JPH06509722A - 螺旋形バルーン式灌流血管形成カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 螺旋形バルーン式潅流血管形成カテーテルＬ業上の利王立野 この発明はバルーン式血管形成及び同様の医療処置において使用される類のバル ーン式カテーテルに関するものである。

鷺吸の背景 ここ数年、末梢動脈、冠状動脈のいずれににおいてもバルーン式血管形成の実行 可能性及び成功において多大な進歩があった。経皮経管冠動脈形成術（ＰＴＣＡ ）は今や冠状動脈におけるアテローム性動胆硬化閉塞の確立した治療法となった 。この処置によって、多くの患者達が冠状バイパス形成手術を受ける必要がなく なった。

最近の研究によると、バルーンの膨張をより漸進的にし、バルーンの膨張持続時 間を引き延ばすことができれば、バルーン式血管形成（ＰＴＣＡを含めて）の効 果が増大する可能性が高いことが明らかになった。従来のバルーンは膨張時、動 脈を完全に閉塞してしまう（バルーンに隣接する動脈のいがなる支脈も含めて） 、。このため、バルーンの膨張持続時間は、血液循環があまりに長時間にわたっ て遮断されるとバルーンの後端部の組織壊死に至るのみならず、患者の胸痛に対 する忍耐力及び血行力学的または電気的不安定性によっても多くの場合制約され る。

こうした制約を緩和するため種々の技術が提案されてきた。この技術中には様々 な薬剤療法（例えばリドカイン、ニトログリセリン等を用いた前治療）、冠状洞 を通る逆潅流、更に一般的な麻酔の使用が含まれる。こうした多くの制約を緩和 する手法の１つがスタック（Ｓｔａｃｋ）により開発されたような〔例えば、１ ９９０年、イー・トポル（Ｅ、Ｔｏｐｏｌ）による編集の「内部心臓学教本（Ｔ ｅｘｔｂｏｏｋ　ｏｆ　Ｉｎｔｅｒｖｅｎｔｉｏｎａｌ　Ｃａｒｄｉｏｌｏｇｙ ）イー・トポツル」中でディー・ケレアケス（Ｄ、　Ｋｅｒｅａｋｅｓ）及びア ール・スタック（Ｒ，５ｔａｃｋ）著の「潅流血管形成（Ｐｅｒｆｕｓｉｏｎ　 Ａｎｇｉｏｐｌａｓｔｙ）参照〕潅流バルーン式カテーテルの使用である。この 型のバルーン式カテーテルにおいては、カテーテルシャフトはバルーンはその先 端部及び後端部のいずれにも側方穴（ｓｉｄｅ　ｈｏｌｅ）を有している。これ ら穴により血液はバルーン先端部を介してカテーテル管腔に進入し、次に管腔を 経てバルーンの後端部において動脈に進入する。このため、バルーンが膨張した ときでも多少の血流がその内部に保存される。

しかし、上記の潅流バルーン式カテーテルのシャフトは必然的に比較的大きくな る（多量の血流を通過させるために）。よって、カテーテルの弾性が低下するこ とになり、結果としてカテーテルの使用及び効果が制約される。更に、狭窄部分 がそのような動脈の支脈に近接したり、跨ったりする場合には、支脈がバルーン により閉塞される虞がなお存在する。本発明はスタック型バルーン式カテーテル の多くの欠陥を解消するために潅流バルーン式カテーテルを提供するものである 。

１皿の概要 本発明のバルーン式カテーテルは、はぼ直線的な先端部を有し、かつ薄壁にて形 成されて折畳み及び膨張可能な管と、はぼ円筒形で開口管腔を形成する螺旋渦巻 状の後端部とから成る。コイルの巻回部分同士を固定するには、例えば巻回部分 が固着する外皮または内皮を設けるような装置を備えている。

