JPH06508798A - 手動式のステープルガン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 手動式のステープルガン 発明の背景 本発明は、手動による衝撃ステープル及び鋲止め機具に関する。

従来技術の説明 手動式の衝撃ステーブル及び鋲止め機具はよく知られている。このような機具は 、一般的に、本体と、動力蓄積ばねと、止着部材給送機構と、動力蓄積ばねを偏 らせるための可動ハンドルと、偏ったばねからハンドルを迅速に脱係合させる機 構と、止着部材に衝撃を与えるためにばねに連結された摺動プランジャとを含む 。

従来技術は、機具の構造に操作ハンドルを連結するための種々の手段を示してい る。典型的には、ハンドルは、ステープルが出て行く端部である本体の前方部分 の近くにヒンジ結合される。ユーザは手のひらによってハンドルを下方及び上方 に押してハンドルを動かす。第２の構造は、手のひらを本体上で下方に押圧する 間にハンドルが指によって上方に引っ張り上げられるようにハンドルと裏返しの 機具本体のグリップ部分とを有する。いずれの構造も、操作する手によって力を かけなければならないので用途が限定される。

第１の構造においては、前方に取り付けられたハンドルの枢支点の後方において しかハンドル上でてこの作用を利用できないので、操作する手は機具の後方に向 かって押さなければならない。従って、この構造に止着部材を効率よく装填する ためには、止着部材を装填位置に押し込むためにもう片方の手を機具の前方に押 し付ける必要があることがしばしばである。

この片方の手はまた、機具本体のステープル飛び出し端部が飛び出してくるステ ープルから離れる方向飛び上がるのを防止する役目をも果たす。このような従来 技術によるステープルガンは、効率良く片手操作することは不可能である。前方 端部を押し下げるには、操作する片方の手は、ハンドルの枢支点の近くに動かさ なければならない。しかしながら、このような位置は、動力ばねを偏らせるのに 使用できるてこの作用を小さくする。

アブラムス（Ａｂｒａｍｓ）の米国特許第２，６７１，２１５号は、ハンドルの 枢支点を本体の更に前方に配置すること及びこのようなハンドルがプランジャを 持ち上げるのを可能にする種々の連結機構を付は加えることによって、この問題 を処理することを試みている。このように枢支点を極めて前方に配置することに よって、機具本体上のより前方の位置におけるハンドル上でのてこの作用に備え ている。しかしながら、アブラムによる設計は、片手による操作をもたらすため に従来技術にささいな改良を施しただけである。

この構造においては、片手によって操作ハンドルを引っ張ること及び機具本体を 前方に押すことの両方を行うことができる。しかしながら、操作ハンドルは指で 引っ張らなければならないので、動力蓄積ばねを機具内に圧縮するのにユーザの 指の力を利用することができない。

リバート（Ｌｉｂｅｒｔ）の米国特許第２，７６９，１７４号及びフランツ（Ｋ ｒａｎｚ）の米国特許第２，３２６，５４０号は、機具本体の後方に操作／＼ン ドルの枢支点を配置することによって、力の付加とし・う問題に対する解決方法 にせまっている。しかしながら、これらの態様は、典型的である動力蓄積ばね及 び連結機構を機具の前方に装着するという点に固執している。従って、ばねと当 該ばねに関係する連結機構どを収容する空間を許容するために、手による機具の 把持位置を前方部分から後方に下がった位置としな（プればならない。従って、 これらの態様は、効率の良い力の付加という問題を部分的に処理しているだけで ある。

リバート及びフランツによる構造は、ユーザの手が飛び出しつつあるステープル の真上の位置からハンドルを押すことを可能にしていない。従って、これらの方 法は、後方にヒンジ結合されたハンドルの構造から生じる利点を十分に実現して 本発明においては、ハンドグリップが機具本体の前端まで延びている。この改良 は、ばねとこのばねに関係する連結機構とをプランジャから離れた位置に配置す る新規な構造によって可能となる。操作ハンドルは本体の全長に互って延びるこ とができ、従ってハンドルの極めて前方端部まで効率良く本体を把持することか でさる。本発明においては、従来技術どは異なり、ユーザは基本的には一般的な デスクトップ型のステープラの動作と類似の動作でステーグルを押し出すことが できるので、後方にヒンジ結合されたハンドルの利点を十分に利用している。

