JPH0652061A - 記憶素子の書込制御回路 - Google Patents

記憶素子の書込制御回路

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JPH0652061A
JPH0652061A JP4223326A JP22332692A JPH0652061A JP H0652061 A JPH0652061 A JP H0652061A JP 4223326 A JP4223326 A JP 4223326A JP 22332692 A JP22332692 A JP 22332692A JP H0652061 A JPH0652061 A JP H0652061A
Authority
JP
Japan
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block number
data
signal
sram
write
Prior art date
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Pending
Application number
JP4223326A
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English (en)
Inventor
Osami Eda
修己 江田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH0652061A publication Critical patent/JPH0652061A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶素子内のデータ保護のためのデータバッ
クアップを高速かつ確実に行う。 【構成】 ブロック番号設定部3によりSRAM6への
書き込み動作信号をアドレスラインから読み出し、デー
タ書き込み位置を認識して所定のブロック番号を設定す
る。ブロック番号設定部3で設定されたブロック番号と
前記アドレスラインから読み出した書き換えアドレス範
囲のブロック番号とをブロック番号比較部4で比較し、
前記ブロック番号が一致した場合にのみSRAM6への
書き込み動作能動信号を信号制御部5から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記憶素子の書込制御回路
に係り、特にトータルステーション等の測量機内に記憶
されたデータを保護するためのデータバックアップ時の
高速アクセスを可能にした記憶素子の書込制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来トータルステーション等の測量機で
は測量作業で得られた座標点データや測距、測角データ
を内部の記憶素子に所定の電気信号として記憶格納する
ことができる。そしてあわせて搭載されている演算部に
おいて、それらのデータを加工したり所定の測量計算を
行ったり、データコレクタ等の記録媒体を介して後工程
のコンピュータ等による計算処理ためのデータ収集も行
えることができる。
【0003】ところで、これらのデータ蓄積はそのほと
んどが半導体素子からなるメモリチップに書き込まれる
ことより果たされている。これらの半導体記憶素子では
システム電源が遮断された場合に、既に格納されている
データの内容を保持するために所定のバックアップを行
う必要がある。
【0004】この半導体記憶素子に対してのデータのバ
ックアップ方法としては、一般に以下の方法がとられて
いる。 (1) CPUからのバスラインに接続されたスタティック
RAM(以下、SRAMと記す。)のデータに対してバ
ッテリバックアップを行う。 (2) CPUのI/Oポートに直接SRAMを接続し、そ
のデータをバックアップして記憶する。 (3) EEPROMを記憶素子としてそのまま回路内に設
ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の技術においては、(1) の場合にはSRAM
は所定のバスラインを介して直接CPUにより動作する
ので、CPUが暴走して誤ったデータ書き込みが行われ
ても、これらの動作に対して無防備である。 このため
CPUが暴走すると、既にSRAMに書き込まれていた
記憶データが書き替えられてしまうというおそれもあ
る。
【0006】また、(2) の場合にも、(1) の問題点は解
決できるもののCPUのバスラインを介して接続されて
いないために、高速な読み出しや書き込みができず、大
量のデータの授受が困難である。さらに、(3) の場合に
おいても、書込み/消去の繰り返し特性においてその実
行回数に制限があったり、書込み/消去、読み出し速度
が遅いといった問題点がある。
【0007】特に、書込み/消去動作によるデータの書
き替え速度が遅いので、CPUの演算速度とのバランス
を考慮してCPUのバスラインに接続される記憶素子を
EEPROMで構成する以外に、SRAM等の他の高速
な記憶素子も併せて接続する必要がある。このためEE
PROMは小規模回路には不向きとされている。
【0008】そこで、本発明の目的は、CPUの暴走な
どに対して、書き込み制御機能を有し、書込み/消去回
数に制限がない、高速アクセスによりデータバックアッ
プが行える記憶素子の書込制御回路回路を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は記憶素子への書き込み動作信号をアドレス
ラインから読み出し、データ書き込み位置を認識して所
定のブロック番号を設定するブロック番号設定部と、該
ブロック番号設定部で設定されたブロック番号と前記ア
ドレスラインから読み出した書き替えアドレス範囲のブ
ロック番号とを比較するブロック番号比較部と、前記ブ
ロック番号が一致した場合にのみ前記記憶素子への書き
込み動作能動信号を出力する信号制御部とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、ブロック番号設定部により記
憶素子への書き込み動作信号をアドレスラインから読み
出し、データ書き込み位置を認識して所定のブロック番
号を設定し、前記ブロック番号設定部で設定されたブロ
ック番号と前記アドレスラインから読み出した書き替え
