JPH05501673A - ヒンジ付き遠心分離管アダプタ - Google Patents

ヒンジ付き遠心分離管アダプタ

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JPH05501673A
JPH05501673A JP3500793A JP50079391A JPH05501673A JP H05501673 A JPH05501673 A JP H05501673A JP 3500793 A JP3500793 A JP 3500793A JP 50079391 A JP50079391 A JP 50079391A JP H05501673 A JPH05501673 A JP H05501673A
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ロマノースカス,ウイリアム・アンドルー
シーラン・ジユニア,エドワード・トマス
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イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒンジ付き遠心分離管アダプタ 関係出願との相互参照 この出願は、ロマノースカスおよびシーランの名前で1989年11月7日に出 願され、そして本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願第07/432.64 6号の部分継続出願本発明は遠心分離機ロータ空洞部(centrifuge  rotorcavity)内に遠心分離管を保持するためのアダプタに関し、そ して特に2個のセグメントを有するアダプタであって、該セグメントが大抵の場 合にヒンジにより連結され、ヒンジの軸線がアダプタの軸線に対して垂直に延び ているアダプタに関する。
従来技術の説明 遠心分離機の操作においては、内部に液体試料が担持される遠心分離管のサイズ および形状が内部に遠心分離管が収容される遠心分離機ロータ空洞部のサイズお よび形状と密接に合致することが肝要である。遠心分離中、遠心分離管自体およ びその内部の液体に作用する遠心力は遠心分離管を変形させる作用をする。した がって、ロータ空洞部に密接に合致しない遠心分離管は破断点まで変形すること がありうる。たとえ遠心分離管が破断しないとしても、変形により、遠心分離管 をロータ空洞から取り外すことが困難になることがありうる。そのうえ、たとえ 変形した遠心分離管がロータから取り外し可能でありえても、遠心分離管をその 変形していない形状にもどすことにより、遠心分離管の内容物を試料の分離を破 壊する程度まで揺動させることがありうる。
遠心分離管の形状およびサイズが内部に遠心分離管が配置されるロータ空洞部の 形状およびサイズと密接に合致していないときには、遠心分離管アダプタとして 知られている装置が通常使用される。この遠心分離管アダプタは適合される遠心 分離管の形状およびサイズと密接に合致する形状およびサイズを有する内側空洞 部を有している。アダプタの外側の形状およびサイズは、その内部にアダプタが 使用されるロータ空洞部の形状およびサイズと密接に合致している。このアダプ タは内部にアダプタが収容される空洞部の内部に遠心分離管を支持する役目をし 、したがって遠心分離中の遠心分離管の変形を阻止する役目を担う。
単一の部材で構成されたアダプタの具体例は米国特許第4.304.356号( チューレーその他)明細書に開示された装置である。このアダプタは遠心分離管 の首部領域のみを支持し、そして遠心分離管が破断した場合にロータ空洞部内に アダプタの底部が固着することを阻止するために遠心分離管内に担持される液体 よりも低い密度を有する材料で製造されている。
二つの部材で構成されたアダプタの具体例は本発明の譲受人に譲渡された米国特 許第3.674.197号(ミツシェルその他)明細書に示された装置である。
このアダプタは各々がくぼみを有する二つの別個のセグメントを備えている。こ れらのくぼみは、結合されたときに、遠心分離中に折りたたみ可能なバッグを収 容するための凹所を形成する。この米国特許に開示されたアダプタは、バッグか らの管がアダプタから取り出される開口部を含む。したがって、もしもアダプタ が鉛直角ロータ内で遠心力の作用をうけるとすれば、バッグがこれらの開口部を 通して押し出される可能性がある。
2個の別個のアダプタセグメントで構成され、そして遠心分離管のキャップが取 り付けられた端部を支持するために有用なアダプタ構造がフィッシャー・サイエ ンティフィック・インコーホレーテッドにより販売されているナルジエン・ウル トラ・ロックチューブシステムの一部分として入手される。
米国特許第4.692.137号(アンソニー)明細書には、横方向の端縁に沿 ってヒンジで留められた2個のセグメントを有する管アダプタが開示されている 。ヒンジの軸線はアダプタが収容される空洞部の軸線に平行な関係に整列してい る。ヒンジをセグメントの横方向の端縁に沿って配置することは、このような配 置によりアダプタをロータ空洞部中に挿入しまたは空洞部から取り出すことが妨 害される点から不利であると考えられる。
共に本発明の譲受人に譲渡された米国特許第3、998.383号(ロマナウス カスその他)および米国特許第4、015.775号(ロープ)の明細書には、 鉛直角型遠心分離機ロータが開示されている。このようなロータにおいては、ロ ータ空洞部の軸線が回転軸線にほぼ平行である。
