JP2965802B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に係わ
り、特に電気的に論理のプログラムが可能な回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】比較的大規模であって電気的にプログラ
ムが可能な装置は、一般にはField Programmable Gate
Array (以下、FPGAと省略する)と称されている。
FPGAは論理動作を行う論理回路と、信号線間の接続
状態を切り替える配線形成部分とに独立してプログラム
することが可能である。従来のFPGAは、図16に示
されるように論理回路が形成された領域50と、配線形
成部分が形成された領域51〜54とが物理的に分離さ
れていた。図17に示されたFPGAも同様であり、論
理回路が形成された領域60と、配線形成部分が形成さ
れた領域61〜64が分離されている。ここで、IOB
65〜70は入出力回路用のブロックが設けられている
領域である。
【0003】図18に、このような従来のFPGAの概
略構成を示し、動作原理について説明する。上述したよ
うに、FPGAは論理回路が形成されたブロック(CL
B)81と、配線形成部分82と、入出力回路ブロック
(IOB)83の3つの基本要素に分かれている。論理
回路ブロック81は、基本的な論理素子が組み合わされ
て論理動作を行うブロックであり、図19に示されるよ
うに組み合わせ論理部81aと、フリップフロップ部8
1b,81cとを有している。配線形成部分82は、論
理回路ブロック81を相互に接続するためのもので、プ
ログラムすることにより自由に接続の切替えが可能であ
る。入出力回路ブロック83は、装置と外部とのインタ
ーフェイスをとるための回路が形成されている部分であ
り、同様にプログラムが可能である。
【0004】これらの3つの基本要素は、それぞれプロ
グラムによって機能の変更が可能であり、所望の仕様に
設定することができる。仕様の設定は、それぞれの基本
要素に1対1に対応したプログラムメモリの内容を書き
換えることによって、自在に変更することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のFPG
Aには次のような問題があった。論理回路ブロック81
と配線形成部分82のそれぞれの面積は、装置の小型化
を図るために最適な比率に設定する必要があるが、全体
の論理機能の仕様によって大きく異なってくる。
【0006】図20(a)及び(b)に示されたよう
に、同じ論理回路91〜94を用いたFPGAであって
も、必要な配線量は全体の論理回路機能によって大きく
異なる。
【0007】ところが、従来のFPGAでは論理回路ブ
ロックと配線形成部分とは互換性がなく、面積比率の設
定は一律に決められていたため、装置の仕様によって面
積の利用効率は著しく低かった。このような問題は、集
積度が向上するにつれ益々顕著なものとなってきた。さ
らに半導体微細化技術の進歩に応じた、デバイスの規模
拡張を行おうとする際に、論理形成と配線形成が別であ
ることから、拡張性の点で難がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、論理回路が形成された領域の占める面積と、配線
が形成された部分の面積とを最適な比率に設定し、面積
の利用効率を上げて装置の小型化に寄与し得る半導体集
積回路を提供することを目的とする。また、規模の拡張
に容易に対応できる上記半導体集積回路の基本構造を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、複数の信号線に接続された基本部分を複数備え、前
記基本部分は、前記信号線より与えられた信号を用いて
論理演算を行う論理演算モードと、前記信号線の相互の
接続状態の設定を行う配線形成モードのいずれの動作も
可能であり、任意に選択されたどちらかの動作モードに
て動作するものであり、前記論理演算モードと前記配線
形成モードのいずれかを指定するモード信号を出力する
モード指定手段と、データを記憶するメモリを複数有す
るメモリ部と、前記モード指定手段から出力された前記
モード信号が前記論理演算モードに対応しているとき動
作状態になり、論理入力信号を与えられてデコードし、
スイッチング切り替え信号を出力するデコーダと、前記
メモリ部の有する前記メモリに接続された複数の第1の
スイッチング素子を有し、前記スイッチング切り替え信
号を与えられて前記第1のスイッチング素子のオンオフ
状態を切り替え、前記第1のスイッチング素子のうちオ
ン状態になったものに接続された前記メモリに記憶され
ているデータを論理出力信号として出力させる第1のス
イッチング回路と、前記メモリ部の有する前記メモリに
接続された複数の第2のスイッチング素子を有し、前記
モード記憶手段から出力された前記モード信号が前記配
線形成モードに対応しているとき前記第2のスイッチン
グ素子をオン状態にし、この第2のスイッチング素子に
接続されている前記メモリに記憶されているデータを配
線形成信号として出力させる第2のスイッチング回路
と、前記信号線の間に接続された複数の第3のスイッチ
ング素子を有し、前記第2のスイッチング回路から出力
された前記配線形成信号を与えられて前記第3のスイッ
チング素子のオンオフ状態を切り替える第3のスイッチ
ング回路とを有することを特徴とする。
【0010】
