JPH06508753A - 核酸検定 - Google Patents

核酸検定

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JPH06508753A
JPH06508753A JP5502095A JP50209593A JPH06508753A JP H06508753 A JPH06508753 A JP H06508753A JP 5502095 A JP5502095 A JP 5502095A JP 50209593 A JP50209593 A JP 50209593A JP H06508753 A JPH06508753 A JP H06508753A
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カーディー,ドナルド・レオナード・ニコラス
デルナット,サビーネ・ヨーランド・ジョセフ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称、核酸検定 この発明は遺伝物質に関するホモジニアス核酸プローブに基づくテストを行なっ て、核酸ハイブリッドを形成することでシグナルまたはシグナルにおける変化を 作り出すシグナル生成部分または中間体を調節する方法に関する。特に、本願は 核酸ハイブリット形成により酵素または酵素中間体の活性を調節する方法に関す る。本願はまたこのようなホモジニアスな核酸に基づくテストに必要とされる物 質に関する。
現在の技術水準では、たとえば生体からの遺伝物質の検出のための実験核酸プロ ーブに基づく検定は通常そのような生体からの遺伝物質を精製して、その後典型 的にはニトロセルロース膜等の固相上に固定化することを必要とするゎそれから 、この膜は通常放射性部分(たとえばリン−32)、酵素(たとえばアルカリホ スファターゼ)または他のシグナル生成部分もしくは中間体で標識したDNAプ ローブとともにインキュベートされる。その後膜は膜に関連するシグナルの分析 のための適切なステップ(たとえばリン32のオートラジオグラフィ、アルカリ ポスファターセのための酵素基質の添加)を行なう前にハイブリッド形成しなか ったDNAプローブを取り除くために洗浄される。
このような検定の詳細なプロトコールについては、分子クローニング、実験7− 1− ユアル(Molecular Cloning、 A [、aborat ory Manual、編集Sambrook、 Fr1tschおよびMan iatis。
Co1d SpringHarbor、1989年)を参照してもよい。コノよ うな実験プローブに基づく検定は「ヘテロジニアスDNA′ プローブ検定」と 呼ぶことができ、これによりハイブリッ5 ト形成の後ハイブリッド形成された DNAプローブは、膜と結合するシグナルにより測定されるような特異的遺伝物 1 質の存在を決定するために、溶液相中でハイブリッド形成しなかったDNA プローブと分離されなければならない。
このようなヘテロジニアス核酸プローブに基づく検定には余分なプローブを取り 除くための固相の十分な洗浄を含む数多くの異なる操作ステップが必要である。
このような多数のステップにより自動化または日常的な利用が困難となり、ヘテ ロジニアス検定は分析に広く導入されていない(たとえばルーチンの臨床検査な どにおいて)。
シグナル発生のためにハイブリッド形成したDNAプローブとハイブリッド形成 していないものとを分離する必要かない核酸プローブに基づく検定はFボモジニ アスDNAプローブ検定jと呼ぶことかできる。このような検定の主要な原則は 、ハイブリッド形成したプローブとしていないものとを分離する必要かないよう にハイブリッド形成したプローブがハイブリッド形成していないプローブとは違 うシグナルを生じさせるという点にある。すなわち、ハイブリッド形成により生 じる修飾されたシグナルの生成を測定するだけて遺伝物質の存在か判別できる。
したがって、このようなホモジニアス検定は分離や洗浄のステップの必要性かな くなるので、遺伝物質の適切な調製物を単に1つまたは2つ以上の試薬と混合し 、続いて最終的な1σ飾シグナルを生成することができる。このような分離ステ ップは検定結果におけるばらつきの主な原因であり、時間と労力を要するもので あり、また付加的な装置も必要となるのて、自動化をより困難で費用のかかるも のにする。将来的には、ホモシニアス核酸プローブ検定はルーチンの臨床テスト や他のルーチンの用途に用いられるよう十分簡単になるであろうし、かつたとえ ば分析器かホモジニアス検定からの最終修飾シグナルを測定することかできる場 合には既存の高スループツト臨床アナライザ等の自動化用途にも容易に使用され るようになるであろう。現在のところ簡単なホモジニアス核酸プローブに基づく 検定への要請は満たされていない。
ホモジニアスDNAプローブ検定のためのいくつかの方法か特許または科学文献 に記載されている。例外なくこれらの方法は、ソゲナルが1つのプローブ上の分 子と他のプローブ上の分子との相互作用から発生する場合の検定かまたはハイブ リット形成のプロセスによりDNAプローブに付与された1つまたは2つ以上の シグナル生成部分か影響を受けるかまたはこれらか作り出される場合の検定の2 つのカテゴ1ノに分類される。すなわちMi Iesに譲渡されたEP1449 14は1つのDNAプローブ上の分子と隣接してハイブリット形成するDNAプ ローブ上の分子との相互作用を記載し、これによると分子は相互作用し酵素のチ ャネリングまたは蛍光エネルギ伝達によってシグナルを生成する。Amocoに 譲渡されたEP232967はEP 144914の競合検定のバリエーション を提示しており、これによれば通常2つのDNAプローブがともにハイブリット を形成してシグナルを生成するが、テスト核酸が1つのプローブとハイブリッド 形成のために競合して異なるシグナルを生成する(提示された例では蛍光)。M o1ecular Biosystemsに譲渡されたEP229943は隣接 してハイブリッド形成したプローブとの間の蛍光エネルギの伝達を含むEP’1 44914のさらに特定的なバリエーションであると思われる。
シグナリングに影響を与えたりシグナリングを作り出したりする特許かMi I esに譲渡されたEPI44913に代表されるが、それによると抗体により認 識される種は核酸プローブのその標的に対するハイブリッド形成により作り出さ れる。εnzoに譲渡されたEPC231495はこの概念をより広くとらえて ハイブリッド形成の際にシグナルである「特性の変化Jを生成していると思われ る。1つの例は形成されたハイブリット内にインターカレートして修飾された蛍 光シグナルを与えるDNAプローブに結合した色素の蛍光における変化である。
「変化」に関連する新しいハイブリッド形成かVary により記載されており (Nucl、Ac1ds Res、l5(1987年)p6883) 、それに よるとすてにRNAストランドとハイブリット形成したDNAプローブに標的D NAをハイブリッド形成させることは単一ストランドのRNA種を作り出すRN Aストランドの置換によって可能である。このような単一ストランドのRNA種 はこれでポリヌクレオチドホスホリラーゼによる加水分解の影響を受けやすくな りADPを放出する。続いて、ADPは、ルシフェラーゼ触媒の化学発光作用に よる評価のためATPに変換され得る。
