JPH06511187A - 遠心チューブのアダプタ - Google Patents

遠心チューブのアダプタ

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JPH06511187A
JPH06511187A JP51201692A JP51201692A JPH06511187A JP H06511187 A JPH06511187 A JP H06511187A JP 51201692 A JP51201692 A JP 51201692A JP 51201692 A JP51201692 A JP 51201692A JP H06511187 A JPH06511187 A JP H06511187A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遠心ロータのキャビティ内に遠心チューブを支持する、それを貫く軸 線を有するアダプタに関する。キャビティそれ自体はそれを貫(軸線を有してい る。アダプタの軸線は、使用時において、キャビティの軸線と平行な関係で整列 する。アダプタは、第1および第2のアダプタの部分(seg■ent)を備え 、各部分は外部表面および接合表面を有している。各部分は接合表面にへこみを 有している。両部分は、ヒンジ軸線回りに開位置から接合位置への相対的回転運 動のために両部分を支持する少なくとも1つのヒンジによって連結されてもよい 、ヒンジ軸線は、アダプタの軸線に直交して延在している。
接合位置にあるとき、両部分の接合表面は接触関係にあり、そこのへこみは所定 の形状を有する凹所を画成するために協働する。本発明のアダプタの一実施例で は、首を備えた本体を有し、チューブにキャップがされたとき首の一部分がくび れを有する遠心チューブと共に用いられた場合、両部分が接合位置にあるとき、 凹所がチューブの少なくとも首の外形状にぴったりと対応すべく寸法付けられる ように、各部分のへこみが形状付けられている。この実施例では、部分の少なく とも1つがへこみ内に突出する特徴部を接合表面に有している。両部分が接合位 置にあり、かつチューブの首がアダプタ内に受入れられたときに、この特徴部は チューブの首のくびれ領域内に受入れられる。
チューブのキャビティ内での底付きを防止するために、カラーが設けられてもよ い。
本発明のアダプタの他の実施例では、両部分が接合位置にあるときに画成された 凹所が、遠心チューブの寸法および外形状にその全長に亘りぴったりと対応する よう寸法付けられるように、各部分のへこみは形状付けられている。
他の形態においては、本発明は、所定の寸法および形状を有する閉鎖遠心チュー ブを垂直角遠心ロータ内延在する中心軸線を有し、この中心軸線は使用時におい てアダプタが配置されているロータキャビティの軸線および垂直角ロータの回転 軸線の両者に平行な関係で整列する。アダプタは、第1および第2のアダプタの 部分を備え、各部分は外部表面および接合表面を有している。へこみは、両部分 がそれらの接合表面に沿って結合されたとき、そのへこみが配置された遠心チュ ーブを全体的に取囲み得る凹所な画成すべく協働するよう形状付けられている。
アダプタの各部分は、遠心作用の下で液体の圧力によって生ずる垂直方向の力に 耐えるに足りる強度を有する材料から製作されている。かくて、本発明のこの形 態によるアダプタを使用することによって、ロータのキャビティにキャップ機構 を置く必要性なしに、垂直角遠心ロータにおいてチューブを遠心分離することが 許される。
さらに他の形態では、アダプタの各部分の接合表面は、アダプタの部分がそれに 沿って結合される動作線(line of action)を含む平面に垂直な 平面に関し、所定の角度をなしている。アダプタの両部分の接合表面の傾きによ り、両部分間に形成される分離をもたらすことな(それらが配置されているロー タのキャビティを全体的に満たすべく、両部分が互いに対して変位することが許 されている。傾斜された接合表面は、本出願に開示されたアダプタの部分のどれ にでも設けられ得る。
さらに他の形態では、本発明は閉鎖遠心チューブを支持するアダプタに関する。
ここでは、アダプタの部分の少なくとも1つが、遠心作用の下で、チューブに担 持されている液体の圧力によって生じ中心軸線を横切る方向に作用する力と釣合 うに足りる有効重量を有している。ロータのキャビティにアダプタを挿入して使 用する際、一方の部分は回転軸線に近接して配置されるので、アダプタの両部分 の接合表面はキャビティを貫いて延在するロータの半径に直交する平面内に存す る。このような配置では、遠心作用中の一方の部分の重量は、アダプタの両部分 の接合表面をお互いに接触した関係に維持するのに充分である。所定の有効重量 を有している一方の部分を識別するために、適当なキーイング(keying) を施してもよい。
図面の簡単な説明 本発明は、本出願の一部を形成する添付の図面との関係においてなされる以下の 詳細な説明からさらに充分に理解されよう。
第1図は、本発明の第1の実施例によるアダプタの斜視図であり、その開き位置 で示されている。このアダプタは、チューブの首の一部がキャップされたとき、 くびれ領域を有する型式の遠心チューブの首領域を支持する。
第2図は、第1図のチューブアダプタの使用時の、および固定角ロータキャビテ ィ内における遠心チューブの首部分を支持している状態の側断面概略図である。
第3図は、本発明の第2の実施例によるアダプタの斜視図であり、その開き位置 で示されている。このアダプタはロータのキャビティ内で遠心チューブの全長を 支持する。
第4図は、第3図のチューブアダプタの使用時の、および固定角ロータキャビテ ィ内において遠心チューブを全軸線長に亘り支持している状態の側断面概略図で ある。
第5図は、上端開放チューブと共に使用されるように示されたチューブアダプタ の変形例の第3図と同様の斜視図である。
第6図は、第5図のチューブアダプタの使用時の、および固定角ロータキャビテ ィ内において遠心チューブを全軸長に亘り支持している状態の側断面概略図で第 7A図は、本発明の他の形態に従うアダプタの斜視図であり、垂直角ロータのキ ャビティ内で閉鎖チューブを支持するのに用いられ、アダプタの2部分が互いに 独立しており、一方、第7B図は、第7A図に示したアダプタの変形例でありア ダプタの部分がヒンジ結合されている。
第8図は、第7A図または第7B図のいずれかに示したアダプタの使用時の概略 立面図であり、遠心チューブを垂直角遠心ロータキャビティ内でその全軸線長に 亘り支持しており、チューブの一部が破断されている。
第9A図および第9B図は、第8図における断面線9A−9A、 9B−9Bに 沿う断面図であり、アダプタの両部分の接合表面の傾斜を示している。第9A図 は、アダプタの各部分の相互に関して、アダプタ内に受入れられたチューブに関 して、およびアダプタが置かれているロータキャビティに関して、ロータが休止 位置にある間のアダプタの両部分の関係を示し、一方、第9B図は、アダプタの 各部分の相互に関して、アダプタ内に受入れられたチューブに関して、およびア ダプタが置かれているロータキャビティに関して、ロータが回転しているときの アダプタの両部分の関係を示している。
第1O図は、垂直角ロータのキャビティ内で閉鎖チューブを支持するために用い られる本発明の他の形態によるアダプタの斜視図である。