鉛直角ロータを使用する場合には、空洞部内に配置された遠心分離管に垂直制止 力を加えるために、各々の空洞部の口部にキャップを設けることが必要である。
たとえ遠心分離管をロータ空洞部内に収容されたアダプタ内に配置することがで きるとしても、このようなキャップ締付装置を設けなければ、遠心分離の間に液 体の圧力が遠心分離管を破断する可能性がある。米国特許第3、998.383 号(ロマナウスカスその他)明細書には、鉛直角ロータ用のキャップ締付装置が 例示されている。
このようなキャップ締付装置はロータ本体中に個々に装着しなければならない。
そのうえ、キャップ締付装置を適正に支持するために、キャップ締付装置を遠心 分離管と密接に接触させることが必要である。したがって、不適切に組み立てる と、遠心分離管が破断し、モして/またはキャップが破損する可能性が生ずる。
これらの理由から、このようなキャップ締付装置は不利であると考えられる。
上記に鑑み、ロータ空洞部のためにキャップ締付装置を設ける必要をなくした鉛 直角ロータに使用されるアダプタを提供すると有利であると考えられる。
発明の要約 本発明は遠心分離機ロータ空洞部内に遠心分離管を支持するためにアダプタを通 って延びる軸線を有するアダプタに関する。空洞部自体はアダプタの軸線と共に 使用中に空洞部軸線と平行な関係に整列する該空洞部を通って延びる軸線を有し ている。このアダプタは第1アダプタセグメントおよび第2アダプタセグメント を備え、各々のセグメントはその上に外面と結合面とを有している。
各々のセグメントはその結合面内にくぼみを有している。
これらのセグメントは、開放位置から結合された位置までヒンジ軸線のまわりに 相対的に枢動するためにセグメントを支持する少なくとも1個のヒンジにより連 結することができる。ヒンジの軸線はアダプタの軸線に対して垂直方向に延びて いる。
これらのセグメントの結合面は、結合された位置にあるときに、接触する関係に あり、そしてセグメント内のくぼみは所定の形状を有する凹所を形成するように 協働する。首部を備えた本体を有する遠心分離管であって、キャップを締め付け たときに首部の一部分がくびれだ領域を有する遠心分離管と共に使用される本発 明のアダプタの一興体例においては、各々のセグメントの(ぼみはセグメントが 結合された位置にあるときに形成された凹所が遠心分離管の少なくとも首部の形 状と密接に合致するサイズを有するような形状に形成されている。この具体例に おいては、セグメントのうちの少なくとも一方がその結合面においてその内部の (ぼみの中に突出するような突起部(feature)を有している。これらの セグメントが結合された位置にあり、そして遠心分離管の首部がアダプタの内部 に収容されたときには、この突起部は遠心分離管の首部のくびれだ領域内に収容 される。遠心分離管の底部が空洞部に接触することを阻止するためにつばを設け ることができる。
本発明のアダプタの別の一つの具体例においては、各々のセグメントのくぼみは これらのセグメントが結合された位置にあるときにこのように形成された凹所か その全長にわたって遠心分離管のサイズおよび形状に密接に合致するサイズを有 するような形状に形成されている。
本発明は、別の一つの態様において、鉛直角遠心分離機ロータ空洞部の内部に所 定のサイズおよび形状を有する閉ざされた遠心分離管を支持するためのアダプタ に関する。ロータは所定の最高速度まで回転可能である。このアダプタは、使用 中に、内部にアダプタが配置されたロータ空洞部の軸線および鉛直角ロータの回 転軸線の両方と平行な関係に整列する該アダプタを通して延びる中心軸線を有し ている。このアダプタは第1アダプタセグメントおよび第2アダプタセグメント を輛え、前記アダプタセグメントの各々はその上に外面と結合面とを有している 。各々のセグメントはその結合面内にくぼみを有している。これらのくぼみはセ グメントがそれらの結合面に沿って結合されたときにくぼみがその内部に配置さ れた遠心分離管全体を包囲することができる凹所を形成するために協働するよう な形状を有している。各々のアダプタセグメントは遠心分離中の液体の圧力によ り生じた垂直方向の力に耐えるために十分な強度を有する材料で製造されている 。したがって、本発明のこの態様によるアダプタを使用することにより、ロータ 空洞部内にキャップ締付機構を配置する必要なく、鉛直角遠心分離機ロータ内の 遠心分離管に遠心力を作用させることができる。
さらに別の態様においては、各々のアダプタセグメントの結合面は、アダプタセ グメントが結合される作用線を含む平面に垂直な平面に対して所定の角度を形成 する。
アダプタセグメントの結合面を傾斜させたことにより、アダプタセグメント間に なんら間隙を生ずることなく、内部にアダプタセグメントが配置されたロータ空 洞部全体を占有するようにアダプタセグメントを相対的に移動させることが可能 になる。本願に開示したアダプタセグメントのいずれにも傾斜した結合面を設け ることができる。
図面の簡単な説明 本発明は本願の一部分を構成する添付図面について記載した以下の詳細な説明か らさらに十分に理解されよう。
