JP3130471U - 組立式机および組立式椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】間伐材や高級家具等の端材を有効に利用し、また組立が容易な組立式机および組立式椅子を提供する。
【解決手段】天板2と、左右側枠3,4と、正面枠5とを有し、左右側枠3,4は、天板2の奥行きの寸法と略同じ長さの複数の側枠材11,12,13と、複数の側枠材11,12,13の前方を所定の間隙を空けて略等間隔で保持するスペーサ14とを備え、正面枠5は、天板2の幅と略同じ長さの複数の正面材18,19からなり、左右側枠3,4の複数の側枠材の前方とスペーサ14とは第1の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、左右側枠3,4の複数の側枠材の後端と複数の正面材18,19のそれぞれの端部とは交互に交差するように組み合わされて第2の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、天板2は、側枠材11,12,13の間隙の間に天板2の両側部が嵌め込まれて固定されることにより取り付けられている組立式机。
【選択図】図1

Description

本考案は、端材を有効活用できる木製の組立式机および組立式椅子に関する。
学習用机として、従来より木製のものがあるが、木材の枯渇化や自然保護の面から、一時はスチール製のものが普及していた。しかし、木の肌触りや暖かさ、長寿命といった利点から、木製の机が見直されている。
例えば、特許文献1には、学習机等の家具を構成する水平板体の前縁部、垂直板体の上縁部および前縁部で目に入る部位に面取り部を形成するとともに、面取り部が縁部に沿って滑らかに起伏する形状とした学習机等の木質系家具が開示されている。
特開2004−73676号公報
しかしながら、木製机の製造のために、材料である木材資源を乱伐することは、自然保護、省資源といった時代の趨勢に逆行する。
そこで、できるだけ、机とは別の家具等の製造に用いられる木材の端材を机の材料として使用することができれば、資源の有効利用になるので、好ましい。また、人工植林した杉やヒノキの立木密度を疎にし、残った木の肥大成長を促し、森林全体を健康にするために、林木の一部を伐採する間伐が必要である。その伐採によって生じる間伐材の有効利用も叫ばれている。しかし、端材や間伐材を使用することで、デザイン的に貧弱に見えることは避けたい。
また、机は、組み立てた状態では嵩張るため、部品に分解して輸送し、家庭で簡単に組み立てることができれば、輸送コストも低減し、梱包も容易となる。
そこで本考案は、間伐材や高級家具等の端材を有効に利用し、また組立が容易な組立式机および組立式椅子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案の組立式机は、天板と、両側枠と、正面枠とを有し、前記両側枠は、前記天板の奥行きの寸法と略同じ長さの複数の側枠材と、前記複数の側枠材の前方を所定の間隙を空けて略等間隔で保持するスペーサとを備え、前記正面枠は、前記天板の幅と略同じ長さの複数の正面材からなり、前記両側枠の複数の側枠材の前方と前記スペーサとは第1の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、前記両側枠の複数の側枠材の後端と前記複数の正面材のそれぞれの端部とは交互に交差するように組み合わされるとともに、その全体の交差部は第2の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、前記天板は、前記両側枠の側枠材の間隙の間に天板の両側部が嵌め込まれ固定部材により前記天板の側部と側枠材とが固定されることにより取り付けられていることを特徴とする。
本考案においては、組立式机の構成部材は、天板と、側枠材と、スペーサと、正面材とを木材で形成し、第1の縦ボルト、第2の縦ボルト、および天板を側枠材に固定する固定部材を金属で形成する。木材としては、杉、ヒノキ材、あるいはその他の、間伐材や家具用木材の端材を用いることを想定している。天板は、無垢材であることを排除しないが、角棒ないし細幅の短尺端材を接着して所定の面積の板材にすることが、廃材利用のためには好ましい。側枠材と正面材は、角棒材を用いる。スペーサは、杉やヒノキ材でも構わないが、高級材として用いられ、硬さや加工精度が高いウォールナットを用いることもできる。スペーサは、側枠材や正面材と違って短尺であるので、家具製造時に出る端材を有効に活用することができる。
側枠は、複数の側枠材の間に、前方にはスペーサを入れて第1の縦ボルトにより高さ方向全体を締め付け固定する。複数の側枠材の後端は、正面枠の正面材が交互に入り込むように組み立て、その交差部を貫通するように第2の縦ボルトを挿通し、高さ方向全体を締め付け固定する。天板は、天板の両側部が側枠材の間隙に入るように嵌め込み、天板の両側部と側枠材を固定部材により固定することにより取り付ける。このようにして、天板と両側枠と正面枠が一体に組み立てられる。
前記天板の後方端部には、前記正面枠の複数の正面材の間隙に嵌り込む補助板が設けられている構成とすることにより、天板の荷重を両側枠のみならず、正面枠にも分担させることができる。
前記天板は、前記両側枠および正面枠の高さよりも低い位置において前記側枠材に取り付けられている構成とすることにより、天板上に置かれる本や文房具が側部あるいは奥側に落下するのを防ぐことができる。
