JPH0651516U - 木材の連結金具 - Google Patents

木材の連結金具

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JPH0651516U
JPH0651516U JP8786192U JP8786192U JPH0651516U JP H0651516 U JPH0651516 U JP H0651516U JP 8786192 U JP8786192 U JP 8786192U JP 8786192 U JP8786192 U JP 8786192U JP H0651516 U JPH0651516 U JP H0651516U
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JP
Japan
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timbers
wood
metal fitting
fitting
bodies
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Pending
Application number
JP8786192U
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 山崎
Original Assignee
山崎教育機材株式会社
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Publication date
Application filed by 山崎教育機材株式会社 filed Critical 山崎教育機材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボルト穴等を明ける必要がなく、簡易花台や書
見台あるいは折り畳み家具等を簡単に工作することがで
きる木材の連結金具を提供することにある。 【構成】木材の端面および両側面からなる角部に嵌合固
定されるコ字状の一対の金具本体1を背合わせ状態に接
合し、両金具本体1を枢支軸2によって回動自在に連結
した木材の連結金具にある。木材相互を交差し、その交
差部におけるそれぞれの木材に一対の金具本体1を嵌合
固定することにより、木材相互が連結され、しかも木材
相互は枢支軸2を軸心として回動自在となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、角材や板材からなる木材を用い、例えば簡易花台や書見台ある いは折り畳み家具等を工作する場合に用いる木材の連結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
学校教育の一環として小学校高学年、中学生においては、男女を問わず、木 工授業が義務付られている。この木工授業は、生徒に木材を配布し、生徒はその 木材を鋸によって所望の大きさに切断し、切断した木片を接着または釘打ち等に よって組立てることにより製作している。
【0003】 図5は、木材21相互を十文字状に交差し、両木材21をその交差部22で固 定する場合であり、木材21の互いに対向する端面21aに木材21と直交し、 しかも木材21に厚さに見合った凹溝23を掘削する。そして、木材21の溝2 2相互を係合した状態で、その交差部22を釘、ボルトまたは接着剤等によって 固定している。
【0004】 図6は、木材21相互をX字状に交差し、その交差部22で回動自在に連結す る場合であり、木材21の交差部22に両者に貫通する貫通穴24を穿設し、こ の貫通穴24に枢支軸25を挿通して木材21相互を交差部22で回動自在に連 結している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、木材1に切断線を描き、この切断線に沿って鋸によって所定の大 きさに切断することはできても、図5に示すように木材21に凹溝23を掘削す る作業は困難である。したがって、木工授業の際に、木材、釘、ボルトなどの教 材をセットにして生徒に配布しても、木材に凹溝を設けたり、穴を明けることが 困難で、特に女子生徒の場合には簡単な木工でも完成できない場合もあるのが実 情である。
【0006】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 ボルト穴等を明ける必要がなく、簡易花台や書見台あるいは折り畳み家具等を簡 単に工作することができる木材の連結金具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】
この考案は、前述した目的を達成するために、木材の端面および両側面から なる角部に嵌合固定されるコ字状の一対の金具本体を背合わせ状態に接合し、両 金具本体を枢支軸によって回動自在に連結した木材の連結金具にある。
【0008】 木材相互を交差し、その交差部におけるそれぞれの木材に一対の金具本体を嵌 合固定することにより、木材相互が連結され、しかも木材相互は枢支軸を軸心と して回動自在となる。したがって、木材相互を任意の角度に交差させることがで きる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は、連結金具を示すもので、1,1は金具本体である。これら金具本体1 ,1は矩形状の金属板体をコ字状に折曲して形成したものであり、背面板1aと 互いに対向する両側板1bを有している。
【0011】 金具本体1,1はその背面板1a相互を接合する背合わせ状態で、両背面板1 a,1aはリベットなどの枢支軸2によって連結されている。すなわち、金具本 体1,1は枢支軸2によって回動自在に連結されている。また、両側板1bには 複数個の通孔3が穿設されている。