手動のステープルガンにおいては、ステープルを駆動するのに使用できる動力は 、グリップハンドルの直線運動及び操作ハンドルにかかる力に直接比例する。

本発明の構造によれば、ハンドグリップをヒンジから更に遠くに配置して操作ハ ンドルの動作を理想的にする役目を果たすようにさせることができる。これによ って、手が機具本体に対してより平行に近く保持できるようにハンドルの角度変 化を小さくすることができる。これによってより快適な手の運動がもたらされる 。

これは従来技術より優れた別の利点である。本発明においては、手の力がより効 率良くかかるので、より軽い動力蓄積ばねを使用して、従来技術の機具を片方の 手で把持することによって達成されるよりもより深い止着部材の貫通力を提供す ることができる。

従来技術によるステーブルガンは、打ち抜き鋼又は射出成形プラスチックからな るハウジングを利用していた。本発明の一実施例においては、ステープリング機 械の衝撃緩衝特性を改良するために、亜鉛ダイカストのハウジングを使用してい る。亜鉛ダイカストは、寿命の長い一体の案内及び担持面を提供するという別の 利点も有する。

本発明の目的は、手動式のステープルガンの作動に必要とされる手の動作を改良 し、てより少ない明白な作用によって従来技術と等しいか又はより大きなステー プリング作用を生じるようにさせることである。

本発明の更に別の目的は、ステープリング機具の操作ハンドルにかかる力が止め られる対象物に向けて機具本体を最大限に押し付けるようになされた構造を提供 することである。

本発明の更に別の目的は、片手操作のために理想化されたステープリング機具を 提供することである。

本発明の更に別の目的は、一般的なディスクトップ型のステープラの動作と類似 の動作の衝撃型手動ステープルガンを提供することである。

本発明の更に別の目的は、機具内のステープルが出て行く側の端部に手動式のス テーブルガンンのグリップを備えることである。

本発明の更に別の目的は、従来技術よりもより快適な手動式のステープルガンの 動作を提供することである。

本発明の更に別の目的は、ステープルを排出する際に最小の衝撃で作動する手動 式のステープルガンを提供することである。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の一実施例に従って構成されたステーブルガンの部分的に断面 で示した側面図であり、グリップハンドルが伸長位置にあって力を蓄積するばね が休止状態にある機具が作動工程を開始する前の状態を示している。

第２図は、第１図のステープルガンの側面図であり、機具がステープルを排出す る直前の状態であって、グリップハンドルが機具本体の方向へ十分に押し込まれ てばねが力を蓄えた状態を示している。

第３図は、第１図のステープルガンの側面図であり、機具がステープルを排出し た直後の状態であって、ばねは休止状態にあり、ハンドルは機具本体の方向に十 分に押し込まれた状態を示している。

図示された実施例の詳細な説明 ダイカスト金属製のハウジング１０は、２つの対向する本体の半部分からなり、 これらの半部分は互いに接合されて機具の機能要素を収容し、案内し、定位置に 保持する。把持する手の指を受け入れるために開口１４が設けられている。手は 、親指の面が枢支点５２から離れるように成形ハンドルカバー１２上に置かれる 。

ハンドルカバー１２は押し込みレバー２２を覆うように当該レバーに嵌合されて いる。力伝達レバー２０は、ビン５１を中心に枢動してばね４１によって生じた 力をステープル排出プランジャ２１に伝達する。押し込みレバー２２は、当該押 し込みレバーのステーブル排出プランジャ２１の上方の部分を押し下げることに よってハウジング１０の方向に引き出される。保合連結機構２６は、当該連結機 構２６が押し込みレバーの孔２３内に位置決めされていることにより、押し込み レバー２２の動作を力伝達レバー２０に伝える。押し込みレバー２２がその上方 若しくは下方ストロークの終端に近づき押し込みレバー２２の親指側がステーブ ル排出プランジャ２１に近づくと、連結機構２６は、孔２３の幾何学的な形状に より孔２３の短い脚部内の位置で不安定な状態となる。連結機構２６は、亜鉛製 のハウジング１０の内側から突出しており且つ孔２３内で連結機構２６の端部と 摺動自在に接しているスチール製のガイド１１によって孔２３内をレバー枢支点 ５２の方向へ摺動するのが防止されている。ガイド１１は第２図に見ることがで きる。

