JPH06510503A - 飲料容器保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 飲料容器保持装置 技術分野 本発明は、飲料容器を保持するための装置に関するものである。特に、この発明 は、種々のタイプの飲料容器を飲料をこぼすことなく直立状態で保持するための 装置に関するものであり、この装置は、使用しないときはスペースを節約するた め折り畳み可能にする□。

背景技術 種々のタイプの容器は、典型的には、飲料を保持するのに使用する。最もよくあ る容器は、「ペーパー」とか［スタイロフォーム」からなる飲料容器とアルミ缶 である。そのようなカップには種々のサイズがある。しかしながら、大部分のカ ップは、円形断面であり、開放頂部及び閉鎖底部を有する。そのようなカップは 、典型的には、底部から頂部に向かって末広がりである側壁を有する。これによ って、このカップは、底部よりも頂部で幅広となる。

実質的に通常の飲料缶の全ては、円筒状であり、ストレート状の側壁、閉鎖底部 、及び「フリップトップｊ開口をもつ頂部を有する。通常の飲料缶は、同じ直径 であり、また、大抵の内容量は１２液量オンスであるので同じ高さになる。これ によって、飲料缶は自動販売機から分配することができる。通常のアルミ飲料缶 は、缶の底部壁にドーム形状の凹所を有することもできる。

飲料は、通常、ドライブスルーファーストフードレストラン、映画館、及びスポ ーツ競技でカップ又は缶で売られている。飲料をそのような状況で提供するとき 、容器をこぼさないように保持するための部位を見つけることは難しいかもしれ ない。その結果、飲料容器は、零れないように手で保持しなければならないこと がよくある。

自動車、パン、又はボートの運転中に、飲料を飲むこともまたよくある。乗物内 で、飲料をこぼすおそれのない部位を見つけることは困難である。結果として、 乗物で移動するときの飲料容器は、典型的には、こぼれないように手で保持しな ければならない。

従来、飲料容器を保持するための円形の凹所を有する領域を備えた自動車やパン はあった。同様に配置した飲料ホルダーを備えた劇場シートもあった。これらの タイプの飲料ホルダーに付随する欠点は、飲料ホルダーを使用しないときでさえ もスペースをとることである。そのような飲料ホルダーの他の欠点は、一つの直 径のカップ又は缶のみを保持するようにしていることである。これらの飲料ホル ダーは、凹所の直径よりも大きな直径を有した大カップを、有効に保持すること ができない。加えて、凹所の直径よりも小さなカップ又は缶は、凹所内の領域内 であちこち移動し、またこは゛れるおそれがある。

以前に、使用しないときのスペースを節約するため、折り畳まれる飲料缶及びカ ップのホルダーを開発しようとした者があった。そのようなホルダーの例は、米 国特許第４１９１３５０号、同第４７３８４２３号、同第４８２８２１１号、同 第４４３４９６１号、同第４５３０４８０号、同第４９８４７２２号、同第４８ ８７７８４号、同第４８９２２８１号、及び同第４９０７７７５号に記載されて いる。これらの従来技術装置の全ては、製造するのが比較的複雑であり高価であ る。加えて、それらは、現存の乗物、又は劇場とかスタジアムのシートのような 現存の構造物に容易には取り付けられない。これらの従来技術装置の大部分は、 飲料カップ及び缶の全範囲を保持するのには使われないかもしれない。

従って、缶ばかりでなく種々のサイズの飲料カップを保持するための装置が必要 になり、従って、こぼれることのないようにそれらを確実に保持し、使用しない ときはスペースを節約するため折り畳み可能にし、そして、製造及び取付が低コ ストで行うことができる。

発明の開示 本発明の目的は、種々のサイズの飲料カップをこぼすことなく保持するための装 置を提供することにある。

本発明の目的は、通常の飲料缶をこほすことなく保持するための装置を提供する ことにある。

本発明の目的は、種々のサイズの飲料カップと飲料缶の双方を保持するようにし た装置を提供することにある。

本発明の目的は、使用しないときはスペースを節約するため折り畳み可能にした 、種々のタイプの飲料容器を保持するための装置を提供することにある。

本発明の目的は、経済的に製造することができる、種々のタイプの飲料容器を保 持するための装置を提供することにある。

本発明の目的は、乗物に容易に取り付けることができる、種々のタイプの飲料容 器を保持するための装置を提供することにある。

本発明の目的は、劇場又はスタジアムのシートの背もたれのような現存する構造 物に容易に取り付けることができる、種々のタイプの飲料容器を保持するための 装置を提供することにある。

