JPH06509710A - バキュロウイルスにおけるインフルエンザaのm2蛋白の改良発現及びm2蛋白の使用 - Google Patents

バキュロウイルスにおけるインフルエンザaのm2蛋白の改良発現及びm2蛋白の使用

Info

Publication number
JPH06509710A
JPH06509710A JP5503719A JP50371992A JPH06509710A JP H06509710 A JPH06509710 A JP H06509710A JP 5503719 A JP5503719 A JP 5503719A JP 50371992 A JP50371992 A JP 50371992A JP H06509710 A JPH06509710 A JP H06509710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
baculovirus
cells
influenza
expressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5503719A
Other languages
English (en)
Inventor
ケンダル,アラン ピー.
ブラック,レニー
ロタ,ポール エー.
Original Assignee
アメリカ合衆国
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカ合衆国 filed Critical アメリカ合衆国
Publication of JPH06509710A publication Critical patent/JPH06509710A/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/14011Baculoviridae
    • C12N2710/14111Nucleopolyhedrovirus, e.g. autographa californica nucleopolyhedrovirus
    • C12N2710/14141Use of virus, viral particle or viral elements as a vector
    • C12N2710/14143Use of virus, viral particle or viral elements as a vector viral genome or elements thereof as genetic vector
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2760/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses negative-sense
    • C12N2760/00011Details
    • C12N2760/16011Orthomyxoviridae
    • C12N2760/16111Influenzavirus A, i.e. influenza A virus
    • C12N2760/16122New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2760/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses negative-sense
    • C12N2760/00011Details
    • C12N2760/16011Orthomyxoviridae
    • C12N2760/16211Influenzavirus B, i.e. influenza B virus
    • C12N2760/16222New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 7 バキュロウィルスにより発現されたインフルエンザA M2蛋白。
8、バキュロウィルスにより発現されたインフルエンザA M2蛋白の製造方法 であって、請求項5に記載の宿主細胞を、アマンタジン様薬物と共に、その宿主 細胞か前記のM2蛋白の増加した発現を示すような条件下で培養し、そしてその M2をその細胞から抽出することを含んで成る方法。
9、動物におけるインフルエンザの診断の免疫検定であって、以下の段階・ 1)表面を、請求項7のバキュロウィルス発現M2により被覆し。
ll)上記の被覆表面を、インフルエンザをもつ疑いのある動物からの生物学的 サンプルと接触させ:そして、1ii)上記の蛋白と、上記の生物学的サンプル 中に存在するそれに好適な抗体との間に形成された複合体の存在の有無を検出す ること、を含んで成る免疫検定。
10、前記の表面が、免疫プロット又はウェスタン・プロットにより作られた、 ポリスチレン・マイクロタイトレージョン・プレート、スライド又はナイロン若 しくはニトロセルロース膜である、請求項9に記載の免疫検定。
11、請求項7に記載のバキュロウィルス発現膜蛋白、及び生物学的サンプル中 のその蛋白に対する抗体の存在の有無を検出することにおける使用に好適である 補助的試薬を含んで成る診断キット。
12、インフルエンザA又はウィルスに対する、動物のためのワクチンであって 、そのウィルスに対する免疫化を誘導するのに十分な量の請求項7に記載のバキ ュロウィルス発現M2、及び医薬として許容される担体を含んで成るワクチン。
13、アジュバントをさらに含んで成る、請求項12に記載のワクチン。
14、好ましくない細胞を除去する治療的方法であって、以下の段階。
(i)デリバリ−系内てM2蛋白又は組み換え肚遺伝子を発現させ;(11)上 記のデリバリ−系を上記の好ましくない細胞に特異的に的中させ:そして、 (iii)上記の細胞に与えられた一定量のアマンタジン様薬物によりその細胞 の細胞毒性効果を調節すること、R,[、Sugrue et al、 Vir ology 180:617−624 (1991)) 。幾つかの状況の下で は、アマンタジンは、Fowl Plaque VirusのRos tock 株の解裂した赤血球凝集素(hemagglutinin)の正しいプロセシン グを間接的に妨害するけれとも(R,J、 Sugrue et al、 EM BOJ、 9:3469−3476 (1990)) 、二のRostockウ ィルスを含む感染性ピリオンのゲノムの転写及び翻訳に先立って生しる、インフ ルエンザAウィルスの複製中の初期の事件を、アマンタジン様の剤が抑制すると いうのが一般的なルールである(Hay et al、 (1985): A、 J、 Hay and M、C,2ambon、 Multiple acti ons of amantadine against 1nfluenza  viruses。
In Becker Y、 (ed) Antiviral drugs an d 1nterferon: the molecular basis of  their activity、 Martinus N1jhoff Pu blishing、 Boston MA、 pp、 301−315. (1 984))。しかしながら、M2蛋白の作用又はそれとアマンタジンとの相互作 用についての直接的な証拠を欠いている。
M2蛋白は、インフルエンザAウィルスの様々な株の中に保存されているので、 インフルエンザ・ワクチンとしての使用についての潜在力をもつことができる。
マウスか受け取る受動的に転移された、M2に対するモノクロナール抗体が、生 きたインフルエンザ・ウィルスによる鼻中の挑戦の後にそれらの肺の中で、より 低い力価のインフルエンザ・ウィルスをもっことが、最近、証明された(J、  Trean。
r et al、 J、 Virol、 64:1375−1377 (199 0))。
M2蛋白の構造−作用の研究を容易にし、そして免疫学的研究のために必要な試 薬を開発するために、本発明は、1つの特定の態様において、昆虫の細胞内で発 現できる組み換えバキュロウィルス中にクローン化されたインフルエンザAウィ ルスのM2遺伝子を提供する。
