JPH06510941A

JPH06510941A - 圧縮空気乾燥機

Info

Publication number: JPH06510941A
Application number: JP5506208A
Authority: JP
Inventors: スミス　グリゴリー　クリフォード
Original assignee: アライド　シグナル　インコーポレイテッド
Priority date: 1991-09-20
Filing date: 1992-09-16
Publication date: 1994-12-08
Also published as: EP0604520A1; WO1993005992A1; US5110327A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】圧縮空気乾燥機本発明は、圧縮空気ブレーキ系統用の空気乾燥機に関する。

トラック及びバスのような大型車両は普通には、ブレーキが圧縮空気によって作動されるブレーキ系統を備え付けている。圧縮空気中に同伴された水分が重大な問題を引き起こすことがある。この理由のために、このような圧縮空気ブレーキ系統に圧縮空気乾燥機を設けて、圧縮空気中に同伴された水分を除去することが普通になった。このような空気乾燥機は、水分を吸収する乾燥剤材料を含む。

乾燥剤は圧縮空気を発生する圧縮機が止まったとき、周期的に再生される。しかし、乾燥剤は結局のところ最早効率的に再生されることができないので乾燥剤は周期的に交換されなければならない。従って、空気乾燥機は乾燥剤の交換を含む定期的な保守を必要とする。今日使用されるほとんどの空気ブレーキ系統の空気乾燥機は又、一体のパージ容積を有し、このパージ容積では空気乾燥機によって乾燥された一定量の圧縮空気は、隔離されたままであり、乾燥剤を再生するのに用いられる。これらの空気乾燥機は、乾燥剤を交換するために空気乾燥機のほとんど完全な分解を必要とし、これはまったく時間浪費になる。

本発明は、パージ容積を取り囲む乾燥剤キャニスタ−を備えた空気乾燥機を提供することによって前述の問題を解決する。キャニスタ−はネジ連結によって乾燥機の基部に連結され、キャニスタ−は、単に古いキャニスタ−を回し外し（ｓｐｉｎｎｉｎｇ　ｏｆｆ）、新しいキャニスタ−を回し込む（ｓｐｉ曲ｉｎｇ　ｏｎ）ことによって取り外され、交換される。キャニスタ−はパージ容積を取り囲むので、空気乾燥機は比較的小型である。

本発明のこれらの利点及び他の利点は、添付図面、即ち本発明の教示に従って作られた空気乾燥機の長手方向の断面図である１つの図を参照しながら以下の説明から明らかになるであろう。

合図面を参照すれば、全体的に参照番号ｌＯで指示した空気乾燥機が、基部ｌ２を有し、この基部ｌ２は空気乾燥機ｌＯが使用される車両のフレームへの取り付けのために取り付は用孔ｌ４を有する。基部ｌ２は流入又は供給ボートｌ６、排気ボート１８、流出口叉は送出ボート２０及び制御ボートｎとを構成する。逆止弁２４が流出又は送出ポート２０からの流れを可能にするが、逆方向の流れを防止する。全体的に参照番号２６で指示した流入及び排気の組み合わせ弁が、供給ボート１６及び排気ボートｌ８を通る流れを制御するために制御ボート乙の圧力に応答する。制御ポートの圧力が通気されるとき、バネ２８が図面に示す位置まで弁２６を付勢して、排気ボートｌ８を閉鎖し、供給ボート１６と基部１２内に構成された流路３０とを連通させる。圧力信号が制御ポートｎで受信されるとき、流入及び排気弁２６は下方に付勢され、供給ボートｌ６を閉鎖し、排気ボート１８を開く。弁２６は、米国特許第４９５５９９４号により完全に開示されている。

流路３０は横方向流路３２と連通し、横方向流路３２は流路３０を基部１２の上面で円周方向に延びた溝３４と連通させる。基部１２はさらに円周方向に延びた、軸方向に突出したフランジ３６を存し、このフランジ３６はその外周面で溝３８を支持し、その内周面で溝４０を支持する。全体的に参照番号４２で指示したパージ容積又はコンパートメントが、円周方向に延びた壁４４と横壁４６とによって構成される。パージエアが後に説明するような空気乾燥機の再生用に後で使用するためにパージ容積又はコンパートメント４２内に蓄えられる。円周方向に延びた壁４４は、オフセット部分４７で終わり、オフセット部分４７は、ネジ山４８を有し、このネジ山４８はパージ容積が基部ｌ２に設置されるときネジ山４０に係合する。一方向逆止弁５０及びパージオリフィス５２が、横壁４６に支持され、それらの機能は後に説明する。溝３４によって囲まれた流路５４が、パージ容積又はコンパートメント４２を逆止め弁２４及び流出又は送出ポート２０と連通させる。