押し込みレバー２２のストロークの終端において、不安定な連結機構２６がガイ ド１１を過ぎて下方に摺動し、ガイド１１の他方の側（第２図に示されている右 側の側面）へと過ぎ、孔２３の長い脚部内へと移動する。孔２３内の連結機構の 端部は、次いで連結機構２６の最初の位置と反対側の孔２３の端部の近くにくる まで孔２３の長い脚部内を自由に移動する。力伝達レバー２０の動きによって圧 縮されｔ；ばね４１は、自由に伸びて孔２３内を上方に連結機構２６を駆動し且 つこれと同時に力伝達レバー２０を枢支点５１を中心に枢動させることによって プランジャ２］を下方に駆動する。この時点で、各要素は第３図に示した形状と なる。

ばね４１が圧縮されると、ばね４１と対向する力伝達レバー２０の端部は、ステ ープル排出プランジャ２１を持ち上げてステープル６１を排出チャンバ３６内に 収容する。ステープル６１は、ばねで付勢された組立体３０及び３２によってプ ランジャに向かつて付勢される。プランジャ２１は、プランジャ２１と力伝達レ バー２０とが互いに係合する部分が、第１図に示されているようなステープルガ ンが使用されていないときに排出チャンバ３６内にあるプランジャ２１の部分が 位置する面にほぼ平行な面内にあるようにずれた形状とされている。この構造に おいては、レバー２０のプランジャ２１に対する接続部を収容するための鼻状の 部材２５の突出部分が不要である。

成形による端部部材３４は、ばねによって付勢された組立体３０及び３２を一部 品からなるステープル給送溝２４の内側に保持する。端部部材３４は、一部品か らなる構成要素である。この端部部材は、ばね負荷組立体３０及び３２と反対側 の端部において突出部１５によって保護されている。好ましい実施例においては 、第３図に示されているように、排出チャンバ３６の中をステープルを駆動する ときにレバー２０の動きをはばむか又は減衰させるために、衝撃吸収部材８３が 設けられている。

押し込みレバー２２が解除されて伸長位置になると、連結機構２６はばね４２に よって枢支点５２から離れる方向に付勢され、その結果、連結機構２６は孔２３ の短い脚部内の休止位置に戻る。

図示されていない適当な締結部材がハウジングの手部分１０同士（片方の半部分 は図示されていない）を固着するために設けられている。ハウジングの突出部１ ５は、ステープルが打ち込まれる面と接する。この構造においては、本発明の機 具は、ステープル打ち込み点と突出部１５とにおいてのみ止着される面と接する 。したがって、ステープル打ち込み点は、この面内の多少の凹凸によって止着さ れる面から離れて保持されることがないであろう。

以上、新規なステープルガンを開示した。当業者は、請求の範囲によってのみ決 定される本発明の範囲から逸脱することなく上記の発明に変更を施してもよｌ／ Ｘ０手　続　補　正　書 １．事件の表示 ＰＣＴ／ＵＳ９２１０８３４３ ２、発明の名称 手動式のステープルガン ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所 名　称　ワークッールズ・インコーホレーテッド４、代　理　人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル２０６区 ５、補正の対象 請求の範囲の記載を以下の通り補正する。

