JPH06509851A - 製紙における改良 - Google Patents

製紙における改良

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JPH06509851A
JPH06509851A JP6501423A JP50142393A JPH06509851A JP H06509851 A JPH06509851 A JP H06509851A JP 6501423 A JP6501423 A JP 6501423A JP 50142393 A JP50142393 A JP 50142393A JP H06509851 A JPH06509851 A JP H06509851A
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デルタ、ケミカルズ、インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製紙に関する。より詳しくは、本発明は製紙におけるウェット−エンド 化学特性を改良する多成分系に関する。 2、先行技術の簡単な説明 紙のコストを下げ、特性を改良するために、様々な方策が試みられている。とり わけ、セルロース性繊維をカオリンクレーの様な充填材で置き換える試みがなさ れている。しかし、特に充填材の繊維に対する比率が増加した時に十分な品質を 維持するのか困難である。 現在、多くの製紙業者が、ポリアクリルアミド誘導体の様な高分子量の水溶性重 合体を製造されろ紙1トンあたり0.3〜1,5ポンドの量で加えることにより 、充填材およびバルブの微小成分の歩留りを最大限に増加させる試みを行ってい る。使用するポリアクリルアミド誘導体は本来陽イオン系または陰イオン系であ り、一般的に使用する材料の分子量が高い程、歩留りが高いことが分かっている 。他方、ポリアクリルアミドの分子量が増加するにつれて、シート形成(地合い )か悪影響を受ける。同様に、ポリアクリルアミドの量が増加すると、微細繊維 の歩留りは改善されるが、シート形成が悪くなる。 製紙業者か直面しているもう一つの問題は、紙料スラリーが製紙機械のへッドボ ノクスから移動ワイヤベルト(その上で紙のシートが形成される)上に移動する 際のスラリーからの水の除去である。最初は、水は単にワイヤベルトを通って排 出される。ベルトが移動してヘッドボックスから離れた箇所で、紙が形成されつ つある紙料スラリーに真空排水の様な追加の排水技術を適用する。 この後、紙はワイヤベルトから取り外すのに十分な構造的一体性を有し、加熱し たローラー上に移動し、そこで含水量がさらに下がり、最終製品が製造される。 最初の区域、つまりワイヤベルトから排水される水の量が多い程、その後の乾燥 作業のコストは低くなる。その様な初期排水は、紙料中に存在する好適な排水助 剤により容易になる。現在使用されている排水助剤の例は、ポリアクリルアミド 、ポリエチレンイミン、ジメチルアミンとエビクロロヒドリンから製造される重 合体およびポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドを基剤とする重合体の様 な、低〜中分子量陽イオン系合成重合体である。 アクリル系重合体を含むバインダー組成物は、例えば米国特許第4.298,5 13号(Distlerら)に記載されている。 米国特許第2,618,818号(Azodosaら)はアクリルアミド系の紙 コーテイング組成物を開示している。 米国特許第3,483,077号(Aldrjch)は、陽イオン系熱硬化性樹 脂をクレーと共に製紙に使用する方法を記載している。 米国特許第2,795,545号(Gluesenkamp)は、ベントナイト の様な様々なりレーを、ポリメタクリル酸ジメチルアミノエチル誘導体、ポリビ ニルブチルピリジニウムブロミド、ポリ−2−メチル−5−ビニルピリジンおよ びスチレン/メチルビニルピリジン共重合体の第4級塩の様なモノオレフィン化 合物の重合により得られるポリカチオンと共に製紙に使用する方法を開示してい る。 米国特許第4,305,781号(Langleyら)は、ベントナイトおよび 高分子量の実質的に非イオン系重合体を使用する、紙料の排水速度の改良を記載 している。 米国特許第3,697,370号(Nagy)および第3.732,173号( Nagy)は、メチルアミン−エビクロロヒドリン重合体およびその乾燥強力紙 の製造における使用を記載している。 米国特許第3,288,770号(Butler)は、ポリジアリルジメチルア ンモニウムクロリドおよびその製造方法を開示している。この重合体は紙用の湿 潤強度改良剤として使用できる。 米国特許第3,738,945号(Panzerら)は、エビハロヒドリンおよ び第2級アミン、すなわちジメチルアミンから誘導されるポリ第4級重合体を記 載している。 この重合体の主用途は凝集剤である。 米国特許第2,884,058号(Schuilerら)は、アクリルアミドと 塩化ジアリルジメチルアンモニウムの共重合体およびその製紙における使用を開 示している。 