全体的に参照番号５６で指示した乾燥剤キャニスタ−が、外周壁６２と内周壁６４との間に構成された環状チャンバ６０内に収容された乾燥剤ビーズ５８を含む。内周壁６４の低部（図面参照）は、ネジ山６６を有し、このネジ山６６は乾燥剤キャニスタ−５６が基部Ｉ２に取り付けられるときフランジ３６のネジ山３８に係合する。横方向に延びた、環状の閉鎖壁６８か環状チャンバ６０の下端を閉鎖し、外壁６２に７０のようにクリンプ止めされる。円周方向に延びたシール７２が、溝３４に外接し、閉鎖壁６８に密封可能に係合する。円周方向に間隔を隔てた開口７４が、乾燥すべき空気を溝３４から環状チャンバ６０の中へ流す。コンパートメント又はパージ容積４２は別個の容器として示しているが、キャニスタ−５６の中空の内径はパージ容積を構成するのに用い、それによって別個の容器を除去してもよい。

空気流入環状チャンバ６０は、円周方向に延びたコイルバネ７６を回し、このコイルバネは、環状チャンバ印のまわりに延び、パージ容積４２に外接する。バネ７６は多孔環状部材７８を押し、環状部材７８は環状で、在来の圧縮アルミニウムオイル分離部材８０を介してバネカフ６を伝達する。別の多孔環状部材８２は圧縮アルミニウムオイルセパ１ノータ８０を乾燥剤ビーズ５８から離隔する。部材７８及び８２はいずれも多孔で、乾燥すべき空気がそれらを通るのを可能にする。従って、バネ７６の力は部材７８．８０及び８２を介して伝達され、ビーズ５８に圧縮力を与える。先行技術の空気乾燥機ではビーズ５８が最も効率良いように圧縮力がビーズに加えられなければならないことがわかっている。キャニスタ−５６の上端全体を横切って延びる、横方向に延びた外壁８６と周方向内壁６４の上端を橋渡しする、横方向に延びた内壁８７との間に構成されたチャンバ内に多孔部材８５が設けられる。内壁６４．８８は開口８４．９０を有し、空気を乾燥剤から、逆止弁５０を通してパージ容積又はチャンバ４２に流す。

運転の際、空気は供給ボート１Ｇを通って流路３０まで流れ、弁２６は排気ボート１Ｂが閉鎖される示した位置にあると仮定する。流路３０内の空気は、流路３２を通って溝３４の中へ流れ、開ロア４を通って環状チャンバ６０の中へ流れる。空気中に同伴された油は、オイル分離部材８０によって取り除かれ、水分は乾燥剤ビー乃８によって空気から除去される。次いで、空気は開口８４と、壁８６と８８との間に構成されたチャンバとを通って流れ、次いで開口９０を通り、逆止弁５０を通ってパージ容積又はコンパートメント４２の中へ流れる。次いで、圧縮空気は流路５４と逆止弁２４とを通ってパージ容積又はコンパートメント４２から送出ボート２０に流れ、そこから貯蔵リザーバ（図示せず）に流れる。

空気乾燥機１０によって乾燥される圧縮空気を発生する車両空気圧縮機（図示せず）が止まるとき、圧力信号が従来の仕方で制御ボート乙に伝達される。制御ボート２２の圧力が弁２６に作用して供給ボート１６を閉鎖し、且つ排気ボート１８を開いて大気に通じさせる。従って、流路３０．３２、溝３４及び環状チャンバ６０は大気圧に減じられ、パージ容積内に貯蔵された圧縮空気を流量制限オリフィス５２を通して容積６０の中へ逆流させ、結局流路３２と３０を通って排気ボート１８に戻させる。パージオリフィス５２は所定流量に流れを制限し、パージ容積又はコンパートメント４２内の圧力レベルがほとんど大気圧まで減じられよで、或いは信号制御ボートηが終わるまで、どちらかが先に起こるまでパージが続く。

圧縮空気は逆止弁２４によって送出ボート或いは流出ボート２０を通るパージ容積の中への逆流が防止される。空気乾燥機ＩＯは、圧縮機が負荷或いは無負荷であるかに応じて乾燥サイクルと再生サイクルの間を上述のように繰り返す。