組み換えDNA発現系により作られるウィルス抗原は、血清診断検定、実験的ワ クチン、及び基礎的研究における使用のために商業的に決められた物質の尽きる ことのない源を提供することができる。
これらの技術は、病因ウィルスの大規模培養における費用及び潜在的汚染をも取 り去ることができる。例えば、診断的抗原どしてのバキュロウィルス発現Han taanウィルス核蛋白の使用が、最近報告されている(Schmaljohn  et al、 Journal of General Virology  69ニア77−786 (1988))。
組み換えバキュロウィルス、Autographa Ca1ifornica核 多角体病ウィルス(AcNPV)を使用した、最近開発された真核生物発現系は 、ウィルス感染の血清学的診断のための免疫検定のための抗原を作るera f rBiperda)の感染は、多量の抗原の生産を可能にしている(R。
D、 Po5see、Virus Re5erch 5:43−59 (198 6)) o さらに、このバキュロウィルス系は、ウィルス抗原製造の一般的に 使用される方法を超える他の重要な利点をもっている。例えば、このバキュロウ ィルス系により、ウィルス抗原が、はとんどのヒト血清中の抗体と交差反応する 抗原を含まない細胞中で作られる。それ故、バクテリア及び酵母発現系内で発現 された蛋白に必要な抗原の精製が不要であることかできる。バキュロウィルスは 、ヒトに感染せず、そしてそれ故、大量に安全に取扱われることができる。
発明の要約 本発明の目的は、インフルエンザAのM2蛋白の、より低コストのより容易な、 そして安全な手段を提供することである。M2は、インフルエンザ感染細胞から 精製するのが非常に困難である。
本発明の他の目的は、インフルエンザ・ウィルスについての血清診断検定におけ る使用のために、インフルエンザAから、バキュロウィルス発現M2を提供する ことである。
本発明のさらなる目的は、インフルエンザAウィルス感染の検出及び診断のため の血清診断検定を提供することである。
本発明の様々な他の目的及び利点は、図面及び以下の発明の詳細な説明から明確 になるであろう。
1つの態様においては、本発明は、1112蛋白インフルエンザAをコードして いるDNAセグメント:並びに、バキュロウィルスからの多角体遺伝子プロモー ター、バキュロウィルス・フランキング配列及びバクテリアの複製起点を含んで 成るベクターを含んで成るDNA構築物に関する。この構築物のDNAセグメン トは、上記ベクターの多角体遺伝子プロモーターに作用可能な状態で結合されて いる。
他の態様においては、本発明は、組み換えバキュロウィルス及びれに感染した宿 主細胞に関する。本発明か関係する組み換えバキュロウィルスは、インフルエン ザAウィルスのM2をコードしている。
本発明の宿主昆虫細胞は、バキュロウィルス内でコードされているへ(2の発現 を許容するようなやり方で、組み換えバキュロウィルスにより感染される。
他の態様においては、本発明は、バキュロウィルス発現インフルエンザAの1( 2及びバキュロウィルス発現インフルエンザAのM2の製造方法に関する。バキ ュロウィルス発現インフルエンザAのM2蛋白は、本発明の宿主昆虫細胞を、ア マンタジン様剤の存在中で、M2蛋白の増加された収率を許容するようなやり方 で、培養し、そして次に、その細胞からM2蛋白を抽出することにより、製造さ れる。
さらなる態様においては、本発明は、哨乳類におけるインフルエンザAの診断に ついての生物検定であって、本発明のバキュロウィルス発現〜(2蛋白で表面を 被覆し、その被覆された表面をインフルエンザ八をもつ疑いのある動物からの生 物学的サンプルと接触させ、そして、その蛋白質とその生物学的サンプル中に存 在するそれに特異的な抗体との間で形成された複合体の存在の有無を検出する段 階を含んで成るものに関する。また、本発明は、バキュロウィルス発現M2、及 びその生物学的サンプル中のその蛋白質に対する抗体の存在の有無を検出するこ とにおける使用に好適な補助的試薬にも関する。
さらなる態様においては、本発明は、インフルエンザAウィルスに対する動物に ためのワクチンに関する。このワクチンは、そのライスルに対する免疫化を誘導 するのに十分な量の、本発明のバキュロウィルス発現膜蛋白を、そして、医薬と して許容される担体を含んで成る。
図面の簡単な説明 図1は、インフルエンザA/Ann Arbor/6/60ウィルスからの九( 2遺伝子のPCR増幅及びクローニングのために使用するプライマーを示してい る。A/Ann Arbor/6/60のセグメント7の配列は、COX et  al、 Virology 167:554−567 (1989)により、 以前に決定されている。
図2は、バキュロウィルス中てのインフルエンザM2遺伝子のクローニング及び 発現のために使用する戦略を示している。二〇M2遺伝子は、全感染細胞RNA から調製されたcDNAからPCRを使用して増幅された。このPCR生成物は 、適切な制限エンドヌクレアーゼCBamH[及びBgll+)で消化され、そ してバキュロウィルス伝達ベクター、pAcYMlB1中に、その多角体遺伝子 開始部位の下流に挿入された。(Ba、BamH[: Bg 、 Bgl[[;  Bl 、 pAcYMl 前進配列決定(forward sequenci ng primer)ブライ7−; BIO、pAcYIill復帰配列決定プ ライマー(reverse sequencing primer): プラス ミド環内の点線は、バキュロウィルスDNAを示している。) 図3は、インフルエンサM2遺伝子のPCR増幅を証明している。RNAは、A /Ann Arbor/6/60ウィルスに感染した6時間後に、CV−1細胞 から精製された軸、o、i、・10)。M2のcDNAを、逆転写酵素及びM2 のmRNAの3′末端に特異的なプライマー(M2R図1を参照のこと)を使用 して全RNAから調製した。PCR(25サイクル)を、M2R及びM2F(図 1)のプライマーの両方を使用してM2のcDNAを増幅するために使用した。
パネルAは: cDNA反応において感染細胞RNAのlμg(レーン1)、5 μg(レーン2)又はlOμg(レーン3)を使用した後に得られたPCR生成 物である。1078塩基対及び310塩基対の分子量マーカーの−を示す。
M2・315塩基対:Ml=1027塩基対である。パネルBは:22P−ラベ ル八1−遺伝子特異的プライマーとのハイブリダイモーション後のPCR生成物 (パネルA)のサザン・プロットである。
図4は、組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細胞中のインフルエンザ核 蛋白を検出するための間接的免疫蛍光検定を示している。感染(A)又は非感染 CB)のSF9細胞を、アセトンで固定し、モしてM2−特異的モノクロナール 抗体(14C2)と共にインキュベートした。結合モノクロナール抗体を、FI TC−結合ヤギ抗マウスIgGを使用して検出した。対比染色を、Evans  Blueにより行った。倍率は、400倍である。
図5は、バキュロウィルス発現インフルエンザ核蛋白のウェスタン・プロット検 定を示している。組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細胞の溶解物を、 2%triton 、0.5M KCIC講中し、そして4M尿素を含む17% ポリアクリルアミド・ゲル上て電気泳動に供した。
龍蛋白を、M2特異的モノクロナール抗体(14C2)を使用して検出し、そし て結合抗体を+25 [蛋白Aにより検出した。レーンAはA/AnnArbo r/6/60ウィルスに感染したCV−1細胞の、放射ラベル(35S−ノステ イン)溶菌物であり、レーンBは+A/Ann Arbor/6/60ウィルス に感染したCV−1細胞の、非放射ラベル溶菌物であり、レーンC,D、及びE (それぞれ400.340及び240μgの蛋白を含んでいた)は:インフルエ ンザM2を発現する組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細胞の溶菌物で あり、M2は、約+5000kdのサイズであり;−ンFは・インフルエンザ核 蛋白(340μg)を発現する組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細胞 の溶菌物てあり、レーンGは:非感染SF9細胞の溶菌物である。
