JPH06510610A - サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料 - Google Patents

サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料

Info

Publication number
JPH06510610A
JPH06510610A JP6504810A JP50481094A JPH06510610A JP H06510610 A JPH06510610 A JP H06510610A JP 6504810 A JP6504810 A JP 6504810A JP 50481094 A JP50481094 A JP 50481094A JP H06510610 A JPH06510610 A JP H06510610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
recording material
dye
image recording
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6504810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2781461B2 (ja
Inventor
フリードマン,ジェームス アール.
ソフェン,スチーブン アール.
ヤング,ケント エム.
Original Assignee
ポラロイド コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ポラロイド コーポレーシヨン filed Critical ポラロイド コーポレーシヨン
Publication of JPH06510610A publication Critical patent/JPH06510610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781461B2 publication Critical patent/JP2781461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/494Silver salt compositions other than silver halide emulsions; Photothermographic systems ; Thermographic systems using noble metal compounds
    • G03C1/498Photothermographic systems, e.g. dry silver
    • G03C1/4989Photothermographic systems, e.g. dry silver characterised by a thermal imaging step, with or without exposure to light, e.g. with a thermal head, using a laser
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/165Thermal imaging composition

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料関連出願の川魚 この出願は1992年7月31に出願された共に係続中の米国特許出願シIJ了 ル第07/923,858号の部分継続出願である。
本発明の背景 (1)発明の分野 本発明は熱現像可能なカラーサーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像記 録用材料に関しそしてさらに特定的には良好な画像明確性ならび)こ増大しtこ 画像濃度を存する画像を提供することができる画像記録用材料に関する。
(2)関連技術の記載 1つまたはそれ以上の部分に化合物を開裂する反応を包含する種々の開裂反応が 銀イオンにより助けられることは周知である。
米国特許第3,719,489号は写真システムにおいて有用な銀イオン助力開 裂反応を開示している。そこに開示されているように、ハロゲン化銀乳剤の処理 中に有効に像様に造られた銀イオンの存在下、写真的に不活性な化合物力(開裂 をうけて前記銀イオンの像様分布に相当する像様分布で写真的に活性な試薬また は染料のような試薬を放出することができる。そこに開示されてし島る一つの態 様において、写真処理組成物中において実質的に非拡散性であるがしかし、現像 の作用としてハロゲン化銀乳剤の現像されていないそして部分的に現像された領 域において有効に造られた銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の像様分布の 存在下に開裂をうけて前記イオンおよび(または)前記錯体の像様分布(こ相当 する像様分布で一層可動性且つ拡散性カラー提供用部分を遊離するカラー提供化 合物を写真的に不活性な化合物として用いることによりカラー像が形成されろ。
カラー像のあとでの形成は膜化合物と遊離されたカラー提供用部分との間の拡散 性の差の結果でありそれにより現像されていないおよび部分的に現像された領域 (こおいて放出されたより拡散性のカラー提供用部分の像様分布は自由に転写す る。
上記方法において有用なカラー提供用化合物は前記米国特許第3. 719.  489号の部分継続である米国特許第4,098,783号の主題を形成する。
そこに開示されているカラー提供用化合物は1つまたはそれ以上の染料基と1つ またはそれ以上の1. 3−硫黄−窒素部分を含んでよい。例えばそれらは1つ の完全染料または染料中間体および1つの環式1. 3−硫黄−窒素部分を含ん でよい。
別法として、カラー提供用化合物は各々の染料基または染料中間体につき2つま たはそれ以上の環式部分を含んでよくそしてその逆であってもよい。
現像が加熱により行なわれる熱的に現像可能な黒および白ならびにカラー感光性 材料は周知である。カラー像を提供するために計画されたシステムの中で、有機 銀塩の熱現像の結果として拡散性染料が放出されそして受像層に転写され、それ によりカラー像が得られるシステムがある。
1984年10月138iこ公開された特開昭59−180548号は染料提供 用物質が窒素原子および硫黄またはセレン原子を含有する複素環式環を含有し、 該複素環式環が銀イオンの存在下に開裂を受けて拡散性染料を放出する熱現像可 能なハロゲン化銀感光性画像形成用システムを開示している。適当な染料提供用 物質の例は上記米国特許第4,098,783号に開示されているようなチアゾ リジン染料である。その方法は感光性システムを光に画像様に露光しそして次に かまたは同時に、実質的に水の存在しない条件下、塩基または塩基前駆体の存在 下にその感光性システムを加熱し、それにより露光された感光性ハロゲン化銀と 還元剤との間で酸化−還元反応を生じさせることを包含する。露光された領域で ネガ銀像が形成される。非露光領域で銀像に反比例して存在する銀イオンは染料 提供用物質の複素環式環を開裂させて拡散性染料を放出する。拡散性染料は次に 受像層に転写されて、それによりホジ染料像が形成される。
1992年12月22日に出願されたジュー。アル、フリートマン(J、 R。
Freedman)等の共に係続中の米国特許出願シリアル第07/944,8 98号は染料提供用物質を開裂するために、像様加熱の際有効に造られる銀イオ ンの源として銀塩錯体が使用される。サーモグラフィ染料転写画像記録用材料を 記載している。
ハロゲン化銀潜像の熱現像の点から有用である熱現像可能な感光性システムは感 光性ハロゲン化銀、銀塩酸化剤、熱溶媒、銀塩のための還元剤、結合剤、好まし くはゼラチン、および銀イオン助力開裂の際染料を放出することができる染料提 供用物質を担持する支持体を含むシステムである。しかしながら、このタイプの システムにおいて、適当な銀現像と十分な染料放出との両方を得ることに困難性 があった。
本発明の画像形成用材料において、銀塩酸化用物質の銀イオンと錯化できること ができる補助配位子を含有させることにより、促進された銀現像、増大した画像 濃度および改良された画像明確性が得られることが見い出された。
本発明の概要 本発明によれば、銀塩酸化用物質からの銀イオンと錯化するために補助配位子が 使用され、その結果銀イオンが染料提供用物質により一層到達することができ、 そこで銀イオンは次にその染料提供用物質を開裂させて拡散性染料を放出するた めに利用されることができる。