「１．土着機具であって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に枢支され、前記ハウジングの略々長さ方向に沿って設けられ 、第１及び第２の端部を有する第１のレバーと、前記ハウジングから止着部材を 排出するために同止着部材と係合する向きに配設され、前記第１のレバーの前記 第１の端部近くで同第１のレバーに枢動自在に結合されたプランジャと、 第１の端部において前記ハウジングに対して枢支された第２のレバーと、前記第 １のレバーを前記第２のレバーに着脱自在に結合する手段であって、前記第２の レバーの前記ハウジングの方向への動きを同第２のレバーの第２の端部近くに設 けられた前記第１のレバーに伝達する第１の位置と、前記第１のレバーと前記第 ２のレバーとが互いに独立して自由に移動する第２の位置とを占め、更に、前記 第２のレバー内に設けられた短い脚部と長い脚部とを有するＬ字形状の孔を含み 、当該孔は前記第２のレバーの動きを前記第１のレバーに連結する連結部材を摺 動自在に受け入れ、当該連結手段の第１の位置は、前記連結部材が前記り字形状 の孔の短い脚部が位置する位置であり、前記第２の位置は、前記連結部材が前記 り字形状の孔の長い脚部に位置するときの位置であり、前記孔は、前記ハウジン グに対する前記第２のレバーの特定の角度位置の近くで前記第１のレバーが前記 第２のレバーから迅速に連結を解除することを可能にするようになされた連結手 段と、 前記第２のレバーが前記ハウジングに向けて動かされたときに休止状態から変位 するように前記第１のレバーに隣接して配置された第１のばねと、前記連結手段 を前記第１の位置から前記第２の位置へと移動させる前記連結手段の解除点であ って、前記第２のレバーの第２の端部が前記ハウジングにほぼ隣接するような点 に配置され、前記連結手段が解除されることによって前記第１のばねが休止状態 へと戻されるようになされた前記解除点と、上着部材が給送される溝であって、 前記第２のレバーの前記第２の端部が前記ハウジングにほぼ隣接し前記連結手段 が前記第１の位置にあるときに、前記プランジャは止着部材を同プランジャの下 方に移動させるのに十分なだけ前記溝の上方に持ち上げられ、前記連結手段が前 記第１の位置から前記第２の位置へと移動する前記プランジャは前記第１のレバ ー及び前記第１のばねによって当該溝の中へと付勢されるようになされた前記溝 とを備えて成り、前記プランジャは、同プランジャが持ち上げられたり押し下げ られた時に、同プランジャが動く面を規定し、 ハンドグリップ用の開口の一部が前記プランジャの略々すぐ隣及び／又は上方に ある、上着機具。

２、前記ハンドグリップ用の開口は、前記プランジャが択一的に持ち上げられ或 は押し下げられたときに同プランジャが動く面を通過する領域を含み、前記プラ ンジャのすぐ上方に配置されている、請求の範囲第１項に記載の土着機具。

３、前記第２のレバーが、前記ハウジングの長手方向の一方の端部で前記プラン ジャと反対側の端部に位置する点を中心に回転する、請求の範囲第１項に記載の 止着機具。

４、前記第２のレバーが最も薄い寸法部分を貫通したＬ字形状の孔を含み、当該 孔は前記第２のレバーの動きを前記第１のレバーに連結するために連結部材を受 け入れ、この孔は更に、該第１のレバーが前記第２のレバーに対する特定の角度 位置において前記第２のレバーへの連結が迅速に解除されるのを特徴とする請求 の範囲第１項に記載の止着機具。

５、レバーアームに力が加えられると、ばねにエネルギが蓄積されたり、蓄積さ れたエネルギが即座に放散し、もって衝撃打により土着部材が対象物内へと駆動 される止着機具であって、 択一的に持ち上げられ或は押し下げられるプランジャが当該プランジャの動く面 を形成し、同プランジャは、前記レバーアームが休止位置から最大変位位置近く まで移動したときに同レバーアームにかけられた力の方向が前記プランジャを択 一的に持ち上げ或は押し下げることによって生じる移動面に基本的に平行であリ 、前記力は、前記プランジャのすぐ上方の位置から前記レバーアームにかけられ 、 当該止着機具の前方には、前方外側面によって当該止着機具の後方部に向かって 延びる凹部が形成されてユーザの手を収容するためのハンドグリップ用の開口が 形成されている、土着機具。

６、止着機具であって、 ダイカスト金属製のハウジングと、 ばねと、 前記ばねに結合され、力を受けで前記ばねにエネルギを蓄積し、所定の点で前記 ばねを解除して同ばねに蓄積されたエネルギを即座に解放するレバーと、前記ば ねに結合され、同ばねが蓄積したエネルギを瞬間的に解放したときに対象物を前 記ダイカスト金属製のハウジングから駆動するプランジャとを備えて成る土着機 具。