使用時には巻回されたバルーン式カテーテルは所望箇所に挿入され、それから膨 張される。螺旋渦巻状部分は比較的大きな開口管腔を形成しているため、バルー ンが膨張しても同バルーン内を血流が継続してて通過することができる。これに より従来のバルーンに伴う副作用（例えば胸痛等）がなく、膨張周期かを引き延 ばされる。更に、管腔中央部の直径はスタック型バルーンが許容した血流通過量 と同程度またはそれ以上の量の血流の通過を可能とし、スタック型バルーンにお ける大きさ及び剛性の問題が解消される。渦巻状バルーンの巻回部分は互いに隣 接することが望ましいが、実施例中には螺旋形コイル壁に１つ以上の空間を設け （連続する巻回部分に間隔をあけることにより）、従来のバルーン（スタック型 バルーンを含めて）により閉塞されることもあった動脈の支脈内を血流が通過す ることを促進させることができる。また、螺旋形バルーンは湾曲部分を有するバ ルーンを前もって形成したり、螺旋形コイルに空間を設けて可撓性を付与するこ とにより、動脈の鋭い湾曲部分またはその近傍における処置のために、予め設定 した湾曲部分（または湾曲を可能にするための可撓性）を有するように形成する こともできる。

刻面Ω直藍望説盟 図１は本発明の螺旋形バルーン式カテーテルを示す。

図２は関節硬化動脈に進入し、部分的に膨張した図１のバルーン式カテーテルを 示す。

図３は図２のバルーン式カテーテルが潅流により十分に膨張した状態、即ち案内 ワイヤ上に前進した対比注入用カテーテルを示す。

図４は推進カテーテルが案内ワイヤ上に前進し、関節硬化動脈に進入中の巻回形 状をした本発明のバルーン式カテーテルを示す。

図５は図１とは僅かに異なったバルーン式カテーテルを示す。

図６はバルーン式カテーテルの更にもう１つの形状を示す。

図７はバルーン式カテーテルの更に別の実施例を示す。

図８はバルーン式カテーテルの更に別の実施例を示す。

図９は管を折り曲げることにより二重螺旋状に巻回された更にもう１つのバルー ン式カテーテルの実施例を示す。

図１０は３つの螺旋形に巻かれた管を有する更にもう１つの螺旋形バルーン式カ テーテルを示す。

図１１はバルーン式カテーテルの更にもう１つの実施例を示す。

図１２は支動脈内の循環を可能にするため、バルーンの連続する巻回の間に間間 隙を有するもう１つの実施例を示す。

図１３は動脈の鋭い湾曲部にて使用するために中間点においてバルーンにより可 撓性を与えるために、連続するバルーンの巻回部分の間に間隔を有するもう１つ の実施例を示す。

図１４は予め設定された曲線を有するもう１つの実施例を示す。

図１５は図１４に示す形状に巻き込むことができる管を示し、図１５Ａ−１５０ はそれぞれ１５Ａ−１５Ａ線、１５Ｂ−１５Ｂ線、１５Ｃ−１５Ｃ線におけるの 断面図である。

図１６は外部被覆を有する螺旋形バルーン式カテーテルを示す。

図１７は導入器カテーテルとして使用される螺旋形カテーテルの僅かに異なる実 施例を示す。

げ　るための　の形態 図１は本発明における螺旋形バルーン式カテーテルの概観を示す。本発明のバル ーン式カテーテルは、望ましくは螺旋形コイルに巻回された薄壁型の折脣み可能 な小管から構成され、大きく開口した管腔３４を有するほぼ円筒形をなす膨張可 能なバルーン部分を形成するようになっている。従って、管腔３４は後端部及び 先端部のいずれににおいても十分に開口した通路を呈し、バルーンが膨張した時 でも継続して血流が行われる。

螺旋形管３２において連続する巻回は互いに接触し、粘着剤または類似した手段 により位置保持され、縦帯９４の中間部分４５によっても位置が決定保持されて いる。特にこの実施例においては、帯９４がその後端４４において中央にある案 内ワイヤ３９に取り付けられ、またバルーンの螺旋形部分の後端において案内ワ イヤ３９に取り付けられている。管３２の先端部分３６自体も案内ワイヤ３９に 取り付けられている場合があるため、バルーンの前進及び後退の圧力は管３２で はなく案内ワイヤ３９及び帯９４により生じる。そのように帯９４が案内ワイヤ ３９に後端及び先端で固定されているため、案内ワイヤ３９に対し、螺旋形バル ーンの縦位置も確保する。螺旋形バルーンの膨張及び収縮のために膨張装置８０ が管３２の先端部３６に接続されている。

