかを調べ
るために5−2により図1のリソース使用状況管理機構
部8でリソースの使用状況に関するデータの取得を行
う。取得したデータは図3のように各リソースごとの現
在値として書き込まれる。次に5−3では図1の推論機
構部9により6−2で得られたデータに基づき処理1〜
処理Nのどの処理が実行可能かを判断する。図4に一例
を示したが、リソースの状況により実行できる処理と実
行できない処理が存在するために、例えば実行時のプロ
グラムサイズにより優先度を付けるというように単純に
はいかない。即ち、ある処理は大容量のメモリを必要と
するがCPUのパワーは少なくてよいかもしれないし、
ある処理はメモリ容量は少なくて良いが、CPUのパワ
ーは70%以上占有しないと動かないかもしれない等処
理により様々であるためである。さらに、本来の文章作
成処理を妨げないように実行するためには、図3に示す
ように瞬間値である現在値とともに、ある時間間隔での
平均的なリソースの使用状況も利用して判断する必要も
ある。
でまだ何らかの処理が済んでいない文章があるかどうか
を5−1でチェックする。未処理の文章がない場合には
待機状態となるが、未処理の文章が存在する場合にはそ
の処理を実行するためのリソースがあるかどうかを調べ
るために5−2により図1のリソース使用状況管理機構
部8でリソースの使用状況に関するデータの取得を行
う。取得したデータは図3のように各リソースごとの現
在値として書き込まれる。次に5−3では図1の推論機
構部9により6−2で得られたデータに基づき処理1〜
処理Nのどの処理が実行可能かを判断する。図4に一例
を示したが、リソースの状況により実行できる処理と実
行できない処理が存在するために、例えば実行時のプロ
グラムサイズにより優先度を付けるというように単純に
はいかない。即ち、ある処理は大容量のメモリを必要と
するがCPUのパワーは少なくてよいかもしれないし、
ある処理はメモリ容量は少なくて良いが、CPUのパワ
ーは70%以上占有しないと動かないかもしれない等処
理により様々であるためである。さらに、本来の文章作
成処理を妨げないように実行するためには、図3に示す
ように瞬間値である現在値とともに、ある時間間隔での
平均的なリソースの使用状況も利用して判断する必要も
ある。
【0024】例えば、キーストロークに関して1分間当
たりの最大が30以上ならば処理2と処理5は実行を避
けるとか、それまでの10分間で内部メモリの最大が2
00KBを越えてないならば処理3を実行するためのメ
モリは確保できるとかを推論することができる。
たりの最大が30以上ならば処理2と処理5は実行を避
けるとか、それまでの10分間で内部メモリの最大が2
00KBを越えてないならば処理3を実行するためのメ
モリは確保できるとかを推論することができる。
【0025】5−3の推論により、現在のシステムの状
況から処理2と処理4が実行可能と判断された場合、更
にどの文章にどちらの処理を実行すべきかを決めていく
必要がある。
況から処理2と処理4が実行可能と判断された場合、更
にどの文章にどちらの処理を実行すべきかを決めていく
必要がある。
【0026】5−4は実行可能な処理2と処理4で中断
されている処理があればそれを優先させるための判断で
ある。これは、推論に基づき例えば文章0123に対し
て処理2をしていたが、後で説明するように主たる作業
の文章作成に関連するリソースの要求が増加して処理2
を実行できなくなった場合に、その実行環境をセーブし
て処理2を中断することになる。そのような中断されて
いる処理がある場合には、中断処理の実行が可能かどう
かを5−5で判断し、実行可能であれば、5−6により
中断処理モジュールをロードして5−9で処理を継続す
ることになる。また、中断処理がない場合あるいは中断
処理はあるが実行可能なものがない場合、5−7で実行
処理と実行対象文章を決めていく。例えば今、リソース
の使用状況からは、処理2と処理4とが実行可能である
と推論された状況であるとして、どちらから実行するか
を決めるための方法としては、単純に処理2は処理4よ
り優先すると決めることは1つの方法である。しかしな
がら、すべての文章に対して平均的に行おうとすれば、
よりシステムへの負荷の重い処理を優先させることが考
えられる。それは、負荷の軽い処理は負荷の重い処理が
動かせない時にも動かせる場合がありうるからである。
されている処理があればそれを優先させるための判断で
ある。これは、推論に基づき例えば文章0123に対し
て処理2をしていたが、後で説明するように主たる作業
の文章作成に関連するリソースの要求が増加して処理2
を実行できなくなった場合に、その実行環境をセーブし
て処理2を中断することになる。そのような中断されて
いる処理がある場合には、中断処理の実行が可能かどう
かを5−5で判断し、実行可能であれば、5−6により
中断処理モジュールをロードして5−9で処理を継続す
ることになる。また、中断処理がない場合あるいは中断
処理はあるが実行可能なものがない場合、5−7で実行
処理と実行対象文章を決めていく。例えば今、リソース
の使用状況からは、処理2と処理4とが実行可能である
と推論された状況であるとして、どちらから実行するか
を決めるための方法としては、単純に処理2は処理4よ