米国特許第4,432,834号(Whitfieldら)は、成分Ca>とし て単量体の水溶性ジアリルジメチルアンモニウムハロゲン化物またはその単独重 合体またはそれらの混合物、および成分(b)として水分散性の複合脂肪酸アミ ド化合物を含んで成り、(a)と(b)の比率が、乾燥シートの柔軟性を高め、 吸水性および引張強度を増加するかまたは実質的に低下させないのに十分である ような、シートにフェルト加工する前にセルロース性繊維に加える組成物を開示 している。 米国特許第4,171,417号(Dixon)は、ジアルキルジアリルアンモ ニウムクロリドの共重合体およびその導電性紙製造における使用を開示している 。 米国特許第4,753,710号(Langley)は、高分子量陽イオン系重 合体を紙料に加え、次いで高剪断力をかけ、続いてベントナイトを加えることに より、歩留り、排水、乾燥および紙形成を改良する方法を開示している。 また、F167736およびWO36105826は、陽1′オフ系重占体材料 とコロイド状ノリ力との併用を諭している。 米国特許第4,749.444号(Lorz)は、3種類の成分を紙料に加えて 排水および歩留りを改良することにより、印刷性が良好な紙を製造できることを 教示している。これらの3種類の成分は、ベントナイトと呼ばれる水膨潤性のク レー(この定義によれば、ヘクトライトを含む他のクレーが明らかに含まれてい る)、低分子量、高電荷密度の陽イオン系重合体および高分子量のポリアクリル アミドまたはポリメタクリルアミドである。 米国特許第3,052,595号は、排水および歩留り助剤としてポリアクリル アミドおよびベントナイトを使用し、ポリアクリルアミドを加えた後に高剪断力 をかける方法を記載している。 米国特許第4,097,427号(Aitkenら)は、ジメチルアミンミニピ クロ口ヒドリンおよびポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドの様な重合体 でデンプンを陽イオン化する方法を開示している。米国特許第4゜146.51 5号(Buikeiaら)も同様の開示をしている。 米国特許第3,772,076号(Keii)は、エピハロヒドリンおよびジア リルアミン重合体の反応生成物、およびその紙用の湿潤強度剤としての使用を記 載している。 米国特許第3,520,774号(Roth)は、エピクロロヒドリンポリエチ レンイミン反応生成物、およびその紙用の湿潤強度剤としての使用を記載してい る。 米国特許第4,129.528号(Petrovich)は、ポリアミン−エピ クロロヒドリン樹脂状反応生成物およびその紙用の湿潤および乾燥強度添加剤と しての使用を教示している。 米国特許第4,330,365号(Tessler)は、ポリ(n−N’−メチ ルビスアクリルアミトコアミン)がデンプン上にグラフト化されている陽イオン 系重合体を製紙におけるデンプンの代わりに、例えば顔料歩留り助剤として使用 することを記載している。 米国特許第4,198,269号(Evani)は、好ましくは分子量が10, 000〜60,000の陽イオン系ポリエーテルを紙用の湿潤または乾燥強度増 加剤として使用することを記載している。 米国特許第3,930,877号(Ajtken)は、破裂強度および顔料歩留 りを改良するために、エピクロロヒドリン−ジメチルアミン縮合物を製紙におけ るデンプン用陽イオン系添加剤として使用することを記載している。 米国特許第3.278,474号(Nlxonら)は、不飽和アルデヒドおよび 第4級アンモニウム化合物の共重合体を使用して紙の湿潤強度および耐摩耗性を 改良する方法を記載している。 米国特許第4 、824 、 523 (Wagbergら)は、紙の歩留りお よび乾燥強度特性を改良するために、デンプンに対する添加剤として、陰イオン 系および陽イオン系重合体の混合物を使用する方法を開示している。使用する陽 イオン系重合体は、ホルムアルデヒドおよびジメチルアミンとの反応により変性 したポリアクリルアミド、ポリジアリルジアルキルアンモニウムハライド、陽イ オン系アミドアミンおよびN−(ジアルキルアミノアルキル)アクリルアミドモ ノマーの重合による重合体を含む様々な種類から選択される。 米国特許第4,818,341号(Degan)は、紙用の乾燥強度向上剤とし ての、およびシート形成における紙料の脱水助剤としての、ジアリルジメチルア ンモニウムクロリドおよびN−ビニルアミンまたはN−ビニルイミダシリンの共 重合単位を含む陽イオン系重合体の使用を提案している。 米国特許第4,785,055号(Desterら)は、酸性化ポリアクリルア ミドとハロゲン化物またはハロゲンの反応生成物を、製紙における湿潤強度向上 剤として有用な重合体の製造のために使用することを記載している。 米国特許第4,722,964号(Chanら)は、エビクロロヒドリンとアン モニアの反応生成物およびポリアルキレンアミンアミドおよびエビクロロヒドリ ンから製造された、改良された陽イオン系湿潤強度樹脂を開示している。 