JPH06510175A - プログラマブル論理セル及びアレイ - Google Patents

プログラマブル論理セル及びアレイ

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ロ − マ ノ ノ 本出願は、1990年11月2日に出願された米国特許出願第7/608゜41 5号の部分継続出願であり、この07/608,415号は以下本明細書に参考 として取り入れられている。“プログラマブル論理セル及びアレイ”として出願 された米国特許第5,019,736号が、関連特許として以下本明細書に取り 入れられている。本出願は又、発明者アトゥルーリ(Atlurl)、カマロタ (Camarota)、ティン(Chen)、ファーチク(Furtek)、ガ ーベリノク(Garverlck)、ホーリイ(Hawl ey) 、モニ(M onl)、ピケノド(Plckett)、ポプリ(PopH)、スミス(Smi  th)、サザーランド(Sutherland)及びティン(T I n g )によって同時出願された“コンフィギュレーシ9ン可能論理アレイ”という特 許とも関連する。
2、 1L且α止り 本発明は、ディジタル論理回路の分野、さらに具体的には、プログラマブル論理 素子及び再プログラマブル論理素子に関する。
3、1匪α11 出願特許第415号にプログラマブル論理セルのアレイが記載されているが、こ の中での各論理セルは構造的に同一である。このアレイの論理セルは二次元マト リックスで配列されており、各セルは4つの最隣接セルを有し、1つはセルの左 側(すなわち西側)、1つはセルの右側(すなわち東側)、1つはセルの上側( すなわち北側)、及び1つはセルの下側(すなわち南側)に最隣接セルが位置し ている。4つの方向(北、南、東、西)の各々に対して、セルは2つの入力部と 、2つの出力部を持ち、これらの入出力部は、その各方向にある最隣接セルの2 つの出力部と2つの入力部に接続されている。従って、信号の流れは、2つの次 元の両方向に可能となる。
出願特許第415号の図1には、セル22及びバスネットワーク12を含むプロ グラマブル論理アレイlOが描かれている。セル22は、行と列の二次元マトリ ックスに配列され、図1には図示されていない接続部によってパスネットワーク 12により相互に接続している。これらのセルは又、一つのセルとそのセルの4 つの最隣接セル(すなわち、東西南北に直に隣接している4つのセル)間で直接 に接続している二次元配列によって相互に接続している。パスネットワーク12 には、中継器24と、垂直及び水平バス25,26.27が含まれ、論理配線の 役を果たすように個々のセル22に要求することな(、アレイ1o内でデータ転 送がバスネノ+−ワーク12によって提供される。暗黙裡に存在してはいるが、 本発明には無関係なため、バス構造についての議論は以下省略する。
本発明の1つの目的は、非常に大きな柔軟性を持ちながら、しかも相対的に適度 なサイズの改良論理セルを提供することである。
本発明のもう−っの目的は、出願特許第415号のアレイに類似していながら、 改良された論理セルを含む改良アレイを供給することである。
出願特許第415号のアレイにおいては、そのアレイが所与のセルによって実現 される論理関数に依存するために、そのセルがその未使用の入出力部の間でも“ 論理配線”を実現する能力は、往々にして制限されることがある。これがために 出願特許第415号のアレイのセルが非能率的に利用される結果となる場合があ る。というのは、単に論理配線機能を実現するためにある種のセルを必要とする ことがあるからである。
また、本発明のいま一つのの目的は、改良セルを含む改良アレイを供給すること であり、この改良セルにおいては、セルの未使用の入出力部間の論理的な接続が ブロックされることはない。
4、 11匪α艷り 本発明は、出願特許第415号のような論理セル・アレイで用いるための改良型 論理セルを提供するものである。本発明の改良型論理セルの推奨実施例には、2 つのレベルの組合せ論理及びこの2つのレベルの組合せ論理の下流に配置された レジスタが含まれる。VLS Iの面積という点から見ると、出願特許第415 号のアレイで用いられたものに比べて本発明の改良型セルのほうが著しく面積が 小さいにもかかわらず、設計の改良により、アレイにおいて著しく濃縮された論 理の実現が促進されている。たとえば、出願特許第415号の論理セルを用いれ ば6つのセルを必要とするようなマルチプレクサを実現するのに、本発明ではた った1つのセルしか必要としない。ロード可能ンフト・レジスタ、カウンタ及び その他のものを含む他の機能ブロックに対しても類似の節減を達成することがで きる。さらに、アレイ上で実現される論理のスピードは、アレイ中のセル間の接 続に関連する遅延によって大きく決定されるので、単一セル内で必要な論理接続 の非常に大きなフラク/−Iンを実現する本発明のアレイは、出願特許第415 号に記載されたものより高い性能を達成することができる。
本発明は又、改良型論理セルを中に含む改良型アレイを供給するものであって、 このアレイにおいては、セル内に配置された多重手段によって、セルの未使用の 入出力部を論理上接続することができる。たとえば、各セルが4つの入力部及び 4つの出力部を持つこのようなアレイを備えていると、単一セルを、2つの人力 と2つの出力を用いる半加算器としても、また、経路選択素子としても用いるこ とができ、未使用の2つの入力部と出力部の間を接続することもできよう。
5、・ t′! 日 本発明の以上の及びその他の目的、特徴、及び利点をよりよく理解するために、 次の添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読まれるのがよい。
図1は、出願特許第415号による典型的なセルからなるアレイ部分の概略図で ある。
図2は、本発明による改良型論理セルの本質的な特徴を含む、好適なセルファを 例示した論理図である。
図3は、本発明による好適なセルコアのもう一つの論理回路の実現例を示す論理 図である。
図4A〜4Eは、図2と3の構成可能な相互接続素子25の一つの典型的実現、 及び、そのいくつかの可能なコンフィギユレーション状帖を示す。
図5は、図2のセルコアをどのようにコンフイギユレーシヨンしてマルチブ1/ り号機能を実現させるかを例示する論理図である。
図6は、図2のセルコアをどのようにコンフイギユレーシヨンして並列ロード可 能な/フト・レジスタのlビットスライスを実現させるかを例示する論理図であ る。
図7は、図2のセルコアをどのようにフンフィギュレーン曹ンして2進カウンタ のlビット・スライス用論理を実現するがを例示する論理図である。
図8は、図2のセルコアをどのようにコンフイギユレーシヨンしてクロックイネ ーブルを持つレジスタ用論理を実現するかを例示する論理図である。
図9A〜9Dは、本発明の論理セル実施例のうちのいくつがで使用される、デフ オル)・“ビ及びデフォルト″シのプログラマブルバスゲート素子のための回路 実現例と論理記号を示したダイアグラムである。
図1OA−10Dは、本発明の論理セル実施例のうちのい(っがで使用される、 デフォルト“ビ及びデフォルト“0″のプログラマブルマルチプレクサ素子のた めの回路実現例及び論理記号を示したダイアグラムである。
図11は、図1に描写されているようなアレイで用いるための、本発明による改 良型論理セルの1つの実施例を示した論理図である。
図12は、図1に描写されるようなアレイで用いるための、本発明による改良型 論理セルの別の実施例を示した論理図である。
図13は、図1に描写されるようなアレイで用いるための、本発明による改良型 論理セルのさらに別の実施例を示した論理図である。
図14は、図1に描写されるようなアレイで用いるための、本発明による改良型 論理セルの推奨実施例を示した論理図である。
図15A〜+5YYは、図14に示される論理セルの推奨実施例を例示したフン フィギュレ−7g)状態の一連の論理図である。