上記のホモジニアス核酸プローブ方法論の各々は概念は素晴らしいか未だ商業化 への適性は証明されていない。主な問題点には、非特異的ハイブリッド形成に関 連するシグナリング変化があり、また、適用可能な場合も、パックグラウンドお よびばらつきの問題かあり、特に他の蛍光を除去するために細かく限定された波 長での蛍光測定という一般的な制約かある。商業的な成功を収めた唯一のホモジ ニアスDNAプローブ検定はML Technology Venturesに 譲渡されたEP309230に開示されている。これはGenpr。
be社に採用されて成功しており、それによるとDNAプローブに付着した蛍光 アクリジニウムエステル部位が未ハイブリッド形成プローブにおいては選択的に 分解されるがアクリジニウム標識プローブにより形成されるハイブリッド中では 保護される。この蛍光検定はC,トラコーマ(C,trachomatis)お よびN、淋病(N、 gonorrhoeae)等の微生物からの豊富なリポソ ームRNAの検出に採用されて成功しているか、検定の感度か、他の多くのDN Aプローブへの応用、特に単一コピー唾乳類遺伝子の分析への応用を制限するこ とになる。抗体に基づく検定(すなわちイムノアッセイ)の前例から、より高い 感度を得るための決め手は、酵素精製物か蓄積されて余分の感度を与えるがまた はそれ自体か他の酵素活性の基質または補助因子となり得るような、酵素発生シ グナルを含む検定である。
ホモジニアス検定の概念についてはイムノアッセイ(すなわち抗体を含む検定) の分野では周知であり、それによると1つまたは2つ以上の抗体を特定の被検体 に結合することでシグナル生成部位の生成または修飾か生じる。しかしなから、 ホモジニアスイムノアッセイシステムは商業的に実行可能であることかわかって いるものはほとんどなく、とれも核酸プローブに基づく検定には容易に適用され ない。
5yva社により商業化された、酵素で標識したシステム(Rubenstei n他、米国特許第3817837号、RubensteinとUllmanの米 国特許第3875011号)には低分子重量の被検体を酵素に結合することによ って被検体に結合する抗体か酵素により生成されるシグナルを調節することを含 む。
これらおよび関連の5yvaの特許(たとえば米国特許第3817837号、第 3852157号、第38750II号、第3905871号、第396655 6号、第4039385号、第4040907号、第4043872号、第40 46636号、第4065354号、第4067774号、第4171244号 および第4191613号)はこれらの方法かとのように核酸ハイブリッド形成 へ適用されるかを教示しておらず、またこのような適用は自明ではない。Ame s社により商業化された基質で標識したシステム(Burd他、Cl1n、 C hem、 23(1977年)1402頁およびAnal、 Bi。
chem、 77(1977年)56頁)は蛍光部位を生じさせる加水分解か被 検体に特異的な抗体によってブロックされ得る非蛍光被検体結合体の生成を含む 。このシステムはまた低分子重量の被検体に限定されており核酸ハイブリッド形 成への応用か明らかてはない。Abbott社により商業化された蛍光分極シス テム(Dandliker他、免疫化学(Immunochemistry)1 0(1973)219頁)は、被検体か、蛍光かその検体に特異的な抗体の結合 による極性の変化として直接的に修飾される蛍光分子に結合される点を除いては Amesのシステムに概念的には類似している。Kallestad (Bac quetおよびTwumas iのAnal、 Bioche+n、 136( 1984年)487頁)の酵素抑制システムは、分析物か結合したアビジンによ るビオチン依存酵素の阻害とこの分析物に特異的な抗体によるこの阻害の解消と を含む。AbbottおよびKallestatのシステム双方ともに感度が低 いこと(分析物の濃度は通常> I O−” M) 、低分子重量の分析物に適 用か限られること(通常<1000ダルトン)、および核酸ハイブリッド形成検 定には明らかな応用が示されていないことなとの欠点がある。
感度か改善されかつ大きな分子重量の分析物に対しても適用できる1つのホモシ ニアスイムノアッセイシステムの成功例はMi crogen ics社(He nderson 、 EP 199801およびPCT86102666 )に より商業化されているものである。これはその活性が酵素の不活性フラグメント の再結合により再構成され得るという比較的数少ない酵素の特徴に基づいている 。この検定システムでは、分析物はベータガラクトシダーゼからのペプチドフラ グメントに付着されて、このフラグメントは残りのベータガラクトシダーゼ蛋白 質と混合されるとその酵素活性を活性化し得る。分析物に特異的な抗体はこの再 結合に干渉して酵素の活性を阻害することか可能で、添加された分析物はペプチ ド−分析物フラグメントに結合する抗体に対し競合して分析物濃度に依存する形 で酵素を活性化する。この検定システムは低分子重量分析物に限定されておらず かつ感度も>10−”Mである。しかしながらEP199801および関連の特 許からは、この検定システムを核酸ハイブリッド形成にとのようにして適用する かは明らかではない。実際のところ、分析物結合蛋白質に言及しているクレーム では、蛋白質は、ペプチド−分析物結合体を育するベータガラクトシダーゼ「酵 素受容体」 (すなわち不活性部分ベーターガラクトシダーゼ蛋白質)と直接競 争する。クレームも特許明細書もとのようにして核酸ハイブリッド形成のプロセ スが、ベータガラクトシダーゼペプチドで酵素活性の活性化に干渉し得るのかに ついて示していない。
イムノアッセイ分野からの先行技術にもかかわらず、酵素に基づくホモンニアス 核酸ハイブリット形成に基づく検定は文献には知られておらずかつしたかってこ のような検定は大変に必要てとされる。すなわち、本願は酵素活性の調節に基づ くホモジニアスな核酸プローブに基づくハイブリッド形成検定のための方法を含 む。本願に関する主要な発見は、核酸プローブか、それぞれ酵素活性化または酵 素活性を損なうことなく酵素を活性化する部位または酵素自体に直接的に付与さ れ得る点てありかつ原則的には酵素活性の阻害を抑制することなく酵素を阻害す る部位に付着され得る点である。この発明は誘導された核酸プローブのハイブリ ット形成によって酵素活性を調節し、それにより直接的または間接的にプローブ に付着された部位かそれぞれ酵素の活性、活性化または阻害に干渉する手段を提 供する。
この発明の一実施例は核酸ハイブリッド形成により活性酵素の再構成を調節する 手段を提供する。この「ホモジニアスDNAプローブに基づく酵素活性化検定」 の展開における主要な発見は、核酸かある方法により不活性ペプチドの能力を阻 害することなく酵素の不活性ペプチド成分に付与されて酵素活性を活性化できる という点である。もう1つの主要な発見は、この核酸ペプチド結合体に未修飾の 核酸のみをハイブリッド形成することか、酵素活性化を完全に阻害するには十分 てはない点である(しかしながら大きな核酸分子は活性化を低減することかでき る)。すなわち、EPI99801に記載されるイムノアッセイのシステムとは 違い、核酸プローブに基づく検定における「分析物」(核酸)−ペプチド結合体 は、相補的サンプル由来の核酸分析物分子とのハイブリッド形成により酵素活性 の再構成を直接的に抑制され得ない。EP199801のイムノアッセイシステ ムにおいて、分析物−ペプチド結合体は、分析物−ペプチド結合体の形のものか または遊離の分析物としての分析物に結合する「分析物結合蛋白質」、例外なく 抗体、により酵素活性の再構成を抑制される。遊離の分析物がテストサンプル中 に導入されると、ある割合の抗体が遊離の分析物への結合へ転じ、酵素活性を自 由に再構成するある割合の分析物−ペプチド結合体か残される。