第1図はキャップを締め付けたときに首部の一部分が(ひれだ領域を有する型式 の遠心分離管の首部領域を支持するための本発明の第1具体例によるアダプタの 分解斜視図であって、アダプタを開放位置で示した図、第2図は固定角ロータ空 洞部内に遠心分離管の首部を支持した使用中の第1図の遠心分離管用アダプタを 断面で示した一部欠載立面図、 第3図はロータ空洞部の内部に遠心分離管の全長を支持するための本発明の第2 具体例によるアダプタの分解斜視図であり、アダプタを開放位置で示した図、第 4図は固定角ロータ空洞部内に遠心分離管をその軸線方向の全長にわたって支持 した使用中の第2図の遠心分離管用アダプタを断面で示した一部欠載立面図、第 5図は頂部が開口した遠心分離管に使用されるための遠心分離管用アダプタの具 体例の一変型を示した第3図と同様な斜視図、 第6図は固定角ロータ空洞部内に遠心分離管をその軸線方向の全長にわたって支 持した使用中の第5図の遠心分離管用アダプタを断面で示した一部欠載立面図、 第7A図は鉛直角ロータ空洞部の内部に閉ざされた遠心分離管を支持するために 使用される本発明の別の一態様によるアダプタであって、アダプタセグメントが 相互に独立したアダプタの斜視図であり、一方第7B図はアダプタセグメントが ヒンジで留められた第7A図に示したアダプタの実施例の一変型であり、 第8図は鉛直角遠心分離機ロータ空洞部内に遠心分離管をその軸線方向の全長に わたって支持した使用中の第7A図または第7B図のいずれかに示したアダプタ の一部欠載立面図であり、遠心分離管の一部分を破断して示した図、 第9A図および第9B図はアダプタセグメントの結合面の傾斜を示した第8図を 裁断面9^−9A、 9B−9Bのそれぞれ沿って裁った断面図であり、第9A 図はアダプタ内に収容された遠心分離管に対してかつロータが休止している間に 内部にアダプタが配置されたロータ空洞部に対するアダプタセグメントの相互間 の関係を例示し、一方策9B図はアダプタ内に収容された遠心分離管に対してか つロータが回転しているときに内部にアダプタが配置されたロータ空洞部に対す るアダプタセグメントの相互間の関係を以下の詳細な説明全体にわたって、同様 な符号は添付図面のすべての図における同様な要素を示す。
第1図は本発明の第1の具体例による全体を符号10で示したアダプタの分解斜 視図である。この具体例によるアダプタ10は、閉ざされた端部Cを備えた本体 部分Bを有する型式の遠心分離管Tを支持するために有用であり、本体Bは遷移 領域Rを介して狭められた首部領域Nまで先細になっている。首部Nは液体注入 口の役目をなし、注入口を通して試験しようとする液体を遠心分離管下の中に充 填することができる。遠心分離管Tにキャップを締め付けるときに、首部Nの少 な(とも一部分りが半径方向に内方に収縮され、それにより遠心分離管の首部に くびれた領域を形成する。米国特許第4.552.278号(ロマナウスカス) 明細書に開示されたキャップ締付組立体は、遠心分離管の首部Nに波形の形状を 与えるように遠心分離管にキャップを締め付けるために好ましく使用される。
この波形の形状は、首部Nに形成された少な(とも一つの好ましくは複数個の円 周方向に延びる波形を有している。首部Nの形状に任意の形態のくびれた領域が 与えられさえすれば、いかなるその他のキャップ締付装置も使用することができ ることを理解すべきである。
アダプタ10は、第1アダプタセグメント12と、全(同じ形状の第2アダプタ セグメント14とからなっている。
各々のセグメント12.14は、その上に外面16と平面状の結合面18とを有 している。各々のセグメント12.14の外面16は、全般的に円筒形の側面部 分20と、平面状の上面部分22とにより形成されている。好ましい具体例にお いては、側面部分20と上面部分22との中間には、大きく形成したつば24が 配置されている。セグメント12.14が一緒に結合されるときに、セグメント 12.14の結合面18が衝接するように結合される。このようにして構成され た部材は、この明細書においてさらに明らかになるように、該部材を通して延び る軸線10A(第2図から最も明瞭に理解されよう)を有している。隣接した側 面部分20の形状およびサイズは、第2図から最も明瞭に理解されるように、内 部にアダプタlOが使用されるロータ空洞部40の形状および直径と密接に合致 している。結合されたセグメント12.14の上面部分22は、アダプタ10が ロータ空洞部40内に収容されたときに接近可能である。
セグメント12および14は、少な(とも1個のヒンジ26により相互に相対的 に枢動するように連結されかつ支持されている。ヒンジ26はセグメント12. 1’4の上面部分22を橋絡する活性ヒンジ(live hinge)の形態を とること(coined hinge)の形態をとることができる。「活性ヒン ジ」という用語は、プラスチックが冷却され、すなわち、永久的にセットされる 前に屈曲またはわん曲されなければならないポリプロピレン材料から代表的に製 造された型式のヒンジをさす。このようなヒンジは二次的な操作を必要としない 完成したものである。「圧印加工されたヒンジ」は通常スタンピング操作により 冷間加工されたヒンジをさす。スタンピング操作により、より狭くかつより薄い 屈曲領域が形成され、この屈曲領域がヒンジを形成する。ヒンジのこれらの形態 は、マグロ−ヒル・ブックカンパニー社により1975年に発行されたプラスチ ックおよびエラストマーのハンドブック(編集者:チャールス・ニー・ハーバ− )の12頁の911に記載されている。
しかしながら、本発明により形成されたヒンジ26の軸線26A、すなわち、セ グメント12.14の相対的な枢動運動が起こる軸線はアダプタ10の軸線10 ^に対して垂直に延びている。アダプタ10の軸線10^に対するヒンジの軸線 26^この関係は第2図に最良に例示しである。
アダプタセグメント12.14の各々の結合面18はその中に(ぼみ28を有し ている。各々のセグメント12.14のくぼみ28は遠心分離管Tの少な(とも 一部分のサイズおよび輪郭に合致している。したがって、セグメント12.14 が結合されるときに、それらの内部のくぼみ28はその内部に収容される遠心分 離管Tの少なくとも所定の部分のサイズおよび形状と合致する凹所30(第2図 )を形成するように協働する。