図16は、各セルが4つの入力部及び4つの出力部を持ち、セルの4つの最隣接 セルの各々に対して1つの人力部と1つの出方部が接続されているアレイの典型 的な概略図である。
図17は、図16に描写されるようなアレイで用いるための、本発明にょる改良 型論理セルの1つの実施例を示した論理図である。
図18は、図16に描写されるようなアレイで用いるための、本発明による改良 型論理セルの別の実施例を示した論理図である。
6、[ユ11韻臣匪 図1は、出願特許第415号に記載されたアレイのような、セルlのアレイの典 型的部分の直接相互接続を描いたものである。図で明らかなように、これらのセ ルは、4つの最隣接セルを持つ各セルの二次元マトリックスで配列されており、 セルの左側(すなわち西側)に1つ、セルの右側(すなわち東側)に1つ、セル の上側(すなわち北側)に1つ、及びセルの下側(すなわち南)に1つそれぞれ 隣接セルが位置している。各セル1は、その4つの最隣接セルへの直接接続に関 しては同一である。このような隣接の各セルに対して、セルは2つの出力部を設 け、また、このような隣接の各セルから、セルは2つの人力部を受ける。
従ッテ、各セルlは8つの入力部2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、 5b、及び、8つの出力部6a、6b、7a、7b、8a、8b、9a、9bを 持つ。セルの入力部及び出力部は2つのカテゴリー“A″とB″に分割されてい るため、各セルは4つの最隣接セルのそれぞれに接続されたA人力部、入出力部 、B入力部及び8出力部を持つ。隣接セル間で、A人力部は常に入出力部に接続 され、B入力部は常にB出力部に接続される。
図1の実施例のようなアレイで用いるのに適した、本発明の8−人力部・8−出 力部セルのいくつかの実施例を、図11〜14に示す。本発明は、異なる数の入 出力部を持つセルを用いて実行することもできる。図16の実施例のようなアレ イで用いるのに適した、4−人力部・4−出力部セルの2つの実行可能な実施例 を、図17及び18に示す。図11〜14、及び、図17、I8に示されるこれ ら6つの実施例はそれぞれ、同一の基本構造すなわちセルコアを有しており、そ の推奨実施例を図2の論理図に示す。図示のように、このセルファは、2つ論理 レベル、すなわち、2つの組合わせゲート(例としてANDゲート21及び23 )を含む第ルベルと、2つの組合わせゲート(例として排他的0R(XOR)ゲ ート28及びANDゲート41)を含む第2レベル、及び、第ルベルの論理への 入力部を与えるll1l成可能な相互接続素子25、XORゲート28の下流側 レジスタ33、フノフィギュレー7ツノ制御部48を持っている。
このセルコアは、第11第2、及び、第3の論理入力部20,22.24ををす る。人力部20.22.及び、24のソースは、最隣接セル、バスネットワーク (出願特許第415号や、前記関連特許“コンフィギュレー/ヨン可能論理アレ イ”に示されているバスネットワークのような)、他のなんらかのソース、ある いは、これらの組合せから発するものであってもよい。
このセルコアにおいて、第1論理入力20は上流側のAND’7’ −ト211 .m入り、第2論理人力22は上流側のANDゲート23に入る。入力24は、 第1出力26伎び第2出力27を発生させる構成可能な相互接続素子25へ印加 される。構成可能な相互接続素子25は、コンフィギュレー/−Iン制御部48 が与える値によって制御される、少なくとも2つのコンフィギュレー/llン状 聾を持っている。
セルあるいはアレイのいずれかと関連した制御記憶メモリ装置、他のセルのコノ フィキュレ=7gノ制御の組合せ機能、あるいは、電子的に融合可能な、電気的 、光学的、あるいは磁気的にプログラム可能な回路素子を含むがこれらに制隈さ れない、様々な手段によってコノフィギュレー7g7制御48を行なうことがで きる。一般的なものとして、コノフィギュレーンヨン制御線48のみを論理セル の図面に示す。
図4Aに、構成可能な相互接続素子25の典型的実現例25aを示す。構成可能 な相互接続素子25aには、バスゲート206と207、及び、NANDケート 202と203が含まれている。構成可能な相互接続素子25aは、コンフイギ ュレー1/−1ノ制御入力208と209、及び、環境人力210の3つの入力 値によって構成される。コンフィギュレー7gノ制御入力208と209は、前 に説明したコノフィギュレー7gノ制御部48から生じる。環境人力210は、 様々なコンフイギユレーシヨン制御信号の組合せ機能として、セル及び隣接セル から生じる。
’i ”11 lx 号210とコノフィギコレー7gン制御信号209は、N ANDゲート202によって組合わされ信号204を生成する。信号204は、 パスゲート206と207を制御する。バスゲート206と207は使用可能極 性が反対なので、常にこれらのパスゲートの内の1つだけがアクティブである。
バスゲート207がアクティブである場合、構成可能な相互接続素子の入力部2 4が、構成可能な相互接続素子の出力部26及びNANDゲー)203の人力部 を駆動させる。構成可能な相互接続素子の出力部27は、NANDゲート203 によって生成され、これはコ/フィギュレーン9ン制御信号208によってゲー ト制御される。バスゲー)206がアクティブである場合は、論理“ビは、出力 部26に向けられ、NANDゲート203を介して出力部27ヘゲート制御され る。
構成可能な典型的な相互接続素子258の4つの状態を、50a〜50dとして 示す。図4Bに例示された状態50aにおいて、構成可能な相互接続素子の入力 部24は、構成可能な第1相互接続素子の出力部26に論理上接続され、論理ト 反転した形で、構成可能な第2相互接続素子の出方部27に接続される。
これらの出力は、バスゲート207がアクティブで、がっ、NANDゲート20 3への制御入力部に高信号が送られた場合に行なわれる。図40に例示された状 !!!+5obでは、構成可能な相互接続素子25は、構成可能な相互接続素子 の入力部24の値にかかわらず、単に、構成可能な相互接続素子の出力部26と 27の両方に定数論理値(1”)を与える。これらの出力は、パスゲート206 がアクティブで、かつ、NANDゲート203への制御入力部208に低信号が 送られた場合に行なわれる。状態50cでは、図4Dに示されるように、バスゲ ート207をアクティブにすることによって入力部24は出力部26へ接続され 、NANDゲート203の制御入力部208に低信号を印加することによって° ゛1”の信号が出力部27に与えられる。図4Eに示すような状Q50clては 、バスケート206がアクティブの場合、出力部26に“l”の信号が供給され 、NANDゲート2Q3の制御入力部208にも高信号が与えられる場合、出力 部27に“0”の信号が与えられる。構成可能な相互接続素子25を構築するに は多くの方法があるが、その中にはこの他の有用な状態を持つものもある。
図2を再び参照すると、構成可能な相互接続素子25が状態50bのように構成 された場合、その効果によって、上流側のANDゲート21と23が、それぞれ 、第1論理入力部20と出力部29、及び、第2論理入力部22と出力部30の 間のパススルーの役割を果たすこととなるのは、明白である。同様に図2におい て、下流側のEXCLUS IVE−OR(XOR)ゲート28の入力部31と 32は、上流側のANDゲート21と23の出力部29と30にそれぞれ接続さ れる。レジスタ33は、人力部34を下流側のXORゲート28の出力部35に 接続して下流側に配置される。効果的にするには、セルコアにマルチプレクサ3 6も設けて使用可能な2つの入力部37と38のどちらかを選択するようにして もよい。この2つの入力部のうち入力部37はレジスタ33のQ出力部39に接 続され、入力部38は下流側のXORゲート28の出力部35に接続される。セ ルコアの第1論理出力40は、マルチプレクサ36によって、隣接セル、パスネ ットワーク、アレイ入出力部、あるいは、池の宛先、又は、これらのいくつかの 組合せに向けて行なわれる。