【0011】あるいは、前記基本部分は前記論理演算モ
ードとして順序論理演算を行うことが可能であり、前記
メモリ部の有する前記メモリのうち、少なくともいずれ
か1つはラッチ用メモリに相当し、前記デコーダは、入
力された前記論理入力信号が所定のレベルにあるとき、
前記第1のスイッチング素子のうち前記ラッチ用メモリ
に接続されたものをオン状態にし、前記信号線から与え
られたデータを前記ラッチ用メモリに与えてラッチさせ
るものであってもよい。
【0012】
【作用】論理演算モードと配線形成モードのいずれの動
作をも実現することができる基本部分が複数備わってい
るため、装置の仕様に応じて任意に選択されたどちらか
の動作モードにて動作することによって、面積比率を最
適に設定することができる。ここで、基本部分がモード
指定手段、メモリ部、デコーダ、第1,第2及び第3の
スイッチング回路を有し、モード指定手段から出力され
たモード信号によりいずれかのモードが指定される。論
理演算モードが指定された場合は、デコーダが動作状態
になり、論理入力信号を与えられてデコードし、スイッ
チング切り替え信号を出力する。第1のスイッチング回
路がスイッチング切り替え信号を与えられると、第1の
スイッチング素子のオンオフ状態が切り替わり、オン状
態になったものに接続されたメモリに記憶されているデ
ータが論理出力信号として出力される。配線形成モード
が指定された場合は、第2のスイッチング回路の有する
第2のスイッチング素子がオン状態になり、第2のスイ
ッチング素子に接続されたメモリに記憶されているデー
タが、配線形成信号として出力される。第3のスイッチ
ング回路にこの配線形成信号が与えられると、第3のス
イッチング素子のオンオフ状態が切り替わり、基本部分
に接続されている信号線の間の接続状態が設定される。
このように、いずれのモードの動作も可能であり、任意
に選択することができる。
【0013】
【0014】また、メモリ部の有するメモリのうち、少
なくともいずれか1つがラッチ用メモリである場合、論
理入力信号が所定のレベルにあるとき、ラッチ用メモリ
に接続された第1のスイッチング素子がデコーダにより
オン状態になり、信号線から与えられたデータがラッチ
用メモリにラッチされることにより、順序論理動作が実
現される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本実施例による半導体集積回路は、配線
が形成され得る部分と論理が形成され得る部分との二つ
の機能を合わせ持つ基本部分を有し、この基本部分がア
レイ状に配置されたものを基本構造としている。
【0016】基本部分には複数本の信号線が接続されて
おり、例えば図2に示された基本部分F11には4本の
信号線L1〜L4が接続されている。この基本部分F1
1は、4本の信号線L1〜L4の間における何らかの論
理演算を行う論理演算モードと、信号線L1〜K4間の
何らかの接続状態を設定する配線形成モードとの二つの
基本動作モードを実現する。
【0017】そして、図3に示されるように基本部分F
11,F12,F21,…が複数個アレイ状に配置さ
れ、それぞれの間が信号線L1,L2,L3,L4,…
で接続されている。
【0018】このように、本実施例における半導体集積
回路の構成は、基本部分を繰り返したものとなってお
り、外部との間で信号を入出力する入出力回路を除くと
全体に均一な構成である。従って、入出力回路以外の全
ての領域を、論理演算モードと配線形成モードのいずれ
かを自由に選択して設定することができる。この結果、
論理演算を行う領域と配線形成を行う領域との面積の比
率を、装置の仕様に合わせて最適に設定することができ
る。よって、それぞれの領域が予め固定されていた従来
の装置よりも、面積の利用効率が大幅に向上する。
【0019】次に、図1(a)及び(b)に、本発明の
第1の実施例としてより具体的な構成を示す。図1
(a)に示されるように、本実施例はデコーダ11と、
スイッチング回路12および13、メモリM1 〜Mn+1
を有している。デコーダ11の二つの入力端には、論理
入力信号と、メモリMn+1 から出力されたモード選択信
号バーMODが入力される。デコーダ11の一つの入力
端には論理入力信号が入力される信号線L11が接続さ
れ、出力端はスイッチング回路12の入力端に接続され
ている。このスイッチング回路12の一方の出力端には
信号線L12が接続されており、論理演算モード時には
この信号線L12から論理出力信号が出力される。また
スイッチング回路12の他方の複数の出力端は、n+1
個のメモリM1 〜Mn+1 に並列に接続されている。メモ
リMn+1の入力端には、モード選択信号が入力される。
メモリM1 〜Mn+1 のうち、メモリM1 〜Mi (iは1
以上でn以下の整数)はスイッチング回路13に並列に
接続されている。またスイッチング回路からは、配線形
成信号G1〜Gmが出力される。
【0020】図1(b)には、第1の実施例における基
本部分のうちの配線形成部分のみを示す。配線形成部分
14の入力端には信号線L11が接続され、出力端には
信号線L12が接続されている。また配線形成部分14
は、配線形成信号G1〜Gmを入力されて信号線L11
とL12との間の接続状態を切り替える。このような図
1(a)及び図1(b)にそれぞれ示された要素で、一
つの基本部分が構成されている。
【0021】メモリM1 〜Mn+1 のうち、メモリMn+1
には論理演算モードと配線形成モードのいずれを選択し
