JPH0651225B2 - ア−ク溶接装置 - Google Patents

ア−ク溶接装置

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JPH0651225B2
JPH0651225B2 JP61050923A JP5092386A JPH0651225B2 JP H0651225 B2 JPH0651225 B2 JP H0651225B2 JP 61050923 A JP61050923 A JP 61050923A JP 5092386 A JP5092386 A JP 5092386A JP H0651225 B2 JPH0651225 B2 JP H0651225B2
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pressure
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シールドガスの無駄使いを無くし、またプリ
フロー時間の節約を図ったTIG,MAG,CO2溶接などを行う
アーク溶接装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、シールドガスを用いるアーク溶接装置の一例とし
て第10図に示すものがある。これは、シールドガスボ
ンベ1に、圧力調整部2と、流量調整部(フローメー
タ)3とからなる流量調整器4を付設し、その流量調整
器4の吐出口にホース5の一端を接続し、そのホース5
の他端に溶接トーチ6を接続し、該トーチ6の近くにワ
イヤ送給装置7を設け、該ワイヤ送給装置7とシールド
ガスボンベ1との間に溶接電源8を設け、ホース5のワ
イヤ送給装置7内の箇所にガス電磁弁Gを設けたもので
ある。
上記構成において、ガス電磁弁Gを開けて溶接を行って
いる定常時におけるガス圧力は、第11図の(イ)に示
すごとく、流量調整器4の位置Aの圧力PAから溶接トー
チ6の位置Cの圧力PCまで直線的に減少するものであ
る。そして、この定常状態(イ)から溶接停止のためガ
ス電磁弁Gを閉じると、そのガス電磁弁Gの位置Bの圧
力PBと流量調整器4の位置Aの圧力PAとの間に差圧(PA
>PB)があることから、ボンベ1内のシールドガスがA-
B間に流れ込むものである。そして、その流れ込みB点
の圧力PBがPAと等しくなるまで(PB=PA)続くものであ
る(第11図の(ロ)を参照)。そして、その流れ込み
量(ハ)はA-B間の距離が長いため、比較的多いも
のである。
続いて、第12図(a)(b)に示すごとく、トーチスイッチ
をONにし、ガス電磁弁Gを開けて溶接を再開すると、A-
B間に流れ込み保留されている多量のシールドガスが同
図(c)に示すように、一気に噴射されてガス流量のオー
バーシュート現象が発生し、上記した流れ込み量(ハ)
の分だけシールドガスが無駄使いされるものである。な
お、アフターフロー時間(t1)経過後、ガス電磁弁Gを
閉じると、ホース5内のB-Cに溜っているシールドガス
の残量(ニ)が大気に放散されるが、B-C間の距離
が短いため、その量は比較的少ないものである。
また、従来、シールドガスを用いるアーク溶接装置の他
の例として第13図に示すものがある。これは、ホース
5の溶接電源8内の箇所にガス電磁弁Gを設けたもので
ある。
上記構成において、定常状態(イ)から溶接停止のため
ガス電磁弁Gを閉じると、前述した従来例と同じよう
に、ホース5のA-B間にシールドガスが流れ込むが、ガ
ス電磁弁Gの位置Bが流量調整器4に近くて、その圧力
PBが比較的高く、またが比較的短いことから、その
流れ込み量(ハ)は比較的少ない。しかし、B-C間の距
が長くなっている。
第14図及び第15図に示すごとく、ガス電磁弁Gを閉
じると、ホース5のB-C間に残された比較的多いシール
ドガスの残量(ニ)が大気中に放散されて無駄使いされ
るものである。また溶接再開時には、ホース5のB-C間
に入り込んでいる空気をシールドガスで押し出すのに時
間がかかり、プリフロー時間(t2)が長くなるものであ
る。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、シ
ールドガスの無駄使い極力少なくすることができるだけ
でなく、プリフロー時間を節減することができるアーク