このセルコアにはまた下流側のANDゲー)41が含まれている。下流側のXO Rゲート28のように、下流側のANDゲート41の2つの入力部42と43は 、上流側のANDゲート21と23の出力部29と30から出ている。下流側の ANDゲート41の出力44は、セルコアの第2論理出力部45へ向けて行われ 、第1論理出力40のように、この出力部45は、隣接セル、バスネ、トワーク 、アレイ入出力部、池の宛先、あるいは、これらのある組合せへ接続してもよい 。
このセルコアの設工1は、注意深く簡素化され、可能な限り小型でかつ単純なも のになってきているが、それでもなお、論理的柔軟性を含み、広範囲な多様性を 持つ重要な機能が効率よく実現できるでいる。機能的には類似のセルが従来技術 のなかに存在しているが、このようなセルでは一般に、大規模なプログラマブル AND−ORアレイ素子、あるいは、類似のPLD装置が採用され、本セルコア の4組のゲート21.23.28及び41によって行なわれる機能が実現される 。セル中にこのようなプログラマブルAND−OR論理素子を含むことには、2 つの大きな欠点、がある。第一に、セルを実現するために必要とするチップ面積 をかなり広げなければならず、従って、/ングルチノブ上に配置できるセルの数 が少なくなる。第二に、プログラマブルA N +) −0Rアレイ素子は、そ の内部の節点のキャバ/タンスが大きいために、セルの性能が著しく減少してし まう。
以下に例示するように、大きさや速度においてこのような犠牲を払うことなく、 本発明のセルコアによって必要な柔軟性が実現される。
図3には、図2のセルファに論理的に同等なもう一つのセルコア設計が描かれて いる。このセルコアと図2のセルコアとの相違は、上流側のANDゲート21と 23がNANDゲート50と51に置き換えられ、下流側のANDゲート41が NORゲート52に置き換えられている点である。これらの変更によるセルファ の論理関数への影響はない。下流側のXORゲート28へ接続する入力部31と 32の信号が図3では反転する(図2の入力部31と32の信号に関して)とい う事実が、XORゲート28の出力部35に影響を及ぼすことはない。
また、上流側のNANDゲート50と51の出力部53と54から下流側のNO Rゲート52の人力部55と56へ、反転“バブル”を伝えることによって、N ORゲート52とANDゲート41の論理同値が明白になる。実際、図3に示さ れる構造は現実の集積回路の実現により酷似している。しかしながら、図2のセ ルファの論理機能の方がより直覚的であるため、図11−14及び図17〜18 に例示した論理セルの実施例は図2のセルコアから派生したものである。
図5には、マルチプレクサ60として、図2のセルコアを構成したものが例示さ れている。この機能は、出願特許第415号で提供されるセルに優る、本発明の セルコアの重要な利点を表わすものである。なぜなら、出願特許第415号では 、このようなマルチプレクサには6つのセルを必要とするからである。
図5に描かれているマルチプレクサ構成60において、構成可能な相互接続素子 は状態50aに構成され、マルチプレクサ36は構成されて、XORゲート28 の出力部35を選択する。構成可能な相互接続素子への入力24が論理“l”で ある場合、上流側の第1 ANDゲート21を送り込む第1論理入力2oは、X ORゲートの出力部35に向けて与えられる。構成可能な相互接続素子の入力2 4が論理″0″である場合、上流側の第2ANDゲート23の第2論理人力22 は、XORゲートの出力35に向けて与えられる。
従来の技術であれば、」二流側のANDゲートの出力を組合せるこのようなマル チプレクサにおいて下流側で使用される組合わせ素子は、ORゲートであろう。
この代りに、本発明のセルコアではXORゲート28が用いられる。図5の回路 でXORゲートを用いることも可能である。というのは、双方の入力が論理”! ″でない限りORとXORゲートは同一の機能を果たすからであり、また、素子 25が状態50aにある場合、構成可能な相互接続素子25のために双方の入力 が論理“1”となることあり得ないからである。この位置でXORゲート28を 用いる観点は、加算器やカウンタのような多くの重要な演算回路を実現する際、 これが役立つということもある。
図6には、並列ロード可能な/フト・レジスタ65の1ビツト・スライスとして 機能するように構成された、図2のセルコアが描かれている。前出のマルチプレ クサ構成60のように、図6の構成可能な相互接続素子25は状態50aに構成 されているが、今度はマルチプレクサ36は構成されて、入力37、すなわち、 レジスタ33のQ出力39を選択する。従って、図6は、レジスタ33が含まれ ていることを除けば図5と同一であり、図5のマルチプレクサ60は図6の破線 によって示される部分と同一である。
並クリロード可能なノット・レジスタ構成のオペレーアIlンは、ロード信号と しての入力部24上の信号を用いて、前に説明したマルチプレクサ構成60のオ ペレーア−Jノに基くものである。構成可能な相互接続素子25に入る入力部2 4の信号が論理″l″である場合、マルチプレクサ構成60によって、並列デー タ20がレジスタ33のD人力部34へ送られる。入力部24の信号が論理″0 ”である場合、マルチプレクサ構成60によって、前出のスライスからレジスタ 33のD入力部34へ直列データが送られる。
図7に、2進カウンタ70の1−ビット・スライス用論理を実現するために構成 された、図2のセルコアを示す。カウンタスライスを実現するためには、構成可 能な相互接続素子25が状態50bに構成されて上流側のANDゲート21と2 3か論理配線としての役割し、かつ、マルチプレクサ36が構成されて、レジス タ33のQ出力部39が選択される。2進カウ/り機能を完全に実現するために は、レジスタ33のQ出力39は第1論理入力20ヘフイードバノクされなけれ ばなりない。このフィードバック接続を実現するのに、隣接セル、あるいは、図 17と18のセル実施例に示されるフィードバック手段+10のような他ノフィ ートハノク手段を用いてもよい。
図8に、クロックイネーブルを持つレジスタ8oを実現するために構成された、 図2のセルコアを示t0このレジスタ構成では、マルチプレクサ構成6゜が用い られ、レジスタ33に対して適切な入力部34が選択される。構成可能な相互接 続素子25は状態50aに構成され、マルチプレクサ36は構成されて、レジス タ33のQ出力部39が選択される。この例では、入力部24上の信号はクロッ クイネーブルとして機能する。構成可能な相互接続素子25に入る入力部24上 のクロックイネーブル信号が論理”1”である場合、レジスタ33はその入力部 34でマルチプレクサ構成6oを通して新しいデータ2oを受信する。入力部2 4上のクロックイネーブル信号が論理″0″である場合、レジスタ33はそのカ レント状態39で再ロードされ、これが、隣接セル、あるいは、図17と18に 呈示されているような内部フィードバック手段110によって上流へ戻され、マ ルチプレクサ構成60によってレジスタ33の入力部34へ戻る。
図9A〜9Dに、本発明において有用なデフォルト出力部を持つプログラマブル パスゲートを例示する。デフォルト111″出力を持つプログラマブルバスゲー トを回路70aとして図9Aに、また、これに等しい論理記号7obを図9Bに 示す。パスゲート70aは端子71で入力を受信し、端子72で出力を生成する 。パスゲート70aは、また、論理上反転した2つの信号2gaと28bをフン フィギュレー/Mン制御部から受信する。信号28日が高位(従って28bは低 位)である“パス”状態において、端子71の入力部の値は、パスゲート708 によって端子72の出力部へ渡される。信号28Bが低位である“デフォルト” 状態において、パスゲート70aは、節点71aに接続されたデフォルト″1″ を出力端子72へ送る。図9Bに示される論理記号7obにおいては、反転した フンフィギュレーンヨン制御信号28aと28bは、単一コンフィギュレーンヲ ン制御信号28aで表わされている。