７、止着機具であって、 前方部と、後方部と、頂部と、底部と、第１及び第２の側部とを有するハウジン グと、 前記ハウジングの底部近くに設けられて止着部材を前記ハウジングの前方部に向 けて案内するための止着部材用の溝と、前記ハウジングの前方部の底部近（で前 記土着部材用の溝内に設けられた第１の開口と、 前記ハウジングの前方部へ向けて配置され、頂部と底部とを有するプランジャで あって、当該プランジャが択一的に前記ハウジングの頂部の方向へ持ち上げられ るか或は前記ハウジングの底部に向ζ）で押し下げられたときに前記第１の開口 を介して前記止着部材用の溝内へ対象物を排出するような向きに配設されたプラ ンジャと、 下向きの力を加えて前記土着部材用の溝内の前記第１の開口側へ前記プランジャ を付勢する向きに配設された第１のばね部材と、第１のレバーと、 前記第１のレバーを前記ハウジングに接続する枢支点であって、前記ハウジング 内または前記ハウジングの後方部に隣接して配置され、前記第１のレバーが前記 プランジャに解除自在に連結されて同第１のレバーを前記ノ）ウジングの底部に 向けて付勢することによって前記第１のばね部材が負荷をかけられ前記プランジ ャは前記ハウジングの頂部に向けて持ち上げられるようになされており、前記第 １のレバーは、同第１のレバーが前記ハウジングの底部の方向に移動する範囲の 限界近くとなったときに前記プランジャから解放されて前記第１のばね部材が負 荷を解放されて前記プランジャが押し下げられるようになされた、前記枢支点と 、前記ハウジングの前方部において同ハウジングの後方部に向かって延びてユー ザの手を収容するためのハンドグリップ用の開口を形成する凹部を形成している 前方外側面とを備えて成る土着機具。

８、前記ハンドグリップ用の開口の直ぐ前方には如何なる可動要素も設けられて いない、請求の範囲第７項に記載の土着機具。

９、止着機具であって、 前方部と、後方部と、頂部と、底部と、第１及び第２の側部とを有するハウジン グと、 前記ハウジングの底部近くに設けられて止着部材を前記ハウジングの前方部に向 けて案内するための止着部材案内トラックと、前記ハウジングの前方部において 前記止着部材案内トラックの底部に配置された前記止着部材に設けられた開口と 、 前記ハウジングの前方部に配置されたプランジャであって、頂部及び底部を有し 、持ち上げられた位置と押し下げられた位置を占め、当該プランジャが前記案内 トラックの上方の前記持ち上げられた位置に持ち上げられるか或は前記押し下げ られた位置に向かって押し下げられるときに、当該プランジャの前記底部は前記 押し下げられた位置において前記案内トラックに設けられた前記開口内へと選択 的に通過し且つ前記止着部材用の案内トラック上に配置された対象物を同案内ト ラック内の開口から排出するような向きに配置された前記プランジャと、前記ハ ウジング内の前記案内トラックの開口の上方に設けられ、前記プランジャが択一 的に持ち上げられ或は押し下げられるときに前記プランジャを案内するための案 内手段と、 前記プランジャを前記案内トラック内の前記開口に向けて前記押し下げられた位 置へと付勢するような力をかけるような向きに配設されたばね部材と、前記プラ ンジャと第２のレバーとを機械的に連結する第１のし／く−と、第１及び第２の 端部を有し、同第１の端部は前記ハウジングの前方部のすぐ上方に配置されてお り、前記第２の端部は前記ハウジングの後方部の近くで同ハウジングに枢動自在 に結合されている、前記第２のレバーと、前記ハウジングの前記第１および第２ の側部を貫通して設けられ、前方から後方へと延びている少なくとも一つのハン ドグリップ用の開口とを備えて成り、前記第２のレバーは、前記第１の端部が前 記ノｓ’７ジングから離れる方向に枢動する第１の位置と、前記第１の端部が前 記ハウジングに向かって枢動する第２の位置とを占め、同第２のレバーは前記第 １の位置と第２の位置との間を移動するときに円弧を描き、前記プランジャは当 該円弧の接線上に配置されており、前記第２のレバーの前記第１の端部は前記ハ ンドグリップ用の開口のうちの少なくとも１つの前方部の上方の位置に配置され ている、止着機具。