指定するデータが書き込まれている。また、論理演算モ
ードの場合には他のメモリM1 〜Mn+1 に論理データが
記憶されており、配線形成モードの場合にはメモリM1
〜Mi に配線形成データが記憶されている。
【0022】先ず、メモリMn+1 にモード選択信号が入
力される。メモリMn+1 に、配線形成モードを選択する
データが書き込まれていた場合には、ハイレベルのモー
ド信号MODとロウレベルのモード信号バーMODが出
力される。逆に、論理演算モードを選択するデータが書
き込まれていた場合には、ロウレベルのモード信号MO
D及びハイレベルのモード信号バーMODが出力され
る。
【0023】配線形成モードの場合、ハイレベルのモー
ド信号MODがスイッチング回路13に入力されて、内
部の全てのスイッチング素子が導通状態になる。これに
より、メモリM1〜Miに記憶されているデータが配線
形成信号G1〜Gmとして出力され、配線形成部分14
に与えられる。配線形成部分14では、配線形成信号G
1〜Gmに応じて信号線L11と信号線L12との接続
状態を切り替える。
【0024】さらに、ロウレベルのモード信号バーMO
Dがデコーダ11に与えられ、デコーダ11は非動作状
態になる。これにより、論理入力信号はスイッチング回
路12には入力されず、スイッチング回路12内の全て
のスイッチング素子は非導通状態を保ち、信号線L12
からは論理出力信号は出力されない。
【0025】論理演算モードでは、上述したようにメモ
リMn+1 からロウレベルのモード信号MODが出力され
てスイッチング回路13に与えられ、非導通状態にな
る。これにより、メモリM1 〜Mi からは配線形成信号
G1 〜Gm の出力はなされない。
【0026】ハイレベルのモード信号バーMODが、メ
モリMn+1 からデコーダ11に与えられ、デコーダ11
は動作状態になる。デコーダ11は、論理入力信号を入
力されてデコードし、その結果をスイッチング回路12
に与える。これにより、スイッチング回路12はメモリ
M1 〜Mn のいずれかを選択し、選択したメモリMと信
号線L12とが接続されるように内部のスイッチング素
子のオン・オフ状態を切り替える。選択されたメモリM
に記憶されているデータが、論理出力信号として信号線
L12より外部へ出力される。
【0027】このように本実施例によれば、配線形成モ
ードの場合には、メモリMn+1 からハイレベルのモード
信号及びロウレベルのモード信号バーMODが出力され
るようにデータをプログラムし、メモリM1 〜Mi には
配線形成に必要なデータをプログラムしておく。論理演
算モードの場合には、メモリMn+1 からロウレベルのモ
ード信号及びハイレベルのモード信号バーMODが出力
されるようにデータをプログラムしておき、さらにメモ
リセルM1 〜Mn には論理出力信号となるデータをプロ
グラムしておく。このように、いずれの動作モードにも
対応が可能であり、装置の仕様に合わせて自由に選択す
ることができる。
【0028】図4及び図5に、さらに具体的な構成を有
する第2の実施例の回路を示す。図4において、第1の
実施例におけるデコーダ11に相当するものとして、イ
ンバータIN1及びIN2とAND回路AN1〜AN4
を有している。またスイッチング回路12として、Nチ
ャネルMOS型トランジスタT11〜T18を有し、メ
モリとして9個のメモリM1〜M9を有している。ここ
で、メモリM1〜M9は少なくとも1ビットのデータを
記憶できる素子であればよい。例えば、図5に示された
ような二つのインバータIN11及びIN12で構成さ
れたラッチ回路を用いることもできる。またスイッチン
グ回路13として、トランジスタT21〜T26を有し
ている。
【0029】図6には、配線形成部分14が示されてい
る。この配線形成部分14は、信号線L21〜L24の
接続状態を切り替えるために、トランジスタT31〜T
36を有している。信号線L21と信号線L23との間
にトランジスタT35のドレイン・ソースが接続され、
信号線L22と信号線L24との間にトランジスタT3
6のドレイン・ソースが接続されている。さらに、信号
線L21と信号線L24との間にはトランジスタT31
のドレイン・ソースが接続され、信号線L21と信号線
L22との間はトランジスタT34のドレイン・ソース
が接続されている。信号線L22と信号線L23との間
は、トランジスタT33のドレイン・ソースが接続され
ている。信号線L23と信号線L24との間は、トラン
ジスタT32のドレイン・ソースが接続されている。そ
して、トランジスタT31〜T36のゲートには、それ
ぞれ配線形成信号G1〜G6が入力される。
【0030】モード選択信号がメモリM9に入力され、
メモリM9に記憶されているデータに応じて、モード信
号MOD及びバーMODが出力される。配線形成モード
の場合は、メモリM9からハイレベルのモード信号MO
Dが出力されて、トランジスタT21〜T26の全ての
ゲートに入力され、オン状態になる。この場合には、メ
モリM1〜M6には配線形成に必要なデータが格納され
ており、配線形成信号G1〜G6として出力される。
【0031】この配線形成信号G1〜G6が、トランジ
スタT31〜T36のゲートに入力されてオン又はオフ
状態になり、信号線L21〜L24間の接続状態が決定
される。また、ロウレベルのモード選択信号バーMOD
がAND回路AN1〜AN4に入力され、全てのトラン
ジスタT11〜T18のゲートにはロウレベルの信号が