図２は部分的に膨張した形状の図１のバルーンが動脈９５に進入し、動脈９５の 狭くなった関節硬化部９６に達していることを示す。図３でｔマ動脈９５の狭窄 部分９６の拡大のためバルーンは膨張されている。／くルーノ式カテーテルの螺 旋形状は膨張時に大きな開口管腔を備えるため、動脈９５内の血流ｌま血管形成 中（こ継続が可能であり、動脈９５を通る血流を制限することなく／クルルーノ ｉまし！ｆらくの間膨張状態に維持される。

所望に応じて、図３に示すようにカテーテル４１が案内ワイヤ３９上をこ前進さ れ、バルーンの螺旋形部分の光臨位置に移動させることができる。これは例え！ ｆ、造影補助または身体外部に位置する装置からの血液、または他の液剤をこよ り動脈を潅流するためにＸ線対比（ｒａｄｉｏｇｒａｐｈｉｃ　ｃｏｎｔｒａｓ ｔ）を注入するのをこ有効である。

螺旋形バルーン式カテーテルを通る血液自動潅流も、カテーテル４１の先端部の 側面穴に進入する血液によって高められる場合があり１例とじてバル−ン式カテ ーテルが大動脈に挿入され冠状動脈に達すると、血液は大動脈におけるカテーテ ル４１の側面穴に進入し、次にカテーテル４１を通り冠状動脈へ入り、螺旋形ノ （ルーノを通っていく。カテーテル４１の直径は）くルーノが据え付けられてし ＼なしまためにスタック型カテーテル以上に大きいことがあり、場合によりカテ ーテル４１の直径は狭窄部分に配置された、膨張した螺旋形バルーンの直径に接 近し、多量の血流を供する。比較的大きな直径のカテーテル４１が使用されると き、ノくル−ン式カテーテル・案内ワイヤの交換を容易にする案内カテーテルと して役立つ場合もある。図４は、推進するカテーテル４２が巻回された／くルー ン部に直接をこ推進力を伝達することにより、巻回された螺旋形バルーン式カテ ーテルの推進力を高めるために使用された状態を示す（医師が案内ワイヤ３９自 体に働く推進力に付は加えて）。カテーテル４２は、実際に必要な場合にのみ推 進に役立つために、例えば動脈の狭窄部分を通りバルーン部分を前進する最後の 推進のため（こ、案内ワイヤ３９上を進み、巻かれたバルーン部分の先端部に近 接する位置しこ達する場合がある。更に、推進するカテーテルは動派を通る血流 を妨害しなし＼ようシこ、バルーンが一旦配置された後には、部分的に引っ込め られるか完全に除去される場合がある。

図５は本発明の別の実施例を示す。この実施例においては、より堅固なカテーテ ル９７がバルーンの螺旋形部分を越えて案内ワイヤ３９上を前進可能にすべく、 帯９４及び管３２は螺旋形部分の先端部において案内ワイヤ３９に対して隔離さ れた構成となっている。。これは例えば、案内ワイヤ３９の推進力を高めるのを こ有効である。このカテーテル９７の後端部は帯９４の後端部４４近傍【こおし 飄て動帯９４に係合され、カテーテル９７及び案内ワイヤ３９が動派９５内を前 進するときにバルーンを引っ張っていく。図６はこの実施例の変更例を示し、カ テーテル９７は案内ワイヤ３９及びバルーンの前進を補助するために使用される 。よって、案内ワイヤ３９は帯９４にかかる圧力を排除するために、カテーテル ９７の後端部に保合できるフランジ９８を備えている。

図７は帯９４が案内ワイヤ３９に代えて、カテーテル９９に取り付けられてＩ／ 入るまた別の実施例を示す。これにより案内ワイヤ３９は独立して前進及び後退 カニできるようになるが、バルーンの管腔３４内における間隙が大きくなる。カ テーテルをもう１つ付は加えて（図示してない）、巻かれたバルーンに突き肖た るまでカテーテル９９上を前進させ、本機構の推進力をさらに高めることもある 。

