JP2781461B2 - サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料 - Google Patents

サーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ画像形成用材料

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JP2781461B2 JP6504810A JP50481094A JP2781461B2 JP 2781461 B2 JP2781461 B2 JP 2781461B2 JP 6504810 A JP6504810 A JP 6504810A JP 50481094 A JP50481094 A JP 50481094A JP 2781461 B2 JP2781461 B2 JP 2781461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 (1)発明の分野 本発明は熱現像可能なカラーサーモグラフィおよびフ
ォトサーモグラフィ画像記録用材料に関しそしてさらに
特定的には良好な画像明確性ならびに増大した画像濃度
を有する画像を提供することができる画像記録用材料に
関する。
(2)関連技術の記載 1つまたはそれ以上の部分に化合物を開裂する反応を
包含する種々の開裂反応が銀イオンにより助けられるこ
とは周知である。
米国特許第3,719,489号は写真システムにおいて有用
な銀イオン助力開裂反応を開示している。そこに開示さ
れているように、ハロゲン化銀乳剤の処理中に有効に像
様に造られた銀イオンの存在下、写真的に不活性な化合
物が開裂をうけて前記銀イオンの像様分布に相当する像
様分布で写真的に活性な試薬または染料のような試薬を
放出することができる。そこに開示されている一つの態
様において、写真処理組成物中において実質的に非拡散
性であるがしかし、現像の作用としてハロゲン化銀乳剤
の現像されていないそして部分的に現像された領域にお
いて有効に造られた銀イオンおよび(または)可溶性銀
錯体の像様分布の存在下に開裂をうけて前記イオンおよ
び(または)前記錯体の像様分布に相当する像様分布で
一層可動性且つ拡散性カラー提供用部分を遊離するカラ
ー提供化合物を写真的に不活性な化合物として用いるこ
とによりカラー像が形成される。カラー像のあとでの形
成は親化合物と遊離されたカラー提供用部分との間の拡
散性の差の結果でありそれにより現像されていないおよ
び部分的に現像された領域において放出されたより拡散
性のカラー提供用部分の像様分布は自由に転写する。
上記方法において有用なカラー提供用化合物は前記米
国特許第3,719,489号の部分継続である米国特許第4,09
8,783号の主題を形成する。そこに開示されているカラ
ー提供用化合物は1つまたはそれ以上の染料基と1つま
たはそれ以上の1,3−硫黄−窒素部分を含んでよい。例
えばそれらは1つの完全染料または染料中間体および1
つの環式1,3−硫黄−窒素部分を含んでよい。別法とし
て、カラー提供用化合物は各々の染料基または染料中間
体につき2つまたはそれ以上の環式部分を含んでよくそ
してその逆であってもよい。
現像が加熱により行なわれる熱的に現像可能な黒およ
び白ならびにカラー感光性材料は周知である。カラー像
を提供するために計画されたシステムの中で、有機銀塩
の熱現像の結果として拡散性染料が放出されそして受像
層に転写され、それによりカラー像が得られるシステム
がある。
1984年10月13日に公開された特開昭59−180548号は染
料提供用物質が窒素原子および硫黄またはセレン原子を
含有する複素環式環を含有し、該複素環式環が銀イオン
の存在下に開裂を受けて拡散性染料を放出する熱現像可
能なハロゲン化銀感光性画像形成用システムを開示して
いる。適当な染料提供用物質の例は上記米国特許第4,09
8,783号に開示されているようなチアゾリジン染料であ
る。その方法は感光性システムを光に画像様に露光しそ
して次にかまたは同時に、実質的に水の存在しない条件
下、塩基または塩基前駆体の存在下にその感光性システ
ムを加熱し、それにより露光された感光性ハロゲン化銀
と還元剤との間で酸化−還元反応を生じさせることを包
含する。露光された領域でネガ銀像が形成される。非露
光領域で銀像に反比例して存在する銀イオンは染料提供
用物質の複素環式環を開裂させて拡散性染料を放出す
る。拡散性染料は次に受像層に転写されて、それにより
ホジ染料像が形成される。
1992年12月22日に出願されたジェー.アル.フリード
マン(J.R.Freedman)等の共に係続中の米国特許出願シ
リアル第07/944,898号は染料提供用物質を開裂するため
に、像様加熱の際有効に造られる銀イオンの源として銀
塩錯体が使用される。サーモグラフィ染料転写画像記録
用材料を記載している。
ハロゲン化銀潜像の熱現像の点から有用である熱現像
可能な感光性システムは感光性ハロゲン化銀、銀塩酸化
剤、熱溶媒、銀塩のための還元剤、結合剤、好ましくは
ゼラチン、および銀イオン助力開裂の際染料を放出する
ことができる染料提供用物質を担持する支持体を含むシ
ステムである。しかしながら、このタイプのシステムに
おいて、適当な銀現像と十分な染料放出との両方を得る
ことに困難性があった。
本発明の画像形成用材料において、銀塩酸化用物質の
銀イオンと錯化できることができる補助配位子を含有さ
せることにより、促進された銀現像、増大した画像濃度
および改良された画像明確性が得られることが見い出さ
れた。
本発明の概要 本発明によれば、銀塩酸化用物質からの銀イオンと錯
化するために補助配位子が使用され、その結果銀イオン
が染料提供用物質により一層到達することができ、そこ
で銀イオンは次にその染料提供用物質を開裂させて拡散
性染料を放出するために利用されることができる。
したがって、本発明は銀イオンのための補助配位子を
含有するサーモグラフィおよびフォトサーモグラフィ材
料を提供する。
本発明の他の提供するものは一部明らかでありそして
1部はこのあとの記載から明らかとなろう。
したがって、本発明は、数工程を包含する方法、その
ような工程の1つまたはそれ以上と他の工程の各々との
関しての関連性及び順序、そして以下の詳細な開示に例
示される要素の特徴、性質および関連性を有する生成物
および組成物そして特許請求の範囲に示される適当な範
囲を含む。
本発明の性質および目的を十分に理解するために以下
の詳細な記載に注意を向けなければならないだろう。
本発明の詳細な記載 本発明は、 (a)銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存在下