米国特許第4,711,727号(Matthev’s)は、下水処理および製 紙におけるスラリー安定化剤および凝集剤としての、アルカリ性媒体中の合成へ クトライトとポリアミンおよびジメチルジアリルアンモニウムクロリドの様な陽 イオン系および両性電解質との併用を教示している。 ここに参考として含める、1989年12月28日にWO39/12661とし て公開された我々の国際出願は、製紙における陽イオン系デンプンとへクトライ トとの併用を記載している。そこでは、従来の製紙用バインダーにおけるデンプ ン材料の使用について述べている。 発明の概要 ここで我々は、中/高分子量重合体を紙料に加え、次いで剪断力をかけた後、ヘ クトライトの様なトリオクタヘトリアルスメクタイトを紙料に加え、次いで更な る剪断力をかけることなく紙料を製紙機械のヘッドボックスに供給することによ り、シート形成を損なわずに充填材(繊維および微小成分)の歩留りを向上する ことができ、その様な充填材を使用しない場合でも、シート形成時の排水速度を 改善できることを見出した。 ヘクトライトは、本発明においてモンモリロナイト型のクレー、例えばベントナ イトよりも性能が優れている独特の鉱物(スメクタイト)である。天然に採掘し た、ナトリウム交換したヘクトライトは、本発明の方法に使用した場合、モンモ リロナイトと比較して、アルカリ性紙料(CaC○3充填材、pH7,5〜8.  5)および酸性紙料(カオリン充填材、pH4,0〜5.6)の両方において 、より優れた歩留りおよび排水性を与える。ヘクトライトの優位性は、1kgあ たり窒素1当量未満の低陽イオン置換のポリアクリルアミドを使用した場合に特 に顕著である。このことは、デンプンの誘導化度が一般的に1kgあたり窒素0 ,15当量である陽イオン系デンプンの場合、ヘクトライトはベントナイトより もはるかに良好な歩留りを示すという、先にWO39/12661として公開さ れた国際出願における我々の所見と一致している。この効果は、陽イオン系デン プンを紙料に加えた時に顕著であり、合成へクトライトが特に有効であり、ベン トナイトはほとんど応答を示さない。 過去において、文献はクレーに関して使用される用語法で完全には一貫していな い。例えば、米国特許第4.753,710号は、セピオライト、アタパルジャ イト、または好ましくはモンモリロナイトの様な陰イオン系膨潤性クレーとして ベントナイトおよびベントナイト型クレーを記載している。この特許はまた、米 国特許第4,305.781号におけるより広範なヘントナイトの記載に言及し ている(市販のベントナイト、モンモリロナイトクレー、Wyomjng be ntoniteおよびFullersEarth)。米国特許第4,749,4 44号は、ベントナイトを、ノントコナイト、ヘクトライト、サポナイト、ポル コンスコアイト、サウコナイト、バイデライト、アレパルライト、イライト、ハ ロイサイト、アクパルジャイトおよびセピオライトを含む水膨潤性のシートシリ ケートとして記載している。一般的に現在のクレー鉱物学の教科書では、これら の鉱物の多くがベントナイト中には発見されず、ベントナイトに分類すべきでは ないとされている。例えば、これらの中のあるものはスメクタイト族ではなく  (アレパルライト、イライト、ハロイサイト、アクパルジャイト、およびセピオ ライト)、あるものは膨潤もしない(イライト、アタパルジャイトおよびセピオ ライト)。本明細書において、他に指示がない限り、用語「ベントナイト」は純 正なベントナイト(すなわちジオクタへトリアル(dioctahedriaり スメクタイト)を意味する。 ここで使用する用語「ヘクトライト」は、純正なヘクトライト、つまりトリオク タヘトリアルスメクタイトを意味し、天然のクレーを含む。我々は、天然のへク トライトを使用する方が、ベントナイトのみならず合成的に製造された様な他の トリオクタヘトリアルスメクタイトよりも一般的に好ましいことを発見した。こ れらの材料は、効果的に水で膨潤し、分散できるためには、1価の陽イオン、好 ましくはナトリウムを主要な交換可能な陽イオンとして保有する必要がある。し かし、ヘクトライトクレー材料は、カルシウム、マグネシウムおよび鉄の様な他 の多価の交換可能な陽イオンを含むこともてきる。 ヘクトライト十オ料は、比較的高い陽イオン交換容量を有するのか特徴である。 他方、製紙に充填材として使用されるカオリンおよびタルククレー材料は、陽イ オン交換容量が低い。ヘクトライトの陽イオン交換容量は80〜150ミリ当f fi/100gであるのに対し、ベントナイトの交換容量は60〜90ミリ当量 /100gである。 ヘクトライトかこのバインダー中で有効であるには、この高い陰イオン帯電密度 か必須である。 カルシウムの様な交換可能な2価陽イオンを大量に有する天然産のヘクトライト 材料は、採掘後の処理により、非膨潤形から膨潤形に変換することができる。こ のイオン交換を行う一方法は、「解膠」と呼ばれ、クレー処理業界では良く知ら れている。この方法により、ナトリウムの様な1価陽イオンがカルシウムイオン に交換される。 その様な解膠されたクレーも本発明で使用できる。 本発明で使用する場合、解膠されたヘクトライト材料を水溶液中に分散させて膨 潤させるが、そこではへクトライトは個々の板状粒子または粒子の小さな凝集体 のゾル構造をとる。