入力される。これにより、トランジスタT11〜T18
は全てオフ状態となり、メモリM1〜M8に記憶されて
いるデータは外部へ出力されない。
【0032】論理形成モードの場合は、メモリM9から
ロウレベルのモード信号MODが出力されてトランジス
タT21〜T26のゲートに入力され、オフ状態にな
る。これにより、メモリM1〜M6に記憶されているデ
ータは配線形成信号G1〜G6としては出力されない。
この結果、トランジスタT31〜T36は全てオフ状態
を保ち、信号線L21〜L24は相互に接続されていな
い状態になる。
【0033】さらに、ハイレベルのモード選択信号バー
MODがメモリM9より出力され、AND回路AN1〜
AN4に入力される。AND回路AN1〜AN4から
は、論理入力信号A及びBのレベルに応じた信号が出力
され、トランジスタT11〜T18にそれぞれ入力され
る。論理入力信号A及びBによって、トランジスタT1
1,T13,T15,T17のいずれか一つがオンし、
また論理入力信号A及びBによってトランジスタT1
2,T14,T16,T18のいずれか一つがオンす
る。例えば、AND回路AN1のみからハイレベルの信
号が出力され、他のAND回路AN4からはロウレベル
の信号が出力された場合は、トランジスタT11とT1
2のみがオンする。これにより、メモリM1及びM2と
信号線L23及びL24とが接続され、メモリM1及び
M2に記憶されているデータが論理出力信号C及びDと
して、それぞれ外部に出力される。このように、論理入
力信号A及びBのレベルに応じてメモリM1〜M8のう
ちから二つのメモリが選択され、選択されたメモリのデ
ータが外部へ出力される。
【0034】以上のように第2の実施例によれば、1つ
の基本部分当たりに9ビットのデータをプログラムして
おくことにより、全ての信号線L21〜L24の間の接
続状態を設定し、あるいは論理入力信号A及びBを入力
とし論理出力信号C及びDを出力とする論理演算を行う
ことが可能である。
【0035】図7に、本発明の第3の実施例による基本
部分の構成を示す。第2の実施例では、論理演算モード
時には二つの論理入力信号A及びBを外部より入力さ
れ、二つの論理出力信号C及びDを出力していた。これ
に対し第3の実施例では、三つの論理入力信号A,B及
びCを入力されて、1つの論理出力信号Dを出力する点
に相違がある。これに伴い、デコーダ11に相当する要
素として三つのインバータIN1〜IN3と、八つのA
ND回路AN1〜AN8を有している。そして、論理演
算モード時には、三つの論理入力信号A,B及びCのレ
ベルに応じてメモリM1〜M8のうちの1つが選択さ
れ、選択されたメモリに記憶されているデータが論理出
力信号Dとして外部へ出力される。他の構成要素及び配
線形式モード時の動作は、第2の実施例の場合と同様で
あり省略する。
【0036】このように第3の実施例によれば、各々の
基本部分当たりに9ビットのデータをプログラムしてお
くことで、信号線L21〜L24間の接続状態を設定
し、あるいは論理入力信号A,B及びCを入力とし論理
出力信号Dを出力とする論理演算を行うことができる。
【0037】次ぎに、本発明の第4の実施例として、論
理動作のみ行う基本部分を備えた装置について述べる。
上述した第1,第2及び第3の実施例では、配線の形成
のみを行う部分を論理動作を行う基本部分とは別に有し
ている。これに対し第4の実施例では、図8に示された
ような論理演算モードの動作のみを行う基本部分を配列
した点に特徴がある。
【0038】図4及び図6に示された第2の実施例と比
較し、トランジスタT21〜T26,T31〜T36が
設けられていない。さらに、モードの指定を行うメモリ
M9は不要であり、データを記憶させておくメモリは8
つのメモリM1〜M8で構成されている。またデコーダ
として、インバータIN1〜IN2とAND回路AN1
〜AN4とが備わっており、メモリM9との配線を除い
て接続関係は第2の実施例と同様である。
【0039】論理演算モード時には、論理入力信号A及
びBを入力されて、AND回路AN1〜AN4のいずれ
か一つからハイレベルの信号が出力される。これによ
り、メモリM1及びM2、M3及びM4、M5及びM
6、又はM7及びM8のいずれか一組が選択され、選択
されたメモリに記憶されているデータが信号線L23及
びL24より論理出力信号C及びDとして出力される。
【0040】この第4の実施例では、トランジスタの数
を減少させて簡易な構成とすることができる。但し、配
線接続の切り替えの代替として論理演算モードを使用し
なければならず、信号線L21及びL22から信号線L
23及び24へと信号が流れる方向性は一義的に決定さ
れ、配線の自由度は低下する。
【0041】上述した第1〜第4の実施例では、論理演
算モード時に形成される論理回路は、いずれも原則的に
は組み合わせ論理回路である。これに対し、論理演算モ
ード時に組み合わせ論理回路のみならず順序論理回路を
形成することができるのが本発明の第5の実施例であ
る。この実施例では、論理回路中にラッチ機能が備わっ
ており、その構成は図9(a)に示す通りである。
【0042】この第5の実施例について説明する際にあ
たって、先ず図4及び図6に示された第2の実施例にお
ける動作を配線形成部分を含めた図を用いて説明する。
図10は、第2の実施例において論理演算モード時に形
成される組み合わせ回路を示している。各構成要素は図
4及び図6に示されたものと同一である。配線形成部分
