JPH0526215A - 木工製品の組み立て方法 - Google Patents
木工製品の組み立て方法Info
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- JPH0526215A JPH0526215A JP31653091A JP31653091A JPH0526215A JP H0526215 A JPH0526215 A JP H0526215A JP 31653091 A JP31653091 A JP 31653091A JP 31653091 A JP31653091 A JP 31653091A JP H0526215 A JPH0526215 A JP H0526215A
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- woodworking
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 端面と側面に開口したダボ挿入用の貫通孔を
有する部材を各種家具類の組み立て方法に利用する方法
の提供。 【構成】 両端面と各側面に貫通した同一径のダボ挿入
孔3を形成した木工用長尺材11a,11b,11cを
複数連接して木工製品を組み立てる方法において、木工
用長尺材11a,11b,11cに設けたダボ挿入孔1
2,13と同一径のダボ挿入孔3を連接面に形成した継
手1aを各木工用長尺材11a,11b,11cの各連
接面に配置して、連接面に位置する木工用長尺材11
a,11b,11cと継手1aとの相対するダボ挿入孔
12,13,3にダボ4を挿入することによって、両端
面と各側面に貫通した同一径のダボ挿入孔12,13を
形成した木工用長尺材11a,11b,11cを任意の
長さに切断しても、単に、連接用ダボ4を挿入孔12,
13,3に挿入することによって、それぞれ長さ方向
と、それに対して垂直方向のみしか連接できなかったも
のが、任意の方向に確実に連接できるようになり、特殊
木工用長尺材の用途を更に展開することが可能となる。
有する部材を各種家具類の組み立て方法に利用する方法
の提供。 【構成】 両端面と各側面に貫通した同一径のダボ挿入
孔3を形成した木工用長尺材11a,11b,11cを
複数連接して木工製品を組み立てる方法において、木工
用長尺材11a,11b,11cに設けたダボ挿入孔1
2,13と同一径のダボ挿入孔3を連接面に形成した継
手1aを各木工用長尺材11a,11b,11cの各連
接面に配置して、連接面に位置する木工用長尺材11
a,11b,11cと継手1aとの相対するダボ挿入孔
12,13,3にダボ4を挿入することによって、両端
面と各側面に貫通した同一径のダボ挿入孔12,13を
形成した木工用長尺材11a,11b,11cを任意の
長さに切断しても、単に、連接用ダボ4を挿入孔12,
13,3に挿入することによって、それぞれ長さ方向
と、それに対して垂直方向のみしか連接できなかったも
のが、任意の方向に確実に連接できるようになり、特殊
木工用長尺材の用途を更に展開することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長手方向に貫通して形
成したダボ孔を端面と側面に有する木工用長尺材を使用
する木工製品の組み立て方法に関する。
成したダボ孔を端面と側面に有する木工用長尺材を使用
する木工製品の組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】先に、本願出願人は、特公昭61−62
34号公報において、端面に開口した第1のダボ挿入孔
を全長にわたって形成すると共に、第1のダボ挿入孔と
同径の第2のダボ挿入孔を側面の長手方向に形成した長
尺部材を連結用ダボにより連結して木工製品を組み立て
る方法を開示した。
34号公報において、端面に開口した第1のダボ挿入孔
を全長にわたって形成すると共に、第1のダボ挿入孔と
同径の第2のダボ挿入孔を側面の長手方向に形成した長
尺部材を連結用ダボにより連結して木工製品を組み立て
る方法を開示した。
【0003】これによって、格別の用具と熟練を要する
ことなく、任意の辺長さを有する四角形の外形を有する
各種の木工製品の枠を、簡単に、しかも、確実に組み立
てることができる。
ことなく、任意の辺長さを有する四角形の外形を有する
各種の木工製品の枠を、簡単に、しかも、確実に組み立
てることができる。