１０、前記第１のレバーは、前記ハンドグリップ用の開口の下方において前記ハ ウジングに枢動自在に取りイ」けられている、請求の範囲第９項に記載の止着機 具。」 以上

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．止着機具であって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に枢支され、基本的に前記ハウジングの長さに沿って設けられ 、第１及び第２の端部を有する第１のレバーと、前記ハウジングから止着部材を 排出するために同止着部材と係合する向きに配設され、前記第１のレバーの前記 第１の端部近くで同第１のレバーに枢動自在に結合されたプランジャと、 第１の端部において前記ハウジングに対して枢支された第２のレバーと、前記第 １のレバーを前記第２のレバーに解除自在に結合する連結手段であって、前記第 ２のレバーの前記ハウジングの方向への動きを同第２のレバーの第２の端部近く に設けられた前記第１のレバーに伝達する第１の位置と、前記第１のレバーと前 記第２のレバーとが互いに独立して自由に移動する第２の位置とを占め、更に、 前記第２のレバー内に設けられた短い脚部と長い脚部とを有するＬ字形状の孔を 含み、当該孔は前記第２のレバーの動きを前記第１のレバーに連結する連結部材 を摺動自在に受け入れ、当該連結手段の第１の位置は、前記連結部材が前記Ｌ字 形状の孔の短い脚部が位置する位置であり、前記第２の位置は、前記連結部材が 前記Ｌ字形状の孔の長い脚部に位置するときの位置であり、前記孔は、前記ハウ ジングに対する前記第２のレバーの特定の角度位置の近くで前記第１のレバーが 前記第２のレバーから迅速に連結を解除することを可能にするようになされた前 記連結手段と、 前記第２のレバーが前記ハウジングに向けて動かされたときに休止状態から変位 するように前記第１のレバーに隣接して配置された第１のぼねと、前記連結手段 を前記第１の位置から前記第２の位置へと移動させる前記連結手段の解除点であ って、前記第２のレバーの第２の端部が前記ハウジングにほぼ隣接するような点 に配置され、前記連結手段が解除されることによって前記第１のばねが休止状態 へと戻されるようになされた前記解除点と、止着部材が給送される溝であって、 前記第２のレバーの前記第２の端部が前記ハウジングにほぼ隣接し前記連結手段 が前記第１の位置にあるときに、前記プランジャは止着部材を同プランジャの下 方に移動させるのに十分なだけ前記溝の上方に持ち上げられ、前記連結手段が前 記第１の位置から前記第２の位置へと移動する前記プランジャは前記第１のレバ ー及び前記第１のばねによって当該溝の中へと付勢されるようになされた前記溝 と、からなり、前記プランジャは、同プランジャが択一的に持ち上げられるか或 は押し下げられる同プランジャが動く面を形成し、 前記プランジャのすぐ隣及び／又は上方の領域を含むハンドグリップ用の開口が 設けられている、止着機具。
2. ２．前記ハンドグリップ用の開口は、前記プランジャが択一的に持ち上げられ或 は押し下げられたときに同プランジャが動く面を通過する領域を含み、前記プラ ンジャのすぐ上方に配置されている、請求の範囲第１項に記載の止着機具。
3. ３．前記第２のレバーが、前記ハウジングの長手方向の一方の端部で前記プラン ジャと反対側の端部に位置する点を中心に回転する、請求の範囲第１項に記載の 止着機具。
4. ４．前記第２のレバーが最も薄い寸法部分を貫通したＬ字形状の孔を含み、当該 孔は前記第２のレバーの動きを前記第１のレバーに連結するために連結部材を受 け入れ、この孔は更に、前記第１のレバーが前記第２のレバーに対する特定の角 度位置において前記第２のレバーへの連結が迅速に解除されるのを可能にする、 請求の範囲第１項に記載の止着機具。
5. ５．衝撃打によって止着部材を対象物内へ駆動するために、ばねのエネルギを蓄 え且つ瞬間的に解放するためにレバーアームに力がかけられる止着機具であって 、 択一的に持ち上げられ或は押し下げられるプランジャが当該プランジャの動く面 を形成し、同プランジャは、前記レバーアームが休止位置から最大変位位置近く まで移動したときに同レバーアームにかけられた力の方向が前記プランジャを択 一的に持ち上げ或は押し下げることによって生じる移動面に基本的に平行であり 、前記力は、前記プランジャのすぐ上方の位置から前記レバーアームにかけられ 、 当該止着機具の前方には、前方外側面によって当該止着機具の後方部に向かって 延びる凹部が形成されてユーザの手を収容するためのハンドグリップ用の開口が 形成されている、止着機具。