での開裂の際拡散性染料を放出することができる染料提
供用物質、有機銀塩酸化用物質、熱溶媒および結合剤を
一つまたはそれ以上の層で担持する支持体;および (b)同じまたは第2の支持体上の、前記染料提供用物
質から放出された拡散性染料を受容することができる受
像層、 を含む加熱処理カラー画像記録用材料であって、しかも
前記加熱処理画像記録用材料は銀イオンと錯化すること
ができる補助配位子をさらに含み、前記補助配位子は、
この補助配位子の不存在下に得られる濃度より大きいか
あるいは2倍に等しい全体的濃度の銀種を提供するのに
十分な有機銀塩酸化物質を溶解する、加熱処理カラー画
像記録用材料を提供する。他の態様において、加熱処理
画像記録用材料はさらに感光性ハロゲン化銀および還元
剤を含む。
好ましい態様において、サーモグラフィおよびフォト
サーモグラフィ画像記録用材料は塩基または塩基前駆体
の不存在下に処理され且つ画像転写される。塩基前駆体
は処理条件下塩基を生成する物質である。
補助配位子は、その補助配位子の不在下に得られる濃
度より大きいかあるいは2倍に等しい全体的銀種溶解性
を提供するように有機銀塩酸化用物質の銀イオンと錯体
を形成することが出来なければならない。形成された錯
錯体は使用される熱条件下比較的安定であるべきであり
そして次に染料提供用物質および露光の際形成された銀
核の両方に銀イオンを提供できなければならない。加熱
処理画像記録用材料に補助配位子を包含させると、増大
した画像濃度、改良された画像明確性を生じそしてフォ
トサーモグラフィ材料において促進された銀現像を生じ
る。
有用な補助配位子は有機銀塩酸化用物質の銀と錯体を
形成する配位子でありそして適用の濃度およびpH条件下
水中の補助配位子の不存在で得られる濃度より大である
か2倍に等しい全体的濃度の銀種を提供するのに十分な
有機銀塩酸化用物質を溶解することが分かった。
適当な銀イオン配位子は、ニューヨーク州、ニューヨ
ークのPlenum Pressにより発行されたA.E.Martellおよ
びR.M.Smith著の“Critical Stability Constants"と題
する書籍に見い出されるような平衡定数を用いて、水中
に適用の濃度およびpH条件下銀含有種の溶解度を計算す
ることにより選ばれることができる。計算は、マサチュ
ーセッツ州のリーディング(Reading)のAddison−Wesl
ey発行、J.N.Butler著“Ionic Equilibrium"(1964)に
記載されているとおりにして、あるいはニューヨーク州
ニューヨークのLongman発行、H,Rossotti著“The Study
of Ionic Equilibria"(1978)に記載されているとお
りにして、あるいはニューヨーク州ニューヨークのVCH
発行、A.E.MartellおよびR.J.Motekaitus著“Determina
tion and Use of Stability Constants"に記載されてい
るとおりのSPEのようなコンピュータープログラムを用
いて行なわれることができる。
SPEプログラムを含有するプロッピーデスクおよびそ
れを操作するための指示書は上記表題の本とともに提供
される。
pH7で水中に存在する可溶性銀種の全濃度は銀源とし
てmMの銀ベンゾトリアゾールを用いて0.01Mの配位子濃
度で種々の配位子について計算される。計算は下記のと
おりにして行なわれた。
平衡 物質収支 平衡(8)と(9)は一緒にされてそして平衡規定
(1)、(6)および(7)と置き換えられて平衡(1
1)を提供する。
(10)および平衡(2)、(3)、(6)、および
(7)から LT=[L]=β0101[H][L] +β0102[H][L]+β1100[Ag][L]+2β
1200[Ag][L] (13)。
二次方程式(12)および(13)は〔Ag〕および〔L〕
について同時に解答が与えられる。第2水素イオン平衡
が欠ける場合について(13)におけるβ0102〔H〕
〔L〕条件から(β0102)が省かれた。(マサチュー
セッツ州ケンブリッジのMath Soft,Inc.から市販されて
いる)MATHCADソフトウェアが下の表Iに示されるpAgお
よび溶解度の値を計算するために用いられた。
補助配位子それ自体はまた必要な熱溶媒としての機能
を果す。しかしながら追加の熱溶媒を使用するならば補
助配位子はその熱溶媒中に少なくともごくわずかでも、
好ましくは少なくとも1%重量/重量、そしてさらに好
ましくは10%重量/重量より多く溶解すべきである。
特に銀ベンゾトリアゾールが有機銀塩酸化用物質とし
て使用される場合、本発明において有用であると分かっ
た銀のための補助配位子は、2,2′−ビピリミジンおよ
びその誘導体;1,2,4−トリアゾールおよびその誘導体、
例えば3−フェニル−5−チエニル−1,2,4−トリアゾ
ール、3−メチル−5−プロピル−1,2,4−トリアゾー
ルおよび3−メチル−5−ヘプチル−1,2,4−トリアゾ
ール;ホスフィン、例えばトリフェニルホスフィン;非
環式チオ尿素、例えばN,N′−ジ−n−メチルチオ尿
素、N,N′−ジ−n−エチルチオ尿素およびN,N′−ジ−
n−ブチルチオ尿素およびテトラメチルチオ尿素;3,6−
ジチア−1,8−オクタンジオール;6−位置が−ORまたは
−NHR′(但し、Rは水素、アルキルまたはアリールで
ありそしてR′はアルキルである)で置換されている6
−置換プリン、例えば6−メトキシプンリンおよび6−
ドデシルアミノプリン;そして同じ銀原子に配位するた
めに両方とも利用されることができる2個の窒素原子を
有する二座窒素含有配位子、例えば4−アザベンズイミ
ダゾールおよびその誘導体、2,2′−ジピリジル、4,4′
−ジメチル−2,2′−ジピリジルおよび4,4′−ジフェニ
ル−2,2′−ジピリジルを包含する2,2′−ジピリジル
類、そして1,10−フエナントロリン、5−クロロ−1,10
−フェナントロリンおよび5−ニトロ−1,10−フェナン
トロリンを包含する1,10−フェナントロリン類を包含す
る。
補助配位子は受像層を含む本発明の熱現像可能な感光
性システムの任意の層に存在することができる。それは
また受像層上の層に存在してもよく、この場合において
その層はまた補助配位子が可溶性である熱溶媒および結
合剤を含有するのが好ましい。別法として、水溶性の補
助配位子はゼラチン層の硬化が達成されるまえかあるい
はそのあとに、ネガ上の、即ち感光性ハロゲン化銀を含
む層上に被覆されてもよい。好ましくは水溶性の補助配
位子は受像層に被覆される。もし、特定の染料提供用物
質の銀助力開裂速度が遅い傾向にあるならば補助配位子
は受像層以外の層に存在するのが好ましい。
補助配位子は0.1〜36ミリモル/m2、好ましくは1〜24