個々の板の厚さは1〜5nsて、表面寸法は一般的に250 〜500 nmである。個々のクレー粒子は、完全なコロイド挙動を示す様に、 このオーダーの寸法を有することが必要である。本発明で使用するスメクタイト クレー材料の製造は、個々の板状粒子の多くが結合剤中に確実に存在する様に行 わなければならない。 本発明で使用する中または高分子量の陽イオン系帯電重合体は、一般的に固有粘 度が5〜25dl/gにより特徴付けられる分子量を有し、多価電解質滴定(0 ,1%〜50%モル置換)により測定して1kgあたり陽イオン性窒素0.01 〜5当量の電荷密度を有する重合体である。 その様な重合体には、第4級化マンニッヒポリアクリルアミドに加えて、第3級 アミンマンニッヒポリアクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ ートおよびアクリルアミドの第4級化および非第4級化共重合体、ポリエチレン イミン、ポリアミンエビクロロヒドリン重合体およびジアリルジメチルアンモニ ウムクロリドの単独重合体および共重合体(アクリルアミドとの)がある。 我々は、固有粘度が6〜8dl/gで、重合体1kgあたり陽イオン性窒素0. 5〜3.5当量の電荷密度を有する直鎖ポリアクリルアミドの第3級アミンおよ び第4級アミン誘導体が特に有用であることを見出した。 本発明のへクトライト/中または高分子量帯電重合体の系は、製紙において充填 材が存在しない場合の排水助剤として使用できる。また、この系は、カオリン、 炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、カルシウム、ベントナ イトまたは硫酸カルシウムの様な充填材と共に使用されることも多く、その場合 、この系は排水助剤として、ならびに充填材、および繊維および微小成分の両方 のためのバインダーとして作用する。また、この系はサイズ剤、着色剤、増白剤 および他の商業的製紙紙料の少量成分と共に使用されることも多い。この系は、 添加剤の存在下でも意図する目的を達成する。 重合体およびヘクトライト材料は一般的に0.25〜10・1、より好ましくは 0.5:1〜4:1の重量比で使用される。一般的に、ヘクトライトは、紙料中 で、ヘクトライトの濃度が0.5〜6ポンド/トン(0,25〜3kg/トン) 乾燥シート、好ましくは1〜4ポンド/トン(0,5〜2kg/トン)乾燥シー トになる様な量で加える。重合体は一般的に濃度が0.5〜4ポンド/トン(0 ,25〜2 kg/ )’ン)乾燥シート、好ましくは1.5〜2.5ボンド/ トン(0,75〜1.25kg/トン)乾燥シートになる様な量で加える。 湿潤または乾燥強度添加剤として荷電デンプンを、デンプンのへクトライトに対 する重量比が0.25〜15:1、好ましくは1〜8:1になる様な量で、例え ば1〜30、好ましくは2〜101bs/トン紙料の量で加えることができる。 その様なデンプンは、置換度が0.03(デンプン1kgあたり窒素0.15当 量)を超える陽イオン系デンプンが有利である。しかし、その代わりに両性デン プンを使用することもできる。特に有用なデンプンはジャガイモデンプン、ワッ クス状トウモロコシデンプン、トウモロコシデンプン、小麦デンプンおよび米デ ンプンである。 本発明のバインダーは、製紙用紙料に、他の紙料成分を加えた後で、ただし紙料 を製紙機のヘッドボックスに導入する前に加える。バインダーは、陽イオン系重 合体およびヘクトライトを順次加え、その都度十分に攪拌することにより、原料 中でその場で形成しなければならない。紙紙料の過度の凝集を防ぎ、機械ワイヤ ー上で良好な紙が確実に形成される様に、重合体は高剪断がかかる最後の地点の 前で加え、ヘクトライトはこの剪断地点の後で加える。ヘクトライトを加えた後 、それ以上著しい剪断力をかけるべきてはない。一般的に、重合体を加えた後で 、ヘクトライトを加える前に作用させる剪断応力は、少なくとも1000パスカ ル(Britt aratnagejar中で1. 000 rpm)であるが 、10,0OOPaまで、またはそれ以上の剪断応力が好ましい場合もある。 ヘクトライトを加えた後は、1000Paを超える剪断応力は避けるべきである 。しかし熱論、ヘクトライトの適切な混合にはある程度の連続的な剪断力が必要 であろう。 しかし、作用させる剪断応力は、重合体−ヘクトライト複合体の剪断を避ける様 な程度にすべきである。剪断力は、紙料をファンポンプ(その様なファンは一般 的に20.000Paのオーダーの剪断応力をかける)を通過させるか、あるい は圧力スクリーン(これは一般的に約10.000Paの剪断応力を作用させる )を通すことにより、都合良く作用させることができる。 製紙プラントの色々な箇所における剪断応力に関する有用な指針が、Journ al of Pu1p and Paper 5cience 。 1984年7月号におけるTam Dooらの文献に記載されている。