本発明の目的は、垂直から角度が変化する支持表面上に取り付けられ使用するこ とができ、移動に追随することができる、種々のタイプの飲料容器を保持するた めの装置を提供することにある。

さらに本発明の目的は、発明及びクレームを実施するにあたり、以下に述へる最 良の態様で明らかにされるであろう。

前述した目的によって、本発明の好適な実施例では、支持表面に取り付けられた 本体を有する装置によって達成される。この支持表面は、はぼ垂直に延びる表面 である。しかしながら、支持表面は、劇場又はスタジアムのシートの角度をなす 背もたれの場合には、かなりの程度まで垂直からずらすことができる。

本発明の装置の本体は、ねじによって支持表面に保持されているが、他の実施例 として、固定具とか接着材料を使用してもよい。

この装置は、第一の移動可能なリング部材を有し、このリング部材は、第一の円 形開口をもつ。この開口は、第一の周端縁によって区画されている。第一のリン グ部材の第一の円形開口は、１２オンスの標準飲料缶の直径よりも幾分大きい。

第一のリング部材は、ピンによって本体に回動自在に取り付ける。第一のリング 部材は、はぼ水平方向に延びる第一位置と、支持表面に隣接して折り畳まれる第 二の位置との間で移動可能である。

さらにこの装置は、第二の移動可能なリング部材を有し、このリング部材は、は ぼ第二円形開口をもつ。この第二円形開口は、第二の周端縁によって区画されて いる。第二円形開口は、第一のリング部材がそれを貫通できるぐらいに十分に大 きい。

第二のリング部材は、その本体をビンによって第一のリング部材と同軸上に回動 自在に取り付ける。第二のリング部材は、はぼ水平方向に延びる第一位置と、支 持表面に隣接して折り畳まれる第二の位置との間で移動可能である。

装置の本体は、回動軸の垂直下方の部位に支持表面から外側に延びる一体をなす フィンガーを有する。このフィンガーは上向き端部を存する。このフィンガーは 、第一リング部材を支持表面に隣接する第二位置に折り畳むとき、第一リング部 材の第一開口の内側を通りすぎ衝合関係にある。このフィンガーは、第一の移動 可能なリング部材を、第二位置から手動で移動させるまでは、この位置で係止す る作用がある。

この本体はさらにタブを有する。このタブは、第二リング部材を第二位置に折り 畳むとき、この第二リング部材の垂直下方に位置をとり、第二のリング部材と衝 合関係にある。このタブは、第二リング部材を、折り畳み位置から手動で移動さ せるまでは折り畳み位置で係止する作用がある。

この装置を使用しないときは、両リング部材は、支持表面に隣接する第二の位置 で係止する。両リング部材は、互いに同一平面内にあるようにするため均一厚さ とする。この第二位置では、両リング部材が、スペースを節約するため、かつ、 衝突した結果としての損傷を避けるためじゃまにならないところにある。

通して視認できる。本体の中央円形部分は、宣伝又は販売促進広告を設けること ができる。

末広がりになった側壁を有する飲料カップを保持するための装置を使用すること を望むときは、適当なサイズのリング部材の係止を解除し、このリング部材を水 平位置に向かって展開する。その後、カップは、底面端部を最初にリング部材を 通して挿入する。リング部材は、カップの底面は受け入れるが、テーパー付きの 側壁のため、カップの頂部がリング部材の開口を貫通しないように寸法法めする 。結果として、カップは、その直径がリング部材の開口と等しくなる部位に達す るまでは、この開口を通って下方に移動することができる。この位置で、カップ の側壁は、開口の支持端縁によって周囲を支持される。