り優先すると決めることは1つの方法である。しかしな
がら、すべての文章に対して平均的に行おうとすれば、
よりシステムへの負荷の重い処理を優先させることが考
えられる。それは、負荷の軽い処理は負荷の重い処理が
動かせない時にも動かせる場合がありうるからである。
【0027】また、文章0555は処理2と処理4が未
処理であるが、文章0666については処理2しか済ん
でないような場合に、未処理の多い文章0666の処理
4をまず実行する方法もある。さらには可能な範囲で、
より新しい文章に対して、処理4→処理1→処理2→・
・・の順に行なうように使用者の指定ができるようにす
る方法も考えられる。いずれにせよ5−7はシステムの
有効利用と使い勝手等を考えて実行する文章と処理を推
論により決定する。その決定に基づき文章と実行する処
理のプログラムを5−8でロードし、5−9で処理をス
タートさせる。
処理であるが、文章0666については処理2しか済ん
でないような場合に、未処理の多い文章0666の処理
4をまず実行する方法もある。さらには可能な範囲で、
より新しい文章に対して、処理4→処理1→処理2→・
・・の順に行なうように使用者の指定ができるようにす
る方法も考えられる。いずれにせよ5−7はシステムの
有効利用と使い勝手等を考えて実行する文章と処理を推
論により決定する。その決定に基づき文章と実行する処
理のプログラムを5−8でロードし、5−9で処理をス
タートさせる。
【0028】これにより、ある1つの処理を実行するタ
スクが起動され処理が進んで行く。その実行については
一般的なタスク処理かプロセス処理で行うことができる
のでここではふれない。
スクが起動され処理が進んで行く。その実行については
一般的なタスク処理かプロセス処理で行うことができる
のでここではふれない。
【0029】5−10以下の処理は、実行されている処
理について、もし本来の文章作成に関連してリソースの
使用状況が変化した場合等に、文章作成を最優先で処理
させるための処理の流れとなる。5−11は5−2と同
様にリソースの使用状況に関するデータ取得の処理であ
り、5−12で現在実行中のサブの文章処理(例えば処
理2)を実行しながらでは文章作成処理に支障が出ると
判断した場合、5−14で処理2を中断し処理モジュー
ルをセーブし5−1に戻る。処理が続行できる状況なら
ば5−12で処理の終了をチェックしながら5−10と
の間でループする。処理が終了した場合には処理結果を
セーブし5−1に戻る。
理について、もし本来の文章作成に関連してリソースの
使用状況が変化した場合等に、文章作成を最優先で処理
させるための処理の流れとなる。5−11は5−2と同
様にリソースの使用状況に関するデータ取得の処理であ
り、5−12で現在実行中のサブの文章処理(例えば処
理2)を実行しながらでは文章作成処理に支障が出ると
判断した場合、5−14で処理2を中断し処理モジュー
ルをセーブし5−1に戻る。処理が続行できる状況なら
ば5−12で処理の終了をチェックしながら5−10と
の間でループする。処理が終了した場合には処理結果を
セーブし5−1に戻る。
【0030】以上の説明の如く、この文章処理装置を利
用した文章処理の具体的応用に関して、作成文章に関す
るキーワード抽出の処理を行い、文章検索用のインデッ
クスに加えることにより、しかる後にそのキーワードを
利用して作成文章を検索することも可能である。従来の
処理では、作成文章に関して記憶装置に登録する際に付
ける名称、あるいは、そのときに付した幾つかの検索用
語句を使ってのみ文章の検索が行えるが、本考案に基づ
きキーワードを自動的に抽出すれば、作成文章中に存在
するキーワードすべてで検索が可能となり、登録名称や
登録した検索用語句を忘れても、任意のキーワードによ
る文章検索が可能となる。
用した文章処理の具体的応用に関して、作成文章に関す
るキーワード抽出の処理を行い、文章検索用のインデッ
クスに加えることにより、しかる後にそのキーワードを
利用して作成文章を検索することも可能である。従来の
処理では、作成文章に関して記憶装置に登録する際に付
ける名称、あるいは、そのときに付した幾つかの検索用
語句を使ってのみ文章の検索が行えるが、本考案に基づ
きキーワードを自動的に抽出すれば、作成文章中に存在
するキーワードすべてで検索が可能となり、登録名称や
登録した検索用語句を忘れても、任意のキーワードによ
る文章検索が可能となる。
【0031】同様に要約機能を自動的に実行する文章処
理装置では、要約文章が必要になったときにいつでも得
ることができるし、そのシステムに保管されている文章
全体を流し読みする機能としても利用できる。
理装置では、要約文章が必要になったときにいつでも得
ることができるし、そのシステムに保管されている文章
全体を流し読みする機能としても利用できる。
【0032】更に翻訳を自動的に実行する文章処理装置
では、翻訳文章が必要になった時にすぐ手に入れること
が可能となる。ここで自動的に翻訳するというのは、そ
の翻訳処理の性能に基づく自動処理であり、完全な翻訳
ができることを保証しているものではないが、少なくと
も翻訳のための処理時間を待つことは不要となるし、翻
訳処理の高性能化に伴い修正のための処理も少なくなっ
て行くので自動化の意義は大きい。
