JPH0651482B2 - 袋体に対する商品の挿入装置 - Google Patents

袋体に対する商品の挿入装置

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JPH0651482B2
JPH0651482B2 JP1321630A JP32163089A JPH0651482B2 JP H0651482 B2 JPH0651482 B2 JP H0651482B2 JP 1321630 A JP1321630 A JP 1321630A JP 32163089 A JP32163089 A JP 32163089A JP H0651482 B2 JPH0651482 B2 JP H0651482B2
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guide
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一紀 山形
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株式会社ヤマガタグラビヤ
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,開口部を封口するための折曲自在な封口片を
備えた袋体に対して商品を挿入する装置に関する. 〔従来の技術と課題〕 従来より,袋体に商品を挿入した後,該袋体の開口部を
封口せしめることが行われている. ところで,袋体は,通常,表裏フィルム部から成る扁平
な形状であるため,商品の挿入に際して,該袋体の開口
部を作為的に開口させる必要がある. この点について,従来技術では,袋体の開口部を手先業
により開口させているのが現状であり,能率が向上しな
いという問題がある. 一方,自動包装装置においては,エアーノズルから噴出
するエアーによって袋体を開口させるものが提案されて
いるが,エアー噴出を受けている間,袋体の開口部が振
動し,安定した開口状態を得られないという問題があ
る. 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記課題を解決した袋体に体する商品の挿入装
置を提供するものである. そこで,本発明が課題解決のための手段として構成した
ところは,開口部を封口するための折曲自在な封口片
(4)を備えた袋体(1)に商品(31)を挿入する方法におい
て:積層された袋体(1)の開放された封口片(4)を引き離
し自在に保持する保持手段(11)と,袋体(1)の開口部(3)
に対して進退自在な開口案内手段(64)と,商品(31)を袋
体(1)の開口部(3)に対して前進せしめる商品挿入手段(7
4)とから成り;前記開口案内手段(64)は,開閉自在且つ
閉止時に尖端を有する烏口部材(72)を先端の幅方向に間
隔をおいて櫛状に列設すると共に,該烏口部材(72)に至
り延びるスライド壁(66)を備え;前記スライド壁(66)の
上方から烏口部材(72)の櫛状間隙を通過して袋体(1)の
開口部(3)にエアーを噴出するエアーノズル(82)を配置
し;前記商品挿入手段(74)は,商品(31)を載置可能とし
且つ前記スライド壁(66)にスライド自在に重合された商
品載置部(75)と,該商品載置部(75)の尾端近傍部に設け
られ商品挿入手段(74)の前進と共に商品(31)を同行せし
める商品係合部(76)と,該商品挿入手段(74)の先端部に
設けられ該商品挿入手段(74)の前進時に袋体(1)の底部
(2)に突き当たる衝当部(75a)とを備え;前記商品挿入手
段(74)を進退往復動せしめる駆動手段(80)が,前記衝当
部(75a) を袋体(1)の底部(2)に突き当てた後も更に前進
せしめることにより,封口片(4)が保持手段(11)から引
き離された位置まで袋体(1)を移動せしめるに足りる駆
動ストロークを備えて成る;点にある. 〔実施例〕 以下図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳述す
る. 〔袋体の構成と商品包装の方法〕 第14図ないし第17図に示すように,本発明に用いる
袋体1は,例えば一枚の帯状合成樹脂フィルムを袋底部
2にて半折重合し,表裏何れか一方のフィルムを開口縁
3より延長して封口片4を備えさせ,半折重合したフィ
ルムを帯長手方向に間隔をおいて溶断溶着することによ
り両側縁5,6を溶着された袋体1とされる.前記帯状
合成樹脂フィルムは,予め封口片4と反対側に位置する
フィルム部の表面に接着手段7を設けられており,該接
着手段7は両面接着テープ等から成る接着剤層8と,該
接着剤層8を被覆する離型シート9とから成る.前記封
口片4は更に延長された保持片10を備え,該保持片1
0に後述するロッドから成る保持手段11を挿通可能と
する孔を開放すると共に,該保持片10と封口片4をミ
シン目又は溝線等の分離線12を介して容易分離自在に
構成している. 従って,このような袋体1は,製袋が容易であり,しか
も安価である. 袋体1に商品を装填するに際しては,第14図示のよう
に,保持片10を保持手段11に挿通せしめることによ
り多数の袋体1を積層重合した状態で,最上層の袋体1
の開口縁3を開放せしめ,後述する商品挿入装置により
商品を袋体1に挿入し装填する.商品を装填した後,袋
体1は底部2の方向に引っ張られ,保持片10を保持手
段11に保持せしめたまま,前記分離線12を分離し,
分離された封口片4を備えた袋体1を後述するコンベヤ
上に移送せしめられる. 袋体1は,コンベヤにより搬送される際に,第15図示
のように,離型シート9を接着剤層8から剥離される.