アダプタ10が遠心分離管Tの首部Nおよび遷移領域Rのみを支持する形状およ びサイズに形成された第1図の具体例においては、少なくとも一方のくぼみ28 、しかし好ましくは両方の(ぼみ28が遠心分離管の首部Nにおける(びれ部り とサイズが合致しかつくびれた部分りの位置と相補的に配置された円周方向に延 びる稜線の形態の突起部34を含んでいる。
第1図および第2図に示したアダプタ10は、遠心分離管Tの本体Bの直径が遠 心分離機ロータ42の空洞部40の直径と等しいが、遠心分離管Tの全長りが空 洞部40の軸線方向の長さよりも短い場合に特に有用である。ロータの空洞部4 0はアダプタ10がその内部に配置されたときにアダプタIOの軸線10Aと平 行な関係に整列する該空洞部を通して延びる軸線40^を有している。結合され たセグメント12.14により形成されたアダプタ10は、使用中、第2図から 最も明瞭に理解されるように、空洞部40の内部に遠心分離管Tの首部Nおよび 遷移領域Rを支持する役目をする。
遠心分離管Tを空洞部40内に装着するために、セグメント12.14が結合位 置に配置されるときにセグメント12、14の突起部34が遠心分離管Tの首部 Nの(ひれだ領域りの内部に収容されるように、遠心分離管下がセグメント12 .14のうちの一方中に挿入される。その後、セグメント12.14はそれらの 結合面18を衝接するように配置するためにヒンジの軸線26Aのまわりに枢動 せしめられる。これによりアダプタ10が遠心分離管Tのまわりに閉ざされ、し たがって、アダプタIOの操作により遠心分離管Tを操作することが可能になる 。その後、遠心分離管Tおよびアダプタ10は、空洞部40の中に軸線方向に挿 入される。好ましい実施例では、遠心分離管下の底部が空洞部40の閉ざされた 端部と接触する。
アダプタIOの軸線方向の長さは、遠心分離管下が空洞部40内に収容されると きに、セグメント12.14の上面部分22に使用者が接近できるように選択さ れている。ヒンジ26は、第2図に示したように、有用を持上げ器具を形成する ように構成することができる。したがって、遠心分離運転の終りに、遠心分離管 Tを取り出すために、使用者はヒンジ26を把持して遠心分離管Tを空洞部40 から持ち上げる。上記の説明から、このような具体例の突起部34が遠心分離管 Tの首部Nのくびれた領域りにおける遠心分離管の材料に作用する持上げ面を形 成し、したがって遠心分離管Tを空洞部40から引き出すために遠心分離管Tに 持上げる力を伝達する役目をすることを理解すべきである。遠心分離管Tは該分 離管内の液体の分離を過度にかく乱することなく取り出すことができる。
ロータ42は、ある場合には、空洞部40の口部のまわりに形成された肩部44 を有することができる。肩部44は、好ましくは、アダプタが空洞部40内に収 容されたときに、セグメント12.14のつば24の軸線方向に下方の位置にお いてロータ42上に配置され、それにより遠心分離管が破断したときにアダプタ 10が空洞部40中に侵入することを防止している。
中間にヒンジ26を有するセグメント12.14は、好適な材料、例えば、ポリ プロピレンから一体に形成されることが好ましい。勿論、セグメント12.14 はその他の製造技術およびその他の材料を使用して、一つまたはそれ以上の部材 からその他の方法で製造し、そしてアダプタ10を形成するように組み立てるこ とができる。この明細書に例示し、そして説明したアダプタの任意のその他の具 体例を形成するために同様な技術を使用することができる。
遠心分離管Tの直径が空洞部40の対応する直径よりも小さい具体例については 、第3図および第4図に示したアダプタ10′が使用される。本発明のこの例に おいては、結合されたアダプタセグメント12’、14’のくぼみ28′の協働 により形成された凹所30′(第4図)は、遠心分離管T′の軸線方向の全長L ′にわたるサイズおよび形状と合致する形状を有している。この目的のために、 セグメント12’、14’の各々は底壁部38を有する軸線方向の延長部36を 備えている。底壁部38は例示したようにアダプタ12′。
14′の底部を完全に閉じる必要はなく、底部を部分的にのみ閉じていてもよい 。延長部36および底壁部38の存在により、セグメント12’、14’が結合 されるときに遠心分離管T′を軸線方向の全長L′にわたって収容するように凹 所30′を形成することが可能になる。
第4図は使用中の本発明のこの具体例を例示している。
遠心分離管T′が凹所30′内に収容されるときに、遠心分離管T′の閉ざされ た端部C′が底壁部38の内面と接触せしめられる。セグメント12’、 14 ’のくぼみ28は遠心分離管T′がロータの空洞部40の底部と接近して配置さ れ、それにより液体試料に作用する遠心力を最大に高めるように配置されること が好ましい。また、本発明のこの具体例においては、必要な持上げ力伝達面が遠 心分離管T′の下端部C′に作用する底壁部38により形成されているので、第 1図の例の突起部34が不必要であることに留意すべきである。また、本発明の 具体例において、つば24をなくしてもよいことに留意されたい。
第5図は第3図に示した本発明の具体例の変型を例示している。この具体例にお いては、遠心分離管T′は首部Nを形成するためのくびれ部分が無い試験管の形 態を有している。この実施例においては、セグメント12’、 14’は第3図 に示したくぼみと類似し、しかも試験管T′の軸線方向の全長L“にわたるサイ ズおよび形状に合致したくぼみ28″を形成するように変更されている。
