JPH0651247A - 眼内レンズセット - Google Patents
眼内レンズセットInfo
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- JPH0651247A JPH0651247A JP5078329A JP7832993A JPH0651247A JP H0651247 A JPH0651247 A JP H0651247A JP 5078329 A JP5078329 A JP 5078329A JP 7832993 A JP7832993 A JP 7832993A JP H0651247 A JPH0651247 A JP H0651247A
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- Japan
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- lens
- intraocular
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/14—Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
- A61F2/16—Intraocular lenses
- A61F2/1613—Intraocular lenses having special lens configurations, e.g. multipart lenses; having particular optical properties, e.g. pseudo-accommodative lenses, lenses having aberration corrections, diffractive lenses, lenses for variably absorbing electromagnetic radiation, lenses having variable focus
- A61F2/1616—Pseudo-accommodative, e.g. multifocal or enabling monovision
- A61F2/1621—Pseudo-accommodative, e.g. multifocal or enabling monovision enabling correction for monovision
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/06—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
-
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- A61F2/1618—Multifocal lenses
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 黄昏時や夜間のような光量が減少した状態
で、コントラストに対する感度を向上させ、視覚性を改
善することができるような眼内レンズセットを提供す
る。 【構成】 少なくとも２つの多重焦点眼内レンズを有す
る眼内レンズのセットであって、その第１のレンズは遠
方の焦点において第２のレンズよりも高い比率の光の分
布を持ち、第２のレンズはその近傍の焦点において第１
のレンズよりも高い比率の光の分布を持つ。
で、コントラストに対する感度を向上させ、視覚性を改
善することができるような眼内レンズセットを提供す
る。 【構成】 少なくとも２つの多重焦点眼内レンズを有す
る眼内レンズのセットであって、その第１のレンズは遠
方の焦点において第２のレンズよりも高い比率の光の分
布を持ち、第２のレンズはその近傍の焦点において第１
のレンズよりも高い比率の光の分布を持つ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも２つの多
重焦点型の眼内レンズを有するような眼内レンズのセッ
トに関する。
重焦点型の眼内レンズを有するような眼内レンズのセッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】多重焦点型の眼内レンズは、
例えば白内障の処置のために用いられるが、コントラス
トについての感度が低いことを甘受しなければならず、
それによって、特に、夜間に原動機付きの乗り物を運転
するときなどに困難を生じることがある。近視野のため
の中央レンズ領域と、遠視野のための周辺領域とを有す
るような眼内レンズを用いるときは、それぞれのレンズ
の部分を通して入射してくる光の量が、レンズの瞳の寸
法に大きく依存することになる。
例えば白内障の処置のために用いられるが、コントラス
トについての感度が低いことを甘受しなければならず、
それによって、特に、夜間に原動機付きの乗り物を運転
するときなどに困難を生じることがある。近視野のため
の中央レンズ領域と、遠視野のための周辺領域とを有す
るような眼内レンズを用いるときは、それぞれのレンズ
の部分を通して入射してくる光の量が、レンズの瞳の寸