核酸へ直接適用 されるこのシステムにとっては、遊離核酸とともに核酸−ペプチド結合体を認識 する分析物結合蛋白質か必要であろう。特異的核酸配列に高度な特異性を存する 抗体(または他の蛋白質)の開発は大変難しくかっしたがってEP199801 のこのシステムを核酸に適用するには他の自明でない方法か必要であることがわ かる。本願の発明にあたっては、核酸−ペプチド結合体のものに相補的なヌクレ オチド配列を有する合成核酸分子が酵素活性の再構成を抑制するかもしれないと いう可能性を考慮し、また一方、合成核酸分子を核酸−ペプチド結合体からそら すと考えられる合成核酸分子と同じかまたは類似する配列を育するテストサンプ ルからの遊離核酸を導入することにより、二の抑制かくつかえされ得るかもしれ ない点も考慮した。すなわち、合成核酸分子か、テストサンプル分析物により隔 離されるまで酵素活性の再構成を阻害することによりEPI99801における 分析物結合蛋白質に類似した態様で作用し得ると考えた。しかしなから、合成相 補型核酸分子は、相補型サンプル核酸分子と同様、酵素活性の再構成を効率的に 抑制しないことかわかった。核酸−ペプチド結合体のものに相補的なヌクレオチ ド配列を育する合成核酸分子か、酵素活性の再構成を効果的に抑制するある方法 により、修飾され得ることかわかった。好ましい方法は、おそらくは立体障害に より再構成を抑制する抗体によって後に結合される合成核酸上に、リガント分子 を置くことである。イムノアッセイの例とは違い、核酸ハイブリッド形成の場合 の抗体は、分析物−ペプチド結合体に直接的に結合しない。
他の方法は、核酸−ペプチド結合体に結合して酵素活性の再構成を抑制すること になる単一ストランドの核酸に特異的な抗体または核酸結合蛋白質(または他の 分子)を使用することである。核酸−ペプチド結合体に対し相補的なテスト核酸 をハイブリッド形成することて、抗体または蛋白質の結合を阻害して、酵素の再 構成を可能にすることかできる。イムノアッセイの例とは違い、核酸ハイブリッ ド形成の場合の抗体(または結合部位)は、サンプルからの分析物への結合によ ってではなくむしろ結合体内の核酸か二重ストランドになることによって分析物 −ペプチド結合体からそらされる。もう1つの方法は、修飾された合成核酸ペプ チド結合体を使用して、それにより抗体がその特異的修飾物に結合して酵素活性 の再構成を抑制する一方、それによって核酸ペプチド結合体と相補的なテスト核 酸のハイブリッド結合が抗体または蛋白質の結合を阻害して、酵素の再構成を可 能にする。もう1つの方法は、修飾された合成核酸分子を使用し、この分子は核 酸ペプチド結合体に直接的にハイブリッド形成する代わりに標的核酸の隣接する ストランド上の核酸−ペプチド結合体に隣接してハイブリッド形成を行ない、そ れにより好ましい方法にあるように、抗体が、修飾された核酸分子上のリガンド に結合しかつ核酸−ペプチド分子による酵素再構成を抑止することができる。
この発明のさらなる実施例は、核酸ハイブリッド形成により酵素活性を直接的に 調節する手段を提供する。「ポモジニアスDNAプローブに基づく直接酵素抑制 検定」の開発における主要な発見は、核酸が、ある方法により酵素活性の完全な 抑制をもたらすことなく活性酵素に結合され得るという点である。もう1つの主 要な発見は、この核酸−酵素結合体に未修飾の核酸をハイブリッド形成するだけ ては、抗体を結合体に直接結合することによって酵素活性が調節される等価なイ ムノアッセイ(たとえばUS 3875011)における場合とは違い、酵素活 性を調節するには十分ではないという点である。代わりに、この場合のハイブリ ッド形成核酸は、酵素活性を調節(たとえば抑制)するために、ある方法によっ て修飾される必要かあるということか認識された。好ましい方法は、酵素活性の 抑制に導く、抗体か後に結合されるハイブリッド形成核酸上に、リガンド分子を 置くことである。イムノアッセイの例における場合とは違い、核酸ハイブリッド 形成の場合、抗体は分析物−酵素結合体に直接的に結合しない。
この発明のさらなる実施例は核酸ハイブリッド形成により間接的に酵素阻害を調 節するための手段を提供する。核酸は、ある方法により、評価できる程度までに は酵素活性の阻害を低減することなく、酵素阻害部位(たとえばアビジン)に結 合され得るよってある。抗体の結合体への直接的な結合によって酵素活性の抑制 が阻害される、等価なイムノアッセイ(たとえばBacquetおよびTwum asi )の場合と違い、未修飾の核酸を核酸−蛋白質結合体とハイブリット結 合させるだけでは酵素活性の抑制を低減するには十分でないようである。代わり に、この場合のハイブリッド形成核酸は酵素活性の阻害をくつがえすためにある 方法により修飾する必要があるようである。好ましい方法は、酵素上の阻害サイ トへの阻害部分のアクセスを妨げ得る抗体か後で結合するハイブリッド形成核酸 上にリガンド分子を置くことである。イムノアッセイの例の場合とは違い、核酸 ハイブリッド形成の場合の抗体は分析物−蛋白質結合体に直接的に結合しない。
この発明のさらなる実施例は、酵素活性を調節しく活性化、阻害または阻害因子 をブロックすることにより)、それにより、2つの核酸プローブのハイブリッド 形成は、プローブに結合された2つの成分を併置することにより結合部位の形成 をもたらす。好ましい結合部位は抗体可変領域結合部位であり、それによって、 抗体分子の重鎮および軽鎖可変領域フラグメントが相補型DNAプローブの5′ および3′末端にそれぞれ付与されて、ハイブリッド形成の際にこの2つの可変 領域フラグメントを併置して抗原結合種を生成する。この抗原結合種は、たとえ ば酵素に直接的に結合して酵素活性を抑制するか、酵素の活性化部位に結合する か、または酵素の抑制部位に結合することができる。
当業者においては、少なくとも1つの修飾された核酸プローブを伴う核酸ハイブ リッド形成のプロセスが直接的または間接的に酵素活性を調節し得る分子種をつ くり出す様々な方法において使用され得ることが理解されるであろう。
この発明の特定的な実施例についてここで添付の図面を参照して例示する。
図1から3.12およびI3、ならびに14およびI5はシグナルが酵素の活性 化により生成される、ホモジニアスDNAプローブに基づく酵素活性化検定を示 す図である。
図4から6はシグナルか酵素の抑制により生成される、ホモジニアスDNAプロ ーブに基づく直接酵素抑制検定を示す図である。
図7から図9は、シグナルか酵素の抑制を干渉することにより生成される、ホモ ジニアスDNAプローブに基づく間接酵素抑制検定を示す図である。
図1Oおよび11はハイブリッド形成による結合蛋白質の形成によりシグナルが 生じるホモジニアスDNAプローブに基づく検定を示す図である。
図16は以下に説明する例1および2において使用されるようなベーターガラク トシダーゼの合成「システィン/ペプチド」のアミノ酸配列を示す図である。
図17および図18は例r、rvおよびIVIそれぞれにおいて記載される酵素 活性化検定に対するサンプルのヒトのCFTR遺伝子rPCRフラグメント」の 影響を示す図である。
図1を参照して、酵素活性化検定のあるものは、核酸プローブ2に結合するペプ チドにより活性化されて酵素活性を再構築し得る不活性酵素フラグメント1を含 む。図2を参照して、リガンドが付与されてリガンド−特異的抗体4の会合をも たらす第2の核酸プローブ3のハイブリッド形成によって、ペプチド結合核酸プ ローブ2による酵素フラグメント1の活性化が抑制される。図3を参照して、テ スト核酸5による、リガンド結合プローブ3とのハイブリッド形成に関する競合 により、プローブ3とプローブ2とのハイブリッド形成の程度は低減され、ある 割合のプローブ2はハイブリッド形成されないままになり、かつこうして酵素フ ラグメント1を活性化することができる。