一方のリング部材を、飲料容器を保持するのに使用するときは、使用しない他方 のリング部材は、第二位置でラッチした状態に維持する。小カップは、典型的に は第一のリング部材で支持し、一方、大カップは、第二のリング部材で支持する ことができる。

この装置で、飲料缶を保持することを望むときは、第一のりング部材を水平位置 に向かって展開し、缶は、その底面を下方に開口を通して下方に挿入する。缶の 底部の一方の側面が本体から外方に延びるフィンガーによって支持されるまで、 缶を開口を通して下方に移動する。この位置で、缶の頂部はリング部材の上方に 突出し続けることができる。フィンガーの上向き端部は、さらに安定性を加えた 缶の底面にあるドーム形状にした凹所内にを受け入れられる。

図面の簡単な説明 図１は、折り畳み状態にある本発明の好適な実施例の飲料容器保持装置の平面図 である。

図２は、図１の１−１線上の飲料容器保持装置の断面図である 図３は、折り畳み位置にある飲料容器保持装置の頂面図である。

図４は、大きな飲料カップを保持している飲料容器保持装置の側面図である。

図５は、図４に示されるように大カップを保持している飲料容器保持装置の斜視 図である。

図６は、小さな飲料カップを保持している飲料容器保持装置の平面図である。

図７は、従来のアルミ飲料缶を保持している飲料容器保持装置の側面図である。

発明を実施するための最良の態様 次に、図面につき、特に図１につき参照して説明すると、本発明の飲料容器保持 装置ＩＯの好適な実施例が示されている。

この装置は本体１２を存する。本体１２は二個の一体をなす前方突出耳部１６を もつ上側部分１４を有する。この頂部１４はまた、これを通じて孔１９に取り付 ける皿穴をもつ二個の横方向に延びるタブ１７を存する。本体はまた、丸い中央 部分１８と、後で詳細に述へる下側部分２０を有する。下側部分２０は、これを 貫通した孔２１に取り付ける皿穴を存する。

装置は、外側リング部材２２を有する。外側リング部材２２は、一般に円形開口 ２４を有する。開口２４は、本発明の好適な形式では３．５インチの孔径を有す る。開口２４は周端縁２５によって区画されている。リング部材２２は、本体部 材の耳部間の領域に中央切除部分２６を有する。部材２２はまた、耳部１６の外 部に突出する外側部分２８を有する。リング部材が図１〜図３に示す位置にある とき、外側リング部材２２の外側部分２８が耳部１６と同一平面内にあるように するため、切り込み部３０を本体部材の耳部１６に隣接して部材２２に設ける。

装置はまた、内側リング部材３２を有する。内側リング部材３２は、円形開口３ ４を有する。開口３４は、本発明の好適な形式では３インチの孔径を有する。開 口３４は周端縁３５によって区画されている。内側リング部材３２は、外側リン グ部材２２の円形開口２４の孔径よりも幾分小さな直径である円形外壁３６を有 する。これにより、これらのリング部材が図１〜図３に示す位置にあるときは、 内側リング部材３２が外側リング部材２２の内側に重ね入れることができる。

内側リング部材３２はまた、外側リング部材の切除部分２６を貫通する首部分３ ８を有する。内側リング部材が図１〜図３に示す位置にあるとき、首部分３８は 、本体の耳部１６の頂部及び外側リング部材の外側部分２８と同一平面内にある 。

ング部材２２の外側部分２８と内側リング部材３２の首部分３８とに設けた同様 なサイズの孔を整列させる。スプリットピン（ｓｐｌ　ｉｔ　ｐｉｎ）４０は、 外側部分２８と耳部１６を通って首部分３８を貫通する。この構造は、内側及び 外側リング部材がピン４０の周りに同軸上で回動できるための回動手段として作 用する。

図２に明示するように、本体１２の下側部分２０は、外側に延びる一体をなすフ ィンガー４２を有する。フィンガー４２は、後で述べる目的のため、上向き端部 ４４を有する。図１に示すように、フィンガー４２は、リング部材が図１〜図３ に示す位置にあるとき、内側リング部材３２の円形開口３４に隣接し、かつ、衝 合関係にある。内側リング部材３２を折り畳み位置から手で移動させるまでは、 フィンガー４２の下側壁を、折り畳。