アドレス範囲のブロック番号とをブロック番号比較部で
比較し、前記ブロック番号が一致した場合にのみ前記記
憶素子への書き込み動作能動信号を信号制御部から出力
するようにしたので、WRITE動作を行うために能動
状態にしなければならない記憶素子に対して所定の手続
が取られた場合にのみデータの書き込みを行えるように
することができ、データの不用意な書き替え等を防止す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による記憶素子の書込制御回路
の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1はC
PU1から測量データ等の収集データを記憶素子である
メモリに対して書込みあるいはメモリから読み出す際の
各制御素子の構成を示したブロック図である。なお、本
実施例ではメモリとして8KByte SRAMが使用されて
いるが、リフレッシュを行えるようにしたDRAMによ
っても以下の構成により同様の効果を得ることが可能な
ことをあらかじめ述べておく。同図において、CPU1
の図示しない所定のポートは、メモリとして使用されて
いるSRAM6の下位12ビットに出力されるアドレス
バスラインに使用され、他のポートはデータバスライン
を介してのデータの入出力に使用される。
【0012】一方、読込み信号はCPU1側のRD端子
とSRAM6のN OE(ここにN:Low アクティブ表示
( ̄)の代用表示)端子との間を接続されており、この
制御信号によりメモリからのデータ出力を制御し、I/
Oバス上でのデータの混信を防止するようになってい
る。このときLow でデータは読み出される。このとき図
2(a)に示したように、メインCPUのアドレス空間
を構成するプログラムメモリの所定のマップ上(0000H
〜1FFFH )に配置されたSRAM(8KByte )におい
て、プログラムエリア(0000H 〜0FFFH )とデータエリ
ア(1000F 〜1FFFH )の領域が連続して設けられてい
る。このときプログラムエリアに対しては書き込み、読
み込み動作の制限はなく、データエリアに対しての書き
込みのみが制御されるようになっている。
【0013】さらにデータエリアは同図(b)に示した
ように連続するデータブロックに区分されている。各デ
ータブロックのデータ長は16Byteで、256ブロック
から構成され、各ブロックにはブロック番号が付されて
いる(00H 〜FFH 、00H が下位)。このデータエリアに
入力されるデータとしては測量点座標データ、測距デー
タ、測角データ等が一般的である。
【0014】なお、アドレスデコーダ2はSRAMの複
数のメモリチップに対して所定のメモリチップを選択す
るための選択動作を行う。本実施例の場合はSRAMの
N CE端子によりN CE信号がLow アクティブで動作す
るようになっている。一方、記憶素子のSRAM6への
書き込み制御を行うWRITEプロテクト回路AがCP
U1のWR端子とSRAM6のN WE端子とを結ぶよう
に接続されている。
【0015】このWRITEプロテクト回路Aは書き替
え動作を行う際の対象となるブロックのブロック番号を
設定するブロック番号設定部3と、設定されたブロック
番号と書き替えるアドレスのブロック番号(アドレスラ
インA4 〜A11がこれに相当する。)とを比較し、両者
のブロック番号が等しい場合にLow 信号を出力するブロ
ック番号比較部4と、アドレスラインのA12のアドレス
信号がLow 信号であるか、あるいはブロック番号比較部
の出力信号がLow 信号である場合にSRAMのN WE信
号をアクティブ状態にするように設定されたWRITE
信号制御部5とから構成されている。データを格納しな
いようにしておいても良い。また、アドレスラインA4
〜A11は、アドレスラインA12の信号がHi信号の時、デ
ータエリア(1000F 〜1FFFH )のブロック番号を示し、
アドレスラインA12の信号がLow 信号の時のプログラム
エリア(0000H 〜0FFFH )のブロック番号を示してい
る。
【0016】データ書き替え時の書込制御回路は、大き
く2つの動作を示している。一方はブロック番号設定サ
イクル7であり、他方は書き替えサイクル8とから構成
されている。構成要素をもとに各サイクルでの動作を説
明する。 (ブロック番号設定サイクル)CPU1は、ブロック番
号設定部3にアクセスし、ブロック番号設定部3におい
て、ブロック番号設定部3にこれからデータを書き込み
たいSRAM上の領域のブロック番号Aを出力する。こ
の結果、ブロック番号設定部3はこの書き込みたい領域
のブロック番号Aをブロック番号設定部3の所定領域に
設定する。
【0017】(書き替えサイクル)次に、CPU1はブ
ロック番号比較部4にアクセスして、データを記録させ
ようとするSRAM上の所定のブロック番号を同様に出
力する。これによりブロック番号設定部3で設定された
ブロック番号Aと、ブロック番号比較部4に出力された
CPU1からのブロック番号Bとを比較する。すなわ
ち、CPU1が正常動作中であれば、ブロック番号Aと
ブロック番号Bとは等しくなり、万一CPU1が異常動
作中であれば、ほとんどの場合両者は等しくなることは
ない。そして両者のブロック番号が等しい場合にはWR
ITE信号制御部5にアクティブを示す信号を出力す
る。さらにSRAMに対して所定のアクティブ信号を出
力する。
【0018】次に、以上述べたSRAMのデータの書き
替えの手順を図3に示した動作フローチャートを参照し
て説明する。SRAM6のデータエリアは前述のように
256ブロック(00H 〜FFH 、00Hが下位)に区分され
ている。SRAM6のデータエリアのデータを書き替え
る場合には、ブロック番号設定部3にそのブロック番号
を設定する必要がある。ここで、ブロック番号を設定す
るためには、ブロック番号設定サイクル7において、あ
る一定の手続をとることにより、ブロック番号設定部3
に書き替え可能となるブロックの番号を設定することが
できる。
【0019】ここで、ブロック番号の設定方法の一例を
述べる。書き替えたいブロック番号が85H であるとす
る。ブロック番号設定部3に書き替えるブロック番号の
値を85H に設定するためには、SRAMの1FFF番地に85
H の各ビットを反転させた値である、7AH を書き込む動