として物理的配線面HMを有し、上述したように信号線
L21〜L24の間にスイッチング素子としてトランジ
スタT31〜T36が設けられている。この信号線L2
1及びL22がデコーダ21の入力端に接続されている
が、このデコーダ21は図4におけるインバータIN1
及びIN2、AND回路AN1〜AN4で構成されたデ
コーダに相当する。また、メモリセルM9の出力端と、
トランジスタT21〜T26の全てのゲートにはインバ
ータIN21の入力端が接続され、インバータIN21
の出力端にはソースが接地されたトランジスタT41の
ゲートが接続されている。これは、メモリM9から出力
されるモード信号MODがロウレベルの場合に、トラン
ジスタT21〜T26のゲート電位が浮遊状態になるの
を防ぐものであり、必ずしも必要ではない。
【0043】論理演算モード時には、上述のようにメモ
リM9からはロウレベルのモード信号MODとハイレベ
ルのモード信号バーMODが出力される。トランジスタ
T21〜T26のゲートには、全てロウレベルのモード
信号MODが入力されてオフし、配線形成信号G1〜G
6は全てロウレベルとなる。これにより、トランジスタ
T31〜T36はオフ状態となり、信号線L21〜L2
4相互間は開放される。
【0044】物理的配線面HM上の信号線L21及びL
22より、論理入力信号A及びBがデコーダ21に入力
される。このデコーダは、ハイレベルのモード信号バー
MODを入力されて、動作状態にある。論理入力信号A
及びBがデコーダ21によりデコードされ、トランジス
タT11〜T18のうち二つのトランジスタがオンし、
このトランジスタに接続されたメモリからデータが論理
出力信号C及びDとして、物理的配線面HM上へ出力さ
れる。
【0045】配線形成モード時には、図11に示された
ようにメモリM9からハイレベルのモード信号MODと
ロウレベルのモード信号バーMODが出力される。
【0046】トランジスタT21〜T26のゲートにハ
イレベルのモード信号MODが入力されて全てオンし、
メモリM1〜M6に記憶されているデータが配線形成信
号G1〜G6として出力される。物理的配線面HMにお
いて、この配線形成信号G1〜G6に応じてトランジス
タT31〜T36のオン・オフ状態が切り替わり、信号
線L31〜L36の接続状態が設定される。
【0047】一方、デコーダ21にはロウレベルのモー
ド信号バーMODが入力されて非動作状態となる。これ
により、メモリM1〜M8に記憶されているデータは、
論理出力信号C,Dとして物理配線面HMへ出力されな
い。
【0048】そして図9(a)に示された第5の実施例
は、図10又は図11の第2の実施例の構成要素の他
に、さらにインバータIN41及びIN42、AND回
路AN11〜AN14、NAND回路NA11、インバ
ータIN43、OR回路OR1、トランジスタT42を
有している。これにより、配線形成モードと、組み合わ
せ論理演算モードの他に、順序論理演算モードをも実現
することができる。このモードの指定は、メモリM8、
あるいはメモリM8及びM9からの出力信号によって行
われる。図9(b)に、三つのモードを指定するときの
メモリM8及びM9の出力レベルを示す。ここで、
「X」はレベルに無関係であることを示すものとする。
また、各メモリのイメージは図9(c)のようである。
配線形成モード時には、メモリM9からハイレベルのモ
ード信号MOD(ロウレベルのモード信号バーMOD)
が出力され、メモリM8からトランジスタT18へハイ
レベルの信号が出力される。組み合わせ論理演算モード
時には、メモリM9からロウレベルのモード信号MOD
(ハイレベルのモード信号バーMOD)が出力される。
順序論理演算モード時には、メモリM9からハイレベル
のモード信号MOD(ロウレベルのモード信号バーMO
D)が出力され、メモリM8からトランジスタT18へ
ロウレベルの信号が出力される。
【0049】配線形成モード時には、メモリM9から出
力されたハイレベルのモード信号MODによりトランジ
スタT21〜T26が全てオンし、メモリM1〜M6よ
り配線形成信号G1〜G6が出力される。また、メモリ
M9より出力されたハイレベルのモード信号MODと、
メモリM8より出力されたロウレベルの信号とがAND
回路AN14に入力され、ロウレベルの信号が出力され
る。このロウレベルの信号と、メモリM9からのロウレ
ベルのモード信号バーMODとがOR回路OR1に入力
されて、デコーダ21にロウレベルの出力が与えられ
る。これにより、デコーダ21は非動作状態となり、メ
モリM1〜M8に記憶されたデータは配線面HMへは出
力されない。
【0050】組み合わせ論理演算モード時には、他の実
施例の場合と同様にメモリM9からロウレベルのモード
信号MODとハイレベルのモード信号バーMODが出力
される。メモリM9から出力されたロウレベルのモード
信号MODがAND回路AN14に入力され、OR回路
OR1及びインバータIN42に入力される。トランジ
スタT18は、インバータIN42により反転されたハ
イレベルの信号がゲートに入力されてオンする。またO
R回路OR1には、メモリM9からハイレベルのモード
信号バーMODが入力され、ハイレベルの信号が出力さ
れてデコーダ21に与えられる。これによりデコーダ2
1は動作状態となる。AND回路AN14から出力され
たロウレベルの信号は、インバータIN41により反転
されてAND回路AN11〜AN13にそれぞれ入力さ