類似のプログラマブルバスゲートを、図9cの回路73aとして示す。パスゲー ト73aは、しかしながら、デフォルト″0”出力を持っている。コノフィギュ レーンヨ7信号28dが高位(かつ、28cは低位)である“パス”状嘘におい て、パスゲート73aは、端子74の入力値を端子75の出力部へ渡す。
信号28dが低位である“デフォルビ状態において、/fスゲー)73mは節点 74Bに接続されたデフォルト″0”を端子75へ送る。
デフォルト″0″出カフ3bを持つプログラマブル/くスゲートを表わす論理記 号を、図9Dに示す。このプログラマブル1<スゲート論理記号70bと73b は、図11〜14及び図17〜18の論理セルの図で用℃する。
デフォルト″1″と“0″出力を持つプログラマブル/くスゲ−ドア0aと73 aを実現するために用いられたのと同一の基本的な考え方を拡張し、図10Aと IOcに例示されるような、デフォルト“ビとデフォルト″0″を持つ一般(N +1)人力マルチプレクサ回路61aと62aを実現すること力(できる。回路 51aは、デフォルト“2“出力を持つ(N+2)入力プログラマブJレマルチ ブレクサである。これと同一の論理記号を61bとして図10BIこホす。
マルチプレクサ61aには、(N4−1)CMOS送信ゲート68aO−N、及 び、一連の(N+l)PMOS トランジスタ69aO−Nが含まれる。マルチ プレクサ61aは、コンフイギュレー/gン制御線65aO−N及びその論理逆 値66 a ’0− Nの値に応じて適切な送信ゲー)68aO−Nを開(こと により、(N+1)入力64aO−Nの1つを選択し、出力部63aへ接続する 。すべてのコンフィギュレーン1ン制御線65aO−Nがθ″にプログラムされ 、どの入力部も選択されないと、マルチプレクサ6taは“デフォルト”値、つ まり人力部67aで与えられる論理“ビを、一連のPMOS)ランジスタロ9a O−Nを介して出力部63aへ差し向ける。
デフォルト“0″の出力を持つプログラマブルマルチプレクサ62a及びそれに 相当する論理記号62bを、図10CとIOCに示す。マルチプレクサ62aに は、(N+1)CMOS送信ゲート68aO−N及び一連の(N+1)NMOS トランジスタ68bO−Nが含まれる。マルチプレクサ62aζよ、コンフィギ ュレーンロ7制御線65aO−N及びそれらの論理逆値66aO−Nの値に応じ て、(N+ 1 )入力部64aO−Nの1つを選択し、適切な送信ゲート68 aO−Nを開くことにより、出力部63tlに接続する。すべてのフンフイギコ レー/ヨン制御綿65a(INが“0”にプログラムされ、どの入力部も選択さ れないと、マルチプレクサ62aは“デフォルビ値、つまり入力部67bで与え られる論理″0″を、一連の8MO3)ランジスタロ8bO−Nを介して出力部 63bへ差し向ける。デフォルト出力マルチプレクサを表わす図10Bと100 の論理記号61b及び62tlは、図11−14と図17〜181こ示されるセ ルの実施例の論理図の中で使用される。
この”デフ堵ルビ状態は、構成可能な論理セルという状況において、特に価値の あるものである。なぜなら、アレイ中のほとんどのセルは、デフォルト状管のこ のようなマルチプレクサで、典壓的には構成されるからである。図61aと62 aに示されるデフォルト出力マルチプレクサ回路は、チップ面積という点からみ ると、類似の従来の回路に比べて小さい。なぜなら、これらのデフォルト出力マ ルチプレクサ回路が同じ制御線を用いて送信ゲートとトランジスタチェーンの両 方を制御しているためである。別の利点としては、所望のデフォルト値次第で、 トランジスタチェーンには1つのタイプのトランジスタ(PまたはN)l−か含 まれないということがある。これによって、不適当な閾値電圧の低下を持ち込む ことなく、貴重なチップ面積が節約される。
図11から図14は、図1に示すような配列で用いるための本発明による論理素 子の様々な実施例を示すものである。総体的に見れば、これらの実施例は、図2 に例示されたセルコアに存在する着想が組込まれた可能なセルの中のほんの数例 を表わすものにすぎない。
図11から図14に描かれたセルデザインのすべては、アレイ中の東西南北の方 向に関して完全な対称をなしている。別設の指示がなければ、図10から図14 に含まれる構成可能なすべての装置(パスゲートおよびマルチプレクサ)は、独 立にプログラムすることができる。最終的に、/イス出力部は、本発明に無関係 であるので、図IOから図14では省略されている。
アレイで用いるためのセルを実現するいくつかの方法によって、図11に描かれ た論理セルは図2のセルファを増強する。上流ANDゲート21と23に対する 補助入力部13Qa−6と81a−dは、隣接セルから4つの′″八八人入力4 つの“B″入力収容する。4通りのA”出力と4通りの″B″出力は、それぞれ 、マルチプレクサ36とANDゲート41から出力される。
構成可能な相互接続要素25を形成する2つのプログラマブルt4スゲート85 8と85t+、および反転バブル85cによって構成可能な相互接続要素力)ら の左右の出力26.27が可能となり、独立に制御される。下流XORゲート2 8の入力31と32を供給する2つのプログラマブルレノイスゲート86aと8 6b、および下流ANDゲー)41の人力42と43を供給する2つのプログラ マブルパスゲート848と84bによって、入力t4スゲートの一方力(“、f ス”状態で、他方が”デフォルビ状態で構成されている場合、これらのゲート2 8と41の各々は論理配線として作用することが可能になる。構成可能な相互接 続要素25からの出カブラス人力3Qa−clと31a−dの各々につな力≦る プログラマブルパスゲート82 a−d、 83 a−dおよび85a−blこ よって、上流ANDゲート21と22の各々は、2.3.4、または5の入力A ND機能の0ずれb)を実行できる。さらに、下流ANDゲート41を利用する ため(こ“、fス”構成でパスゲート848と84bを構成することにより、9 個までの入力gQa−d。
24、および81a−dのAND機能が可能である。図11のセJしのII点i t、極めて広範な論理和動作とマルチプレクサの使用を最少に押さえてし\る点 1こあり、これによって面積が縮小される。
図12に示すセルは、前述の図11の素子を、先に寮照した特許第736号およ び出願特許第415号に記載のセルと組み合わせたものである。図121ご示す セルは、2つの、5−人力ANDゲート21と23を持っており、下流XORゲ ート28、レジスタ33および、図11のセIしから来る下1ANDゲー)41 を持っている。さらに、図12のセルには、構成可能な相互接続要素25を形成 する構成可能なパスゲート9Daと90bと反転/(プル90cの配置、及び、 下流ANDゲート41の出力44に続いてプログラマブルな形で挿入されるイン バータ91が含まれる。構成可能な相互接続要素25と関連するこの2つのプロ グラマブルパスゲート90aと901)によって、前述の機能ζこ優る追加機能 が与えられる。構成相互接続要素25が状態50dで構成されてt)る場合、ノ くスゲ−)90aは−デフオルビ状態で構成され、t<スゲート90blよ“ノ <ス”状態で構成され、上流ANDゲート23の出力30は、強制的に論理”0 ″Iこされる。
このセルの″A″出力部、′B′出力部の両方で使用できる論理”0”を作り出 すことに加えて、下流XORゲート28の入力部31におけるこの”0゛定数に よって、XORゲート28は入力32から出力35まで論理配線に変えられる。
これは、セル当たりlビット・スライス/フトレジスタの実現に不可欠である。