み位置に内側リング部材３２を保持するため内側リング部材３２にわずかに干渉 させる。

タブ４６は、本体１２の下側部分２０の底面から外側に突出する。外側リング部 材が図１〜図３に示される位置にあるとき、タブ４６の上側壁４８は、外側リン グ部材２２の外側壁に隣接し、かつ、衝合関係にある。タブ４６と外側リング部 材２２との間のわずかな干渉を設けることによって、外側リング部材２２を折り 畳み位置から手で移動させるまでは、タブに隣接する位置に保持する作用がある 。

本発明の好適な形式では、本体部材とリング部材がプラスチック材料から製造さ れている。プラスチック材料は、外側リング部材２２及びタブ４６ばかりでなく 、内側リング部材３２及びフィンガー４２の衝合部分にわずかな変形を与える。

これらの衝合表面は、リング部材が図１〜図３に示す位置に対して、「スナップ 動作的に」嵌合し、及び離脱することができるように角度をつける。

本発明の飲料容器保持装置の作用は、図４〜図７に関して記載されている。使用 にあたり、装置を支持表面５０に取り付ける。図２及び図３に明示するように、 好適な実施例では、本体の上側タブの孔１９及び下側部分の孔２０をそれぞれ貫 通するねじて、本体を支持表面に固定する。しかしながら、他の実施例では、他 のタイプの固定手段を使用することができる。支持表面５０は、はぼ垂直に延在 する表面である。しかしながら、本発明の目的のためほぼ垂直に延在する表面が 、スタジアム、劇場、飛行機、ボート、又は自動車のシートのリクライニングす る背もたれのように、垂直から大きな角度をなす表面を含むことを理解されたい 。支持表面は、飲料容器をこぼすことのないように十分な直立状態に装置で支持 することができる程度まで、垂直方向からずらすことができる。

図４では、この装置がカップ５２を保持している状態を示している。カップ５２ は、「ペーパー」とか「スタイロフォーム」のカップのように、従来既知のタイ プがある。このカップは、円形断面を有し、閉鎖した底面５４と図示では蓋５６ を設けた開口頂部とをもつ。カップ５２は、その頂部に向かう方向に末広かりに なった側壁５８を有する。

カップ５２は、劇場又はファーストフードレストランでは大カップを考慮すべき であろう。本発明の保持装置で、このカップを保持するため、外側リング部材を 、図１〜図３に示す折り畳み位置から図４及び図５に示す展開位置まで移動させ る。この展開位置では、リング部材２２と、この開口に区画する周端縁は、はぼ 水平である。しかしながら、この記載の目的のため、はぼ水平とは、カップを挿 入でき、かつ、以下に記載する方法でこぼれないように保持することができるた めに十分に水平であることを意味するということを理解されたい。展開位置にあ る外側リング部材５２に関して、カップ５２はその底面を最初に開口２４に挿入 する。カップ５２の外壁５８が外側リング部材の周端縁と接触するまでカップ５ ２を下方に移動させる。カップの外壁５８と外側リング部材の周端縁との接触は 、カップの直径が外側リング部材の開口の孔径と等しくなる位置で発生する。こ の位置で、カップは、はとんどその全周線を支持される。この周線支持により、 飲料の入った薄い紙カップてさえつぶされるのを十分に防止してカップを保持す る。

カップ５２の下側端部は、装置の本体１２の下側部分２０に衝合させることによ って安定する。カップの長さに依存して、フィンガー４２又はタブ５６に衝合す ることができる。カップの下側部分は装置の本体の下側部分と接触するかもしれ ないけれども、カップに対する支持の全てを、外側リング部材２２の周端縁２５ によって行う。

外側リング部材２２が図４及び図５に示すように大カップ５２を保持するとき、 内側リング部材３２は、じゃまにならないところに折り畳み、フィンガー４２に よって所定位置に保持される。