ミリモル/m2の被覆適用両を、乾燥後生ずる量で一般に
使用される。
本発明において使用される感光性ハロゲン化銀は、塩
化銀、ヨウ化銀、臭化銀、ヨウ臭化銀、塩臭化銀等のよ
うな写真業界で使用される任意の感光性ハロゲン化銀で
あってよくそして銀塩酸化剤の一部分で感光性ハロゲン
化銀を形成するように銀塩酸化用物質の存在下に感光性
ハロゲン化銀形成用成分を用いることを包含する任意の
公知の方法により、その場でまたはその場外で造られる
ことができる。
本発明において使用される感光性ハロゲン化銀乳剤は
ハロゲン化銀により吸収される波長以外の波長に写真感
度を拡大するために任意の公知の方法により分光的に増
感されることができる。適当な増感剤の例はシアニン染
料、メロシアニン、スチリル染料、ヘミシアニン染料お
よびオキソノール染料を包含する。
分光増感に加えて、ハロゲン化銀乳剤は写真業界にお
いて公知の任意の方法を用いて化学的に増感されること
ができる。
ハロゲン化銀乳剤は0.5〜8.0ミリモル/m2、好ましく
は0.5〜4.0ミリモル/m2の範囲の被覆適用量を与えるよ
うに計算された量で各々の感光層に一般に加えられる。
有機銀塩酸化用物質は比較的に光に安定であるべきで
ありそして処理条件下熱に安定であるべきである。有機
銀塩酸化用物質は一般に当業界に今まで公知であるよう
な有機銀塩または銀塩錯体である。有機銀塩を形成する
ために有用であると写真業界において知られている任意
の有機化合物が使用されてよく、例えば米国特許第4,72
9,942号に記載されている化合物を参照。有用な銀塩錯
体については米国特許第4,260,677号参照。本発明にお
いて有用な補助配位子は処理の条件下ハロゲン化銀溶媒
として一般に働らかないので、有機銀塩酸化用物質はハ
ロゲン化銀ではない。
適当な有機銀塩酸化用物質の例は、カルボン酸、例え
ばベヘン酸およびステアリン酸、の銀塩およびイミノ基
を有する化合物の銀塩を包含する。好しい銀塩はイミノ
基を有する有機銀塩である。ベンゾトリアゾールおよび
その誘導体、の銀塩は本発明の熱現像可能な感光性シス
テムにおいて特に良好な結果を与えることが分かった。
本発明において使用される有機銀塩酸化用物質は任意
の公知の手段により適当な結合剤中で造られそして次に
単離されることなしにただちに使用されることができ
る。別法として、有機銀塩酸化用物質は単離されそして
次に適当な結合剤中に分散されてもよい。
有機銀塩酸化用物質は一般に0.5〜8.0ミリモル/m2
そして好ましくは0.5〜4.0ミリモル/m2の範囲の量で使
用される。
本発明において使用されることができる還元剤は熱現
像可能な写真材料において通常使用される還元剤の中か
ら選ばれることが出来る。本発明において有用な例示的
な還元剤はヒドロキノンおよびその誘導体、例えば2−
クロロヒドロキノン;アミノフェノール誘導体、例えば
4−アミノフェノールおよび3,5−ジブロモフェノー
ル;カテコールおよびその誘導体、例えば、3−メトキ
シカテコール;フエニレンジアミン誘導体、例えば、N,
N−ジエチル−p−フェニレンジアミン;および3−ピ
ラゾリドン誘導体、例えば1−フェニル−3−ピラゾリ
ドンおよび4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フ
ェニル−3−ピラゾリドンを包含する。好ましい還元剤
は1−フェニル−3−ピラゾリドン(フェニドン)、お
よび4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル
−3−ピラゾリドン(ジメゾン−S(dimezone S))
である。
還元剤は単独でまたは組み合わせて使用されることが
できそしてそれらは0.5〜16.0ミリモル/m2そして好まし
くは、1.0〜8.0ミリモル/m2の範囲の量で一般に使用さ
れる。
熱溶媒は周囲の温度で固体であるがしかし処理のため
に用いられる温度でまたはそれ以下で溶融する非加水分
解性化合物である。熱溶媒が感熱システムにおいて融解
する温度は熱溶媒自体の融点より一般に低くそして感熱
性システムにおける1種またはそれ以上の他の成分との
熱溶媒の組み合わせから生ずる混合融点を表わす。熱溶
媒は熱現像可能な画像記録用材料の種々の成分のための
溶媒として働らき、それは熱現像を促進するのを助けそ
してそれは銀イオンおよび(または)銀錯体、還元剤お
よび染料を包含する種々の物質の拡散のための媒体を提
供する。まえに述べたように、補助配位子それ自体は熱
溶媒として機能を果すことができ、例えば1,2,4−トリ
アゾール、または別の物質は熱溶媒として働らくことが
できる。さらに、2種またはそれ以上の熱溶媒が組み合
せて使用されてよい。
本発明において有用な例示的な熱溶媒は米国特許第3,
347,675号において記載されたポリグリコールおよび米
国特許第3,667,959号において記載された化合部のよう
な極性有機化合物を包含する。特に有用な化合物は尿素
誘導体、例えばジメチル尿素、ジエチル尿素およびフェ
ニル尿素;アミド誘導体、例えばアセトアミド、ベンズ
アミドおよびp−トルアミド;スルホンアミド誘導体、
例えばベンゼンスルホンアミドおよびα−トルエンスル
ホンスルホンアミド;および多価アルコール類、例えば
1,2−シクロヘキサンジオールおよびペンタエリトリト
ールを包含する。好ましくは、熱溶媒は水不溶性であ
る。水溶性熱溶媒は、被覆中染料提供用物質の貯蔵にお
いて問題を生ずる。TS−1と称されそして構造 を有する熱溶媒は本発明において良好な結果を与えるこ
とが分かった。
熱溶媒は一般に受像層上にまたは受像層中にそして
(または)感光性ハロゲン化銀層中に導入される。しか
しながら熱溶媒は所望の結果を得るのに必要な任意の中
間層および保護層にまた加えられてもよい。
熱溶媒は一般に0.25〜10.0g/m2、好ましくは0.5〜5.0
g/m2の範囲の量で各層に加えられる。
感光性ハロゲン化銀乳剤層(単層または複数層)およ
び熱現像可能な感光性画像記録用材料の他の層は結合剤
として種々の物質を含有してもよい。適当な結合剤はポ
リビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンのよう
な水溶性合成高分子量化合物そしてゼラチン、ゼラチン
誘導体、セルローズ誘導体、蛋白質、でんぷんおよびア
ラビアゴムのような合成または天然の高分子量化合物を
包含する。単一種の結合剤あるいは複数の結合剤の混合
物が使用されることができる。ゼラチンが各層において
使用するための好ましい結合剤である。
各々の層において使用される結合剤の量は一般に0.5
〜5.0g/m2、好ましくは0.5〜3.0g/m2である。
結合剤として架橋結合可能なコロイド、例えばゼラチ
ンを含有する本発明に従う熱現像可能な感光性システム