さらに、上流ANDゲート23の出力30は、”デフォルト”状態にパスゲート 83a−dと90bをプログラムすることによって強制的に論理″1”とするこ とができる。この場合、下流XORゲート28の人力部32における論理+1− によって、XORゲート28は入力31から1b力35までインバータに変えら れるが、これはインバータが入力34を単一セル内のレジスタ33へ進めるか、 またはそのセルの“八”出力部に接続するかの、どちらかであることを意味する 。
図12のセルでは、構成可能な出力選択マルチプレクサ92aと92bが追加さ れている。好適には、マルチプレクサ92aと92bは、面積と構成制御要件を 少なくするために滴併置型で制御されることが望ましい。インバータ91に続け るか、続けないか決めるために下流ANDゲート41を構成する能ノJは、マル チプレクサ921)によって与えられる。これによって柔軟性が加えられる。
出力として”2”入力を選ぶように状態”2”に設定されたマルチプレクサ92 8と92bでは、インバータ9Iは信号パスにおかれ、XOR関数はセルの“A ”側40に供給され、NAND関数はセルの“B”側45に供給される。NAN D関数は単独では汎用論理関数であるが、XOR関数と組合わされたとき、4つ のセルしか用いられない全加算器の実現を可能にするものである。出力として“ 3゛入力を選ぶように状態”3″で構成されたマルチプレクサ92aと92bで は、そのセルを有効に用いて2つのセルしか用いない2進カウンタの1ステージ を実現することができる。図12に例示されたこのセルの利点は、極めて広範な 論理和動作を行なうことができることと、NAND関数を使用できることである 。
図13に示すセルで、ANDゲート21と23と以前に関連していた8つの構成 可能なパスゲートは、マルチプレクサ94a−bと95a−bに置き換えられて おり、その各々はその出力部でデフォルトの論理”1”を作り出すように構成し てもよい。この変更によって、上流ANDゲート21と23に対するファン・イ ンが減少し、それによって、それらのゲートの速度が高められる。これが、図1 2と図13に示すセルの間の唯一の相違である。図13に示すセルの利点は、y な広さの論理和動作を行なう能力があることと、上流ANDゲートに対するファ ン・イノの減少によって、図12のセルのものより優れた性能を持っていること である。
本発明による論理セルの推奨実施例を図14に示す。図14のセルでは、マルチ プレクサ96a−bは、上流ANDゲート21と23の入力部に対して供給すべ き最隣接出力の1つを選ぶように、各々プログラム可能である。前のセルのマル チプレクサ94a−bと95a−bと同様、マルチプレクサ96a−bも論理″ 1”出力を供給するようにプログラムしてもよい。上流ANDゲート21と23 に入る多重化入力数の減少が、図13の推奨実施例のセルとの間の唯一の相違で ある。図14に示す推奨実施例の利点は、設計からファン・インANDゲート2 1と23を減らすことによって得られる高性能である。
推奨実施例のセルの51通りの構成状態を図15Aから図15YYに示す。
図15Aから図15YYに示す状態のセットには、入力マルチプレクサ96aと 96bの各々に可能な構成のための別個の状態は含まれておらず、また、バス状 態も含まれていない。図15Aから図15YYで明らかなように、図2のセルフ ァに基づく図14のデザインによって、非常に多様な役に立つ論理関数実現され ているが、これまでに詳述したものは、その中のわずかに過ぎない。
これまで図11から図14で描かれたセルの実施例のすべては、隣接セルからの 8つの入力と、隣接セルに対する8つの出力がセルにあるという事実にもかかわ らず、せいぜい、2つの回路網の信号経路がセルを通じて構成されるという特性 を持っている。従って、2つの回路網の信号経路がセルを通じて構成された場合 、セルの未使用入出力部間の他の可能な接続はすべてブロックされる。さらに、 これらの入出力部は″A″クラスと“B″クラス分割されているが、場合によっ てはA”から′B”へ、またはB″からA″へ信号を変更するためにセルを単独 で用いる必要がある。これは通常異なる色によって“A″信号″B″信号が関連 づけられているため「色不一致」と呼ばれている。
図16に別の論理アレイは示す。図16は、本発明によって形成されたセル+0 0のアレイの典型的な部分における直接相互接続を示したものである。図1のア レイと同様に、これらのセルは4方向に最隣接セルを持つ各セル100で二次元 マトリックスとして配置されている。つまり左側(すなわち西側)、右側(すな わち東側)、−」二側(すなわち北側)、下側(すなゎぢ南側)にそれぞれ1つ の最隣接セルを持っている。図1と異なり、各セル+00は、4つの入力部10 1a、!01b、101c、および101dと、4つの出力部102a。
102b、102c、および+02を持っている。図1のアレイのように、各セ ル100は、それぞれの4つの最隣接セルへの直接接続に関しては同一である。
しかし、セル+00は隣接セルに対して1つしが出方を供給せず、また、セル1 00は隣接セルから1つしか入力を受け入れない。入出力の型が1つしかない( “A”と“B”はなし)ために、「色不一致」が完全に除去される。出願特許第 415号のアレイに見られるように、本発明と無関係であるために示されていな い補助的バス構造をこのアレイに含めることができる。
図17は、図16に描かれたようなアレイで使用するための、本発明による論理 セルの実施例を示す論理図である。このセルの基本設計は、図14のものから派 生したものである。ここには4つの重要な相違点がある。第一は、入力マルチプ レクサ103aとl03bの両方が、今度は同じ人力を受信することである。こ の場合、これらは最隣接セルの出力部から受信した出力101a−dにすぎない 。図11から図14のセルに見られるように、構成可能な相互接続要素24に対 する入力は、バス回路網、最隣接セル、何らがの他の信号源またはそれらの組合 せから発信されるものであってもよい。東二は、図14のセルでは横並列で制御 された4つの入出力選択マルチプレクサ92aと92bは、2つの入出力選択マ ルチプレクサ104aと+04bに置き換えられ、やはり、横並列で制御されて 、2つの出力関数FOとFlを作り出す。図14のセルからの出たマルチプレク サの状a−o”a”ビは、このセルがらは除去されている。第三は、レジスタ3 3のQ出力39はフィードバックされ、内部フィードバック手段110によって 入力選択マルチプレクサ103aの入力に変えられている 。この特徴によって 、図7に示された2進カウンタのlビット・スライスや、図8に示すクロック・ イネーブル機能を持つレジスタが、単一セル内に完全に実現することが可能にな る。最後に四番目として、4つのセル出力102a−dは、それぞれ別個の5つ の入出力選択マルチプレクサ106a、106b、106c、および106によ って決定される。各出力選択マルチプレクサは、論理出力関数FOまたはFlの いずれかを選択することもでき、また、出力が伝送される側辺外の3つの側から の出力の1つを交互に選択することもできる。Uター/を除けば、これによって ブロックの問題が解決される。しかしながら、このようなUターン経路選択は隣 接セルに対するフィードバックバスを実現するために有用なだけであって、この 場合、フィードバックパスはフィードバック手段110によってセル内部に供給 される。図17のセルの利点は、Uターンを除けば、色不一致の問題もブロック の問題も存在しないことにある。
図18は、図16に示すようなアレイで使用するための、本発明による別のセル の論理図である。このセルと図17の前のセルの間の唯一の相違は、出力選択マ ルチプレクサ+07a、107b、107c、および107dにおいて柔軟性が 追加されている点である。図18のセルにおいては、これらの出力選択マルチブ レク’+107a−dはそねぞれを独立して構成され、4つの使用可能な出力関 数FO1F1、F2、およびF3の任意の関数を選択することができるが、図1 7のセルにおいては、これらの関数の内2しか選択することができなかった。