開口２４の孔径よりも大きい直径をもつ上側部分を有し、かつ、カップの円周で 支持するとき、カップをつぶすことがないような十分な剛性の側壁を有するよう なあらゆるカップを外側リング部材で保持することができる。本願人は、はとん ど全ての商品的飲料カップは、これらの性質を有していることを見いだした。な ぜなら、これらのカップは、手で保持することができる必要性があるからである 。さらに本願人は、リング部材にとってカップをその頂部に隣接して支持するこ とが望ましいことを見いだした。リング部材がカップをその下側部分近傍で支持 するのに使用されれば、カップの中の飲料の重心は支持の領域よりもかなり上方 にある可能性があるため、カップはリング部材から外れて引っ繰り返るであろう 。この記載の目的のため、本発明の装置でカップを適切に保持するため、カップ の高さの中心点又はその上方の任意の場所で、カップの頂部に十分に隣接させる ということを理解されたい。

飲料容器保持装置は、図６ではカップ６０を保持した状態を示している。カップ ６０は、カップ５２より小さいが、同じ外形である。カップ６０は、内側リング 部材３２の周端縁３５によって開口３４で支持される。小カップ６０をこの装置 で保持するとき、外側リング部材２２は、本体１２に隣接して折り畳まれ、タブ ４６によって所定位置に保持される。

本発明の好適な実施例は、商業的な標準飲料缶を保持するのにも使用できる。図 ７では、缶６２が保持装置に保持された状態を示している。内側リング部材の円 形開口３４は、飲料缶６２の側壁６４の直径よりも幾分大きな孔径を有する。こ れにより、缶は底面を最初に開口へ挿入できる。缶は、カップのようなテーパー 付きの側壁ではなくてストレート側壁を有するため、底面で支持しなければなら ない。内側リング部材の周端縁３５は、缶を、それが周端縁と接触する部分での み支持する。

缶６２に対して底面を支持するため、本体１２のフィンガー４２を、缶の下側部 分の片面と係合させる。フィンガー４２の上向き端部４４は、缶の底面の凹所（ 図示せず）に収容される。

そのような凹所は、従来の飲料缶では一般的である。この装置の構造は、衝撃を 与えたり、乗物で発生するような振動にさらされたりしたときでさえ、ホルダー から落下するリスクを少なくする作用がある。

本発明の飲料容器保持装置は、使用しないときには、スペースを節約し、かつ、 損傷したり破壊したりするのを防止するため、折り畳み位置に置くことができる という利点がある。

本発明の飲料容器保持装置は、広告媒体としての作用もある。

広告を本体１２の中央部分１８上に印刷することができる。会社のロゴのような 宣伝用又は販売促進用広告は、装置が折り畳み位置にあるとき、内側リング部材 の開口３４を通して容易に視認できる。加えて、飲料容器を装置に挿入するとき は、その中央部分にある広告は、ユーザーの視界内にある。この構造は、広告媒 体としての装置の有効性を促進する。

図て示した本発明の実施例は、図示とは逆転させた条件で使用することもできる ということは、当業者であれば容易に理解できるであろう。この逆転させた条件 では、装置を使用するとき、本体はリング部材の垂直上方にある。この逆転させ た条件で、装置はカップを効果的には保持するものの、缶の保持はできない。

本発明は、シートの背もたれ又は他の表面の凹所に装置を取り付けようとするの は理想的である。これにより、使用しないときはより一層コンパクトにすること ができる。さらに、移動可能部材は、リング形状である必要はなく、他の実施例 では他の様式の形状を有することができる。

従って、本発明の新たな飲料容器保持装置によって、上述の目的を達成し、従来 のシステム及び装置の使用による困難性を排除し、問題を解決し、そして本明細 書中で述へた望ましい結果を得ることができる。

前述の記載において、簡潔、明瞭、及び理解するため一定の用語を用いてきたが 、しかしながら、そのような用語は記述の目的のために使用したものであるので 、不要な限定を意味するのではなく、広く解釈すべきである。さらに、所定の記 述及び図解は、実施例として示したものであり、本発明は図示し又は記載したこ れらの厳密な詳細には限定されない。

本発明の特徴、発見、或いは原理、利用する方法、利点及び得られた有効な結果 を記述してきたが、新しく有益な構造、装置、素子、配置、部分、結合、システ ム、設備、操作、方法、及び関係を、クレームに記載する。