れる。デコーダ21に論理入力信号A及びBが入力され
ると、この信号のレベルに基づいた出力がAND回路A
N11〜AN13に与えられ、トランジスタT11及び
T12,T13及びT14,T15及びT16、又はT
17及びT18のいずれか一組がオンする。オンした一
組のトランジスタに接続されたメモリM1及びM2,M
3及びM4,M5及びM6又はM7及びM8のいずれか
一組のメモリのデータが、論理出力信号C及びDとして
物理配線面HMへ出力される。また、トランジスタT2
1〜T26は、メモリM9から出力されたロウレベルの
モード信号MODをゲートに入力されてオフしており、
配線形成信号G1〜G6は出力されない。
【0051】順序論理演算モード時には、メモリM9か
らロウレベルのモード信号バーMODがOR回路OR1
へ出力され、メモリM8からロウレベルの信号がトラン
ジスタT18に出力される。同時に、メモリM9からは
ハイレベルのモード信号MODが出力され、メモリM8
からハイレベルの信号が出力されて、それぞれAND回
路AN14に与えられる。これにより、AND回路AN
14からはハイレベルの信号が出力され、OR回路OR
1にはこのハイレベルの信号と、メモリM9からのロウ
レベルのモード信号バーMODとが入力される。OR回
路よりハイレベルの信号がデコーダ21に入力され、デ
コーダ21は動作状態になる。また、トランジスタT1
8のゲートには、AND回路AN14からのハイレベル
の信号がインバータIN42によって反転されたロウレ
ベルの信号が入力されて、オフ状態となる。AND回路
AN14からのハイレベルの信号は、さらにインバータ
IN41によって反転されて、ロウレベルの信号となっ
てAND回路AN11に入力され、T11及びT12を
オフさせる。同時に、インバータIN41から出力され
たロウレベルの信号は、AND回路AN12及びAN1
3にも入力され、トランジスタT13〜T16を全てオ
フ状態にさせる。よって、トランジスタT17を除く他
の全てのトランジスタT11〜T16,及びT18はオ
フ状態となる。この論理順序演算モードでは、論理入力
信号CをラッチするのにトランジスタT17に接続され
たメモリM7が用いられる。動作状態のデコーダ21
に、物理配線面HM上の信号線L21及びL22から論
理入力信号A及びBが入力される。論理入力信号Bがハ
イレベルのときがイネーブル状態に相当し、論理入力信
号Aがハイレベルに立ち上がるタイミングでラッチ動作
が行われる。デコーダ21から、ハイレベルの出力信号
がトランジスタT17のゲートに入力されてオンする。
物理配線面HMの信号線L23より論理入力信号Cがト
ランジスタT17を介してメモリM7に入力され、ラッ
チされる。論理出力信号Dは、メモリM7から出力さ
れ、オン状態のトランジスタT42を介して物理配線面
HM上の信号線L24へ出力される。このような順序論
理演算を行う第5の実施例による基本部分を二つ用意
し、マスタスレーブ型のフリップフロップを構成するこ
とも可能である。図12に、このマスタスレーブ型フリ
ップフロップの構成を示す。マスタ側に、論理入力信号
A1及びB1を入力されるデコーダ21aとトランジス
タT17a、ラッチ動作用のメモリM7aが設けられ、
トランジスタT101を介して物理配線面HMに接続さ
れている。論理入力信号B1がハイレベルでイネーブル
状態となり、論理入力信号A1がハイレベルに立ち上が
るとトランジスタT17aがオンし、論理入力信号C1
がメモリM7aに入力されてラッチされる。メモリM7
aから論理出力信号D1が出力されて、トランジスタT
101を介して物理配線面HMへ供給される。スレーブ
側に、マスタ側と同様に、論理入力信号A2及びB2を
入力されるデコーダ21bとトランジスタT17b、ラ
ッチ動作用のメモリM7bが設けられている。マスタ側
と同様に、論理入力信号B2がハイレベルでかつ信号A
2がハイレベルに立ち上がると、物理配線面HMから供
給された論理入力信号C2がメモリM7bにラッチさ
れ、このメモリM7bから論理出力信号が出力される。
【0052】次に、本発明による半導体集積回路のメモ
リにデータを書き込む場合の動作と、半導体集積回路の
メモリ、物理配線面、及びデコーダについて試験を行う
場合の動作について述べる。ここでは、上述の第10図
及び第11図に示された第2の実施例による半導体集積
回路を複数備えた装置にデータの書き込みを行う場合、
さらに試験を行う場合を例にとり説明する。
【0053】図13に、3つの半導体集積回路がそれぞ
れ9個ずつ備えるメモリを3組(メモリM11〜M9
1、メモリM12〜M92、及びメモリM13〜M9
3)示す。
【0054】このように9×3のアレイ状に配置された
3つの回路分のメモリM11〜M93に対して、それぞ
れアドレスデコーダ101の出力端子に接続された9本
の信号線L101〜L109が行方向に、データ入出力
バッファ151〜153の出力端子に接続された3本の
信号線IO1〜IO3が列方向にそれぞれ接続されてい
る。
【0055】アドレスデコーダ101の入力端子側に
は、行方向のアドレスを指定するアドレス信号を入力さ
れるアドレス入力端子111〜114が、それぞれ入力
バッファ121〜124を介して接続されている。
【0056】データ入出力バッファ151〜153は、
それぞれトライステートバッファ141a及びバッファ
141b、トライステートバッファ142a及びバッフ
ァ142b、トライステートバッファ143a及びバッ