第11A図は、第10図のチューブアダプタの使用時の、および垂直角ロータキ ャビティ内において遠心チューブを全軸線長に亘り支持している状態の側断面概 略図であり、一方、第11B図および第11C図はそれぞれ第11A図に示した アダプタの断面線11B−11BおよびIIG−11Gに沿った断面図である。
第12A図は、第1O図および第11図に示され、キーイング形状を有する内方 のアダプタの部分を備えた変形例の斜視図であり、一方、第12B図は第12A 図の両部分が結合されたアダプタの側断面図である。
第13図は、第10図および第11図に示されたアダプタの他の変形例の斜視図 である。
第14図は、第13図の斜視図の一部拡大図であり、変形アダプタに用いられて 有効なヒンジ配列を示している。
第15図は、第13図に示された変形アダプタの内方の部分を視線15−15に 沿って見た拡大図である。
第16図は、第1O図のアダプタの使用時の、および垂直角遠心ロータキャビテ ィ内でその全軸線長に亘り遠心チューブを支持している状態の側断面図である。
発明の詳細な説明 以下の詳細な説明を通じて、同一参照番号は全図において同一要素を意味する。
右肩の数字は、概して図面の全図を通じて対応する機能要素、ないしは特徴に関 係する。
第1図は概して参照符号10で示された本発明の第1の実施例によるアダプタの 分解斜視図である。この実施例によるアダプタ10は、閉鎖された端部Cを備え た本体部分Bを有し、本体部分Bが橋渡し領域Rを通じてつぼめられた首領域N に先細りになっている型式の遠心チューブTを支持するのに有用である。首Nは 液体ボートとして役立ち、この液体ボートを介して試験される液体がチューブT に充填され得る。チューブTがキャップされたとき、首Nの少なくとも一部分り が半径方向内方にくびらされ、これによりチューブの首にくびれ領域を形成して いる。好ましくは、米国特許第4.552.278号(Romanauskas )に開示されたキャップ装置がチューブをキャップするために用いられ、この結 果、チューブの首Nはそれに付与された波形の輪郭を有している。波形の(co rrugated)輪郭は、少なくとも1つ、および選択的に首Nに形成された 複数の周方向に延在する(びれ(corrugation)を有している。他の いかなるキャップ装置も、首Nの輪郭領域のいずれかの形態が付与される限りに おいて、用いられ得ることが理解されるべきである。
アダプタ10は、第1のアダプタの部分(segment) 12および同一の 第2のアダプタの部分14からなっている。各部分12.14は外側表面16お よび平坦な接合表面(mating surface)1gを有している。各部 分の外側表面16は、概ね筒状の側表面部20および平坦な上表面部22によっ て画成されている。好ましい例では、側表面部20と上表面部22との中間に拡 径されたカラー24が配置されている。部分12.14が一緒に接合されたとき には、接合表面18が当接状態で結合される。後でより明らかとなるように、こ のように作られた部材は、これを貫いて延在する軸線10A(第2図に最も良( 示されている)を有している。第2図から最もよくわかるように、隣接する側表 面部20の輪郭および寸法は、アダプタIOが使用されるロータのキャビティ4 0の輪郭および直径にぴったりと対応している。−緒に結合された両部分の上表 面部22は、アダプタlOがロータのキャビティ40内に受入れられたときにア クセス可能である。
部分12および14は、少なくとも一つのヒンジ26によって、互いに関し相対 的に回動できるように連結および支持されている。ヒンジ26は、部分12.1 4の上表面部22をつなぐライブヒンジ(live hinge)の形態、ある いは望むならコインドヒンジ(coined hinge)の形態を採り得る。
「ライブヒンジ」という用語は、典型的にはプラスチックが冷却される、すなわ ち、永久的に設定される前に曲げられねばならないポリプロピレン材料から作ら れる一つのヒンジ型式を意味する。かかるヒンジは二次的操作なしに完成してい る。「コインドヒンジ」という用語は、通常スタンピング動作により冷間形成さ れたヒンジな意味する。スタンピング動作は、より狭いかつより薄い、ヒンジな 形成する曲がり領域をもたらす、ヒンジのこれらの形態は、1975年にMcG raw−Hill Book Coa+panyから発行されたrHandbo ok of Plastics and Elastomers J (編者C harles A、 Harper)の第12−9頁に定義されている。
しかしながら、形成されたとき、本発明によれば、ヒンジ26の軸線26A、す なわち部分がこれの回りに相対的に回動する軸線は、アダプタ10の軸線10A に直交して延在している。アダプタ10の軸線10Aに対するヒンジ軸線26A のこの関係は、第2図に最も良く示されている。
アダプタの部分12.14の各々の接合表面18は、へこみ28を有している。
各部分12.14のへこみ28は、チューブTの少なくとも一部の寸法および輪 郭に対応している。かくて、部分12.14が接合されたとき、それらのへこみ 28は、受入れられたチューブTの少な(とも所定部の寸法および形状に対応す る凹所30(第2図)を画成すべ(協働する。
第1図の実施例においては、アダプタlOがチューブTの首Nおよび橋渡し領域 Rのみを支持するよう形状および寸法付けされているが、少な(とも一つ、しか し好ましくは、両へこみ28が特徴部34を含んでいる。
この特徴部34は周方向に延在する突条の形態であり、チューブの首Nにおける くびれDの位置に寸法的に対応しかつ補完的に配置されている。
第1図および第2に示したアダプタは、チューブTの本体Bの直径が遠心機ロー タ42のキャビティ40の直径に等しいが、チューブTの全長しがキャビティの 軸線長さよりも小さい場合に特に有用である。ロータのキャビティ40は、アダ プタlOがその内に配置されたとき、アダプタ10の軸線10Aと平行な関係で 整列する軸線40Aを有している。使用時においては、第2図との関係から最も 良(わかるように、接合された部分12、14によって画成されたアダプタlO は、キャビティ40内でチューブTの首Nおよび橋渡し領域Rを支持するのに役 立っている。
チューブTをキャビティ内にマウントするためには、両部分が接合位置にあると き、部分の特徴部34がチューブTの首Nにおける(びれ領域り内に受入れられ るように、チューブTが部分12.14の一方に挿入される。そして、両部分1 2.14が接合表面18を当接位置に置くために、ヒンジ軸線26A回りに回動 される。これはチューブTの周りにアダプタ1oを閉鎖し、アダプタ10の操作 によってチューブTが操作されることを許している。チューブTおよびアダプタ 1oは、それから軸線方向にキャビティ40内に挿入される。好ましい例では、 チューブTはキャビティ4oの閉鎖端に対し底付きしている。
アダプタlOの軸線方向長さは、チューブTがキャビティ40内に受入れられた とき、部分12.14の上表面部22が使用者に対しアクセス可能なように選定 される。