法に大きく依存することになる。
【０００３】
【課題を解決するための手段とその作用】この発明の目
的は、黄昏時や夜間のような光量が減少した状態で、コ
ントラストに対する感度を向上させ、視覚性を改善する
ことができるような眼内レンズセットを提供することに
ある。
的は、黄昏時や夜間のような光量が減少した状態で、コ
ントラストに対する感度を向上させ、視覚性を改善する
ことができるような眼内レンズセットを提供することに
ある。
【０００４】この発明の原則に基づいて上述した又は他
の目的を達成するためのレンズのセットは、少なくとも
以下のものを具備する。すなわち、第１と第２の多重焦
点型眼内レンズであって、そのセットの２つの眼内レン
ズの組合わせにおいて、第１のレンズが、その遠い焦点
に対して、そのレンズを通過する全光の分布において第
２のレンズよりも高い比率を有し、第２のレンズが、そ
の近い焦点に対して、そのレンズを通過する光の分布に
おいて第１のレンズよりも高い比率を持っている。
の目的を達成するためのレンズのセットは、少なくとも
以下のものを具備する。すなわち、第１と第２の多重焦
点型眼内レンズであって、そのセットの２つの眼内レン
ズの組合わせにおいて、第１のレンズが、その遠い焦点
に対して、そのレンズを通過する全光の分布において第
２のレンズよりも高い比率を有し、第２のレンズが、そ
の近い焦点に対して、そのレンズを通過する光の分布に
おいて第１のレンズよりも高い比率を持っている。
【０００５】より好ましい発明の態様においては、遠焦
点及び近焦点にそれぞれ対応する高い光分布の比率は、
上述した組合わせの第１と第２の眼内レンズのそれぞれ
に対してそれぞれのレンズを通過する全光の分布の約６
０〜７０％の間にあるようなレンズのセットによって達
成される。
点及び近焦点にそれぞれ対応する高い光分布の比率は、
上述した組合わせの第１と第２の眼内レンズのそれぞれ
に対してそれぞれのレンズを通過する全光の分布の約６
０〜７０％の間にあるようなレンズのセットによって達
成される。
【０００６】発明の他の好ましい特徴は、２つの眼内レ
ンズが実質的な２焦点レンズの形態になり得る点であ
る。これらのレンズはその一面において屈折型レンズで
あり、他面において分散型レンズであるような形態のレ
ンズとすることもできる。従って、それぞれのレンズの
それぞれの焦点における光のエネルギー又は強度は、遠
視野焦点であろうと近視野焦点であろうと、分散効果、
つまり、同相の光の波の干渉によって向上させられる。
この観点から、この点に関する完全な詳細が記載されて
いるドイツ特許出願Ｎｏ．Ｐ ４１ ３４ ５１８．５
に留意すべきである。しかしながら、レンズはまた、Ｅ
Ｐ ０１４０ ０６３ Ｂ１に開示されたような設計形
状にすることもでき、この場合には、レンズを通過する
光の分布のより高い比率を達成するために、それぞれの
レンズの本体に、遠視野目視領域と近視野目視領域に対
応して、それぞれより大きなレンズ領域が設けられてい
る。
ンズが実質的な２焦点レンズの形態になり得る点であ
る。これらのレンズはその一面において屈折型レンズで
あり、他面において分散型レンズであるような形態のレ
ンズとすることもできる。従って、それぞれのレンズの
それぞれの焦点における光のエネルギー又は強度は、遠
視野焦点であろうと近視野焦点であろうと、分散効果、
つまり、同相の光の波の干渉によって向上させられる。
この観点から、この点に関する完全な詳細が記載されて
いるドイツ特許出願Ｎｏ．Ｐ ４１ ３４ ５１８．５
に留意すべきである。しかしながら、レンズはまた、Ｅ
Ｐ ０１４０ ０６３ Ｂ１に開示されたような設計形
状にすることもでき、この場合には、レンズを通過する
光の分布のより高い比率を達成するために、それぞれの
レンズの本体に、遠視野目視領域と近視野目視領域に対
応して、それぞれより大きなレンズ領域が設けられてい
る。
【０００７】
【実施例】この発明のさらなる目的、特徴及び利点は以
下の説明によって明らかにされる。最初に図１を参照す
ると、これには、この発明の実施例の眼内レンズセット
を形成する第１と第２の２焦点型眼内レンズ１，２が示
されている。
下の説明によって明らかにされる。最初に図１を参照す
ると、これには、この発明の実施例の眼内レンズセット
を形成する第１と第２の２焦点型眼内レンズ１，２が示
されている。
【０００８】眼内レンズ１は、遠方からの平行光線１０
が焦点を結ぶ遠視野焦点４を持つ。近傍から目に入射す
る光線１１は、近視野焦点３において焦点を結ぶ。７で
示される一点鎖線は、それぞれの眼内レンズが埋め込ま
れる目の網膜を示す。
が焦点を結ぶ遠視野焦点４を持つ。近傍から目に入射す
る光線１１は、近視野焦点３において焦点を結ぶ。７で
示される一点鎖線は、それぞれの眼内レンズが埋め込ま
れる目の網膜を示す。
【０００９】入射光は、遠視野焦点４において近視野焦
点３におけるよりもより多く焦点を結び、例えばエネル
ギー比率で６０〜７０％の範囲に達する。レンズが埋め
込まれた状態において、遠視野焦点４が７で示されるよ
うな目の網膜の上にあることが分る。近視野焦点３にお
ける光分布の割合は、従って、例えば、３０〜４０％で
ある。
