JPH06510092A - 汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布吊柔軟剤 - Google Patents

汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布吊柔軟剤

Info

Publication number
JPH06510092A
JPH06510092A JP5505221A JP50522193A JPH06510092A JP H06510092 A JPH06510092 A JP H06510092A JP 5505221 A JP5505221 A JP 5505221A JP 50522193 A JP50522193 A JP 50522193A JP H06510092 A JPH06510092 A JP H06510092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
composition
water
fabric
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5505221A
Other languages
English (en)
Inventor
トリン,トアン
トルディル,ヘレン バーナード
Original Assignee
ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー filed Critical ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Publication of JPH06510092A publication Critical patent/JPH06510092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/001Softening compositions
    • C11D3/0015Softening compositions liquid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0036Soil deposition preventing compositions; Antiredeposition agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/22Carbohydrates or derivatives thereof
    • C11D3/222Natural or synthetic polysaccharides, e.g. cellulose, starch, gum, alginic acid or cyclodextrin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3703Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3715Polyesters or polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/50Perfumes
    • C11D3/502Protected perfumes
    • C11D3/505Protected perfumes encapsulated or adsorbed on a carrier, e.g. zeolite or clay

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布帛柔軟剤 技術分野 本発明は、家庭での洗濯操作の濯ぎサイクル中に布帛柔軟組成物および方法に関 する。本発明は、洗濯を行った布帛にきめまたは手触り、すなわち滑らかで柔軟 で且つふわふわした感触を付与する上で広く用いられている方法である。本発明 は、水に敏感な材料の保護にも関する。
背景技術 布帛柔軟組成物、特に液体の布帛柔軟組成物は、当該技術分野において以前から 知られており、自動洗濯操作の濯ぎサイクル中に消費者によって広く利用されて いる。
本明細書で用いられ当該技術分野で知られている「布帛柔軟」という用語は、布 帛に所望な柔軟な手触りとふわふわした外観を付与する方法を表わしている。
リンスを加えた布帛柔軟組成物は、通常は処理済みの布帛に快い匂いを付与する 目的で香料を含んでいる。香りの利点を引き伸ばすためには、香料の保持を向上 させることが望ましい。
自動洗濯機において液体リンスを加えた本発明の布帛コンディショニング組成物 を介する香料の受渡しは、二つの方法で望ましい。生成物の悪臭は、柔軟剤組成 物に遊離の香料を低濃度でも添加することによって被覆することができ、遊離の 香料を濯ぎサイクルにおいて活性な柔軟剤を用いて布帛に移すことができる。現 在行われている手法では、他の柔軟剤成分とは無関係な柔軟剤組成物または形成 されたマイクロカプセルに、例えばコアセルベーション法によって直接遊離の香 料を加えている。
このようにカプセル封入された香料は、濯ぎにおいて布帛に付着して、乾燥工程 の後比較的長期間保持されることができる。しかしながら、洗濯工程の後に残っ ているこのようなマイクロカプセルは壊れ難く、カプセルを破壊した後に放出さ れる遊離の香料は再湿潤時に香りを生じるという顕著な利点は得られない。
柔軟剤組成物に遊離の香料を添加することにより、香料が自由に移動できて不安 定な条件を生じ、布帛に付着した遊離の香料は乾燥サイクルおよび布帛を保存す るときにかなり速やかに消散してしまう。布帛上の香料が保存時または着用中に 長く続かせようとする場合には、普通は洗濯工程で布帛に更に多量の香料を付着 させる必要がある。付着量が多くなれば、典型的には生成物における香料の濃度 が望ましくないほど高い所から開始する必要があり、得られる初期の布帛の匂い は強すぎるのが普通である。香料を保護して、布帛保管生成物および洗浄サイク ルを完了した直後の布帛自体の臭気が過剰になることを防止し、布帛を用いてい るときには布帛からの香料の放出を遅くする試みがこれまでに多数行われてきた 。
2個の長鎖の非環状の脂肪族炭化水素基を有する四級アンモニウム塩および/ま たは置換イミダゾリウム塩の形態のカチオン性の含窒素化合物を含む組成物が、 洗濯での濯ぎ操作で用いられるときに布帛柔軟目的で普通に用いられる(例えば 、1972年2月22日に発行されたLa5bertlらの米国特許第3,64 4.203号明細書および1984年6月17日に発行されたVerbrugg enの米国特許第4.426,299号明細書(これらの特許明細書の内容は、 その開示の一部として本明細書に引用される)、および[布帛柔軟剤としてのカ チオン性界面活性剤J 、R,R,Egan、 Journal of the American Oll Chemist’ 5oc1ety、 Janua ry 1978. I)9゜118−121 、および「布帛柔軟剤用のカチオ ン性界面活性剤の選択法」、J、^、 Acker−an、 Journal  of theAmerican OII Chemist’ 5ociety、 June 19ε3. pp、l186−1169を参照されたい)。
長鎖の非環状の脂肪族炭化水素基を1本しか持たない四級アンモニウム塩(例え ば、塩化モノステアリルトリメチルアンモニウム)は、余り一般的には用いられ ないのであり、同じ鎖長に対しては、2本の長鎖アルキルを有する化合物は、1 本の長鎖アルキルを有するものより良好な柔軟化性能を示すことが判っているか らである(例えば、「カチオン性布帛柔軟剤J 、11.P、 Evans。
Industry and Chemistry、 July 1969. p p、8H−903を参照されたい)。1984年8月7日に発行されたPars lovらの米国特許第4.464,272号明細書も、モノアルキル四級アンモ ニウム化合物は余り効果的な柔軟剤ではないことを教示している。
布帛柔軟組成物に用いられることがあるもう一つの種類の含窒素材料は、四級以 外のアミド−アミンである。
普通に引用される材料は、高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミン との反応生成物である。これらの材料の一例は、高級脂肪酸とヒドロキシエチル エチレンジアミンとの反応生成物である(「β−ヒドロキシエチルエチレンジア ミンと脂肪酸またはそれらのアルキルエステルとの縮合生成物、および洗剤中の 織物柔軟剤としてのそれらの応用J 、HJ、 Eckert、 Pette− 9elfen−Anstrichslttel、 September 197 2. pp、527−5Hを参照されたい)。これらの材料は、一般的には布帛 柔軟組成物に柔軟活性剤としての他のカチオン性四級アンモニウム塩およびイミ ダゾリウム塩と共に引用されるのが通常である。(1984年7月17日に発行 されたRapisardaらの米国特許第4,460,485号明細書、198 3年12月20日発行のRudyらの米国特許第4.421,792号明細書、 1982年4月27日に発行されたRudyらの米国特許第4.327.133 号明細書を参照されたい。これら総ての特許明細書の内容は、その開示の一部と して本明細書に引用される。)1973年11月27日に発行されたBergら の米国特許第3,775,316号明細書(この特許明細書の内容は、その開示 の一部として本明細書に引用される)には、(a)ヒドロキシアルキルアルキル ポリアミンと脂肪酸との縮合生成物および(b) (1) 2本の長鎖アルキル 基を有する四級アンモニウム塩0%〜100%と(if)式%式% [RRRRN] A (式中、R5は長鎖のアルキル基であり、R6はアリール アルキル基および1または2個のC−C二重結合を有するC3〜C18アルケニ ルおよびアルカジェニルからなる群から選択される一員であり、Aはアニオンで ある)を有する殺菌性の四級アンモニウム化合物100%〜0%の四級アンモニ ウム化合物混合物を含む洗浄した洗濯物の柔軟仕上げ組成物が開示されている。
1975年9月9日に発行されたNe1ditchらの米国特許第3,904. 533号明細書は、布帛柔軟化合物と1〜3本の短鎖C10”” C14アルキ ル基を含む四級アンモニウム塩である低温安定剤とを含む布帛コンディショニン グ配合物が開示されており、この布帛柔軟化合物は2本以上の長鎖アルキル基と 、脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミンと、他のカチオン性材料とを 含む四級アンモニウム塩からなる群から選択されることが教示されている。
発明の要約 本発明は、主として家庭での洗濯操作の濯ぎサイクルに用いられる、好ましくは 液状の布帛柔軟組成物に関する。本発明は、少なくとも部分的には、(a)下記 に更に詳細に説明するように、シクロデキストリンと香料との粒状複合体が、液 体布帛柔軟組成物、洗濯用洗浄溶液、洗濯用濯ぎ溶液などの過酷な環境で、比較 的高融点の水に不溶性(好ましくは水で膨潤しない)の保護材料であって、通常 の保存条件では固体であるが、自動布帛乾燥機(洗濯物乾燥機)で見られる温度 では融解する材料によって長期間でさえ保護することができ、前記の水に敏感な 材料、例えば粒状複合体が粒状の前記保護材料(例えば、保護された粒状のシク ロデキストリン複合体)に埋封されていることを見いだしたこと、(b)汚れ放 出ポリマー、特に下記に詳細に説明されるポリエステル汚れ放出ポリマーが水性 の布帛柔軟組成物中で(a)の保護された粒状シクロデキストリン複合体のよう な水不溶性粒子の懸濁を助けることができることを見いだしたこと、および/ま たは前記の保護材料を粒状の水に敏感な材料と共に水に溶解して分散させ、冷却 して、少なくとも部分的には前記の保護材料によって被覆されている水に敏感な 材料を含む小さく、滑らかな球状の保護された粒子を形成させる方法を見いだし たこと、に基づいている。
下記に詳細に説明される前記の保護材料は、水性液体、特に布帛柔軟剤組成物で の溶解度が比較的低く、好ましくは前記の(水で膨潤しない)水性液体によって 膨潤しない。(a)の保護された粒子を(b)の汚れ放出ポリマーで懸濁させる のが好ましい。
(a)の保護された粒子が濯ぎサイクルで布帛に付着し、保護材料が自動洗濯物 乾燥機サイクル中で軟化して、シクロデキストリン/香料複合体を乾燥機中に放 出し、前記の複合体を乾燥段階中に布帛に付着させるのである。
香料は、次の再湿潤によって香料が放出されるまで、複合体に保持される。従っ て、本発明は「香料/シクロデキストリン複合体による布帛の処理」についての 1988年4月12日出願の同時係属米国特許出願連続番号節07/337,0 36号明細書に記載の利点を拡張するものであり、前記特許明細書の内容は、そ の開示の一部として本明細書に引用される。
更に具体的には、布帛柔軟組成物は、布帛柔軟剤的3重量%〜約35重量%と、 実質的に水不溶性で水で膨潤しない保護材料の有効量によって保護されており、 融点が約り0℃〜約90℃、好ましくは約り5℃〜約80”Cである粒状のシク ロデキストリン/香料複合体的0. 5重量%〜約25重量%、好ましくは約1 重量%〜約15重量%とを含んでなり、保護された複合体粒子が好ましくは汚れ 放出ポリマーの有効量によって前記の水性組成物に安定に分散されているものが 提供される。このような組成物のpH(10%溶液)は、典型的には約7未満で あり、更に典型的には約2〜約6.5である。
発明の詳細な説明 本発明の組成物中の布帛柔軟剤の量は、典型的には組成物の重量の約3%〜約3 5%、好ましくは約4%〜約27%である。この下限は、家庭での洗濯を日常的 に行うやり方で洗濯用の濯ぎ槽に加えるときに布帛柔軟性能を効果的に発揮する のに要する量である。上限は、包装および配置の費用の軽減により消費者が一層 経済的に使用することができる濃縮生成物に好適である。
幾つかの好ましい組成物は、Toan Trinh、 Errol H,Wah l、 Donald M、 5varleyおよびRonald L、 Hes lngvayの名称で1987年4月28日に発行された米国特許第4.661 .269号明細書に開示されており、前記特許明細書の内容は、その開示の一部 として本明細書に引用される。
液体組成物 液状の、好ましくは水性のの布帛柔軟組成物は、典型的には下記の成分を含んで なる。
■、 布帛柔軟剤を総組酸物の重量の約3%〜約35%、好ましくは約4%〜約 27%、 ++、保護された粒状のシクロデキストリン/香料複合体的0.5%〜約25% 、好ましくは約1%〜約15%、更に好ましくは約1%〜約5%であって、前記 の複合体は約り0℃〜約90℃の温度で融解する固体状の実質的に水不溶性で実 質的に水で膨潤しない材料によって効果的に保護され、前記の保護材料は前記の シクロデキストリン/香料複合体の重量の約50%〜約1000%、好ましくは 約100%〜約500%、更に好ましくは約150%〜約300%であるもの II+、ポリマー性の汚れ放出剤0%〜約5%、好ましくは組成物の保護された 粒状のシクロデキストリン/香料複合体を安定に懸濁するのに有効な量、および IV、水、c −c −価7 ル:7− ル、C2〜C6多価アルコール、液状 ポリアルキレングリコールおよびそれらの混合物からなる群から選択される液状 担体を含んでなる残量。