ヒンジ26は、第2図に示すように、有用なリフト用装置を構成するように形成 されてもよい、か(て、遠心分離運動の終了時にチューブTを引出すためには、 使用者はヒンジ26を把み、チューブをキャビティ40から持上げるとよい。上 記から、このような例における特徴部34は、首Nのくびれ領域りにおけるチュ ーブの材料に対して作用する持上げ表面を形成し、かくてキャビティからチュー ブを引出すためにチューブにリフト力を伝達するのに役立っているということが 理解されるべきである。チューブTは、チューブT内での分離を不当に乱すこと なく引出され得る。
ある場合には、ロータ42は、キャビティ40の口の周りに形成された肩44を 有し得る。肩44は好ましくは、アダプタがキャビティ内に受入れられたとき、 部分12、14のカラー24の軸線方向下側の位置に配置され、これによって、 チューブの破裂によりアダプタ10がキャビティ40内に入り込む可能性に対し 護っている。
両者間にヒンジ26を備えた部分12.14は、ポリプロピレンのような適当な 材料から、好ましくは一体的に形成される。もちろん、部分12.14はさもな (ば、他の製造技術および他の材料を用いて一つあるいは複数の片から作り、ア ダプタlOを形成するよう組立てられてもよい。同様の技術は、ここに示され、 かつ論ぜられるアダプタの他の実施例を形成するのに用いられてもよい。
チューブTの直径がキャビティ40の対応する直径よりも小さいところの例とし て、第3図および第4図に示されたアダプタ10′が有益である0本発明のこの 実施例では、接合されたアダプタの部分12’ 、 14’におけるへこみ28 ′の協働的な関係によって形成された凹所30′(第4図)は、チューブT′の 全長L′に亘りその寸法および形状に対応するよう形状付けられている。この目 的のために、部分12’、14’には各々、底壁38を有する軸線方向の延長部 36が設けられている。底壁38は、図示のようにアダプタ12’ 、 14’ の底を完全に閉鎖する必要はな(、部分的にのみ閉鎖してもよい、延長部36お よび底壁38の存在は、部分12’ 、 14’が結合されたときに形成される 凹所30′がチューブT′の全軸線方向長さL′を受入れることを許す。
第4図はこの実施例の使用状態を示している。
チューブT′が凹所30′ に受入られたとき、チューブT′の閉鎖端C′は底 壁38の内側表面に接触する。部分12’、14’ におけるへこみ28′ は 好ましくは、チューブT′がロータのキャビティ40の底に近接して存在し、こ れにより液体のサンプルに付加される遠心力を最小とするように置かれる。本発 明のこの実施例では、第1図の実施例において存在していた特徴部34が必要で ないということに注目すべきである。というのも、必要なリフト力伝達表面がチ ューブT′の底端C′に対して作用している底壁38によって形成されているか らである0本実施例においては、カラー24が省略できることもまた注目される 。
第5図は、第3図に示した本発明の実施例の変形例を構成するアダプタlO″を 示している。この実施例では、チューブT″が試験管の形態を有しており、首を 形成するくびれが存在しない。この例では、部分12″。
14″が、第3図に示したへこみと同様であるが、試験管T″にその全軸線方向 長さL″に亘り寸法および形状において対応するへこみ28″を呈するように変 形されている。
実施例の一つのどれが用いられるにしても、両部分間のヒンジはアダプタの部分 の外側表面の上表面部に配置されている。このような配置は、ロータのキャビテ ィ内にアダプタを受入れるのと干渉しない位置にヒンジを配設するという点にお いて有利であると信じられる。同時に、ヒンジは有用なリフト用装置を構成する 。
前に示しかつ論じたアダプタは、垂直角ロータの環境において有益であるけれど も、このような有用性は、チューブの損傷を防止するために適当なキャップ装置 を設けることを典型的に要求するかもしれない。
キャップ装置は、アゲブタが第1図および第2図に示すように完全にはチューブ を取囲まないような場合に要求される。しかしながら、アダプタが、第3図ない し第6図に示すようにチューブを完全に取囲んでいるが、遠心力下での液体の圧 力による垂直方向の力に耐える充分な強度を有していないのなら、キャップ装置 が必要とされる。
前に概略述べたように、キャップ装置は種々の理由から不利であると思われる。
従って、垂直角ロータ内にキャップ装置の必要性なしに閉鎖チューブTを支持す ることのできるアダプタを提供することが望ましいと信じられる。第7A図およ び第7B図は本発明の他の形態によるこのようなアダプタを示している。第7A 図は垂直角ロータ用アダプタのヒンジ無しの実施例を、一方、第7B図はそのヒ ンジ付の実施例を示している。
第7A図および第7B図に示された垂直角ロータ用アダプタは、概ね参照符号1 03によって指示されており、第3図および第5図との関係で論じたアダプタ1 0’ および10″と、アダプタ10”はその内に配置されるチューブTを全体 的に取囲むようにアレンジされているという意味において類似している。アダプ タ10”は、第1のアダプタの部分123および第2のアダプタの部分14”を 備えている。各部分12”、14”は外側表面16”を有している。各部分12 ”、 14”の外側表面16”は、概ね筒状の側表面部208および平坦な上表 面部223によって画成されている。
第7A図および第7B図に示された本発明の実施例によれば、アダプタの部分1 28は平坦な接合表面1g”を有し、一方、アダプタの部分143は平坦な接合 表面19”を有している。ここでより詳細に説明される理由のために、部分12 ”および14”の接合表面1g”および19”はそれぞれ所定の基準面に関し角 度付けられている。
部分12’および14”の接合表面18”および193の傾きは、第9A図およ び第9B図に最もよく示されていると信じる。第1図ないし第6図に示した実施 例のいずれも、アダプタの部分の接合表面が第9A図および第9B図に示された 方法で傾けられてもよいということが理解されるべきである。
アダプタの部分12”および14”の各々の接合表面181および19”は、そ れぞれへこみ283を有している。部分12”および148の各々のへこみ28 3は、チューブTの全軸線方向長さしの寸法および形状に対応する。かくて、部 分12”および14”が接合されたとき、両へこみ283は、そこに受入られた チューブT(第1図および第8図)の全軸線方向長さの寸法および形状に対応す る凹所303(第8図)を画成すべく協働する。すなわち、各部分のへこみ28 3は、部分12”および14”がそれらのそれぞれ接合表面18”および19” に沿って結合されたとき、各部分のへこみ283がそこに配置された遠心分離チ ューブTを全体的に取囲むことのできる凹所303を画成すべ(協働するように 、形状付けられている。
第8図は、本発明のこの形態によるアダプタ10”の垂直角遠心ロータ42vの 環境内での使用状態を示している。このようなロータでは、各キャビティ40v の軸線はロータの回転軸線Aに対し平行か、あるいは平行に近い(15度を越え ない傾き角を有す)。第8図かられかるように、アダプタ10”は、それが配置 されたキャビティ40vの軸線および垂直角ロータ42vの回転軸線に使用時に 整列する中心軸線10”Aを有する。