【0004】ところが、このダボ孔を有する長尺材は、
予め用意した長尺よりも短い辺長さの枠材の組み立てに
際しては、組み立ての際に任意の長さに切断して使用す
ることができるが、準備された尺材よりも長い辺を有す
る枠とか、部分的に長さの異なる複雑な部材を組み込ん
だ家具や、居間用の椅子のような湾曲脚部を有する家具
類への適用は困難である。
予め用意した長尺よりも短い辺長さの枠材の組み立てに
際しては、組み立ての際に任意の長さに切断して使用す
ることができるが、準備された尺材よりも長い辺を有す
る枠とか、部分的に長さの異なる複雑な部材を組み込ん
だ家具や、居間用の椅子のような湾曲脚部を有する家具
類への適用は困難である。
【0005】更に、たとえば、木工用長尺材の端面どう
しを第1ダボ孔にダボを嵌入して長手方向に連結する場
合には、第1ダボ孔が長手方向に貫通して形成されてい
るため、一方の長尺材の第1ダボ孔に嵌入されるダボ
を、たとえば接着剤等で予め固定しておく等の予備作業
を要し、連結が面倒であるという問題点があった。
しを第1ダボ孔にダボを嵌入して長手方向に連結する場
合には、第1ダボ孔が長手方向に貫通して形成されてい
るため、一方の長尺材の第1ダボ孔に嵌入されるダボ
を、たとえば接着剤等で予め固定しておく等の予備作業
を要し、連結が面倒であるという問題点があった。
【0006】この点、例えば実公昭51−38507号
公報、実開昭53−96460号公報に記載の多方向連
結部材を適用することによって、任意の方向への連結に
適用することが考えられる。
公報、実開昭53−96460号公報に記載の多方向連
結部材を適用することによって、任意の方向への連結に
適用することが考えられる。
【0007】しかしながら、このような連結部材を上記
端面と側面にダボ挿入孔を一定間隔で設けた長尺材の連
結に適用することは、組立てにおいて自由寸法、形状、
継手方向等を一度に求めることや完成後、再加工、組立
て追加の点で困難である。
端面と側面にダボ挿入孔を一定間隔で設けた長尺材の連
結に適用することは、組立てにおいて自由寸法、形状、
継手方向等を一度に求めることや完成後、再加工、組立
て追加の点で困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
利用者が求める継手方向および完成時の形状の自由自在
な設定組立の問題を解決して、端面と側面に開口したダ
ボ挿入用の貫通孔を有する木工用長尺部材の利用用途を
拡大するための家具類の組み立て方法を提供することに
ある。
利用者が求める継手方向および完成時の形状の自由自在
な設定組立の問題を解決して、端面と側面に開口したダ
ボ挿入用の貫通孔を有する木工用長尺部材の利用用途を
拡大するための家具類の組み立て方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、両端面と各側
面に貫通した同一径のダボ挿入孔を形成した木工用長尺
材を複数連接して木工製品を組み立てる方法において、
前記木工用長尺材に設けたダボ挿入孔と同一径のダボ挿
入孔を連接面に形成した継手を各木工用長尺材の各連接
面に配置して、前記連接面に位置する木工用長尺材と継
手との相対するダボ挿入孔にダボを挿入することを特徴
とする。
面に貫通した同一径のダボ挿入孔を形成した木工用長尺
材を複数連接して木工製品を組み立てる方法において、
前記木工用長尺材に設けたダボ挿入孔と同一径のダボ挿
入孔を連接面に形成した継手を各木工用長尺材の各連接
面に配置して、前記連接面に位置する木工用長尺材と継
手との相対するダボ挿入孔にダボを挿入することを特徴
とする。
【0010】前記長尺材として、その断面が多角形をな
す角状長尺材、あるいは、円形をなす円柱体の何れの場
合にも適用でき、さらには、前記継手も長尺材の接合面
の形状と連接方向に対応したものとすることができる。
す角状長尺材、あるいは、円形をなす円柱体の何れの場
合にも適用でき、さらには、前記継手も長尺材の接合面
の形状と連接方向に対応したものとすることができる。
【0011】
【作用】両端面と各側面に貫通した同一径のダボ挿入孔
を形成した木工用長尺材を任意の長さに切断しても、単
に、連接用ダボを挿入孔に挿入することによって、それ
ぞれ長さ方向と、それに対して垂直方向のみしか連接で
きなかったものが、任意の方向に確実に連接できるよう
になり、上記特殊木工用長尺材の用途を更に展開するこ
とが可能となる。
を形成した木工用長尺材を任意の長さに切断しても、単