図８に示す実施例においては、帯９４の後端部４４がカテーテル９９の管腔中央 を通過して先端部に帰還している。この実施例においては、カテーテル９９はバ ルーンとは別個に前進または後退が可能であるが、医師がカテーテル９９ととも に帯９４の後端部４４及び先端部４６を掴み、同時にカテーテル９９を前進また は後退させるときに、バルーンも前進または後退する（帯の中間部分４５力；渦 巻状管３２に取り付けられているため）。

図９は螺旋形管３２の別個をを示し、螺旋は管３２の二重巻きによって形成され 、管巻きはバルーンの後端部３７において互いに接続されているため、実質上バ ルーンはそれ自身に折り返された１本の管の二重螺旋巻きから成る。この形状に おいて、膨張流体は先端部から後端部に螺旋巻きの一方を通りバルーンに流れ込 み、次に後端部から先端部に他方の螺旋巻きを通り戻ってくる。従って、管３２ は気泡等を完全に洗い流し、管が患者の体内中で万一破裂するようなことがあっ ても、螺旋形管の中に空気が導入されないように配慮されている。図９は管を通 して流体を注入する膨張／流水装置８０を示し、流体は管３２の反対側先端部の 開ロバルプを経て排出される。

図１０は三重螺旋巻きも利用してバルーンを形成する一例を示す。バルーンを形 成する３つの管はバルーンの螺旋形部分の後端部、先端部共に案内ワイヤ３９に 取り付けられ、その先端部分３６は膨張装置８０に取り付けられている。図１０ はまた帯９４のまた別の配置を示す。この実施例において帯９４は単に螺旋巻き に固定され、先端部に戻ってこない。図１１は更にもう１つの形状を示し、螺旋 巻きは一側面が直接に案内ワイヤ３９に取り付けられ、帯９４の必要性を完全に 排除している。この形状には帯の必要性が排除されても、バルーンが膨張したと きに案内ワイヤ３９を中央にした位置にないという問題点がある。

図１２について説明する。狭窄部分９６がバルーンが膨張したときに動脈９５の 支膣を閉塞するような位置にあれば、渦巻状管３２の互いに隣接する２つの巻回 部分に僅かに間隔をあけることにより形成される側面開口部９１を備えた変形螺 旋形バルーンを利用することができる。これにより血液は管腔を流れ出て支脈９ ｏに流れ込むことができる。所望ならば、側面開口部９１とバルーンの回転位置 を示すために、ラジオバクマーカ８５が案内ワイヤ３９及び／または帯９４に設 置されて、バルーンの開口部９１を最も望ましい位置に自由に前進／後退または 回転させることもできる。

図１３は螺旋形バルーンに同様な開口部９１を有するもう１つの実施例を示す。

この開口部９１によりバルーンは非常に大きく湾曲し、動脈９５の湾曲部８９に 配置される。帯９４の中間部４５の相対的長さはバルーンの一方だけが開口する ように予め選択でき、開口部の反対側において管の連続する巻回部分は図１２に 示すように、密着している。ここでもバルーンの長さ方向位置及び回転位置の造 影を補助するために、放射線不透過マーカ（ｒａｄｉｏｐａｑｕｅ　ｎ＋ａｒｋ ｅｒ）　８５が使用されることがある。

図１４及び図１５は所望の湾曲形状を有するバルーンの更なる製作方法を示す。

この実施例において’１Ｆ３２は図１５に示すように、大小交互の直径で作られ ている。対応する適正な直径の８軸に巻回されると、管３２の大きい方の直径部 分５０は一方に配列され、小さい方の直径部分５１は他方に配列され、コイルの 膨張に伴って自然な湾曲を形成する。