の層はMac Millan発行、T.H.James著“The Theory of t
he Photsgraphic Process"、第4版第77頁〜第87頁(19
77)に基債されているような種々の有機および無機硬化
剤を用いることにより硬化されることができる。硬化剤
は単独でまたは組み合わせて使用されることができる。
本発明に従う画像記録用材料は感光性ハロゲン化銀乳剤
層に硬化剤を含有するのが好ましい。写真業界において
知られている任意の適当な硬化剤が使用されることがで
きるがしかしながらアルデヒド硬化剤、例えばスクシン
アルデヒドおよびグリオキサールは、ゼラチンが結合剤
として使用される場合、特に有用であることが分かっ
た。
硬化剤は一般に被覆されたゼラチンの全重量の1〜10
重量%の範囲の量で使用される。
染料用提供用物質は銀イオン助力開裂の際、慣性染料
を放出するかまたは染料中間体を放出するかあるいは、
放出されたとき、特定のpH水準でのような或る環境で無
色であるかまたは究極的に所望されるカラー以外のカラ
ーであるがしかし環境における変化の際、例えば酸性か
らアルカリ性条件に変化したときカラー変化を得る物
質、例えば指示染料およびロイコ染料を放出する、1992
年7月31日出願の、M.J.Arnost等の共に係続中の米国特
許出願シリアル第07/923,843号に記載されている物質を
含む。染料提供用物質は処理まえおよび処理中熱処理画
像記録用材料中で実質的に非拡散性であるがしかし現像
の作用として感光性乳剤の現像されていないおよび部分
的に現像された領域において有効に造られた銀イオンお
よび(または)可溶性銀錯体の像様分布の存在下に開裂
を受けて前記イオンおよび(または)前記錯体の像様分
布に対応する像様分布で一層可動性且つ拡散性の染料提
供用部分を遊離することができなければならない。適当
な染料提供用物質は上記米国特許第4,098,783号および
共に係続中の米国特許出願であって、1992年7月31日出
願のシリアル第07/923,843号、1992年12月22日出願のシ
リアル第07/994,897号および1993年5月6日出願のシリ
アル第08/058,494号において開示されている物質のよう
な、1,3−硫黄−窒素部分を有する少なくとも1つの複
素環式環および少なくとも1つの染料基を含有し、該複
素環式環は銀イオンおよび(または)可溶性銀錯体の存
在下に開裂反応をうけて拡散性染料を放出する物質であ
る。好ましい染料提供用物質は上記米国特許および上記
共に係続中の出願に開示されているチアゾリジン染料提
供用物質を包含しそして染料提供用物質はそれらに基債
されている方法により造られることができる。
染料提供用物質は感光性ハロゲン化銀/銀塩酸化剤乳
剤層と同じ層に加えらえてよくあるいは感光性乳剤層の
いずれかの側の上の層に加えられてよい。しかしなが
ら、染料をとおして露光が生じないように染料提供用物
質が置かれるのが一般に好ましい。露光が染料を通して
行なわれるならば、染料はハロゲン化銀を露光するのに
必要とする若干の光を吸収する可能性がある。或る場合
において、乳剤層から染料提供用物質をスペーサー層に
より分離させることが望ましい可能性がある。選ばれた
特定の染料提供用物質が感光性システムの貯蔵および
(または)熱現像中移動性である傾向を有する場合、染
料提供用物質は別の層にあるのが好ましくそしてそれは
受像層から最も遠い層にあるのがさらに好ましい。
使用される染料提供用物質の量は選ばれたタイプによ
り変わるがしかし一般に0.25〜2.0ミリモル/m2の量が用
いられる。
染料提供用物質は任意の適当な方法により熱処理画像
記録用材料中に導入されることができる。例えば染料提
供用物質は低沸点および(または)高沸点溶媒に溶解し
そして結合剤中に分散されることができるかあるいは、
それらはボールミルの手段により適当な重合体、例えば
ゼラチンの水溶液中に分散させることができるかあるい
はそれらはゼラチンをまた溶解する任意の有機溶媒、例
えばトリフルオロエタノールまたはジメチルスルホキシ
ド(DMSO)を用いて溶媒被覆されることができる。
本発明に従う画像記録用要素のための支持体は画像を
処理するために必要な熱に必ず耐えることができなけれ
ばならないそして1978年6月に発行されたResearch Dis
clowe No.17029に記載された支持体のような任意の適
当な支持体が使用されることができる。適当な支持体の
特定例はポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ムまたはポリイミドフィルムのような合成プラスチック
フィルムそして写真原紙、印刷用紙、バリタ紙および樹
脂被覆紙のような紙支持体を包含する。好ましくはポリ
エステルフィルムが使用される。
接着性を増大させるために熱現像可能な感光性材料を
担持する支持体の表面に下塗りで被覆されたポリエステ
ル基材は水をベースとする層の接着性を増大することが
分かった。
本発明に従う熱現像可能な感光性画像記録用材料は単
色画像または多色画像を形成するために用いられること
が出来る。もし画像記録用材料が全色画像を生成するた
めに用いられるべきであるならば、それは一般に熱現像
の結果として異なる色の染料を各々が放出する3つの異
なる熱現像可能な感光性層を有する。
多色画像が所望される場合、カラー分離を増大させる
ために、銀イオンおよび(または)可溶性銀イオン錯体
のためのスカベンジャーを含有する一つまたはそれ以上
の層が感光性乳剤層間に使用されてもよい。乳剤層間に
配置された銀スカベンジャー層によって、各乳剤層の処
理中に形成された可溶性銀イオンまたは可溶性銀錯体の
像様分布の移動が各乳剤層と組み合わされた染料提供用
物質中に閉じ込められ、そして他の乳剤層または他の複
数の乳剤層と組み合わされた染料提供用物質に拡散する
のが防止される。本発明において使用されることができ
る銀スカベンジャーは1977年11月29日に出た米国特許第
4,060,417号に記載された銀スカベンジャーを包含す
る。
本発明の熱現像可能な拡散転写材料は感光性ハロゲン
化銀乳剤層(単層または複数層)あるいはサーモグラフ
ィ画像形成層および受像層がはじめに別々の要素に含有
されていて、それらの別々の要素は露光後あるいは露光
まえに重ね合わせ状態にもたらされる材料を包含する。
現像後、2つの層は単一の要素で一緒に保持されてよ
い、即ち一体化ネガ−ポジフィルム単位であってよくあ
るいはそれらは互いから分離されてもよい。別法とし
て、別々の要素であるよりもむしろ、感光性層(単層ま
たは複数層)あるいはサーモグラフィ画像形成層および
受像層はネガおよびポジ成分が熱現像可能な積層物に含
有されているかまたはさもなくば一体化構造体で一緒に