に、連接用ダボを挿入孔に挿入することによって、それ
ぞれ長さ方向と、それに対して垂直方向のみしか連接で
きなかったものが、任意の方向に確実に連接できるよう
になり、上記特殊木工用長尺材の用途を更に展開するこ
とが可能となる。
【0012】
実施例1 図1〜図4は本発明を接合部が直角をなす連結組み立て
に適用した例を示す。
に適用した例を示す。
【0013】まず、図1において、一点鎖線で示した木
工用長尺材11aは、前述の特公昭61−6234号公
報で開示されている両端面にダボ挿入用の第1ダボ孔1
2と各側面に長手方向に等間隔に第1ダボ孔12と同径
の第2ダボ孔13を複数形成しており、この長尺材11
aを直角方向に連結しようとするものである。この連結
用の継手1aは、さいころ状の柱状体2の端面2aと端
面2bとに貫通させることなく、それぞれ4個のダボ孔
3が設けてある。また、柱状体2の側面2c,2d,2
e,2fにも貫通させることなく2個のダボ孔3が設け
てある。そして、継手1aのダボ孔3は、木工用長尺材
11aに貫通して形成された第1ダボ孔12と同径に形
成されている。
工用長尺材11aは、前述の特公昭61−6234号公
報で開示されている両端面にダボ挿入用の第1ダボ孔1
2と各側面に長手方向に等間隔に第1ダボ孔12と同径
の第2ダボ孔13を複数形成しており、この長尺材11
aを直角方向に連結しようとするものである。この連結
用の継手1aは、さいころ状の柱状体2の端面2aと端
面2bとに貫通させることなく、それぞれ4個のダボ孔
3が設けてある。また、柱状体2の側面2c,2d,2
e,2fにも貫通させることなく2個のダボ孔3が設け
てある。そして、継手1aのダボ孔3は、木工用長尺材
11aに貫通して形成された第1ダボ孔12と同径に形
成されている。
【0014】このように、各面のダボ孔3の数を変える
ことによって、強度及び継手方向、位置を変えることが
できる。継手1aには、側面2cに2個のダボ孔3が木
工用長尺材11aの端面に開口した上下又は左右に離間
して形成された2個の第1の貫通孔12と対向して形成
してあるので、2個のダボ4により継手1aの側面2c
と木工用長尺材11aの端面とを当接させて、両者を連
結することができる。同様に、ダボ孔3を形成した継手
1aの他の側面2d,2e,2fに木工用長尺材11a
の端面を当接させて連結する。また、継手1aの端面2
a,2bには4個ずつダボ孔3にダボ4を用いて、端面
に木工用長尺材11aの端面を当接して連結する。
ことによって、強度及び継手方向、位置を変えることが
できる。継手1aには、側面2cに2個のダボ孔3が木
工用長尺材11aの端面に開口した上下又は左右に離間
して形成された2個の第1の貫通孔12と対向して形成
してあるので、2個のダボ4により継手1aの側面2c
と木工用長尺材11aの端面とを当接させて、両者を連
結することができる。同様に、ダボ孔3を形成した継手
1aの他の側面2d,2e,2fに木工用長尺材11a
の端面を当接させて連結する。また、継手1aの端面2
a,2bには4個ずつダボ孔3にダボ4を用いて、端面
に木工用長尺材11aの端面を当接して連結する。
【0015】このようにして、図2(a)に示すよう
に、継手1aに対して木工用長尺材11a,11b,1
1cを配置し、ダボ4により図2(b)のように継手1
aを隅角部に有する連結部ができ、図4に示すような構
造の戸棚, 陳列棚, 本棚等を容易に製作することができ
る。
に、継手1aに対して木工用長尺材11a,11b,1
1cを配置し、ダボ4により図2(b)のように継手1
aを隅角部に有する連結部ができ、図4に示すような構
造の戸棚, 陳列棚, 本棚等を容易に製作することができ
る。
【0016】また、上記図1に示す木工用長尺材11a
の端面が精密に切断されていない場合には、図3に示す
ようなパッキン5を、必要により接着剤を用いて接着し
て正確で且つ強固な連結が完成する。
の端面が精密に切断されていない場合には、図3に示す
ようなパッキン5を、必要により接着剤を用いて接着し
て正確で且つ強固な連結が完成する。
【0017】実施例2 図5および図6は、第1実施例と同じ連結端面と各側面
にダボ挿入用の貫通孔を形成した長尺材11a,11b
を三角形等の鋭角の角部を持つ木工製品の組み立てに適
用した実施例を示す。
にダボ挿入用の貫通孔を形成した長尺材11a,11b
を三角形等の鋭角の角部を持つ木工製品の組み立てに適
用した実施例を示す。