一つの好適な布帛柔軟剤(成分I)は、(a) 高級脂肪酸と、ヒドロキシアル キルアルキレンジアミンおよびジアルキレントリアミンおよびそれらの混合物か らなる群から選択されるポリアミンとの反応生成物的10%〜約80%、 (b)1本だけの長鎖の非環状脂肪族の01.〜C2゜炭化水素基を含むカチオ ン性の含窒素塩約3%〜約40%、および場合によっては (C)2本以上の長鎖の非環状脂肪族の015〜C2゜炭化水素基または1本の 前記基とアリールアルキル基とを含むカチオン性の含窒素塩10%〜約80%、 前記の(a) 、(b)および(C)の割合は成分Iの重量によるものである、 とを含んでなる混合物である。
下記の説明は、具体例を含む本発明の本質的部分と任意部分との総体的な説明で ある。実施例は、本明細書では例示のためにだけ提供するものである。
本明細書に記載の「シクロデキストリンJ (CD)という用語は、既知のシク ロデキストリンの任意のもの、例えば6〜12個のグルコース単位を含む未置換 シクロデキストリン、具体的にはα−1β−1γ−シクロデキストリンおよびそ れらの混合物、および/またはそれらの誘導体、例えば分岐したシクロデキスト リン、および/またはそれらの混合物であって、香料成分と包合複合体を形成す ることができるものを包含する。α−1β−およびγ−シクロデキストリンは、 取り分けAmericanMaize−Products Company ( Amaizo)、 Corn ProcessingDivision、 ハモ ンド、インディアナ州、およびRoquetteCorporation、ガー ニー、イリノイ州から入手することができる。既知のシクロデキストリンの多く の誘導体がある。代表的な誘導体は、1969年2月4日に発行されたParw erterらの米国特許第3,426,258号明細書、1.969年7月1日 に発行されたParmerterらの名称での米国特許第3,453,257号 、第3.453.258号、第3.453,259号および第3,453,25 0号明細書、1969年8月5日に発行されたGraweraらの米国特許第3 ,459,731号明細書、1971年1月5日に発行されたParserte rらの米国特許第3,553,191号明細書、1971年2月23日に発行さ れたParserterらの米国特許第3.565,887号明細書、1985 年8月13日発行の5zej t f i らの米国特許第4,535,152 号明細書、1986年10月7日に発行された旧rat らの米国特許第4,6 16,008号明細書、1987年1月20日に発行されたBrandtらの米 国特許第4.638,058号明細書、1988年5月24日発行のTsuch lyasaらの米国特許第4,746,734号明細書、および1987年7月 7日発行の0g1noらの米国特許第4.678,598号明細書に開示されて いる誘導体であって、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書 に引用される。本明細書で用いるのに好適なシクロデキストリン誘導体の例は、 A■aizoおよびAldrjch Chemical Company、ミル ウオーキー、ウィスコンシン州から発売されている様々な置換度(D、S、)の メチル−β−CD、ヒドロキシエチル−β−CDおよびヒドロキシプロピル−β −CDである。
個々のシクロデキストリン同志を、例えば多官能価化合物を用いて互いに結合さ せて、オリゴマー、コオリゴマー、ポリマー、コポリマーなどを形成させること もできる。このような材料の例は、A■aizoおよびAldrlchChem lcal Companyから市販されている(β−CD/エピクロロヒドリン コポリマー)。
シクロデキストリンおよび/または前駆体化合物混合物を用いて、複合体の混合 物を提供することも望ましい。
このような混合物は、例えば広範囲の香料成分をカプセル封入しおよび/または 前記の複合体の大きな結晶の形成を防止することによって更に一様な香料状態を 提供することができる。シクロデキストリンの混合物は、1969年2月4日発 行のArwbrusterらの米国特許第3.425,910号明細書、197 4年5月21日発行の0kadaらの米国特許第3,812,011号明細書、 1982年3月2日発行のYaglらの米国特許第4.317.881号明細書 、1983年11月29日発行の0kadaらの米国特許第4,418,144 号明細書、および1988年4月19日発行のA−−eraalらの米国特許第 4,738,923号明細書に記載の方法を含むシクロデキストリンの既知の製 造法から中間生成物を用いて好都合に得ることができ、前記特許明細書の内容は 、その開示の一部として本明細書に引用される。好ましくは、シクロデキストリ ンの少なくとも大部分は、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、 および/またはγ−シクロデキストリンであり、更に好ましくはβ−シクロデキ ストリンである。幾つかのシクロデキストリン混合物は、例えばEnsuiko  Sugar ReflnIngCompany、横浜、日本から市販されてい る。
2、香料 布帛柔軟生成物は典型的には多少の香りを付けるため多少の香料を含み、審美的 に嗅覚的好ましさを生じ、および/または生成物が有効である信号として役立つ 。しかしながら、その様な生成物の香料は、それを必要とする前に失われてしま うことが多い。香料は、例えば酸素、光、熱などの作用によって損傷しおよび/ または喪失しやすい。例えば、典型的な自動洗濯機の濯ぎサイクルで多量の水が 使用され、および/または典型的な自動洗濯機では乾燥工程で高エネルギー人力 および多量の気流が用いられるため、布帛柔軟生成物によって提供された香料の 大半は失われてしまう。香料を濯ぎ用水で洗浄しおよび/または乾燥機の通気口 から失われるときに、喪失が生じる。後で記載するように、揮発性が余り高くな い成分についても、洗浄および乾燥サイクルが完了した後には、ごく僅かの画分 しか布帛上に残らない。後で記載するように、香料の揮発性が高い両分の喪失は 、遥かに多い。通常、揮発性が極めて高い画分は、実際上全部が喪失される。こ のため、例えば乾燥機に加えられる布帛の柔軟剤組成物に用いられる多くの香料 は、揮発性が余り高くなく高沸点(沸点温度が高い)の香料成分からなり、保存 および使用時に臭気特性の残留をできるだけ多くすることによって、良好な「布 帛での強固さくfabricsubstantivity)Jを提供してきた。
これらの香料における揮発性が高く低沸点(沸点温度が低い)の香料成分の小画 分の主な機能は、次の布帛の臭いに影響を与えることよりはむしろ生成物自体の 香気を改良することである。
しかしながら、揮発性で低沸点の香料成分のあるものは、基材に新鮮で清潔な印 象を与えることができ、これらの成分が布帛上に付着して、存在するようにする ことが極めて望ましい。
本発明の香料成分および組成物は、当該技術分野に知られている通常のものであ る。任意の香料成分の選択または香料の量は美的考慮だけによって選択される。
好適な香料化合物および組成物は、1979年3月20日発行のBrat nお よびCu1lnsの米国特許第4.145.184号明細書、1980年6月2 4日発行のVhyteの米国特許第4,209,417号明細書、1985年5 月7日発行のMoeddelの米国特許第4.515,705号明細書、および 1979年5月1日発行のYoungの米国特許第4,152,272号明細書 のような当該技術に見出すことができ、前記特許明細書の内容は、その開示の一 部として本明細書に引用される。当該技術によって認められた香料組成物の多く は、後で記載するように、比較的強固であり、布帛に対するその臭いの効果を最 大にする。しかしながら、強固でない香料も有効である香料/シクロデキストリ ン複合体を介して香料を放出するのが特に有利である。
強固な香料(substantlve perfume)は、強固な香料材料を 十分な割合で含み、香料を製品に通常の濃度で用いるときに、処理した布帛上に 所望な臭いを付着させるようにするものである。一般的には、香料の強固さの程 度は、用いられる強固な香料材料の比率に大まかに比例する。比較的強固な香料 は、少なくとも約1%、好ましくは少なくとも約10%の強固な香料材料を含む 。
強固な香料材料は、処理工程によって布帛に付着し、通常の嗅覚の敏感さで人々 に検知されるものである。このような材料は典型的には、平均的な香料材料より 低い蒸気圧を有する。また、それらの分子量は、典型的には約200以上であり 、平均的な香料材料より低い濃度で検知される。
3、複合体形成 本発明の複合体は、当該技術分野に知られている方法のいずれでも形成される。
典型的には、複合体は、香料とシクロデキストリンとを一緒に適当な溶媒、好ま しくは水に溶解し、または懸濁させまたは成分同志を好適な、好ましくはできる だけ少量の溶媒、好ましくは水の存在下にて混練することによって形成される。
エタノール、メタノール、イソプロパツールなどの他の極性溶媒、およびこれら の極性溶媒同志および/または水との混合物を、複合体形成のための溶媒として 用いることができる。
複合体形成でのその様な溶媒の使用は、A、 HaradaおよびS、 Tak ahas旧、Chemlstry Letters、 pp、2089−209 0 (1984)の文献に開示されており、前記文献の内容は、その開示の一部 として本明細書に引用される。懸濁/混練法は、必要な溶媒量が少ないので、溶 媒の分離を余り必要としないので、特に望ましい。適当な方法は、内容がその開 示の一部として本明細書に引用されている特許明細書に開示されている。複合体 形成の別の開示は、Atwood、 J、L5. J、E、D、 Davies  & D、D、 MacNIchol (監修): 1nclus1on Co 5pounds、 Voi、 IIl、^cadem1c Press(198 4)、特に11章; Atvood、 J、L、 & J、E、D、 Davi es(監修) : Proeeedings of the 5econd I nternationalSyvposiuw of’ Cyclodextr lns Tokyo、 Japan (July1984); Cyclode xtrjn Technology、 J、 5zejtli、 Kluver Acade−1c Publishers (198g)に見出すことができ、 前記文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。
通常、香料/シクロデキストリン複合体の香料対シクロデキストリンのモル比は 1:1である。しかしながら、このモル比は香料の分子の大きさおよびシクロデ キストリン化合物の同一性によって大きくもまたは小さくもすることができる。
モル比はシクロデキストリンの飽和溶液を形成させ、香料を加えて複合体を形成 することによって決定することができる。一般的には、複合体容易に沈澱する。
沈澱しない場合には、複合体は、電解質の添加、pHの変化、冷却等によって沈 澱させることができる。次に、この複合体を分析して、香料対シクロデキストリ ンの比率を決定することができる。
前記のように、実際の複合体はシクロデキストリン中のキャビティの大きさおよ び香料分子の大きさによって決定される。通常の複合体はシクロデキストリン1 分子中に香料1分子であるが、香料分子が大きくてシクロデキストリンに嵌め込 むことができる2つの部分を含むときには、香料1分子とシクロデキストリン2 分子との間で複合体を形成することができる。幾つかの香料は大きさが広範囲に 及んでいる化合物の混合物であるので、極めて所望な複合体はシクロデキストリ ンの混合物を用いて形成させることができる。シクロデキストリンの少なくとも 大部分はα−1β−1および/またはγ−シクロデキストリンであり、更に好ま しくはβ−シクロデキストリンであることが通常望ましい。
シクロデキストリンおよび複合体の製造法は、1974年5月21日発行のoi +ada STsuyamaおよびTsuyamaの米国特許第3.812.0 11号明細書、1982年5月2日発行のYagi%KounoおよびInui の米国特許第4,317,881号明細書、1983年11月29日発行の0k ada 、 Matsuzava s UezimaSNakakukiおよび Horikoshlの米国特許第4.418.144号明細書、1988年4月 19日発行のAm5eraalの米国特許第4,378,923号明細書に記載 されており、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用さ れる。これらの変法のいずれかによって得られる材料は、本発明の目的にとって 許容可能なものである。
最初に、反応混合物から結晶化によって直接包合複合体を単離することも許容可 能である。
連続操作は、通常は過飽和溶液の使用および/または懸濁液/混練および/また は温度操作、例えば加熱後に冷却および乾燥を伴う。通常は、できるだけ少ない 工程段階を用いて、香料の損失や過剰の加工費用ををなくする。
4、複合体の粒度 複合体の粒度は、所望な香料放出状態に従って選択される。粒度が小さく、例え ば、約0.01μm〜約15μm、好ましくは約0.01μm〜約8μm、更に 好ましくは約0.05μm〜約5μmであるのが、乾燥した布帛を再度湿潤させ るときに、香料を速やかに放出するのに望ましい。例えば、シクロデキストリン を′カプセル封入材料に配合することによって小さな粒子を保持して、布帛に付 着するのに望ましい大きめの凝集体を作ることができることが本発明の利点であ る。これらの小さな粒子は、最初は懸濁/混練法によって調製するのが好都合で ある。大きめの粒子、例えば粒度が約15〜約500μm1好ましくは約15〜 約250μm1更に好ましくは約15〜約50μmのものが、基材を多量の水で 再湿潤するときに香料を徐々に放出しまたは基材を複数回再湿潤するときに連続 して放出することができるという点で独特なものである。粒度が大きめの複合体 は、結晶化法で複合体を成長させ、大きな粒子を必要ならば所望な粒度まで粉砕 することによって好都合に調製される。小粒子と大粒子との混合物により、広汎 な活性状態を得ることができる。それ故、15ミクロン以下および15ミクロン より大きな粒子を両方とも実質的な量で有することが望ましいことがある。