この論文 によれば、ファンポンプ、圧力スクリーンおよびテーブルロールはすべて1,0 OOPa(これは排水ジャーにおける1、000 rpIQの剪断応力に等しい )以上の剪断応力を達成するが、流れ分配装置、調整ロール、スライス、ジェッ ト衝突部およびホイルの様な他のウェットエンド部はすべてこの値より低い剪断 応力を生じる。 一般的に、陽イオン系重合体は、圧力スクリーン(セントリスクリーン)および /またはファンポンプの前の稀薄な紙料に加え、ヘクトライトは圧力スクリーン およびファンポンプの後で加える。陽イオン系重合体はへクトライトの前に加え なければならない。他の紙料成分は、希釈前の濃い原料に、または希釈後に、た だしセントリスクリーンおよびファンポンプおよび本発明のlくインダー系の重 合体部分を加える地点の前でスタッフボックスタンクに加える。 本発明のバインダーは、針葉樹材および広葉樹材に由来する化学的、熱機械的お よび機械的に処理したバルブを含む、多種多様の製紙紙料に使用することができ る。 本発明が使用され得る代表的な製紙機械のフローダイアグラムを図1に示す。濃 縮紙料、白水、その他の成分すべてがマシーンチェスト1で混合される。上記の 様に、本発明の重合体はマシーンチェストの後で、ただし最後の剪断が起こる前 (すなわち最後のファンポンプ4、および圧力スクリーン5の前)で加えられる 。これを行ない、紙料がファンポンプ2および4、クリーナー3、および圧力ス クリーン5を通過した後、ヘクトライトが加えられ、その様にして製造された紙 料がライン6を通り、ヘッドボックス7に送られる。 以下に、実施例により本発明を説明する。 実施例1 操業中の製紙工場から得た濃縮紙料および白水からアルカリ性紙紙料を製造した 。この紙料はコンシスチンシー0.92%(繊維66%、微小成分34%) 、 pH8,0および導電率636μm hos cl−1を有していた。 2種類のポリアクリルアミドおよび3種類のコロイドを試験した。陽イオン系ポ リアクリルアミドは、DeltaChemicals製の、ポリアクリルアミド の第4級化ジアルキルアミノメチレン誘導体、商品番号4209A (高分子量 、中隔イオン電荷)(IV−18dl/g、0.6当量陽イオン性N/kg重合 体)および424OA(高分子量、高陽イオン電荷)(IV−18dl/g、2 .5当量陽イオン性N/kg重合体)である。2種類のコロイドは DAC1、 天然へクトライト、およびA11ied Co11oidsがら供給されたベン トナイト2D5である。 微小成分歩留りの値はBr1tt Dynamic Drainage Jar を使用して得た。紙料をBr1tt Jar中に注ぎ込み、攪拌を1.000  rpmで開始した。この速度を25秒間維持した後、2,0OOrp園に増加し た。ポリアクリルアミドを加え、攪拌を2. 000 rpmで60秒間続行し た。次いで、速度をl、000 rpmlこ下げ、コロイドを加えた。 攪拌を15秒間続け、排水試料を採取し、濾過し、乾燥させた。 排水速度は、上記の様に製造した紙料を排水チューブに移し、一定の体積を排水 する時間を測定して決定した。 ヘクトライトDAC1は、ベントナイト2D5よりも微小成分歩留りがはるかに 高がった。 表1は、DAClが微小成分歩留りの点で2D5よりも優れていることを示す。 !ユ PAM PAM コロイド コロイド 微小成分(ボンド/トン) の種類 ( ボンド、′トン) の種類 歩留り(%)−−38,7 2,04209^ −−58,3 2,04209A 2.ODACI 83.82.0 4209A 2.0 2 D5 G3.32.0 4240^ −63,9 2,0424OA 2.ODACI gl、92.0 424OA 2.0 2 05 G7.3実施例2 操業中の製紙工場から、総フンシスチンシー0.40%(繊維53%、微小成分 47%)、pH4,0および導電率678μmhos cm−1を有する酸性紙 紙料を得た。 微小成分歩留りおよび排水速度を実施例1に記載の手順により測定した。2種類 の高分子量陽イオン系アクリ/L、7ミF、CD 31 HL オヨU 420 9 A 、 すらびニコロイド状懸濁液、DAC3およびDACIを水中。、0 7重量%で製造した。 表2は、DACIが微小成分歩留りおよび排水性の両方で優れていることを示し ている。 表2 PAM PAM コロイド コロイド 微小成分 排水速度(ボッド7′トン)  の種類 (ボンド/トノ) の闘 nす(%) (ml/5ee)−4209 A −15,51,38 0,54209A −18,71,251,04209A −2B、9 1.2 42.0 4209A −32,61,554,04209A 46.6 2. 312.0 4209^ f)、5 DACl 3B、7 2.172.0 4 209A 1.ODACI 444 2.882.0 4209A 2.ODA CI 55.0 4.552.0 4209A 4.ODACI 65.9 5 .77実施例3 操業中の製紙工場から、総フンシスチンシー〇、69%、pH7,35および導 電率442 p mhos cm=を有するアルカリ性紙紙料を得た。 排水速度を実施例1に記載の手順にしたがって試料を処理し、次いで加熱した紙 料を排水チューブに移すことにより測定した。 