図6は、EIAによるヒト血清サンプル中のM2特異的抗体の検出を示している 。M2を発現する組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細胞の溶菌物を、 E[Aプレートの種まきに使用した。プレートを、急性(Ill Sl)又は回 復期(Ill S2)の血清のどちらかの希釈物と共にインキュベートした。結 合抗体を、蛋白Aと結合したhorse radishペルオキシダーゼにより 検出した。
図7は、ウェスタン・プロットによるヒト血清サンプル中のM2特異的抗体の検 出を示している。M2を発現する組み換えバキュロウィルスに感染したSF9細 胞の溶菌物を、5DS−PAGEに供し、そして図5中に記載したように、ナイ ロン・フィルターに移した。フィルターを、インフルエンザA又はインフルエン ザBのどちらかの確認ケースに伴う患者からの急性(Sl)又は回復期(S2) の抗血清と共にインキュベートした。結合抗体を、先に記載したように検出した 。C= 14cm2 MabにハイブリダイズしたA/Ann Arbor/6 /60 に感染したmock細胞の対照溶菌物。
図8は、ウェスタン・プロットにより検出されたM22蛋白現に対するアマンタ ジンの効果を証明している。T−150フラスコ中て増殖しているSF9細胞を 、1mlの組み換えバキュロウィルス(約3XlO’pfu)により感染させ、 そして接種後の異なる時間に収穫し、そして低速遠心分離により細胞を回収した 。SDS及びメルカプトエタノールを含む電気泳動サンプル・バッファー中ての 加熱により破壊した後、一部を、4M尿素を含む17%アクリルアミド・ケルに 供し、そしてマーカー・ダイかそのゲルの端に到達するまで電気泳動した。ケル を、ニトロセルロース・フィルター上にトランスプロットし、モしてM2蛋白の 存在を、モノクロナール抗体による染色により検出した。M=”Rainbow  Mマーカー”蛋白; リゾチーム(lys) 、カルボニック・アンヒドラー セ(C,A、)、オボアルブミン(ovalb) 、及びウシ血清アルブミン( BSA)である。2D 、3D、−組み換えバキュロウィルスAA−M2−Sに 感染した2及び3日後に収穫された細胞。細胞を、2μg/mlのアマンタジン の有(+)又は無(−)で維持した。
図9は、5lot blot検定による、M22蛋白現の量を表している。
細胞を、図8のように感染させ、そして回収及びPBS中ての洗浄後、0、 I M Tris/HCI pH7,8バツフアー中の6M 塩化グアニジウムの1 mlの添加により破壊した。サンプルを、この溶液中で逐次希釈し、そして次に 50ulの部分を5lot blOt装置内に支持されたニトロセルロース・フ ィルターに使用した。それらを、直ちに0.5%Twee口20を含むPBSて 洗浄し、PBS−Tween溶液中の3%ウシ血清アルブミンにより妨害腰モし てM2蛋白を、M2蛋白に対するモノクロナール抗体、次ニ、ヒオチン化ヒツジ 抗−7ウス[g、そして5treptavidin peroxidase A により検出した。4−クロロ−1−ナフトールを含むPBS(0゜5mg/’m l)中に上記フィルターを浸漬することにより発色した。カラム2D、3D、4 Dは、それぞれ、感染後2.3.4日目に収穫されtこ細胞のす〉プルである。
1/200から1/12800までの希釈を、2 μg/mlのアマンタジンの 有(+)又は無(−)で、感染後維持された細胞(二ついて使用した。非感染細 胞の1/200希釈を対照(C)として使用した。
好ましい態様の説明 本発明は、バキュロウィルスを利用したインフルエンザA M2蛋白の発現系及 びそれにより作られた蛋白質に関する。本発明に関係するM2蛋白は、抗−イン フルエンザA抗体と特異的に反応し、そしてそれ故、血清診断検定において使用 されることができる。本発明は、インフルエンザ・ウィルスλ(2の製造の、よ り容易なそしてより安全な手段を提供し、そして現在の方法よりもコストとして より低い。
例えば、本発明は、本発明の組み換えウィルスが哺乳類に感染しないので、ウィ ルス全体からのM2の単離よりもより安全である。さらに、本発明のM2抗原は 、ヒト血清とより強く反応する他の蛋白質からそれらを分離するためのさらなる コストのかかる精製を必要としない。このような分離は、バクテリア系内で作ら れるM2抗原のためには必要である。
1つの態様においては、本発明は、インフルエンザ・ウィルスのM2抗原をコー ドしているDNA構築物に関する。このDNA構築物は、インフルエンザAウィ ルスのM2をコートしているDNAセグメント及びベクターを含んで成る。この ベクターは、バキュロウィルスの多角体遺伝子のプロモーター領域、組み換えの 間の適切な交差(cross−over)に必要なバキュロウィルスのフランキ ング配列(このフランキング配列は、上記のプロモーター配列に隣接する約20 0−300塩基対を含んで成る)、及びその構築物がバクテリア内で複製される ことを可能にするバクテリアの複製起点を含んで成る。このベクターは、(i) DNAセグンメントか多角体遺伝子プロモーターに隣接して(又は、それに作用 可能な状態て結合されて、又はその“下流“又は“制御下”に)置かれるように 、そして(ii)プロモーター−M2抗原の組み合わせ物かバキュロウィルスD NAの200−300塩基対により両側に隣接されている(フランキング配列) 、ように構築される。
本発明における使用のための好適なベクターは、pAcYMlを含むか、これに 限定されない。
本発明のDNA構築物を作るために、インフルエンサAウィルスの全体の長さの M2をコートしているcDNAクローンを、当業者に知られ、り方法を、本発明 の場合には、M2 RNAのPCR増幅を使用して得る。
本発明のDNA構築物は、組み換えハキュロウーイルスを作るために使用される 。このDNA構築物は、組み換えか行われるような条件■”・パ、適切なバキュ ロウィルスのバキュロウィルスDNA (すなわち、そ(−r)構築物内でコー トされでいるプロモーターど同し種のハキュロウイrp・スのもの)により、宿 主細胞内て構築される。得られた組み換(ハキ、「コウィルスは、全体の長さの インフルエンザA M2をコートしでいる。例えば、昆虫細胞を、本発明のDN A構築物及び機能的ハキコロウィルスにより共同トランスフエ)ト又は別々にト ランスフェクトするかてきる。次に、得られた組み換えバキュロウィルスを準離 し、そしてM2蛋白の製造を行うための細胞感染のために使用することかできる 。
他の態様においては、本発明は、バキュロウィルス−発現インフウイルスにより 感染させ、そしてバキュロウィルス−コードM2の発現かハキ二〇ウィルス発現 M2抗原を作るのを可能にする条件下で培養した。このように作られたん(2を 、次に、当業者に知られた方法を使用し、てその細胞から抽出する。さらに、宿 主細胞を本発明のDNA構築物により好適に形質転換することかできることを考 慮した。
加させる方法に関する。この方法は、本発明の組み換えバキュロウィルス感染宿 主昆虫細胞を、アマンタジン様薬物、例えば、リマンチソン(rimantid ine)と共に、その薬物と一緒に培養された感染細胞かその細胞内てM2蛋白 の増加された濃度を作り出すような条件下で、培養することをもくろんでいる。
かなりの量のM2蛋白か細胞内に蓄積したときには、M2蛋白が昆虫細胞に対し て高い毒性をもつことは明らかである。この毒性の部分的抑制は、!112蛋白 のイオン−チャンネル活性の推定の抑制剤であるアマンタジン様剤の添加により 見られる。推定では、二の剤の存在は、その推定される細胞毒性効果か全て現れ る前に、へ12蛋白が細胞内に1、より高い濃度まで蓄積することを許容する。
