JP2016193585A - 木組みのみで、部材作成・組み立て・分解が簡単にできる机・テーブル・ベット・作業台・椅子などを構築する方法 - Google Patents

木組みのみで、部材作成・組み立て・分解が簡単にできる机・テーブル・ベット・作業台・椅子などを構築する方法 Download PDF

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直二郎 堀井
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Abstract

【課題】 木造作りには木組みと言う技術がありながら、接合部分を接着剤や金具などで固定される物が多い。木だけで接着剤や金具を使わず、簡単に木組みだけで安定した製品が作れないかが課題であった。【手段】 本発明は、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付き−a}、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付き−b}、(仮称){井桁接ぎ角だし}や(仮称){井桁接ぎ組み込み部固めキャップ}とした木組みの方法のみで、製作も分解も簡単な机・テーブル・ベット・椅子など製品の構築方法に関するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、木を組んで使って作られる物の机・テーブル・ベット・作業台・椅子などの製作に関するものである。
従来、木造作りには木組みと言う技術がありながら、机・テーブル・ベット・作業台・椅子などの接続部分に金具や接着剤など使って固定される物が多い。
木のみで作られるものは少ない。
特開2006−122097号公報
本文献
本文献1
図解 木工の継ぎ手と仕口 鳥海義之介著、理工学社、1980
発明を解決しようとする課題
木造作りには木組みと言う日本古来の方法がありながら、テーブル・ベット・作業台・椅子などの接続部分に金具や接着剤など使って固める物(特許文献1)が多くなっている。本当に木組みだけで作るものは少ない。
本発明は、以上の問題点を解決するために発明されたものである。
発明を解決するための手段
この特許での木組みの状態を説明し易くするため、三つの点で仮称の名前を付け現した。
一つは、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−a}(3)、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−b}(4)、二つ目は(仮称){井桁接ぎ4本角だし}(5)、三つ目は、(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)である。
木組みの一つに、井桁接ぎと言う木組みが存在する(本文献1)。
この木組みは、井桁に掘り込まれた部分だけに相欠き接ぎにして差し込む為、相欠き接ぎの部分は棒の太さを約半分にすることで交差させて井桁の中に組み込む。その為、井桁の4本を外側の約半分で、継ぎ手部分をしっかり押さえ固める素晴らしい木組みと成っている。ただ、(本文献1)の接ぎ手では、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−b}(4)の噛み込み口が無く、(仮称){井桁接ぎ4本角だし}(5)にも成っていない。
本発明は、(本文献1)の方法と同じ井桁を使った接ぎであるが、脚の上端から(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−b}(4)の背幅と同じ大きさの溝を十字に掘り込み、相欠き接ぎ部分を組み込む点が異なる。その為、相欠き接ぎで井桁に差し込まれているだけで、本文献1のように外から締め付けるようにはなっていない。
その為、揺れ防止や上からと荷重に対するもう一つの対策が必要であった。
対策として、板の身幅の広いところを縦部材として使って、相欠き接ぎでの長さによる抵抗部分を増やし、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−b}(4)部分の噛み込み口を作り出すことでさらに揺れ抵抗部分を増やし、身幅が長い板部分を縦に使うことで重い上からの荷重にも対応させた構成となっている。
部材は4本脚をモデルとする説明である。
4種類の部材
1、上部を井桁接ぎに切り込まれた(仮称){井桁接ぎ4本角だし}(5)の脚
4本
2、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込 み口付き−b}(4)の井桁状に組み込むための相対する部材
2種類×2枚 合計 4枚
3、天板の裏面から4箇所に4本角だしを受け入れるホゾ穴(2)のある天板(1)
天板の構成は1枚または1枚分を分割した数枚
4種類部材を組み込むことで簡単に部材の製作・組み立て・分解できる机・テーブル・ベット・作業台・椅子などが作れる。
なお、4本脚は基本形であり、目的や基礎部分の強度によって6本・8本脚などが考えられる。
(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)の説明である。
(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)は、銘木の天板などにキズを付けないで(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)の上にただ置くだけやこの部品の周りで天板やスノコなどを組み入れる時などにも使う。
ホゾに差し込むだけの揺れ抵抗より、さらに揺れ抵抗が必要な時にも使える。
(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)は、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付−b}(4)で相欠き接ぎの組まれた十字の背を噛ませる為に、脚の太さより数センチ大きく、ホゾ穴も十分に掘れる厚さの板を使う。
この板を相欠き接ぎの背幅より僅かに広い十字の溝を(3)と(4)の背に十分に噛ませる深さまで掘り、同時にホゾ穴部分も掘り込み一枚の板で一体化させる。
出来上がった(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}(9)を(仮称){井桁接ぎ4本角だし}と(5)相欠き接ぎに組まれた背を噛み込む位置まで落とし込み帽子を被るように使う部品である。
発明の効果
この特許は、同じ方法で机・テーブル・ベット・作業台・椅子など多岐の製品が作れる。
この特許の部材の作成は単純な物で構成されている為、大量生産も可能である。輸送時も分解してできるので体積を少なくできる。又、組み立てや分解が簡単なので、小さく軽い携帯用製品も作れる。
基本の4種類の部材を分解しても、それぞれの部材の形態は同じなので、再組み立てにどの部材でも気にすることもなく使える。
手や木槌で簡単に組み立て、分解ができるので、使わない時は部屋の隅に置くことや引越しなどの移動も容易である。
脚の長さを2種類持てば、机になったり座卓になったり、天板1枚で多用途に使える。
(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付き}の噛み込み口の考えは、柱を通り抜ける貫に柱の外側から噛ませる口を設け、柱ごとに口を設ければ揺れ抵抗を増やすことができる。
全部材の斜視図 組み立て完成斜視図 (仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付き}の組み込み斜視図 井桁接ぎ部の役割分担斜視図 (仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}斜視図 点線は掘り込む透視状態を示す 井桁接ぎ組み込み状態の斜視図
発明の実施するための形態
本発明は従来の問題点を解決のため、木組みの方法を使い、接着剤・金具部材の製作・組み立て・分解も簡単な、机・テーブル・ベット・作業台などの構築方法を提供することを目的として完成されたものである。
発明を解決するための手段
実際に製作した組み合わせベットで説明する。
製作の基本形は1基であるが、2基を使いシングルベット、4基を使いダブベットして使用している。
1基の部材寸法
長さ× 幅× 厚さ(単位cm) 数
天板 90×90×1.5 1枚
相欠き接ぎ噛み込み口付き−a 90×8.5×2 2枚
相欠き接ぎ噛み込み口付き−b 90×8.5×2 2枚
井桁接ぎ脚 45×6 ×6 4本
部材の作成(1基分)
1、天板は90cm×90cm×1.5cm 1枚を準備する。
2、(仮称)相欠き接ぎ噛み込み口付き−a}(3)と(仮称)相欠き接ぎ噛み込み口 付き−b}(4)の部材寸法は同じ寸法である。相欠き接ぎ噛み込み口の中心は端か ら12cmのところに設ける。
3、井桁接ぎ角だし脚(5)は全長45cm、上端から9cmの所まで井桁に切り込む 、切り込み幅は相欠き接ぎの背幅である2cm。
4、角だし部分(6)と噛み込み部分(8)の長さは1cmとした。
5、(仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}はこの方法では使わなかった。
製品の組み立て順序
1、最初に、4本の相欠き接ぎを噛み込み口部分(8)を上にし、組み込む。四角形の 井桁状枠が組み上がる。
2、次に4箇所の噛み込み口に井桁接ぎ角だし部分(8)を差し込む。脚の底面が上に なる。
3、4脚を差し込んだらひっくり返す。
4、まだ、噛み込みが行なわれていないので、脚に噛み込み部が入る部分まで手押し入 れ、入らない時は木槌で少し叩く。
5、押し入れると4本の角だし部分が相欠き接ぎ部分の上に出てくる。
6、天板の4箇所に彫られた四つの穴にそれぞれの角だし部分に押し入れる。
7、天板を上にするためにひっくり返すと製品は完成する。
分解は[0021]の順番を逆にすれば簡単にできる。
1、天板
2、角だし部の天板での受けホゾ穴
3、(仮称)相欠き接ぎ噛み込み口付き−a
4、(仮称)相欠き接ぎ噛み込み口付き−b
5、(仮称)井桁接ぎ角だしの脚
6、角だし部分
7、相欠き接ぎ部分
8、噛み込み口部分
9、(仮称)井桁接ぎ接続部分固めキャップ
10、3の相欠き接ぎ部の噛み込み口
11、4の相欠き接ぎ部の噛み込み口