中分子N (I V−7dl/g、0.8当Jimイオン性N/kg重合体)、 中隔イオン電荷ポリアクリルアミド、A11fed Co11ofcfs製のP ercol 292を0.1重量%で使用した。 コロイド懸濁液、DACIを水中0.2重量%で使用した。 表3は、DACIにより排水速度が増加することを示PAM PAM コロイド  コロイド 排水速度(ボンド/トン) の種類 (ボンF/)ン) の種類  (ml/5ee)−−1,38 1,02921,37 1,02921,ODACI 1.861.0 292 2.ODACI 17 5実施例4 操業中の製紙工場から、総コンシスチンシーo、58%(繊維52%、微小成分 48%)、ミョウバン濃度81 ppm(OH/At比1.2)、導電率768 μmhas cm−’、陽イオン要求2.18mg/100g、およびp)15 .1を有する酸性紙紙料を得た。 2種類のポリアクリルアミド、4209Aおよび4240A、および2種類のコ ロイド、DACIおよび2D5を、微小成分歩留りに対する影響に関して、実施 例1に記載の手順により試験した。 DACIは2D5よりも微小成分歩留りが優れている。 表4 P A M P A M コロイド コロイド 微小成分(ボンド/トン) の 種類 (ボンド/トノ) の種類 歩留り(%)−24,2 2,04240^ −−46,0 2,0424OA 2.ODACI 64.02.0 4240A 2.0 2 D5 49.32.0 4209A −−41,0 2,04209A 2.ODACI 88.32.0 4209A 2.0 2 D5 55.1実施例5 実施例1と同様のアルカリ性紙料を使用し、実施例1に記載の手順により、ポリ アクリルアミドの正電荷の置換度がこれらの系にどの様な影響を及ぼすかを試験 した。 これらの陽イオン系ポリアクリルアミドは、全て同じ高分子量および様々な置換 度を有し、Deita ChemicalsInc、から供給されたものである 。 明らかに、中程度以上の電荷を有するポリアクリルアミドは、電荷が非常に低い 、または低いポリアクリルアミドよりも効果的である。しかし、極めて低0電荷 でも、わずかな影響が観察されている。やはり、DACIIよ2D5よりも性能 が優れている。 表5 電荷密度 PAM IV (当量N/kg コロイド コロイド 微小成分(ボンド/トノ ) 置M (dl/g) 重合体) (ボンド/トン) の右E叉負 」シ喚7 すα)−−−−−38,7 2,0非常に低い 18 0.01 − 41.42.0 非常に低イ1g 0 .01 2.ODACI 52.12.0 非常に低イ1g 0.01 2.0  2D5 46.22.0 低イ18 0.06 − − 41.32.0 低 イ18 0.06 2.ODACI 52.42.0 低イ18 0.0B 2 .0 2D5 48.22.0 中程度 18 0.66 − − 58.42 .0 中程度 ill O,662,ODACI 83.82.0 中程度 1 8 0.66 2.0 2D5 63.42.0 中/高 18 1.06 −  − 58.02.0 中/高 18 1.06 2.ODACI 83.12 .0 中/高 18 1.06 2.0 2D5 G3.42.0 高い il l 2.20 − − [i4.02.0 高イ1g 2.20 2.ODAC I 82.02.0 高い 18 2.20 2.0 2D5 G7.3実施例 6 実施例5に記載したのと同様の方法により、これらの影響が酸性紙料にもあては まるか否かを調べた。実施例2に記載したのと同様の酸性紙紙料を使用した。  この実施例に示された傾向は、より高度に帯電したポリアクリルアミドははるか に大きな影響を及ぼすが、帯電度の非常に低いポリアクリルアミドでもある程度 の影響を及ぼすという点で、実施例5で示された傾向と非常に良く似ている。や はりD A C1は2D5より優れている。 表6 電荷密度 PA〜1 1V (当量!II/kg コロイド コロイド 微小成分(ボンド /トノ) 置ゼ亀がと (al/g) 重合体) (ポンド/′トン) のwJ A シテ七ンリ(%)−−−−15,7 2,0非常に低い 18 0.01 24.92.0 非常に低い 18 0, 01 2.ODACI 36.02.0 非常に低い 18 0.01 2.0  2D5 29.02.0 低い 18 0.711 − 37.12.0 低 い 18 0.78 2.0 DACI ft9.820 低い 1g 0.7 8 2.0 2D5 4B、92.0 中程度 18 0.86 − 41.8 2.0 中程度 1g 0.86 2.ODACL 78.92.0 中程度  18 0.ft6 2.0 2D5 50.02.0 中/高 18 2.19  − 44.82.0 中/高 18 2.19 2.ODACI 79.22 .0 中/高 18 2.19 2.0 2D5 53..42.0 高い 1 8 2.37 − 42.52.0 高い 18 2.37 2.ODACI  69.52.0 高い ill 2.37 2.0 2D5 47.1実施例7 実施例1に記載の紙料および手順を使用し、下記の修正を加えた。 