【0018】上記長尺材11a,11bの連接に際し
て、継手1bとしては五角柱状の柱状体2の相互に鈍角
をなす側面2c,2dに垂直にダボ孔3がそれぞれ2個
ずつ木工用長尺材11a,11bの第1ダボ孔12に対
応して形成してある。このため、側面2cのダボ孔3と
側面2dのダボ孔3とは相互に鋭角をなしている。した
がって、実施例1の場合と同様に、ダボ4を継手1bの
側面2c,2dと長尺材11a,11bの端面に形成さ
れた各ダボ孔に挿入することによって、図7に示すよう
に、長尺材11a,11bが相互に鋭角をなし、長尺材
11cは長尺材11a,11bに対し直角に組立てるこ
とができる。
て、継手1bとしては五角柱状の柱状体2の相互に鈍角
をなす側面2c,2dに垂直にダボ孔3がそれぞれ2個
ずつ木工用長尺材11a,11bの第1ダボ孔12に対
応して形成してある。このため、側面2cのダボ孔3と
側面2dのダボ孔3とは相互に鋭角をなしている。した
がって、実施例1の場合と同様に、ダボ4を継手1bの
側面2c,2dと長尺材11a,11bの端面に形成さ
れた各ダボ孔に挿入することによって、図7に示すよう
に、長尺材11a,11bが相互に鋭角をなし、長尺材
11cは長尺材11a,11bに対し直角に組立てるこ
とができる。
【0019】実施例3 図8と図9(a)、(b)、図10、図11および図1
2は、前記特公昭61−6234号公報に開示した長尺
材を円柱状体11a,11b,11cとして、その端面
と周側面にダボ挿入用の貫通孔を形成したものに適用し
た例を示す。
2は、前記特公昭61−6234号公報に開示した長尺
材を円柱状体11a,11b,11cとして、その端面
と周側面にダボ挿入用の貫通孔を形成したものに適用し
た例を示す。
【0020】この場合、連接用の継手1cとしては、短
い円柱状の柱状体2により形成され、端面2a,2bは
軸線に垂直に形成されており、それぞれ4個のダボ孔3
が、同じく円柱形で長手方向に貫通して第1ダボ孔12
を形成した木工用長尺材11b,11cの端面に対応し
て、貫通することなく形成されている。このため継手1
cのダボ孔3にダボ4を固定し易く、図9(a)に示す
ように、継手1cを介在させて木工用長尺材11bと1
1cの長手方向の連結を簡単に行うことができる。
い円柱状の柱状体2により形成され、端面2a,2bは
軸線に垂直に形成されており、それぞれ4個のダボ孔3
が、同じく円柱形で長手方向に貫通して第1ダボ孔12
を形成した木工用長尺材11b,11cの端面に対応し
て、貫通することなく形成されている。このため継手1
cのダボ孔3にダボ4を固定し易く、図9(a)に示す
ように、継手1cを介在させて木工用長尺材11bと1
1cの長手方向の連結を簡単に行うことができる。
【0021】また、図9(a)と図9(b)には、継手
1cの柱状体2の側面2cには、軸線に直交する方向に
同様に対応して形成された2個ずつ4組のダボ孔3が、
継手1cの曲面をなす側面2cに木工用長尺材11aを
連結するため、補助継手6を用いて連結した例を示して
いる。
1cの柱状体2の側面2cには、軸線に直交する方向に
同様に対応して形成された2個ずつ4組のダボ孔3が、
継手1cの曲面をなす側面2cに木工用長尺材11aを
連結するため、補助継手6を用いて連結した例を示して
いる。
【0022】補助継手6は図10に示すように、短い円
柱形の柱状体からなり、一方の端面6aは継手1cの側
面2cに対応して凹面に形成され、他方の端面6bは木
工用長尺材11aの端面に対応して平面に形成されてい
る。そして、ダボ4により継手1c及び木工用長尺材1
1aに連結されるよう、端面6a,6bにダボ孔7が形
成されている。従って、図9(b)のように、継手1c
及び補助継手6を用いて、木工用長尺材11a,11
b,11cを長手方向のみでなく、側方にも連結するこ
とができる。
柱形の柱状体からなり、一方の端面6aは継手1cの側
面2cに対応して凹面に形成され、他方の端面6bは木
工用長尺材11aの端面に対応して平面に形成されてい
る。そして、ダボ4により継手1c及び木工用長尺材1
1aに連結されるよう、端面6a,6bにダボ孔7が形
成されている。従って、図9(b)のように、継手1c
及び補助継手6を用いて、木工用長尺材11a,11
b,11cを長手方向のみでなく、側方にも連結するこ
とができる。
【0023】さらに、側面に隣合って相互に鋭角等の角
度をなすように形成した2個のダボ孔によって連結され