本考案の組立式椅子は、座板と、両側枠と、背面枠とを有し、前記両側枠は、前記座板の奥行きの寸法と略同じ長さの複数の側枠材と、前記複数の側枠材の前方を所定の間隙を空けて略等間隔で保持するスペーサとを備え、前記背面枠は、前記座板の幅と略同じ長さの複数の背面材からなり、前記両側枠の複数の側枠材の前方と前記スペーサとは第3の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、前記両側枠の複数の側枠材の後端と前記複数の背面材のそれぞれの端部とは交互に交差するように組み合わされるとともに、その全体の交差部は第4の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、前記座板は、前記両側枠の側枠材の間隙の間に座板の両側部が嵌め込まれ固定部材により前記座板の側部と側枠材とが固定されることにより取り付けられていることを特徴とする。
この組立式椅子においても、構成部材の天板が座板に置き換わっただけで、組立式机と同様の機能、作用を有する。
前記座板の後方端部には、前記背面枠の複数の背面材の間隙に嵌り込む補助板が設けられている構成とすることにより、座板に掛かる体重を両側枠のみならず、背面板にも分担させることができる。
前記座板は、前記両側枠および背面枠の高さよりも低い位置において前記側枠材に取り付けられている構成とすることにより、両側枠が肘掛け、背面枠が背もたれとなり、楽に座ることができる。
本考案によれば、間伐材や高級家具等の端材を有効に利用し、また組立が容易な組立式机および組立式椅子が得られる。
以下、本考案の実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。
図1は本考案の実施の形態に係る組立式机および組立式椅子の斜視図、図2は本考案の実施の形態に係る組立式机の天板を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図3は本考案の実施の形態に係る組立式机の正面枠を構成する最上部の正面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図4は本考案の実施の形態に係る組立式机の正面枠を構成する最上部以外の正面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図5は本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する最上部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図6は本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する中間部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図7は本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する最下部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図8は本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成するスペーサを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図9は本考案の実施の形態に係る組立式机の木材を連結する部材を示すものであり、(a)は固定部材としての固定棒、(b)は第2の縦ボルト、(c)は第1の縦ボルトのそれぞれ正面図である。
図10は本考案の実施の形態に係る組立式机の平面図、図11はその側面図、図12はその背面図、図13は図12のA−A断面図、図14は側枠に取り付ける掛け具を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、図15は側枠に取り付けるフックを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図16は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の天板を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図17は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の背面枠を構成する最上部の背面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図18は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の背面枠を構成する最上部以外の背面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図19は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する最上部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図20は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する中間部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図21は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する最下部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図22は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成するスペーサを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図23は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の木材を連結する部材を示すものであり、(a)は固定部材としての固定棒、(b)は第4の縦ボルト、(c)は第3の縦ボルトのそれぞれ正面図である。