5、保護材料 保護材料は、水性媒質によって余り影響を受けず、典型的な自動洗濯用乾燥機で 見られる温度で融解するように選択される。意外なことには、保護材料は、例え ば液状の布帛柔軟剤組成物中で保存された後に残存し、見ずに敏感な材料、例え ばシクロデキストリン/香料複合体粒子を保護するので、それらは布帛に付着し た後、見ずに敏感な材料、例えば複合体を乾燥機で放出して、布帛を続いて再湿 潤するときに複合体が香料を放出することができるようになっている。水に敏感 な材料、例えば粒状のシクロデキストリン/香料複合体を典型的には保護材料に 埋封してこれが効果的に「被覆」または「囲い込み」され、保護材料が水および /または他の材料が複合体を破壊しおよび/または香料を追い出すのを効果的に 防止するようにする。他の水に敏感な材料を、この保護材料によって保護するこ ともできる。
複合体は、保存中、および液状布帛柔軟剤組成物、洗濯溶液および/または洗濯 の濯ぎサイクルでの水のような苛酷な環境では、複合体を効果的に保護ししかも 乾燥サイクルで容易に放出することができることは驚くべきことである。この保 護材料はほぼ完全に水不溶性であり、せいぜい水で若干膨潤するだけであり(非 水膨潤性)、保護を最大にするのが好ましい。例えば、室温での水への溶解度は 、典型的には約250μm未満、好ましくは約1100pp未満、更に好ましく は約25ppm未満である。溶解度任意の保護材料(または組成物)の化学特性 および/または構造によっては、この溶解度は既知の分析法、例えば重量測定法 、浸透圧測定法、分光測定法および/または分光分析法によって容易に決定する ことができる。保護材料の融点(MP)または範囲は、約り0℃〜約90℃、好 ましくは約り5℃〜約80℃、更に好ましくは約40〜約75℃である。融点は 鮮明であることができあるいはある温度範囲に亙って徐々に融解することもでき る。ある融点範囲を有するのが望ましいのであり、これは、乾燥サイクルの初期 に幾分か融解した材料が含まれていると、粒子が布帛に付着し易くなり、粒子が 通気口を通って喪失するのが少なくなり、高融点材料が含まれていると、未だ水 分が実質的な量で含まれている乾燥機サイクルの初期部分でシクロデキストリン /香料を保護し易くなるからである。
好適な保護材料は、石油ワックス、天然ワックス、脂肪性材料、例えば脂肪アル コール/脂肪酸エステル、重合した炭化水素などである。好適な例としては、P etroljte Corporationから発売されている重合した炭化水 素であるVybar 260 (融点約51℃)およびVybar103(融点 約72℃);ミリスチルアルコール(融点約38〜40℃)、セチルアルコール (融点約51℃)および/またはステアリルアルコール(融点約59−60℃) ;水素化獣脂アルコールの水素化獣脂酸エステル(融点約55℃);バルミチン 酸セチル(融点約50℃):水素化ヒマシ油(融点約87℃);部分水素化ヒマ シ油(融点約70℃);12−ヒドロキシステアリン酸メチル(融点約52℃) ;エチレングリコール−12−ヒドロキシステアリン酸エステル(融点約66℃ );プロピレングリコール−12−ヒドロキシエステル(融点約53℃):グリ セロールー12−ヒドロキシステアリン酸−エステル(融点約69℃);N−( β−ヒドロキシエチル)リシノールアミド(融点約46℃);リシノール酸カル シウム(融点約85℃);アルキル化ポリビニルピロリドン(pvp)誘導体、 例えばGanexポリマーV220 (融点約35〜40℃)およびIIIP− 680(融点約58〜68℃);シリコーンワックス、例えばステアリルメチコ ン5P1134 (General Electric Co、製、融点約36 ℃)およびAbil Wax 9809 (Goldschmidt製、融点約 38℃)、およびそれらの混合物が挙げられる。他の好適な保護材料は、197 9年5月1日発行のYoungの米国特許第4.152,272号明細書および 1990年9月4日発行のVlerengaらの米国特許第4.954.285 号明細書に開示されており、これらの特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。
本明細書記載の保護された粒子を、固形の、具体的には粒状の生成物に用いるこ ともできる。粒子を乾燥生成物の状態で保存し、短時間水性媒質に暴露するだけ のときには、水で膨潤するのに時間がかかる保護材料を用いて、水に敏感な材料 を水性媒質に暴露する短時間保護することができる。
シクロデキストリンと香料の保護された粒状複合体は、様々な方法で調製するこ とができる。驚くべきことには、この複合体は、複合体構造が破壊されることな く融解した保護材料と混合し、冷却して固形物を形成させ、前記の保護材料を融 解しない方法、例えば極低温粉砕、微細な「円筒」状の形状での押出した後細断 、および/またはそれらを混合した方法によって粒度を減少させることができる 。このような方法によれば、自動洗濯機を用いる典型的な過程での洗濯操作の濯 ぎサイクル中および/または濯ぎサイクルの終わりに濯ぎ水を布帛を通して濾過 するときに、布帛に容易に取り込まれる所望な不規則な粒子を形成させやすい。
複合体は、複合体粒子の流動床に融解した保護材料を噴霧し、または複合体を懸 濁させながら融解した保護材料を噴霧冷却することによって保護することもでき る。選択される方法は、複合体粒子を実質的に完全に被覆するものものであれば 、先行技術で知られている方法のいずれでもよい。
本明細書に用いられるような保護材料を用いて保護粒子を形成する好ましい方法 は、(a)前記材料の溶融液を調製し、(b)粒子を混合し、(c)溶融混合物 を水性界面活性剤溶液または水性の布帛柔軟剤組成物に高剪断混合によって分散 させた後、(d)生成する分散液を冷却して保護材料を固化させることからなっ ている。保護された粒子が水性界面活性剤溶液中に形成されるときには、それら を予め形成させた分散液として布帛柔軟剤組成物に加えることができる。それら を乾燥して粒状形態で粒状の柔軟剤組成物、洗剤組成物などに加えることもでき る。
香料/シクロデキストリン複合体粒子の外に、本発明の好ましい方法を用いて、 1990年8月7日発行の旧chaelの米国特許第4,946,624号明細 書に開示されているコアセルベーション法によって製造される香料粒子のような 他の粒子を保護することもでき、前記特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。水に敏感でしかも比較的水不溶性の粒子または例えば 布帛柔軟剤組成物と混和しない比較的水不溶性の粒子のような他の粒子も、同じ 方法によって保護することができる。例えば、漂白剤材料、漂白促進剤などを、 この方法によって保護することができる。
これらの粒子が水性界面活性剤溶液中に形成されるときには、これは前記の界面 活性剤を少なくともほぼ臨界ミセル濃度で含むことが必要である。粒子を界面活 性剤溶液に分散することから生じる粒子は、それを乾燥して、顆粒状の洗剤組成 物または粉末状の布帛柔軟剤組成物に用いるときに特に望ましい。
保護材料に埋封される複合体を大きな粒子として水性の布帛柔軟剤組成物に加え 、生成するスラリーに高剪断混合を施して複合体粒子の粒度を減少させることが できる。乾燥した粒子を破壊するのに要するエネルギーはカプセル対人材料を溶 融し、熱が除去されおよび/または例えば液体窒素または固体状の二酸化炭素を 用いて吸収されなければ、粒子を再凝集させ易いので、この方法は望ましい。
典型的には、保護材料の量はシクロデキストリン/香料複合体の約50%〜約1 000%、好ましくは約100%〜約500%、更に好ましくは約150%〜約 300%である。一般的には、保護材料の使用量はできるだけ少ない方がよい。
炭化水素材料は、通常水性環境から最も良好に保護を行う。
カプセル封入した粒子は、直径が約1〜約1000ミクロン、好ましくは約5〜 約5000ミクロン、更に好ましくは約5〜約250ミクロンであるのが好まし い。
粒子のあるものはこれらの範囲外であってもよいが、粒子のほとんど、例えば約 90重量%を上回る量はこの範囲内にあることが必要である。複合体の保護と粒 子を布帛上に保持する能力との間には均衡がある。粒子が大きくなれば、液状布 帛柔軟剤組成物中に保管中および濯ぎ水中で複合体を一層良好に保護し、布帛を 典型的な濯ぎサイクルの終了時に「自転乾燥」するとき、濾過機構の結果として 布帛上に保持させることができる。しかしながら、小さな粒子を濯ぎサイクル中 に布帛の組織に取り込むことができるので、布帛に一層効果的に付着しやすい。
従って、乾燥サイクルの初期には、カプセル対人材料が軟化する前に、大きな粒 子の方が乾燥機のタンプリングさ容によって一層容易に除去される。それ故、小 さめの粒子、すなわち直径が約250ミクロン未満のものが、所望な目的の成果 を得る上で全般的に一層効率的である。
保護された粒子を、例えば1976年2月3日発行のBa5kervilleの 米国特許第3,936.537号明細書1976年10月12日発行のKrum mel らの米国特許第3.985.669号明細書および1979年1月2日 発行のN1calの米国特許第4.132,680号明細書などに記載の顆粒状 洗剤組成物と混合することによって用いることもでき、前記特許明細書の内容は 、その開示の一部として本明細書に引用される。
6、布帛柔軟剤 本明細書に用いることができる布帛柔軟剤は、Edvardsおよび旧ehlの 米国特許第3.861.870号明細書、Cawbreの米国特許第4.308 .151号明細書、Bernardinoの米国特許第3,886.075号明 細書、Davlsの米国特許第4,233.164号明細書、Verbrugg enの米国特許第4.401.578号明細書、WlersemaおよびRle keの米国特許第3,974,076号明細書、およびRudkln、 C11 ntおよびYoungの米国特許第4.237,016号明細書に開示されてお り、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。
本発明の好ましい布帛柔軟剤は、下記の成分を含んで本発明の好ましい柔軟剤( 活性)は、高級脂肪酸と、ヒドロキシアルキルアルキレンジアミンおよびジアル キレントリアミンおよびそれらの混合物からなる群から選択されるポリアミンと の反応生成物である。これらの反応生成物はポリアミンが多官能価構造を有する ことを考慮して数個の化合物の混合物である(例えば、HJ。
Eckert著のPette−Se1fen−Anstrlchslttel  (上記引用)の発表内容を参照されたい)。
好ましい成分1(a)は、反応生成物混合物またはこれらの混合物の幾つかの選 択された成分からなる群から選択される含窒素化合物である。更に具体的には、 好ましい成分1 (a)は、 (1) 高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレンジアミンとの分子比が約2 :1の反応生成物であって、前記反応生成物が、式 (式中、Rは非環状脂肪族015〜C2、炭化水素基であす、RおよびRは二価 のC’= C3アルキレン基である)の化合物を有する組成物を含むものであり 、(II)式 (式中、RおよびR2は前記定義の通りである)を有する置換イミダシリン化合 物、 (式中、RおよびR2は前記定義の通りである)を有する置換イミダシリン化合 物、 (tv) 高級脂肪酸とジアルキレントリアミンとの分子比が約2:1の反応生 成物であって、前記反応生成物が、式 %式% (式中、RRおよびR3は前記定義の通りである)1ゝ 2 および (v)式 (式中、RおよびR2は前記定義の通りである)を有する置換イミダシリン化合 物、および それらの混合物、 からなる群から選択される化合物である。
成分I (a)(+)は、Mazer ChemicalsからMazasid e” 8として、5andoz Co1ors & ChemicalsからC eranlneRHCとして市販されており、ここで、高級脂肪酸は水素化獣脂 肪酸であり、ヒドロキシアルキルアルキレンジアミンはN−2−ヒドロキシエチ ルエチレンジアミンであり、Rは脂肪族C−C炭化水素基であり、R2およびR 3は二価のエチレン基である。
成分1(a)(目)の−例は、ステアリルヒドロキシエチルイミダシリンであっ て、ここでRは脂肪族C17炭化水素基であり、R2は二価のエチレン基であり 、この化合物は^1karil Chemicals、 Inc、から^Ika zine” STまたは5cher Chemicals、 Inc、から5c hercozolineR8の商品名で発売されている。
成分1 (a)(iv)の−例は、N、N’−ジ獣脂アルコイルジエチレントリ アミンであって、ここでR1は脂肪族C−C炭化水素基であり、R2およびR3 は二価のエチレン基である。
成分1 (a)(v)の−例は、1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イミダゾリン であり、ここでRは脂肪族015〜C炭化水素基であり、R2は二価のエチレン 基である。
成分I (a)(1iりおよびI (a)(v)も、最終組成物のpHが約5以 下であるという条件で、最初にpKa値が約4以下であるブレンステッド酸分散 助剤に分散させることもできる。幾つかの好ましい分散助剤は塩酸、リン酸また はメチルスルホン酸である。
N、N’−ジ獣脂アルコイルジエチレントリアミンおよび1−獣脂エチルアミド −2−獣脂イミダゾリンは、両方とも獣脂肪酸とジエチレントリアミンとの反応 生成物であり、カチオン性布帛柔軟剤であるメチル−1−獣脂アミドエチル−2 −獣脂イミダゾリニウムメチルスルフェートの前駆体である(「布帛柔軟剤とし てのカチオン性界面活性剤J 、R,R,Egan、 Journal of  theAmerican 011 Chemlcals’ 5oc1ety、  1978年1月、118〜121頁を参照されたい)。N、N’−ジ獣脂アルコ イルジエチレントリアミンおよび1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イミダゾリン は、実験用薬品として5herex Chemical Companyから得 ることができる。メチル−1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イミダゾリニウムメ チルスルフェートは、Varisoft” 475の商品名で5herex C hemical Companyから発売されている。
成分1 (b) 好ましい成分1 (b)は、 (式中、Rは非環状の脂肪族C1,〜C2□炭化水素基であり、RおよびRはC −C4の飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、A−はアニオンであ る)を有する非環状の第四アンモニウム塩、(式中、Rは非環状の脂肪族015 〜C2、炭化水素基であり、Rは水素または01〜C4の飽和アルキルまたはヒ ドロキシアルキル基であり、A−はアニオンである)を有する置換イミダゾリニ ウム塩、 (iN)式 (式中、Rは二価のC””” C3アルキレン基であり、R1、R5およびA− は前記定義の通りである)を有する置換イミダゾリニウム塩、 (lv)式 (式中、R4は非環状の脂肪族C−C炭化水素基であり、A−はアニオンである )を有するアルキレンピリジニウム塩、および (v)式 (式中、Rは非環状の脂肪族C1,〜C2、炭化水素基であり、Rは二価のC” ” C3アルキレン基であり、A−はイオン基である)を有するアルカンアミド アルキレンピリジニウム塩、および それらの混合物、 からなる群から選択される1本の長鎖の非環状脂肪族のC15〜C22炭化水素 基を含むカチオン性含窒素塩である。