6. ６．止着機具であって、 ダイカスト金属からなるハウジングと、ばねと、 前記ばねに結合され、力を受けて前記ばねにエネルギを蓄積し、所定の点で前記 ばねを解除して同ばねに蓄積されたエネルギを瞬間的に解放するレバーと、前記 ばねに結合され、同ばねが蓄積したエネルギを瞬間的に解放したときに対象物を 前記ダイカスト金属ハウジングから駆動するプランジャと、からなる止着機具。
7. ７．止着機具であって、 前方部、後方部、頂部、底部並びに第１及び第２の側部を有するハウジングと、 前記ハウジングの底部近くに設けられて止着部材を前記ハウジングの前方部に向 けて案内するための止着部材用の溝と、前記ハウジングの前方部の底部近くで前 記止着部材用の溝内に設けられた第１の開口と、 前記ハウジングの前方部に向けて配置され、頂部と底部とを有するプランジャで あって、当該プランジャが択一的に前記ハウジングの頂部の方向へ持ち上げられ るか或は前記ハウジングの底部に向けて押し下げられたときに前記第１の開口を 介して前記止着部材用の溝内へ対象物を排出するような向きに配設されたプラン ジャと、 下向きの力をかけるような向きとされて前記プランジャを前記止着部材用の溝内 の前記第１の開口に向けて前記プランジャを付勢するための第１のばね部材と、 第１のレバーと、 前記第１のレバーを前記ハウジングに接続する枢支点であって、前記ハウジング 内または前記ハウジングの後方部に隣接して配置され、前記第１のレバーが前記 プランジャに解除自在に連結されて同第１のレバーを前記ハウジングの底部に向 けて付勢することによって前記第１のばね部材が負荷をかけられ前記プランジャ は前記ハウジングの頂部に向けて持ち上げられるようになされており、前記第１ のレバーは、同第１のレバーが前記ハウジングの底部の方向に移動する範囲の限 界近くとなったときに前記プランジャから解放されて前記第１のばね部材が負荷 を解放されて前記プランジャが押し下げられるようになされた、前記枢支点と、 前記ハウジングの前方部において同ハウジングの後方部に向かって延びてユーザ の手を収容するためのハンドグリップ用の開口を形成する凹部を形成している前 方外側面と、からなる止着器具。
8. ８．前記ハンドグリップ用の開口の前方には可動要素が何も設けられていない、 請求の範囲第７項に記載の止着機具。
9. ９．止着機具であって、 前方部、後方部、頂部、底部並びに第１及び第２の側部とを有するハウジングと 、 前記ハウジングの底部近くに設けられて止着部材を前記ハウジングの前方部に向 けて案内するための止着部材案内トラックと、前記ハウジングの前方部において 前記止着部材案内トラックの底部に配置された前記止着部材に設けられた開口と 、 前記ハウジングの前方部に配置されたプランジャであって、頂部及び底部を有し 、持ち上げられた位置と押し下げられた位置を占め、当該プランジャが前記案内 トラックの上方の前記持ち上げられた位置に持ち上げられるか或は前記押し下げ られた位置に向かって押し下げられるときに、当該プランジャの前記底部は前記 押し下げられた位置において前記案内トラックに設けられた前記開口内へと選択 的に通過し且つ前記止着部材用の案内トラック上に配置された対象物を同案内ト ラック内の開口から排出するような向きに配置された前記プランジャと、前記ハ ウジング内の前記案内トラックの開口の上方に設けられ、前記プランジャが択一 的に持ち上げられ或は押し下げられるときに前記プランジャを案内するための案 内手段と、 前記プランジャを前記案内トラック内の前記開口に向けて前記押し下げられた位 置へと付勢するような力をかけるような向きに配設されたばね部材と、前記プラ ンジャと第２のレバーとを機械的に連結する第１のレバーと、第１及び第２の端 部を有し、同第１の端部は前記ハウジングの前方部のすぐ上方に配置されており 、前記第２の端部は前記ハウジングの後方部の近くで同ハウジングに枢動自在に 結合されている、前記第２のレバーと、前記ハウジングの前記第１および第２の 側部を貫通して設けられ、前方から後方へと延びている少なくとも一つのハンド グリップ用の開口と、からなり、前記第２のレバーは、前記第１の端部が前記ハ ウジングから離れる方向に枢動する第１の位置と、前記第１の端部が前記ハウジ ングに向かって枢動する第２の位置とを占め、同第２のレバーは前記第１の位置 と第２の位置との間を移動するときに円弧を描き、前記プランジャは当該円弧の 接線上に配置されており、前記第２のレバーの前記第１の端部は前記ハンドグリ ップ用の開口のうちの少なくとも１つの前方部の上方の位置に配置されている、 止着機具。
10. １０．前記第１のレバーが前記ハンドグリップ用の開口の下方において前記ハウ ジングに枢動自在に取り付けられている、請求の範囲第９項に記載の止着機具。