フロントページの続き （８１）指定間　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ。

ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＰＬ、　ＲＯ，ＲＵ 、ＳＤ

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．種々のサイズの飲料カップを保持するための折り畳み可能な装置であって、 前記カップは、ほぼ円形断面であり底部から頂部への方向に末広がりになる側壁 を有し、前記装置は、取付手段によって支持表面に取り付けられ、前記支持表面 はほぼ垂直方向に延在し、前記装置が、 本体と、 貴通する第一円形開口をもち、前記第一円形開口が、これに区画する第一周端縁 と、第一カップの頂部に隣接する第一部位における第一カップの外径よりも小さ い第一孔径とを設けた第一の移動可能部材と、 前記本体と前記第一の移動可能部材とを連結するため、かつ、第一の移動可能部 材が、ほぼ水平に延びる前記第一周端縁とともに前記支持表面から外方に展開し た第一位置と、前記支持表面に隣接する第二位置との間で、前記第一の移動可能 部材の移動を可能にするための第一の回動手段とを有し、これによって、前記第 一の移動可能部材が第一位置にあるときは、前記第一カップは、第一の移動可能 部材の第一円形開口で保持することができ、かつ、前記周端縁によって前記第一 部位におけるその側壁の周りをほぼ直立に支持され、また、前記第一の移動可能 部材が前記第二位置にあるときは、前記支持表面に隣接して折り畳める構成にし た装置。
2. ２．前記本体は、前記装置に前記第一カップを挿入するときには、第一カップの 底面部分に隣接して延在し、これによって、第一カップが本体によってほぼ水平 な方向に支持される構成にした請求項１に記載の装置。
3. ３．ほぼ円形断面であり底部から頂部への方向に末広がりになる側壁を有し、前 記第一カップよりも大きな容積を有する、第二カップを前記装置で保持するよう にし、前記装置が、貫通する円形開口を有し、前記円形開口が、第二周端縁によ って区画され、第二カップの頂部に隣接した第二カップの部位における第二カッ プの外径よりも小さく、第一カップの頂部に隣接する第一カップの外径よりも大 きい第二孔径をもつ第二の移動可能部材と、 前記本体と前記第二の移動可能部材とを連結するため、かつ、第二の移動可能部 材が、ほぼ水平に延びる前記第二周端縁とともに前記支持表面から外方に展開し た第一位置と、前記支持表面に隣接する第二位置との間で、前記第二の移動可能 部材の移動を可能にするための第二の回動手段とをさらに有し、 これによって、前記第二カップを、第二円形開口で保持することができ、かつ、 前記第二周端縁によって前記第二の部位における第二カップの側壁の周りをほぼ 直立に支持することができ、一方、前記第一の移動可能部材は前記第二位置にあ り、この位置で、前記第二の移動可能部材が前記支持表面に隣接して振り畳める 構成にした請求項１に記載の装置。
4. ４．前記第一及び第二の移動可能部材が両方とも第二位置にあるとき、第一の移 動可能部材は、第二の移動可能部材の第二円形開口内に位置する構成にした請求 項３に記載の装置。
5. ５．前記第一孔径が、ほぼ円形断面でありほぼストレートな円筒状の側壁とこの 円筒状側壁をほぼ横切って延びる底面とを具えた飲料入り缶の外径よりもわずか に大きく、前記装置かさらに、前記第一回動手段の垂直下方の前記支持表面から ほぼ外方に突出し、飲料入り缶の底部と係合するようにした突起手段を有し、 飲料入り缶を前記第一円形開口に挿入するときは、前記突起手段が飲料入り缶の 底部の一部と係合するようにして、飲料缶の頂部を、前記第一開口の垂直上方に 突出できるようにした請求項１に記載の装置。
6. ６．前記突起手段が前記本体と一体である請求項５に記載の装置。