図１６は螺旋形バルーンを製作するための方法を示す。管３２は渦巻状管に巻き 込まれ、図１５に示すように巻回部分は内皮または外皮９３により固定される。

そのような皮は接着剤の薄膜層を用いたり、シリコンの薄膜層を固めたり、その ほかの従来の手段により形成される。内皮または外皮９３は薄く形成されるため 、波状表面の形状が大幅に変えられることはなく、管３２の連続する巻回部分の 間の（ぼみを平坦にするために多少厚くつけて、場合によっては有利となる平坦 な表面を呈することもある。所望の形状にするために他の同様の方法が使用され ることもある。

ヌ 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成５年１０月２２日

Claims (31)

【特許請求の範囲】
1. １．先端のほぼ直線状部分と開口した中央部の管腔を形成する後端の渦巻状部分 とを有する膨張可能な管と、渦巻状部分の巻回部分を互いに固定する固定手段と からなることを特徴とする螺旋形バルーン式カテーテル。
2. ２．前記渦巻状部分の連続する巻回部分の少なくとも数個は互いに当接している ことを特徴とする請求項１に記載のバルーン式カテーテル。
3. ３．前記固定手段が少なくとも幾つかのコイルの巻回部分に取り付けられている 可撓皮からなることを特徴とする請求項１に記載のバルーン式カテーテル。
4. ４．バルーンの渦巻状部分を、身体上の通路において、自由に前進及び後退させ るための前進装置を有することを特徴とする請求項１に記載のバルーン式カテー テル。
5. ５．前記前進装置がほぼ中央にあるシャフトと、バルーンの渦巻状部分をシャフ トに取り付けるための取付け装置とからなることを特徴とする請求項４に記載の バルーン式カテーテル。
6. ６．前記シャフトは案内ワイヤからなることを特徴とする請求項５に記載のバル ーン式カテーテル。
7. ７．前記シャフトがカテーテルからなることを特徴とする請求項６に記載のバル ーン式カテーテル。
8. ８．前記バルーンが折畳み可能で、シャフト上に密着して巻回することができる ことを特徴とする請求項５に記載のバルーン式カテーテル。
9. ９．前記シャフト上を前進でき、バルーンがシャフト上に巻回されたときにバル ーンを突き進むための後端部を有する推進カテーテルからなることを特徴とする 請求項５に記載のバルーン式カテーテル。
10. １０．前記取付け装置が後端部、先端部及び中間部を有する帯からなることを特 徴とする請求項５に記載のバルーン式カテーテル。
11. １１．前記帯の後端部がシャフトに取付けられ、さらに帯の中間部がバルーン式 カテーテルの渦巻状部分に取付けられていることを特徴とする請求項１０に記載 のバルーン式カテーテル。
12. １２．前記帯の中間部がバルーンの渦巻状部分に取り付けられ、バルーン式カテ ーテルを前進させるためにカテーテルの後端を帯の中間部付近で帯と係合してカ テーテルが前進できるように、シャフトが後端部を有するカテーテルと帯の後端 部が通る場合がある管腔とからなることを特徴とする請求項１０に記載のバルー ン式カテーテル。
13. １３．前記帯の後端部がシャフトに取り付けられ、帯の中間部がバルーンの渦巻 状部分に取り付けられ、さらにバルーン式カテーテルを前進させるために帯の後 端部付近でカテーテルの後端部が帯と係合して推進カテーテルがシャフト上を前 進できるように、シャフト上を前進でき後端部を有する推進カテーテルからなる ことを特徴とする請求項１０に記載のバルーン式カテーテル。
14. １４．前記推進カテーテルの後端部が帯に代えて停止部と係合するように、シャ フトに搭載された制御装置からなることを特徴とする請求項１３に記載のバルー ン式カテーテル。
15. １５．前記渦巻状部分の巻回部分と連続する巻回部分との間に間隔を設けて渦巻 状部分に間隙を形成し、バルーンが膨張したとき分岐動脈の潅流を可能にするこ とを特徴とする請求項２に記載のバルーン式カテーテル。