他の態様においては、本発明は、動物における、インフルエンザ・ウィルス感染 の診断のための免疫検定に関する。標準的な診断手順を使用して、本発明のバキ ュロウィルス発現M2を、生物学的サンプル内の、それにより特異的な抗体の存 在について、過度の実験方法を伴わないで、検出するために使用することかでき る。M2蛋白はインフルエンザAウィルスに特異的なタイプであるので、血清診 断テストにおける抗原としてそれか含まれることは、上記のようなテストの利用 の効率及び広さを改善することができる。
例えば、固体表面、例えば、免疫プロット又はウェスタン・プロットにより作ら れた、ポリスチレンのマイクロタイトレージョン・プレート、スライド、又はナ イロン若しくはニトロセルロース膜を、本発明のバキュロウィルス発現M2によ り被覆し、そして生物学的サンプル、例えば、血清をその表面に接触させること により、インフルエンザAの存在の有無を検出することかできる。そのサンプル 中に抗体か存在する場合には、抗体−蛋白複合の形成か行われる。
これらの複合体を、当業者に知られた標準的な方法を使用して検出することかで きる。
本発明は、さらに、診断キットに関する。本発明の診断キットは、M2及び補助 試薬の製造のために必要な、本発明のバキュロウィルス発現M2抗原、及び本発 明のDNA構築物の抗体の存在の有無を検出することにおいて好適な補助試薬を 含んで成る。
さらなる態様においては、本発明は、インフルエンザA感染に対する動物のため のワクチンに関する。インフルエンザに対する抗体は、医薬として許容される担 体中に本発明のバキュロウィルス発現M2を含んで成るワクチン又は生きた組み 換えウィルス・ワクチンと同様のものを、動物に投与することにより作られる。
このバキュロウィルス発現M2抗原は、そのウィルスに対して保護的であること かできる免疫化を誘導するのに十分な量で、そのワクチン内に存在する。本発明 のワクチンは、免疫応答を強化することか知られている有効量の免疫学的アジュ バントを含むこともできる。
さらなる態様においては、本発明は、病気及び感染、例えば、癌、AIDS及び 神経疾患の治療において、膜機能を変更する治療的方法に関する。
M2蛋白の高い細胞毒性かあるという推定は、膜機能の変更におけるこの蛋白の 役割についての興味ある問題を提起した。膜スバニング蛋白であるM2蛋白は、 膜関連酵素複合体に影響を与え、又は細胞膜機能、例えば、イオン伝達(ion  transport) 、他のクリティカル分子の伝達、コンダクタンス(c onductance) 、又はレセプター分子を制御すること、を直接的に変 更することかできる。上記のいずれの活性も、龍蛋白か特定の医学的用途をもつ ことかできる可能性を生しさせる。
本発明によりもくろまれる方法においては、M2蛋白又はん(2遺伝子を含む発 現系は、特定のデリバリ−系、例えば、リポソーム又は遺伝子組み換えウィルス により、望ましくない細胞(例えば、癌細胞、旧〜5染T細胞及び神経細胞)に 対して標的とされることかできる。
アマンタジン、認可されたヒトの治療薬物、又はアマンタジン様薬物の使用によ る効果を制御することは、上記の場合において重要であることかてきる。
以下の例は、本発明を限定するものとして見做すことなく、本発明をさらに説明 するために与えられる。
例 以下の物質7手順を、それ以降の例の中で、使用する。
モノクロナール抗体 M2特異的モノクロナール抗体を作るハイブリドーマ細胞を、2eebedee  et al、、1988に従って使用した、これらの細胞(14C−2)は、 %ウシ胎児血清を含むOptimem中で増殖させ、そしてpristane− primed Ba1b/Cマウス(6−32x105細胞/マウス)中に接種 する。得られた腹水液を収穫し、そして全てのFA、ウェスタン・プロット、及 びEIAテストのための抗−M2モノクロナール抗体の源として使用する。
インフルエンザM2遺伝子のcDNAクローニングRNAを、A/Ann An bor/6/60ウィルス(m、 o、 i、 □IO)による感染後6時間目 にCV−を細胞から精製する。細胞を、冷PBSて3回洗浄し、そして5.8M  グアニジウム・イソチオシアネート、50mM Tris HCI(pH7, 6)、10mM EDTA 、2% ナトリウム・ラウリル・サルコシネート、 及び1%2−メルカプトエタノール中に溶解する。溶菌物を、5.71tlCs cl クッションを通して遠心分離し、そしてRNAペレットを先に記載したよ うに回収した(Maniatis et al、 Mo1ecular Clo ning: A Laboratory Manual、、 Co1d Spr ing Harbor Laboratory、 Co1d SpringHa rbor、 N、Yl1982乃。RNAをさらに、フェノール・クロロホルム 抽出により精製し、そしてエタノール沈殿により濃縮した。約50μgのRNA を、M2 mRNAの存在を確認するために、M2復帰(reverse)メッ セーノ・コンブリメント(compliment)・プライマー(図1)を使用 して、それぞれの配列決定反応において使用した。ki2 cDNAを、50μ mの反応液中に、l、5、又は10μg RNA 、2.5X PCRノ輝ファ ー(Perkin Elmer−Cetus)、500uM dTNPSl μ g M2Rプライマー(図1)、200 RNasin(Promega)及び 20Ll逆転写酵素を含む反応において、全ての感染細胞RNAから調製する。
42°Cにおいて40分間インキュベートシた後、25μlのcDNAを、l  μg M2F(図1)及び200 Taqボリメラーセを含む75μlのPCR 混合物に添加した。PCR条件は、94°C15分間:94°C1分間、50° C2分間、72°C3分間の25サイクル:及び72°C5分間、10分間であ る。二〇PCR生成物を、0.8%アガロース・ゲル上の電気泳動、次のサザン ・プロット法部aniatis et al、 +982)により分析した。
ユニークBamH[BglII クローニング部位を含むM2 PCR生成物及 びpAcYMlベクターを、制限エンドヌクレアーゼBamH[及びBglll により消化し、そしてアガロース・ゲル電気泳動により精製した。ベクター及び 挿入物を結合させ、そして大腸菌(E、 coli)HBIOI細胞を形質転換 するために使用した。龍遺伝子を含むコロニーを、放射ラヘルされたM2特異的 プライマーを使用したハイブリダイセーンヨンにより同定した。クローンYMI /M2/19からのプラスミドDNAを、CsC1遠心分離により精製し、そし て上記の81及びBIO配列決定プライマー(図2)を使用して配列決定した。
これらのオリゴヌクレオチド・プライマーを、pacYMlのマルチ・クローニ ング(multiple cloning)部位に挿入されたDNAフラグメン トの5′及び3°末端を配列決定するために設計した。
組み換えバキュロウィルスの構築 YMI/M2/19からのプラスミドDNAを、M、D、 Summers a nd G、E、 Sm1th、A Manual of Methods fo r Baculovirus Vectors and In5ectCe1. l Cu1ture Procedures (1986)のCaCl法を使用 して、野性WAcNPV DNAにより、SF9細胞中に共同トランスフェクト した。トランスフェクション後6〜10日開目に、M2発現を、120希釈にお ける14C−2モノクロナ一ル抗体及び(Tago)ヤギ抗マウスF[TC結合 物を使用して、アセトン−固定した細胞上の間接的免疫蛍光抗体により検出した 。組み換えバキュロウィルス(Bac−M2)を、希釈検定を制限し、その後の Rota et al、 J、Gen、Virol、71:1545−1554 (1990)により記載されたようなプラーク精製により精製した。
バキュロウィルス発現M2蛋白の分析 SF9細胞を、0.2ml細胞/室において室スライド(chambered  5lides)内に接種した。細胞を一夜癒着させた。このBac−M2ウィル スをいくつかの希釈物50−100μl/wellにおいて接種し、そして30 分間吸収させ、そして8%FBSを含む全容量300μのHinks培地を添加 した。