したがって、本発明は銀イオンのための補助配位子を含有するサーモグラフィお よびフォトサーモグラフィ材料を提供する。
本発明の他の提供するものは一部明らかでありそして1部はこのあとの記載から 明らかとなろう。
したがって、本発明は、数工程を包含する方法、そのような工程の1つまたはそ れ以上と他の工程の各々との関しての関連性及び順序、そして以下の詳細な開示 に例示される要素の特徴、性質および関連性を存する生成物および組成物そして 特許請求の範囲に示される適当な範囲を含む。
本発明の性質および目的を十分に理解するために以下の詳細な記載に注意を向け なければならないだろう。
本発明の詳細な記載 本発明は、 (a)銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下での開裂の際拡散性染料 を放出することができる染料提供用物質、銀塩酸化用物質、熱溶媒および結合剤 を一つまたはそれ以上の層で担持する支持体;および(b)同じまたは第2の支 持体上の、前記染料提供用物質から放出された拡散性染料を受容することができ る受像層、を含む加熱処理カラー画像記録用材料であって、しかも前記加熱処理 画像記録用材料は銀イオンと錯化することができる補助配位子をさらに含み、前 記補助配位子は、この補助配位子の不存在下に得られる濃度より大きいかあるい は2倍に等しい全体的濃度の銀核を提供するのに十分な銀塩酸化用物質を溶解す る、加熱処理カラー画像記録用材料を提供する。他の態様において、加熱処理画 像記録用材料はさらに感光性ハロゲン化銀および還元剤を含む。
好ましい態様において、サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像記録・ 用材料は塩基または塩基前駆体の不存在下に処理され且つ画像転写される。塩基 前駆体は処理条件下塩基を生成する物質である。
補助配位子は、その補助配位子の不存下に得られる濃度より大きいかあるいは2 倍に等しい全体的銀核溶解性を提供するように銀塩酸化用物質の銀イオンと錯体 を形成することが出来なければならない。形成された錯錯体は使用される熱条件 下比較的安定であるべきでありそして次に染料提供用物質および露光の際形成さ れた銀核の両方に銀イオンを提供できなければならない。加熱処理画像記録用材 料に補助配位子を包含させると、増大した画像濃度、改良された画像明確性を生 じそしてフォトサーモグラフィ材料において促進された銀現像を生じる。
有用な補助配位子は銀塩酸化用物質の銀と錯体を形成する配位子でありそして適 用の濃度およびpH条件下水中の補助配位子の不存在で得られる濃度より大であ るか2倍に等しい全体的濃度の銀核を提供するのに十分な銀塩酸化用物質を溶解 することが分かった。
適当な銀イオン配位子は、ニューヨーク州、ニューヨークの円enum Pre ssにより発行されたA、 E、 1Aartel lおよびR,M、 Smi  th著の”Cr1tical 5tabilityCO1stants”と題 する書籍に見い出されるような平衡定数を用いて、水中に適用の濃度およびpH 条件下銀含存種の溶解度を計算することにより選ばれることができる。計算は、 マサチューセッツ州のリーディング(Reading)のAddison−We sley発行、J、 N、 Butler著“Ionic Equilibri um” (1964)に記載されているとおりにして、あるいはニューヨーク州 ニューヨークのLongnan発行、H,Rossotti著−The 5tu dy of 1onic Equilibria’ (1978)に記載されて いるとおりにして、あるいはニューヨーク州ニューヨークのVCH発行、A、E 、MartellおよびR,J、 Motekai tus著”Determi nation and Use of 5tability Con5tan狽 刀hに 記載されているとおりのSPEのようなコンピュータープログラムを用いて行な われることができる。
SPEプログラムを含有するブロツピーデスクおよびそれを操作するだめの指示 書は上記表題の本とともに提供される。
pH7で水中に存在する可溶性銀塩の全濃度は銀源として5mMの銀ベンゾトリ アゾールを用いて0.01Mの配位子濃度で種々の配位子について計算される。
計算は下記のとおりにして行なわれた。
平衡(8)と(9)は−緒にされてそして平衡規定(1)、(6)および(7) と置き換えられて平衡(11)を提供する。
したがって(5)から (sL [bzt] −Kmp/[Acrl。
(kgすuoo[Aql [L]+β+m[Aql[Ll” = K、)[Aq ]+βoon[”Dlc、)[AV]t、t=(L)+βodor [H] [ L]+βo+cr2[H]”[L]+β1.。[Aql [Ll+2β+201 1[入(I][L戟h (13)。
二次方程式(12)および(13)は(Ag)および(L)について同時に解答 が与えられる。第2水素イオン平衡力次ける場合について(13)におけるβ。
、、、(H) 2 (L)条件から(β。1o、)が省かれた。(マサチューセ ッツ州ケンブリッジのMath 5oft、 Inc、から市販されている’) MATHCADソフトウェアが下の表Iに示されるpAgおよび溶解度の値を計 算するために用いられた。
補助配位子それ自体はまた必要な熱溶媒としての機能を果す。しかしながら追加 の熱溶媒を使用するならば補助配位子はその熱溶媒中に少なくともごくわずかで も、好ましくは少なくとも1%重重量型量、そしてさらに好ましくはlO%重量 /重量より多く溶解すべきである。
特に銀ベンゾトリアゾールが銀塩酸化用物質として使用される場合、本発明にお いて有用であると分かった銀のための補助配位子は、2,2′−ビビリミジンお よびその誘導体:I+ 2. 4−)リアゾールおよびその誘導体、例えば3− フェニル−5−チェニル−1,2,4−トリアゾール、3−メチル−5−プロピ ル−1,2,4−1−リアゾールおよび3−メチル−5−へブチル−1,2,4 −トリアゾール、ホスフィン、例えばトリフェニルホスフィン:非環式チオ尿素 、例えばN、 N’−ジ−n−メチルチオ尿素、N、 N’−ジ−n−エチルチ オ尿素およびN、 N’−ジ−n−ブチルチオ尿素およびテトラメチルチオ尿素 、3.6−シチアー1. 8−オクタンジオール;6−位置が−ORまたは−N HR’ (但し、Rは水素、アルキルまたはアリールでありそしてR′はアルキ ルである)で置換されている6−置換プリン、例えば6−メドキシプリンおよび 6−ドゾシルアミノブリン:そして同じ銀原子に配位するために両方とも利用さ れることができる2個の窒素原子を有する二座窒素含有配位子、例えば4−アザ ベンズイミダゾールおよびその誘導体、2,2′−ジピリジル、4.4′−ジメ チル−2,2’−ジピリジルおよび4,4′−ジフェニル−2,2′−ジピリジ ルを包含する2゜2′−ジピリジル類、そして1.10−フェナントロリン、5 −クロロ−1,10−フェナントロリンおよび5−ニトロ−1,10−フェナン トロリンを包含する1、lO−フェナントロリン類を包含する。
補助配位子は受像層を含む本発明の熱現像可能な感光性システムの任意の層に存 在することができる。それはまた受像層上の層に存在してもよく、この場合にお いてその層はまた配位子が可溶性である熱溶媒および結合剤を含有するのが好ま しい。別法として、水溶性配位子はゼラチン層の硬化が達成されるまえかあるい はそのあとに、ネガ上に、即ち感光性ハロゲン化銀を含む層上に被覆されてもよ い。好ましくは水溶性配位子は受像層に被覆される。もし、特定の染料提供用物 質の銀助力開裂速度が遅い傾向にあるならば補助配位子は受像層以外の層に存在 するのが好ましい。
補助配位子は0. 1〜36ミリモル/ビ、好ましくは1〜24ミリモル/ポの 被覆適用量を、乾燥後生ずる量で一般に使用される。
本発明において使用される感光性ハロゲン化銀は、塩化銀、ヨウ化銀、臭化銀、 ヨウ臭化銀、塩臭化銀等のような写真業界で使用される任意の感光性ハロゲン化 銀であってよくそして銀塩酸化剤の一部分で感光性ハロゲン化銀を形成するよう に銀塩酸化用物質の存在下に感光性ハロゲン化銀形成用成分を用いることを包含 する任意の公知の方法により、その場でまたはその場外で造られることができる 。
本発明において使用される感光性ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化銀により吸収さ れる波長以外の波長に写真感度を拡大するために任意の公知の方法により分光的 に増感されることができる。適当な増感剤の例はシアニン染料、メロシアニン、 スチリル染料、ヘミシアニン染料およびオキソノール染料を包含する。