この剥離作業は,後述するようにエアーノズルにより容
易に行うことができる. 引き続き,搬送中の袋体1は,第16図示のように封口
片4を起立せしめられる.この起立作業は,後述するよ
うに起立ガイド体に沿って袋体を搬送することにより容
易に行うことができる.尚,図例では,前記離型シート
9の剥離工程(第15図)の後,前記封口片4の起立工
程(第16図)を示したが,両工程の順序を逆にしても
良い. その後,第17図示のように,封口片4を起立状態によ
り折返し状に伏臥折曲させ,該封口片4を接着剤層8に
接着せしめる.この作業は,後述するような封緘作動手
段により容易に行うことができる. 〔商品包装装置の構成〕 (搬送機構) 第1図において図示省略しているが,搬送テーブル13
の下方にコンベヤが設置されている.該コンベヤは,駆
動回転される駆動輪と遊転される従動輪に巻掛されたエ
ンドレス体を有し,該エンドレス体の周方向に間隔をお
いて駆動片14を設けている.該駆動片14は,搬送テ
ーブル13の搬送窓孔15より上方に突出せしめられ,
該搬送テーブル13上を走行する. 前記搬送テーブル13の搬送始端側には,搬送窓孔15
を横断して設置された平面視L形の受壁16が立設さ
れ,該受壁16は,後述する作業部から滑落される袋体
1の底部を受ける受承壁部16aと,該袋体1の側縁に
平行となるガイド壁部16bとを備える. 第3図示のように,前記受承壁部16aに近傍して搬送
テーブル13上には支持板17が固着され,該支持板1
7の先端部を搬送窓孔15内に臨ませている.このた
め,前記駆動片14は,該支持板17を通過するように
切欠14aを有する.また,搬送テーブル13上には搬
送窓孔15を隔てて前記支持板17に対向するガイド板
18が設けられており,該ガイド板18は後述する作業
部に向けて上昇傾斜せしめられている. 第1図示のように,搬送テーブル13は,前記受承壁部
16aから搬送終端方向に向けて延長する搬送ガイド1
9を備え,該搬送ガイド19を搬送窓孔15に向けて進
退移動調整可能となるように支持体20により支持して
いる. 搬送テーブル13の搬送終端部(搬送窓孔15の終端
部)には,更に,該テーブルを延長することにより待機
部21が設けられる. (作業部における商品挿入装置) 第1図ないし第6図に示すように,搬送テーブル13の
搬送始端部の側部には,待機中の袋体1に商品を挿入し
装填せしめるための作業部60が配置されている.この
作業部60は,水平又は緩傾斜に設置された作業テーブ
ル61と,該作業テーブル61より急傾斜にて搬送テー
ブル13に向かう袋体装置テーブル62とを有する. 前記袋体載置テーブル62は,第2図示のように,上述
したロッドから成る保持手段11を備え,袋体1を多数
積層載置しており,該袋体1の一側部に沿う保持ガイド
63を備える. 前記作業テーブル61は,袋体1の封口片4を上方より
覆うように,前記袋体載置テーブル62の上方にオーバ
ラップして配置される.この作業テーブル61には,開
口案内手段64が進退自在に載置される.このため,作
業テーブル61は一対のガイドレール65,65を設け
ている. 前記開口案内手段64は,底壁となるスライド壁66
と,該スライド壁66の両側縁に起立する側壁67,6
7とを有し,両側壁67,67を前記作業テーブル61
のガイドレール65,65に沿って摺動自在とされる.