さらに、図18におけるセルの出力選択マルチプレクサ107a−dは独立して 制御され、柔軟性が追加されている。図18に示すセルの利点は、色不一致、ブ ロックの問題(Uターンを除く)が全(存在しないことであり、さらに最大限の 柔軟性が含まれていることである。
本発明のごれまでの説明から考えて、多くの変更、修正および改良等を容易に行 えることは明らかである。図1]から図14および図17と図18では、本発明 による改良型論理セルのいくつかの実施例を図示した。多数の機能的に同様の実 施例もさらに可能である。これらの中には、セルコアの否定論理と同じものに基 く論理セルの実現や、本明細書で開示されたようなセルが、六角形などの幾何学 的パターンで配置されたアレイの実現や、三次元アレイのような他の配線パター ンによって相互接続されたアレイの実現が含まれるが、それらだけに制限される ものではない。
完全なセルデザインを作成するためにセルコアの論理を増強する際、多様な設計 デザインの選択が可能であり、それらのいくつかを図11から図14および図1 7と図18に例示した。しかしながら、本明細書に開示されたセルコアに基づ( 同様のセルデザインのすべては、様々なデザイン選択というの本質とは関わりな く、本発明の範囲と精神の中にある。特に、デザイン選択の中に含まれる事柄と して、1つのプログラマブル入力信号を持つXORゲートを用い、セルファの要 素間の接続を実現することによって、XORゲートをプログラムし、プログラマ ブル入力の選択に応して論理配線若しくはインバータを実現することを考慮に入 れる必要があろう。また、各種のマルチプレクサを独立制御で用いるか従属制御 で用いるかによって、柔軟性やサイズ/iカ消費の問題に照らしたデザイン変更 を決めることができる。セル構成のいくらかを隣接セル及び/若しくはバス回路 網の構成に基づいて自動的に決定するなんらかの機能をセル自体に含めることも 可能である。もう1つの可能なデザイン選択としては、図12から図14におけ る2つの出力選択マルチプレクサの各々に対する入力の中に、いずれのマルチプ レクサにも入って(るすべての出力を含めるということも有情であろう。
そうすることによって、両方の出力選択マルチプレクサの中に同じ1セツトの入 力が含まれ、色不一致を効果的に排除することができよう。これらの選択および 他の無数のデザイン選択によって、本発明のセルコアに総体的に基づく、異なる セルデザインの広範な集合体が生み出されることになろう。したがって、本発明 の範囲は、以下の請求項によってのみ制限されるものである。
出力 FIG、5 FIG、6 FIG、7 FIG、8 FIG、16 平成 年 月 日

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プログラマブル論理回路において、第1、第2及び第3論理ゲートを含み、 これら3つ論理ゲートの各々が、少なくとも第1及び第2入力部と、少なくとも 一つの第1出力部を持ち、前記第3論理ゲートへの前記第1及び第2入力部が前 記第1及び第2入力部の第1出力部に各々接続されており、 1つの第1入力部、及び第1と第2出力部を持つ構成可能な相互接続素子を含み 、前記第1出力部が、前記第1論理ゲートの前記第1入力部に接続され、前記第 2出力部が第2論理ゲートの前記第1入力部に接続されていることを特徴とする 前記論理回路。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の論理回路において、前記構成可能な相互接続素子 が、第1及び第2状態を生成するための手段をさらに含み、前記構成可能な相互 接続素子が第1状態にある場合、前記構成可能な相互接続素子の第1出力値は、 前記第1論理ゲートの第1出力値が第1論理ゲートの第1入力値以外の第1論理 ゲートへの入力値によって決定される値になり、また、前記構成可能な相互接続 素子の第2出力値は、第2論理ゲートの第1出力値が、第2論理ゲートの第1入 力値以外の第2論理ゲートへの入力値によって決定されるものになり、また、前 記構成可能な相互接続素子が第2状態にある場合、前記構成可能な相互接続素子 の1つの出力値は、前記構成可能な相互接続素子の第1入力値に等しく、かつ、 もう一方の出力値は前記構成可能な相互接続素子への第1入力値の論理逆値に等 しいことを特徴とする前記論理回路。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載の論理回路において、前記構成可能な相互接続素子 が、第3及び第4状態を生成するための手段をさらに含み、前記構成可能な相互 接続素子が第3状態にある場合、前記構成可能な相互接続素子の第1出力値が前 記第1論理ゲートの第1出力値に等しく、また、前記構成可能な相互接続素子の 第2出力値は、第2論理ゲートの第1出力値が第2論理ゲートの第1入力値以外 の第2論理ゲートへの入力値によって決定されるものになり、また、前記構成可 能な相互接続素子が第4状態にある場合、前記構成可能な相互接続素子の第1の 出力値は、第1論理ゲートの第1出力値が第1論理ゲートの第1入力値以外の第 1論理ゲートへの入力値によって決定されるものになり、かつ、前記構成可能な 相互接続素子の第2出力値は第2論理ゲートの第1出力値が与える出力定数値と なり、第3論理ゲートはその第1入力値からその第1出力値へ論理的逆値関数を つくることを特徴とする前記論理回路。
  4. 4.請求の範囲第2項に記載の論理回路において、前記構成可能な相互接続素子 が第2状態にある場合、前記論理回路が、第1若しくは第2ゲートの第2入力部 を第3ゲートの第1出力部へ接続するためにマルチプレクサを実現することがで き、前記構成可能な相互接続素子への第1入力値に依存することを特徴とする前 記論理回路。
  5. 5.請求の範囲第2項に記載の論理回路において、前記構成可能な相互接続素子 の状態を制御するためにコンフィギュレーション制御手段をさらに含むことを特 徴とする前記論理回路。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載の論理回路において、データ入力部及びデータ出力 部を持つレジスタをさらに含み、前記データ入力部が前記第3論理ゲートの前記 第1出力部に接続されていることを特徴とする前記論理回路。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の論理回路において、前記第3論理ゲートが排他的 ORゲートであることを特徴とする前記論理回路。
  8. 8.請求の範囲第7項に記載の論理回路において、前記排他的ORゲートへの入 力時に論理“2”値の存在を明らかにする手段をさらに含むことを特徴とする前 記論理回路。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の論理回路において、前記排他的ORゲートへの入 力時に論理“0”値の存在を明らかにする手段をさらに含むことを特徴とする前 記論理回路。
  10. 10.請求の範囲第9項に記載の論理回路において、前記論理回路が、並列ロー ド可能なシフト・レジスタの1−ピット・スライスを実現することができること を特徴とする前記論理回路。
  11. 11.請求の範囲第6項に記載の論理回路において、少なくとも第1及び第2入 力部と一つの第1出力部を持つ第4論理ゲートをさらに含み、前記第1及び第2 入力部が、それぞれ、前記第1及び第2論理ゲートの第1出力部に接続されてい ることを特徴とする前記論理回路。
  12. 12.請求の範囲第11項に記載の論理回路において、前記論理回路が、2進カ ウンタ用の1−ピット・スライス論理を実現することができることを特徴とする 前記論理回路。
  13. 13.請求の範囲第11項に記載の論理回路において、第1または第2論理ゲー トのいずれかの入力部に前記レジスタのデータ出力部を接続するためにフィード バック手段をさらに含むことを特徴とする前記論理回路。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載の論理回路において、前記論理回路が、クロッ クイネーブルを持つレジスタを実現することができることを特徴とする前記論理 回路。