成分I (b)(1)の例は、5herex Chemical Compan yからそれぞれAdogenR471、Adogen 441. Adogen  444およびAdogen 415の商品名で発売されている塩化モノ獣脂ト リメチルアンモニウム、塩化モノ(水素化獣脂)トリメチルアンモニウム、塩化 バルミチルトリメチルアンモニウムおよび塩化大豆トリメチルアンモニウムのよ うなモノアルキルトリメチルアンモニウム塩である。これらの塩では、Rは非環 状の脂肪族016〜C18炭化水素基であ化獣脂)トリメチルアンモニウムおよ び塩化モノ獣脂トリメチルアンモニウムが好ましい。成分! (b)(1)の他 の例は、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(但し、R4はC22炭化水素基 である)であり、Husko CheslcalDjvlslon of’ W itco Chemical CorporationからKemam1neR Q28[13−Cの商品名で発売されているもの、エト硫酸大豆ジメチルエチル アンモニウム(但し、R4は1033の商品名で発売されているもの、および塩 化メチル−ビス(2−ヒドロキシエチル)オクタデシルアンモニウム(但し、R 4はC18炭化水素基であり、C5は2−ヒドロキシエチル基であり、R6はメ チル基である)であり、Ar5ak CompanyからEthoquad’  18/12の商品名で発売されているものである。
成分1 (b)(111)の−例は、エチル硫酸−1−エチル−1−(2−ヒド ロキシエチル)−2−イソヘプタデシルイミダゾリニウム(但し、R工はC1□ 炭化水素基であり、Rはエチレン基であり、R5はエチル基であり、Aはエチル 硫酸アニオンである)である。これは、MonBIndustries、 In c、からMonaquatRISIESの商品名で発売されている。
成分I (c) 2本以上の長鎖の非環状脂肪族015〜C2□炭化水素基または1個の前記基と 単独でまたは混合物の一部として用いることができるアリールアルキル基を有す る好ましいカチオン性の含窒素塩は、下記のものからなる群から選択される。
(式中、Rは非環状脂肪族CI5〜C2゜炭化水素基であす、R5はC1〜C4 飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、R8はR4およびR5の基か らなる群から選択され、A−は前記に定義したアニオンである)を有する非環状 第四アンモニウム塩、 (式中、R工は非環状の脂肪族015〜C2□炭化水素基であり、R2は1〜3 個の炭素原子を有する二価のアルキレン基であり、R5およびR9はC1〜C4 飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、R8はR4およびR5の基か らなる群から選択され、A−はアニオンである)を有するジアミド第四アンモニ ウム塩、(式中、nは1〜約5てあり、R1、R2、R5およびA−は前記定義 の通りである)を有するジアミノアルコキシル化した第四アンモニウム塩、 (lv)式 基であり、R5はC1〜C4飽和アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、 A−はアニオンである)を有する第四アンモニウム化合物、 (式中、Rは非環状の脂肪族015〜C2□炭化水素基であり、R2は1〜3個 の炭素原子を有する二価のアルキレン基であり、IRおよびA−は前記定義の通 りである)を有する置換イミダゾリニウム塩、 (式中、RRおよびA−は前記定義の通りである)1 ゝ 2 を有する置換イミダゾリニウム塩、およびそれらの混合物。
成分1 (c)(i)の例は、周知のジアルキルジメチルアンモニウム塩、例え ば塩化ジ獣脂ジメチルアンモニウム、メチル硫酸ジ獣脂ジメチルアンモニウム、 塩化ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ ニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、塩化ジ(水素化獣脂)ジメチル アンモニウム、および塩化ジ獣脂ジメチルアンモニウムが好ましい。本発明に用 いることができる市販のジアルキルジメチルアンモニウム塩の例は、塩化ジ(水 素化獣脂)ジメチルアンモニウム(商品名Adogen 442) 、塩化ジ獣 脂ジメチルアンモニウム(商品名Adogen 470) 、塩化ジステアリル ジメチルアンモニウム(商品名ArosurfRT^−100)であり、いずれ も5herex CheI!1cal Companyから発売されている)。
塩化ジベヘニールジメチルアンモニウムであって、R4が非環状C22炭化水素 基であるものは、Huwko ChewlcalDlvlsjon of Vj tco Chemical CorporationからKesaslne Q −2802Cの商品名で発売されている。
成分1 (c)(!i)の例は、メチル硫酸メチルビス(獣脂アミドエチル)( 2−ヒドロキシエチル)アンモニウムおよびメチル硫酸メチルビス(水素化獣脂 アミドエチル)(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム(但し、R1は非環状脂 肪族015〜c17炭化水素基であり、R2はエチレン基であり、R5はメチル 基であり、R9はヒドロキシアルキル基であり、Aはメチル硫酸アニオン)であ り、これらの材料はそれぞれVarisoft 222およびVarlsoft llOの商品名で5herex Chemical Co5panyがら発売さ れている。
成分1 (c)(Iv)の−例は、塩化ジメチルステアリルベンジルアンモニウ ムであって、R4が非環状脂肪族c ig炭化水素基であり、R5はメチル基で あり、Aはクロリドアニオンであるものであり、5herex Chellca lCompanyからVar1sof’t SDCおよび0nyx Cheg+ IcalCog+panyからAmmonyxR490の商品名で発売されてい る。
成分1 (e)(V)の例は、メチル硫酸−1−メチル−1−獣脂アミドエチル −2−獣脂イミダゾリニウムおよびメチル硫酸−1−メチル−1−(水素化獣脂 アミドエチル)−2−(水素化獣脂)イミダゾリニウムであって、R1が非環状 脂肪族015〜C17炭化水素基であり、R2はエチレン基であり、R5はメチ ル基であり、Aはクロリドアニオンであるものであり、それらはそれぞれShe rexChemical CowpanyからVarisoft 475および Varisoft 445の商品名で発売されている。
好ましい組成物は、前記成分■の重量に対して成分I(a)を約10%〜約80 %、成分1 (b)を約5%〜約40%、および成分! (c)を約10%〜約 80%含む。
更に好ましい組成物は、(1)塩化ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウムおよ び(V)メチル硫酸−メチル−1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イミダゾリニウ ム、およびそれらの混合物からなる群から選択される成分I (c)を含む。
成分1は、好ましくは総組酸物の約4重量%〜約27重量%で含まれる。更に具 体的には、この組成物は、成分1 (a)が水素化獣脂脂肪酸約2モルとN−2 −ヒドロキシエチルエチレンジアミン約1モルとの反応生成物であって、成分I の約20重量%〜約60重量%の濃度で含まれており、塩化モノ(水素化獣脂) トリメチルアンモニウムであって、成分! (b)が成分Iの約3重量%〜約3 0重量%の濃度で含まれており、成分! (c)が塩化ジ(水素化獣脂)ジメチ ルアンモニウム、塩化ジ獣脂ジメチルアンモニウムおよびメチル硫酸−メチル− 1−獣脂アミドエチルー2−獣脂イミダゾリニウム、およびそれらの混合物から なる群から選択され、この成分1 (c)は成分Iの約20重量%〜約60重量 %の濃度で含まれており、前記の塩化−ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウム 対前記のメチル硫酸−メチル−1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イミダゾリニウ ムの重量比が約2=1〜約6:1であるものが更に好ましい。
前記の個々の成分、特にI (c)の成分を個々に用いることもできる。
アニオンA 本明細書記載のカチオン性の含窒素塩では、アニオンA−は中性の電荷を提供す る。最も多くは、これらの塩で中性の1@荷を提供するのに用いられるアニオン はハロゲン化物、例えばフッ化物、塩化物、臭化物またはヨウ化物である。しか しながら、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩1、水酸化物、酢酸エチル塩、ギ酸塩、 硫酸塩、炭酸塩などの他のアニオンを用いることができる。塩化物およびメチル 硫酸塩は、本発明においてアニオンAとして7、液体キャリヤーは、水、01〜 c4の一部アルコール、02〜c6多価アルコール(例えば、プロピレングリコ ールのようなアルキレングリコール)、液状ポリアルキレングリコール、例えば ポリエチレングリコールで平均分子量が約200のもの、およびその混合物から なる群から選択される。用いられる水は蒸溜水、脱イオン水または水道水である ことができる。
8、任意のポリマー性汚れ放出剤 通常はポリマーである汚れ放出剤は、約0.05%〜約5%の濃度で特に望まし い添加剤である。好適な汚れ放出剤は、1987年10月27日発行のGoss ellnkの米国特許第4,702,857号明細書、1987年12月8日発 行のGossel lnkおよびDlehlの米国特許第4.711,730号 明細書、1987年12月15日発行のGosseltnkの米国特許第4,7 13,194号明細書、1989年10月31日発行のMaldonado、  TrinhおよびGosselinkの米国特許第4,877.896号明細書 、1990年9月11日発行のGosselink、 HardyおよびTri nhの米国特許第4,956.447号明細書、および1988年6月7日発行 のEvans、 Huntlngton。
5tevart、 WolfおよびZlmmererの米国特許第4.749, 596号明細書に開示されており、これらの特許明細書の内容は、その開示の一 部として本明細書に引用される。汚れ放出ポリマーは、液状の布帛柔軟剤組成物 中の粒子の懸濁安定性を改良するのであり、すなわち粒子は過度の分離が起こる ことなく液体組成物に安定に懸濁されたままになっているという点が汚れ放出ポ リマーの特に有利な点である。汚れ放出剤は、通常は実質的に粘度を増加させな い。この結果は、全く予想外のものであった。しかしながら、これにより、安定 な布帛柔軟剤組成物を製造することができ、更に次回の洗濯では汚れ放出が改良 され、出費や粒子を安定に懸濁させる目的だけに材料を添加する際の配合の困難 さを被ることがない。
汚れ放出ポリマーを用いて本発明の保護された粒子を懸濁させる場合の特に有利 な点は、保護材料からの布帛上への付着物が最少限になることである。汚れ放出 ポリマーなしでは、保護材料、特に炭化水素は長時間使用することにより、特に 合成布帛(例えば、ポリエステル)上に付着して、堆積しゃすい。
特に望ましい任意成分は、ポリアルキレンテレフタレートとポリオキシエチレン テレフタレートとのブロックコポリマーおよびポリアルキレンテレフタレートと ポリエチレングリコールとのブロックコポリマーを含んでなるポリマー性汚れ放 出剤である。ポリアルキレンテレフタレートブロックは、好ましくはエチレンお よび/またはプロピレンアルキレン基を含んでいる。このような汚れ放出ポリマ ーの多くは、非イオン性である。
好ましい非イオン性汚れ放出ポリマーは、下記の平均的構造を有する。
−C(0) (〉c(o)(00112CH,、)、、00+13このような汚 れ放出ポリマーは、1989年7月18日発行のBorcher、 Trinh および旧1chの米国特許第4.849.257号明細書に記載されており、こ の特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。もう一つ の極めて好ましい非イオン汚れ放出ポリマーは、1991年3月28日出願のP an 。
Gossel inkおよびHo n s aの非イオン性汚れ放出剤について の同時係属米国特許出願連続番号第 07/676.682号明細書に記載されており、前記の明細書の内容は、その 開示の一部として本明細書に引用される。
本発明に用いられるポリマー性汚れ放出剤は、アニオン性およびカチオン性のポ リマー性汚れ放出剤を含むことができる。好適なアニオン性のポリマー性または オリゴマー性汚れ放出剤は、1989年4月4日発行のTrlnh、 Goss elinkおよびRattlngerの米国特許第4.018,569号明細書 に開示されており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に 引用される。他の好適なポリマーは、1989年2月24日発行のEvans、  Huntlngton、 Stewart、 WolfおよびZl+u+er erの米国特許第4,808,086号明細書に開示されており、この特許明細 書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。好適なカチオン性汚 れ放出剤は、1990年9月11日発行のGossel Ink。
HardyおよびTrlnhの米国特許第4,956.447号明細書に記載さ れており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用され る。
汚れ放出剤が含まれているときには、その濃度は典型的には約0.05%〜5% 〜約5ましくは約0.1%〜約4%、更に好ましくは約0.2%〜約3%である 。
9、他の任意成分 好ましい任意成分は、香料/シクロデキストリン複合体として含まれる香料を除 く、遊離の香料であり、これは特に製品および/または濯ぎサイクルおよび/ま たは乾燥機において賦香するのに極めて有用でもある。好ましくは、このような 複合体形成していない香料は、実質的な香料材料を前記の複合体形成していない 香料の少なくとも約1重量%、更に好ましくは少なくとも約10重量%含む。こ のような複合体形成していない香料は、総組酸物の約0.01重量%〜約5重量 %、好ましくは約0.05重量%〜約2重量%、更に好ましくは約0.1重量% 〜約1重量%の濃度で含まれるのが好ましい。