この開口案内手段64の進退移動を行うため,スライド
壁66には下方に延びる駆動片68が設けられ,該駆動
片68に駆動シリンダ69を連結される.尚,前記駆動
片68は,作業テーブル61のガイド孔70に挿通され
る. 更に,開口案内手段64は,両側壁67,67の先端を
ガイド壁66に対して尖鋭となる傾斜壁71,71と
し,該傾斜壁71と該ね平行な烏口部材72を設けてい
る.この烏口部材72は,前記両側壁67,67に架設
したバー73に対して横軸回りに回動自在に枢着され,
該バー73に間隔をおいて複数が配置されており,従っ
て,開口案内手段64の先端において幅方向に間隔をお
いて櫛状に列設されている.そこで,これらの烏口部材
72は,常時は,自重により先端をスライド壁66に接
当し,前記傾斜壁71と平行に位置するが,自由に跳ね
上げ方向に回動自在である.尚,烏口部材72は,上述
のようにヒンジ手段等を介して跳ね上げ自在に枢着する
他,該烏口部材72自体の材質をバネ板やエラストマー
片により形成することにより,スライド壁66に対して
開放自在に構成しても良い. 前記開口案内手段64のスライド壁66上には両側壁6
7,67間において進退自在な商品挿入手段74が載置
される.この商品挿入手段74は,商品31を載置可能
とし且つ前記スライド壁66にスライド自在に重合され
る商品載置部75と,該商品載置部75の尾端近傍に起
立せしめられ該商品挿入手段74の前進と共に商品31
を同行せしめ商品係合部76と,該商品挿入手段74の
先端部に設けられ該商品挿入手段74の前進時に袋体1
の底部2に突き当たる衝当部75aとを備え,後方に延
設され且つ下方に垂下する駆動片77を設けている.こ
の商品挿入手段74の進退移動を可能とするため,前記
駆動片77は,商品案内手段64のガイド壁及び作業テ
ーブル61に開口された摺動孔78,79に挿入され,
該駆動片77をシリンダから成る駆動手段80に連結さ
れる.尚,商品挿入手段74の前記商品係合部76の後
方側にはストッパ片81が立設されている. 更に,第1図示のように,作業テーブル61上に位置し
て袋体1の開口縁3に臨むエアーノズル82が配設され
ている. 以上の構成により,袋体1に商品を挿入する方法を説明
すると,第3図示のように,エアーノズル82からエア
ーを烏口部材72の櫛状間隙を通過して袋体1の開口縁
に噴出することにより,袋体載置テーブル62上の最上
層の袋体1が開口縁3を開口せしめられる. そこで,商品挿入手段74の商品載置部75に商品31
を載置した状態で,第4図示のように,駆動シリンダ6
9を作動し,開口案内手段64を前進せしめる.開口案
内手段64は,商品挿入手段74を載置したまま駆動片
68をガイド孔70内で前進せしめることにより前進
し,傾斜壁71及び烏口部材72を袋体1の開口縁3内
に位置せしめる.従って,袋体の開口縁3は烏口部材7
2により開口状態を保持せしめられる. その後,第5図示のように,駆動手段80を作動し,商
品挿入手段74を前進させると,商品31は載置部75
に載置された状態で商品係合部76に押しやられつつ袋
体1の内部に挿入される.この際,烏口部材72が前進
する商品31により跳ね上げられ,商品31の通過を許
す.第5図の状態で,商品挿入手段74の先端の衝当部
75aは,袋体1の底部2に突き当てられ,このとき商
品係合部76が烏口部材72の下方に位置する. 引き続き,第6図示のように,駆動手段80が作動し続
けられ,商品挿入手段75の衝当部75aが袋体1の底
部2を強制的に前進せしめる.これにより袋体1の分離
線12が強制的に分離せしめられ,袋体1は保持手段1
1の保持を解かれて前進する.このように,駆動手段8