図24は本考案の実施の形態に係る組立式椅子の平面図、図25はその側面図、図26はその背面図である。
図1に示すように、本考案の実施の形態に係る組立式机1は、天板2と、左側枠3と、右側枠4と、正面枠5とから構成され、組立式椅子6は、座板7と、左側枠8と、右側枠9と、背面枠10とから構成されている。
天板2は、図2に示すように、左右に突出部2aが設けられ、補助板2bが後部下側に突出する状態に貼り付けられ、突出部2aには、後述する固定棒16を挿通するための孔2cが設けられている。
図1に示した組立式机1の左側枠3と右側枠4は、それぞれ図5〜図8に示す最上部の側枠材11、中間部の側枠材12、最下部の側枠材13およびスペーサ14から構成されている。最上部、中間部、最下部の各側枠材11,12,13には、図9(c)に示す第1の縦ボルト15を挿通する孔11a,12a,13aと、図9(a)に示す固定棒16を挿通する孔11b,12b,13bと、図9(b)に示す第2の縦ボルト17を挿通する孔11c,12c,13cと、図8に示すスペーサ14に突設されただぼ14aを差し込む回り止め用孔11d,12d,13dが設けられている。なお、スペーサ14にも、第1の縦ボルト15を挿通する孔14bが設けられている。最上部の側枠材11の前方と最下部の側枠材13の前方および後方には、第1の縦ボルト15および第2の縦ボルト17の上下端に締め付けられる飾りナットを埋め込むための座刳り部が形成されている。
図1に示した組立式机の正面枠5は、図3および図4に示す最上部の正面材18とそれ以外の正面材19から構成されている。最上部およびそれ以外の正面材18,19には、第2の縦ボルト17を挿通するための孔18a,19aがそれぞれ両側に形成されている。最上部の正面材18には、第2の縦ボルト17の上端に締め付けられる飾りナットを埋め込むための座刳り部が形成されている。
以上の部材を用いて組立式机1を組み立てるには、まず、最下部の側枠材13の前方の孔13aに第1の縦ボルト15を差し込み、第1の縦ボルト15の下端に飾りナット(図示せず)を所定位置まで締め込む。最下部の側枠材13の上に、第1の縦ボルト15にスペーサ14の孔14bを通して、スペーサ14を装着する。このとき、スペーサ14のだぼ14aが回り止め用孔13dに嵌合するようにする。次いで、中間の側枠材12の孔12aを第1の縦ボルト15に差し込み、同様にスペーサ14を装着する。中間の側枠材12とスペーサ14は、所定の本数、交互に第1の縦ボルト15に差し込む。最後に、最上部の側枠材11の孔11aを第1の縦ボルト15に差し込み、第1の縦ボルトの上端に飾りナット(図示せず)を嵌め込み、六角ナット等の工具で軽く締め付ける。このようにして、左側枠3と右側枠4を組み立てる。
次に、左側枠3か右側枠4の最下部の側枠材13の後方の孔13cに第2の縦ボルト17を挿入し、第2の縦ボルト17の下端に飾りナット(図示せず)を所定位置まで締め込む。次いで、正面材19の端部の孔19aに第2の縦ボルト17を挿入する。その上に、側枠材12を重ね、側枠材12の後端の孔12cを第2の縦ボルト17に差し込む。このように、正面材19と側枠材12が交互になるようにして、第2の縦ボルト17を差し込んでいく。最後に、最上部の正面材18の孔18aを差し込み、第2の縦ボルト17の上端に飾りナット(図示せず)を嵌め込み、軽く締め付ける。これを、正面材18,19の他方についても同様に行い、正面枠5の左右に左側枠3と右側枠4が組み立てられた状態とする。このとき、正面枠5と左側枠3および右側枠4とは、前方が開いた状態にしておく。
次いで、天板2の左右の突出部2aが、左側枠3と右側枠4の2番目の側枠材13の下部の間隙部に入り込むように天板2を装着するとともに、左側枠3および右側枠4の開きを閉じて、左側枠3と右側枠4が平行になるようにする。このとき、天板2の補助板2bは、正面枠5の3番目の正面材19の下部の間隙内に嵌り込んだ状態となる。その状態で、左側枠3と右側枠4の最上部の側枠材11の孔11bと天板2の孔2cとが一致するように位置合わせして、固定棒16を差し込む。これにより、天板2は、左側枠3と右側枠4とにより一体化される。最後に、緩く閉めていた第1の縦ボルト15と第2の縦ボルト17の上部の飾りナットを強く締め付ければ、組立式机1は強固に固定される。なお、固定棒16を差し込む際に、図14に示す掛け具20あるいは図15に示すフック21を上下の側枠材12の間隙部に挿入し、それぞれの孔20a,21aに固定棒16を差し込むことにより、左側枠3、右側枠4に、かばんや小物入れ等を吊り下げておくことができる。掛け具20には、横木20bが設けられており、またフック21には凹部21bが形成されている。
このようにして、図10〜図13に示す外観および断面構造の組立式机1が組み立てられる。
次に、図1に示した本実施の形態の組立式椅子6について説明する。
組立式椅子6の座板7は、図16に示すように、左右に突出部7aが設けられ、補助板7bが後部下側に突出する状態に貼り付けられ、突出部7aには、後述する固定棒27を挿通するための孔7cが設けられている。