作を行う。このような動作を行うことにより、ブロック
番号設定部3に書き替えるブロック番号の値を85H に設
定することができる。なお、ブロック番号の各ビットを
反転させるものではなく、信号値そのままを書き込むよ
うにしても良い。すなわち、ある一定の手続でブロック
番号が設定されているという点が重要であり、その手続
方法は何れの方法をとっても良いことを示している。
【0020】ここで、書き替えサイクル8のブロック番
号比較部4において、ブロック番号設定部3に設定され
たブロック番号と、これより書き替えようとするSRA
Mのアドレスのブロック番号とが比較される(ステップ
110)。そして、これらの2つのブロック番号の値が
等しい場合にSRAM6に対してCPU1が出力したW
RITE信号をWRITE信号制御部5においてLow ア
クティブとする(ステップ120)。
【0021】一方、2つのブロック番号が等しくない場
合には、WRITE信号制御部5はWRITE信号をLo
w アクティブとしない(ステップ130)。これにより
SRAM6に対してWRITE信号がアクティブとなら
ず、設定されたブロック番号にあるアドレスのデータ以
外は書き替えられない。このようにして所定のブロック
番号へのWRITE動作によってのみ、SRAM6のデ
ータの書き替えが行え、既にSRAMに記憶されたデー
タは書き替え対象となる場合以外は安全に保護される。
【0022】このとき搭載された別のSRAMのアドレ
スマップのブロック番地がWRITE動作として出力さ
れた場合にはWRITE動作をリセットさせるようにす
ることも可能である。
【0023】また、ブロック番号設定部3に設定された
ブロック番号の値が、書き替えサイクル8終了時には、
所定のダミー番号に設定されるようにしておき、このダ
ミーブロックのアドレスは空き領域として、データを格
納しないようにしておけば、万一、CPUが暴走した時
でも必要なデータが書き替えられるのを防止することが
できる。
【0024】さらに、所定のアドレス信号がブロック番
号設定部3(例えば、設定部3内でのアクセス番地をS
RAM上のデータエリアの1FFFH 番地等に設定するして
も良い。)に書き込まれたら、SRAMの全部のN WE
信号をアクティブにするように設定することも可能であ
る。すなわちこの特定信号が入力されることによりSR
AMに対する書き込み制御を解除させるようにすること
もできる。
【0025】WRITE信号制御部5において、SRA
M6の所定アドレスに対してWRITEプロテクト機能
が解除されるような回路にすれば、1個のSRAMにお
いて、データプロテクト機能付きの部分と、なしの部分
に分けてメモリを共有することもできる。これにより基
板面積が小さく搭載可能な記憶素子数に制限があるよう
な回路でも、前述のWRITEプロテクト機能を設ける
ことができる。
【0026】また、本発明の回路の入出力信号は、入力
信号がSRAMと同一に設定され、その出力信号もSR
AMにのみ入力されるようになっている。したがって、
本発明のWRITEプロテクト回路をSRAMのチップ
上に直に形成し、プロテクト機能付きのSRAMを構成
することができる。このような記憶素子を使用した場合
には、回路規模をさらに小さくすることも可能になる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、書き替
え回数に制限がなく、コンパクトで高速アクセス可能な
WRITEプロテクト機能付きの記憶素子によるメモリ
領域を構成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記憶素子の書込制御回路の一実施
例を示したブロック図。
【図2】図1に示したSRAMのプログラムメモリのア
ドレスマップの一例を示した説明図。
【図3】本実施例におけるWRITE動作の際のフロー
チャート。
【符号の説明】
1 CPU 3 ブロック番号設定部 4 ブロック番号比較部 5 WRITE信号制御部 6 SRAM 7 ブロック番号設定サイクル 8 書き替えサイクル A WRITEプロテクト回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶素子への書き込み動作信号をアドレス
    ラインから読み出し、データ書き込み位置を認識して所
    定のブロック番号を設定するブロック番号設定部と、該
    ブロック番号設定部で設定されたブロック番号と前記ア
    ドレスラインから読み出した書き替えアドレス範囲のブ
    ロック番号とを比較するブロック番号比較部と、前記ブ
    ロック番号が一致した場合にのみ前記記憶素子への書き
    込み動作能動信号を出力する信号制御部とを備えたこと
    を特徴とする記憶素子の書込制御回路。
JP4223326A 1992-07-30 1992-07-30 記憶素子の書込制御回路 Pending JPH0652061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4223326A JPH0652061A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 記憶素子の書込制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4223326A JPH0652061A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 記憶素子の書込制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH0652061A true JPH0652061A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16796402

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4223326A Pending JPH0652061A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 記憶素子の書込制御回路

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