点３におけるよりもより多く焦点を結び、例えばエネル
ギー比率で６０〜７０％の範囲に達する。レンズが埋め
込まれた状態において、遠視野焦点４が７で示されるよ
うな目の網膜の上にあることが分る。近視野焦点３にお
ける光分布の割合は、従って、例えば、３０〜４０％で
ある。
【００１０】網膜上の遠視野焦点４において集められた
光は、このように、目の網膜の上に鋭い映像を生成す
る。眼内レンズが埋め込まれた目の前側遠方領域から来
て焦点を結んだ光のエネルギー又は強度は、近傍から来
る光及び網膜７の上で焦点を結んでいない光のそれを上
回る。そのような近傍からの光は、網膜７の上に非常に
弱い構造化されない映像のみを生成する。ここで、図２
を参照すると、左目に埋め込まれた眼内レンズ１に関し
ては、映像が遠視野焦点４に形成されている光と、映像
が近視野焦点３において形成されている光とが示されて
いる。レンズは、遠方から来る映像（Ｅ）に対して良い
シャープさと良いコントラストを与えることができるよ
うな映像の形成を行わせるが、一方、近い映像は、その
近視野焦点についてレンズによって与えられる光の分布
の低い寄与に対応する低いエネルギー又は強度を有す
る。
光は、このように、目の網膜の上に鋭い映像を生成す
る。眼内レンズが埋め込まれた目の前側遠方領域から来
て焦点を結んだ光のエネルギー又は強度は、近傍から来
る光及び網膜７の上で焦点を結んでいない光のそれを上
回る。そのような近傍からの光は、網膜７の上に非常に
弱い構造化されない映像のみを生成する。ここで、図２
を参照すると、左目に埋め込まれた眼内レンズ１に関し
ては、映像が遠視野焦点４に形成されている光と、映像
が近視野焦点３において形成されている光とが示されて
いる。レンズは、遠方から来る映像（Ｅ）に対して良い
シャープさと良いコントラストを与えることができるよ
うな映像の形成を行わせるが、一方、近い映像は、その
近視野焦点についてレンズによって与えられる光の分布
の低い寄与に対応する低いエネルギー又は強度を有す
る。
【００１１】続けて図１を参照すれば、眼内レンズのセ
ットは、その近視野焦点５が、埋め込まれた条件のもと
で一点斜線７で示されるような目の網膜の上にある第２
の眼内レンズ２を有する。眼内レンズ２の場合、近視野
焦点５において、網膜７の後にある遠視野焦点６におい
てよりも高い比率で焦点を結び、これは、例えばレンズ
２を通過する光のうちの６０〜７０％の範囲に達する。
近傍から眼内レンズ２に入射した光１１は、近視野焦点
５の近傍において集光させられる。平行光線の形態で眼
内レンズに入射する遠方からの光１０は、遠視野焦点６
において焦点を結ぶ。
ットは、その近視野焦点５が、埋め込まれた条件のもと
で一点斜線７で示されるような目の網膜の上にある第２
の眼内レンズ２を有する。眼内レンズ２の場合、近視野
焦点５において、網膜７の後にある遠視野焦点６におい
てよりも高い比率で焦点を結び、これは、例えばレンズ
２を通過する光のうちの６０〜７０％の範囲に達する。
近傍から眼内レンズ２に入射した光１１は、近視野焦点
５の近傍において集光させられる。平行光線の形態で眼
内レンズに入射する遠方からの光１０は、遠視野焦点６
において焦点を結ぶ。
【００１２】図２に示すように、近視野範囲のシャープ
な映像は、右の目に埋め込まれたレンズの遠視野焦点５
によって形成され、遠視野範囲に関しては光の分布の低
い比率に対応した比較的低度の映像が形成される。
な映像は、右の目に埋め込まれたレンズの遠視野焦点５
によって形成され、遠視野範囲に関しては光の分布の低
い比率に対応した比較的低度の映像が形成される。
【００１３】ここで図３を参照すると、高いレベルのエ
ネルギーと強度を持つような鋭いコントラストの映像
が、２つの埋め込まれた眼内レンズ１，２の結合的共働
作用によって生成され、これは遠視野及び近視野用に用
いることができることが分る。
ネルギーと強度を持つような鋭いコントラストの映像
が、２つの埋め込まれた眼内レンズ１，２の結合的共働
作用によって生成され、これは遠視野及び近視野用に用
いることができることが分る。
【００１４】この発明の実施例の眼内レンズセットを用
いるときに、視覚的な能力をチェックする目的のため
に、２つの眼内レンズの焦点ずれ曲線を調査した。右の
目のためのレンズである一方の眼内レンズが、近視野焦
点との関連において約６０％の光分布の比率を持ってお
り、遠視野焦点に対しては約４０％の比率を持ってい
る。左の目のための他のレンズは、近視野焦点に関して
は約４０％の光分布比率、遠視野焦点に関しては約６０
％の比率を持っていた。
いるときに、視覚的な能力をチェックする目的のため
に、２つの眼内レンズの焦点ずれ曲線を調査した。右の
目のためのレンズである一方の眼内レンズが、近視野焦
点との関連において約６０％の光分布の比率を持ってお
り、遠視野焦点に対しては約４０％の比率を持ってい
る。左の目のための他のレンズは、近視野焦点に関して
は約４０％の光分布比率、遠視野焦点に関しては約６０
％の比率を持っていた。
【００１５】図４は、２つのレンズについて、リーガン
（Ｒｅｇａｎ）９６％に基づく映像調整能力又は解像力
を示すための焦点ずれ曲線を示している。図５は、２つ
のレンズのペリ−ロブソン（Ｐｅｌｌｉ−Ｒｏｂｓｏ