分光増感に加えて、ハロゲン化銀乳剤は写真業界において公知の任意の方法を用 いて化学的に増感されることができる。
ハロゲン化銀乳剤は0.5〜8.0ミリモル/ポ、好ましくは0.5〜4.0ミ リモル/イの範囲の被覆適用量を与えるように計算された量で各々の感光層に一 般に加えられる。
銀塩酸化用物質は比較的に光に安定であるべきでありそして処理条件下熱に安定 であるべきである。銀塩酸化用物質は一般に当業界に今まで公知であるような有 機銀塩または銀塩錯体である。有機銀塩を形成するために有用であると写真業界 において知られている任意の有機化合物が使用されてよく、例えば米国特許第4 .729,942号に記載されている化合物を参照。有用な銀塩錯体については 米国特許第4,260.677号参照。本発明において有用な配位子は処理の条 件下ハロゲン化銀溶媒として一般に働らかないので、銀塩酸化用物質はハロゲン 化銀ではない。
適当な銀塩酸化用物質の例は、カルボン酸、例えばベヘン酸およびステアリン酸 、の銀塩およびイミノ基を有する化合物の銀塩を包含する。好しい銀塩はイミノ 基を有する有機銀塩である。ベンゾトリアゾールおよびその誘導体、の銀塩は本 発明の熱現像可能な感光性システムにおいて特に良好な結果を与えることが分か った。
本発明において使用される銀塩酸化用物質は任意の公知の手段により適当な結合 剤中で造られそして次に単離されることなしにただちに使用されることができる 。別法として、銀塩酸化用物質は単離されそして次に適当な結合剤中に分散され てもよい。
銀塩酸化用物質は一般に0.5〜8.0ミリモル/rd、そして好ましくは0゜ 5〜4.0ミリモル/イの範囲の量で使用される。
本発明において使用されることができる還元剤は熱現像可能な写真材料において 通常使用される還元剤の中から選ばれることが出来る。本発明において有用な例 示的な還元剤はヒドロキノンおよびその誘導体、例えば2−クロロヒドロキノン ;アミノフェノール誘導体、例えば4−アミノフェノールおよび3.5−ジブロ モフェノール:カテコールおよびその誘導体、例えば、3−メトキシカテコール ;フェニレンジアミン誘導体、例えば、N、 N−ジエチル−p−フェニレンジ アミン:および3−ピラゾリドン誘導体、例えばl−フェニル−3−ピラゾリド ンおよび4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン を包含する。好ましい還元剤はl−フェニル−3−ピラゾリドン(フェニドン) 、および4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン (ジメゾン−S (d imezone S))である。
還元剤は単独でまたは組み合わせて使用されることができそしてそれらは0゜5 〜16.θミリモル/dそして好ましくは、1. O〜8.0ミリモル/rdの 範囲の員で一般に使用される。
熱溶媒は周囲の温度で固体であるがしかし処理のために用いられる温度でまたは それ以下で溶融する非加水分解性化合物である。熱溶媒が感熱システムにおいて 融解する温度は熱溶媒自体の融点より一般に低くそして感熱性システムにおける 1種またはそれ以上の他の成分との熱溶媒の組み合わせから生ずる混合融点を表 わす。熱溶媒は熱現像可能な画像記録用材料の種々の成分のための溶媒として働 らき、それは熱現像を促進するのを助けそしてそれは銀イオンおよび(または) 銀錯体、還元剤および染料を包含する種々の物質の拡散のだめの媒体を提供する 。まえに述べたように、補助配位子それ自体は熱溶媒として機能を果すことがで き、例えば1. 2. 4−トリアゾール、または別の物質は熱溶媒として働ら くことができる。さらに、2種またはそれ以上の熱溶媒が組み合せて使用されて よい。
本発明において有用な例示的な熱溶媒は米国特許第3,347.675号におい て記載されたポリグリコールおよび米国特許第3,667.959号において記 載された化合物のような極性有機化合物を包含する。特に有用な化合物は尿素誘 導体、例えばジメチル尿素、ジエチル尿素およびフェニル尿素ニアミド誘導体、 例えばアセトアミド、ベンズアミドおよびp−トルアミド:スルホンアミド誘導 体、例えばベンゼンスルホンアミドおよびα−トルエンスルホンスルホンアミド ;および多価アルコール類、例えば1. 2−シクロヘキサンジオールおよびペ ンタエリトリトールを包含する。好ましくは、熱溶媒は水不溶性である。水溶性 熱溶媒は、被覆中染料提供用物質の貯蔵において問題を生ずる。TS−1と称さ れそして構造 を存する熱溶媒は本発明において良好な結果を与えることが分かった。
熱溶媒は一般に受像層上にまたは受像層中にそして(または)感光性ハロゲン化 銀層中に導入される。しかしながら熱溶媒は所望の結果を得るのに必要な任意の 中間層および保護層にまた加えられてもよい。
熱溶媒は一般に0.25〜10. 0g/nf、好ましくは0. 5〜5. 0 g/rriの範囲の量で各層に加えられる。
感光性ハロゲン化銀乳剤層(単層または複数層)および熱現像可能な感光性画像 記録用材料の他の層は結合剤として種々の物質を含有してもよい。適当な結合剤 はポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンのような水溶性合成高分子 量化合物そしてゼラチン、ゼラチン誘導体、セルローズ誘導体、蛋白質、でんぷ んおよびアラビアゴムのような合成または天然の高分子量化合物を包含する。
単一種の結合剤あるいは複数の結合剤の混合物が使用されることができる。ゼラ チンが各層において使用するための好ましい結合剤である。
各々の層において使用される結合剤の量は一般に0. 5〜5.0g/rrI、 好ましくは0,5〜3.0g1rdである。
結合剤として架橋結合可能なコロイド、例えばゼラチンを含有する本発明に従う 熱現像可能な感光性システムの層はMac Millan発行、T、 H,Ja mes著ゴheTheory of the Photsgraphjc Pr ocess” 、第4版第77頁〜第87頁(1977)に記載されているよう な種々の有機および無機硬化剤を用いることにより硬化されることができる。硬 化剤は単独でまたは組み合わせて使用されることができる。本発明に従う画像記 録用材料は感光性ハロゲン化銀乳剤層に硬化剤を含有するのが好ましい。写真業 界において知られている任意の適当な硬化剤が使用されることができるがしかし ながらアルデヒド硬化剤、例えばスクシンアルデヒドおよびグリオキサールは、 ゼラチンが結合剤として使用される場合、特に有用であることが分かった。
硬化剤は一般に被覆されたゼラチンの全重量の1−10重量%の範囲の量で使用 される。
染料用提供用物質は銀イオン助力開裂の際、完成染料を放出するかまたは染料中 間体を放出するかあるいは、放出されたとき、特定のpH水準でのような成る環 境で無色であるかまたは究極的に所望されるカラー以外のカラーであるがしかし 環境における変化の際、例えば酸性からアルカリ性条件に変化したときカラー変 化を得る物質、例えば指示染料およびロイコ染料を放出する、1992年7月3 1日出願のM、 j、 Arnost等の共に係続中の米国特許出願シリアル第 07/923゜843号に記載されている物質を含む。染料提供用物質は処理ま えおよび処理中熱処理画像記録用材料中で実質的に非拡散性であるがしかし現像 の作用として感光性乳剤の現像されていないおよび部分的に現像された領域にお いて有効に造られた銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の像様分布の存在下 に開裂を受けて前記イオンおよび(または)前記錯体の像様分布に対応する像様 分布で一層可動性且つ拡散性の染料提供用部分を遊離することができなければな らない。適当な染料提供用物質は上記米国特許第4,098,783号および共 に係続中の米国特許出願であって、1992年7月31日出願のシリアル第07 /923.843号、1992年12月22日出願のシリアル第07/994. 897号および1993年5月6日出願のシリアル第081058.494号に おいて開示されている物質のような、1. 3−硫黄−窒素部分を有する少なく とも1つの複素環式環および少なくとも1つの染料基を含有し、該複素環式環は 銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下に開裂反応をうけて拡散性染料 を放出する物質である。好ましい染料提供用物質は上記米国特許および上記共に 係続中の出願に開示されているチアゾリジン染料提供用物質を包含しそして染料 提供用物質はそれらに記載されている方法により造られることができる。