第7A図に示した本発明の実施例では、部分12”、 14”は互いに独立して いる。これらの部分12”、 14”は、各部分を他の部分に向けて動作線48 に沿って動かすことによって結合でき、これによりその接合表面12”、 14 ”を当接状態にもたらす。ここで用いられた「動作線」という用語は、中心軸線 103Aに直交する所定の平面内で部分12”、 14”の両側の同時的な接触 が起るように部分12”、 14”を結合する運動方向を示すことが意味されて いる。
第7B図において、部分12”、 14”は、少なくとも一つのヒンジ263に よって互いに関し相対的回動のために接続されかつ支持されている。ヒンジ26 3の回動軸線26”A (第8図)、すなわちこの回りに部分12”、 14” の相対的回動が起る軸線は、アダプタ103の軸線10”Aに直交して延在して いる。前述のように、ヒンジ261は部分12”、 14”の上表面部223を つなぐライブヒンジの形態、あるいはもし望むならコインドヒンジの形態をとる ことができる。従って、第7B図の実施例では、図示のように各部分を他に向け て動作線48に沿って動かすことによって部分12’、14”は結合される。第 7B図の実施例においては、動作線48はまたヒンジ26”の回動軸線263A に直交する平面内に存する。
第9A図および第9B図の断面図を参照すると、表面18”、19”の傾きが最 も明らかにわかる(アダプタの断面表示は図示の明瞭化のために第9A図および 第9B図から省略されている)。部分12”、 14”が結合されたとき、チュ ーブTはアダプタ10”によって全体的に取囲まれる。接合表面18”、19” を傾けることによって、部分12”、14”は遠心作用中ロータのキャビティ4 0vの全体を満たすように拡張し得る。か(て、所与のロータにおける種々のキ ャビティ40vの寸法の違い、ロータ間のキャビティ寸法の違い、およびアダプ タ間の部分の厚さの違いによるチューブTのアダプタによる全体の包み込みをは ばむことなく、適合され得る。
部分12”、 14”が接合されたとき、アダプタ10”の内側凹所301の内 側表面が、部分14”の接合表面193において内方に突出している角部50に よって中断されていることは、第9A図からも明らかである。角部50は部分1 2”の接合表面181に形成された対応する角部52の軸線101Aとアダプタ の部分143の内方に突出している内方に存する。へこみ283の領域における 中心軸線10’Aとアダプタの部分143の内側表面との間の半径距離R1は、 へこみ281の領域における中心軸線IQ”Aとアダプタの部分12”の内側表 面との間の半径距離R2よりも短い。参照用に、へこみ283の領域における中 心軸線101Aとアダプタの部分148の外側表面との間の距離として半径距離 R3を、およびへこみ283の領域における中心軸線103Aとアダプタの部分 12”の外側表面との間の距離として半径距離R4をここにおいて定義しておく ことが好都合である。部分12”の厚さは距離R4およびR2の間の差異に等し く、一方、部分14”の厚さは距離R3およびR1の間の差異に等しい。
ロータのキャビティ40vがその最大可能許容誤差のもので、かつアダプタの部 分の厚さがそれらの最小可能許容誤差のものである場合の例を適合させるために は、第9B図に示すように、最小厚さの部分からなるアダプタが最大のロータキ ャビティに適合された場合、アゲブタの軸線10”Aに直交する面(第9A図の 面)内において部分14”の内側表面の円弧長さくすなわち、点50−50間の 距離)と、同一面内における部分123の内側表面の円弧長さくすなわち、点5 2−52間の距離)との和が、アダプタの軸l!lo”Aに直交する面内におけ るアダプタの内側周長に等しくなければならない。
表面の傾き角度の大きさは、基準面54を基準として計測され得る。基準面54 は、アダプタ103の垂直中心リアミド、アセタール、ポリフェニレンオキシド 、ボ角部50の少なくとも一つとの両者を包含する面である。代わりに、基準面 54は、部分12”、14”がこれに沿って一緒に結合される動作線48(第9 A図に重ねて示されている)に垂直な面として定義されてもよい。基準面54に 関して測ったとき、表面18”および193の傾きは約lOから約80度の角度 範囲に存する。好ましくは、各角度は45度である。
表面183および19”は同じ角度傾斜している(すなわち、基準面54に関し て表面18’および193の角度が等しい)ものとして図示されているけれども 、これは必ずしも要求されるものではないことに注意すべきである。表面18” および193の傾きは、もし、それらが遠心作動中キャビティ40vを満たすべ く拡張しても部分が相互に接触状態に維持されるようであればよいということの みが必要である。また、部分123および141は円弧状以外でもよ(、望むな ら楕円状でもよいことに注意すべきである。
本発明のこの実施例によるアダプタは、結果物のアゲブタが充分な強度を有して いる限り、如何なる適当な材料から製作されてもよい。選択される材料は適当な 究極の強度、適当な弾性率、遠心分離される液体サンプルとの適正な化学的適合 性、および耐高圧能力のような他の望ましい性質を示さねばならない。
適当なプラスチック材料とは、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネ ート、あるいはポリエチレンを含む。考慮中の応用のために同様なあるいはより よい機械的および化学的性質を備えた他のプラスチックあるいは金属材料(同質 体(均整なもの)か繊維強化されたもの)も用いられ得る。アダプタは選択され た材料に合った、成形9機械加工、鋳造あるいは鍛造のような都合のよい方法で 形成され得る。
垂直角ロータの内に、キャップ機構によってもたらされる保持力の助けなしに、 チューブTを支持するためには、アダプタ103は、チューブTに液体の圧力に より付加される力を吸収するに充分な強度を有さねばならない。かくて、ここで 用いられた用語として「充分な強度」とは、アダプタが破損したりあるいは担持 されたチューブが破裂しない程度にまで変形することなく遠心作動中にそれに付 加される力に耐えることができなければならないことを意味している。
所与のアダプタが充分な強度のものか、およびかくて本発明の請求の範囲内に含 まれるかは、アダプタが用いられるであろうおよびアダプタが取付けられるべ( 適応された垂直角ロータの種々の容易に確かめられる作動パラメータから決定さ れ得る。これらのパラメータとしては、アダプタによって受入れられたチューブ 内の液体サンプルの比重量、回転の軸線A(第8図)からサンプルまでの最小距 離を表わす半径R+、ロータのキャビティの直径り、 (第8図)、アダプタの 部分の厚み、チューブの内径および垂直角ロータの回転速度がある。
液体サンプルが配置されたチューブの直径を横切る全ての位置における圧力は、 ここで、Pは圧力(Psi)、 ωはロータの回転速度(radian/5ec)、gは重力の加速度(inch /sec’)、αはサンプルの比重量(Lb/1nch”)、Roは回転の中心 から圧力値が望まれている興味点Xまでの距離(inch)、およびR,は回転 の軸線Aからサンプルまでの最短距離(inch)である。
アダプタが耐えねばならない垂直方向の力の合計Fvは、この圧力関数をチュー ブの内側の円形断面積に亘り積分することによって見出される。
アダプタのディメンションおよび力F、がわかれば、アダプタの壁部における平 均応力は次の関係式によってめることができる。