Claims (3)

  1. 脚の上部を井桁接ぎの為に切りこんだ脚を4本作り(5)、(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーa}を2枚(3)と(仮称){相欠き接ぎ噛み込み口付きーb}2枚(4)を作り、相欠け接ぎ(7)に組み込んだ下部に脚の太さに僅かに大きい噛み込み口を設け(8)、目的の大きさの天板(1)を準備し、天板の4ケ所に(仮称)井{桁接ぎ角だし}部分を受け入れる各4穴のホゾ(2)を設け、(3)と(4)を組み、井桁状にし、4ヶ所の交差点に脚(5)を噛み込み口(8)奥まで入れ、飛び出した角だし部(6)を天板に掘られたホゾ穴に差し込むと製品は完成する。
  2. (仮称){井桁接ぎ接続部分固めキャップ}は、井桁接ぎを完成させた後、井桁部分のホゾ穴部と、相欠き接ぎの脚から出た部分の背を上からさらに噛みこませる部分を一体化し作り、上から帽子を被せるように噛み込ませる[請求項1]とは別の個別の部材である。
  3. [請求項1]の構築の途中の段階で完成するものや、この方法での接着材や金具を使うものも特許に含める。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110539380A (zh) * 2019-09-09 2019-12-06 浙江晟洋家具有限公司 原木环保面框锁扣结构及其安装方法
KR102304527B1 (ko) * 2020-05-22 2021-09-23 김재열 원목 테이블

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