染料提供用物質は感光性ハロゲン化銀/銀塩酸化剤乳剤層と同じ層に加えらえて よくあるいは感光性乳剤層のいずれかの側の上の層に加えられてよい。しかしな がら、染料をとおして露光が生じないように染料提供用物質が置かれるのが一般 に好ましい。露光が染料を通して行なわれるならば、染料はハロゲン化銀を露光 するのに必要とする若干の光を吸収する可能性がある。成る場合において、乳剤 層から染料提供用物質をスペーサー層により分離させることが望ましい可能性が ある。選ばれた特定の染料提供用物質が感光性システムの貯蔵および(または) 熱現像中移動性である傾向を有する場合、染料提供用物質は別の層にあるのが好 ましくそしてそれは受像層から最も遠い層にあるのがさらに好ましい。
使用される染料提供用物質の量は選ばれたタイプにより変わるかしかし一般に0 .25〜2.0ミリモル/ゴの量が用いられる。
染料提供用物質は任意の適当な方法により熱処理画像記録用材料中に導入される ことができる。例えば染料提供用物質は低沸点および(または)高沸点溶媒に溶 解しそして結合剤中に分散されることができるかあるいは、それらはボールミル の手段により適当な重合体、例えばゼラチンの水溶液中に分散されることができ るかあるいはそれらはゼラチンをまた溶解する任意の有機溶媒、例えばトリフル オロエタノールまたはジメチルスルホキシドCDMSO)を用いて溶媒被覆され ることができる。
本発明に従う画像記録用要素のための支持体は画像を処理するために必要な熱に 必ず耐えることができなければならないそして1978年6月に発行されたRe 5earch Discloswe Nα17029に記載された支持体のよう な任意の適当な支特休が使用されることができる。適当な支持体の特定例はポリ エステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルムまたはポリイミドフィルムのような 合成プラスチックフィルムそして写真原紙、印刷用紙、バリタ紙および樹脂被覆 紙のような紙支持体を包含する。好ましくはポリエステルフィルムが使用される 。
接着性を増大させるために熱現像可能な感光性材料を担持する支持体の表面に下 塗りが加えられてもよい。例えばゼラチン下塗りで被覆されたポリエステル基材 は水をベースとする層の接着性を増大することが分かった。
本発明に従う熱現像可能な感光性画像記録用材料は単色画像または多色画像を形 成するために用いられることが出来る。もし画像記録用材料が金色画像を生成す るために用いられるべきであるならば、それは一般に熱現像の結果として異なる 色の染料を各々が放出する3つの異なる熱現像可能な感光性層を有する。
多色画像が所望される場合、カラー分離を増大させるために、銀イオンおよび( または)可溶性銀イオン錯体のためのスカベンジャーを含有する一つまたはそれ 以上の層が感光性乳剤層間に使用されてもよい。乳剤層間に配置された銀スカベ ンジャ一層によって、各乳剤層の処理中に形成された可溶性銀イオンまたは可溶 性銀錯体の像様分布の移動が各乳剤層と組み合わされた染料提供用物質中に閉し 込められ、そして他の乳剤層または他の複数の乳剤層と組み合わされた染料提供 用物質に拡散するのが防止される。本発明において使用されることができる銀ス カベンジャーは1977年11月2981こ出た米国特許第4.060,417 号に記載された銀スカベンジャーを包含する。
本発明の熱現像可能な拡散転写材料は感光性ハロゲン化銀乳剤層(単層または複 数層)あるいはサーモグラフィ画像形成層および受像層がはじめに別々の要素に 含有されていて、それらの別々の要素は露光後あるいは露光まえに重ね合わせ状 態にもたらされる材料を包含する。現像後、2つの層は単一の要素で一緒に保持 されてよい、即ち一体化ネガーポジフィルム単位であってよくあるいはそれらは 互いから分離されてもよい。別法として、別々の要素であるよりもむしろ、感光 性層(単層または複数層)あるいはサーモグラフィ画像形成層および受像層はネ ガおよびポジ成分が熱現像可能な積層物に含有されているかまたはさもなくば一 体化構造体で一緒に保持されている単−要素内に初期にあってもよい。熱現像後 、その2つの層は単一要素として一緒に保持されてもよくあるいはそれらはおた がいから分離されてもよい。感光性ハロゲン化銀乳剤層(単層または複数層)あ るいはサーモグラフィ画像形成層および受像層が一体化ネガーボジフィルム単位 として一緒に保持されている場合、最終像から非転写染料提供用物質を隠すため にマスキング層、例えば二酸化チタンが必要である可能性がある。
本発明の感光性要素は写真業界において使用される任意の方法、例えばタングス テンランプ、水銀灯、ハロゲンランプ、螢光灯、キセノン閃光ランプあるいは赤 外線を発生するダイオードを包含する発光ダイオードにより露光されることがで きる。
本発明の感光性材料は像様露光後熱現像される。これは一般に1〜720秒間、 好ましくは1.5〜360秒間80°〜200°C(7)範囲、好ましくは1o o0〜150°Cの範囲の温度にその材料を加熱することにより達成される。放 出された染料を受像シートに転写するために、熱と圧力とは同時に適用されなけ ればならない。したがって、加熱されたローラーまたは加熱されたプレートを用 いることにより圧力は熱現像のために必要とされる熱とともに同時に適用される 。別法として、熱および圧力は放出された染料を転写するために熱現像後、適用 されることができる。
当業者において公知の熱現像可能な感光性システムにおいて使用されることがで きるあらゆる加熱方法が本発明の熱現像可能な写真材料が適用されることができ る。したがって、例えば、ホットプレート、アイロン、加熱されたローラーまた はホットドラムを用いることにより、加熱は達成されることができる。
本発明のサーモグラフィー材料は当業界に公知の方法を用いて像様に加熱するこ とにより画像形成される。
熱処理の結果として放出された染料を受容する能力を有する任意の受像層が本発 明において使用されることができる。使用できる典型的な受像層は染料を受容す るための適当な重合体で支持体材料を被覆することにより造られる。別法として 支持体と染料受容性物質との両方として成る種の重合体が使用されることができ る。
受像層は一般に露光後感光性ネガ上に重ね合わされそしてその二つは次に同時に 加熱されて画像を現像しそして染料を転写させる。別法としてネガが露光されそ して次に熱で処理され、その次に露光され且つ現像された感光性材料上に受像シ ートを重ね合わせそして熱および圧力を適用して染料を転写させることができる 。受像層は次に一般にネガから引きはがされる。
染料を受容するために受像用支持体上に被覆されるべき適当な重合体はポリ塩化 ビニル、ポリ(メタクリル酸メチル)、ポリエステルおよびポリカーボネートを 包含する。
受像層のために使用されることが出来る支持体材料は透明または不透明であるこ とができる。適当な支持体の例はポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー ト、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリ イミドのような重合体フィルムである。上記支持体は二酸化チタンおよび炭酸カ ルシウムのような顔料を中に導入することにより不透明にされることができる。
他の支持体は、バリタ紙、顔料含有熱可塑性樹脂で積層された紙を存する樹脂被 覆紙、織物、ガラスおよび金属を包含する。
樹脂被覆は本発明に従う受像層のための特に有用な支持体材料であることが分か った。
さらに本発明のサーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像記録用材料は当 業界においてこれまでに示唆された他の物質を含んでよいがしかし必須ではない 。これらはかぶり防止剤、帯電防止材料、被覆用助剤、例えば界面活性剤、活性 剤等を包含するがしかしこれらに限定されない。
また、感光性要素は、示差的に感色性の乳剤層間に配置されたスペーサー層、バ ーレージコン防止染料の層および(または)フィルター染料の層のような、当業 界に通常使用されている追加の層を含有してもよい。保護層はまた本発明の画像 記録用材料に存在してもよい。保護層は写真業界において通常使用される種々の 添加剤を含有してよい。適当な添加剤はつや消し剤、コロイドシリカ、滑り剤、 有機フッ素化合物、紫外線吸収剤、促進剤、酸化防止剤等を包含する。
本発明は次の特定の例により例示される。