上記のCPEが25%〜50%最終であったとき、この培地を、吸引し、そして その細胞をpH6,5において冷PBSて洗浄した。表面蛍光ののために、細胞 を乾燥させないようにし、そして冷却した新たな、PBS pH6,5中の2% パラホルムアルデヒドを細胞に添加し、そして4°Cで30分間インキュベート した。内部蛍光を測定するために、細胞を乾燥させ、そして冷却アセチン(ac etine)をweltsに添加し、そして4°Cで10分間インキュベートし た。次にこの細胞を、M2蛋白を検出するためにC14−2モノクロナ一ル抗体 と共にインキュベートした。
結合したMabを、Evans Blueを含むヤギ抗マウスFITCラベル[ gGを使用して検出した。
Bac−M2により感染されたSF9細胞の溶菌物を、10mM tris 、  1mMEDTA、2%rriton 100及び0.5M KCI(Zebe dee et al、J、Virol、56:502−511(1985乃中で 調製し、そして4M 尿素を含む20%5DS−PAGEゲル上の電気泳動(R ,Lamb et al、Virology 91:6O−78(1978)) に供した。
蛋白質を、半一乾燥トランスプロット細胞を使用したウェスタン・プロントのた めのニトロセルロース・フィルターに移した。M2蛋白を、C14−2モノクロ ナ一ル抗体により検出し、そして結合抗体を、125+−ラヘルされた蛋白Aオ ートランオグラフイーにより検出した。
εIA手順 E[Aのための抗原を調製するために、0.35m1の水中に沈殿した01m1 の感染SF9細胞を、37°Cてインキュベートし、そして0.05m1の10 Xアルカリ性グリシンを添加した(10Xグリシン:IM NaC1中の1Mグ リシン: IN NaOHpH10に添加されたグリシン/NaC1)。この混 合物を音波破砕し、そして37°Cて30分間インキュベートし、そしてその細 胞死骸をペレット化した。上澄を含むM2抗原を、炭酸ノくソファ−pH9,6 中に希釈し、そして先に記載したように(Rota et al、、1990) E[Aのためのポリスチレンのマイクロタイター・プレートを被覆するために使 用した。患者からの急性期及び回復期のヒト血清サンプルを、インフルエンザA に応答する抗体を確認するために使用した。
また、血清サンプルを、先に記載したようにウェスタン・プロ・ノドによっても 分析した。
インフルエンザAのMl蛋白は、線状の対応性(collinear)転写(こ よりコートされているか、そのM2蛋白は、スプライシングされたmRNAから 翻訳されている(R,Lamb et al、 (1978))。それ故、その PCR生成物のアガロース・ゲル及びサザン・プロット検定(図3)により例示 されるように、そのM2遺伝子を増幅する必要かあつtこ。二のPCR生成物を 、その遺伝子の同一性を確認し、そして挿入される・\きM2遺伝子の大きさを 証明するために、Hinflにより消化した。
上記の前進プライマー上のBamHl制限酵素部位及び上記の復帰コンブリメン ト(compliment)プライマー上のBgl+1部位をもつ、特に構築さ れたへ(2プライマーは、PCRにより増幅されたM2遺伝子を上記のバキュロ ウィルス伝達ベクターpAcYMl(図1及び2)に挿入することを容易にした 。YMIベクターのB1前進及びBIO復帰プライマーをもつYMI/M2によ る配列決定後、M2遺伝子が、Bam81部位において始まる多角体開始部位に 比へて正しい方向に合ったことが見つかった(Y、Matsuura et a l、 Virology 68:1233−1250 (1987乃。上記のY MI/M2プラスミドを、AcNPV DNAによりSF9細胞内に共同トラン スフェクトし、先に記載したように、インフルエンザM2蛋白を発現する、組み 換えバキュロウィルス、Bac−M2を作った。
上記の組み換えウィルス、Bac−M2により感染されたSF9細胞を、蛍光抗 体検定により分析した。これらの細胞は、M2蛋白に特異的なモノクロナール抗 体と共にインキュベートされ、モしてFITC結合体により染色されたとき、強 い核周囲の蛍光を示した(図4)。細胞を、表面蛍光を検出するために、2%バ ラホルムアルデヒドによっても処理した。結果は、M2か細胞膜上に存在するこ とを示していた。
例2. 組み換えバキュロウィルスの分析ウェスタン・プロット分析は、組み換 えM2蛋白及び精製ウィルスから得られたA/AA/6/60 M2蛋白が、抗 −M22モノクロナ一ル抗により同定されたとき、大きさ及び電気泳動の挙動が 同一であることを証明した(図5)。このモノクロナール抗体は、未感染Sf9 細胞から調製された溶菌物と、又はインフルエンザB NP蛋白を発現する組み 換えバキュロウィルスにより感染したSf9細胞からの溶菌物とは、交差反応し なかった。これらの結果は、Bac−M2か、インフルエンザAウィルス感染細 胞内で見つかったM2蛋白にほとんと同し蛋白質を作っていること、そしてこの 組み換えM2蛋白かその細胞表面において発現されていることを示唆している。
例3 バキュロウィルス発現M2蛋白抗原の抗原反応性組み換えバキュロウィル スにより作られた抗原が、ウィルス成分に特異的な抗体を検出するためのE[A テストにおいて使用される前に、厳格に精製される必要がないことは、先に示さ れている。Bac−M2の構築により、M2蛋白に好適な抗体について、インフ ルエンザにより感染したヒトからの血清サンプルをテストすることが可能になっ ている。このようなテストは、適切な源のM2抗原なしには、不可能である。グ リシン溶菌物を、感染Sf9細胞から調製し、そしてεIAプレートを調製する ために使用した。インフルエンザ感染患者からの一連の急性及び回復期の血清の 対をテストした。この対のいくつかは、感染後、M2に対して力価の有意な増加 を示している(図6)。M2に対して生じた力価の程度は、血清の対の間でばら つき、そして、他のインフルエンザ感染患者に対して生じた抗体力価の程度と常 に相互に関連してはいなかった(表1)。この血清サンプルを、また、M2が標 的抗原であることを確認するためにウェスタン・プロット検定においてテストし た。図7は、S1血清かM2抗原と反応しなかったことを、一方、インフルエン ザA感染患者からの32血清が非常に強<M2と反応したことを示している。イ ンフルエンザBにより感染した患者からのSl又はS2血清標本のどちらも、ウ ェスタン・プロット(図7)又はEIAにおいて、M2抗原と全く反応しなかっ た。これらのデータは、M2蛋白か、インフルエンザに対する免疫応答の標的で あることを示唆している。
例4゜ BAC−M2感染細胞内のM2蛋白を、ウェスタン・プロットにおいて検出した 、そしてその蛋白の量は、アマンタジンがその細胞培養培地中に2μg/mlで 含まれているとき、かなり多くなった(図8)。スロット・プロット検定を、M 2蛋白の製造におけるアマンタジンの効果をより良好に定量化するために開発し た。感染細胞を、6!I(塩化グアニジウムにより溶菌し、そしてこの試薬によ り調製された溶液を、ニトロセルロース・フィルターに塗布した。ん(2蛋白を 、M2に特異的なモノクロナール抗体CI4、ピオチン結合抗−マウス抗体、及 びaVidin−peroxidase(Amersham)により検出した。
λ(2蛋白の濃度は、アマンタジンの存在中で維持した細胞の場合には、約16 倍高いものであった(図2)。このような観察を、数多くの実験において繰り返 しこれまでに述べた全ての刊行物を、引用により本明細書中に取り込む。
これまでの発明は、明瞭に、そして理解できるようにする目的をもって幾分詳細 に記載したけれども、形態における様々な変更及び詳細を本発明の範囲から外れ ることなく行うことができることは、本開示を読むことにより、当業者により理 解されるであろう。
PRIMERM2F mRNA SENSEPRIMERM2RREVER3E −COMPLEMENTFIG、1 M2 PCRPRODUCT(339n、↑、)FIG、2゜ FIG、4A、 FIG、48 FIG、? ロー (THOuSANDS) SERUM DILLJTION FIG、6 FIG 8゜ h寛9 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成6年7月j/日