図12を参照して、酵素活性化検定の他のものは、核酸プローブ2に結合するペ プチドにより活性化されて酵素活性を再構成することができる図1から3に示さ れるものと同じ不活性酵素フラグメントlを含む。この場合、単一ストランドの 核酸特異的抗体20(または他の配列特異的または適切な結合特異性を伴う非特 異的分子)が含まれ、これがペプチド結合核酸2に結合して酵素の活性化を抑制 する。図■3に示されるとおり、ペプチド結合された核酸2が標的核酸5とハイ ブリッド形成したとき、特定の抗体20(または池の分子)は逆に核酸2と結合 できなくなり、その結果、ペプチド結合核酸は自由になり、酵素フラグメント1 を活性化する。
図14を参照して、酵素活性化検定のもう1つのものは、核酸プローブ2に結合 されるペプチドにより活性化されて酵素活性を再構成することができる図1から 3に示されるものと同じ不活性酵素フラグメントlを含む。この場合には、第2 の核酸プローブ21が含まれ、これはペプチド−核酸2には非相補的てありかつ リガンドが付与され、このリガンドはりガント−特異的抗体4の結合をもたらす 。しかしながら、図15に示されるとおり、核酸−ペプチド分子2とリガンド由 来の核酸21とか標的核酸5に隣接してハイブリッドを形成し、それによりリガ ンド−特異的抗体4の結合が、核酸−ペプチド2による酵素フラグメントlの活 性化に干渉する場合にのみ、酵素の活性化は阻害される。
ベーターガラクトシダーゼに代えて、他の酵素を使用してもよく、その場合、ペ プチドをはずして酵素活性を失わせることかでき、その後酵素活性は、不活性な 酵素フラグメントとペプチドの相互作用により自動的に再構成されることか当業 者において理解されるであろう。たとえば、RNAアーセSのN−末端ペプチド フラグメントは取り除かれかつ再び加えられて完全な酵素活性を再構成すること かてきる。
図4を参照して、酵素阻害検定は、核酸プローブが付与される酵素6を含む。図 5を参照して、プローブは6に付与され、それにより、リガントか付与された第 2の核酸プローブ7によるハイブリッド形成が起こり、かつこのプローブに後に リガンド特異的抗体8か結合することにより酵素活性の抑制かもたらされる。図 6を参照して、テスト核酸9によるプローブ7とのハイブリッド形成に関する競 合により、プローブ7の酵素結合プローブ6との/%イブリット形成は抑制され て、酵素結合プローブは、リガンド特異的抗体8から遊離し、したかって活性と なる。
当業者においては、核酸プローブと抗体等のある他の分子との組合せかG6PD 等の酵素の活性を直接的に抑制することかできるという本願の発見はたとえばベ ーターガラクトシダーゼといった他の酵素にも幅広く適用され得ることを理解さ れたい。この抑制は、核酸分子を酵素の活性部位付近に付与することにより相補 的リガンド結合プローブのハイブリッド形成およびそれに続く抗リガンド抗体の 付与の際に、酵素活性か抑制されることにより実現され得る。
この抑制は、リガンド結合プローブに関する標的遺伝物質の競合により、このプ ローブが酵素活性部位の付近で/’%イブグツド形成をすることができないよう にすることでくつがえし得る。
図7を参照して、アビジン結合核酸プローブ10は酵素のためのビオチン補助因 子との相互作用によりビオチン依存酵素11(たとえばピルビン酸デカルボキシ ラーゼ)を抑制する。図8を参照して、この抑制は、リガンド基か付与された相 補型核酸プローブ12のハイブリッド形成を行ない、今度はこのリガンド基をリ ガンド特異的抗体13と結合状態にすることによってくつがえし得る。抗体をア ビジン分子に間接的に付与することでアビジン分子の酵素へのアクセスに干渉し て、それによりアビジンによる抑制を逆転する。図9を参照して、プローブ12 と競合してアビジン結合プローブ10に標的核酸14かハイブリッド形成するこ とで、それに続く抗体I3による結合が避けられ、アビジンのピルビン酸デカル ボキシラーゼ分子への自由な作用が可能となる。当業者においては、酵素の活性 を間接的に調節する代替的部位で本明細書中に記載の例におけるアビジンを置換 え得るかもしれない点を理解されたい。アビジンの代替物として、たとえば、ア ロステ1ルンク部位または酵素活性部位の付近の領域に結合して酵素の活性を調 節する抗体か酵素抑制部位となるかもしれない。
図10を参照して、核酸プローブ結合抗体重鎮可変(VH)領域15は、ハイブ リッド形成により相補型プローブ結合軽鎖可変(VL)領域16と結合し、抗体 の重鎮と軽鎖との結合によって抗原結合部位を生成することか可能である。抗原 結合部位か酵素活性化ペプチド17に結合する場合、不活性酵素フラグメント1 8の活性化か低減され得る。図11を参照して、たとえば標的核酸19かプロー ブI5と競合してプローブ16とノ\イブリッド形成をすることにより、可変領 域の結合かなくなって、それにより酵素活性化ペプチド17か酵素フラグメント 18を活性化することかできる。
当業者においては、他の分子または分子の部分を誘導し互いにハイブリットを形 成する2つの核酸プローブへのこれらの分子の共同的付着により相互作用を引き 起こす可能性かあることを理解されたい。これら2つの分子の結合がたとえば第 3の分子に結合する蛋白質を生成するかもしれない。本明細書中に記載の例では 、2つの分子は抗体分子の可変領域を含み、すなわち一方が重鎮可変領域を有し かつ他方か軽鎖可変領域を有して、これらの結合したものか酵素のペプチド活性 化因子に結合する。核酸プローブのハイブリツド形成は、このようにペプチドに 結合する抗体可変領域を形成して酵素の活性化を抑制する。この抑制は、核酸プ ローブの一方または双方に対する標的遺伝物質の競争により反転され得る。抗体 可変領域の形成も、活性部位またはその付近での結合によってか、酵素の補助因 子への結合によってか、または酵素活性を調節するもう1つの分子への結合によ って、酵素活性を直接的に調節するために使用されるかもしれない。本明細書中 に記載したホモジニアス核酸プローブに基づく検定は、特に固相を使用しないこ とによって、実用的なハイブリッド形成検定を行なう上での多くの困難を回避す る。検定は、標的遺伝物質の希釈物を核酸プローブ、酵素および抗体試薬と共に 混合しかつ特定の時点での酵素活性を記録することにより行なうことかできる。
代替的には、サンプルと試薬とを適当な商業的に入手可能な臨床分析装置内にロ ードして希釈、混合および光学的密度測定を機械を使って行なってもよい。
この発明は以下に例として述へる詳細な説明によりよりよく理解され得るか、こ れらは発明の範囲を限定するものとしては解釈されない。
例1−CFTR遺伝子に関するホモジニアス酵素活性化検定 この例では、図1から3および12から15を参照して酵素活性化検定かヒトD NA中のCFTR(のう胞性繊維症)の検出に関し適用された。図面のペプチド −核酸プローブ結合体2は以後「アクチヘータ(活性因秀才リゴヌクしオチド」 と呼び、図面のリガンド結合核酸プローブ3はこれ以後「ブロッカ−(阻害因子 )オリゴヌクレオチド」と呼ぶことにする。使用した酵素系は、アルファペプチ ドがこの酵素のM15変異体を補完して(Ul 1mann他J、Mal。
Biol、 、 24(1967年)339頁)ベータガラクトシダーゼ活性を 再構成するベータガラクトシダーゼてあった。
■、アクチベータオリゴヌクレオチドの調製アクチベータオリゴヌクレオチドブ ローブには以下のヌクレオチド配列が含まれた。