ここで、Sは応力(Psi)、 Fvは力(Lbf) 、 Doはロータのキャビティの直径、およびDIは所定速度で作動しているときの アダプタの内径であり、ロータキャビティの 直径からアダプタの部分の各々の厚み を減じたものに等しい(第9B図)。
所与のアダプタに用いられている材料の同一性に基づき、その材料の弾性率は容 易に得られる。アダプタの垂直方向変形の見込みは、アダプタの最初の長さとア ダプタ材料の弾性率によって平均応力を除した値とを乗することによって見出さ れ得る。もしも、式(2)により算出された平均応力が、アダプタ材料の究極の 強度よりも小さく、かつ予測される変形がアダプタ内に担持されているチューブ において最初の漏れを生じさせるであろう変形よりも小さいなら、所与のアダプ タは少な(とも一つの作動サイクルに対し充分な強度を有していると解釈される べきで、それ故に本発明の企図する範囲内に入る。充分な強度の決定は、作動条 件の下で上述したように、アダプタの充分な強度の分析および結論を証明するで あろう。
ここで述べたアダプタをスイングパケット内においてチューブあるいはその所定 の部分を支持するために用い、これによりスイングパケット式ロータの環境内で 本発明によるアダプタを使用できるようにすることは、本発明の意図する範囲内 にあることが理解されるべきである。
要約すると、ここまでに第7八図ないし第9B図との関連で述べた主に垂直角ロ ータに用いられるアダプタは、遠心作用の間アダプタが垂直方向の力Fv(すな わち、アダプタの中心軸線に平行に作用する力)に耐える充分な強度を有するよ うな材料および方法によって製作される。それ故、チューブTにおける垂直方向 の応力は最小とされる。アダプタの部分には角度付けられた接合端縁(第7A図 および第9A図)が、圧力下におけるチューブの半径方向拡張に応答して部分の 間が分離することを防止するために、設けられている。このような分離を防止す ることは、チューブの損傷の可能性が最小となるようにチューブがその周囲の全 体の周りで支持されることを確実にする。
本発明のさらに他の代替的実施例として、遠心作用下においてアダプタの一つの 部分の本体の力が、チューブ内に担持された液体の圧力によって発生され遠心作 用下で中心軸線を横切って作用する力と釣合うに充分となるように、アダプタが デザインされかつ製作されてもよい。後で説明するように、使用時においてかか るアダプタの好ましい形態は、キャビティを通って延在するロータの半径にほぼ 直交している面内に、アダプタの部分の接合表面が存するような方向に向けて、 ロータのキャビティ内に配置されなければならない。かかる方向では、そのよう なアダプタの好ましい形態の閉鎖の動作線が、ロータの回転軸線からアダプタが 配置されているキャビティの中心に延びる半径線に整列する。
第10図は、本発明のこの実施例に従い垂直角ロータ内において用いられるため のスプリットアダプタ104の好ましい配列を示している。このアダプタ10’ の構造は、第3A図および第3B図との関連で示されかつ論じ・られたアダプタ 10′、および第7A図および第7B図との関連で示されかつ論じられたアダプ タ103に、アダプタ104がアダプタ10’ および103と同じくチューブ Tを全体的に取囲むように配列されるという意味において類似している。
構造的に、アダプタ104は第1のアダプタの部分12’および第2のアダプタ の部分14’を含んでいる。
各部分12’、14’は外側表面16’および接合表面184を有している。各 部分12’、14’の外側表面164は概ね筒状の側表面部204および平坦な 上表面部224によって画成されている。各部分12’、14’の外側表面16 ’は垂直角ロータ42v(第11A図ないし第11C図)のキャビティ40v内 にぴったりと嵌め受けられるために寸法および形状決めされている。
各部分12’、 14’には、その接合表面18’内にへこみ284が設けられ ている。各部分12’、 14’のへこみ284は、部分12’および144が それらの接合表面184に沿って結合されたとき、へこみ284がその中に配置 された遠心チューブTを全体的に取囲むことができる凹所304を画成すべ(協 働するように形状付けられている。アダプタ10’は、それを貫いて延在する中 心軸線10’Aを有している(第11A図)、後で論するように、凹所304は 中心軸線104Aに関して傾けられてもよく、本発明の意図する範囲内に止どま る。
部分12’、14’の接合表面184は、前に第9A図、第9B図との関連にお いて論じたように、基準面に関して角度付けられる必要はないが、もし望むなら そのようにしてもよい。代わりに、あるいは付加的に、本発明のこの実施例によ るアダプタ10’には、第7B図に示した実施例と同様に、部分の上表面224 にヒンジを設けてもよい。もしもヒンジが設けられたなら、このヒンジの回動軸 線はアダプタの軸線に直交して延在する。前述のように、ヒンジはライブヒンジ あるいはコインドヒンジの形態をとり得る。
本発明のこの実施例によれば、アダプタ104の少な(とも一つの部分が、アダ プタの両部会の分離を防止するに足りる遠心作用下の所定の有効重量を有さねば ならない。アダプタの部分の有効重量は、部分がその重心が回転軸線から所定の 半径距離に存する状態で所定の作動速度で回転されたとき、その部分に加わるg (重力)の力(g(gravity) force)が乗じられた海水面(se a 1evel)における部分の重量として定義される。
部分12’、14’の少なくとも一つ、しかし好ましくは両方は、少なくとも一 つ、しかし好ましくは一対の弾性延長部511’ 、 60’をそれぞれ有して いる。好ましい場合では、弾性延長部58’、60’は部分の外面表面164に 曲がり線624に沿ってヒンジ結合によって可撓的にマウントされている0弾性 延長部58’、 60’はアダプタの部分から外方に張り出すように偏倚されて おり、かつそれらが取付けられている部分の外側表面164の側表面部204に 向かって内方に閉じるべく曲がり線624に沿って曲がり得る。閉じられた位置 では、この弾性延長部5g’、60’は、これらが取付けられている部分の外側 表面16’の側表面部204に接触する。各延長部の下端は、644で示すよう にテーパ付けられている。アダプタの部分12’、 14’が接合されたとき、 弾性延長部5、!l’、 60’の端縁は、隙かな距離、周方向に離間されてお り、これによりロータのキャビティに挿入する間に弾性延長部58’、60’の 撓み運動を許容するに足りる隙間をもたらしている。ここでより明らかとなるよ うに、各延長部51+’、 60’は、ロータ40vの本体に関して、アダプタ 10’がその軸線10’Aの周りに回転するのを防止し、これによりアダプタ1 04をロータの作動中キャビティ内に所定の角度方向に維持すべく、ロータのキ ャビティ42V(第11A図ないし第11C図)の境界に摩擦的に相互作用する のに役立っている。