【0012】 このように構成された連結金具は、金具本体1,1が枢支軸2を中心として回 動自在に連結されていることから、図2に示すように、木材4相互を交差して連 結する際に、金具本体1のコ字状部を木材4の角部4aに嵌合し、通孔3に釘ま たはねじ5を挿通して木材4に対して両側板1bを固定することにより、木材4 相互を交差部6で連結することができる。
【0013】 このように連結された木材4は十文字状に直角に交差することも、X字状に交 差することも可能であり、木材4を連結してから任意の角度に変更することがで きる。
【0014】 したがって、図3に示すように、簡易花台を製作する際には一対の支持脚7を 交差し、その交差部8に連結金具を設けて金具本体1,1を支持脚7に嵌合固定 することにより、支持脚7に溝加工をすることなく、一対の支持脚7を連結する ことができ、その支持脚7の上端にテーブル9を固定することにより、簡易花台 を簡単に製作することができる。
【0015】 図4は、折畳み自在なフェンスを製作した場合であり、同一寸法の2本の桟部 材10の中間部をX字状に交差し、その交差部11に連結金具の金具本体1,1 を回動自在に連結したものであり、この桟部材10の上下両端部を連結ピン12 によって回動自在に連結することにより、折畳み自在なフェンス13を製作でき る。 なお、この考案の連結金具は、簡易花台、折畳み自在なフェンスに限定されず 、書見台、飾り棚等を製作する場合にも適用できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、木材の端面および両側面からなる 角部に嵌合固定されるコ字状の一対の金具本体を背合わせ状態に接合し、両金具 本体を枢支軸によって回動自在に連結したことを特徴とする。
【0017】 したがって、木材相互を交差し、その交差部におけるそれぞれの木材に一対の 金具本体を嵌合固定することにより、木材相互が連結され、しかも木材相互は枢 支軸を軸心として回動自在となり、ボルト穴等を明ける必要がなく、簡易花台や 書見台あるいは折り畳み家具等を簡単に工作することができる。 このため、木材とセットとすることにより、学校の木工授業の教材として用い ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係わる木材の連結金具を
示し、(a)(b)は斜視図、(c)(d)は側面図。
【図2】同実施例の連結金具の使用例を示し、(a)は
斜視図、(b)は断面図。
【図3】同実施例の連結金具の使用例を示し、(a)は
斜視図、(b)は(a)のA部を拡大して示す斜視図。
【図4】同実施例の連結金具の使用例を示し、(a)は
正面図、(b)は(a)のB部を拡大して示す正面図お
よび側面図。
【図5】木材を連結する場合の一般的な方式を示す斜視
図。
【図6】木材を連結する場合の一般的な方式を示す正面
図および側面図。
【符号の説明】
1…金具本体、2…枢支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材相互を交差し、その交差部を固定ま
    たは回動自在に連結する木材の連結金具において、前記
    木材の端面および両側面からなる角部に嵌合固定される
    コ字状の一対の金具本体と、これら金具本体を背合わせ
    状態に接合し両金具本体を回動自在に連結する枢支軸と
    から構成したことを特徴とする木材の連結金具。
JP8786192U 1992-12-22 1992-12-22 木材の連結金具 Pending JPH0651516U (ja)

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JP8786192U JPH0651516U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 木材の連結金具

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JP8786192U JPH0651516U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 木材の連結金具

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JPH0651516U true JPH0651516U (ja) 1994-07-15

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ID=13926672

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JP8786192U Pending JPH0651516U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 木材の連結金具

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562010U (ja) * 1979-06-20 1981-01-09
JPS5626081U (ja) * 1979-08-08 1981-03-10
JPS5819361U (ja) * 1981-07-24 1983-02-05 株式会社田村電機製作所 電磁カウンタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562010U (ja) * 1979-06-20 1981-01-09
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