ファ141b〜143bを備えており、入力側がデータ
信号を入力されるデータ入出力端子131〜133に接
続されている。
【0057】また、メモリM11〜M93は図14に示
されるような構成を備えている。基本構成として、図5
に示された回路と同様に二つのインバータ201及び2
02から成るラッチ回路を備えている。このラッチ回路
の入力端子211は、図10及び図11におけるトラン
ジスタT11〜T18の一端に接続され、出力端子21
4はトランジスタT21〜T26の一端、あるいはイン
バータIN21の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0058】このラッチ回路の他に、Nチャネルトラン
ジスタ203を備えている。このトランジスタ203の
一方の端子は出力端子214に接続され、ゲート端子2
12はアドレスデコーダ101の出力端子に信号線L1
01〜L109により接続されている。さらに、トラン
ジスタ203の他方の端子213は信号線IO1〜IO
3に接続されている。
【0059】メモリM11〜M93へのデータの書き込
みは、次のようにして行う。9つの行のうち少なくとも
いずれか一つを選択するアドレス信号が、アドレス入力
端子111〜114に入力される。このアドレス信号が
アドレスデコーダ101に入力されて解読され、その結
果を示す信号が信号線L101〜L109より出力され
る。選択された行に配置された少なくとも3つのメモリ
Mのトランジスタ203のゲートに信号が入力されて導
通する。
【0060】次に、データ入出力端子131〜133よ
り選択されたメモリMにそれぞれ記憶させるべきデータ
が入力される。このデータがデータ入出力バッファ15
1〜153を経て選択されたメモリMに与えられる。こ
の場合、各データ入出力バッファ151〜153はトラ
イステートバッファ141a〜143aがいずれもハイ
インピーダンス状態にあり、バッファ141b〜143
bを経て信号線IO1〜IO3に出力される。信号線I
O1〜IO3を経て選択されたメモリMに入力されたデ
ータは、導通しているトランジスタ203を介してイン
バータ201及び202から成るラッチ回路で保持され
る。最終行のメモリM91〜M93には、上述したよう
に論理演算モードと配線形成モードのいずれかを示すデ
ータが入力されて保持される。
【0061】次に、装置の試験を行う場合について説明
する。メモリM11〜M93に試験用のデータを書き込
む場合は、上述した通常に動作させるためのデータを書
き込む場合と同様に行うことができる。
【0062】書き込まれた試験用のデータをメモリM1
1〜M93から読み出す場合は、以下のようである。読
み出すべきメモリMmnのトランジスタ203を、1行単
位で選択してアドレス信号を用いて導通させる。そし
て、選択された行の3つのメモリMmnにラッチされたデ
ータがトランジスタ203を介して信号線IO1〜IO
3に読み出され、データ入出力バッファ151〜153
に与えられる。この場合には、ロウインピーダンス状態
にあるトライステートバッファ141a〜141cを介
してデータ入出力端子131〜133より外部へ出力さ
れる。この出力された結果を調べることで、メモリM1
1〜M93のラッチ動作が正常か否かが判明する。
【0063】物理配線面HMにおけるトランジスタT3
1〜T36の開閉を試験する場合には、以下のようにし
て行うことができる。図15に、複数の半導体集積回路
がそれぞれ有する物理配線面HMがマトリクス状に配置
された様子を示す。このうち、いずれか一つの物理配線
面HM1を論理演算モードにし、試験用のデータをこの
物理配線面HM1上に出力させる。そして、この物理配
線面HM1と図示されていない外部端子との間に存在す
る物理配線面HMを配線形成モードにし、所望の経路が
形成されるように、それぞれのトランジスタT31〜T
36を開閉させる。そして、物理配線面HM1から出力
されたデータがこの経路を経て外部端子から正常に出力
されたか否かを調べることで、この経路を構成した物理
配線面HMが正常か否かを調べることができる。
【0064】図10に示されたデコーダ21の試験は、
例えば物理配線面HMよりデコーダ21にテスト用の信
号A及びBを入力させ、デコーダ21から出力されたデ
ータを調べるなどの方法で行うことができる。
【0065】上述した実施例はいずれも一例であり、本
発明を限定するものではない。例えば、基本部分は論理
演算モードと配線形成モードのいずれかを任意に選択し
て動作し得るものであればよく、また論理演算モードと
して必ずしも組み合わせ論理動作と順序論理動作の両方
を実現可能である必要はない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、論理演算モードと配線形成モードのいずれの
動作も可能な基本部分を複数備え、装置の仕様に応じて
任意にいずれかのモードを選択することができるため、
論理演算動作を行う領域と配線形成動作を行う領域の面
積比率を最適に設定することが可能である。
【0067】しかも、全体の規模を拡張する際には、基
本部分の配列数を単に増やせばよい。すなわち拡張の容
易性を有することも本方式の特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体集積回路の
一基本部分の構成を示した回路図。
【図2】本発明の基本部分の構成例を概略的に示した説
明図。