0は,前記衝当部75aにより袋体1を保持手段11か
ら引き離された位置に移動せしめるに足りる駆動ストロ
ークを有する.商品挿入手段74はストッパ片81をバ
ー73に接当して急停止されるので,慣性力により前進
する商品31と共に袋体1が商品挿入手段74から離れ
て前進し,搬送テーブル13に向けて滑落せしめられ
る. 尚,その後は,駆動シリンダ69及び駆動手段80を復
動して,商品挿入手段74及び開口案内手段64は元の
位置に復帰せしめられ,以後,上記の同様の作業を繰り
返して行う. (搬送姿勢制御機構) 前記作業部60から滑落された袋体1は,第1図示のよ
うに,受壁16に衝当して停止し,支持板17及びガイ
ド板18に跨がって載置される. コンベヤの駆動片14が前記袋体1の側縁に衝当し,該
袋体1の搬送を開始すると,袋体1は搬送姿勢制御機構
32を通過せしめられる.この機構32は,第7図示の
ように,前記受壁16に固定支持された支持ロッド33
と,該支持ロッド33から垂下された一対のブラケット
34,34と,該ブラケット34から垂下された比較的
細幅の弾性材35とを備え,この一対の弾性材35,3
5を搬送窓孔15の両側に配置すると共に,該弾性材3
5,35の先端を搬送テーブル13の表面に接当させ又
は近接させている. 従って,搬送される袋体1は,前記一対の弾性材35,
35の弾性変形を介して搬送テーブル13上を搬送さ
れ,該弾性材35と搬送テーブル13の間を通過する際
に姿勢を制御され,該袋体1の底部を搬送ガイド19に
沿わしめられる. (離型シートの剥離機構) 引き続き搬送される袋体1は,第1図示のように,離型
シートの剥離機構36を通過せしめられる.この剥離機
構36は,第1図及び第8図に示すように,袋体の搬送
経路上で袋体1の表面近傍から離型シート9の側方に臨
んで開口するエアーノズル37を備え,該エアーノズル
37は図示省略したエアーポンプからのエアー圧送を受
ける. 搬送中の袋体1の離型シート9が前記エアーノズル37
に近づくと前記エアーポンプを作動させる検知手段38
が設けられている.この検出手段38は,第8図示のよ
うに,前記エアーポンプ作動開始位置にて封口片4の上
方に配置された発光素子38aと,該発光素子に対向し
て搬送テーブル13の下方に配置された受光素子(図示
省略)と,前記発光素子の光通路を構成する搬送テーブ
ル13の孔38bとから成り,搬送されてきた袋体1の
封口片4が前記孔38bを塞ぐと信号を出力して前記エ
アーポンプを作動する. 従って,搬送中の袋体1の封口片4が前記孔38bを閉
塞した後,通過して該孔38bを開放するまで,エアー
ノズル37からエアーが噴出され続け,第8図示のよう
に,袋体1における接着手段7の離型シート9を剥離さ
せ吹き飛ばす. 尚,前記発光素子38aは,ガイドボックス39に取付
けられており,該ガイドボックス39は,エアーノズル
37に向かう正面側を開口せしめ,吹き飛ばされた離型
シート9を受けると共に,該ガイドボックス39と搬送
テーブル13との間に形成された排出路40より離型シ
ート9を排出する.図示省略しているが,ガイドボック
ス39は,パンチングメタル等の多数孔を備えた板材に
より形成され,通気性を有するものが好ましい. (封口片の起立機構) 更に搬送される袋体1は,封口片の起立機構41に送ら
れ,封口片4を起立保持せしめられる.この起立機構4
1は,第1図並びに第9図及び第10図に示すように,
搬送中の袋体1の封口片4を乗り上げさせるガイド傾斜
縁42aを備えた起立ガイド体42と,該起立ガイド体
42との間において起立された封口片4を通過せしめる
通過路43を形成せしめる補助ガイド44とを備える.