使用した具体例のいずれにおいても、セグメントの間のヒンジはアダプタセグメ ントの外面の上面部分上に配置されている。このような配置は、ヒンジがアダプ タをロータ空洞部内に収容することを妨害しない位置に配置されるので有利であ ると考えられる。ヒンジは同時に有用な持上げ器具を形成している。
以上説明しかつ例示したアダプタは鉛直角ロータの環境に利用することができる が、このような利用のためには、遠心分離管の破損を防止するために、代表的に は、好適なキャップ締付装置を設けることが必要である。このキャップ締付装置 は第1図および第2図に示したようにアダプタが遠心分離管を完全に包囲しない 場合に必要である。しかしながら、キャップ装置は、第3図ないし第6図に示し たように、もしもアダプタが遠心分離管を完全に包囲していなければ、同様に必 要であるが、遠心分離中の液体の圧力による垂直方向の力に耐えるために十分な 強度を有していない。
以前に概略述べたように、キャップ締付装置は種々の理由から不利であると考え られる。したがって、キャップ締付機構を必要としないで鉛直角ロータ内に閉ざ された遠心分離管を支持できるアダプタを提供することが望ましいと考えられる 。第7A図および第7B図は本発明の別の一態様によるこのようなアダプタを例 示している。第7A図は鉛直角ロータ用アダプタのヒンジを設けていない一興体 例を例示し、一方策7B図はそのヒンジを備えたー具体例を示す。
第7A図および第7B図に示した鉛直角ロータ用アダプタは全体を符号103で 示してあり、そしてアダプタ103がその内部に配置された遠心分離管T全体を 包囲するように構成されている点で第3図および第5図について説明したアダプ タ10′および10′と全般的に類似している。アダプタ103は、第1アダプ タセグメント123と、第2アダプタセグメント143とを備えている。各々の セグメント123、143はその上に外面163を有している。各々のセグメン ト123.14”の外面163は全般的に円筒形の側面部分203および上面部 分223により形成されている。
第7A図および第7B図に示した本発明の具体例によれば、アダプタセグメント 123はその上に平面状の結合面183を有し、一方アダプタセグメント143 はその上に平面状の結合面193を有している。セグメント123および143 のそれぞれの上の結合面183および193は、この明細書にさらに十分に説明 する理由から、規制されるべき所定の基準平面に対して所定の角度をなしている 。セグメント123および143のそれぞれの結合面183および193の傾斜 は第9A図および第9B図から最も良く理解されると考えられる。
第1図ないし第6図の具体例のいずれかにおけるアダプタセグメントの結合面も また第9A図および第9B図に示したように傾斜させることができることを理解 すべきである。
アダプタセグメント123および143のそれぞれの結合面183および193 の各々はその内部にくぼみ283を有している。各々のセグメント123および 143のくぼみ283は遠心分離管Tの軸線方向の全長しのサイズおよび形状と 合致している。したがって、セグメント123および143が結合されるときに 、それらの内部のくぼみ283はその内部に収容される遠心分離管T(第1図お よび第8図)の軸線方向の全長のサイズおよび形状と合致した凹所303(第8 図)を形成するように協働する。すなわち、各々のセグメント12”、 143 の(ぼみ283は、セグメント123および143がそれぞれの結合面183お よび193に沿って結合されるときに各々のセグメントのくぼみ283がその内 部に配置された遠心分離管T全体を包囲可能な凹所30’を形成するために協働 するような形状に形成されている。
第8図は鉛直角遠心分離機ロータ42vの環境に使用される本発明のこの態様に よるアダプタ103を例示している。このようなロータにおいては、各々の空洞 部40vの軸線はロータの回転軸線Aに対して平行であるかまたは(15°以下 の傾斜角で)平行に近い状態で延びている。アダプタ103は、第8図から理解 されるように、中心軸線103Aを有している。中心軸線103Aは、アダプタ の使用中、内部にアダプタが配置される空洞部4ovの軸線および鉛直角ロータ 42vの回転軸線と整列する。
第7A図に示した本発明の具体例においては、セグメンH23,143は相互に 独立している。これらのセグメント123、143は、各々のセグメントを作用 線48に沿って他方のセグメントに向かって移動してそれにより結合面12”、  143を衝接させることにより結合することができる。
ここで使用した「作用線」という用語は、中心軸線1o3Aに垂直な所定の平面 内でセグメント123.143の両側部の同時接触が起こるようにセグメント1 2’、 143を結合させる運動方向を意味している。
第7B図においては、セグメント12”、 143は少なくとも1個のヒンジ2 63により相互に相対的に枢動するように連結されかつ支持されている。ヒンジ 263の枢動軸線263A (第8図)、すなわち、セグメント12’、 14 3の相対的な枢動が起こる軸線はアダプタの軸線103に対して垂直方向に延び ている。ヒンジ263は、前述したように、セグメント123.143の上面部 分228を橋絡する活性ヒンジの形態をとることができ、または所望にょフては 圧印加工されたヒンジの形態をとることができる。したがって、第7B図の例に 示したセグメント12”、 14”もまた各々のセグメントを作用線48に沿っ て他方のセグメントに向がって移動させることにより結合することができる。第 7B図の例においては、作用線48もまたヒンジ263の枢動軸線263Aと垂 直な平面内にあることに気付かれよう。