他のアジュバントを、その既知の目的のために本発明の組成物に加えることがで きる。このようなアジュバントには、粘度調節剤、複合体形成していない香料、 乳化剤、防腐剤、酸化防止剤、殺菌剤、殺黴剤、増白剤、不透明剤、凍結−融解 調節剤、収縮調節剤、およびアイロンを容易にするための薬剤が挙げられるが、 これらに限定されない。これらのアジュバントを用いるときには、その通常の濃 度で添加され、一般的にはそれぞれ組成物の約5重量%までの濃度で添加される 。
粘度調節剤は、有機または無機の性状のものであることができる。有機粘度改質 (低下)剤の例は、アリールカルボキシレートおよびスルホネート(例えば、ベ ンゾエート、2−ヒドロキシアリールベンゾエート、2−アミノベンゾエート、 ベンゼンスルホネート、2−ヒドロキシベンゼンスルホネート、2−アミノベン ゼンスルホネートなど)、脂肪酸およびエステル、脂肪アルコール、および水と 相溶圧の溶媒、例えば短鎖アルコールである。
無機粘度調節剤の例は、水溶性のイオン化可能な塩である。多種多様なイオン化 可能な塩を用いることができる。
好適な塩の例は、元素の周期律表のIAおよびIIA族金属のハロゲン化物、例 えば塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、臭化カリウムおよび 塩化リチウムである。塩化カルシウムが好ましい。イオン化可能な塩は、本発明 の組成物を製造し、後で所望な粘度を得るために成分同士を混合する工程中で特 に有用である。
用いられるイオン化可能な塩の量は組成物に用いられる活性成分の量によって変 化し、処方者の望みによって調整することができる。組成物の粘度を調節するの に用いられる塩の典型的な濃度は、組成物の重量の約20〜約60百万分率(p pm)、好ましくは約20〜約4,000ppmである。
粘度改質(上昇)剤を加えて、粒子、例えば保護された粒子または他の水不溶性 粒子を安定に懸濁させる組成物の能力を増加させることができる。このような材 料には、ヒドロキシプロピル置換グアールガム(例えば、HP200 、Rho ne−Poulenc製)、カチオン性改質アクIJ /l。
酸アミド(例えば、Floxan EC−21)[1、Henkel Corp 、製)、ポリエチレングリコール(例えば、Carbovax 20M、Uni on Carbide製)、疎水性改質ヒドロキシエチルセルロース(例えば、 Natrosol Plus 、 Aqualon製)および/または親有機性 (organophi I ic)粘土(例えば、Hectoriteおよび/ またはBentone 27.34および38のようなベントナイト粘土、Rh eox Co、製)が挙げられる。
これらの粘度上昇剤(粘稠化剤)は、典型的には約500ppm〜約30,00 0ppm、好ましくは約1.000ppm〜約5.000ppm、更に好ましく は約1,500ppm〜約3.500ppmの濃度で用いられる。
本発明の組成物に用いられる殺菌剤の例は、グルグルアルデヒド、ホルムアルデ ヒド、Inolex CheslcalsからBronol)Of”の商品名で 発売されている2−ブロモ−2−二トロブロバンー1,3−ジオール、およびR oh■andHaas Co5panylからKathonRCG/ICPの商 品名で発売されている5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン と2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンとの混合物が挙げられる。本発明 の組成物に用いられる殺菌剤の典型的な濃度は、組成物の重量の約1〜約1.0 00ppmである。
本発明の組成物に添加することができる酸化防止剤のPI 1よ、Eastma n Chemical Products、 Inc、からTenox”PGお よびTenox S−1の商品名で発売されているプロピルガレート、およびL IOP Process Divisionから5UStane”BITの商品 名で発売されている。ブチル化ヒドロ午シトルエンである。
本発明の組成物はシリコーンを含み、アイロンの掛は易さおよび布帛の感触の改 良といった追加の利益を提供することができる。好ましいシリコーンは、粘度が 約100センチストークス(cs)〜約 100.000cs、好ましくは約200C8〜約60.000csのポリジメ チルシロキサン、および/またはシリコーンガムである。これらのシリコーンは 乳化した形態で用いることができ、これらは供給業者から好都合にも直接入手す ることができる。これらの予備乳化したシリコーンの例は、Day Cornl ng CorporationかうDOV C0RNINGR1157PLUI Dノ’feR品名テ発売すtL でイルポリジメチルシロキサンの60%エマル ジョン(350cs)およびGeneral Electric Compan yからGeneralElectricR8M 21405iliconesの 商品名で発売されているポリジメチルシロキサンの50%エマルジョン(10, 000cs)である。特に、組成物が染料を含むときには、マイクロエマルジョ ンが好ましい。任意のシリコーン成分を、組成物の重量の約0.1%〜約6%の 量で用いることができる。
シリコーン抑泡剤を用いることもできる。これらは通常は乳化せず、典型的には 粘度は約100cs〜約10.000C8%好ましくは約200cs〜約5.0 OOcsである。典型的には、約0.01%〜約1%、好ましくは約0.02% 〜約0.5%の極めて低濃度で用いられる。もう一つの好ましい抑泡剤は、シリ コーン/シソケート混合物、例えばDov Cornlng製のAntll’o as Aである。
好ましい組成物は、ポリジメチルシロキサ20火〜約3%、Ca C120%〜 約0.4%、および染料約10ppm〜約1100ppを含む。
本発明の組成物のpH(10%溶液)は、通常は約2〜約7、好ましくは約2. 4〜約6.5、更に好ましくは約2.6〜約4の範囲内に調節される。pHの調 節は、通常は配合物に少量の遊離酸を加えることによって行う。
強pH緩衝剤が含まれていないので、ごく少量の酸しか必要でない。任意の酸性 材料を用いることができ、その選択は価格、利用可能性、安全性などに基づいて 柔軟剤凝塊の熟練者が行うことができる。用いることができる酸には、メチルス ルホン酸、塩酸、硫酸、リン酸、クエン酸、マレイン酸およびコハク酸である。
本発明の目的には、pHは、標準カロメル対照電極と比較して柔軟組成物中の1 0水溶液におけるガラス電極によって測定する。
本発明の液状の布帛柔軟組成物は、通常の方法に酔フて製造することができる。
好都合で満足な方法は、柔軟剤の活性なプレミックスを約72″〜77℃で製造 し、これを次に熱水シートに撹拌しながら加える。温度に感受性のある任意成分 は、布帛柔軟組成物を低温まで冷却した後に加えることができる。
本発明の液状の布帛柔軟組成物は、通常の家庭用洗濯操作の濯ぎサイクルに加え ることによって用いる。一般的には、濯ぎ水の温度は約り℃〜約50℃、更に高 頻度には約り0℃〜約40℃である。本発明の布帛柔軟剤活性成分の濃度は、一 般的には濯ぎ水槽の重量の約10ppm〜約200ppm、好ましくは約25p pm〜約1100ppである。シクロデキストリン/香料複合体の濃度は、約5 ppm〜約200ppm、好ましくは約10ppm〜約150ppm、更に好ま しくは約10ppm〜約50ppmである。
一般的には、本発明は、布帛柔軟法の観点では、(1)通常の洗濯機での洗剤組 成物を用いる布帛の洗浄、および(2)布帛柔軟剤と保護されたシクロデキスト リン/香料複合体粒子の前記量を含む水槽での布帛の濯ぎ、および(3)自動洗 濯物乾燥機での布帛の乾燥の段階を含んでいる。複数回の濯ぎを用いるときには 、布帛柔軟組成物は最後の濯ぎに加えるのが好ましい。
10、本発明の組成物の利点 前記のように、生成物に低い生成物の香料臭と許容可能な初期の布帛香料臭だけ でなく、長期環継続する布帛香料臭を付ける能力は、消費者の洗濯生成物に対す る多くの開発研究の目的となってきた。本発明の生成物は、好ましくは許容可能 な程度に薄い「生成物香料臭jおよび許容可能な「初期の布帛香料臭」とを両方 とも加えるのに十分な遊離香料を含んでいる。シクロデキストリン(CD)と複 合体を形成した香料を含む保護された粒子の形態で生成物に配合された香料は、 主として、再生された香料臭が本当にしかも適当に必要な場合、例えば浴室で洗 浄布およびタオルを使用するときまたは高水準の肉体的活動中および後の衣類に 発汗臭があるときのような幾分水分がある情況で布帛を用いるときに放出される 。
本発明の生成物は、任意の見地可能な量の遊離香料を含まずに保護された香料/ CD複合体だけを含むことができる。この場合には、製品は最初は無臭製品であ ると思われる。これらの製品で処理した布帛は、消費者が付耐と思う他の高価な 個人用の香気と衝突するような明瞭な香料臭を持たない。浴室で使用するまたは 発汗に対して他の香料を必要とするときだけ、複合体中の香料が放出される。
処理済みの布帛を保存中に、香料/CD複合体と遊離の香料およびCDとの平衡 の結果として少量の香料が複合体から離散することがあり、薄い香りがする。生 成物が遊離および複合体形成した香料を両方とも含んでいると、複合体から離散 したこの香料は全体的な布帛の香料臭の強さに影響を与え、長期環継続する布帛 香料臭の印象を与える。従って、遊離香料と香料/CD複合体との濃度を調節す ることによって、時期および/または香料の同一性および特徴について広範囲の 独特な香料状態を提供することができる。
保護された香料/シクロデキストリン複合体粒子は、通常は液状のリンスを加え た布帛コンディショニング組成物に配合される。それ故、本発明は、自動洗濯機 /乾燥機加工サイクルにおいて、布帛に長期環継続する香りと柔軟および/また は帯電防止作用を付与する工程(方法)であって、前記の布帛を洗浄し、前記の 布帛を柔軟活性成分と有効量の保護された香料/CE粒子とを含む組成物の有効 な、すなわち柔軟にする量で濯ぎ、この布帛を前記の乾燥機中で回転乾燥するこ とからなる方法も包含する。
本発明は、衣類の洗浄法の美学にも寄与する。消費者が臭気(香り)を好む洗濯 工程の一つの重要な点は、洗浄工程中(すなわち、洗濯水から取り出して濡れた 衣類を乾燥機に移すとき)である。この美学的利点は、現在は主として洗剤組成 物または液体柔軟剤組成物によって洗浄および/または濯ぎ水に加えられる香料 によって提供される。本発明の方法で、例えば前濯ぎで前処理して乾燥した衣類 は、洗浄水に炸裂した香りを放ち、生成する布帛は、洗濯、濯ぎおよび/または 乾燥段階で他の香料を用いなくとも、「香料臭」がしている。
11、他の組成物 前記の液状の布帛柔軟組成物の外に、保護された粒子、特に保護されたシクロデ キストリン/香料複合体粒子を固形の粒状柔軟剤組成物および洗剤組成物に加え ること洗剤組成物では、保護材料の量は、高めにして、例えば水に敏感な材料の 少なくとも約100%とする。
保護された粒子、特に香料/シクロデキストリン複合体を含むものは、簡単に混 合することによって顆粒状の洗剤組成物に配合することができる。このような洗 剤組成物は、典型的には洗剤用界面活性剤と洗浄ビルダーおよび場合によっては 漂白剤、酵素、布帛増白剤などの追加成分を含む。これらの粒子は、洗剤組成物 中にシクロデキストリン/香料複合体を約0.5%〜約30%、好ましくは約1 %〜約5%を提供するのに十分な濃度で、洗剤組成物に含まれている。洗剤組成 物の残りのものは、約1%〜約50%、好ましくは約10%〜約25%の洗濯用 界面活性剤、および約10%〜約70%、好ましくは約20%〜約50%の洗浄 ビルダー、および所望な場合には、他の任意の洗濯洗剤成分を含む。
(1)界面活性剤 本発明の洗剤組成物に有用な界面活性剤には、周知の合成のアニオン性、非イオ ン性、両性および双性イオン性界面活性剤が挙げられる。これらの典型的なもの はアルキルベンゼンスルホネート、アルキル−およびアルキルエーテルスルフェ ート、パラフィンスルホネート、オレフィンスルホネート、アルコキシル化(具 体的にはエトキシル化)アルコールおよびアルキルフェノール、アミンオキシド 、脂肪酸および脂肪酸エステルのα−スルホネート、アルキルベタインなど、洗 剤業界で周知のものである。一般的には、このような洗濯用界面活性剤は09〜 C18範囲のアルキル基を含む。アニオン性の洗濯用界面活性剤はナトリウム、 カリフラワーまたはトリエタノールアンモニウム炎の形態で用いることができ、 非イオン性界面活性剤は通常約5〜約17のエチレンオキシド基を含む。011 〜016アルキルベンゼンスルホネート、012〜C18パラフインスルホネー トおよびアルキルスルフェートが、このタイプの組成物に特に好ましい。
本発明の洗剤組成物に好適な界面活性剤の詳細なリスト刃、1976年2月3日 発行のBa5kervI I Ieの米国特許第3,936,537号明細書に 見出だすことができ、この特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書 に引用される。このような界面活性剤の商業的供給元刃McCutcheon’ s EMULSIFIER8AND DETERGENTS、 NorthA* etlcan Edition、 1987. McCutcheon Div ision、 MCPublishing Companyに見出だすことがで き、この文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。
(j[)洗浄ビルダー 本発明の洗剤組成物に有用な洗浄ビルダーとしては、通常の無機および有機の水 溶性ビルダー塩並びに各種の水不溶性のいわゆる「種を加えた」ビルダーが挙げ られる。
好適な水溶性の無機アルカリ性洗剤ビルダー塩の非限定的な例としては、アルカ リ金属カーボネート、ボレート、ホスフェート、ポリホスフェート、トリポリホ スフェート、ビカーボネート、シリケートおよびスルフェートが挙げられる。こ のような塩の具体例としては、四ホウ酸、重炭酸、炭酸、トリポリリン酸、ピロ リン酸およびヘキサメタリン酸ナトリウムおよびカリウムが挙げられる。
好適な水溶性の有機アルカリ性洗浄ビルダー塩の例は、(1)水溶性のアミノポ リアセテート、例えばエチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸およびN−(2 −ヒドロキシエチル)ニトリロニ酢酸ナトリウムおよびカリウム、(2)フィト 酸の水溶性塩、例えばフィト酸ナトリウムおよびカリウム、(3)水溶性ポリホ スホン酸塩、例えばエタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸のナトリウ ム、カリウムおよびリチウム塩、およびメチレンニホスホン酸のナトリウム、カ リウムおよびリチウム塩などである。
「不溶性」ビルダーとしては、種を加えたビルダー、例えば炭酸カルシウムまた は硫酸バリウムで種を加えた炭酸ナトリウムまたはケイ酸ナトリウム、および粒 度が約5ミクロン未満の水和したナトリウムゼオライトAが挙げられる。