第11A図ないし第11C図は、垂直角遠心ロータ42vのキャビティ40V内 で使用中の、第10図のアダプタを示している。アダプタの断面表示は、図示の 簡略化のため第11C図では省略されている。ロータ42vに配置されたとき、 ロータの回転軸線Aに近い方に存在している部分(例えば、部分124)を「内 方(inboard) J部分と呼ぶ。回転軸線Aから遠い方に存在している他 の部分144を「外方(outboard) J部分と呼ぶ。この内方部分12 4は、チューブ内に担持された液体の遠心作用下での圧力によって生じ、アダプ タ10’の中心軸線104Aを横切る方向に作用する力Frと釣合うに充分な有 効重量を有していなければならない。このような配列は、遠心作用中のアダプタ の部分12’、14’の分離を防止する。ロータ42’のキャビティ40v内に 適切に位置されたとき、アダプタの部分12’、14’の接合表面184は、キ ャビティ40vを通って延在するロータ42vの半径にほぼ直交する面68(第 11人図)内に存在するよう配置される。面68は第1LB図の面である。
ある例では、アダプタ104の凹所304の中心を通って延在する軸線が、アダ プタ104の軸線104Aに関して半径方向にオフセットされるように、凹所3 04がアダプタ104入内に配列されてもよいということに注目すべきである。
このような配列では、凹所304は、アダプタ10’の概ね筒状の側表面部20 4と同心ではない。もし、そのようにオフセットするのなら、凹所304はアダ プタ10’の軸線104Aに関して半径方向外方に変位されるのが好ましい。こ のような配列は、内方部分124の有効重量を増加するため、および/またはサ ンプルに対する増大された半径距離に起因するより大きなg−力をサンプルに配 するために利用され得る。
アダプタの内方部分124が5横方向の力F、を含む目的のために充分な有効重 量を有し、かくて本発明の請求の範囲内に入るか否かは、垂直方向の力Fvに適 応のための「充分な強度」の決定に関連して前に述べたのと同じ作動パラメータ を考慮することから決定することができる。
前に注意したように、チューブの直径を横切る圧力Pは、式(1)によって定義 される。圧力Pの値は、チューブの内方端縁におけるゼロから、ロータの回転軸 線から液体サンプルの最遠の半径位置における最大値までにわたる。アダプタ1 04の内方部分124は、チューブの内方半分内の液体圧力から起因する半径方 向内方に向かう力FTを受ける。この半径方向内方に向かう力F’rの大きさは 、式(1)によって定義された圧力関数の、内方部分1240重心を通る半径線 に平行な成分を、アダプタの部分124のへこみ284の表面積にわたり積分す ることによって決定される。内方部分12’の有効重量が液体圧力による力Fr と等しいか、あるいは大きな限りにおいて、内方部分12’に働(遠心力作用が 、アダプタの部分12’、 14’の接合表面1g’を接触関係に維持するよう 起る。かくて、アダプタ104はロータの作動中にチューブの完全なる包囲を維 持する。
本発明のこの実施例による部分12’、14’を有するアダプタ104は、結果 物のアダプタの部分124が充分な有効重量(この用語が定義されているように )を有し、かつ遠心分離されている如何なる液体サンプルとも適切な化学的両立 性を示す限りにおいて、如何なる適当な材料から製作されてもよい、それは、高 圧がまによるような殺菌に耐える能力を、好ましくは有すべきである。適当な材 料とは、ポリプロピレン、ポリアミド、アセタール、ポリフェニレンオキシド、 ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートあるいはポリエチレンを含む、考慮された適 用に対し同様の、あるいはよりよい機械的および化学的性質を備えた他のプラス チックあるいは金属材料(均質性の(均整のとれた)もの繊維強化されたものの いずれも)がまた用いられてもよい。アダプタは選定された材料に合った、成形 1機械加工、鋳造または鍛造のような都合のよい方法で形成され得る。画部分1 2’、14’は、アダプタの内方部分がロータの作動中チューブTを完全に包囲 するに要求された有効重量を有している限り、重量においてほぼ同じであるか、 あるいは異なっていてもよいことが理解されるべきである。
この実施例に要求されるものではないが、アダプタ10’は、第7A図および第 9B図に関連して論じたように、遠心作用下で液体圧力による垂直方向の力Fv に耐える充分な強度を有する材料から製作されることが好ましい。もちろん、ア ダプタ10’が垂直方向の力Fvに耐えることができないなら、ロータ上に別の キャップ装置が必要とされる。
適当な有効重量を有している内方部分12’を設けることによって、内方および 外方の部分の接合表面がロータの作動中接触状態に止どまり、それらの間に隙間 が形成されない。チューブTはかくてロータの作動中一体に結合されたアダプタ の部分内に完全に包含され、隙間内に押出されることによるチューブの損傷の可 能性が排除される。本実施例は液体の圧力によって発生されるチューブの周方向 応力を最小化するという付加的な利益も持っており、それ故にチューブ損傷の可 能性をさらに低減する。アダプタの内方部分の有効重量は、少なくとも圧力FT による横方向の力と同じ大きさであるから、内方部分はチューブの拡張を制限す る。チューブのより大きな範囲にわたるより大きなチューブの信頼性から、アダ プタおよびキャビティの許容範囲がか(でもたらされる。
前述のように、アダプタ104はロータ42vのキャビティ40v内に、アダプ タの部分12’、14’の閉鎖の動作線48をロータの回転軸線からアダプタが 配置されているキャビティ40vの中心に延在する半径線に整列させ、かつアダ プタの部分12’、14’の接合表面184をキャビティ40vを通って延在す る半径に直交する面(第11A図)内に位置する方向で、配置されねばならない 。この要求を満たすために部分12’、14’は後述するようにキーが用いられ てもよい。
もしも、画部分12’、14’がアダプタの凹所内にチューブを完全に包囲する ことを確実とするに足りる必要な有効重量を有しているのであれば、どちらかの 部分が内方部分の位置をとってもよい、か(て、アダプタは、キャビティ内に二 つの異なる方向のいずれかで挿入され得、所望のパフォーマンスが生ずる。キー イングは、可視の区別できるマーキングや区別できる形状のように全ての適当な 区別できる物理的特徴部を設けることにより行われ得る。
一つの部分12’のみが、必要な有効重量を呈しているのであれば、(1)その 部分を内方の部分であるとして特定し、かつ(2)アダプタの部分12’、 1 4’の接合表面を面68内に整列するキーイングの形態が必要である。
一つの部分12’のみが必要な有効重量を呈しているアダプタ104の特に変形 された形態が、第12A図および第12B図に示されている。この変形例では、 アダプタの内方部分12’は、部分124の外側表面16’上に設けられた平坦 表面684の形態で付与された識別形態を有している。第12図のアダプタ10 4が挿入可能なキャビティ40vは対応的に形状付けられ、かくてアダプタ10 ’がロータ42vに適切に受入れられることを確実としている。
さらに、内方部分12’の上表面224の一部がチャンネル704を画成すべく 除去されている。内方部分124の接合表面1g’は、チャンネル704の境界 と面一である。外方部分144の上表面には、チャンネル704に対応して形状 付けられた突出フランジ724が設けられている。さらに、外方部分14’の接 合表面18’は、内方部分124の対応する接合表面に摺り係合するように配列 されている。フランジ724の下側表面は、チューブTのキャップされた上端を 受入れるポケット764を有している。