第9A図および第9B図の断面図を参照すると、結合面183、193の傾斜角 を最も明瞭に理解できよう。(アダプタの断面は明瞭に例示するために第9A図 および第9B図から省略しである)セグメント123.143が結合されたとき に、遠心分離管T全体がアダプタ10”により包囲される。結合面18’、 1 93を傾斜させることにより、遠心分離の間セグメント123.143を膨張さ せてロータの空洞部40v全体を占有させることができる。したがって、所定の ロータの種々の空洞部のサイズの変動、ロータ毎の空洞部のサイズの変動および アダプタ毎のセグメントの厚さの変動に対して、アダプタによる遠心分離管T全 体の封じ込めをそこなうことなく、適応することができる。
また、第9A図から、セグメント12’、 143が結合されるときにアダプタ 103の内側凹所303がセグメント143の結合面19’の内方に突出した隅 部50によりさえぎられることは明らかである。隅部50は結合面123に形成 された対応した隅部52の内方に配置される。内部のくぼみ283の領域におけ る中心軸線103Aとアダプタセグメント14’の内面との間で測定された半径 方向の距離R,は内部の(ぼみ283の領域における中心軸線103Aとアダプ タセグメント12″の内面との間で測定された半径方向の距離R2よりも小さい 。参考のために、ここで、半径方向の距離R3を内部のくぼみ283の領域にお ける中心軸線103とアダプタセグメント14’の外面との間の距離として定義 し、そして半径方向の距離R1を内部のくぼみ283の領域における中心軸線1 03とアダプタセグメント123の外面との間の距離として定義すると便利であ る。セグメント123の厚さは距離R4と距離R1との差と等しく、一方セグメ ント143の厚さは距離R1と距離R1との差と等しい。
ロータの空洞部40vがその可能な最大の公差で形成され、そしてアダプタのセ グメントの厚さがそれらの可能な最小の公差で形成されている具体例に適応させ るためには、アダプタの軸線10”Aに垂直な平面(第9A図の平面)内のセグ メント143の内面の円弧長(すなわち、点50と点50との間の距離)と、同 じ平面内のセグメント123の内面の円弧長(すなわち、点52と点52との間 の距離)とを加えた値が、第9B図に例示したように、セグメントの厚さが最小 であるアダプタをロータの最大の空洞部と合致させた場合に、アダプタの軸線1 03Aに垂直な平面内のアダプタの内側の円周と等しくなければならない。
結合面の傾斜角の大きさは基準平面54を基準として測定することができる。基 準平面54はアダプタ103の垂直中心軸線103Aと、アダプタセグメント1 43の内方に突出した隅部50のうちの少なくとも一方との両方を含む平面であ る。また、基準平面54は、別の態様として、セグメント12”、 143が一 緒に結合される作用線48(第9A図に付は加えた)に対して垂直である平面と して定義することができる。結合面183および193の傾斜角は、基準平面5 4に対して測定されたときに、約106から約80°までの角度の範囲内にある 5、各々の角度は45°であることが好ましい。
結合面18”および193を同程度傾斜した状態で示しである(すなわち、結合 面183および19”の基準平面54に対する角度が等しい)けれども、このよ うな構成が必ずしも必要ではないことに留意すべきである。結合面183および 193の傾斜角は、もしも遠心分離の間にセグメント12”、 14”が膨張し て空洞部40vを完全に占有したとしても、セグメント123.143が相互に 接触した状態に維持されるような値でありさえすればよい。また、セグメント1 23および143を円形以外の形状に形成してもよ(、所望によっては、楕円形 に形成することができることに留意すべきである。
本発明のこの具体例によるアダプタは、結果として得られるアダプタが十分な強 度(この用語はこの明細書において定義する)を有するかぎり任意の好適な材料 で製造することができる。選択材料は、その他の望ましい特性、例えば、適正な 極限強さ、適正な弾性率、遠心分離される任意の液体試料との好適な化学的相容 性およびオートクレーブ処理に耐える能力を有していなければならない。好適な プラスチック材料は、ポリプロピレン、ポリアミド、アセタール、ポリフェニレ ンオキシド、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネートまたはポリエチレンを含む。考 慮される用途に対して同様なまたはより良好な機械的特性および化学的特性を有 しているこの他のプラスチックまたは金属材料(均質な(まぜもののない)また は繊維強化された)もまた使用してもよい。このアダプタは選択された材料に適 合した任意の便利な方法、例えば成形、機械加工、注型または鍛造により構成す ることができる。
キャップ締付機構により得られる制止力の助けによらないで鉛直角ロータ内に遠 心分離管Tを支持するために、アダプタ103は遠心分離管T内の液体の圧力に より遠心分離管Tに作用する力を吸収するために十分な強度を有していなければ ならない。したがって、この明細書で使用した「十分な強度」という用語は、ア ダプタがその内部に担持された遠心分離管が破断する程度まで破壊しまたは変形 する。二となく遠心分離中にアダプタに加わる力に耐えることができなければな らないことを意味している。