ヨウ臭化銀分散液は当業界において知られている標準の技術により造られた09 25μm立方の増感されていないヨウ臭化物(2%ヨウ化物)乳剤である。例に おいて用いられる銀塩酸化剤、熱溶媒、染料提供用物質および還元剤は分散液と して被覆用組成物に加えられた。種々の分散液は下に記載された特定の方法によ りあるいは類似の方法により、しかし示されたとおりの種々の試薬を用いて造ら れた。補助配位子は水溶液としてかまたは水性分散液としてかのいずれかで被覆 用組成物に加えられた。もし水性分散液が使用されたならば、熱溶媒について下 に記載された方法に類似の方法により造られた。層の他の成分、例えばスクシン アルデヒドおよびゾニルーFSN (Zonyl−FSN)は水溶液として被覆 用組成物に加えられた。
(+)銀塩分散液 415gのベンゾトリアゾールを325ミリリツトルの濃水酸化アンモニウムに 加えた。得られた溶液に450gのゼラチンを加えそして混合物を水で6リツト ルの全容量に希釈した。暗室でモして40”Cでかきまぜながら一時間にわたっ てこの混合物に、550gの硝酸銀を500ミリリツトルの濃水酸化アンモニウ ムと一緒にすることにより造られた混合物を加えそして水で2. 1リツトルの 全容量に希釈した。その混合物を約60分間室温で放置し、そして次にその材料 を標準の乳剤洗浄方法を用いて洗浄しそしてpHを6に調節しモしてpAgを7 ゜4に調節した。
(2)熱溶媒分散液 上記TS−1と称した熱溶媒の64gを、8.8gの10%水性ポリビニルピロ リドン、IO,8gの5%水性Alkanol XC(プラウエア州つィルミン トンのデュポンより市販)および160.4gの水の混合物に分散した。得られ た混合物を7時間にわたってボールミル中で粉砕した。分散液の単離中洗浄目的 のために100gの水を導入した。
(3)染料提供用物質の分散液 構造 を存する染料提供用物質、化合物Aの1.6gを酢酸エチルの5.0gに溶解し た。0.8gのりん酸トリクレジルを加えそしてその混合物をかきまぜそして4 2°Cに加熱した。42°Cでその混合物に、21gの水、4gの5%水性Al kanol XCおよび8.5gの17.5%水性ゼラチンを含有する溶液を加 えた。分散液を形成するために1分間超音波プローブを用いて混合物を超音波に かけた。20分間60°Cで分散液をかきまぜて酢酸エチルを除去し、次に14 .1gの水を加えた。
(4)還元剤分散液 3.0gの4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリジ ノン(ジメゾンS (Dimezone S))を4.0gの水および3.0g の5%水性Alkanol XCに加えた。得られた混合物を16時間ボールミ ル中で粉砕した。得られた分散物を分離中水で希釈した。
例! 本発明に従うフォトサーモグラフィ材料が上記分散液を用いて造られた。ゼラチ ン下塗り4ミリポリエステルフイルム(デュポンより市販)が#30Meyer  Rodを用いて、下記のとおりの層lの各成分の乾燥被覆適用量を生ずるよう に水性組成物で被覆された。
層1 ゼラチン 2000■/d (フランスRousselotより市販の不活性脱イオン誘導化骨ゼラチン) 染料提供用物質(化合物A) 331■/rtf空気乾燥後、下に示されるとお りの層2の各成分の被覆適用量を生ずるように組成物(#30Meyer Ro dを用いて適用された)で層lを上塗りした。
層2 ゼラチン 3000■/d 熱溶媒(TS−1) 3000■/d 還元剤(Dfmezone S) 4.0gm110f銀ベンゾトリアゾール  2. 0nniol/rr!ヨウ臭化銀 2. 0mmol/nf スクシンアルデヒド 100■/rr!1、 2. 4−トリアゾール 12.  O+m+ol/1rfZonyl−FSN 0.1重量% (プラウエア州つィルミントンのデュポンより市販のパーフルオロアルキルポリ エチレンオキシド非イオン界面活性剤)フォトサーモグラフィ材料を10−3秒 間臼色光に露光した。ポリ塩化ビニル(12g/rr?)で上塗りした樹脂被覆 紙基材からなる受像シートを、露光された熱現像可能な感光性材料上に重ね合せ そして加熱プレートを用いて35psiの圧力で180秒間120℃でアセンブ リを処理した。
処理後、約5秒間、熱溶媒の融点(104℃)以下に冷却後、感光性層および染 料提供用層を受像層から分離した。反射濃度計(MacBethのモデルRD5 14)を用いて、得られた画像の最大反射濃度(D、、、)および最少濃度(D l。)を測定した。測定された値を表1に報告する。
対照を提供するために、補助配位子である1、2. 4−トリアゾールを用いな かった以外は、上記のとおりにしてフォトサーモグラフィ材料を造り、画像を形 成しそして処理した。最終画像の測定されたり11.およびり、1.を表1に報 告す表1 上記データはニ一層ネガの感光性ハロゲン化銀層中補助配位子(1,2,4−ト リアゾール)の存在が転写像の画像濃度および画像明確性を増大させたことをD imezone Sの代りに1−フェニル−3−ピラゾリジノン(フェニドン) が還元剤として使用され、染料提供用物質が構造化合物B を存しそしてネガが二層の代りに単層として被覆された以外は例1に記載された とおりにしてフォトサーモグラフィ材料を造りそして露光した。各々の成分の被 覆適用量は下記のとおりであった。
ゼラチン 3000■/d 熱溶媒(TS−1) 1500■/イ 還元剤(フェニドン) 4. O[1ITIOI/ゴ銀ベンゾトリアゾール 2 . 0mn+01/rrIヨウ臭化銀 2.0圃o1/rrf 染料提供用物質(化合物B) 0.5(3)110fスクシンアルデヒド 17 0■/rr11、 2. 4−トリアゾール 12. 0inIol/nfZo nyl−FSN 0.1重量% 10−”秒間白色光に露光後、例1に従う受像シートを、露光済み感光性材料の 上に重ね合わせ、そして35psiの圧力で180秒間110℃で処理した。約 5秒間冷却後、受像層とネガ層とを引きはがした。画像のり1.8およびDsl mを例1におけるとおりにして測定しその値を表2に報告する。
補助配位子である1、2. 4−)リアゾールを使用しなかった以外は上記とお りにして、対照として熱現像可能な感光性材料を造り、画像を形成しそして処理 した。対照のために測定されたり、8.およびDmlmを表2に報告する。
上記データは一層−ネガにおける補助配位子の存在が、転写像の画像濃度および 明確性を増大させることを立証している。
例3 グリオキサールがスクシンアルデヒドの代りに使用されそして補助配位子が下記 のとおりにして、ネガの代りに受像シート上に加えられた以外は例1に類似の方 法で二つの2一層熱現像可能なフォトサーモグラフィネガ材料が造られた。
二つのゼラチン下塗り4ミルポリエステルフイルムが#30MeyerRodを 用いて水性組成物で被覆されて下記のとおりの層lおよび層2の各々の成分の乾 燥被覆適用量を生じた。
層l ゼラチン 2000■/rr! 染料提供用物質(化合物A) 0.25mmol/m層 2 ゼラチン 3000■/d 熱溶媒(TS−1) 1500■/ゴ 還元剤(Dimezone S) 4. Onmol/IIIf銀ベンゾトリア ゾール 2. 0ml/rr!ヨウ臭化銀 2. 0mool/% グリオキサール 100■/d 受像シートが下記とおりにして造られた。
下記のとおりの乾燥後の被覆適用量を生ずるように造られた組成物を用いて、M lに従って造られた二つの受像シートを被覆することにより二つの受像シートが 造られた。
(i) (ii) ゼラチン 500■/rd 500■/rr!熱溶媒(TS−1) 1000m g/rrf 1000■/rI!グリオキサール 20■/d 20■/d補助 配位子 4−アザベンズイミダゾール 24irnol/ゴ −−3,6−シチアー1.  8− 2. 4nwnol/afオクタンジオール このようにして造られたネガを1O−3秒間臼色光に各々露光した。受像シート (i)をネガの一つの上に重ね合わせそして受像シート(ii)を他のネガの上 に重ね合わせた。各々のアセンブリーを次に加圧下180秒間110℃に加熱す ることにより処理した。
冷却後、受像シートをネガから引きはがした。反射り、、8およびDslMを各 々の画像について測定しそしてその値を表3に報告する。
対照を造るために、補助配位子が加えられなかった以外は上記とおりにしてフォ トサーモグラフィ材料を造り、画像形成しそして処理した。最終画像の測定され たり、、8およびDwrlaを表3に報告する。
上記データにより立証されるように、受像層上の補助配位子の存在は転写像にお いて画像濃度および明確性を増大させた。