ｎ）による映像のコントラストについての焦点ずれ曲線
を示している。
（Ｒｅｇａｎ）９６％に基づく映像調整能力又は解像力
を示すための焦点ずれ曲線を示している。図５は、２つ
のレンズのペリ−ロブソン（Ｐｅｌｌｉ−Ｒｏｂｓｏ
ｎ）による映像のコントラストについての焦点ずれ曲線
を示している。
【００１６】眼内レンズセットに用いられる２つのレン
ズは、それらの屈折力が、回折性の要素と屈折性の要素
から構成されるものであってもよい。この上述したよう
な眼内レンズはドイツ特許出願Ｐ ４１ ３４ ５１
８．５に記載されており、従って、これを参照すべきで
ある。このようなレンズにおいて、屈折レンズ部の屈折
力に付加的な回折力を加えて、２つの焦点のうちの１つ
を相当な程度に抑圧するようにしても良い。図１にレン
ズ１又は２について９によって示されているような裏面
の回折性の細部構造として、鋸刃状のプロフィルが用い
られ、ここではプロフィルの高さ、つまり、設計波長に
おける最高点と最低点の光学的波長の差は、可視光の中
の緑スペクトル領域における波長に対応させることが好
ましい。この場合には、レンズ１又は２の裏面９におけ
る回折性の細部構造のプロフィルの効果を、レンズが単
一焦点のレンズと同じ効果を持つように調整することが
できる。レンズ１と２のそれぞれの屈折部は、図１に８
で示されるようなその前側部分に形成される。
ズは、それらの屈折力が、回折性の要素と屈折性の要素
から構成されるものであってもよい。この上述したよう
な眼内レンズはドイツ特許出願Ｐ ４１ ３４ ５１
８．５に記載されており、従って、これを参照すべきで
ある。このようなレンズにおいて、屈折レンズ部の屈折
力に付加的な回折力を加えて、２つの焦点のうちの１つ
を相当な程度に抑圧するようにしても良い。図１にレン
ズ１又は２について９によって示されているような裏面
の回折性の細部構造として、鋸刃状のプロフィルが用い
られ、ここではプロフィルの高さ、つまり、設計波長に
おける最高点と最低点の光学的波長の差は、可視光の中
の緑スペクトル領域における波長に対応させることが好
ましい。この場合には、レンズ１又は２の裏面９におけ
る回折性の細部構造のプロフィルの効果を、レンズが単
一焦点のレンズと同じ効果を持つように調整することが
できる。レンズ１と２のそれぞれの屈折部は、図１に８
で示されるようなその前側部分に形成される。
【００１７】この発明の上述したレンズのセットは、例
示のため及びその説明のために提出されたものであっ
て、発明の中において、発明の精神と視野から離れるこ
となく、種々の改変を行うことができる。
示のため及びその説明のために提出されたものであっ
て、発明の中において、発明の精神と視野から離れるこ
となく、種々の改変を行うことができる。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
黄昏時や夜間のような光量が減少した状態で、コントラ
ストに対する感度を向上させ、視覚性を改善することが
できるような眼内レンズセットを提供することができ
る。
黄昏時や夜間のような光量が減少した状態で、コントラ
ストに対する感度を向上させ、視覚性を改善することが
できるような眼内レンズセットを提供することができ
る。
【図１】それぞれのレンズの遠視野及び近視野の範囲に
対して非対称な光の分布を伴う結合された遠視野と近視
野の焦点距離を有する眼内レンズのセットの第１と第２
の２焦点型眼内レンズの説明図である。
対して非対称な光の分布を伴う結合された遠視野と近視
野の焦点距離を有する眼内レンズのセットの第１と第２
の２焦点型眼内レンズの説明図である。
【図２】近視野と遠視野範囲におけるそれぞれのレンズ
の図である。
の図である。
【図３】レンズの組合わせによる協働状態を示す。
【図４】この発明の実施例の要素を形成する２つの２焦
点型眼内レンズについて、リーガンに基づく種々の距離
におけるコントラストの感度の測定結果のグラフを示
す。
点型眼内レンズについて、リーガンに基づく種々の距離
におけるコントラストの感度の測定結果のグラフを示
す。
【図５】この発明の実施例の要素である２つの２焦点型
眼内レンズについて、ペリ−ロブソンに基づく異なる距
離におけるコントラストの感度の測定結果のグラフを示
す。
眼内レンズについて、ペリ−ロブソンに基づく異なる距
離におけるコントラストの感度の測定結果のグラフを示
す。
Claims (5)
- 【請求項１】 少なくとも第１と第２の多重焦点型眼内
レンズを有する眼内レンズセットであって、このセット
の中の２つの眼内レンズの組合わせにおいて、第１のレ
ンズはその遠視野焦点に対して第２のレンズよりも高い
光分布の比率を持ち、第２のレンズはその近視野焦点に
対して第１のレンズよりも高い光の分布を持っているこ
とを特徴とする眼内レンズセット。 - 【請求項２】 各上記レンズにおけるそれぞれの遠視野
焦点及び近視野焦点についてのより高い比率は、それぞ
れのレンズを通過した総計光分布量の約６０〜７０％で
あることを特徴とする請求項１の眼内レンズセット。 - 【請求項３】 眼内レンズは実質的に２焦点型のレンズ