置換度0.036の陽イオン系ジャガイモデンプンを系に導入した。蒸留水中2 重量%に調製した。デンプンを使用する実験では、攪拌を開始してから10秒間 後に加えた。 この実施例で使用したDelta CheIlicals Inc、製の陽イオ ン系ポリアクリルアミド4240Aは、高分子量、高陽イオン帯電重合体である 。水中、0.14重量%に調製した。 Na1co Chemicals Company製のコロイド状シリカゾルを 、市販の15重量%調剤から0.14重量%濃度に調製した。Na1co 11 15は、平均粒子径が4μmの微小球状シリカ粒子の水中コロイド状分散液であ る。 表7で、すべてのコロイドがこれらの条件下でデンプンによる微小成分歩留りを 僅かに改良している。DAClおよび2D5は、陽イオン系デンプンの非存在下 で、この紙料における陽イオン系重合体による微小成分歩留りを著しく改良して いる。デンプン−重合体−コロイド系で、特にシリカについて著しい相乗性があ る。DAClおよびシリカはこれらの3成分系において最も強い応答を示す様で あり、2D5の応答は劣っている。 表7 PAM PAM デンプン コロイド コロイド 微小成分(ボンド/トノ)  の種類 (ボンド/トノ) (ボンド/トノ) の朋因シ嘔7りへ)2.0 4 240^ 20 − 56.02.0 424OA −2,ODACI 75. 12.0 424OA −2,02D5 67.52.0 424OA −2, 0シリカ 59.7”” 2.ODACL 4o、3 − − 20 2.0 2D5 39.2− 20 2.0 シリカ 41.2 2.0 424OA 20 2.ODACI 72.22.0 424OA 2 0 2.0 2D5 59.82.0 424OA 20 2.0 シリカ 7 3.1実施例8 操業中の製紙工場から、総コンシステンンー0.45%(繊維49%、微小成分 51%)、p)14.5および導電率649μm hos am−’を有する酸 性紙紙料を得た。 微小成分歩留りを実施例8に記載の手順に下記の修正を加えて測定した。 陽イオン系ジャガイモデンプンを蒸留水中1重量%に調製した。ポリアクリルア ミド424OAならびにコロイドDACI、2D5およびシリカを蒸留水中0. 07重量%に調製した。 陽イオン系重合体のみの存在下で、すべてのコロイドが応答を示し、DACIが 微小成分歩留りを最も太き(改良した。デンプン−重合体−コロイドの3成分系 では、やはりDACIが最も強い応答を示し、2D5およびシリカの応答は劣っ ていた。 表8 PAM PAM デンプン コロイド コロイド 微小成分(ボンド/トン)  のわ1稟百 (ボンド/トン) (ボンド/トン) のfi#デ嘔ンリα)2. 0 424OA −−49,8 2,0424OA 20 − 59.42.0 424OA 2.ODACI  64.82.0 424OA 2.0 2D5 55.72.0 424OA  2.0 シリカ 52.820 2、ODACI 53.3 − 20 2.0 2D5 52.2 − 20 2.0 シリカ 53.2 2.0 4240^ 20 2.ODACI 65.62.0 424OA 2 0 2.0 2D5 61.52.0 424OA 20 2.0 シリカ 6 2.9実施例9 総コンンステンシー0.68%(繊維66%、微小成分34%)、pH4,9お よび導電率740を有する酸性紙料を得た。この紙料を、重合体とコロイドの様 々な組合せを使用し、微小成分歩留り、排水速度およびシート形成に対するそれ らの影響を試験した。微小成分歩留りは実施例1に記載する様にして測定し、さ らに、これらの歩留りに対する剪断の影響を比較できる様に、低剪断試験法も使 用した。低剪断法では、Br1tt Jar中、1600rpmで攪拌しながら 、重合体を紙料に加えた。 この速度を10秒間維持した。次いで速度を1100Orpに下げ、5秒間後に 試料採取を開始した。試料採取の間、速度は101000rpこ維持した。 同じ剪断法を使用し、排水速度測定用(実施例1参照)および手すきシート製造 用の紙料を製造した。手すきシート製造には、12 ’ x 12 ’ Nob le and Woodシート製造機を使用した。フォーメーションインデック ス、平均フロックサイズおよびフロック面積は、M / Kフォーメーションテ スターで測定した。 試験した重合体は4209Aであり、使用したコロイドは2D5およびDACI であり、すべて前に説明したものである。 表9は、高分子量重合体(4209A)を使用した場合、重合体を加えた後に剪 断が不可欠であることを示している。この剪断がない、または低い場合、極めて 高い歩留りおよび排水が可能であるが、フォーメーション(シート形成)の犠牲 は許容できないものである。剪断系では、フォーメーションをあまり犠牲にする ことなく、歩留りおよび排水を増加することができる。 飢 重合体 コロイド 剪断 微小成分 排水速度 フォーメー 平均フロラ フロ ック歩留り ジョンイン クサイズ 面積 (X) (it/5ee) デ’7クス (l履“)(%)4209A −低  64.4 7.1 1.7 77.3 44J4209A DACL 低 96 .2 12.0 1.2 64.5 44.54209A 2D5 低 81. 0 B、9 1.4 77.7 45.24209A −高 55.2 4.4  3.9 27.7 34.84209A DACI 高 79.2 6.7  2.1 53.4 43.84209A 2D5 高 67J 5.7 3.7  3B、8 35.0重合体2. OIbs/Ton、コロイド2.01bs/ Ton