CF T R(A) −5’ −AATATCATCTTTGGTGTTTC− 3’CF A 508 (A) −5’ −GAAAATATCATCGGTG TTTC−3すへてのオリゴヌクレオチドはアブライトバイオシステムズ(Ap plied Biosystems) 380 Aシンセサイザ上でヌクレオシ ドホスホルアミダイトを用いて合成された。CFTR(A)とCFA508 ( A)とは、各々Cruachem (英国)より供給される3′−アミノ−ON  CPG支持体上で、製造者の説明書を使用して合成することにより第一3′脂 肪族アミンを用いて合成された。すべてのオリゴヌクレオチドはユニメトリック ス(Unimetrics) 5 u RP −8カラム上でloOmM酢酸ナ トリウム中7−35%アセトニトリルの直線勾配を使用して逆相HPLCにより 精製された。CFTR(A)およびCFA508 (A)の各々1100uが、 酵素について推奨される条件下で、0.1uCi 32PATP(Amersh am、3000Ci/mmol )を使用した微量の32Pと200μl中10 0ユニツトのT4ポリヌクレオチドキナーゼ(Boehringer)で5′− 末端標識さ加熱され、緩衝平衡フェノール(Gibco BRL )とクロロホ ルム(1: 1)とて2回抽出され、クロロホルムで一度抽出され、酢酸ナトリ ウムpH5,2中で0.3Mにされがつ2倍容量の冷エタノールで沈澱された。
ペレットは70%エタノールで一度洗浄し凍結乾燥した。
2つの代替的な形態のベーターガラクトシダーゼペプチドが使用され、すなわち 1つは図16に詳細に示すアミノ酸配列を有する、N−末端システィンを有する 43残基フラグメントであり(ここではシスティン/ペプチドと呼ぶ)を含みか つ他方は以下に説明するとおりバクテリア細胞から分離されるN−末端メチオニ ンを有するプラスミド由来のアルファーペプチドを含んでおり、これをここでは メチオニン/ペプチドと呼ぶことにする。システィン/ペプチドは、製造者の試 薬とプロトコールを使用してアブライドバイオシステムダ431Aペプチドシン セサイザ上で合成され、かっこのペプチドはアブライドバイオシステムズABS 151A分離システムを使用して精製された。ペプチドはそれから1mM重炭酸 アンモニウム/1mMメルカプトエタノール中で透析されかつ凍結乾燥された。
メチオニン/ペプチドは、(英国サラサンプトンのCPラボラトリーズ(Sou thampton、 UK)から人手の)プラスミドpUC8を保有するE、c oli TGI細胞(英国コベントリ、ワーウィック大学生物科学部(Dept 、 Biological 5ciences、 University of  Warwick、 Coventry、 IJK)のGeorgeSa1mo nd博士から入手)から分離された。細胞は、1100u/mlアンピシリン( 塩化ナトリウム、Sigma 、 Poole、UK)と0,02%w/vグル コースとを含むM9培地(モレキュラークローニング、上記)で増殖された。A aoonm==o、4で、IPTG(イソプロピルチオガラクトピラノシド、S igma )力月mMj!!終濃度まで添加され、細胞はA600=0.9まで 増殖され、細胞はペレットにされかつlomlの緩衝液A(0,05MトリスH CI、pH7,5、O,IM NaCl O,OIM MgC12)に再懸濁さ れた。懸濁液は、モデルXL20Dウルトラソニケータ(米国、ニューヨーク、 ファーミングデール、ヒートシステム社(Heat Systems Inc、  Farmingdale、 NewYork、 USA)を使用して6uピー クツーピーク、60秒間隔、20秒5回のパルスで氷上において音波処理された 。
細胞の破片は、4°C148000g20分間の遠心分離で除去された。透明な 上澄みは、固体硫酸アンモニウムで50%飽和にまでされかつ18000gで1 0分間遠心分離されて分画された。結果として得られた硫酸アンモニウムペレッ トは、2.5mlの緩衝液A中に再懸濁されかつ得られた溶液は、緩衝液Aで平 衡されたPDIOカラムに与えられた(Pharmacia 、 Milton  Keynes、 UK ) o溶出フラクションを含む蛋白質はプールされて 2m1APTG−アガロースカラム(P−アミノフェニル ベーターD−チオガ ラクトピラノシド アガロース、Sigma )にロードされかつ0.1ホウ酸 ナトリウムpH10,5で溶出された。
フラクションを含む蛋白質は、プールされ、緩衝液A中0゜75mg/ml o −二トロフェニルーベーターD−ガラクトピラノシド(ONPG、Sigma)  1 m lに25u1のフラクションを添加し、37℃で30分間インキュベ ートしかっ414nmで光学吸収を測定することによりベーターガラクトシダー ゼ活性についてテストされた。フラクションを含むベーターガラクトシダーゼは 、8mol/fの尿素で処理されてその後10−15%5DS−ポリアクリルア ミド勾配ゲル上に流された。14kDを下回るゲルスライスは切除されかつ物質 が緩衝液A内に溶出された。フラクションは、1mM硫酸マグネシウム、0.1 8mM硫酸マグネシウム、1mMエチレンジアミン四酢酸酢酸び0.5Mリン酸 ナトリウム緩衝液、pH7中で、25u1アリコートを25ul (125pモ ル)のベーターガラクトシダーゼM15変異体(Langley他による方法で 調製した、J、 Biof Chem、 vol、 250(1975年)25 87頁−2592頁)と混合することにより、メチオニン/ペプチドの存在につ いてテストした。混合物は37°Cで30分間インキュベートして、414nm での光学吸収を測定した。
オリゴヌクレオチドのラスティン/ペプチドへの結合のため各3′−アミノーオ リゴヌクレオチド1100uと5mgのM−マレイミドヘンシイルーN−ヒドロ キシスクシンイミドエステル(MBS 、 Pierce)か1mlの無水テト ラヒドロフラン中に溶解された。この溶液にl Omgの炭酸ナトリウムを添加 しかつ30分間反応させた。混合物は、0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液pH7 中1:1で希釈され、かつランニングバッファとして0.1Mリン酸ナトリ、ラ ム、pH7を使用して20m1セフアデツクス(5ephadex)G25カラ ム(Pharmac ia )に与えられた。ビーク32P−標識フラクション をプールし、酢酸ナトリウムpH5,2中て0.3Mにしかつ2倍容量の冷エタ ノールで沈澱させた。ペレットは70%エタノール中で一度洗浄されて凍結乾燥 された。200ulのO,1Mリン酸ナトリウム、pH7中で、マレイミド−す りゴヌクレオチドにlOugのシスティン/ペグ升ドが添加された。この混合物 は室温て1時間攪拌されかつオリゴヌクレオチド−ペプチド結合体か、デュポン 社ゾルパックス(Zorbax) G F 250カラムおよび0.2Mリン酸 カリウム、pH7の溶出緩衝液を使用して陰イオン交換HPLCにより精製され た。
オリゴヌクレオチドのメチオニン/ペプチドへの結合に関して、25ulのO1 IMホウ酸ナトリウムpH9,3中に各3′−アミノーオリゴヌクレオチド11 00uか溶解されかつl Omgのジイソチオシアナート(D[TCPierc e、0.5mlジメチルホルムアミドに溶解)が添加された。この混合物は暗所 で2時間優しく振とうされかつさらに6mlの50%(V/V)ブタン−1−オ ールと混合された。この混合物は激しく振とうされかつ3000gで5分間遠心 分離された。活性化されたオリゴヌクレオチド溶液は、さらにブタン−1−オー ルで抽出され、容量をく50μ】まで減らされかつ乾燥させられた。メチオニン /アルファペプチドはミニコン(Minicon ) CS 15濃縮装置(A micon)を使用して0.1Mホウ酸ナナトリウムpH93中に濃縮された。