例4 この例は、銀イオンのための補助配位子を本発明の熱現像可能なサーモグラフィ 画像形成材料において用いる場合に増大した画像濃度が得られることを示す。
17種の異なる補助配位子を用いて得られた反射濃度を測定しそして補助配位子 なしの対照と比較した。
感光性ヨウ臭化銀および還元剤を除いた以外は例1のとおりにして17の2一層 サーモグラフィ画像形成材料を造った。それらの材料は加熱により画像形成され 、露光はされなかった。層1および2の各成分の被覆適用量は下記のとおりでゼ ラチン 2000■/rri 染料提供用物質(化合物B) 564■/d熱溶媒(TS−1) 1500■/ ゴ Zonyl FSN 0.1重量% 層2 ゼラチン3000mg/nf 熱溶媒(TS−1) 3000a+g/rtr銀ベンゾトリアゾール 2. O nmol/nfスクシンアルデヒド 100■10f 補助配位子 4. 0mmol/rrfZonyl FSN O,1重量% 例1におけるとおりにして受像シートを造った。受像シートを各々の熱現像可能 な材料上に重ね合せそして加熱プレートを用いることにより各々を35psiの 圧力で18秒間120°Cで処理した。各々の材料について光学反射濃度を測定 した。特定配位子および測定された転写濃度を表4に報告する。
対照として、配位子を存在させなかった以外は上記のとおりにして熱現像可能な 材料を造った。測定された反射濃度を表4に示す。
データにより示されるとおり、本発明に従う熱現像可能な画像形成用材料におい て銀イオンのための補助配位子が存在する場合、一層高い反射濃度が得られる。
上記のとおりそして例4において立証されるとおり、本発明に従う銀イオンのた めの補助配位子はより高い画像濃度を得るためにサーモグラフィ画像形成用材料 においてまた使用されることができる。そのようなシステムにおいて、サーモグ ラフィ媒体を像様に加熱して、銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体を形成し 、これは次に染料提供用物質を開裂して拡散性染料を放出する。
例5 この例は、本発明の熱現像可能な画像形成用材料において銀イオンのための補助 配位子を用いた場合促進された銀現像速度が達成されることを示す。
各々において補助配位子が異なりそして補助配位子が4ミリモル/イの被覆適用 量を与える量で加えられた以外は上記例1の層2において用いられた濃度と同じ 濃度で同じ成分を存する被覆用組成物を用いて#30Meyer Rodを用い 、8つのゼラチン下塗り4ミルポリエステルフイルムを被覆した。得られた感光 性ネガ材料を10−”秒間白色光に露光した。加熱プレートを用いてポリエステ ルシートに対して10秒間120℃で露光済み材料を処理した。ネガをポリエス テルシートから引きはがしてそして赤色光中で固定した。その固定は次のとおり の4つの浴中で洗浄することにより達成された。
成 分 時間(分) 浴l: 水 5 浴2: チオシアン酸アンモニウム(100g) 23メタノール(500ml ) 水(500Tni) 浴3: Kodak Rapid Fixer@ 5(酸硬化用固定液) 浴4: 水 10 次に被覆を空気乾燥しそして螢光X線により還元銀被覆量を測定した。配位子お よび現像された銀の百分率を表5に報告する。現像された銀の%は、被覆された 銀の量に対する、10秒間処理且つ固定後測定された銀の量の割合である。
対照として、補助配位子を使用しなかった以外は上記のとおりにして熱現像可能 な感光性材料を調製しそして処理した。現像された銀の%を表5に報告する。
人一旦 表5中のデータにより示されるとおり、本発明に従う熱画像可能な画像形成材料 に、銀のための補助配位子が存在する場合に、促進された銀現像が達成される。
氾 層1および層2が次の成分の被覆適用量を有した以外は例4に類似の方法でサー モグラフィ画像形成用材料を造りそして処理した。
亘−土 ゼラチン 2000■/d 染料tJk供用物質(化合物B) 0. 5no+ol/rrr熱溶媒(1,2 ,44リアゾール) + 500mg/rrrZonyl FSN 0.1重量 % 贋−A ゼラチン 3000■/d 1、 2. 4−トリアゾール 3000mg/rI!銀ベンゾトリアゾール  2. 0aml/l&スクシンアルデヒド 100■/rIiZonyl FS N 0.1重量% 対照として、銀ベンズトリアゾールを使用しなかった以外上記のとおりにしてサ ーモグラフィ画像形成用材料を造り、画像を形成しそして処理した。各々の材料 についての光学反射濃度を表6に報告する。
上記データは、補助配位子、特にトリアゾールが、配位子として且つ熱溶媒とし て両方の働らきをすることができることを示す。対照は転写濃度が放出された染 料に起因しそして未開裂染料提供物質に起因せず、トリアゾールが、放出された 染料のための熱溶媒として働らくがしかし未放出染料提供物質のための熱溶媒と して働らかないことを示す。
例7 染料提供用物質を開裂するために利用された銀イオンの源として銀ベンゾトリア ゾールの代りに沃臭化銀を使用した以外は上記例4に類似の方法で7つのサーモ グラフィ画像形成用材料を造りそして処理した。下記のとおりの層1および層2 の各々の成分の乾燥被覆適用量を生ずるように水性組成物を用いて、上に用いら れたゼラチン下塗り4ミルポリエステルフイルムを被覆した。
層 1 ゼラチン 2000■/d 染料提供用物質(化合物B) 0. 5anol/af熱溶媒(TS −1)  1500mg/rrIZonyl FSN 0.1重量% 層2 ゼラチン 3000■/rd 熱溶媒(TS−1) 3000■/d ヨウ臭化銀 2. 0mmo110f スクシンアルデヒド 100■/ゴ Zonyl FSN 0.1重量% 例4において用いられたのと同じ7つの受像シートを、次のとおりに、異なる補 助配位子で各々被覆した。
ゼラチン 500■/nf 熱溶媒(TS−1) 1000■/d 配位子 (表7参照) Zonyl FSN O,1重量% スクシンアルデヒド 10■lr& 各々のシートのために用いられた特定の配位子および被覆された量を表7に報告 する。
受像シートを熱現像可能な材料上に重ね合わせそして加熱プレートを用いること により、各々を35ps iの圧力で180秒間120°Cで処理した。各々の 材料について光学反射濃度を測定した。特定の配位子および測定された転写濃度 を表7に報告する。
対照として、受像シートに配位子が存在しなかった以外は上記とおりにしてサー モグラフィ材料を造った。
特に表7における上記データは、本発明に従う配位子が、本発明の熱現像可能な 画像記録用材料においてハロゲン化銀溶媒として一般に働らかないことを示す。
これに対する唯一の例外は銀塩酸化用物質(例4および対応する表4参照)の配 位子としてそしてハロゲン化銀溶媒として両方の働らきをする4−アザベンズイ 湿式処理写真画像形成システムにおいてハロゲン化銀溶媒として有用であると知 られている材料で配位子を置き換えた以外は例4におけるとおりにして2つのサ ーモグラフィ画像形成用材料を造りそして画像形成した。各々の像について光学 反射濃度を測定した。特定のハロゲン化銀溶媒および測定された転写濃度を表8 に報告する。
対照として、ハロゲン化銀溶媒が存在しなかった以外は上記とおりにしてサーモ グラフィ材料を造りそして画像を形成した。測定された反射濃度を表8に示す。
上記データは、湿式処理写真画像形成用システムにおけるハロゲン化銀溶媒とし て有用な物質が、本発明に従う銀塩酸化用物質のための補助配位子として働らか ないことを示す。
上記例1〜8において造られそして処理された熱現像可能な画像形成用材料は塩 基を存在させずに処理された、即ちそれらは加えられた塩基または塩基前駆体を 全く含有しなかったそしてそれらは水を存在させずに処理された、即ち現像また は転写において助成するために水を加えなかった。成る種の補助配位子は弱い塩 基として分類されることができるけれども、そのような配位子は特開昭59−1 80548号において用いられている用語の塩基または塩基前駆体のとおりの塩 基または塩基前駆体であるとは考えられないだろう。しかしながら、補助配位子 は上記特開昭59−180548号において開示されているような塩基または塩 基前駆体を含有する熱現像可能な画像形成用材料においてまた使用されることが できる。
本明細書中に包含される本発明の精神および範囲から離れることなしくこ成る種 の変更が上記主題においてなされることができるので、上記記載および上記各画 に含まれるすべての事項は例示として解釈されそして何ら限定の意味のもので( よないことか意図される。
手続補正書