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.DNA構築物であって、 i)インフルエンザAウイルスをコードしているDNAセグメント:ii)バキ ュロウイルスからの多角体遺伝子プロモーター、バキュロウイルス・ブランキン グ配列及びバクテリアの複製起点を含んで成るベクター、 を含んで成り、上記DNAセグメントが上記ベクターの多角体遺伝子プロモータ ーに作用可能な状態で結合されているDNA構築物。
  2. 2.前記のバキュロウイルス・プロモーターが、Autographa cal ifornicaの核多角体ウイルス・プロモーターである、請求項1に記載の DNA構築物。
  3. 3.前記のベクターが、pAcY1B1である、請求項1に記載のDNA構築物 。
  4. 4.インフルエンザAウイルスのM2をコードしている組み換えバキュロウイル ス。
  5. 5.前記のバキュロウイルス内でコードされている前記のM2の発現を可能にす るようなやり方で、請求項4に記載の前記の組み換えバキュロウイルスにより感 染した昆虫細胞。
  6. 6.Spodoptera frugiperda(Sf9)細胞である、請求 項5に記載の昆虫細胞。
  7. 7.バキュロウイルスにより発現されたインフルエンザAM2蛋白。
  8. 8.バキュロウイルスにより発現されたインフルエンザAM2蛋白の製造方法で あって、請求項5に記載の宿主細胞を、アマンタジン様薬物と共に、その宿主細 胞が前記のM2蛋白の増加した発現を示すような条件下で培養し、そしてそのM 2をその細胞から抽出することを含んで成る方法。
  9. 9.動物におけるインフルエンザの診断の免疫検定であって、以下の段階: i)表面を、請求項7のバキュロウイルス発現M2により被覆し;ii)上記の 被覆表面を、インフルエンザをもつ疑いのある動物からの生物学的サンプルと接 触させ;そして、iii)上記の蛋白と、上記の生物学的サンプル中に存在する それに好適な抗体との間に形成された複合体の存在の有無を検出すること、を含 んで成る免疫検定。
  10. 10.前記の表面が、免疫プロット又はウェスタン・プロットにより作られた、 ポリスチレン・マイクロタイトレーション・プレート、スライド又はナイロン若 しくはニトロセルロース膜である、請求項9に記載の免疫検定。
  11. 11.請求項7に記載のバキュロウイルス発現膜蛋白、及び生物学的サンプル中 のその蛋白に対する抗体の存在の有無を検出することにおける使用に好適である 補助的試薬を含んで成る診断キット。
  12. 12.インフルエンザA又はウイルスに対する、動物のためのワクチンであって 、そのウイルスに対する免疫化を誘導するのに十分な量の請求項7に記載のバキ ュロウイルス発現M2、及び医薬として許容される担体を含んで成るワクチン。
  13. 13.アジュバントをさらに含んで成る、請求項12に記載のワクチン。
  14. 14.好ましくない細胞を除去する治療的方法であって、以下の段階: (i)デリバリー系内でM2蛋白又は組み換えM2遺伝子を発現させ;(ii) 上記のデリバリー系を上記の好ましくない細胞に特異的に的中させ;そして、 (iii)上記の細胞に与えられた一定量のアマンタジン様薬物によりその細胞 の細胞毒性効果を調節すること、を含んで成る方法。
JP5503719A 1991-07-31 1992-07-29 バキュロウイルスにおけるインフルエンザaのm2蛋白の改良発現及びm2蛋白の使用 Expired - Lifetime JPH06509710A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US738,032 1991-07-31
US07/738,032 US5290686A (en) 1991-07-31 1991-07-31 Expression of influenza a M2 protein in baculovirus
PCT/US1992/006316 WO1993003173A1 (en) 1991-07-31 1992-07-29 Improved expression of influenza a m2 protein in baculovirus and uses of m2 protein

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06509710A true JPH06509710A (ja) 1994-11-02

Family

ID=24966293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5503719A Expired - Lifetime JPH06509710A (ja) 1991-07-31 1992-07-29 バキュロウイルスにおけるインフルエンザaのm2蛋白の改良発現及びm2蛋白の使用

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5290686A (ja)
EP (1) EP0597008A4 (ja)
JP (1) JPH06509710A (ja)
AU (1) AU659867B2 (ja)
CA (1) CA2111116A1 (ja)
WO (1) WO1993003173A1 (ja)

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU711163B2 (en) * 1995-07-21 1999-10-07 Provost, Fellows And Scholars Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin, The Method for the quantitative measurement of human acute phase serum amyloid a protein; recombinant protein; specific antibody
US7157089B1 (en) * 1996-11-26 2007-01-02 Stressgen Biotechnologies Corporation Immune responses using compositions containing stress proteins
US6169175B1 (en) 1997-08-06 2001-01-02 Centers For Disease Control And Prevention Preparation and use of recombinant influenza A virus M2 construct vaccines
GB9815040D0 (en) * 1998-07-10 1998-09-09 Medical Res Council Conditional mutant
US20030219442A1 (en) * 2002-03-13 2003-11-27 Toshifumi Mikayama Human monoclonal antibodies to influenza M2 protein and methods of making and using same
ES2217967B1 (es) * 2003-03-31 2006-01-01 Consejo Sup. Investig. Cientificas Procedimiento de produccion de particulas virales vacias (vlps) del virus inductor de la bursitis infecciosa (ibdv), composiciones necesarias para su puesta a punto y su uso en la elaboracion de vacunas frente al ibdv.