【図3】同基本部分を複数組み合わせた構成を示した説
明図。
【図4】本発明の第2の実施例による半導体集積回路の
一基本部分の構成を示した回路図。
【図5】同半導体集積回路におけるメモリの構成例を示
した回路図。
【図6】同半導体集積回路における配線形成部分の構成
を示した回路図。
【図7】本発明の第3の実施例による半導体集積回路の
一基本部分の構成を示した回路図。
【図8】本発明の第4の実施例による半導体集積回路の
一基本部分の構成を示した回路図。
【図9】本発明の第5の実施例による半導体集積回路の
一基本部分の構成と、モードの指定とメモリの出力レベ
ルとの関係、及びメモリのイメージを示した回路図。
【図10】本発明の第2の実施例による半導体集積回路
における一基本部分が論理演算モードにあるときの状態
を示した回路図。
【図11】本発明の第2の実施例による半導体集積回路
における一基本部分が配線形成モードにあるときの状態
を示した回路図。
【図12】本発明の第5の実施例による半導体集積回路
の一基本部分を二つ用いたマスタスレーブ型のフリップ
フロップの構成を示した回路図。
【図13】本発明の第2の実施例による半導体集積回路
を複数備える装置に試験を行う場合の構成を示したブロ
ック図。
【図14】図13に示された装置のメモリの構成を示し
た回路図。
【図15】物理配線面が複数配置された様子を示した回
路図。
【図16】従来の半導体集積回路の構成を示した回路
図。
【図17】従来の半導体集積回路の構成を示した回路
図。
【図18】従来の半導体集積回路の構成を示した回路
図。
【図19】同半導体集積回路の一部分を示した回路図。
【図20】従来の半導体集積回路において配線本数が異
なる場合の面積効率を示した説明図。
【符号の説明】
11,21,21a,21b デコーダ 12,13 スイッチング回路 101 アドレスデコーダ 111〜114 アドレス入力端子 121〜124,141b〜143b 入力バッファ 131〜133 データ入出力端子 141a〜143a トライステートバッファ 151〜153 データ入出力バッファ L11,L12,L21〜L24 信号線 M1〜Mn+1 ,M11〜M93 メモリ G1〜Gm 配線形成信号 F11 基本部分 L1〜L4 信号線 203,T11〜T18,T21〜T26,T31〜T
36,T41 トランジスタ 201,202,IN1,IN2,IN3,IN11,
IN12,IN41〜IN43 インバータ AN1〜AN8,AN11〜AN14 AND回路 NA11 NAND回路 NR1 OR回路 HM 物理配線面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の信号線に接続された基本部分を複数
    備え、 前記基本部分は、 前記信号線より与えられた信号を用いて論理演算を行う
    論理演算モードと、前記信号線の相互の接続状態の設定
    を行う配線形成モードのいずれの動作も可能であり、任
    意に選択されたどちらかの動作モードにて動作するもの
    であり、 前記論理演算モードと前記配線形成モードのいずれかを
    指定するモード信号を出力するモード指定手段と、 データを記憶するメモリを複数有するメモリ部と、 前記モード指定手段から出力された前記モード信号が前
    記論理演算モードに対応しているとき動作状態になり、
    論理入力信号を与えられてデコードし、スイッチング切
    り替え信号を出力するデコーダと、 前記メモリ部の有する前記メモリに接続された複数の第
    1のスイッチング素子を有し、前記スイッチング切り替
    え信号を与えられて前記第1のスイッチング素子のオン
    オフ状態を切り替え、前記第1のスイッチング素子のう
    ちオン状態になったものに接続された前記メモリに記憶
    されているデータを論理出力信号として出力させる第1
    のスイッチング回路と、 前記メモリ部の有する前記メモリに接続された複数の第
    2のスイッチング素子を有し、前記モード記憶手段から
    出力された前記モード信号が前記配線形成モードに対応
    しているとき前記第2のスイッチング素子をオン状態に
    し、この第2のスイッチング素子に接続されている前記
    メモリに記憶されているデータを配線形成信号として出
    力させる第2のスイッチング回路と、 前記信号線の間に接続された複数の第3のスイッチング
    素子を有し、前記第2のスイッチング回路から出力され
    た前記配線形成信号を与えられて前記第3のスイッチン
    グ素子のオンオフ状態を切り替える第3のスイッチング
    回路とを有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記基本部分は、 前記論理演算モードとして順序論理演算を行うことが可
    能であり、 前記メモリ部の有する前記メモリのうち、少なくともい
    ずれか1つはラッチ用メモリに相当し、 前記デコーダは、入力された前記論理入力信号が所定の
    レベルにあるとき、前記第1のスイッチング素子のうち
    前記ラッチ用メモリに接続されたものをオン状態にし、
    前記信号線から与えられたデータを前記ラッチ用メモリ
    に与えてラッチさせることを特徴とする請求項1記載の
    半導体集積回路。
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