図1に示した組立式椅子6の左側枠8と右側枠9は、それぞれ図17〜図21に示す最上部の側枠材22、中間部の側枠材23、最下部の側枠材24およびスペーサ25から構成されている。最上部、中間部、最下部の各側枠材22,23,24には、図23(c)に示す第3の縦ボルト26を挿通する孔22a,23a,24aと、図23(a)に示す固定棒27を挿通する孔22b,23b,24bと、図23(b)に示す第4の縦ボルト28を挿通する孔22c,23c,24cと、図22に示すスペーサ25に突設されただぼ25aを差し込む回り止め用孔22d,23d,24dが設けられている。なお、スペーサ25にも、第3の縦ボルト26を挿通する孔25bが設けられている。最上部の側枠材22の前方と最下部の側枠材24の前方および後方には、第3の縦ボルト26および第4の縦ボルト28の上下端に締め付けられる飾りナットを埋め込むための座刳り部が形成されている。
図1に示した組立式椅子の背面枠10は、図17および図18に示す最上部の背面材29とそれ以外の背面材30から構成されている。最上部およびそれ以外の背面材29,30には、第4の縦ボルト28を挿通するための孔29a,30aがそれぞれ両側に形成されている。最上部の背面材29には、第4の縦ボルト28の上端に締め付けられる飾りナットを埋め込むための座刳り部が形成されている。
以上の部材を用いて組立式椅子6を組み立てるには、まず、最下部の側枠材24の前方の孔24aに第3の縦ボルト26を差し込み、第3の縦ボルト26の下端に飾りナット(図示せず)を所定位置まで締め込む。最下部の側枠材24の上に、第3の縦ボルト26にスペーサ25の孔25bを通して、スペーサ25を装着する。このとき、スペーサ25のだぼ25aが回り止め用孔24dに嵌合するようにする。次いで、中間の側枠材23の孔23aを第3の縦ボルト26に差し込み、同様にスペーサ25を装着する。中間の側枠材23とスペーサ25は、所定の本数、交互に第3の縦ボルト26に差し込む。最後に、最上部の側枠材22の孔22aを第3の縦ボルト26に差し込み、第3の縦ボルト26の上端に飾りナット(図示せず)を嵌め込み、六角ナット等の工具で軽く締め付ける。このようにして、左側枠8と右側枠9を組み立てる。
次に、左側枠8か右側枠9の最下部の側枠材24の後方の孔24cに第4の縦ボルト28を挿入し、第4の縦ボルト28の下端に飾りナット(図示せず)を所定位置まで締め込む。次いで、背面材30の端部の孔30aに第4の縦ボルト28を挿入する。その上に、側枠材23を重ね、側枠材23の後端の孔23cを第4の縦ボルト28に差し込む。このように、背面材30と側枠材23が交互になるようにして、第4の縦ボルト28を差し込んでいく。最後に、最上部の背面材29の孔29aを差し込み、第4の縦ボルト28の上端に飾りナット(図示せず)を嵌め込み、軽く締め付ける。これを、背面材29,30の他方についても同様に行い、背面枠10の左右に左側枠8と右側枠9が組み立てられた状態とする。このとき、背面枠10と左側枠8および右側枠9とは、前方が開いた状態にしておく。
次いで、座板7の左右の突出部7aが、左側枠8と右側枠9の3番目の側枠材24の下部の間隙部に入り込むように座板7を装着するとともに、左側枠8および右側枠9の開きを閉じて、左側枠8と右側枠9が平行になるようにする。このとき、座板7の補助板7bは、背面枠10の4番目の背面材30の下部の間隙内に嵌り込んだ状態となる。その状態で、左側枠8と右側枠9の最上部の側枠材22の孔22bと座板7の孔7cとが一致するように位置合わせして、固定棒27を差し込む。これにより、座板7は、左側枠8と右側枠9とにより一体化される。最後に、緩く閉めていた第3の縦ボルト26と第4の縦ボルト28の上部の飾りナットを強く締め付ければ、組立式椅子6は強固に固定される。
このようにして、図24〜図26に示す外観の組立式椅子6が組み立てられる。
以上に説明したように、本考案の実施の形態に係る組立式机1および組立式椅子6は、天板2または座板7は平板状であるが、他の3面の枠は、間隙を設けているので、使用木材も少なくて済み、間伐材や端材を使用することができるために資源の有効利用を図ることができ、また軽量であるために、運搬コストも軽減でき、しかも、組み立ても簡単に行うことができる。
本考案は、間伐材や高級家具等の端材を有効に利用し、また組立が容易な組立式机および組立式椅子として、木工の分野において好適に利用することができる。
本考案の実施の形態に係る組立式机および組立式椅子の斜視図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の天板を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の正面枠を構成する最上部の正面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の正面枠を構成する最上部以外の正面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する最上部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する中間部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成する最下部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の側枠を構成するスペーサを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の木材を連結する部材を示すものであり、(a)は固定部材としての固定棒、(b)は第2の縦ボルト、(c)は第1の縦ボルトのそれぞれ正面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の平面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式机の背面図である。 