  15. 15.請求の範囲第11項に記載の論理回路において、入力部及び出力部を持つ インバータをさらに含み、前記入力部が前記第4論理ゲートの前記第1出力部に 接続されていることを特徴とする前記論理回路。
  16. 16.請求の範囲第11項に記載の論理回路において、第1、第2及び第4論理 ゲートがANDゲートであることを特徴とする前記論理回路。
  17. 17.請求の範囲第11項に記載の論理回路において、第1及び第2論理ゲート がNANDゲートであり、第4論理ゲートがNORゲートであることを特徴とす る前記論理回路。
  18. 18.プログラマブル論理セル・アレイにおいて使用されるプログラマブル論理 セルにおいて、前記セルが、 第1、第2及び第3セル入力部と、 少なくとも1つの第1セル出力部と、 第1、第2及び第3論理ゲートとを含み、これら3つの論理ゲートの各々が、少 なくとも第1及び第2入力部、並びに少なくとも1つの第1出力部を持ち、前記 第3論理ゲートへの前記第1及び第2入力部が前記第1及び第2論理ゲートの第 1出力部にそれぞれ接続され、 1つの第1入力部、及び第1と第2出力部を持つ構成可能な相互接続素子を含み 、前記第1出力部が、前記第1論理ゲートの前記第1入力部に接続され、前記第 2出力部が前記第2論理ゲートの前記第1入力部に接続され、第1論理ゲートの 第1入力部に第1セル入力部を接続するための手段と、第2論理ゲートの第1入 力部に第2セル入力部を接続するための手段と、構成可能な相互接続素子の第1 入力部に第3セル入力部を接続するための手段と、 第1セル出力部に第3論理ゲートの出力部を接続するための手段とを含むことを 特徴とする前記論理セル。
  19. 19.プロダラー〜プル論理アレイにおいて、前記アレイがKコンフィギュレー ション制御信号及びその信号の論理逆値を供給するための手段と、K入力端子の 1つあるいはデフォルト値を出力端子に接続するためにコンフィギュレーション 制御信号に反応するプログラマブルデフォルト出力マルチプレクサとを含み、前 記前記マルチプレクサが Kパスゲートを含み、Kコンフィギュレーション制御信号の1つの値及びその値 の逆値によって起動された時、各々のKパスゲートが、K入力部端子の1つを出 力端子に接続することができ、各々のKパスゲートが、ドレーン、ソース、及び ゲート端末を中に含むN形MOS形トランジスタを含み、ドレーン端末がK入力 部端子の1つに接続し、ソース端末が出力端子に接続し、ゲート端末がKコンフ ィギュレーション制動信号の1つに接続し、P形MOS形トランジスタがドレー ン、ソース、及びゲート端末を含み、ソース端末がK入力部端子の1つに接続し 、ドレーン端末が出力端子に接続し、ゲート端末がコンフィギュレーション制御 信号の論理逆値に接続し、 Kパスゲートの中のどれも起動されない場合、出力端子にデフォルト値を供給す るためにKMOS形トランジスタチェーンを含み、そのチューン中のKMOS形 トランジスタの各々がドレーン、ソース、及びゲート端末を中に含み、チェーン 中の次のMOS形トランジスタのドレーン端末にチェーン中の各MOS形トラン ジスタのソース端末を接続することによって、前記チェーンが形成され、前記チ ェーンの末端のソース/ドレーン端末の1つが、デフォルト値を供給する手段に 接続し、チェーンの他端のソース/ドレーン端末は、マルチプレクサの出力端子 に接続し、チェーンの各MOS形トランジスタのゲート電圧はKパスゲートを制 御するKコンフィギュレーション制御信号の中の異なる1つの信号によって決定 され、それによってすべてのKパスゲートが起動されないときに限り、チェーン 中のMOS形トランジスタのすべてが導電することを特徴とする前記論理アレイ 。
  20. 20.請求の範囲第19項において定義されるようなマルチプレクサにおいて、 前記チェーン中のMOS形トランジスタがN形MOS形トランジスタであって、 そのチェーン中の各N形MOS形トランジスタのゲート端末が、Kコンフィギュ レーション制御信号中の異なる1つ信号の論理逆値に対して接続し、かっ、デフ ォルト値を供給するための手段が低い値を供給することを特徴とする前記マルチ プレクサ。
  21. 21.請求の範囲第19項において定義されるようなマルチプレクサにおいて、 前記チェーン中のMOS形トランジスタがP形MOS形トランジスタであって、 そのチェーン中の各P形MOS形トランジスタのゲート端末が、Kコンフィギュ レーション制御信号中の異なる1つ信号に対して接続し、かつ、デフォルト値を 供給するための手段が高い値を供給することを特徴とする前記マルチプレクサ。
  22. 22.0プログラマブル論理アレイにおいて使用されるプログラマブル論理セル において、前記論理セルが、 コンフィギュレーション制御を供給するための手段と、第1、第2及び第3セル 入力部と、 一つのセル出力部と、 第1及び第2入力部を各々持つ第1及び第2論理ゲートと、少なくとも2つの入 力部を持つ第3論理ゲートと、前記第1セル入力部を前記第1論理ゲートの前記 第1入力部に接続するための手段と、 前記第2セル入力部を前記第2論理ゲートの前記第1入力部に接続するための手 段と、 前記第1論理ゲートの前記第2入力部に前記第3セル入力の逆値形若しくは定数 論理値のいずれかを接続するためにコンフィギューション制御に反応する手段と 、 前記第2論理ゲートの前記第2入力部に前記第3セル入力部の逆値形若しくは定 数論理値のいずれかを接続するためにコンフィギュレーション制御に反応する手 段と、 前記第1論理ゲートの出力部を前記第3論理ゲートの入力部に接続するための手 段と、 前記第2論理ゲートの出力部を前記第3論理ゲートの入力部に接続するための手 段と、 前記第3論理ゲートの出力部を前記セル出力部に接続するための手段とを含むこ とをと特徴とする前記論理セル。
  23. 23.請求の範囲第22項に記載の論理セルにおいて、前記第1及び第2論理ゲ ートがANDゲート若しくはNANDゲートのいずれかであって、前記第3論理 ゲートがXORゲート若しくはXNORゲートのいずれかであることを特徴とす る前記論理セル。
  24. 24.請求の範囲第22項に記載の論理セルにおいて、前記論理セルをコンフィ ギュレーションしてマルチプレクサを実現することが可能であることを特徴とす る前記論理セル。
  25. 25.請求の範囲第22項に記載の論理セルにおいて、データ入力部及びデータ 出力部を持つレジスタと、前記第3論理ゲートの出力部を前記レジスタの前記デ ータ入力部に接続するための手段と、 前記レジスタの前記データ出力部を前記セル出力部へ接続するための手段とを含 むことを特徴とする前記論理セル。
  26. 26.請求の範囲第25項に記載の論理セルにおいて、前記論理セルをコンフィ ギュレーションし、並列ロード可能なシフト・レジスタを実現することが可能で あることを特徴とする前記論理セル。
  27. 27.請求の範囲第25項に記載の論理セルにおいて、前記論理セルをコンフイ ギュレーションしクロックイネーブルを備えたレジスタ用論理を実現することが 可能であることを特徴とする前記論理セル。
  28. 28.請求の範囲第25項に記載の論理セルにおいて、少なくとも2つの入力部 を持つ第4論理ゲートと、前記第1論理ゲートの出力部を前記第4論理ゲートの 入力部へ接続するための手段と、 前記第2論理ゲートの出力部を前記第4論理ゲートの入力部へ接続するための手 段と、 前記第2論理ゲートの出力部を前記第2セル出力部へ接続するための手段とをさ らに含むことを特徴とする前記論理セル。
  29. 29.請求の範囲第28項に記載の論理セルにおいて、前記第4論理ゲートがA NDゲート若しくはNANDゲートのいずれかであることを特徴とする前記論理 セル。