溶接装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係るアーク溶接装
置は、流量調整器を付設したシールドガスボンベから溶
接トーチに至るまでのシールドガスの供給経路に少なく
とも2個のガス電磁弁をその一つが溶接トーチに近く位
置し、他の一つがシールドガスボンベに近く位置するよ
うに直列に介装したものである。
(作用) 上記構成の本発明によれば、定常状態からガス電磁弁を
閉じて溶接を一旦停止したとき、溶接トーチ近くの電磁
弁とシールドガスボンベ近くの電磁弁との間にはシール
ドガスが流れ込まないから、溶接の再開時に、定常状態
に近い状態でシールドガスが噴出されることになり、従
来のように、溶接再開時に多量のシールドガスが一気に
噴射されることによるシールドガスの無駄使いが極力回
避される。また、一つのガス電磁弁が溶接トーチに近く
位置し、両者間の距離が短いために、溶接停止にともな
ってその間のシールドガスが大気に放散されるものの、
その量は比較的少ない。さらに、溶接再開時にその間に
入り込んでいる空気をシールドガスで押し出すために要
するプリフロー時間も短くてすむことになる。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第3図に基づい
て説明する。第10図〜第15図に示すものと同一のも
のについては、同一番号を付して説明を省略する。この
実施例はミグ溶接,CO溶接に関するもので、ホース
5の溶接電源8内の箇所にガス電磁弁Gを設け、ホー
ス5のワイヤ送給装置7内の箇所に電磁弁Gを設けた
ものである。
上記構成において、定常状態(イ)から溶接停止のた
め、ガス電磁弁G1,G2を閉じると、ホース5のA-B1(ガ
ス電磁弁Gの位置)間にシールドガスが流れ込むが、
ガス電磁弁Gの位置Bが流量調整器4に近くて、そ
の圧力PB1が比較的高く、またA-B1間の距離が比較
的短いことから、その流れ込み量(ハ)は比較的少な
い。
ホース5のB1-B2(ガス電磁弁Gの位置)間には、ガ
ス電磁弁Gによってシールドガスが流れ込まず、B1-B
2間の距離が長いにもかかわらず、定常状態のまま
保存される。従って、そのB1-B2間の圧力は、第2図に
示すように、Bの圧力PB1とBの圧力PB2との差圧(P
B1-PB2)の平均値(ホ)となる。
ホース5のB2-C間のシールドガスの残量(ニ)は大気に
放散されるが、B2-C間の距離が短いため、その量は
比較的少ないものである。
続いて、第3図(a)(b)に示すごとく、トーチスイッチを
ONにし、ガス電磁弁G1,G2を開けて溶接を再開しても、A
-B1間のシールドガスの流れ込み量(ハ)が比較的少な
いことから、一気に噴射されて無駄使いされるシールド
ガスの量は少ないものである。またが短いから、プ
リフロー時間tも短くてすむものである。
本発明の第2の実施例を第4図〜第6図に基づいて説明
する。この実施例では、ガス電磁弁Gを流量調整器4
に配置し、ガス電磁弁Gをワイヤ送給装置7内の箇所
に配置し、圧力調整部2に圧力調整部凍結防止用の加温
器(図示せず)を内蔵させたものである。第4図の9は
加温器用リード線である。
上記構成において、定常状態(イ)から溶接停止のた
め、ガス電磁弁G1,G2を閉じても、ホース5のA,B1-B2
にシールドガスが流れ込むことはなく、定常状態のまま
保存される。従って、A,B1-B2間の圧力は第5図に示す
ようにA,B1の圧力PA,PB1とBの圧力PB2の差圧(PA,PB1
-PB2)の平均値(ホ)となる。
ホース5のB2-C間のシールドガスの残量(ニ)は大気に
放散されるが、B2-C間の距離が短いため、その量は
比較的少ないものである。
続いて、第6図(a)(b)に示すごとく、トーチスイッチを
ONにし、ガス電磁弁G1,G2を開けて溶接を再開しても、
A,B1-B2間のシールドガスの流れ込み量がゼロであるこ
とから、一気に噴射されて無駄使いされるシールドガス
はゼロである。またが短いから、プリフロー時間t
も短くてすむものである。
本発明の第3の実施例を第7図〜第9図に基づいて説明
する。この実施例はTIG溶接に関するもので、ワイヤ送
給装置は不要である。ガス電磁弁Gを流量調整器4に
配置し、ガス電磁弁Gを溶接電源8内の箇所に配置し
ている。第7図の10はガス電磁弁用リード線である。
上記構成において、定常状態(イ)から溶接停止のた