ES2307345B1 (es) * 2004-01-21 2009-11-13 Consejo Sup. Investig. Cientificas Capsidas vacias quimericas del virus causante de la enfermedad de la bursitis infecciosa (ibdv), su procedimiento de obtencion y aplicaciones.
ES2307346B1 (es) * 2004-01-21 2009-11-13 Consejo Sup. Investig. Cientificas Capsidas vacias (vlps(-vp4)) del virus causante de la enfermedad de la bursitis infecciosa (ibdv), su procedimiento de obtencion y aplicaciones.
US8778880B2 (en) * 2004-02-02 2014-07-15 Ambrx, Inc. Human growth hormone modified at position 35
CA2568952C (en) * 2004-06-18 2019-05-21 Ambrx, Inc. Novel antigen-binding polypeptides and their uses
WO2006019955A2 (en) * 2004-07-14 2006-02-23 President And Fellows Of Harvard College Antiviral methods and compositions
WO2006091231A2 (en) * 2004-07-21 2006-08-31 Ambrx, Inc. Biosynthetic polypeptides utilizing non-naturally encoded amino acids
US20060135933A1 (en) * 2004-12-21 2006-06-22 Newlin Seth M Stretchable absorbent article featuring a stretchable segmented absorbent
ATE541934T1 (de) * 2004-12-22 2012-02-15 Ambrx Inc Zusammensetzungen von aminoacyl-trna-synthetase und verwendungen davon
DK2399893T3 (en) 2004-12-22 2018-10-08 Ambrx Inc COMPOSITIONS CONTAINING, INVOLVING PROCEDURES, AND USES OF NON-NATURAL AMINO ACIDS AND POLYPEPTIDES
AU2005322019B2 (en) 2004-12-22 2010-08-26 Ambrx, Inc. Formulations of human growth hormone comprising a non-naturally encoded amino acid
KR20070090023A (ko) 2004-12-22 2007-09-04 암브룩스, 인코포레이티드 변형 인간 성장 호르몬
SG161210A1 (en) * 2004-12-22 2010-05-27 Ambrx Inc Methods for expression and purification of recombinant human growth hormone
EP1893229B1 (en) * 2005-06-03 2011-10-19 Ambrx, Inc. Improved human interferon molecules and their uses
ES2310062B1 (es) * 2005-07-15 2009-11-13 Bionostra, S.L. Particulas pseudovirales vacias quimericas derivadas del virus causante de la enfermedad de la bursitis infecciosa (ibdv), procedimiento de obtencion y aplicaciones.
US7632823B2 (en) * 2005-08-18 2009-12-15 Ambrx, Inc. Compositions of tRNA and uses thereof
RS51998B (en) * 2005-11-08 2012-04-30 Ambrx Inc. ACCELERATORS FOR MODIFICATION OF NON-NATURAL AMINO ACIDS AND NON-NATURAL AMINO ACID POLYPEPTIDES
WO2007059312A2 (en) * 2005-11-16 2007-05-24 Ambrx, Inc. Methods and compositions comprising non-natural amino acids
EP1968635B1 (en) * 2005-12-14 2014-09-17 Ambrx, Inc. Compositions containing, methods involving, and uses of non-natural amino acids and polypeptides
EP1991264B1 (en) 2006-03-07 2015-01-07 Vaxinnate Corporation Compositions that include hemagglutinin, methods of making and methods of use thereof
KR20090051227A (ko) * 2006-09-08 2009-05-21 암브룩스, 인코포레이티드 척추동물 세포를 위한 하이브리드 서프레서 tRNA
AU2007292893B2 (en) * 2006-09-08 2012-03-01 Ambrx, Inc. Suppressor tRNA transcription in vertebrate cells
JP5840345B2 (ja) * 2006-09-08 2016-01-06 アンブルックス, インコーポレイテッドAmbrx, Inc. 修飾ヒト血漿ポリペプチドまたは修飾ヒトFc足場タンパク質ならびにこれらの利用
US8097419B2 (en) 2006-09-12 2012-01-17 Longhorn Vaccines & Diagnostics Llc Compositions and method for rapid, real-time detection of influenza A virus (H1N1) swine 2009
US8652782B2 (en) 2006-09-12 2014-02-18 Longhorn Vaccines & Diagnostics, Llc Compositions and methods for detecting, identifying and quantitating mycobacterial-specific nucleic acids
US8080645B2 (en) * 2007-10-01 2011-12-20 Longhorn Vaccines & Diagnostics Llc Biological specimen collection/transport compositions and methods
US9481912B2 (en) 2006-09-12 2016-11-01 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Compositions and methods for detecting and identifying nucleic acid sequences in biological samples
US20090098527A1 (en) * 2006-09-12 2009-04-16 Fischer Gerald W Biological organism identification product and methods
US8012931B2 (en) 2007-03-30 2011-09-06 Ambrx, Inc. Modified FGF-21 polypeptides and their uses
US8003314B2 (en) 2007-04-16 2011-08-23 Diagnostic Hybrids, Inc. Methods for direct fluorescent antibody virus detection in liquids
CA2685596A1 (en) * 2007-05-02 2008-11-13 Ambrx, Inc. Modified interferon beta polypeptides and their uses
US9683256B2 (en) 2007-10-01 2017-06-20 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Biological specimen collection and transport system
US11041215B2 (en) 2007-08-24 2021-06-22 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc PCR ready compositions and methods for detecting and identifying nucleic acid sequences
EP3058954B1 (en) 2007-08-27 2017-03-01 Longhorn Vaccines and Diagnostics, LLC Immunogenic compositions and methods
US10004799B2 (en) 2007-08-27 2018-06-26 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Composite antigenic sequences and vaccines
US11041216B2 (en) 2007-10-01 2021-06-22 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Compositions and methods for detecting and quantifying nucleic acid sequences in blood samples
ES2552858T3 (es) 2007-10-01 2015-12-02 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Recogida de muestras biológicas y sistema de transporte y métodos de uso
WO2009055010A2 (en) * 2007-10-25 2009-04-30 President And Fellows Of Harvard College Systems and methods for studying influenza
JP5547083B2 (ja) 2007-11-20 2014-07-09 アンブルックス,インコーポレイテッド 修飾されたインスリンポリペプチドおよびそれらの使用
NZ620606A (en) 2008-02-08 2015-08-28 Ambrx Inc Modified leptin polypeptides and their uses
SG190562A1 (en) 2008-04-18 2013-06-28 Vaxinnate Corp Deletion mutants of flagellin and methods of use
PE20110426A1 (es) 2008-07-23 2011-07-01 Ambrx Inc Polipeptidos g-csf bovinos modificados
KR101647164B1 (ko) 2008-09-26 2016-08-09 암브룩스, 인코포레이티드 변형된 동물 에리트로포이에틴 폴리펩티드 및 이의 용도
MX357314B (es) * 2008-09-26 2018-07-04 Ambrx Inc Microorganismos y vacunas dependientes de replicacion de aminoacidos no naturales.