では、翻訳文章が必要になった時にすぐ手に入れること
が可能となる。ここで自動的に翻訳するというのは、そ
の翻訳処理の性能に基づく自動処理であり、完全な翻訳
ができることを保証しているものではないが、少なくと
も翻訳のための処理時間を待つことは不要となるし、翻
訳処理の高性能化に伴い修正のための処理も少なくなっ
て行くので自動化の意義は大きい。
【0033】このように自動化により使用者は文章を作
成しさえすれば、その文章に関連した処理の結果を利用
できるわけであるが、本当に要らない処理も意識しない
ところで行われる場合もあるので、このような自動実行
を行う文章処理装置の種々の処理のうち、使用者の判断
により実行しうる処理の中の1つあるいは2つ以上の処
理を通常は自動実行しないようにできる文章処理装置を
提供することもできる。その実現のための手段は図6の
ように処理ごとに自動実行の要否を使用者の判断で設定
するテーブルを持ち、図5の5−7の推論による実行可
能な処理に対して、6図の処理決定テーブルの内容を参
照して実行不要の処理を除外すればよいので具体的な処
理については省略している。
成しさえすれば、その文章に関連した処理の結果を利用
できるわけであるが、本当に要らない処理も意識しない
ところで行われる場合もあるので、このような自動実行
を行う文章処理装置の種々の処理のうち、使用者の判断
により実行しうる処理の中の1つあるいは2つ以上の処
理を通常は自動実行しないようにできる文章処理装置を
提供することもできる。その実現のための手段は図6の
ように処理ごとに自動実行の要否を使用者の判断で設定
するテーブルを持ち、図5の5−7の推論による実行可
能な処理に対して、6図の処理決定テーブルの内容を参
照して実行不要の処理を除外すればよいので具体的な処
理については省略している。
【0034】
【発明の効果】本発明により、使用者は例えば日本語ワ
ードプロセッサーで日本語の文書を作りさえすればキー
ワード抽出・翻訳・要約等の種々の文章変換機能が自動
的に動きだしそれぞれの処理が実行されるので、後日そ
の必要が生じたときには文章処理装置の中に既に準備さ
れているおり、そのときに何かを処理したり、その処理
の実行を待ったりする必要がない。また、一般に文章処
理装置は使用者が操作しているときには装置のリソース
が有効に使われている思われるが、電源が入っていても
システムとしてはほとんど稼働していない場合がある。
また、実際に文章作成をしていても使用者は考えている
だけのこともあるし、操作をしていてもCPUあるいは
メモリの負担が軽い場合も多いはずである。このような
システム及びリソースの余裕をみながら種々の文章変換
処理を行っておけばいいわけで、使用者にとっては種々
の文章変換処理のプロダクトのみを有効に使えるので大
きなメリットとなる。
ードプロセッサーで日本語の文書を作りさえすればキー
ワード抽出・翻訳・要約等の種々の文章変換機能が自動
的に動きだしそれぞれの処理が実行されるので、後日そ
の必要が生じたときには文章処理装置の中に既に準備さ
れているおり、そのときに何かを処理したり、その処理
の実行を待ったりする必要がない。また、一般に文章処
理装置は使用者が操作しているときには装置のリソース
が有効に使われている思われるが、電源が入っていても
システムとしてはほとんど稼働していない場合がある。
また、実際に文章作成をしていても使用者は考えている
だけのこともあるし、操作をしていてもCPUあるいは
メモリの負担が軽い場合も多いはずである。このような
システム及びリソースの余裕をみながら種々の文章変換
処理を行っておけばいいわけで、使用者にとっては種々
の文章変換処理のプロダクトのみを有効に使えるので大
きなメリットとなる。
【図1】本発明に係る文章処理装置の構成図
【図2】同装置の管理機構部における文章へのアクセス
のための管理情報の一例を示す図
のための管理情報の一例を示す図
【図3】同装置の管理機構部におけるリソースの使用状
況に関する取得データの一例を示す図
況に関する取得データの一例を示す図
【図4】同装置の推論機構部における推論ルールの一例
を示す図
を示す図
【図5】同装置における処理フローチャート
【図6】同装置における処理決定テーブルの一例を示す
図
図
【図7】従来の文章処理装置の構成図。
1 入力部 2 表示部 3 出力部 4 大容量メモリ 6 CPU 7 内部メモリ 8 管理機構部 9 推論機構部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図6】
【図7】
【図3】
【図5】
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも文章の入力装置、表示装置、作
成した文章を貯蔵する記憶装置等を有する文章処理装置
において、 上記記憶装置に記憶されている文章に、未処理文章が含
まれているか否かを判別する判別手段と、 該判別手段により未処理文章が含まれていると判別した
ときに、当該文章処理装置のリソースの使用状況・程度
等のデータを収集するデータ収集手段と、 該データ収集手段による収集データを基に、処理可能な
未処理文章を上記記憶装置より抽出する文章抽出手段
と、 該文章抽出手段により抽出した未処理文章について翻