乾燥剤は無限回パージすることができるが、結局圧縮空気を最早効率的に乾燥させることができない。この時点で乾燥剤を交換しなければならない。本発明によれば、キャニスタ−５６は、キャニスタ−を基部に対して単に回転させることによって基部１２から回し外され（ｓｐｕｎ　ｏｆｆ）、ネジ山３８と４８の間のネジ連結は緩められる。次いで、新しいキャニスタ−５６は操作を逆戻りさせることによりて取り付けられる。劣化した乾燥剤を含むキャニスタ−は工場或いは再生者に戻すことができ、工場或いは再生者は乾燥剤を新しい乾燥剤と交換し、ギヤニスターを数限りなく再使用することができる。したがって、乾燥剤が変えられるとき基部の他の構成要素或いはパージ容積又はコンパートメント４２を交換する必要がない。従って、先行技術の空気乾燥機では乾燥剤を交換するために空気乾燥機の多くを分解しなければならなかったがその代わりに、乾燥剤の交換はほんの数秒かかる比較的簡単な操作に減じられる。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】（１）圧縮空気源に連通した流入口（１６）と、貯蔵リザーバに連通した流出口（２０）と、排気口（１８）と、前記排気口（１８）を開閉するための制御信号に応答する井手段（２６）とを有する基部（１２）と、乾燥剤キャニスター（５６）を前記基部（１２）に取り付けるための取り付け手段（３６、６６）と、前記乾燥剤キャニスター（５６）内の乾燥剤（５８）と、前記乾燥剤キャニスター（５６）の一端を閉鎖する、横方向に延びる端壁（８６）と、前記乾燥剤の再生用に前記乾燥剤（５８）を通す周期的な逆流のためにパージ空気を貯蔵するための、前記乾燥剤キャニスター（５６）内のパージコンパートメント（４２）とを有し、前記基部（１２）は、前記乾燥剤キャニスター（５６）及びパージコンパートメント（４２）の他端を横切って延び、さらに圧縮空気を前記流入口（１６）から前記流出口（２０）に流すための、前記基部（１２）、前記乾燥剤キャニスター（５６）、及び前記パージコンパートメント（４２）によって構成された流路を有する圧縮空気乾燥機において、前記乾燥剤（５８）は、前記乾燥剤キャニスター（５６）の内壁（６４）と外壁（６２）との間に構成された環状チャンバ（６０）内に貯蔵され、前記パージコンパートメント（４２）は、前記内壁（６４）、前記横方向に延びた端壁（８６）、及び基部（１２）によって構成された容積内に設置され、それによって前記パージコンパートメント（４２）は、前記乾燥剤（５８）によって取り囲まれることを特徴とする圧縮空気乾燥機。（２）前記取り付け手段（３６、６６）は、前記キャニスター（５６）及び前記基部（１２）によって支持された手動式協働解放手段（６６）を有し、前記基部（１２）の分解なしに前記キャニスター（５６）の前記基部（１２）からの取り外しを可能にすることを特徴とする請求項１に記載の圧縮空気乾燥機。（３）前記解放手段（６６）は、前記キャニスター（５６）を前記基部（１２）に対して回転させることによって前記キャニスター（５６）が前記基部（１２）から取り外されるのを可能にするネジ連結（６６）を有することを特徴とする請求項２に記載の圧縮空気乾燥機。（４）前記ネジ連結は、前記内壁（６４）及び前記基部（１２）に支持されたネジ山を有することを特徴とする請求項３に記載の圧縮空気乾燥機。（５）前記パージコンパートメント（４２）は、前記乾燥剤キャニスター（５６）の前記内壁（６４）内の壁手段（４４）によって構成され、前記取り付け手段（３６、６６）は、前記キャニスター（５６）及び前記基部（１２）によって支持された手動式協働解放手段（６６）を有し、前記パージ容積（４２）を構成する壁手段（４４）の取り外しなしに前記キャニスター（５６）の前記基部（１２）からの取り外しを可能にすることを特徴とする請求項１に記載の圧縮空気乾燥機。（６）前記横方向に延びた端壁（８６）は、前記パージコンパートメント（４２）を横切って延び、前記パージコンパートメント（４２）は、前記乾燥剤キャニスター（５６）の前記内壁（６４）内の壁手段（４４）によって構成され、前記パージコンパートメント（４２）の前記壁手段（４４）と前記端壁（８６）との間に構成された流路は、前記圧縮空気を半径方向内方に前記環状チャンバ（６０）から前記パージコンパートメント（４２）の中へ向けることを特徴とする請求項１に記載の圧縮空気乾燥機。（７）前記キャニスター（５６）は、前記端壁（８６）によって閉鎖された端と反対側の前記環状チャンバ（６０）の端を閉鎖する、横方向に延びた環状の閉鎖壁（６８）を有し、前記キャニスター（５６）が前記基部（１２）に取り付けられるとき、前記閉鎖壁（６８）は前記基部（１２）に係合し、さらに流路手段（３０、３２、３４、７４）が、圧縮空気を前記環状チャンバ（６０）に流すために前記基部（１２）及び前記閉鎖壁（６８）を貫通することを特徴とする請求項１又は請求項６に記載の圧縮空気乾燥機。（８）前記基部（１２）は、前記閉鎖壁（６８）に係合する係合面を有し、前記流路手段（３０、３２、３４、７４）は、圧縮空気を前記環状チャンバ（６０）の中に供給するために前記係合面内に構成された、円周方向に延びた部分（３４）を有し、前記閉鎖壁（６８）は、前記円周方向に延びた部分と位置合せした、円周方向に間隔を隔てた開口（７４）を有することを特徴とする請求項７に記載の圧縮空気乾燥機。（９）前記円周方向に延びた部分（３４）は、前記パージ容積（４２）を前記流入口（２０）と連通させる、前記基部（１２）内に構成された流出流路（５４）を取り囲むことを特徴とす請求項８に記載の圧縮空気乾燥機。（１０）前記環状チャンバ（６０）内のバネ手段（５６）は、前記環状チャンバ（６０）内の前記乾燥剤（５８）を弾性的に付勢して、前記基部（１２）から遠ざけることを特徴とする先行請求項のいずれかに記載の圧縮空気乾燥機。