保持されている単一要素内に初期にあってもよい。熱現
像後、その2つの層は単一要素として一緒に保持されて
もよくあるいはそれらおたがいから分離されてもよい。
感光性ハロゲン化銀乳剤層(単層または複数層)あるい
はサーモグラフィ画像形成層および受像層が一体化ネガ
−ポジフィルム単位として一緒に保持されている場合、
最終像から非転写染料提供用物質を隠すためにマスキン
グ層、例えば二酸化チタンが必要である可能性がある。
本発明の感光性要素は写真業界において使用される任
意の方法、例えばタングステンランプ、水銀灯、ハロゲ
ンランプ、螢光灯、キセノン閃光ランプあるいは赤外線
を発生するダイオードを包含する発光ダイオードにより
露光されることができる。
本発明の感光性材料は像様露光後熱現像される。これ
は一般に1〜720秒間、好ましくは1.5〜360秒間80゜〜2
00℃の範囲、好ましくは100゜〜150℃の範囲の温度にそ
の材料を加熱することにより達成される。放出された染
料を受像シートに転写するために、熱と圧力とは童子に
適用されなければならない。したがって、加熱されたロ
ーラーまたは加熱されたプレートを用いることにより圧
力は熱現像のために必要とされる熱とともに同時に適用
される。別法として、熱および圧力は放出された染料を
転写するために熱現像後、適用されることができる。
当業者において公知の熱現像可能な感光性システムに
おいて使用されることができるあらゆる加熱方法が本発
明の熱現像可能な写真材料が適用されることができる。
したがって、例えば、ホットプレート、アイロン、加熱
されたローラーまたはホットドラムを用いることによ
り、加熱は達成されることができる。
本発明のサーモグラフィー材料は当業界に公知の方法
を用いて像様に加熱することにより画像形成される。
熱処理の結果として放出された染料を受容する能力を
有する任意の受像層が本発明において使用されることが
できる。使用できる典型的な受像層は染料を受容するた
めの適当な重合体で支持体材料を被覆することにより造
られる。別法として支持体と染料受容性物質との両方と
して或る種の重合体が使用されることができる。
受像層は一般に露光後感光性ネガ上に重ね合わされそ
してその二つは次に同時に加熱されて画像を現像しそし
て染料を転写させる。別法としてネガが露光されそして
次に熱で処理され、その次に露光され且つ現像された感
光性材料上に受像シートを重ね合わせそして熱および圧
力を適用して染料を転写させることができる。受像層は
次に一般にネガから引きはがされる。
染料を受容するために受像用支持体上に被覆されるべ
き適当な重合体はポリ塩化ビニル、ポリ(メタクリル酸
メチル)、ポリエステルおよびポリカーボネートを包含
する。
受像層のために使用されることが出来る支持体材料は
透明または不透明であることができる。適当な支持体の
例はポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンおよびポリイミドのような重合体フィルムであ
る。上記支持体は二酸化チタンおよび炭酸カルシウムの
ような顔料を仲に導入することにより不透明にされるこ
とができる。他の支持体は、バリタ紙、顔料含有熱可塑
性樹脂で積層された紙を有する樹脂被覆紙、織物、ガラ
スおよび金属を包含する。
樹脂被覆は本発明に従う受像層のための特に有用な支
持体材料であることが分かった。
さらに本発明のサーモグラフィおよびフォトサーモグ
ラフィ画像記録用材料は当業界においてこれまでに示唆
された他の物質を含んでよいがしかし必須ではない。こ
れらはかぶり防止剤、帯電防止材料、被覆用助剤、例え
ば界面活性剤、活性剤等を包含するがしかしこれらに限
定されない。
また、感光性要素は、示差的に感色性の乳剤層間に配
置されたスペーサー層、ハーレーション防止染料の層お
よび(または)フィルター染料の層のような、当業界に
通常使用されている追加の層を含有してもよい。保護層
はまた本発明の画像記録用材料に存在してもよい。保護
層は写真業界において通常使用される種々の添加剤を含
有してよい。適当な添加剤はつや消し剤、コロイドシリ
カ、滑り剤、有機フッ素化合物、紫外線吸収剤、促進
剤、酸化防止剤等を包含する。
本発明は次の特定の例により例示される。
ヨウ臭化銀分散液は当業界において知られている標準
の技術により造られた0.25μm立方の増感されていない
ヨウ臭化物(2%ヨウ化物)乳剤である。例において用
いられる銀塩酸化剤、熱溶媒、染料提供用物質および還
元剤は分散液として被覆用組成物に加えられた。種々の
分散液は下に記載された特定の方法によりあるいは類似
の方法により、しかし示されたとおりの種々の試薬を用
いて造られた。補助配位子は水溶液としてかまたは水性
分散液としてかのいずれかで被覆用組成物に加えられ
た。もし水性分散液が使用されたならば、熱溶媒につい
て下に記載された方法に類似の方法により造られた。層
の他の成分、例えばスクシンアルデヒドおよびゾニル−
FSN(Zcnyl−FSN)は水溶液として被覆用組成物に加え
られた。
(1)銀塩分散液 415gのベンゾトリアゾールを325ミリリットルの濃水
酸化アンモニウムに加えた。得られた溶液に450gのゼラ
チンを加えそして混合物を水で6リットルの全容量に希
釈した。暗室でそして40℃でかきまぜながら一時間にわ
たってこの混合物に、550gの硝酸銀を500ミリリットル
の濃水酸化アンモニウムと一緒にすることにより造られ
た混合物を加えそして水で2.1リットルの全容量に希釈
した。その混合物を約60分間室温で放置し、そして次に
その材料を標準の乳剤洗浄方法を用いて洗浄しそしてpH
を6に調節しそしてpAgを7.4に調節した。
(2)熱溶媒分散液 上記TS−1と称した熱溶媒の64gを、8.8gの10%水性
ポリビニルピロリドン、10.8gの5%水性Alkanol XC
(デラウェア州ウィルミントンのデュポンより市販)お
よび160.4gの水の混合物に分散した。得られた混合物を
7時間にわたってボールミル中で粉砕した。分散液の単
離中洗浄目的のために100gの水を導入した。
(3)染料提供用物質の分散液 構造 を有する染料提供用物質、化合物Aの1.6gを酢酸エチル
の5.0gに溶解した。0.8gのりん酸トリクレシルを加えそ
してその混合物をかきまぜそして42℃に加熱した。42℃
でその混合物に、21gの水、4gの5%水性Alkanol XCお
よび8.5gの17.5%水性ゼラチンを含有する溶液を加え
た。分散液を形成するために1分間超音波プローブを用
いて混合物を超音波にかけた。20分間60℃で分散液をか
きまぜて酢酸エチルを除去し、次に14.1gの水を加え
た。
(4)還元剤分散液 3.0gの4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェ
ニル−3−ピラゾリジノン(ジメゾンS(Dimezone
S))を4.0gの水および3.0gの5%水性Alkanol XCに
加えた。得られた混合物を16時間ボールミル中で粉砕し
た。得られた分散物を分離中水で希釈した。
例1 本発明に従うフォトサーモグラフィ材料が上記分散液
を用いて造られた。ゼラチン下塗り4ミリポリエステル
フィルム(デュポンより市販)が#30Meyer Rodを用い
て、下記のとおりの層1の各成分の乾燥被覆適用量を生
ずるように水性組成物で被覆された。
層 1 ゼラチン 2000mg/m2 (フランスRousselotより市販の不活性脱イオン誘導化
骨ゼラチン) 染料提供用物質(化合物A) 331mg/m2 空気乾燥後、下に示されるとおりの層2の各成分の被
覆適用量を生ずるように組成物(#30Meyer Rodを用い
て適用された)で層1を上塗りした。
層 2 ゼラチン 3000mg/m2 熱溶媒(TS−1) 3000mg/m2 還元剤(Dimezone S) 4.0mmol/m2 銀ベンゾトリアゾール 2.0mmol/m2 ヨウ臭化銀 2.0mmol/m2 スクシンアルデヒド 100mg/m2 1,2,4−トリアゾール 12.0mmol/m2 Zonyl−FSN 0.1重量% (デラウェア州ウィルミントンのデュポンより市販のパ
ーフルオロ アルキルポリエチレンオキシド非イオン界面活性剤) フォトサーモグラフィ材料を10-3秒間白色光に露光し
た。ポリ塩化ビニル(12g/m2)で上塗りした樹脂被覆紙
基材からなる受像シートを、露光された熱現像可能な感
光性材料上に重ね合せそして加熱プレートを用いて35ps
iの圧力で180秒間120℃でアセンブリを処理した。
処理後、約5秒間、熱溶媒の融点(104℃)以下に冷
却後、感光性層および染料提供用層を受像層から分離し
た。反射濃度計(MacBethのモデルRD514)を用いて、得
られた画像の最大反射濃度(Dmax)および最小濃度(D
min)を測定した。測定された値を表1に報告する。
対照を提供するために、補助配位子である1,2,4−ト
リアゾールを用いなかった以外は、上記のとおりにして
フォトサーモグラフィ材料を造り、画像を形成しそして
処理した。最終画像の測定されたDmaxおよびDminを表1
に報告する。
上記データは二−層ネガの感光性ハロゲン化銀層中補
助配位子(1,2,4−トリアゾール)の存在が転写像の画
像濃度および画像明確性を増大させたことを示してい
る。
例2 Dimezone Sの代りに1−フェニル−3−ピラゾリジ
ノン(フェニドン)が還元剤として使用され、染料提供
用物質が構造 を有しそしてネガが二層の代りに単層として被覆された
以外は例1に記載されたとおりにしてフォトサーモグラ
フィ材料を造りそして露光した。各々の成分の被覆適用
量は下記のとおりであった。
ゼラチン 3000mg/m2 熱溶媒(TS−1) 1500mg/m2 還元剤(フェニドン) 4.0mmol/m2 銀ベンゾトリアゾール 2.0mmol/m2 ヨウ臭化銀 2.0mmol/m2 染料提供用物質(化合物B) 0.5mmol/m2 スクシンアルデヒド 170mg/m2 1,2,4−トリアゾール 12.0mmol/m2 Zonyl−FSN 0.1重量% 10-3秒間白色光に露光後、例1に従う受像シートを、
露光済み感光性材料の上に重ね合わせ、そして35psiの
圧力で180秒間110℃で処理した。約5秒間冷却後、受像
層とネガ層とを引きはがした。画像のDmaxおよびDmin
例1におけるとおりにして測定しその値を表2に報告す
る。
補助配位子である1,2,4−トリアゾールを使用しなか
った以外は上記とおりにして、対照として熱現像可能な
感光性材料を造り、画像を形成しそして処理した。対照
のために測定されたDmaxおよびDminを表2に報告する。
上記データは一層−ネガにおける補助配位子の存在
が、転写像の画像濃度および明確性を増大させることを
立証している。
例3 グリオキサールがスクシンアルデヒドの代りに使用さ
れそして補助配位子が下記のとおりにして、ネガの代り
に受像シート上に加えられた以外は例1に類似の方法で
二つの2−層熱現像可能なフォトサーモグラフィネガ材
料が造られた。
二つのゼラチン下塗り4ミルポリエステルフィルムが
#30Meyer Rodを用いて水性組成物で被覆されて下記の
とおりの層1および層2の各々の成分の乾燥被覆適用量
を生じた。
層 1 ゼラチン 2000mg/m2 染料提供用物質(化合物A) 0.25mmol/m2 層 2 ゼラチン 3000mg/m2 熱溶媒(TS−1) 1500mg/m2 還元剤(Dimezone S) 4.0mmol/m2 銀ベンゾトリアゾール 2.0mmol/m2 ヨウ臭化銀 2.0mmol/m2 グリオキサール 100mg/m2 受像シートが下記とおりにして造られた。
下記のとおりの乾燥後の被覆適用量を生ずるように造
られた組成物を用いて、例1に従って造られた二つの受
像シートを被覆することにより二つの受像シートが造ら
れた。
このようにして造られたネガを10-3秒間白色光に各々
露光した。受像シート(i)をネガの一つの上に重ね合
わせそして受像シート(ii)を他のネガの上に重ね合わ
せた。各々のアセンブリーを次に加圧下180秒間110℃に
加熱することにより処理した。
冷却後、受像シートをネガから引きはがした。反射D
maxおよびDminを各々の画像について測定しそしてその
値を表3に報告する。
対照を造るために、補助配位子が加えられなかった以
外は上記とおりにしてフォトサーモグラフィ材料を造
り、画像形成しそして処理した。最終画像の測定された
DmaxおよびDminを表3に報告する。
上記データにより立証されるように、受像層上の補助
配位子の存在は転写像において画像濃度および明確性を
増大させた。
例4 この例は、銀イオンのための補助配位子を本発明の熱
現像可能なサーモグラフィ画像形成材料において用いる
場合に増大した画像濃度が得られることを示す。17種の
異なる補助配位子を用いて得られた反射濃度を測定しそ
して補助配位子なしの対照と比較した。
感光性ヨウ臭化銀および還元剤を除いた以外は例1の
とおりにして17の2−層サーモグラフィ画像形成材料を
造った。それらの材料は加熱により画像形成され、露光
はされなかった。層1および2の各成分の被覆適用量は
下記のとおりであった。