め、ガス電磁弁G1,G2を閉じても、ホース5のA,B1-B2
にシールドガスが流れ込むことはなく、定常状態のまま
保存される。従って、A,B1-B2間の圧力は第8図に示す
ようにA,B1の圧力PA,PB1とBの圧力PB2の差圧(PA,PB1
-PB2)の平均値(ホ)となる。
ホース5のB2-C間のシールドガスの残量(ニ)は大気に
放散されるが、B2-C間の距離を短くすることによっ
て、その量を少なくすることができる。
続いて、第9図(a)(b)に示すごとく、トーチスイッチを
ONにし、ガス電磁弁G1,G2を開けて溶接を再開しても、
A,B1-B2間のシールドガスの流れ込み量がゼロであるこ
とから、一気に噴射されて無駄使いされるシールドガス
はゼロである。またを短くすることによって、プリ
フロー時間tも短くてすむものである。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、定常状態からガス電磁
弁を閉じて溶接を一旦停止したとき、溶接トーチ近くの
電磁弁とシールドガスボンベ近くの電磁弁との間の供給
経路にはシールドガスが流れ込まないから、溶接の再開
時に、定常状態に近い状態でシールドガスを噴出させる
ことが可能で、従来のように、溶接再開時に多量のシー
ルドガスが一気に噴射されることによるシールドガスの
無駄使いを極力回避することができる。また、一つのガ
ス電磁弁が溶接トーチに近く位置し、両者間の距離が短
いために、溶接停止にともなってその間のシールドガス
が大気に放散されるものの、その量は比較的少なくて無
駄使いを抑制できる。しかも、溶接再開時に溶接トーチ
とそれに最も近いガス電磁弁との間に入り込んでいる空
気をシールドガスで押し出すために要するプリフロー時
間を節減して、溶接作業の能率向上も図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示し、第1図
は概略説明図、第2図はホース長さと圧力との関係を示
すグラフ、第3図はタイミング図である。第4図〜第6
図は本発明の第2の実施例を示し、第4図は概略説明
図、第5図はホース長さと圧力との関係を示すグラフ、
第6図はタイミング図である。第7図〜第9図は本発明
の第3の実施例を示し、第7図は概略説明図、第8図は
ホース長さと圧力との関係を示すグラフ、第9図はタイ
ミング図である。第10図〜第12図は従来の一例を示
し、第10図は概略説明図、第11図はホース長さと圧
力との関係を示すグラフ、第12図はタイミング図であ
る。第13図〜第15図は従来の他の例を示し、第13
図は概略説明図、第14図はホース長さと圧力との関係
を示すグラフ、第15図はタイミング図である。 1……シールドガスボンベ 4……流量調整器 5……ホース 6……溶接トーチ 7……ワイヤ送給装置 8……溶接電源 G1,G2……ガス電磁弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量調整器を付設したシールドガスボンベ
    から溶接トーチに至るまでのシールドガスの供給経路の
    途中に溶接電源を配置してなるアーク溶接装置におい
    て、上記シールドガスの供給経路に少なくとも2個のガ
    ス電磁弁をその一つが溶接トーチに近く位置し、他の一
    つがシールドガスボンベに近く位置するように直列に介
    装したことを特徴とするアーク溶接装置。
  2. 【請求項2】2個のガス電磁弁が、上記溶接電源内の箇
    所とワイヤ送給装置内の箇所とに配置されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアーク溶接装
    置。
  3. 【請求項3】2個のガス電磁弁が、上記流量調整器とワ
    イヤ送給装置内の箇所とに配置されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のアーク溶接装置。
  4. 【請求項4】2個のガス電磁弁が、上記流量調整器と上
    記溶接電源内の箇所とに配置されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のアーク溶接装置。
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