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下に開裂した際拡散性 染料を放出できる染料提供用物質、熱溶媒、銀塩酸化用物質および結合剤を1つ またはそれ以上の層で担持する支持体、および(b)同じ支持体または第2の支 持体上の、前記染料提供用物質から放出された拡散性染料を受容することができ る受像層、を含む熱処理カラー画像記録用材料であって、しかも前記画像記録用 材料は前記銀塩酸化用物質の銀イオンと錯化することができる補助配位子をさら に含み、前記配位子は、補助配位子の不存在下に得られる濃度より大きいかある いはその濃度の2倍に等しい全濃度の銀種を提供するのに十分な銀塩酸化用物質 を溶解する、 熱処理カラー画像記録用材料。
  2. 2.さらに感光性ハロゲン化銀を含む請求の範囲第1項に記載の熱処理画像記録 用材料。
  3. 3.還元剤を含む請求の範囲第2項に記載の熱処理画像記録用材料。
  4. 4.前記熱溶媒と前記補助配位子とが同じ物質である請求の範囲第1項に記載の 熱処理画像記録用材料。
  5. 5.前記熱溶媒および前記補助配位子が1,2,4−トリアゾールである請求の 範囲第4項に記載の熱処理画像記録用材料。
  6. 6.前記画像記録用材料が塩基および塩基前駆体を含有しない請求の範囲第1項 に記載の熱処理画像記録用材料。
  7. 7.第2の熱溶媒を含む請求の範囲第1項に記載の熱処理画像記録用材料。
  8. 8.前記銀塩酸化用物質が銀ベンゾトリアブールである請求の範囲第1項に記載 の熱処理画像記録用材料。
  9. 9.前記感光性ハロゲン化銀、銀塩酸化用物質、還元剤、および結合剤が前記染 料提供用物質と別の層にある請求の範囲第3項に記載の熱処理画像記録用材料。
  10. 10.染料提供用物質を含む層が前記染料提供用物質のための結合剤をさらに含 有する請求の範囲第9項に記載の熱処理画像記録用材料。
  11. 11.染料提供用物質を含む層が熱溶媒をさらに含有する請求の範囲第10項に 記載の熱処理画像記録用材料。
  12. 12.前記補助配位子が、前記感光性ハロゲン化銀を含む層上にある請求の範囲 第3項に記載の熱処理画像記録用材料。
  13. 13.前記補助配位子が銀塩酸化用物質を含有する層中にある請求の範囲第3項 に記載の熱処理画像記録用材料。
  14. 14.前記補助配位子が前記受像層上の層中にある請求の範囲第3項に記載の熱 処理画像記録用材料。
  15. 15.前記補助配位子が前記受像層中にある請求の範囲第3項に記載の熱処理画 像記録用材料。
  16. 16.熱溶媒が、前記受像層上に被覆された結合剤中に存在する請求の範囲第1 4項に記載の熱処理画像記録用材料。
  17. 17.前記染料提供用物質が少なくとも1つの環式1,3−硫黄−窒素部分およ び少なくとも1つの完成染料基を含む請求の範囲第1項に記載の熱処理画像記録 用材料。
  18. 18.前記染料提供用物質がチアゾリジン染料提供用物質である請求の範囲第1 7項に記載の熱処理画像記録用材料。
  19. 19.前記染料提供用物質がビス(チアゾリジン染料)である請求の範囲第17 項に記載の熱処理画像記録用材料。
  20. 20.前記補助配位子が2,2′−ビピリミジンおよびその誘導体;1,2,4 −トリアゾールおよびその誘導体;ホスフィン;非環式チオ尿素;3,6−ジチ ア−1、8−オクタンジオール;6−位が−ORまたは−NHR′(但し、Rは 水素、アルキルまたはアリールでありそしてR′はアルキルである)で置換され た6−位置プリン;および同じ銀原子に配位するために両方が利用されることが できる2つの窒素原子を有する二座窒素含有配位子、からなる群から選ばれる請 求の範囲第8項に記載の熱処理画像記録用材料。
  21. 21.前記補助配位子が1,2,4−トリアゾールである請求の範囲第8項に記 載の熱処理画像記録用材料。
  22. 22.前記補助配位子が3,6−ジチア−1,8−オクタンジオールである請求 の範囲第8項に記載の熱処理画像記録用材料。
  23. 23.前記補助配位子が4−アザベンズイミダゾールおよびその誘導体から選ば れる請求の範囲第8項に記載の熱処理画像記録用材料。
  24. 24.前記補助配位子が2,2′−ジピリジルおよびその誘導体から選ばれる請 求の範囲第8項に記載の熱処理画像記録用材料。
  25. 25.前記補助配位子が1,10−フェナントロリンおよびその誘導体から選ば れる請求の範囲第8項に記載の熱処理画像記録用材料。
  26. 26.前記結合剤がゼラチンである請求の範囲第3項に記載の熱処理画像記録用 材料。
  27. 27.ハロゲン化銀を含有する前記層は硬化されている請求の範囲第26項に記 載の熱処理画像記録用材料。
  28. 28.(a)銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下開製した際に拡散 性染料を放出することができる染料提供用物質、熱溶媒、銀塩酸化用物質、およ び結合剤を、1つまたはそれ以上の層で担持する支持体、および(b)同じ支持 体かまたは第2の支持体上の、前記染料提供用物質から放出された拡散性染料を 受容することができる受像層、を含む熱処理画像記録用材料であって、しかも前 記画像記録用材料は前記銀塩酸化用物質の銀イオンを錯化することができる補助 配位子をさらに含み、前記配位子は、補助配位子の不存在下に得られた濃度より 大きいかあるいはその濃度の2倍に等しい全濃度の銀種を提供するのに十分な銀 塩酸化用物質を溶解する、 熱処理画像記録用材料を画像様に加熱することを包含する熱画像形成方法。
  29. 29.(a)銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下開製した際拡散性 染料を放出できる染料提供用物質、熱溶媒、銀塩酸化用物質、結合剤、感光性ハ ロゲン化銀および還元剤を1つまたはそれ以上の層で担持する支持体、および( b)同じ支持体または第2支持体上の、前記染料提供用物質から放出された拡散 性染料を受容することができる受像層、を含む感光性画像記録用材料であって、 しかも前記画像記録用材料は、前記銀塩酸化用物質の銀イオンを錯化することが できる補助配位子をさらに含み、前記配位子は補助配位子の不存在下に得られる 濃度より大きいかまたはその濃度の2倍に等しい全体濃度の銀種を提供するのに 十分な銀塩酸化用物質を溶解する感光性画像記録用材料を露出し、そして露光と 同時かまたは露光後に前記感光性材料を加熱する、工程を包含するフォトサーモ グラフィ画像形成方法。
JP6504810A 1992-07-31 1993-07-27 サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料 Expired - Lifetime JP2781461B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US92385892A 1992-07-31 1992-07-31
US923,858 1992-07-31
US079,146 1993-06-17
US08/079,146 US5328799A (en) 1992-07-31 1993-06-17 Thermographic and photothermographic imaging materials
PCT/US1993/007039 WO1994003833A1 (en) 1992-07-31 1993-07-27 Thermographic and photothermographic imaging materials

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06510610A true JPH06510610A (ja) 1994-11-24
JP2781461B2 JP2781461B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=26761665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6504810A Expired - Lifetime JP2781461B2 (ja) 1992-07-31 1993-07-27 サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5328799A (ja)
EP (1) EP0607411B1 (ja)
JP (1) JP2781461B2 (ja)
CA (1) CA2111687C (ja)
DE (1) DE69321572T2 (ja)