アダプタが所定の十分な強度を有しており、したがって本発明の請求の範囲に該 当しているか否かは、このアダプタが使用される鉛直角ロータの種々の容易に確 認可能な操作パラメータおよびアダプタの用途から決定することができる。これ らのパラメータはアダプタにより収容された遠心分離管内の液体試料の比重量、 回転軸線Aからの試料の最小距離を表わす半径R,(第8図)、ロータの空洞部 の直径り。(第8図)、アダプタセグメントの厚ざ、遠心分離管の内径および鉛 直角ロータの回転速度である。
内部に液体試料が配置された遠心分離管の直径上の任意の位置における圧力は次 式で表わされる。
式中、Pは圧力(psi)、 ωはロータの回転速度(ラジアン7秒)gは重力による加速度(インチ7秒2) αは試料の比重量(1,bf/インチ′)Roは回転中心から圧力値が所望され る関係する点までの距離(インチ)、そして R1は回転軸線Aから試料までの距離(インチ)とする。
その後、アダプタが耐えなければならない総垂直力Fをこの圧力関数を遠心分離 管の内側の円形の横断面積にわたって積分することにめる。
アダプタのす法および総垂直力Fが判れば、アダプタの壁部に作用する平均の応 力を次の関係式により決定することができる。
式中、Sは応力(psi) 、、 Fは力(Lbf) Di)はロータの空洞部の直径、そしてり、はロータの空洞部の直径からアダプ タのセグメントの各々の厚さを差し引いた値と等しいある速度において作動中の アダプタの内径(第9B図)とする。
所定のアダプタに使用される材料の同一性に基づいて、その材料の弾性率が容易 に得られる。アダプタの垂直方向の変形の推定値は、アダプタの当初の長さに平 均の応力を乗算し、そしてその値をアダプタ材料の弾性率で除算することにより めることができる。もしも式(2)で計算した平均の応力がアダプタ材料の極限 強さよりも小さく、そして予測した変形値がアダプタ内に担持された遠心分離管 の最初の漏洩を起こす変形値よりも小さければ、当該アダプタは少なくとも一つ の作動サイクルに対して十分な強度を有し、したがって、本発明の企図した範囲 内に該当すると解釈すべきである。作動状態の下で上記の十分な強度を決定する ことにより、このアダプタの強度が十分であることの分析および結論を証明する ことができる。
別のアダプタに形成された空洞部内に遠心分離管またはその所定の部分を支持す るために本発明によるアダプタを使用してそれにより本発明によるアダプタを使 用して補動バケツ型ロータの環境において遠心分離管を使用できるようにするこ とが本発明の企図した範囲内にあることを理解すべきである。
当業者は本発明の教旨の利点に基づいて多数の変型を実施することができよう。
このような変型が添付の請求の範囲に記載した本発明の範囲内にあることを理解 すべきである。
k Fig、 8 国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.遠心分離機ロータの空洞部内に所定のサイズおよび形状を有する遠心分離管 を支持するアダプタであって、使用中に、内部にアダプタが配置されたロータの 空洞部の軸線と平行な関係に整列する該アダプタを通して延びる軸線を有するア ダプタにおいて、第1アダプタセグメントおよび第2アダプタセグメントを備え 、各々のセグメントはその上に外面と結合面とを有し、各々のセグメントはその 結合面内にくぼみを有しており、 さらに、セグメントを連結し、そして開放位置から結合された位置までの少なく とも一方のセグメントの他方のセグメントに対するヒンジ軸線のまわりの相対的 な枢動を支持する少なくとも1個のヒンジを備え、ヒンジ軸線はアダプタの軸線 に対して垂直方向に延びており、 セグメントの結合面が結合された位置において接触した関係に配置され、そして セグメント内のくぼみが遠心分離管の少なくとも一部分のサイズおよび形状と合 致したサイズおよび形状を有する凹所を形成するように協働するアダプタ。
  2. 2.請求項1に記載のアダプタにおいて、遠心分離管が首部を備えた本体を有し 、遠心分離管にキャップが締め付けられるときに首部の一部分がくびれた領域を 有しており、 各々のセグメントのくぼみが該セグメントが結合された位置にあるときにこれら のくぼみが遠心分離管の首部のサイズおよび形状と合致した凹所を形成するよう に協働し、 セグメントのうちの少なくとも一方がその結合面上に該セグメントの内部のくぼ み中に突出する突起部を有し、それによりセグメントが結合された位置にありか つ遠心分離管がアダプタ内に収納されたときに、前記突起部が遠心分離管の首部 のくびれた領域内に収納されるアダプタ。
  3. 3.請求項1に記載のアダプタにおいて、遠心分離管がその全長にわたって所定 の形状を有する本体を有し、各々のセグメント内のくぼみがセグメントが結合さ れた位置にあるときに遠心分離管の全長にわたるサイズおよび形状に合致した凹 所を形成するように協働するアダプタ。
  4. 4.請求項3に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントのうちの少なくと も一方のセグメントの外面上に配置された大きく形成されたつばを備えたアダプ タ。
  5. 5.請求項2に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントのうちの少なくと も一方のセグメントの外面上に配置された大きく形成されたつばを備えたアダプ タ。
  6. 6.請求項1に記載のアダプタにおいて、さらにセグメントのうちの少なくとも 一方のセグメントの外面上に配置された大きく形成されたつばを備えたアダプタ 。