WO2010144797A2 (en) 2009-06-12 2010-12-16 Vaccine Technologies, Incorporated Influenza vaccines with enhanced immunogenicity and uses thereof
CA2784793A1 (en) 2009-12-21 2011-07-21 Ambrx, Inc. Modified bovine somatotropin polypeptides and their uses
SG181769A1 (en) 2009-12-21 2012-07-30 Ambrx Inc Modified porcine somatotropin polypeptides and their uses
US20130115237A1 (en) 2010-06-09 2013-05-09 Vaccine Technologies, Incorporated Therapeutic immunization in hiv infected subjects to augment antiretroviral treatment
EP2605789B1 (en) 2010-08-17 2019-06-05 Ambrx, Inc. Modified relaxin polypeptides and their uses
US9567386B2 (en) 2010-08-17 2017-02-14 Ambrx, Inc. Therapeutic uses of modified relaxin polypeptides
AR083006A1 (es) 2010-09-23 2013-01-23 Lilly Co Eli Formulaciones para el factor estimulante de colonias de granulocitos (g-csf) bovino y variantes de las mismas
EP3494989A1 (en) 2012-01-26 2019-06-12 Longhorn Vaccines and Diagnostics, LLC Composite antigenic sequences and vaccines
CN114805532A (zh) 2014-10-24 2022-07-29 百时美施贵宝公司 修饰的fgf-21多肽及其用途
US9976136B2 (en) 2015-05-14 2018-05-22 Longhorn Vaccines And Diagnostics, Llc Rapid methods for the extraction of nucleic acids from biological samples
AU2018219283B2 (en) 2017-02-08 2022-05-19 Bristol-Myers Squibb Company Modified relaxin polypeptides comprising a pharmacokinetic enhancer and uses thereof
CN115466710A (zh) * 2021-06-11 2022-12-13 舒泰神(北京)生物制药股份有限公司 一种获得无病毒细胞系的方法及其所获得的无病毒细胞系

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3922617A (en) * 1974-11-18 1975-11-25 Cutler Hammer Inc Adaptive feed forward system
US4879519A (en) * 1988-10-31 1989-11-07 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Labs Predistortion compensated linear amplifier

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3922617A (en) * 1974-11-18 1975-11-25 Cutler Hammer Inc Adaptive feed forward system
US4879519A (en) * 1988-10-31 1989-11-07 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Labs Predistortion compensated linear amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
EP0597008A4 (en) 1997-03-19
US5290686A (en) 1994-03-01
AU659867B2 (en) 1995-06-01
CA2111116A1 (en) 1993-02-18
AU2405692A (en) 1993-03-02
WO1993003173A1 (en) 1993-02-18
EP0597008A1 (en) 1994-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06509710A (ja) バキュロウイルスにおけるインフルエンザaのm2蛋白の改良発現及びm2蛋白の使用
Jia et al. Roles of African swine fever virus structural proteins in viral infection
US10258686B2 (en) Materials and methods for respiratory disease control in canines
US5316910A (en) Bioassay for influenza A and B nucleoprotein
Richt et al. Vaccination of pigs against swine influenza viruses by using an NS1-truncated modified live-virus vaccine
DK170948B1 (da) Ikke naturligt forekommende pseudorabiesvirus, vaccine indeholdende dette virus samt fremgangsmåde til serologisk skelnen mellem inficerede og vaccinerede dyr
CN116333161B (zh) 一种covid-19亚单位疫苗及其制备方法与应用
US10545148B2 (en) Marker system, in particular for baculovirus-expressed subunit antigens
CN101253267A (zh) 用于犬科动物中呼吸系统疾病控制的物质和方法
CN101563361A (zh) 能够感染犬科动物的流感病毒及其用途
Jin et al. Development of enzyme-linked immunosorbent assay with nucleoprotein as antigen for detection of antibodies to avian influenza virus
Russell et al. Duration of protective immunity and antibody responses in cattle immunised against alcelaphine herpesvirus-1-induced malignant catarrhal fever
Bahgat et al. Characterization of an avian influenza virus H5N1 Egyptian isolate
Robalino et al. Inactivation of white spot syndrome virus (WSSV) by normal rabbit serum: implications for the role of the envelope protein VP28 in WSSV infection of shrimp
KR20100139096A (ko) 조성물, 방법 및 키트
Liu et al. Development and evaluation of an avian influenza, neuraminidase subtype 1, indirect enzyme-linked immunosorbent assay for poultry using the differentiation of infected from vaccinated animals control strategy
CN109563491A (zh) 新颖的副粘病毒及其用途
Lee et al. Immunogenicity of Japanese encephalitis virus envelope protein by Hyphantria cunea nuclear polyhedrosis virus vector in guinea pig
US5106965A (en) Detection of human adenovirus
KR101339162B1 (ko) 돼지 인플루엔자 바이러스 감염의 예방 또는 치료방법
TWI776097B (zh) 增強免疫力或抗病力的食品添加劑
CN113444155B (zh) MERS-CoV膜蛋白受体结合域二聚体及其编码基因和应用
US20230058789A1 (en) Sars-cov-2 chimeric vlp vaccine composition, expressing vector and use thereof
CN113121656B (zh) EBV包膜糖蛋白gp350抗原表位及其单克隆抗体
US20230398201A1 (en) Gene shuffled lyssavirus vaccine

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 15