図12のA−A断面図である。 側枠に取り付ける掛け具を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 側枠に取り付けるフックを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の天板を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の背面枠を構成する最上部の背面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の背面枠を構成する最上部以外の背面材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する最上部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する中間部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成する最下部の側枠材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側枠を構成するスペーサを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の木材を連結する部材を示すものであり、(a)は固定部材としての固定棒、(b)は第4の縦ボルト、(c)は第3の縦ボルトのそれぞれ正面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の平面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の側面図である。 本考案の実施の形態に係る組立式椅子の背面図である。
符号の説明
1 組立式机
2 天板
2a 突出部
2b 補助板
2c 孔
3 左側枠
4 右側枠
5 正面枠
6 組立式椅子
7 座板
7a 突出部
7b 補助板
7c 孔
8 左側枠
9 右側枠
10 背面枠
11,12,13 側枠材
11a,12a,13a 孔
11b,12b,13b 孔
11c,12c,13c 孔
11d,12d,13d 回り止め用孔
14 スペーサ
14a だぼ
14b 孔
15 第1の縦ボルト
16 固定棒
17 第2の縦ボルト
18,19 正面材
18a,19a 孔
20 掛け具
20a 孔
20b 横木
21 フック
21a 孔
22,23,24 側枠材
22a,23a,24a 孔
22b,23b,24b 孔
22c,23c,24c 孔
22d,23d,24d 回り止め用孔
25 スペーサ
25a だぼ
25b 孔
26 第3の縦ボルト
27 固定棒
28 第4の縦ボルト
29,30 背面材
29a,30a 孔

Claims (6)

  1. 天板と、両側枠と、正面枠とを有し、
    前記両側枠は、前記天板の奥行きの寸法と略同じ長さの複数の側枠材と、前記複数の側枠材の前方を所定の間隙を空けて略等間隔で保持するスペーサとを備え、
    前記正面枠は、前記天板の幅と略同じ長さの複数の正面材からなり、
    前記両側枠の複数の側枠材の前方と前記スペーサとは第1の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、
    前記両側枠の複数の側枠材の後端と前記複数の正面材のそれぞれの端部とは交互に交差するように組み合わされるとともに、その全体の交差部は第2の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、
    前記天板は、前記両側枠の側枠材の間隙の間に天板の両側部が嵌め込まれ固定部材により前記天板の側部と側枠材とが固定されることにより取り付けられている
    ことを特徴とする組立式机。
  2. 前記天板の後方端部には、前記正面枠の複数の正面材の間隙に嵌り込む補助板が設けられている請求項1記載の組立式机。
  3. 前記天板は、前記両側枠および正面枠の高さよりも低い位置において前記側枠材に取り付けられている請求項1または2に記載の組立式机。
  4. 座板と、両側枠と、背面枠とを有し、
    前記両側枠は、前記座板の奥行きの寸法と略同じ長さの複数の側枠材と、前記複数の側枠材の前方を所定の間隙を空けて略等間隔で保持するスペーサとを備え、
    前記背面枠は、前記座板の幅と略同じ長さの複数の背面材からなり、
    前記両側枠の複数の側枠材の前方と前記スペーサとは第3の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、
    前記両側枠の複数の側枠材の後端と前記複数の背面材のそれぞれの端部とは交互に交差するように組み合わされるとともに、その全体の交差部は第4の縦ボルトにより縦方向に貫通して締め付けられ、
    前記座板は、前記両側枠の側枠材の間隙の間に座板の両側部が嵌め込まれ固定部材により前記座板の側部と側枠材とが固定されることにより取り付けられている
    ことを特徴とする組立式椅子。
  5. 前記座板の後方端部には、前記背面枠の複数の背面材の間隙に嵌り込む補助板が設けられている請求項4記載の組立式椅子。
  6. 前記座板は、前記両側枠および背面枠の高さよりも低い位置において前記側枠材に取り付けられている請求項4または5に記載の組立式椅子。
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