16. １６．膨張可能な２つの管を有し、前記管の渦巻状部分は二重螺旋形状に巻回さ れ、管の後端部で互いに流体の伝達を行うことを特徴とする請求項１に記載のバ ルーン式カテーテル。
17. １７．一方の管の先端部が膨張装置に取り付けでき、他方の管の先端部が、開く ことで管の不純物を取り除くことができ、閉じることでバルーンを膨張させるこ とができるバルブを有することを特徴とする請求項１６の記載のバルーン式カテ ーテル。
18. １８．前記膨張可能な管が一端と他端とを備え、これら両端の間で管自体に折り 畳まれ、渦巻状部分がその折り畳み部分に隣接する二重螺旋形コイルからなるこ とを特徴とする請求項１に記載のバルーン式カテーテル。
19. １９．前記管の一端が膨張装置に取り付けでき、管の他端が、開くことで管の不 純物を取り除くことができ、閉じることでバルーンを膨張させることができるバ ルブを有することを特徴とする請求項１８に記載のバルーン式カテーテル。
20. ２０．前記管腔内に配置され、渦巻状部分の巻回部分に取り付けられた表面を有 するシャフトを有することを特徴とする請求項１に記載のバルーン式カテーテル 。
21. ２１．先端のほぼ直線状をなす部分と、ほぼ開口した中央部の管腔を形成する後 端の渦巻状にしてほぼ円筒形の部分とを有し、前記渦巻状部分の連続する巻回部 分の少なくとも数個が互いに隣接する膨張可能な管と、コイルの巻回部分の少な くとも数個に取り付けられた可撓皮を有し、前記渦巻状部分の巻回部分同士を固 定するための手段と、後端部、先端部及び中間部を有する帯から成り、帯の後端 部は案内ワイヤに取り付けられ、帯の中間部は渦巻状部分に取り付けられた、バ ルーンの渦巻状部分を案内ワイヤに取り付ける取付け手段とから成ることを特徴 とするバルーン式カテーテル。
22. ２２．先端部及び後端部で開口した管腔を形成する後端部ほぼ円筒形の膨張可能 な被覆部と、この膨張可能な被覆部の先端部から伸びる膨張管と、前記膨張可能 な被覆部を通路の中で前進及び後退させるための手段を有することを特徴とする バルーン式カテーテル。
23. ２３．前記被覆部を前進及び後退させるための手段は膨張可能な被覆部に取付け られたシャフトをからなることを特徴とする請求項２２に記載のバルーン式カテ ーテル。
24. ２４．前記前進及び後退手段がほぼ中央にあるシャフトと、バルーンの膨張可能 な被覆部をシャフトに取り付けるための取り付け手段装置とからなることを特徴 とする請求項２２に記載のバルーン式カテーテル。
25. ２５．前記シャフトが案内ワイヤからなることを特徴とする請求項２４に記載の バルーン式カテーテル。
26. ２６．前記シャフトがカテーテルからなることを特徴とする請求項２４に記載の バルーン式カテーテル。
27. ２７．前記被覆部を前進及び後退させるための手段が、先端部、中間部及び後端 部を有する複数の帯からなり、帯の中間部は膨張可能な被覆部に取付けられ、帯 の後端部はシャフトに取り付けられていることを特徴とする請求項２２に記載の バルーン式カテーテル。
28. ２８．前記シャフト上を前進でき、バルーンがシャフトの周囲に巻回されたとき にバルーンを突き進むための後端部を有する推進カテーテルからなることを特徴 とする２７に記載のバルーン式カテーテル。
29. ２９．前記帯の中間部がバルーンの膨張可能な被覆部に取り付けられ、バルーン 式カテーテルを前進させるために帯の後端部付近でカテーテルの後端部が帯と係 合して推進カテーテルがシャフト上を前進できるように、シャフト上を前進でき 後端部を有する推進カテーテルからなることを特徴とする請求項２７に記載のバ ルーン式カテーテル。
30. ３０．前記膨張可能な被覆部を通る開口した管腔の内径が、膨張可能な被覆部の 外径の約１／３であることをことを特徴とする請求項２２に記載のバルーン式カ テーテル。
31. ３１．前記膨張可能な被覆部を通る開口した管腔の内径が、膨張可能な被覆部の 外径の約１／２であることを特徴とする請求項２２に記載のバルーン式カテーテ ル。