この構造は、コンパクトでチューブTに対しカセットのようなアダプタ10’を 構成する0両部分が分離されたとき、チューブTはそのキャップされたチューブ Tの端部がポケット764に受入れられたまま外方部分14’内に保持される。
この配置はチューブTの取扱いを促進すると信じる。
前に簡単に注意したように、ある場合には、アダプタの各部分内のへこみを、画 部分が結合されたときに形成される凹所な貫く中心軸線が、アダプタの軸線に対 し傾くように方向付けることが望ましい、このようなアダプタは、垂直角ロータ を垂直に近い方向のキャビティを有しているロータに変換するのに有用である。
このような場合、部分の接合表面は凹所の軸線を含む面内に存在し、この面もま たアダプタの軸線に関して傾けられている。それ故に、かかるアダプタの接合表 面は、第10図ないし第12図に示すような、本発明のこの形態の好ましい実施 例に関連する場合と同じように、ロータの回転軸線からキャビティの中心を通っ て延在する半径に直交する面に整列する必要がない。
しかしながら、内方部分の有効重量が、遠心作用中にアダプタの部分の接合表面 を互いに接触関係に維持するに充分である限りにおいて、このような変形された 「近垂直」アダプタは、添付の請求の範囲によって定義されるように、本発明の 意図する範囲内に存する。
第13図、第14図、第15図および第16図は、第12A図および第12B図 に示したものと同様の、コンパクトでカートリッジ状のアダプタ104のための 他の変形された形態を示している。アダプタ10’は、アダプタの部分12’、  14’を含み、その各々は外側表面164および接合平面18’を有している 。アダプタ10’の両部分124゜14’が一体に結合されたとき、外側表面1 6’は第1IC図のアダプタと同様な(弾性延長部5g’、66’は無い)円筒 状の輪郭を有しており、か(て対応的に円柱状に形成されたロータキャビティ4 0v(第16図)内に挿入可能である。
第12A図および第12B図に示した場合と同様に、接合表面184は、アダプ タがロータ内に受入れられたとき、(ロータ424の半径に直交する)面68内 に整列するアダプタの部分12’、 14’の平坦表面、さらにそれに概ね直交 して延在する平坦な側表面を含んでいる。
前者は図において符号184および184′でそれぞれ指示されている。各部分 における接合表面184には、遠心チューブTを受入れるよう寸法付けられた凹 所304を画成すべ(協働するへこみ284が設けられている。
第12A図、第12B図の配列の場合と同様に、第13図ないし第16図のアダ プタ104では、唯一の部分、例えば内方部分124が、内方部分124および 外方部分144の接合表面18’がロータの作動中にそれらの間に隙間が形成さ れないように接触状態を保つことを確実とするために、必要な有効重量を有して いる。
第13図ないし第16図の配列においては、外方部分144の上表面224の一 部が、チャンネル704を画成すべく除去されている。内方部分124の上表面 224には、チャンネル704に対応して形状付けられた突出フランジ724が 設けられている。内方部分12’の接合表面184の側部184′は、外方部分 14’の接合表面18’の対応する側部184′に摺り係合するように配列され ていブされた上端を受入れるポケット764を有してもよい。かくて、部分12 ’、 14’が分離されたとき、チューブTが内方部分12’内に保持される。
内方部分124の上表面224の突出フランジ724は。
その上に設けられたグリップ用セレーション804を有している。これらのグリ ップ用セレーション804は部分の操作を容易とする。さらに、セレーション8 04の存在は、内方部分を特定し、アダプタの部分12’、 14’の接合表面 184を面68内に整列する可視の指示キーとして役立つ。おそら(第15図か ら最もよ(わかるように、フランジ724の一部824もまた前方に突出してお り、これによって内方部分12’の外側表面16’をオーバハングしている。第 16図かられかるように、アダプタ104が垂直ロータ42vのキャビティ40 v内に受入れられたとき、前方突出部824はキャビティの口の周りの内方側に 形成された棚部45vに当接する。第10図ないし第16図に示されたようなア ダプタは、垂直ロータ以外のロータにもまた用いられることが当業者には理解さ れるべきである。
前に簡単に注意したように、部分12’、14’はヒンジ結合されてもよい。セ レーション付のフランジ724はカートリッジアダプタ104の上端部に配置さ れているので、より都合のよいヒンジ装置264の形態が第13図および第14 図に示されている。ヒンジ装置264は、内方部分124の接合表面184の側 表面部184′に対向して配置された切株状の軸864を含む。ヒンジ装置26 4は、さらに外方部分144の接合表面184の向かい合う側表面部184′に 設けられた一対の支大穴(trunnionrecess)を含む。内方部分1 24の切株状の軸864は、外方部分14’の支え穴884にスナップ係合する 。ヒンジ264の軸線26A4は、アダプタlo4の軸線に直交し、部分12’ 、 14’のヒンジ軸線26A4の周りに開位置から接合位置まで他に関して相 対的回動を支持している。
第13図〜第16図のアダプタ10’は、第12A図、第12B図のアダプタ1 0’に対し用いられる材料と同じ材料で製作され得る。
第12A図、第12B図、さらに第13図ないし第16図の配列との関連におい て、ある場合には、アダプタの各部分のへこみを、両部分が結合されたときに形 成される凹所を通る中心軸線がアダプタの軸線に対し傾くように、方向付けるこ とが望ましいがもしれないということが理解されるべきである。このようなアダ プタは、垂直角ロータを、「近垂直」なキャビティ方向を有するロータに変換す る場合に有用であろう、このような場合、部分の接合表面は凹所の軸線を含む面 内に存在し、該面はアダプタの軸線に関して傾いている。
それ故に、このようなアダプタのこれらの接合表面は、第1O図ないし第12図 に示したような本発明のこの形態の好ましい実施例に関連する場合のように、ロ ータの回転軸線からキャビティの中心を通って延在する半径に直交する面に整列 する必要がない。しかしながら、遠心作用中における内方部分の有効重量が、ア ダプタの部分の接合表面を互いに接触関係に維持するに充分である限りにおいて 、このような変形された「近垂直」アダプタも、添付の請求の範囲によって定義 されているように、本発明の意図する範囲に存する。
本発明の教示の利益を有する当業者は、多数の変形をこれに加えるであろう、こ のような変形もまた添付の請求の範囲に定義されるように本発明の範囲内に存す ると解されるであろうことが理解されるべきである。
FIG、10 FIG、11B FIG、11A FIG、12A 、。4−−ノ FIG、12B フロントページの続き (72)発明者 シーアラン、トーマス、ニドワード、ジュニア アメリカ合衆国 06488 コネチカット州すウスベリー ジョージズ ヒル  ロード 1601