100ug (50u 1)が活性化されたオリゴヌクレオチド調製物と混合さ れて暗所で18時間インキュベートされた。摘出され、緩衝液A内へ溶出されて 緩衝液A中で透析された結合体のバンドを同定するために、微量の5’−32P 標識オリゴヌクレオチド(モレキュラクローニング、同上)を使用して12.5 %Swank Munkres 5DS−ポリアクリルアミドゲル(Anal、 Biochem、 、99(1979年)170頁)上で、ペプチド/オリゴヌ クレオチド結合体は電気泳動により精製された。
Il、ブロッカ−オリゴヌクレオチドの調製ブロッカ−オリゴヌクレオチドは、 対応するアクチベータオリゴヌクレオチド(C:FTR(B)およびCFA50 8(B))に相補的で、かつアクチベータオリゴヌクレオチド(CFTR(C) に相補的なものに隣接するCFTR遺伝子上の部位に相補的な以下のオリゴヌク レオチド配列を含んでいた。
CFTR(B) −5’ −GAAACACCAAAGATGATATT−3’ CF A 508 (B) −5’ −GAAACACCGATGATATTT TC−3CF T R(C) −5’ −CTATGATGAATATAGAT ACA−3’これらのオリゴヌクレオチドは、5−プロモデオキシウリジンシア ノエチルホスホルアミジト(Cruachem)を合成に組み入れることにより 5′−ブロモデオキシウリジンヌクレオシドを用いて合成された。
111、標的DNAの調製 DNAサンプルが、非変異CFTR(のう胞性繊維症トランスレギュレータ)遺 伝子に対してホモ接合の正常な個体から、およびCFTR遺伝子中のコドン50 8のホモ接合欠損のためにのう胞性繊維症を患う固体から得られた。
DNAは、殺菌した爪楊枝で頬の内層をやさしくこすることによりこれらの被検 者から得られた頬の細胞に由来した。
頬の細胞は10ul殺菌水に懸濁され、20ulO,1M水酸化カリウムおよび 01%トリトン−X−100て65°Cにおいて20分間加水分解され、かつ2 0u1のOlIM HCIと0.1%l・リドン−X−100で中和された。
CFTR遺伝子の領域はEP200362 (Cetus社)に記載されるよう なポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法により増幅された。5ulのヒト細胞溶解 産物か、94°Cて3分間変性され、かつ5ulの20mM1’リスHCI、I )H8,3,100mM塩化カリウム、3mM塩化マグネシウム、20ng/m ]ウシ血清アルブミン(フラクションV、Sigma)、400uMデオキシリ ボヌクレオチド混合物(Pharmacia ) 、0. 1%トリトン−X− 100S 0゜05ユニツトのサームス・アクアティクス(Thermus a quaticus ) DNAポリメラーゼ(Perkin Elmer)およ び0゜5uMオリゴヌクレオチド増幅プライマー(5’ −CAGTGGAAG AATGGCATTCTGTT −3’および5 ’ −GGCATGCTTT GATGACGCTTCTG −3’ )中に混合された。増幅は、93°Cで 1分間、55°Cで1.5分間および73°Cで3分間の連続するステップを含 む増幅がサーマルサイクラ−(Techne、モデルPHC−2)中で40サイ クルで行なわれた。さらにポリメラーゼ0.05ユニツトが20サイクルの段階 で添加された。
IV、高アクチベータ抗体でのハイブリッド形成分析ハイブリッド形成分析は図 12および13に示されるように行なわれた。ハイブリッド形成反応物は、オリ ゴヌクレオチドの組み合わせCFTR(A)およびCFTR(B)とともに、上 記のIIIで記載されたように調製された正常な被検者(確認されたホモ接合の 野性型CFTR遺伝子)由来のDNAの混合物を含んでいた。さらに、対照は、 ヒトのDNAを含まない混合物を含んでいた。ハイブリッド形成のため、10μ モルのメチオニンペプチド/オリボヌクレオチド結合体は、50u1の5%ホル ムアミド、0.6M塩化ナトリウムおよび0.06Mクエン酸ナトリウム、pH 7中の標的ヒトDNA CまたはPCR緩衝液ブランク)希釈液と混合されかつ 混合物は37°Cて30分間インキュベートされた。抗単−ストランドDNA抗 体(クローン番号1619、バイオジエネシス、ボーンマウス、英国(Biog enesis、Bournemouth) )の、0.15M NaC1および 0.015Mクエン酸ナトリウム、pH8、中1・5の希釈液50ulが添加さ れかつインキュベーションはさらに30分間続けられた。
ベーターガラクトシダーゼ活性が以下のとおり測定された。上記の混合物に、1 mg/m1ONPG、1mM硫酸マグネシウム中125pモルのM15調製物、 0.18mM硫酸マンガン、1mMエチレンジアミン四酢酸酢酸び0゜5Mリン 酸ナトリウム緩衝液、pH7を含む混合物900u1が添加された。この混合物 は37°Cで30分間インキュベートされて、420nmでの光学吸収が測定さ れた。
結果を図17に示すが、ヒトDNAの導入によって対照におけるものよりもベー タガラクトシダーゼ活性が増大していることがわかる。
ハイブリッド形成分析は図2および3に示されるとおり行なわれた。ハイブリッ ド形成反応物は、オリゴヌクレオチドの組み合わせCFTR(A)およびCFT R(B)または組み合わせCFA508 (A)およびCFA508(B)のい ずれかとともに、正常な固体またはのう脆性繊維症を患う固体に由来し、上記I IIに記載されるとおりに調製されたDNAの混合物を含んでいた。また、対照 はヒトDNAを含まない混合物を含んでいた。ハイブリッド形成のため、10p モルのシスティンペプチド/オリゴヌクレオチド結合体が、20pモルのブロッ カ−オリゴヌクレオチドならびに5%ホルムアミド、0.6M塩化ナトリウムお よび0.06Mクエン酸ナトリウム、pH7の50ulにおけるヒトDNA ( またはPCR緩衝液ブランク)2ulと混合され、混合物は37℃で30分間イ ンキュベートされた。10ul O,6M塩塩化ナトリウム中口:2希釈された 抗ブロモデオキシウリジン抗体(Amersham)20u1が添加されかつイ ンキュベーションはさらに30分間続けられた。
ベーターガラクトシダーゼ活性は以下のとおり測定された。上記の混合物に、1 mg/m1ONPGS 1mM硫酸マグネシウム中M25調製物125pモル、 0.18mM硫酸マンガン、1mMエチレンジアミン四酢酸酢酸び0゜5Mリン 酸ナトリウム緩衝液、pH7を含む混合物440u1が添加された。この混合物 は、37°Cで30分間インキュベートされ、光学吸収が414nmで測定され た。結果は、ブロッカ−オリゴヌクレオチドがない状態でCFTR(A)アクチ ベータを用いたものに対するベータガラクトシダーゼ(ベーターga 1)活性 のパーセンテージで表わし、以下のとおりである。
CFTR(A)/無 無 100 (A414=1.16)CFA508(A) /無 無 89 CFTR(A)/CFTR(B) 無 8CFA508(A)/CFA508( B) 無 4CFTR(A)/CFTR(B) 正常 66CFTR(A)/C FTR(B) のう脆性繊維症 28CFA508(A)/CFA508(B)  正常 33CFA508(A)/CFA508(B) のう脆性繊維症 74 これらの結果は、簡単なホモジニアスベータガラクトシダーセ活性化検定による 正常なりNAとのう脆性繊維症のDNAとの差を示す。