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.紙料がヘッドボックスに入る前に、該紙料に固有粘度が5〜25dl/g、 電荷密度が1kgあたり陽イオン性窒素0.01〜5当量である中/高分子量陽 イオン系重合体を加え、前記重合体を加えた紙料に剪断力をかけ、その後天然ヘ クトライトを紙料に加え、次いで更なる実質的な剪断力をかけることなく前記紙 料をヘッドボックスに導入することを特徴とする、製紙方法。
  2. 2.前記ヘクトライト材料が、厚さ1〜5nmおよび幅および長さ250〜50 0nmの粒子サイズを有することを特徴とする、請求項1に記載の製紙方法。
  3. 3.前記中/高分子量重合体が6〜18dl/gの固有粘度を有することを特徴 とする、請求項1または2に記載の製紙方法。
  4. 4.前記低分子量陽イオン系重合体が重合体1kgあたり窒素0.5〜3.5当 量の電荷密度を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の 製紙方法。
  5. 5.前記中/高分子量陽イオン系重合体がポリアクリルアミドの第3級または第 4級アミン誘導体であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載 の製紙方法。
  6. 6.前記中/高分子量陽イオン系重合体および前記ヘクトライト材料が0.5: 1〜10:1の重量比で使用されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか 1項に記載の製紙方法。
  7. 7.前記比が0.5:1〜4:1であることを特徴とする、請求項6に記載の製 紙方法。
  8. 8.前記ヘクトライト材料が、0.5〜6ポンド/トン乾燥シートの量で存在す ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の製紙方法。
  9. 9.紙料中に充填材が25〜150kg/トン乾燥シートの量で使用されること を特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の製紙方法。
  10. 10.前記ヘクトライトが合成品または半合成品であることを特徴とする、請求 項1に記載の製紙方法。
  11. 11.前記充填材が、カオリン、炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸 バリウムおよび硫酸カルシウムから選択されることを特徴とする、請求項9に記 載の製紙方法。
  12. 12.荷電デンプンも存在することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1 項に記載の製紙方法。
  13. 13.前記荷電デンプンが、0.03を超える置換度を有する陽イオン系デンプ ンであることを特徴とする、請求項12に記載の製紙方法。
  14. 14.前記荷電デンプンが、0.03を超える陽イオン置換度を有する両性デン プンであることを特徴とする、請求項13に記載の製紙方法。
  15. 15.前記紙料が、前記重合体を加えた後で、ヘクトライトを加える前に、少な くとも1000Paの剪断応力を受けることを特徴とする、請求項1〜14のい ずれか1項に記載の製紙方法。
  16. 16.前記紙料が、前記重合体を加えた後で、ヘクトライトを加える前に、少な くとも5000Paの剪断応力を受けることを特徴とする、請求項15に記載の 製紙方法。
  17. 17.前記紙料が、前記重合体を加えた後で、ヘクトライトを加える前に、約1 0,000Paの剪断応力を受けることを特徴とする、請求項16に記載の製紙 方法。
  18. 18.前記紙料が、前記ヘクトライトを加えた後に、1000Paを超える剪断 応力を受けないことを特徴とする、請求項15に記載の製紙方法。
  19. 19.バインダーとして天然ヘクトライトおよび中/高分子量陽イオン系重合体 の組合せを含む紙または厚紙であって、前記重合体が、6〜18dl/gの固有 粘度により示される範囲の分子量を有することを特徴とする紙または厚紙。
  20. 20.前記ヘクトライトが、厚さ1〜5nmおよび幅および長さ250〜500 nmの粒子サイズを有することを特徴とする、請求項19に記載の紙または厚紙 。
  21. 21.前記中/高分子量陽イオン系重合体が、重合体1kgあたり陽イオン性窒 素0.5〜3.5当量の電荷密度を有することを特徴とする、請求項20に記載 の紙または厚紙。
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