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.遠心ロータのキャビティ内に閉鎖された遠心チューブを支持するためのアダ プタであって、該アダプタは、 第1の内方のアダプタの部分と第2の外方のアダプタの部分とを備え、各部分は その接合表面にへこみを有し、各部分のへこみは両部分がそれらの接合表面に沿 って結合されたとき該へこみが配置された遠心チューブを全体的に取囲むことが できる凹所を画成すべく協働するように形状付けられており、アダプタはこれを 通って延在する中心軸線を有し、少なくとも第1の内方のアダプタの部分は遠心 作用下にチューブ内に担持された液体の圧力によって生ぜしめられ中心軸線を横 切って作用する力に釣合うに足りる有効重量を有し、 かくて、アダプタの部分の接合表面が互いに接触した関係でアダプタがロータの キャビティに挿入された使用時において、遠心作用の間、内方の部分の有効重量 がアダプタの部分の接合表面をかかる接触関係に維持するに充分である、 ことを特徴とするアダプタ。
  2. 2.外方の部分は所定の有効重量を有し、かつ内方の部分の有効重量が外方の部 分の有効重量と異なることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアダプタ。
  3. 3.内方の部分の有効重量が、外方の部分の有効重量よりも大きいことを特徴と する請求の範囲第2項に記載のアダプタ。
  4. 4.外方の部分は所定の有効重量を有し、かつ内方の部分の有効重量が外方の部 分の有効重量と等しいことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアダプタ。
  5. 5.部分の一方が、区別できる特徴部を有することを特徴とする請求の範囲第2 項に記載のアダプタ。
  6. 6.区別できる特徴部が、可視の特徴部であることを特徴とする請求の範囲第5 項に記載のアダプタ。
  7. 7.区別できる特徴部が、部分の形状であることを特徴とする請求の範囲第5項 に記載のアダプタ。
  8. 8.区別できる特徴部が、内方の部分にあることを特徴とする請求の範囲第5項 に記載のアダプタ。
  9. 9.区別できる特徴部が、可視のマーキングであることを特徴とする請求の範囲 第8項に記載のアダプタ。
  10. 10.内方の部分が所定の形状を有し、かつ区別できる特徴部が内方の部分の形 状であることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のアダプタ。
  11. 11.部分の一方が、区別できる特徴部を有していることを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のアダプタ。
  12. 12.区別できる特徴部が、可視のマーキングであることを特徴とする請求の範 囲第11項に記載のアダプタ。
  13. 13.区別できる特徴部が、部分の形状であることを特徴とする請求の範囲第1 1項に記載のアダプタ。
  14. 14.区別できる特徴が、内方の部分にあることを特徴とする請求の範囲第11 項に記載のアダプタ。
  15. 15.区別できる特徴部が、可視の特徴部であることを特徴とする請求の範囲第 14項に記載のアダプタ。
  16. 16.内方の部分が所定の形状を有し、かつ区別できる特徴部が内方の部分の形 状であることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のアダプタ。
  17. 17.ロータのキャビティが円形であり、かつ部分の各々は外側表面を有し、部 分の少なくとも一つは少なくとも第1の弾性延長部を有し、弾性延長部はアダプ タの部分から外方に張り出すよう偏倚されており、弾性延長部はアダプタの部分 に関し張り出し位置から該延長部が配置されている部分の外側表面に対し接触す る第2位置まで曲げられることが可能であり、アダプタがロータに配置されたと き、該延長部はロータの本体に関しアダプタのその軸線の回りの回転を防止する ようロータキャビティの境界と摩擦的に相互作用し、これによりロータの作動中 アダプタをキャビティ内で所定の角度方向に維持することを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のアダプタ。
  18. 18.延長部は、部分の外側表面に配置された曲がり線に沿って部分にヒンジ結 合されていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のアダプタ。
  19. 19.延長部は、テーパ付けされた部分を有していることを特徴とする請求の範 囲第18項に記載のアダプタ。
  20. 20.内方の部分は外側表面を有し、該外側表面は少なくともそれに形成された 一つの平坦なキーイング領域を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のアダプタ。
  21. 21.内方部分および外方部分の両方が上表面を有し、内方部分はその上表面に 形成されたチャンネルを有し、外方部分はその上表面に配置されチャンネルに対 応して形状付けられたフランジを有し、該フランジはそれに形成されたポケット を有し、該ポケットはアダプタ内に受入れられたチューブの端部を受入れるよう 寸法決めされていることを特徴とする請求の範囲第20項に記載のアダプタ。
  22. 22.遠心ロータが垂直角ロータであり、かつアダプタの部分は遠心作用下に液 体の圧力によって生ずる垂直方向の力に耐える充分な強度を有する材料から製作 されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアダプタ。
  23. 23.さらに、両部分を連結し、他の部分に関し少なくとも一つの部分の開位置 から接合位置までのヒンジ軸線回りの相対的回動を支持する少なくとも一つのヒ ンジを備え、ヒンジ軸線はアダプタの軸線に直交して延在することを特徴とする 請求の範囲第1項に記載のアダプタ。
  24. 24.外方の部分は所定の有効重量を有し、かつ外方の部分の有効重量が内方の 部分の有効重量よりも大きいことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアダプ タ。
  25. 25.ヒンジは、一つの部分の下端部に形成された一対の軸と他の部分の対応す る位置に形成された一対の支え穴を備えることを特徴とする請求の範囲第23項 に記載のアダプタ。
  26. 26.さらに、両部分を連結し、他の部分に関し少なくとも一つの部分の開位置 から接合位置までのヒンジ軸線回りの相対的回動を支持する少なくとも一つのヒ ンジを備え、ヒンジ軸線はアダプタの軸線に直交して延在し、ヒンジは、一つの 部分の下端部に形成された一対の軸と他の部分の対応する位置に形成された一対 の支え穴を備えることを特徴とする請求の範囲第22項に記載のアダプタ。
  27. 27.内方の部分はフランジを有し、および外方の部分は該フランジを受入れる べく寸法決めされたチャンネルを有し、該フランジがその上にセレーションを有 していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアダプタ。
  28. 28.内方の部分のフランジは、遠心ロータに設けられた棚部に着座するよう適 合されたオーバハングした突出部を有していることを特徴とする請求の範囲第2 7項に記載のアダプタ。
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