ハイブリッド形成分析は図14および15に示されるように行なわれた。ハイブ リッド形成反応物は、上記の111で記載されるとおりに調製された正常なヒト DNA (確認されたホモ結合CFTR遺伝子)とオリゴヌクレオチドの組み合 わせCFTR(A)およびCFTR(C)との混合物を含んでいた。さらに、対 照はヒトDNAを含まない混合物を含んでいた。ハイブリッド形成のため、10 9モルのシスティンペプチド/オリゴヌクレオチド結合体CFTR(A)が、1 09モルのブロッカ−オリゴヌクレオチドCFTR(C)および5%ホルムアミ ド、0.6M塩化ナトリウムおよび0.06Mクエン酸ナトリウム、pH7の5 0u1におけるヒトDNA (またはPCR緩衝ブランク)希釈液と混合され、 かつ混合物は37°Cで30分間インキュベートされた。10ul 0.6M基 塩化ナトリウム中、2て希釈された抗ブロモデオキシウリジン抗体(Amers ham) 20 u Iが添加されかつインキュベーションはさらに′30分間 継続された。
ベーターガラクトシダーゼ活性は上記Vで記載されたように測定されかつ結果は 図18に示されるとおり、ヒトDNAの導入が、量に依存するベーターガラクト シダーゼ活性の減少をもたらすことがわかる。
例2−p53遺伝子のためのホモジニアス酵素活性化検定この例では、図1から 3を参照しかつ例1に記載されたような酵素活性化検定がヒトのp53抗癌遺伝 子の検出に適用された。
■、アクチベータオリゴヌクレオチドの調製アクチベータオリゴヌクレオチドブ ローブは以下のヌクレオチド配列を含んていた。
p 53 (A) −5’ −GGCATGAACCGGAGGCCC−3’p 53mu t (A) −5’ −GGCATGAACCAGAGGCC:C− 3’オリゴヌクレオチドは上記例1にあるとおり合成されかつシスティン/ペプ チドに結合された。
II ブロッカ−オリゴヌクレオチドの調製ブロッカ−オリゴヌクレオチドは対 応するアクチベータオリゴヌクレオチドに相補的な以下のようなオリゴヌクレオ チド配列を含んでいた。
p 53 (B) −5’ −GGGCCTCCGGTTCATGCC−3’p  53mu t (B) −5’ −GGGCCTCTGGTTCATGCC− 3’これらのオリゴヌクレオチドは例1にあるとおり5′ブロモデオキシウリジ ンヌクレオチドを用いて合成された。
T I 1.標的DNAの調製 DNAサンプルは、上記p53(A)とCB)とに相補な微量のp53配列に関 してホモであるヒトリンパ腫細胞系RA、 J I (ATCC7938)から 入手した。104細胞ハ100ulの滅菌水に懸濁され、200ulの0.1M 水酸化カリウムおよび0. 1%トリトン−X−100とで65°Cにおいて2 0分間加水分解され、かつ200ulの0.1MHClおよび0.1%トリトン −X−100で中和された。
p53遺伝子の領域は例1に記載されたようなポリメラーゼ連鎖反応(PCR) により増幅された。5ulのヒト細胞溶解産物が94°Cで3分間変生されかつ 20mMトリスHC]pH8,3,100mM塩化カリウム、3mM塩化マグネ シウム、20ng/mlウシ血清アルブミン(フラクションV、 Sigma  ) 、400uMデオキシリボヌクレオチド混合物(Pharmacia )  、0. 1%トリトン−X−100,0,05ユニツトのサームス・アクアティ クスDNAポリメラーゼ(Perkin Elmer)ならびに0.5uMオリ ゴヌクレオチド増幅プライマ(5’ −ATGCGAATTCCCCTGCCC TCAACAAGAT−3’および5 ’ −TATAGGAATTCGTGG TGAGGCTCCCCTT−3’ )の5ulに混合された。94°Cで1分 間、55°Cで2分間および72°Cで3分間の連続するステップを含む増幅が 、サーマルサイクラ−(Techne、モデルPHC−2)内で35サイクル行 なわれた。
ハイブリッド形成分析は図2および3に示されるとおり行なわれた。ハイブリッ ド形成反応物は、オリゴヌクレオチドの組み合わせp53(A)およびp53( B)、組み合わせp 53mu t (A)およびp 53mu t (B)ま たはアクチベータオリゴヌクレオチドのみのいずれかとともに、上記のIIIに 記載されるように調製されたDNAの混合物を含んでいた。さらに、対照はヒト DNAを含まない混合物を含んでいた。ハイブリッド形成のため、10Pモルの システィンペプチド/オリゴヌクレオチド結合体が、20Pモルのブロッカ−オ リゴヌクレオチドおよび2ulのヒトDNA (またはPCRバッファブランク )と混合された。ハイブリッド形成条件、抗ブロモデオキシウリジン抗体の添加 およびベーターガラクトシダーゼ活性の測定については上記の例1のとおりであ る。結果は以下のとおりp53(A)/p53(B) 2 u I O、96p 53(A)/p53(B) 無 0.16p53(A) 2ul 1. 23 p53(A) 無 1.33 p53mut(A)/p53mut(B) 2 u 1 0 、 38p53m ut(A)/p53mut(B) 無 0.18p53mut(A) 2 u  1 0. 94p53mut(A) 無 1.17 これらの結果は、簡単なホモジニアスベータガラクトシダーセ活性化検定により 正常なp53抗癌遺伝子(p53(A)と(B)オリゴヌクレオチドの組合せ) の検出を示す。
例3−CFTR遺伝子のためのホモジニアス酵素阻害検定この例ては、図4から 6を参照する酵素阻害検定が、ヒ)4)NA中ののう飽性繊維症遺伝子の検圧に 関して適用された。出発オリゴヌクレオチドは例1で使用されたアクチベータお よびブロッカ−オリゴヌクレオチドと同してありかつのう飽性繊維症遺伝子の検 出のため同様に使用された。
酵素グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ(G6PDH1Sigmaイース トタイプV)がこの検定では使用された。
1、オリゴヌクレオチド−06PDH結合体の調製アクチヘータオリゴヌクレオ チドは例Iに示すとおり32P−標識しかつLi他により記載されるように(N ucl、Ac1ds Res、15(1987年)第5275頁−5287頁) 3′末端でチオール化された。20nモルサンプルの合成3’NH2−オリゴヌ クレオチドが凍結乾燥されかつ250ulの0. 2M HEPES (N−2 −ヒドロキシルエチルピペラジン−N’−エタンスルホン酸、Sigma )  p H7,9中に溶解された。この混合物に、4mgのジチオ−ビス−プロピオ ニ−ルーN−ヒドロキシスクシンイミドエステル(Sigma)を含む150u lジメチルスルホキシド(DMSO,Aldrich)が添加され、かつ混合物 は1晩室温でインキュベートされた。沈澱した物質は遠心分離により取り除がれ かっ沈澱物は150ulの0.2MトリスHClpH8,5で2度洗浄された。
上澄み液と2つの洗浄物とを混合して37°Cにおいて15分間隔で30u1の 1Mジチオトレイトール(Pharmacia )を3回連続して添加すること で処理した。
混合物は1mMトリスHClpH7緩衝液を使用して2m1セフアデツクス02 5カラムを介して脱塩され、かつ3′−チオール化されたオリゴヌクレオチドフ ラクションがプールされ、凍結乾燥されかっ20ulの水に溶解された。
5ulジメチルホルムアミド中12mgMB5溶液が0゜7mlの0.05Mリ ン酸カリウム緩衝液、pH6中66PDHの1mg溶液に添加された。混合物は 室温で30分間撹拌され、脱塩されてC3I5スパイラル流体濃縮装置(Ami con)を通されることで0.2mlまで濃縮された。
Inモルのチオール化されたオリゴヌクレオチド(3u1)か添加されその次に 2ulの1mMジチオトレイトールが添加された。混合物は室温で60分間置か れかつオリゴヌクレオチド−06PDH結合体か例1のIと同様ゾルパックスG F250カラム上で精製された。