好適な洗浄ビルグーの詳細なリストは、米国特許第3゜936.537号明細書 (上記)に見出だすことができ、この特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。
(flf)任意の洗剤成分 任意の製剤組成物成分としては、酵素(例えば、プロテアーゼおよびアミラーゼ )、ハロゲン漂白剤(例えば、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムおよびカリウ ム)、ペルオキシ酸漂白剤(例えば、ジペルオキシドデカン−1,12−ジオン 酸)、無機退化合物漂白剤(例えば、過ホウ酸ナトリウム)、過ホウ酸塩の活性 剤(例えば、テトラアセチルエチレンジアミンおよびノナノイルオキシベンゼン スルホン酸ナトリウム)、汚れ放出剤(例えば、メチルセルロースおよび/また は非イオン性ポリエステル汚れ放出ポリマー、および/またはアニオン性ポリエ ステル汚れ放出ポリマー、特に1989年10月31日発行のMaldonad o、 TrlnhおよびGossel 1nkの米国特許第4,877.896 号明細書に開示されているアニオンポリエステル汚れ放出ポリマーであって、こ の特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される)、汚れ懸 濁剤(例えば、カルボキシメチルセルロース)および布帛増白剤が挙げられる。
(b)固形の粒状布帛柔軟剤組成物 自動洗濯操作の洗浄および濯ぎサイクルの加えられる粒状の布帛柔軟剤組成物は 、1966年6月14日発行のVeissの米国特許第3,256.180号明 細書、1967年11月7日発行のMinerらの米国特許第3.351.48 3号明細書、1981年12月29日発行のCambreの米国特許第4,30 8,151号明細書、1986年5月20日発行のMutterらの米国特許第 4.589.989号明細書、1991年4月23日発行のFosterの米国 特許第5,009,800号明細書、および1984年1月18日公開の特開昭 60/8799号明細書、1987年11月5日出願の日本国特許出願節J 6 2253698−A号明細書、1989年8月28日公開の特開平1−2134 76号明細書、1988年2月16日出願のカナダ国特許出願第CA12328 19−A号明細書、1988年6月9日出願の日本国特許出願節J631380 00−A号明細書、および1988年11月2日出願の欧州特許出願節EP−2 89313−A号明細書などの外国出願明細書に記載されており、これらの特許 明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。液体組成物を製 造するのに用いることができる顆粒状の布帛柔軟剤組成物は、1991年4月2 2日出願のHart*an、 Brown。
Ru5cheおよびTaylorの米国特許出願連続番号節07/689.40 6号明細書に開示されており、この特許明細書の内容は、その開示の一部として 本明細書に引用される。
布帛柔軟剤は、典型的には約20%〜約90%、好ましくは約30%〜約70% の濃度で、粒状の布帛柔軟剤組成物に含まれる。保護された粒子としてのシクロ デキストリン/香料複合体は、約5%〜約80%、好ましくは約10%〜70% の濃度で、粒状の布帛柔軟剤組成物に含まれる。粒状の柔軟剤を濯ぎサイクルに 加えるときには、水膨潤性保護材料を用いることができる。組成物を洗浄サイク ルに加えるかまたは水性組成物に形成するときには、保護材料は好ましくは水膨 潤性であり、一層高濃度で用いられる。
本明細書における総ての百分率、比率および部は、特に断らないかぎり重量によ るものである。
下記のものは、本発明の製品および方法の非制限的実施例である。
下記の実施例に用いる3種類の異なる香料は、下記の通りである。
完全香料(A) 香料Aは実質的な香料であり、中位および不揮発性恒量成分から主としてなって いる。香料Aの主成分はサリチル酸ベンジル、酢酸パラ−第三ブチルシクロヘキ シル、バラー第三ブチル−α−メチルヒドロシンナムアルデヒド、シトロネロー ル、ガラクツリド、へりオトロピン、ヘキシルシンナムアルデヒド、4−(4− ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−10−カルボキシア ルデヒド、メチルセルロースン基メチルヨノンおよびパチュリアルコールである 。
香料(B)(香料Aの更に揮発性の部分)香料Bはかなり実質的でない香料であ り、香料Aの高揮発性および中押発性画分から主としてなっている。香料Bの主 成分はりナロール、αテルピネオール、シトロネロール、酢酸リナリル、オイゲ ノール、フロールアセテート、酢酸ベンジル、サリチル酸アミル、フェニルエチ ルアルコール、およびアイランティオールである。
完全香料(c) 香料Cは、全く保護またはカプセル封入なしに「遊離で」添加されるエッセンシ ャル油であり、リンスに加えられる布帛柔軟剤に香りと前記の柔軟剤で処理I5 た布帛に布帛状の香りを提供する。これは、実質的および非実質的な香料成分を 両方とも含む。
前記の香料および他の下記に定義されるものを用いて、下記の複合体を形成させ 、これを本発明の実施例に用いる。
複合体1−香料B/ベタインーCD 可動性スラリーを、ベタイン−CD1kgと水1.000m’lを、Kitch en^1d ミキサーのステンレス鋼製混合ボウル中で、プラスチックコーティ ングした重質混合翼を用いて混合することによって製造する。混合を継続しなが ら、香料B約176gを徐々に加える。液体様スラリーは直ちに増粘し始め、ク リーム上ペーストとなる。撹拌を25分間継続する。ペーストは、外観がドウ様 である。水約500m1をペーストに加え、十分に混合する。次いで、撹拌を更 に25分間行う。この時間中に複合体は再度増粘するが、追加の水を加える前と 同じほどではない。生成するクリーム上複合体をトレーに薄い層にし2て塗布し て、風乾する。この二より顆粒状固形物的1.1. OOgが生成し、これを微 細な粉末に粉砕する。この複合体は幾分かの遊離の香料を含み、残留香料の香り を有する。
複合体2 複合体1に残っている水を凍結乾燥して除去すると、複合体1の重量は約1%減 少する。
比較的非実質的な香料Bは、以下に記載する布帛コンディショニング組成物およ び生成物に配合するとき予想外に有効である。
複合体3 香料Bの代わりに香料Cを用いて、複合体1と同様にして複合体3を製造する。
保護された複合体粒子I Petrolite Corp、から入手したVybar 280ポリオレフィ ンワックス約200gを約60”Cで融解させる。複合体1約100gを、5f lverson L4R高剪断ミキサーを用いて溶融したVybar 280ワ ツクスと混合する。十分に混合した混合物をトレーに移し、固化させ、粗く砕い た。
Vybar 260 /複合体固形混合物を、液体窒素を用いて極低温で粉砕し て、小さな粒子とする。液体窒素的300m1をステンレス鋼製スクリューカバ ーを有する1、000m1のステンレス鋼製ブレンダーを有するWaringC owserclal Blender Model 31BL91に入れる。窒 素の発泡が治まったならば、粗く砕いたVybar 260 /複合体固形混合 物約25gをジャーに加え、約20〜30秒間粉砕する。Vybar 260  /複合体固形混合物の残りを、同様にして粉砕する。粉砕した材料を篩を通して 整粒し、粒度が直径で約250ミクロン以下のVybar 280で保護した( シクロデキストリン/香料)複合体粒子1を得る。
保護された複合体粒子2 Vybar Z60で保護した(シクロデキストリン/香料)複合体粒子2を、 複合体1の代わりに複合体2を用いること以外は、保護された複合体粒子1と同 様にして製造Vybar 260で保護した(シクロデキストリン/香料)複合 体粒子3を、vybar 280ワツクスの代わりに融点が約90℃の%Iyb ar 103ポリオレフインワツクス(Petrollte Corp、より入 手)を用いることを除いて、保護された複合体粒子2と同様にして製造する。
保護された複合体粒子4 保護された粒子を、約70℃で高剪断ミキサーを用いて溶融したVybar 2 80約100g中にシクロデキストリン/香料複合体3約50gを分散させるこ とによって製造する。次に、この溶融したブレンドを高剪断ミキサーを用いて水 性布帛柔軟剤組成物的600gに分散させる。
混合を十分な時間継続して、保護された複合体粒子4を良好に形成させた後、撹 拌を行いながら室温まで冷却する。保護された複合体粒子4は、水性の布帛柔軟 剤組成物(実施例12、下記に開示される)中に懸濁した滑らかな球形の小粒子 (直径約30ミクロン)である。粒度は、冷却前の高剪断混合の程度/期間によ って変化させることができる。
液体の布帛コンディショニング組成物の実施例液体の布帛コンディショニング組 成物の非制限的実施例および比較例を以下に示して、本発明の利点を例示する。
成分 実施例1 実施例2 実施例3 (重量%) (重量%) (重量%) 塩化ジ獣脂ジメチル 4.50 4.50 4.50アンモニウム (DTDMAC) (a) 香料A −0,350,35 保護された複合体 e、oo e、oo −粒子2 M(b) 0.20 0.20 0.20脱イオン水 残量 残量 残量 100.00 100.00 100.00(a) DTDMAC−約83%− 約9.6%/68.7%15.3%の塩化モノ−/ジー/トリー獣脂アルキルア ンモニウム、水/アルコール溶媒中。以後、DTDMACを用いるときには、こ °れは前記の組成を有する。
(b) 粘度が約350センチストークスのポリジメチルシロキサン55重量% を含むポリジメチルシロキサンエマルジョンと消泡剤を含む。
実施例1 実施例1の組成物を、融解したDTDMAC(約75℃)を高剪断混合によって 、脱イオン水と小胞剤を含む混合容器に加え、45℃まで加熱することによって 製造する。混合物が十分に混合されたら、ポリジメチルシロキサンエマルジョン を加え、室温まで冷却する。保護された複合体粒子2を次に混合しながら加える 。
実施例2 実施例2の組成物を、ポリジメチルシロキサンエマルジョンを加えた後、混合物 を約40”Cに冷却し、遊離の香料Aをブレンド四、混合物を更に室温まで冷却 した後保護された複合体粒子2を混合しながら加えることを除いて、実施例1と 同様にして製造する。
比較例3 保護された複合体粒子2を配合しないこと以外は、実施例2の組成物と同様にし て、比較例3の組成物を製造する。
成分 実施例4 実施例5 (重量%) (重量%) DTDMAC4,824,82 1−獣脂アミドエチル 2.00 2.00−2−獣脂イミダゾリン 塩化−モノ獣脂アルキ 0.87 0.8フルトリメチルアンモニ ラム(MTTMAC)溶液(46%) Lytron 821 (40%) 0.75 0.75汚れ放出ポリマー 0 .75 (SRP 1)(b) 香料A O,350,35 保護された複合体 11.00 11.00粒子1 微量成分(a) 0.20 0.28 塩酸 pH2,8とする pH2,8とする脱イオン水 残量 残量 too、oo too、o。
(a) 実施例1と同様。
(b) 構造は前記に示す。
実施例4 ブL−ミックス容器で、約85℃で融解する1−獣脂アミドエチル−2−獣脂イ ミダゾリンを約75℃で融解するDTDMACおよびMTTMACの混合物に融 解、混合することによって、実施例4の組成物を製造する。次に、このプレミッ クスを高剪断混合を行いながら、脱イオン水、Lytron 821不透明剤、 小胞剤およびCa Cl 2を含む混合容器に加え、約70℃に加熱する。少量 の嚢HCIも加えて、組成物のpHを約2.8〜3.0に調整する。混合物を十 分に混合したら、ポリジメチルシロキサンエマルジョンを加え、約40℃まで冷 却し、遊離香料を混合しながら加える。混合物を更に室温まで冷却した後、保護 された複合体粒子1を混合しながら加える。
実施例5 実施例5の組成物を、水相が汚れ放出ポリマー、5RPlも含み、過剰量の抑泡 剤(約500csのポリジメチルシロキサン約0.08%)を最終段階で加える ことを除き、実施例4の組成物と同様にして製造する。
成分 実施例6 比較例7 (重量%) (重量%) DTDMAC4,824,82 1−獣脂アミドエチル 2.00 2.00−2−獣脂イミダゾリン (MTTMAC)溶液(46%) 0.[i7 0.67Lytron 821  (40%) 0.75 0.75(SRP 1) 0.75 0.75 香料A O,350,35 保護された複合体 11.00 粒子3 微量成分(a) 0.20 0.28 塩酸 pH2,8とする pH2,8とする脱イオン水 残量 残量 100.00 100.00 (a) 実施例4と同様。
実施例6 実施例6の組成物を、保護された複合体粒子1の代わりに保護された複合体粒子 3を用いること以外は、実施例5の組成物と同様にして製造する。
比較例7 比較例7の組成物を、保護された複合体粒子を配合しないことを除き、実施例6 の組成物と同様にして製造する。
成分 実施例8 (重量%) DTDMAC47,20 ポリエチレングリコール200 23.60エタノール 71ロ8 保護された複合体粒子2 22.12 100.00 実施例8 実施例8の組成物は、非水性の液体キャリヤーを有する。
平均分子量が約200のポリエチレングリコールとDTDMACを融解させ、十 分に約70℃で混合した後、混合物を室温まで冷却させる。次に、エタノールを 十分混合しながら加える。最後に、保護された複合体粒子2を混合しながら加え る。
成分 実施例9 実施例IO実施例11(重量%) (重量%) (重量%) rfrDMAC14,4814,4814,461−獣脂アミドエチル−e、o o e、oo e、o。
2−獣脂イミダゾリン Lytron 621 (40%) 0.75 0.75 0.75SRPI  2.25 2.25 香料A 1.05 1.05 − 保護された複合体粒子1 33.00 33.00 4.40微量成分(a)  0.58 0.58 0.58塩酸 1)H2,8にする pn2.gにする  pH2,8にする脱イオン水 残量 残量 残量 JO0,00100,00100,00(a) 実施例4と同様。
実施例9 はとんどの活性成分を更に高濃度で用いて濃縮組成物を得ることを除き、実施例 9の組成物を実施例4の組成物と同様にして製造する。
実施例10 はとんどの活性成分を更に高濃度で用いて濃縮組成物を得ることを除き、実施例 9の組成物を実施例5の組成物と同様にして製造する。
実施例11 遊離香料Aを加えず、低濃度の保護された複合体粒子1を用いることを除き、実 施例11の組成物を実施例10の組成物と同様にして製造する。
布帛処理 それぞれの洗濯物を、洗濯機で市販の無賦香TIDER洗剤を用いて洗浄する。
それぞれの布帛コンディショニング組成物の適量(表参照)を、リンスサイクル に加える。
湿った洗濯物を、電気回転乾燥機に移して、乾燥する。