7. ７．ほぼ円形断面であり底部から頂部への方向に末広がりになる側壁を有し、前 記第一カップよりも大きな容積を有する第二カップを前記装置で保持するように し、前記装置がさらに、 貫通する第二の円形開口をもち、前記円形開口が、第二周端縁によって区画され 、第二カップの頂部に隣接した第二カップの部位における第二カップの外径より も小さく、第一カップの頂部に隣接した第一カップの外径よりも大きい第二孔径 をもつ第二の移動可能部材と、 前記本体と前記第二の移動可能部材とを連結するため、かつ第二の移動可能部材 が、ほぼ水平に延びる前記第二周端縁とともに前記支持表面から外方に展開した 第一位置と、前記支持表面に隣接する第二位置との間で、前記第二の移動可能部 材の移動を可能にするための第二の回動手段とを有し、これによって、前記第二 カップを、第二円形開口で保持することができ、かつ、前記第二周端縁によって 前記第二カップの部位における前記第二カップの側壁の周りをほぼ直立に支持さ れ、一方、前記第一の移動可能部材は前記第二位置にあり、この位置で、前記第 二の移動可能部材が前記支持表面に隣接して折り畳める構成にした請求項６に記 載の装置。
8. ８．前記第一及び第二の移動可能部材が両方とも第二位置にあるとき、第一の移 動可能部材は、第二の移動可能部材の第二円形開口内に位置する構成にした請求 項７に記載の装置。
9. ９．前記第一の移動可能部材が第二位置にあるとき、前記突起手段を前記第一の 移動可能部材の第一開口を貫通するようにした請求項８に記載の装置。
10. １０．前記突起手段は第二位置で前記第一移動部材と衝合関係にあり、これによ り、第一の移動可能部材を第二位置に保持するようにした請求項９に記載の装置 。
11. １１．前記第一の移動可能部材をほぼリング形状にした請求項１０に記載の装置 。
12. １２．前記第一及び第二の移動可能部材は均一厚さを有し、これによって、両方 の移動可能部材が第二位置にあるときには、第一の移動可能部材を第二の移動可 能部材内に完全に重ね入れられるようにした請求項１１に記載の装置。
13. １３．前記第二の移動可能部材が第二位置にあるとき、前記第二の移動可能部材 の垂直下方にありこれと衝合するタブ手段をさらに設けた請求項１２に記載の装 置。
14. １４．前記タブ手段は、前記本体から一体的に突出するタブを有する構成とした 請求項１３に記載の装置。
15. １５．前記第一の回動手段と前記第二の回動手段は軸線の周りに回動し、前記第 一及び第二の移動可能部材は、前記本体により支持されるスプリットピンで軸支 する構成にした請求項１４に記載の装置。
16. １６．前記缶の底部に凹所を有し、前記突起手段が上向き端部部分を有し、これ によって、前記上向き端部部分を、缶の底部の部分の凹所と係合するようにした 請求項１５に記載の装置。
17. １７．前記突起手段が、前記本体と一体をなすフィンガーである請求項１６に記 載の装置。
18. １８．飲料入り缶を保持するための折り畳み可能な装置であって、前記缶は、ほ ぼ円形断面であり、ストレート状の側壁、閉鎖した底部、及び開口をもつ頂部を 具え、前記装置は、保持手段によって支持表面に保持され、前記支持表面は、ほ ぼ垂直方向に延在し、前記装置が、 本体と、 貫通する第一円形開口をもち、前記第一円形開口が、前記缶の側壁の外径よりも わずかに大きい前記第一孔径をもつ第一の移動可能部材と、 前記本体と前記第一の移動可能部材とを連結するため、かつ第一の移動可能部材 が、ほぼ上方に開放した前記第一開口とともに前記支持表面から外方に展開した 第一位置と、前記支持表面に隣接する第二位置との間で、前記第一の移動可能部 材の移動を可能にするための前記第一の回動手段と、前記第一の回動手段の垂直 下方の支持表面からほぼ外方に突出し、前記缶の底部の一部分と係合するように した突起手段とを有し、 前記缶の底部を突起手段と係合するとき、缶は、第一円形開口で、その垂直上方 に突出した缶の頂部を支持する構成にした装置。
19. １９．前記缶が、その底部部分に凹所を有し、前記突起手段が前記凹所と係合す るため上向き端部を有する請求項１８に記載の装置。
20. ２０．前記突起手段が前記本体と一体をなすフィンガーである請求項１９に記載 の装置。