  7. 7.請求項3に記載のセグメントにおいて、第1アダプタセグメントの結合面が 所定の平面に対して第1の所定の角度を形成し、一方第2アダプタセグメントの 結合面が所定の基準面に対して第2の所定の角度を形成し、該基準面がアダプタ の軸線を含みかつアダプタのセグメントが結合される作用線に対して垂直である 平面として定義されているアダプタ。
  8. 8.鉛直角遠心分離機ロータの空洞部内に閉ざされた遠心分離管を支持するため のアダプタにおいて、第1アダプタセグメントおよび第2アダプタセグメントを 備え、各々のセグメントがその上に外面と結合面とを有し、各々のセグメントが その結合面内にくぼみを有し、各々のセグメントのくぼみがセグメントがそれら の結合面に沿って結合されたときにくぼみがその内部に配置された遠心分離管全 体を包囲することができる凹所を形成するように協働し、アダプタが遠心分離中 の遠心分離管内に担持された液体の圧力により発生した垂直方向の力に耐えるた めに、十分な強度を有する材料で製造されたアダプタ。
  9. 9.請求項8に記載のアダプタにおいて、第1アダプタセグメントの結合面が所 定の平面に対して第1の所定の角度を形成し、一方第2アダプタセグメントの結 合面が所定の基準面に対して第2の所定の角度を形成し、該基準面がアダプタの 軸線を含みかつアダプタのセグメントが結合される作用線に対して垂直である平 面として定義されているアダプタ。
  10. 10.請求項9に記載のアダプタにおいて、第1の所定の角度と第2の所定の角 度とが等しいアダプタ。
  11. 11.請求項9に記載のアダプタにおいて、第1の所定の角度が約10°から約 80°までの範囲内にあるアダプタ。
  12. 12.請求項9に記載のアダプタにおいて、第2の所定の角度が約10°から約 80°までの範囲内にあるアダプタ。
  13. 13.請求項14に記載のアダプタにおいて、第2の所定の角度が約10°から 約80°までの範囲内にあるアダプタ。
  14. 14.遠心分離機ロータの空洞部内に所定のサイズおよび形状を有する遠心分離 管を支持するためのアダプタであって、使用中に、内部にアダプタが配置された ロータ空洞部の軸線と平行な関係に整列する該アダプタを通して延びる軸線を有 するアダプタにおいて、第1アダプタセグメントおよび第2アダプタセグメント を備え、各々のセグメントがその上に外面と結合面とを有し、各々のセグメント がその結合面内にくぼみを有し、各々のセグメントのくぼみが該セグメントがそ れらの結合面に沿って結合されたときにくぼみがその内部に配置された遠心分離 管全体を包囲することができる凹所を形成するように協働し、第1アダプタセグ メントの結合面がアダプタの凹所内に突出する1対の端縁を有するアダプタ。
  15. 15.請求項14に記載のアダプタにおいて、第1アダプタセグメントの結合面 が所定の基準面に対して第1の所定の角度を形成し、一方第2アダプタセグメン トの結合面が所定の基準面に対して第2の所定の角度を形成し、該基準面がアダ プタの軸線を含みかつアダプタのセグメントが結合される作用線に対して垂直で ある平面として定義されているアダプタ。
  16. 16.請求項15に記載のアダプタにおいて、遠心分離機ロータが鉛直角ロータ であり、そしてアダプタセグメントが遠心分離中の液体の圧力により発生した垂 直方向の力に耐えるために十分な強度を有する材料で製造されたアダプタ。
  17. 17.請求項14に記載のアダプタにおいて、遠心分離機ロータが鉛直角ロータ であり、そしてアダプタセグメントが遠心分離中の液体の圧力により発生した垂 直方向の力に耐えるために十分な強度を有する材料で製造されたアダプタ。
  18. 18.請求項17に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントを連結し、そ して開放位置から結合された位置までの少なくとも一方のセグメントの他方のセ グメントに対するヒンジ軸線のまわりの相対的な枢動を支持する少なくとも1個 のヒンジを備え、ヒンジ軸線がアダプタの軸線に対して垂直方向に延びているア ダプタ。
  19. 19.請求項16に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントを連結し、そ して開放位置から結合された位置までの少なくとも一方のセグメントの他方のセ グメントに対するヒンジ軸線のまわりの相対的な枢動を支持する少なくとも1個 のヒンジを備え、ヒンジ軸線がアダプタの軸線に対して垂直方向に延びているア ダプタ。
  20. 20.請求項15に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントを連結し、そ して開放位置から結合された位置までの少なくとも一方のセグメントの他方のセ グメントに対するヒンジ軸線のまわりの相対的な枢動を支持する少なくとも1個 のヒンジを備え、ヒンジ軸線がアダプタの軸線に対して垂直方向に延びているア ダプタ。
  21. 21.請求項14に記載のアダプタにおいて、さらに、セグメントを連結し、そ して開放位置から結合された位置までの少なくとも一方のセグメントの他方のセ グメントに対するヒンジ軸線のまわりの相対的な枢動を支持する少なくとも1個 のヒンジを備え、ヒンジ軸線がアダプタの軸線に対して垂直方向に延びているア ダプタ。
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