生成する乾燥した布帛に匂いをかぎ、次に水を霧状に噴霧して再度湿らせ、更に 多量の香料が放出されるか否かを調べるために再度匂いを嗅ぐ。結果を表に示す 。
成分 処理当たり 再湿潤により 使用量(g) 放出される香料 実施例1 約esg 放出 実施例2 約fi8g 放出 比較例3 約88g 放出なし 実施例4 約1118g 放出 実施例5 約68g 放出 実施例6 約88g 放出 比較例7 約[i8g 放出なし 実施例8 約34g 放出 実施例9 約30g 放出 実施例10 約30g 放出 実施例11 約30g 放出 実施例12 約68g 放出 比較例13 約68g 放出なし 生成物安定性 保護された複合体粒子を含む組成物を一晩保存すると、汚れ放出ポリマーを含む 組成物(5,6,10および11)は安定であり、粒子のほとんどは液相に均一 に分散したままであるが、汚れ放出ポリマーを含まない組成物(1,2,4およ び9)は保護された複合体粒子は、容器の底に沈降した。
実施例12 実施例12の組成物を、最初に約85℃で溶融する1−獣脂アミドエチル−2− 獣脂イミダゾリン(DTI)を約75℃で融解するDTDMACおよびMTTM AGの混合物に、プレミックス容器中で融解、混合することによって製造する。
このプレミックスを、次に高剪断混合により約70℃の脱イオン水、小胞剤およ び少量の濃MCIを含む混合容器に加え、組成物のpHを約2.8〜3.0に調 節する。混合物を十分に混合したならば、ポリジメチルシロキサンエマルジョン 、Kathod CG防腐剤、および70℃のComplex 3およびVyb ar 260の融解ブレミ・ソクスを、高剪断混合により加える。保護された複 合体粒子4の粒度は、高剪断混合の程度および期間によって代わる。混合物を撹 拌しながら、更に室温まで冷却させる。
比較例13 比較例13の組成物を、最初に、約85℃で融解する1−獣脂アミドエチル−2 −獣脂イミダゾリン(TTI)を約75℃で融解するDTDMACおよびMTT MAGの混合物に、プレミックス容器中で融解、混合することによって製造する 。次に、このプレミックスを高剪断混合しながら、約70℃の脱イオン水、小胞 剤、および少量の濃HCIを含む混合容器に加え、組成物pHを約2.8〜3. 0に調整する。混合物を十分に混合したならば、ポリジメチルシロキサンエマル ジョン、Kathon CG防腐剤およびCa C12を加えた後、約40℃ま で冷却し、遊離香料Cを混合しながら加える。混合物を更に室温まで冷却する。
成分 実施例12 比較例13 (重量%) (重量%) DTDMAC4,224,54 TTI 3.15 3.40 MTTM^C(46%)、 0.53 0.57香料CO,3g 保護された複合体粒子4 7.00 −微量成分 0.L9 0.20 Kathon CG (1,5%’) 0.03 0.03塩酸 pH2,8と する pH2,8とする脱イオン水 残量 残量 100.00 100.00 実施例14 臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)とモノオレイン酸ソルビタン( SMS)の均一な混合物を、SMS (約165g)を融解し、CTAB (約 55g)をその中で混合物することによって得る。固形の柔軟剛製をこの「同時 融解物」から、2つの方法(a)極低温(−78℃)で粉砕して、微粉末を形成 させるか、または(b)プリリングにより50〜500μmの粒子を形成させる 方法の一つによって製造する。
極低温粉砕 融解混合物を液体窒素で凍結させ、Waringブレンダーで微粉末に粉砕する 。粉末をデシケータ−に入れ、室温まで加温して、微細な遊離の流動圧粉末(顆 粒)を得る。
ブリリング 溶融混合物(約88℃)を約65g/分の速度で約1.5インチ、加熱して(約 150℃)回転している(約2.00Orpm)ディスクに落とす。融解した材 料がディスクから振り落とされ、空冷されるとき(この材料は外側に放射される )、はぼ球形の顆粒(50〜500μm)が形成する。
保護された複合体粒子1の約125gを、固形の粒状柔軟剤組成物約110gに 加えて、十分に混合すると、完全に賦香された生成物が形成される。
固形の粒子を温水(40℃、890g)に分散させ、約1分間激しく振盪し、通 常の液状布帛柔軟生成物を形成させる。冷却すると、水性生成物は均質なエマル ジョンまたは分散されたのままである。液体生成物を洗浄工程の濯ぎサイクルに 添加すると、勝れた柔軟性、実質性および帯電防止特性が提供される。生成物は 、処理済みの布帛に「再湿潤」による香料付けの利点も与える。
実施例15 洗剤組成物を、保護された複合体粒子1約10部と下記の顆粒状洗剤組成物90 分を混合することによって製造する。
成分 部 NaC線形アルキルベンゼンスルホネート8.5NaC14〜C15脂肪族アル コール硫酸塩 8.5エトキシル化C12〜013脂肪アルコール 0.05N a2SO429,8 ケイ酸ナトリウム(1,6r) 5.5ポリエチレングリコール(分子量8,0 00 ) 0.5ポリアクリル酸ナトリウム 1.2 トリポリリン酸ナトリウム 5.6 ピロリン酸ナトリウム 22,4 N a 2CO312,3 光学的増白剤 0,2 プロテアーゼ酵素(Alcalase) 0.7総量 100.0 実施例16 別の顆粒状洗剤組成物を、保護された複合体粒子1約15分を、下記の顆粒上洗 剤組成物約85部と混合することによって製造する。
成分 部 N a Cta’形アルキルベンゼンスルホネート 11.5N a C14〜 Ct s脂肪族アルコール硫酸塩 11.5エトキシル化C12〜C13脂肪ア ルコール 1.9N a 2S O414,0 ケイ酸ナトリウム(1,6r) 2.3ポリエチレングリコール(分子量8.0 00 ) 1.8ポリアクリル酸ナトリウム(分子量1,200 ) 3.5水 和ゼオライトA(約2ミクロン) 28.9N a 2 CO317,0 光学的増白剤 0.2 プロテアーゼ酵素(Alcalase) 0.6総量 100.2 布帛処理 それぞれの洗濯物を自動洗濯機で実施例15または実施例16の顆粒状洗剤組成 物100gを約20ガロンの冷水中で用いて洗浄した。湿った洗浄済み洗濯物を 自動電気洗濯物回転乾燥機に移し、約70℃の温度で乾燥する。生成する乾燥し た布帛は初期の香料具は低いが水分を噴霧することによって湿らせると、明確な 香りが得られる。
特 許 庁 長 官 厳 ■ 事件の表示 PCT/US 92107015 2 発明の名称 事件との関係 特許出願人 カンパニー 5 補正命令の日付 発送11 平成 年 月 日 7 補正の内容 国際調査報告 1、lR,I^−一−N拳 PCT/US 92107015

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.I.布帛柔軟剤を、総組成物の重量の約3%〜約35%、 II.前記の組成物中で分離しゃすい水不溶性の粒子約0.5〜約25%、 III.前記の水不溶性粒子の懸濁を改良するのに有効量の汚れ放出ポリマー、 および IV.水、C1〜C4−価アルコール、C2〜C6多価アルコールおよびそれら の混合物からなる群から洗濯される液体キャリヤーを含む残量、とを含んでなる 水性の布帛柔軟組成物。
  2. 2.前記の水不溶性粒子IIが固形状の実質的に水不溶性で水で膨潤しない材料 であって、約30℃〜約90℃の温度で融解する材料によって保護された粒状の シクロデキストリン/香料複合体を含んでなり、前記の材料が前記シクロデキス トリン/香料複合体の重量の約50%〜約1000%である、請求の範囲第1項 に記載の組成物。
  3. 3.前記粒子IIの平均直径が約1〜約1,000ミクロン、好ましくは約5〜 約500ミクロン、更に好ましくは約5〜約250ミクロンである、請求の範囲 第1項または2項に記載の組成物。
  4. 4.前記汚れ放出ポリマーが約0.05%〜約5%の濃度で含まれている、請求 の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 5.前記汚れ放出ポリマーが、(a)ポリアルキレンテレフタレートおよび(b )ポリオキシアルキレンテレフタレートまたはポリアルキレングリコールのブロ ックコポリマーを含んでいる、請求の範囲第4項に記載の組成物。
  6. 6.前記汚れ放出ポリマーが1個以上の負に帯電した官能基を含む、請求の範囲 第5項に記載の組成物。
JP5505221A 1991-08-28 1992-08-24 汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布吊柔軟剤 Pending JPH06510092A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/751,427 US5207933A (en) 1991-08-28 1991-08-28 Liquid fabric softener with insoluble particles stably suspended by soil release polymer
US751,427 1991-08-28
PCT/US1992/007015 WO1993005138A1 (en) 1991-08-28 1992-08-24 Liquid fabric softener with insoluble particles stably suspended by soil release polymer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06510092A true JPH06510092A (ja) 1994-11-10

Family

ID=25021929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5505221A Pending JPH06510092A (ja) 1991-08-28 1992-08-24 汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布吊柔軟剤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5207933A (ja)
EP (1) EP0601065B1 (ja)
JP (1) JPH06510092A (ja)
CA (1) CA2115540C (ja)
DE (1) DE69224392T2 (ja)
ES (1) ES2111648T3 (ja)
WO (1) WO1993005138A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542509A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2106173A1 (en) * 1992-09-23 1994-03-24 Kalliopi S. Haley Fabric finish stiffening composition
EP0686190A4 (en) * 1993-02-26 1998-01-14 Procter & Gamble WHITENING ADDITIVES COMPRISING ENCAPSULATED PERFUMES AND MODIFIED POLYESTERS
US5714137A (en) * 1994-08-12 1998-02-03 The Procter & Gamble Company Uncomplexed cyclodextrin solutions for odor control on inanimate surfaces
US5534165A (en) * 1994-08-12 1996-07-09 The Procter & Gamble Company Fabric treating composition containing beta-cyclodextrin and essentially free of perfume
EP0774980A1 (en) * 1994-08-12 1997-05-28 The Procter & Gamble Company Composition for reducing malodor impression on inanimate surfaces
US5593670A (en) * 1994-08-12 1997-01-14 The Proctor & Gamble Company Uncomplexed cyclodextrin solutions for odor control on inanimate surfaces
WO1996004937A1 (en) * 1994-08-12 1996-02-22 The Procter & Gamble Company Uncomplexed cyclodextrin solutions for odor control on inanimate surfaces
EP0802967B2 (en) 1995-01-12 2003-05-21 The Procter & Gamble Company Stabilized liquid fabric softener compositions
GB2303141A (en) * 1995-07-08 1997-02-12 Procter & Gamble Detergent compositions
GB2303140A (en) * 1995-07-08 1997-02-12 Procter & Gamble Detergent compositions
US5730912A (en) * 1996-05-30 1998-03-24 M-Cap Technologies International Method of the encapsulation of liquids
US5905067A (en) * 1997-02-10 1999-05-18 Procter & Gamble Company System for delivering hydrophobic liquid bleach activators
US5858959A (en) * 1997-02-28 1999-01-12 Procter & Gamble Company Delivery systems comprising zeolites and a starch hydrolysate glass
US5770557A (en) * 1997-03-13 1998-06-23 Milliken Research Corporation Fabric softener composition containing poly(oxyalkylene)-substituted colorant
YU54599A (sh) * 1997-05-01 2001-09-28 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Upotreba izabranih polidiorganosiloksana u sastavima za omekšavanje tkanina