  30. 30.請求の範囲第28項に記載の論理セルにおいて、前記論理セルをコンフィ ギュレーションして2進カウンタの1−ピット・スライス用論理を実現すること が可能であることを特徴とする前記論理セル。
  31. 31.プログラマブル論理アレイにおいて、複数の論理セルを含み、前記アレイ のエッヂのセルを除く各セルが4つの最隣接セル、つまり、左側(すなわち西側 )、右側(すなわち東側)、上側(すなわち北側)、そして下側(すなわち南側 )にそれぞれ1つずつ隣接セルを持ち、それによって前記論理セルが列と行に整 列する1つのアレイを形成し、各セルがコンフィギュレーション制御を供給する ための手段と前記最隣接セルの各々から受信された4つの“A”入力部と、前記 4つの最隣接セルの各々から受信された4つの“B”入力部と、第1、第2及び 第3論理ゲートとを含み、各々の論理ゲートが少なくとも第1と第2入力部及び 少なくとも1つの第1出力部を持ち、第3ゲートへの前記第1と第2入力部がそ れぞれ第1及び第2論理ゲートの出力部に接続され、1つの第1入力部及び第1 と第2出力部を持つ構成可能な相互接続素子を含み、前記第1出力部が前記第1 論理ゲートの第1入力部に接続され、かつ、前記第2出力部が前記第2論理ゲー トの第1入力部に接続され、前記“A”入力部の1つを前記第1論理ゲートの第 2入力部に接続するためにプログラムによってコンフィギュレーション制御手段 に反応する手段と、前記“B”入力部の1つを前記第2論理ゲートの第2入力部 に接続するためにプログラムによってコンフィギュレーション制御手段に反応す る手段と、前記第3論理ゲートの出力部を、前記4つの最隣接セルの入力部の前 記“A”入力部及び/若しくは前記“B”入力部へ接続するためにコンフィギュ レーション制御手段に反応する手段とを含むことを特徴とする前記論理アレイ。
  32. 32.請求の範囲第31項に記載のプログラマブル論理アレイにおいて、各セル の構成可能な相互接続素子が、第1及び第2状態を生成するための手段をさらに 含み、この構成可能な相互接続素子が第1状態にある場合、前記構成可能な相互 接続素子の第1出力値は、前記第1論理ゲートの第1出力値が第1論理ゲートの 第1入力値以外の第1論理ゲートヘの入力値によって決定される値にセットされ 、また、前記構成可能な相互接続素子の第2出力値は、第2論理ゲートの第1出 力値が、第2論理ゲートの第1入力値以外の第2論理ゲートヘの入力値によって 決定されるものになり、また、前記構成可能な相互接続素子が第2状態にある場 合、前記構成可能な相互接続素子の1つの出力値は、前記構成可能な相互接続素 子の第1入力値に等しく、かつ、もう一方の出力値は前記構成可能な相互接続素 子への第1入力値の論理逆値に等しいことを特徴とする前記論理アレイ。
  33. 33.請求の範囲第32項に記載のプログラマブル論理アレイにおいて、各セル の前記構成可能な相互接続素子が、第3及び第4状態を生成するための手段をさ らに含み、前記構成可能な相互接続素子が第3状態にある場合、前記構成可能な 相互接続素子の第1出力値が前記第1論理ゲートの第1出力値に等しく、また、 前記構成可能な相互接続素子の第2出力値は、第2論理ゲートの第1出力値が第 2論理ゲートの第1入力値以外の第2論理ゲートへの入力値によって決定される ものになり、また、前記構成可能な相互接続素子が第4状態にある場合、前記構 成可能な相互接続素子の第1の出力値は、第1論理ゲートの第1出力値が第1論 理ゲートの第1入力値以外の第1論理ゲートヘの入力値によって決定されるもの になり、かつ、前記構成可能な相互接続素子の第2出力値は第2論理ゲートの第 1出力値が与える出力定数値となり、第3論理ゲートはその第1入力値からその 第1出力値へ論理的逆値関数をつくることを特徴とする前記論理アレイ。
  34. 34.請求の範囲第32項に記載のプログラマブル論理アレイにおいて、各セル が、少なくとも第1及び第2入力部と少なくとも一つの第1出力部を持つ第4論 理ゲートをさらに含み、前記第1及び第2入力部が、それぞれ、前記第1及び第 2論理ゲートの第1出力部に接続され、かつ、第3論理ゲートの出力部を、前記 最隣接セルの“B”入力部へ供給することが可能であることを特徴とする前記論 理アレイ。
  35. 35.プログラマブル論理アレイにおいて、複数の論理セルを含み、前記アレイ のエッヂのセルを除く各セルが4つの最隣接セル、つまり、左側(すなわち西側 )、右側(すなわち東側)、上側(すなわち北側)、そして下側(すなわち南側 )にそれぞれ1つずつ隣接セルを持ち、それによって前記論理セルが列と行に整 列する1つのアレイを形成し、各セルがコンフィギュレーション制御を供給する ための手段と前記最隣接セルの各々から受信された4つの入力値と、第1、第2 及び第3論理ゲートとを含み、各々の論理ゲートが少なくとも第1と第2入力部 及び少なくとも1つの第1出力部を持ち、第3ゲートヘの前記第1と第2入力部 がそれぞれ第1及び第2論理ゲートの第1出力部へ接続され、1つの第1入力部 及び第1と第2出力部を持つ構成可能な相互接続素子を含み、前記第1出力部が 前記第1論理ゲートの第1入力部に接続され、かつ、前記第2出力部が前記第2 論理ゲートの第1入力部に接続され、前記第2入力部への前記4つの最隣接入力 部の1つを前記第1論理ゲートへ接続するためにプログラムによってコンフィギ ュレーション制御手段に反応する手段と、 前記第2入力部への前記4つの最隣接入力部の1つを前記第2論理ゲートへ接続 するためにプログラムによってコンフィギュレーション制御手段に反応する手段 と、 前記第3論理ゲートの南、東、西側の最隣接セル及び出力部からの入力部を含む 、複数の北側出力部の候補の内の1つを北側への最隣接セルの入力部へ接続する ための北側出力部選択手段と、 前記第3論理ゲートの北、東、西側の最隣接セル及び出力部からの入力部を含む 、複数の南側出力部の候補の内の1つを南側への最隣接セルの入力部へ接続する ための南側出力部選択手段と、 前記第3論理ゲートの北、南、西側の最隣接セル及び出力部からの入力部を含む 、複数の東側出力部の候補の内の1つを東側への最隣接セルの入力部へ接続する ための東側出力部選択手段と、 前記第3論理ゲートの北、南、東側の最隣接セル及び出力部からの入力部を含む 、複数の西側出力部の候補の内の1つを西側への最隣接セルの入力部へ接続する ための西側出力部選択手段とを含むことを特徴とする前記論理アレイ。
  36. 36.請求の範囲第35項に記載のプログラマブル論理アレイにおいて、各セル の構成可能な相互接続素子が、第1及び第2状態を生成するための手段をさらに 含み、この構成可能な相互接続素子が第1状態にある場合、前記構成可能な相互 接続素子の第1出力値は、前記第1論理ゲートの第1出力値が第1論理ゲートの 第1入力値以外の第1論理ゲートヘの入力値によって決定される値にセットされ 、また、前記構成可能な相互接続素子の第2出力値は、第2論理ゲートの第1出 力値が、第2論理ゲートの第1入力値以外の第2論理ゲートヘの入力値によって 決定されるものになり、また、前記構成可能な相互接続素子が第2状態にある場 合、前記構成可能な相互接続素子の1つの出力値は、前記構成可能な相互接続素 子の第1入力値に等しく、かつ、もう一方の出力値は前記構成可能な相互接続素 子への第1入力価の論理逆値に等しいことを特徴とする前記論理アレイ。
  37. 37.請求の範囲第36項に記載のプログラマブル論理アレイにおいて、各セル が、少なくとも第1及び第2入力部と一つの第1出力部を持つ第4論理ゲートを さらに含み、前記第1及び第2入力部が、前記第1及び第2論理ゲートの第1出 力部に接続され、かつ、北、南、東及び西側の出力選択手段の中のそれぞれへこ のような選択手段のそれぞれからの複数の出力部候補の1つとして前記第4論理 ゲートの出力部を供給することを特徴とする前記論理アレイ。
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