た2個の木工用長尺材を、図5と図6に準じて所定の角
度をなすように連結することもできる。
度をなすように形成した2個のダボ孔によって連結され
た2個の木工用長尺材を、図5と図6に準じて所定の角
度をなすように連結することもできる。
【0024】図11と図12は、円柱状長尺材の連接に
使用する継手の各例を示すもので、継手1dの端面2a
は円柱状の柱状体2の軸線に対し傾斜して、端面2bは
柱状体2の軸線に垂直に形成され、端面2a,2bに垂
直にダボ孔3が形成されている。また、側面2cには軸
線に直交する方向のダボ孔3が形成されている。
使用する継手の各例を示すもので、継手1dの端面2a
は円柱状の柱状体2の軸線に対し傾斜して、端面2bは
柱状体2の軸線に垂直に形成され、端面2a,2bに垂
直にダボ孔3が形成されている。また、側面2cには軸
線に直交する方向のダボ孔3が形成されている。
【0025】このため、継手1dにより木工用長尺材1
1bを木工用長尺材11cに対して少し折曲げた形状に
連結し、図13に示すように、ベンチや椅子等の傾斜し
た背もたれ部等のある木工品を製作することができる。
同図において、11dは他の木工用長尺材を示す。
1bを木工用長尺材11cに対して少し折曲げた形状に
連結し、図13に示すように、ベンチや椅子等の傾斜し
た背もたれ部等のある木工品を製作することができる。
同図において、11dは他の木工用長尺材を示す。
【0026】
【発明の効果】本発明によって、以下の効果を奏するこ
とができる。
とができる。
【0027】(1)両端面とその側面に開口したダボ挿
入用の貫通孔を有する組み立て長尺部材の利点を自由形
状、自由完成寸法の家具類の組み立てにまで更に拡大で
きる。 (2)長手方向に貫通孔、その側面に連結用のダボ孔を
有する長尺部材の用途の自由性を何ら損なうことはな
い。
入用の貫通孔を有する組み立て長尺部材の利点を自由形
状、自由完成寸法の家具類の組み立てにまで更に拡大で
きる。 (2)長手方向に貫通孔、その側面に連結用のダボ孔を
有する長尺部材の用途の自由性を何ら損なうことはな
い。
【0028】(3)従来より多様で変化に富んだ各種の
木工品の製作を容易に行なうことができ、継手の選択に
よって、貫通孔とダボ挿入孔を有する長尺材どうしを直
角方向以外の所定の角度をもつように連結して組み立て
ることができる。
木工品の製作を容易に行なうことができ、継手の選択に
よって、貫通孔とダボ挿入孔を有する長尺材どうしを直
角方向以外の所定の角度をもつように連結して組み立て
ることができる。
【0029】(4 )長手方向を含み、木工商品の奥行に
ついても屈曲状に連結した組立ができる。
ついても屈曲状に連結した組立ができる。
【0030】(5)特殊な工具、加工機械を必要とせず
に、自由な設計、製作、組立が可能であり、特殊な技術
を要さず、消費者にも趣味として容易に組立を行うこと
ができる。
に、自由な設計、製作、組立が可能であり、特殊な技術
を要さず、消費者にも趣味として容易に組立を行うこと
ができる。
【0031】(6)一つの組立が完了した後であって
も、追加や変更が任意に可能である。
も、追加や変更が任意に可能である。
【0032】(7)継手どうしの継ぎ合わせもできるた
めに、ごく少ない種類の継手利用度が増し、大型の木工
製品を組み立てることから小さな小物まで、応用範囲が
広い。 (8)形状の違う貫通孔とダボ挿入孔を有する木工長尺
材との連結が可能であり、好みの形態を完成することが
できる。
めに、ごく少ない種類の継手利用度が増し、大型の木工
製品を組み立てることから小さな小物まで、応用範囲が
広い。 (8)形状の違う貫通孔とダボ挿入孔を有する木工長尺
材との連結が可能であり、好みの形態を完成することが
できる。
【0033】(9)棚板、側板等の家具に必要な補助部
材を任意の位置に取付け、取外し自在に設けることへの
適用も可能である。
材を任意の位置に取付け、取外し自在に設けることへの
適用も可能である。
【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、長尺材
の一方向への連接の例を示す。
の一方向への連接の例を示す。
【図2】 長尺材の多方向連接の例を示す。
【図3】 継手と木工用長尺材の連接面にパッキンを介
在した例を示す。
在した例を示す。
【図4】 組立てられた木工品の例を示す。
【図5】 本発明の第2の実施例を示すもので、連接方
向が鋭角をなす例である。
向が鋭角をなす例である。