US6995125B2 (en) * 2000-02-17 2006-02-07 The Procter & Gamble Company Detergent product
PT1289672E (pt) * 2000-05-20 2005-02-28 John W Betteridge Equipamento e metodo para revestir a superficie exterior de um tubo
ATE365789T1 (de) * 2000-05-22 2007-07-15 Procter & Gamble Kit zur textilpflege
US6531444B1 (en) 2000-11-09 2003-03-11 Salvona, Llc Controlled delivery system for fabric care products
US7182915B2 (en) * 2001-11-30 2007-02-27 Bristol-Myers Squibb Company Pipette configurations and arrays thereof for measuring cellular electrical properties
US6593289B1 (en) 2002-01-15 2003-07-15 Milliken & Co. Liquid fabric softener formulations comprising hemicyanine red colorants
US7053034B2 (en) * 2002-04-10 2006-05-30 Salvona, Llc Targeted controlled delivery compositions activated by changes in pH or salt concentration
US20030194416A1 (en) * 2002-04-15 2003-10-16 Adl Shefer Moisture triggered release systems comprising aroma ingredients providing fragrance burst in response to moisture
US6825161B2 (en) * 2002-04-26 2004-11-30 Salvona Llc Multi component controlled delivery system for soap bars
US6740631B2 (en) 2002-04-26 2004-05-25 Adi Shefer Multi component controlled delivery system for fabric care products
US7208460B2 (en) * 2002-04-26 2007-04-24 Salvona Ip, Llc Multi component controlled delivery system for soap bars
US20030236181A1 (en) * 2002-06-19 2003-12-25 Marie Chan Fabric softeners and treatment agents and methods of use thereof
US7670627B2 (en) * 2002-12-09 2010-03-02 Salvona Ip Llc pH triggered targeted controlled release systems for the delivery of pharmaceutical active ingredients
DE10260149A1 (de) 2002-12-20 2004-07-01 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Vorrichtung zur Bestimmung des Leitwertes von Wäsche, Wäschetrockner und Verfahren zur Verhinderung von Schichtbildung auf Elektroden
US20040224019A1 (en) * 2004-03-03 2004-11-11 Adi Shefer Oral controlled release system for targeted drug delivery into the cell and its nucleus for gene therapy, DNA vaccination, and administration of gene based drugs
US7655609B2 (en) 2005-12-12 2010-02-02 Milliken & Company Soil release agent
JP4980032B2 (ja) * 2006-11-13 2012-07-18 花王株式会社 繊維製品処理剤
US20090163402A1 (en) * 2007-12-19 2009-06-25 Eastman Chemical Company Fabric softener
GB0803538D0 (en) * 2008-02-27 2008-04-02 Dow Corning Deposition of lipophilic active material in surfactant containing compositions
EP2664370A1 (en) * 2012-05-18 2013-11-20 Michael Mogilevski Apparatus and process for concentrating a separable component of a slurry
CN109481713B (zh) * 2018-09-29 2019-09-20 壹田(广州)生活健康用品有限公司 一种液体除臭剂及其制备方法
WO2022218936A1 (en) * 2021-04-14 2022-10-20 Unilever Ip Holdings B.V. Fabric conditioner compositions
WO2022218696A1 (en) * 2021-04-14 2022-10-20 Unilever Ip Holdings B.V. Fabric conditioner compositions

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2799241A (en) * 1949-01-21 1957-07-16 Wisconsin Alumni Res Found Means for applying coatings to tablets or the like
US3196827A (en) * 1962-11-19 1965-07-27 Wisconsin Alumni Res Found Apparatus for the encapsulation of discrete particles
US3253944A (en) * 1964-01-13 1966-05-31 Wisconsin Alumni Res Found Particle coating process
US3928213A (en) * 1973-03-23 1975-12-23 Procter & Gamble Fabric softener and soil-release composition and method
DE2413561A1 (de) * 1974-03-21 1975-10-02 Henkel & Cie Gmbh Lagerbestaendiger, leichtloeslicher waschmittelzusatz und verfahren zu dessen herstellung
GB1540722A (en) * 1975-04-15 1979-02-14 Unilever Ltd Fabric treatment compositions
US4136038A (en) * 1976-02-02 1979-01-23 The Procter & Gamble Company Fabric conditioning compositions containing methyl cellulose ether
DE2848892A1 (de) * 1977-11-16 1979-05-17 Unilever Nv Waescheweichspuelmittel
US4464271A (en) * 1981-08-20 1984-08-07 International Flavors & Fragrances Inc. Liquid or solid fabric softener composition comprising microencapsulated fragrance suspension and process for preparing same
US4661267A (en) * 1985-10-18 1987-04-28 The Procter & Gamble Company Fabric softener composition
US4828746A (en) * 1986-11-24 1989-05-09 The Procter & Gamble Company Detergent compatible, dryer released fabric softening/antistatic agents in a sealed pouch
US4992198A (en) * 1988-01-19 1991-02-12 Kao Corporation Detergent composition containing clathrate granules of a perfume-clathrate compound
US4844824A (en) * 1988-02-08 1989-07-04 The Procter & Gamble Company Stable heavy duty liquid detergent compositions which contain a softener and antistatic agent
EP0345842A3 (en) * 1988-05-27 1990-04-11 The Procter & Gamble Company Fabric softening compositions containing mixtures of substituted imidazoline esters and quartenized ester-ammonium salts
US4897208A (en) * 1988-10-31 1990-01-30 The Procter & Gamble Company Liquid fabric softener colored pink
US5102564A (en) * 1989-04-12 1992-04-07 The Procter & Gamble Company Treatment of fabric with perfume/cyclodextrin complexes
US5051305A (en) * 1988-12-30 1991-09-24 Arcade, Inc. Stabilized perfume-containing microcapsules and method of preparing the same
US4956447A (en) * 1989-05-19 1990-09-11 The Procter & Gamble Company Rinse-added fabric conditioning compositions containing fabric sofening agents and cationic polyester soil release polymers and preferred cationic soil release polymers therefor
US5139687A (en) * 1990-05-09 1992-08-18 The Proctor & Gamble Company Non-destructive carriers for cyclodextrin complexes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542509A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上

Also Published As

Publication number Publication date
ES2111648T3 (es) 1998-03-16
WO1993005138A1 (en) 1993-03-18
EP0601065A1 (en) 1994-06-15
EP0601065B1 (en) 1998-02-04
CA2115540A1 (en) 1993-03-18
US5207933A (en) 1993-05-04
DE69224392T2 (de) 1998-09-03
CA2115540C (en) 1999-04-20
DE69224392D1 (de) 1998-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06510092A (ja) 汚れ放出ポリマーによって安定に懸濁される不溶性粒子を含む液体布吊柔軟剤
JPH06510085A (ja) 保護された、乾燥機により活性化される感水性材料を含有する固形の粒状洗剤組成物
JPH06510094A (ja) 保護された、乾燥機により活性化されるシクロデキストリン/香料複合体を有する固形粒状の布帛柔軟剤
EP0601035B1 (en) Liquid fabric softener with protected cyclodextrine/perfume complex
US5232613A (en) Process for preparing protected particles of water sensitive material
CA2013487C (en) Treatment of fabric with perfume/cyclodextrin complexes
MXPA04010626A (es) Sistema multicomponente de liberacion controlada para productos para el cuidado de telas.
PT93731B (pt) Processo para o tratamento de tecido que compreende complexos perfume/ciclodextrina
EP3580315B1 (en) Ancillary laundry composition