層1 ゼラチン 2000mg/m2 染料提供用物質(化合物B) 564mg/m2 熱溶媒(TS−1) 1500mg/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 層2 ゼラチン 3000mg/m2 熱溶媒(TS−1) 3000mg/m2 銀ベンゾトリアゾール 2.0mmol/m2 スクシンアルデヒド 100mg/m2 補助配位子 4.0mmol/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 例1におけるとおりにして受像シートを造った。受像
シートを各々の熱現像可能な材料上に重ね合せそして加
熱プレートを用いることにより各々を35psiの圧力で18
秒間120℃で処理した。各々の材料について光学反射濃
度を測定した。特定配位子および測定された転写濃度を
表4に報告する。
対照として、配位子を存在させなかった以外は上記の
とおりにして熱現像可能な材料を造った。測定された反
射濃度を表4に示す。
データにより示されるとおり、本発明に従う熱現像可
能な画像形成用材料において銀イオンのための補助配位
子が存在する場合、一層高い反射濃度が得られる。
上記のとおりそして例4において立証されるとおり、
本発明に従う銀イオンのための補助配位子はより高い画
像濃度を得るためにサーモグラフィ画像形成用材料にお
いてまた使用されることができる。そのようなシステム
において、サーモグラフィ媒体を像様に加熱して、銀イ
オンおよび(または)可溶性銀錯体を形成し、これは次
に染料提供用物質を開裂して拡散性材料を放出する。
例5 この例は、本発明の熱現像可能な画像形成用材料にお
いて銀イオンのための補助配位子を用いた場合促進され
た銀現像速度が達成されることを示す。
各々において補助配位子が異なりそして補助配位子が
4ミリモル/m2の被覆適用量を与える量で加えられた以
外は上記例1の層2において用いられた濃度と同じ濃度
で同じ成分を有する被覆用組成物を用いて#30Meyer R
odを用い、8つのゼラチン下塗り4ミリポリエステルフ
ィルムを被覆した。得られた感光性ネガ材料を10-3秒間
白色光に露光した。加熱プレートを用いてポリエステル
シートに対して10秒間120℃で露光済み材料を処理し
た。ネガをポリエステルシートから引きはがしてそして
赤色光中で固定した。その固定は次のとおりの4つの浴
中で洗浄することにより達成された。
成 分 時間(分) 浴1:水 5 浴2:チオシアン酸アンモニウム(100g) 23 メタノール(500ml) 水(500ml) 浴3:Kodak Rapid Fixer 5 (酸硬化用固定液) 浴4:水 10 次に被覆を空気乾燥しそして螢光X線により還元銀被
覆量を測定した。配位子および現像された銀の百分率を
表5に報告する。現像された銀の%は、被覆された銀の
量に対する、10秒間処理且つ固定後測定された銀の量の
割合である。
対照として、補助配位子を使用しなかった以外は上記
のとおりにして熱現像可能な感光性材料を調製しそして
処理した。現像された銀の%を表5に報告する。
表5中のデータにより示されるとおり、本発明に従う
熱画像可能な画像形成材料に、銀のための補助配位子が
存在する場合に、促進された銀現像が達成される。
例6 層1および層2が次の成分の被覆適用量を有した以外
は例4に類似の方法でサーモグラフィ画像形成用材料を
造りそして処理した。
層 1 ゼラチン 2000mg/m2 染料提供用物質(化合物B) 0.5mmol/m2 熱溶媒(1,2,4−トリアゾール) 1500mg/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 層 2 ゼラチン 3000mg/m2 1,2,4−トリアゾール 3000mg/m2 銀ベンゾトリアゾール 2.0mmol/m2 スクシンアルデヒド 100mg/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 対照として、銀ベンズトリアゾールを使用しなかった
以外上記のとおりにしてサーモグラフィ画像形成用材料
を造り、画像を形成しそして処理した。各々の材料につ
いての光学反射濃度を表6に報告する。
上記データは、補助配位子、特にトリアゾールが、配
位子として且つ熱溶媒として両方の働らきをすることが
できることを示す。対照は転写濃度が放出された染料に
起因しそして未開裂染料提供物質に起因せず、トリアゾ
ールが、放出された染料のための熱溶媒として働らくが
しかし未放出染料提供物質のための熱溶媒として働らか
ないことを示す。
例7 染料提供用物質を開裂するために利用された銀イオン
の源として銀ベンゾトリアゾールの代りに沃臭化銀を使
用した以外は上記例4に類似の方法で7つのサーモグラ
フィ画像形成用材料を造りそして処理した。下記のとお
りの層1および層2の各々の成分の乾燥被覆適用量を生
ずるように水性組成物を用いて、上に用いられたゼラチ
ン下塗り4ミリポリエステルフィルムを被覆した。
層 1 ゼラチン 2000mg/m2 染料提供用物質(化合物B) 0.5mmol/m2 熱溶媒(TS−1) 1500mg/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 層 2 ゼラチン 3000mg/m2 熱溶媒(TS−1) 3000mg/m2 ヨウ臭化銀 2.0mmol/m2 スクシンアルデヒド 100mg/m2 Zonyl FSN 0.1重量% 例4において用いられたのと同じ7つの受像シート
を、次のとおりに、異なる補助配位子で各々被覆した。
ゼラチン 500mg/m2 熱溶媒(TS−1) 1000mg/m2 配位子 (表7参照) Zonyl FSN 0.1重量% スクシンアルデヒド 10mg/m2 各々のシートのために用いられた特定の配位子および
被覆された量を表7に報告する。
受像シートを熱現像可能な材料上に重ね合わせそして
加熱プレートを用いることにより、各々を35psiの圧力
で180秒間120℃で処理した。各々の材料について光学反
射濃度を測定した。特定の配位子および測定された転写
濃度を表7に報告する。
対照として、受像シートに配位子が存在しなかった以
外は上記とおりにしてサーモグラフィ材料を造った。
特に表7における上記データは、本発明に従う配位子
が、本発明の熱現像可能な画像記録用材料においてハロ
ゲン化銀溶媒として一般に働らかないことを示す。これ
に対する唯一の例外は銀塩酸化用物質(例4および対応
する表4参照)の配位子としてそしてハロゲン化銀溶媒
として両方の働らきをする4−アザベンズイミダゾール
である。
例8 湿式処理写真画像形成システムにおいてハロゲン化銀
溶媒として有用であると知られている材料で配位子を置
き換えた以外は例4におけるとおりにして2つのサーモ
グラフィ画像形成用材料を造りそして画像形成した。各
々の像について光学反射濃度を測定した。特定のハロゲ
ン化銀溶媒および測定された転写濃度を表8に報告す
る。
対照として、ハロゲン化銀溶媒が存在しなかった以外