また,前記ガイド傾斜縁42aよりも搬送方向上流側に
位置して案内ローラ45が配置されると共に,前記ガイ
ド傾斜縁42aに近傍して押さえローラ46が配置され
ている.両ローラ45,46は,遊転自在に軸支され,
搬送テーブル13上に接している. 搬送される袋体1は,封口片4を案内ローラ45と搬送
テーブル13との間を通過され,該案内ローラ45の折
目形成部45a(径大部のエッジ)により封口片4の折
曲予定部に折目を形成される.引き続き封口片4を押さ
えローラ46と搬送テーブル13との間を通過せしめら
れる際,封口片4の前記折目から開口縁3までの部分を
押さえローラ46に抑えられ,この状態で封口片4の自
由端部を前記ガイド傾斜縁42aにより徐々に起立せし
められ,起立後は起立ガイド体42に保持された状態で
前記通過路43を通過する. (封緘作動手段) 封口片4を起立せしめられた袋体1は,搬送中,封口片
4を起立ガイド体42により起立状態に保持せしめら
れ,待機部21に送られる.待機部21において,袋体
1はコンベヤの駆動片14から開放され,停止され,待
機中に,封緘作動手段47により前記封口片4を折返し
状に伏臥折曲され,接着剤層8に接着せしめられる. この封緘作動手段47は,第1図及び第11図に示すよ
うに,前記起立ガイド体42の延長線上に配置された接
着作動体48と,該接着作動体48を封口片4を押して
接着剤層8上にスライドせしめるエアーシリンダ等の接
着駆動機構49とを構成している.前記接着作動体48
は,下面に袋体1の全幅にわたる帯状のスポンジ等から
成る緩衝板50を備えており,該緩衝板50の下面が袋
体1の接着剤層8に沿って進退移動するように,スペー
サ51により位置決めされている.即ち,スペーサ51
は,袋体1に装填された商品31の肉厚と同一又は僅か
に厚肉とされた肉厚に形成され,該スペーサ51上に緩
衝板50を沿わせた状態で接着作動体48を位置決めし
ている. 従って,起立ガイド体42により封口片4を起立保持せ
しめられた状態で待機部21に送られた袋体1は,前記
接着剤作動体48により封口片4を起立状態に保持され
停止する.而して,後続の袋体1が上述したエアーノズ
ル37を作動せしめる検知手段38に検知されると,該
検知手段38からの信号により前記接着駆動機構49を
作動し,前記接着作動体48を進出せしめる.これによ
り封口片4は折返し状に折曲され接着剤層8上に重合さ
れ接着せしめられる.前記検知手段38からの信号が停
止すると,接着駆動機構49は後退し,前記接着作動体
48を後退し元の位置に復帰せしめる. (商品包装袋体の排出手段) 封緘を終了した袋体1は,待機部21に停止したまま待
機し,第1図に示す排出手段90により待機部21より
排出される. 即ち,この排出手段90は,シリンダ装置91により商
品包装後の袋体1を待機部21より強制的に移動せしめ
る.第12図示のように,排出手段90は,分割された
固定片92と揺動片93とを備え,袋体1が待機部21
に移送されてきたときは,揺動片93が揺動して袋体1
の通過を許す反面,前記封緘作動手段47により封緘作
業が終了した後は,シリンダ装置91により前進せしめ
られ,このとき揺動片93が前進方向に対しては後退し
て揺動することなく袋体1を押出し方向に移動せしめ
る. (その他の実施例) 本発明は,封口片4を折曲する際に,第18図に示すよ
うに,該封口片4と共に開口縁3を併せて折曲し,これ
により商品31が袋体1内で遊動しないように該商品3
1をタイトに包装することも可能である. 〔発明の効果〕 本発明によれば,表裏フィルム部から成る扁平な形状の
袋体1に商品31を挿入するに際して,袋体の開口部を
好適に開口せしめ商品を確実容易に挿入し装填すること
ができるという効果がある. 特に,商品31の挿入に先立って開口案内手段64を前
進せしめ,該開口案内手段64の烏口手段72により袋
体1の開口縁3を開口保持せしめ,次いで,商品挿入手
段74により前記烏口手段72を開放しつつ商品31を
通過せしめ,該商品31を袋体1内に前進させ挿入する
ものであるから,挿入作業に誤動作を生じることがな
く,商品挿入方法及び装置を完全自動化又は半自動化で
きる点で優れている. 就中,本発明によれば,以上のように構成した結果.次
の格別な効果を奏する. エアーノズル82からのエアーが櫛状の烏口部材72
を通過して袋体1に送りこまれるので,烏口部材72を
設けた構成でありながらも,袋体1の開口縁3を好適に
広げることができ,後の商品挿入を容易ならしめること
ができる. 商品挿入手段74が商品載置部75と,商品係合部7
6を構成しているので,商品自体をスライドさせること
なく(従って商品を損傷させることなく)商品載置部7
5をスライド壁66上でスライドさせながら袋体1に商
品を挿入できるものであるから,商品を無傷のまま包装
することができ,商品の購入者からのクレームを受ける
虞れはない. 袋体1の封口片4を保持手段11に引き離し自在に保
持せしめ,しかも,商品挿入手段74における商品載置