訳、要約あるいはキーワード検索等の文章処理を自動的
に実行する処理手段とを具備し、 使用者の操作に伴う当該文章処理装置の動作状態におい
て未処理文章の文章処理を自動的に実行することを特徴
とする文章処理装置。 - 【請求項2】少なくとも文章の入力装置、表示装置、作
成した文章を貯蔵する記憶装置等を有する文章処理装置
において、 上記記憶装置に記憶されている文章に、未処理文章が含
まれているか否かを判別する判別手段と、 文章処理の要否を入力する要否入力手段と、 該要否入力手段により入力された内容を、上記記憶装置
に記憶されている文章と関係付けて記憶する処理決定テ
ーブルと、 上記判別手段により未処理文章が含まれていると判別し
たときに、当該文章処理装置のリソースの使用状況・程
度等のデータを収集するデータ収集手段と、 該データ収集手段による収集データ及び上記要否決定テ
ーブルの内容を基に、処理可能な未処理文章を上記記憶
装置より抽出する文章抽出手段と、 該文章抽出手段により抽出した未処理文章について翻
訳、要約あるいはキーワード検索等の文章処理を自動的
に実行する処理手段とを具備し、 使用者の操作に伴う当該文章処理装置の動作状態におい
て未処理文章の文章処理を自動的に実行することを特徴
とする文章処理装置。 - 【請求項3】少なくとも文章の入力装置、表示装置、作
成した文章を貯蔵する記憶装置等を有する文章処理装置
において、 上記記憶装置に記憶されている文章に、未処理文章が含
まれているか否かを判別する判別手段と、 該判別手段により未処理文章が含まれていると判別した
ときに、当該文章処理装置のリソースの使用状況・程度
等のデータを収集するデータ収集手段と、 該データ収集手段による収集データを基に、処理可能な
未処理文章を上記記憶装置より抽出する文章抽出手段
と、 該文章抽出手段により抽出した未処理文章についてキー
ワード検索を自動的に実行する処理手段と、 該処理手段により検索したキーワードを、該キーワード
を含む文章に関係付けて登録する文章検索用インデック
スとを具備し、 使用者の操作に伴う当該文章処理装置の動作状態におい
て未処理文章のキーワード検索を自動的に実行し、以後
キーワードによる文章の検索を可能にしたことを特徴と
する文章処理装置。 - 【請求項4】請求項1、請求項2あるいは請求項3記載
の文章処理装置において、 文章抽出手段は処理中断状態にある未処理文章を優先し
て抽出することを特徴とする文章処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052919A JPH0652167A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 文章処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052919A JPH0652167A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 文章処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652167A true JPH0652167A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=12928242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3052919A Pending JPH0652167A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 文章処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652167A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6459460A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Hitachi Ltd | Text input system in editor for translation |
JPH025175A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-10 | Canon Inc | 文字処理装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3052919A patent/JPH0652167A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6459460A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Hitachi Ltd | Text input system in editor for translation |
JPH025175A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-10 | Canon Inc | 文字処理装置 |
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