であることを特徴とする請求項１の眼内レンズセット。 - 【請求項４】 各レンズが少なくともその一面において
分散効果を有することを特徴とする請求項１の眼内レン
ズセット。 - 【請求項５】 それぞれが遠視野焦点と近視野焦点を持
つ第１と第２の眼内レンズを有する眼内レンズセットで
あって、第１のレンズはその遠視野焦点との関係におい
て、第２のレンズよりもそのレンズを通過した全光分布
量に対してより高い寄与をし、また、第２のレンズはそ
の近視野焦点との関係で、第１のレンズよりもそのレン
ズを通過した全光分布量に対してより高い寄与をするこ
とを特徴とする眼内レンズセット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE92105814.5 | 1992-04-03 | ||
| EP92105814 | 1992-04-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651247A true JPH0651247A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=8209506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5078329A Pending JPH0651247A (ja) | 1992-04-03 | 1993-04-05 | 眼内レンズセット |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5443507A (ja) |
| EP (1) | EP0563783B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0651247A (ja) |
| AT (1) | ATE145126T1 (ja) |
| DE (1) | DE59304449D1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003532157A (ja) * | 2000-05-03 | 2003-10-28 | アドバンスト メディカル オプティクス， インコーポレーテッド | 眼用レンズシステム |
| TWI612359B (zh) * | 2008-03-31 | 2018-01-21 | 壯生和壯生視覺關懷公司 | 一種隱形眼鏡套組 |
| JP2020535945A (ja) * | 2017-10-05 | 2020-12-10 | クリスタレンズ インダストリＣｒｉｓｔａｌｅｎｓ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅ | 一対の多焦点眼内インプラントから成るアセンブリ |
Families Citing this family (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5683457A (en) * | 1996-05-09 | 1997-11-04 | Prism Opthalmics, L.L.C. | Prismatic intraocular lenses and related method of using such lenses to restore vision in patients with central field loss |
| US5728156A (en) * | 1996-08-06 | 1998-03-17 | Prism Opthalmics, L.L.C. | Prismatic intraocular lenses and related methods of in situ alteration of their optical characteristics |
| US6015435A (en) * | 1996-10-24 | 2000-01-18 | International Vision, Inc. | Self-centering phakic intraocular lens |
| US5888122A (en) * | 1997-04-10 | 1999-03-30 | Prism Ophthalmics, L.L.C. | Method for manufacturing an intraocular lens |
| US5997140A (en) * | 1997-12-29 | 1999-12-07 | Novartis Ag | Actively controllable multifocal lens |
| US6139147A (en) * | 1998-11-20 | 2000-10-31 | Novartis Ag | Actively controllable multifocal lens |
| CA2315377A1 (en) * | 1997-12-29 | 1999-07-08 | Xiaoxiao Zhang | Actively controllable multifocal lens |
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