部75の先端に衝当部75aを設け,駆動手段80によ
る商品挿入手段74の前進時に,衝当部75aを袋体1
の底部2に突き当てた後も更に前進せしめるので,単に
商品挿入手段74を前進させるだけで袋体1を保持手段
11から引き離し,封口のための次工程に送ることがで
き,しかも,この際,商品には外力が加わらないので,
商品を損傷することはない. 袋体1は,積層状態の下で封口片4を保持手段11に
より引き離し自在に保持せしめているので,従来のよう
に袋体1を一枚宛に取り出すフィンガー等の高価な取出
装置を設ける必要はなく,封口片4を保持手段11に保
持せしめたままの状態で,前述のような烏口部材72を
通過するエアーにより袋体1を容易に開口せしめ商品の
挿入を可能とし,商品包装の後に封口片4を引き離して
次工程に送るものであるから,簡単且つ安価な構成によ
り連続的な商品の包装を実現できる点において優れてい
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係る装置を示す平面図,第
2図は商品挿入装置の1実施例を分解して示す斜視図,
第3図は同商品挿入装置における作動前の状態を示す縦
断側面図,第4図は同商品挿入装置における開口案内手
段を前進した状態を示す縦断側面図,第5図は同商品挿
入装置における商品挿入手段を前進した状態を示す縦断
側面図,第6図は同商品挿入装置における商品挿入手段
を更に前進させ袋体を保持手段から強制的に分離させた
状態を示す縦断側面図,第7図は搬送姿勢制御機構を示
す縦断側面図,第8図は離型シートの剥離機構を示す縦
断側面図,第9図は封口片の起立機構を示す正面図,第
10図は同縦断側面図,第11図は封緘作動手段を示す
縦断側面図,第12図は袋体を通過せしめている状態の
排出手段を示す縦断正面図,第13図は袋体を排出せし
めている状態の排出手段を示す縦断正面図,第14図は
本発明に用いる袋体を示す斜視図,第15図は同袋体に
商品を装填し離型シートを剥離している状態を示す斜視
図,第16図は封口片を起立保持せしめている状態を示
す斜視図,第17図は封口片を接着剤層に重合接着した
状態を示す斜視図,第18図は封口片と共に開口縁を折
曲した別の実施例を示す袋体の縦断面図である. 1……袋体,2……袋底部,3……開口縁,4……封口
片,7……接着手段,8……接着剤層,9……離型シー
ト,10……保持片,11……保持手段,12……分離
線,31……商品,60……作業部,61……作業テー
ブル,62……袋体載置テーブル,64……開口案内手
段,66……スライド壁,71……傾斜壁,72……烏
口部材,74……商品挿入手段,75……商品載置部,
75a……衝当部,76……商品係合部,80……駆動
手段,82……エアーノズル.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を封口するための折曲自在な封口片
    (4)を備えた袋体(1)に商品(31)を挿入する方法におい
    て: 積層された袋体(1)の開放された封口片(4)を引き離し自
    在に保持する保持手段(11)と,袋体(1)の開口部(3)に対
    して進退自在な開口案内手段(64)と,商品(31)を袋体
    (1)の開口部(3)に対して前進せしめる商品挿入手段(74)
    とから成り; 前記開口案内手段(64)は,開閉自在且つ閉止時に尖端を
    有する烏口部材(72)を先端の幅方向に間隔をおいて櫛状
    に列設すると共に,該烏口部材(72)に至り延びるスライ
    ド壁(66)を備え; 前記スライド壁(66)の上方から烏口部材(72)の櫛状間隙
    を通過して袋体(1)の開口部(3)にエアーを噴出するエア
    ーノズル(82)を配置し; 前記商品挿入手段(74)は,商品(31)を載置可能とし且つ
    前記スライド壁(66)にスライド自在に重合された商品載
    置部(75)と,該商品載置部(75)の尾端近傍部に設けられ
    商品挿入手段(74)の前進と共に商品(31)を同行せしめる
    商品係合部(76)と,該商品挿入手段(74)の先端部に設け
    られ該商品挿入手段(74)の前進時に袋体(1)の底部(2)に
    突き当たる衝当部(75a) とを備え; 前記商品挿入手段(74)を進退往復動せしめる駆動手段(8
    0)が,前記衝当部(75a) を袋体(1)の底部(2)に突き当て
    た後も更に前進せしめることにより,封口片(4)が保持
    手段(11)から引き離された位置まで袋体(1)を移動せし
    めるに足りる駆動ストロークを備えて成る; ことを特徴とする袋体に対する商品の挿入装置.
JP1321630A 1989-12-11 1989-12-11 袋体に対する商品の挿入装置 Expired - Lifetime JPH0651482B2 (ja)

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