WO (1) WO1994003833A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2781462B2 (ja) * 1992-12-22 1998-07-30 ポラロイド コーポレーシヨン 感熱複写式画像記録材料
US5427905A (en) * 1994-07-13 1995-06-27 Polaroid Corporation Thermally processable image-recording material including reductone developing agent
US5569574A (en) * 1995-11-13 1996-10-29 Polaroid Corporation Image-recording materials
EP0809144B1 (en) * 1996-05-21 2004-04-07 Agfa-Gevaert Substantially non-photosensitive thermographic recording material with improved stability and image-tone
US6319660B1 (en) 1998-12-28 2001-11-20 Eastman Kodak Company Color photographic element containing speed improving compound
CN101223656A (zh) * 2005-04-21 2008-07-16 加州大学评议会 前体渗透和涂布方法
US8536087B2 (en) 2010-04-08 2013-09-17 International Imaging Materials, Inc. Thermographic imaging element
EP4359219A1 (en) 2021-06-23 2024-05-01 International Imaging Materials Inc. Thermographic imaging element

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3719489A (en) * 1971-06-21 1973-03-06 Polaroid Corp Novel photographic processes and products
US3893855A (en) * 1973-01-29 1975-07-08 Polaroid Corp Photographic ligand for inducing disproportionation of silver {30 1 and processes of use thereof
US4098783A (en) * 1974-04-30 1978-07-04 Polaroid Corporation Dye substituted cyclic 1,3-sulfur-nitrogen compounds as dye image-forming materials in photography
US4060417A (en) * 1974-04-30 1977-11-29 Polaroid Corporation Diffusion transfer elements comprising color-providing compounds capable of cleavage upon reaction with silver ions and silver ion barrier layers
US4168169A (en) * 1976-03-01 1979-09-18 Eastman Kodak Company Dry heat-activated bleaching of silver images
US4168170A (en) * 1976-03-01 1979-09-18 Eastman Kodak Company Dry heat-activated bleaching of silver images
US4719168A (en) * 1983-03-31 1988-01-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Dye-fixing material
JPS59180548A (ja) * 1983-03-31 1984-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法
US4740448A (en) * 1986-03-31 1988-04-26 Polaroid Corporation Hybrid color films with dye developer and thiazolidine dye releaser
JPH02103539A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Konica Corp 熱現像カラー感光材料
JPH0367256A (ja) * 1989-04-30 1991-03-22 Konica Corp 熱現像カラー感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
WO1994003833A1 (en) 1994-02-17
JP2781461B2 (ja) 1998-07-30
DE69321572T2 (de) 1999-03-04
CA2111687C (en) 1997-04-08
EP0607411B1 (en) 1998-10-14
DE69321572D1 (de) 1998-11-19
EP0607411A1 (en) 1994-07-27
US5328799A (en) 1994-07-12
CA2111687A1 (en) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1078656A (en) Use of 2,6-dihalo-4-substituted sulfonamidophenol reducing agents in thermographic and photothermographic compositions
US4430415A (en) Heat-developable photographic material with fine droplets containing silver halide, organic silver salt oxidizing agent and color image forming substance
JPH083621B2 (ja) 画像形成方法
JPH0251494B2 (ja)
JPS59154445A (ja) 画像形成方法
JPH095925A (ja) 光熱写真及び感熱写真成分用モトル低減剤
JPH06510610A (ja) サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料
EP0665465B1 (en) Thermally developable photosensitive element
EP0443529B1 (en) Photographic materials containing polysaccharides
JP2945477B2 (ja) 像記録材料
JPH07504278A (ja) 感熱複写式画像記録材料
JPS6332177B2 (ja)
JPS6224249A (ja) 画像形成方法
JPS59174832A (ja) 乾式画像形成方法
JPS59174833A (ja) 乾式画像形成方法
JP3071179B2 (ja) 銀転写画像用拡散転写感光フィルムユニット
JPH0374376B2 (ja)
JPS6238460A (ja) 画像形成方法
JPS61143752A (ja) 色素固定材料
CA2143706C (en) Thermally processable image-recording material including reductone developing agent
US5670292A (en) Dry type image formation process
US5705311A (en) Heat-developable image-recording element
JPS58123533A (ja) 熱現像カラ−感光材料
JPS60162251A (ja) 熱現像感光材料
JPH0555047B2 (ja)