は上記とおりにしてサーモグラフィ材料を造りそして画
像を形成した。測定された反射濃度を表8に示す。
上記データは、湿式処理写真画像形成用システムにお
けるハロゲン化銀溶媒として有用な物質が、本発明に従
う銀塩酸化用物質のための補助配位子として働らかない
ことを示す。
上記例1〜8において造られそして処理された熱現像
可能な画像形成用材料は塩基を存在させずに処理され
た、即ちそれらは加えられた塩基または塩基前駆体を全
く含有しなかったそしてそれらは水を存在させずに処理
された、即ち現像または転写において助成するために水
を加えなかった。或る種の補助配位子は弱い塩基として
分類されることができるけれども、そのような配位子は
特開昭59−180548号において用いられている用語の塩基
または塩基前駆体のとおりの塩基または塩基前駆体であ
るとは考えられないだろう。しかしながら、補助配位子
は上記特開昭59−180548号において開示されているよう
な塩基または塩基前駆体を含有する熱現像可能な画像形
成用材料においてまた使用されることができる。
本明細書中に包含される本発明の精神および範囲から
離れることなしに或る種の変更が上記主題においてなさ
れることができるので、上記記載および上記各例に含ま
れるすべての事項は例示として解釈されそして何ら限定
の意味のものではないことが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤング,ケント エム. アメリカ合衆国01741 マサチューセッ ツ州カーリスリー,カールトン ロード 127 (56)参考文献 特開 昭59−180548(JP,A) 特表 平5−208555(JP,A) 米国特許4260677(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03C 8/00 B41M 5/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)銀イオンおよび(または)可溶性銀
    錯体の存在下に開裂した際拡散性染料を放出できる染料
    提供用物質、熱溶媒、有機銀塩酸化用物質および結合剤
    を1つまたはそれ以上の層で担持する支持体、および (b)同じ支持体または第2の支持体上の、前記染料提
    供用物質から放出された拡散性染料を受容することがで
    きる受像層、 を含む熱処理カラー画像記録用材料であって、 しかも前記熱処理カラー画像記録用材料は前記有機銀塩
    酸化用物質の銀イオンと錯化することができる補助配位
    子をさらに含み、前記補助配位子は、補助配位子の不存
    在下に得られる濃度より大きいかあるいはその濃度の2
    倍に等しい全濃度の銀種を提供するのに十分な有機銀塩
    酸化物質を溶解する、 熱処理カラー画像記録用材料。
  2. 【請求項2】さらに感光性ハロゲン化銀を含む請求の範
    囲第1項に記載の熱処理カラー画像記録用材料。
  3. 【請求項3】前記熱溶媒と前記補助配位子とが同じ物質
    である請求の範囲第1項に記載の熱処理カラー画像記録
    用材料。
  4. 【請求項4】前記熱溶媒および前記補助配位子が1,2,4
    −トリアゾールである請求の範囲第3項に記載の熱処理
    カラー画像記録用材料。
  5. 【請求項5】前記熱処理カラー画像記録用材料が塩基お
    よび塩基前駆体を含有しない請求の範囲第1項に記載の
    熱処理カラー画像記録用材料。
  6. 【請求項6】前記染料提供用物質が少なくとも1つの環
    式1,3−硫黄−窒素部分および少なくとも1つの完成染
    料基を含む請求の範囲第1項に記載の熱処理カラー画像
    記録用材料。
  7. 【請求項7】前記染料提供用物質がチアゾリジン染料提
    供用物質である請求の範囲第6項に記載の熱処理カラー
    画像記録用材料。
  8. 【請求項8】前記補助配位子が2,2′−ビピリミジンお
    よびその誘導体;1,2,4−トリアゾールおよびその誘導
    体;ホスフィン;非環式チオ尿素;3,6−ジチア−1,8−
    オクタンジオール;6−位が−ORまたは−NHR′(但し、
    Rは水素、アルキルまたはアリールでありそしてR′は
    アルキルである)で置換された6−位置換プリン;およ
    び同じ銀原子に配位するために両方が利用されることが
    できる2つの窒素原子を有する二座窒素含有配位子、か
    らなる群から選ばれる請求の範囲第1項に記載の熱処理
    カラー画像記録用材料。
  9. 【請求項9】(a)銀イオンおよび(または)可溶性銀
    錯体の存在下開裂した際に拡散性染料を放出することが
    できる染料提供用物質、熱溶媒、有機銀塩酸化用物質、
    および結合剤を、1つまたはそれ以上の層で担持する支
    持体、および (b)同じ支持体かまたは第2の支持体上の、前記染料
    提供用物質から放出された拡散性染料を受容することが
    できる受像層、 を含む熱処理カラー画像記録用材料であって、 しかも前記熱処理カラー画像記録用材料は前記有機銀塩
    酸化用物質の銀イオンを錯化することができる補助配位
    子をさらに含み、前記補助配位子は、補助配位子の不存
    在下に得られた濃度より大きいかあるいはその濃度の2
    倍に等しい全濃度の銀種を提供するのに十分な有機銀塩
    酸化物質を溶解する、 熱処理カラー画像記録用材料を画像様に加熱することを
    包含する熱画像形成方法。
  10. 【請求項10】(a)銀イオンおよび(または)可溶性
    銀錯体の存在下開裂した際拡散性染料を放出できる染料
    提供用物質、熱溶媒、有機銀塩酸化用物質、結合剤、感
    光性ハロゲン化銀および還元剤を1つまたはそれ以上の
    層で担持する支持体、および (b)同じ支持体または第2支持体上の、前記染料提供
    用物質から放出された拡散性染料を受容することができ
    る受像層、 を含む感光性カラー画像記録用材料であって、 しかも前記感光性カラー画像記録用材料は、前記有機銀
    塩酸化用物質の銀イオンを錯化することができる補助配
    位子をさらに含み、前記補助配位子は補助配位子の不存
    在下に得られる濃度より大きいかまたはその濃度の2倍
    に等しい全体濃度の銀種を提供するのに十分な有機銀塩
    酸化用物質を溶解する感光性画像記録用材料を露出し、
    そして露光と同時かまたは露光後に前記感光性カラー画
    像記録用材料を加熱する、 工程を包含するフォトサーモグラフィ画像形成方法。
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