【図6】 組立てられた木工用長尺材の要部を示す。
【図7】 鋭角の接合部を有する組み立て品の例を示
す。
す。
【図8】 本発明に使用する継手の他の例を示す。
【図9】 (a)は木工用長尺材の連結前の配置を示す
斜視図であり、(b)は連結後の状態を示す図である。
斜視図であり、(b)は連結後の状態を示す図である。
【図10】 図9の連結に用いた補助継手を示す。
【図11】 本発明の木工用長尺材の接合法に用いる継
手の他の例を示す。
手の他の例を示す。
【図12】 同平面図を示す。
【図13】 図11および図12に示す継手を用いる長
尺部材の連接状態を示す。
尺部材の連接状態を示す。
1a,1b,1c,1d 継手 2 柱状体 2a,2b 端面 2c,2d,2e,2f 側面 3 ダボ孔 4 ダボ 5:パッキン 6 補助継手 6a,6b端面 7 ダボ孔 11a,11b,11c,11d 木工用長尺材 12 第1ダボ孔 13 第2ダボ
孔
孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 両端面と各側面に貫通した同一径のダボ
挿入孔を形成した木工用長尺材の複数本を連接して木工
製品を組み立てる方法において、前記木工用長尺材に設
けたダボ挿入孔と同一径のダボ挿入孔を連接面に形成し
た継手を各木工用長尺材の各連接面に配置して、前記連
接面に位置する木工用長尺材と継手との相対するダボ挿
入孔にダボを挿入する木工製品の組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31653091A JPH0526215A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 木工製品の組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31653091A JPH0526215A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 木工製品の組み立て方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526215A true JPH0526215A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=18078130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31653091A Pending JPH0526215A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 木工製品の組み立て方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102222684B1 (ko) * | 2019-10-25 | 2021-03-05 | 김진성 | 프로파일 연결브라켓 블록수단 |
KR102459287B1 (ko) * | 2022-07-26 | 2022-10-25 | 김윤희 | 다용도로 연출이 가능한 조립식 가구 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138507U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-23 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31653091A patent/JPH0526215A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138507U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-23 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102222684B1 (ko) * | 2019-10-25 | 2021-03-05 | 김진성 | 프로파일 연결브라켓 블록수단 |
KR102459287B1 (ko) * | 2022-07-26 | 2022-10-25 | 김윤희 | 다용도로 연출이 가능한 조립식 가구 |
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