Il、ハイブリッド形成 ブロッカ−オリゴヌクレオチド、標的DNAおよびハイブリット形成条件は、ペ プチド/オリゴヌクレオチド結合体の代わりに10pモルのオリゴヌクレオチド −06PDHか使用される点を除いては例1と同様であった。
06PDH活性は以下のように測定された。ハイブリッド形成/抗BUDR混合 物か30°Cにされかつこれに440ulの、3.3mMグルコース−6−リン 酸、2 mMNAD、011%ウサギの血清アルブミンおよび0.05Mトリス HClpH7,9か添加された。350nMでの光学吸収か1分後に記録された 。
結果は、ブロッカ−オリゴヌクレオチドのない状態でCFTR(A)アクチヘー タを用いたものに対するグルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ活性のパーセ ンテージで示しかつ以下のとおりであった。
アクチベータ/ブロブカ ヒ トDNA %G6PDH活性CFTR(A)/無  無 100(A350=0.113/分)CFA508(A)/無 無 95 CFTI?(A)/CFTl?(B) 無 35CFA508(A)/CFA5 08(B) 無 34CFTR(A)/CFTR(B) 正常 57CFTR( A)/CFTR(B) のう飽性繊維症 26CFA508(A)/CFA50 8(B) 正常 36CFA508(A)/CFA508(B) のう飽性繊維 症 64これらの結果は、簡単なホモジニアス06PDH酵素阻害検定により正 常のDNAとのう飽性繊維症のDNAとが区別されていることを示す 当業者においては、上述より、本願の範囲内で他の多くの異なる検定方式が考え られる点は明らかであろう。
これらは興味の配列があるプローブと競合して他のプローブと結合する検定およ び興味の配列が双方のプローブに結合する能力がある検定を含む。
本願の検定方法は酵素の挙動における検出可能な変化を必要とする。そのような 変化とは酵素活性、酵素活性における増大または減少を含み得る。
このようにしてプローブは酵素、酵素フラグメント、酵素阻害因子、酵素アクチ ベータまたは酵素補助因子に結合され得る。
興味の配列は合成核酸、原核もしくは真核細胞から得られるまたはポリメラーゼ 連鎖反応に由来する核酸でよい。
典型的にはその大きさの範囲はlOから10000ヌクレオチドの長さである。
同様に、プローブは、合成オリゴヌクレオチドまたは実質的に天然由来のもので もよい。これらは結合するパートナ−(たとえは抗ブロモデオキシウリジン抗体 )のためのリガンドとして作用するブロモデオキシウリジン等の合成塩基類似体 を含んでいてもよい。
Fig 7゜ Figlo。
F工gure 12 Figure14 Figure 16 Cys n* Thr Asp Ser Lau Ala Val Val L au Gin Arg Arg Asp Trp Glu ■奄■氏@Pro  Gly VJLI Thr Gln Izu Jsn Arg Leu Ala Ala  His Pro E’ro Phe Ala Ser ’■吹@Arg fi sn Ser Figure 17 ug FCRfragmanc U8 PCFL フ5>ンント Figure 18 ug POfragmen仁 LIJ tcRyう2ンント 国際調査報告 。、72、。。?/I’Nウウ。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、 ES、FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、  MG、 MN、 MW、 NL、 NO,PL、RO、RU、 SD、SE、  US (72)発明者 デルナツト、サビーネ・ヨーランド・ジョセフ イギリス、オー・エックス・95・ティー・ニス オックスフォードシャー、ル ーフノール、ヒル・ロード、ホーム・ファーム(番地なし)

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.サンプル中の興味の核酸配列の存在を決定するためのホモジニアス検定法で あって、溶液中に、サンプルと、興味の配列の少なくとも1つに実質的に相補的 または相同でかつ酵素もしくは酵素の活性に影響を与える能力がある物質と結合 または結合する能力がある第1の核酸プローブと、第1のプローブに結合する能 力があるかまたは興味の配列の少なくとも1部に結合する能力があってかつリガ ンド部位を含む第2のプローブと、前記リガンド部位に結合する能力のある結合 パートナーとを混合するステップを含み、その配合は、第1および第2のプロー ブが近接して結合される場合に酵素の挙動に対する結合パートナーの効果が変更 されるものであり、かつ前記酵素の動きをモニタするステップを含む、方法。
  2. 2.第2のプローブが核酸である、請求項1に記載の方法。
  3. 3.第1のプローブが興味の配列に実質的に相同でありかつ第2のプローブが興 味の配列に実質的に棺桶的である、請求項2に記載の方法。
  4. 4.第1および第2のプローブが双方ともに興味の配列に対し実質的に相補的で ありかつ双方ともに興味の配列に近接して結合する能力がある、請求項2に記載 の方法。
  5. 5.第2のプローブが検定における結合パートナーの機能を果たす、請求項1に 記載の方法。
  6. 6.第1のプローブが興味の配列に実質的に相補的でありかつ第2のプローブが 第1のプローブに対抗する抗体である、請求項5に記載の方法。
  7. 7.第1のプローブが合成塩基類似体を含み、かつ第2のプローブが前記合成塩 基類似体に対抗する抗体である、請求項6に記載の方法。
  8. 8.前記合成塩基類似体がブロモデオキシウリジンを含む、請求項7に記載の方 法。
  9. 9.第1および第2のプローブは、第1および第2のプローブが近接する場合に 形成される結合部位の2つのそれぞれの部分を含む、請求項2に記載の方法。
  10. 10.第1のプローブが抗体VHまたはVL領域を含みかつ第2のプローブが相 補の抗体VLまたはVH領域を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 11.第1のプローブが酵素、酵素フラグメント、酵素阻害因子、酵素アクチベ ータまたは酵素補助因子と結合する、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  12. 12.第1のプローブがベーターガラクトシダーゼまたはRNアーゼSと結合す る、請求項11に記載の方法。
  13. 13.第1のプローブがベータガラクトシダーゼのM15変異体フラグメントと 結合する、請求項12に記載の方法。
  14. 14.第1のプローブが図16に示されるアミノ酸配列を含むベータガラクトシ ダーゼのフラグメントまたはその機能的等価物と結合する、請求項12に記載の 方法。
  15. 15.第1のプローブがビオチン依存酵素と結合する能力がある、請求項1に記 載の方法。
  16. 16.第1のプローブがアビジンと結合する請求項1に記載の方法。
  17. 17.第1のプローブがビルビン酸デカルボキシラーゼと結合する能力がある、 請求項15または16に記載の方法。
  18. 18.第1のプローブがグルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼと結合する、 請求項11に記載の方法。
  19. 19.興味の配列が10ヌクレオチド長より長い核酸を含む先行する請求項のい ずれかに記載の方法。
  20. 20.興味の配列が10000ヌクレオチド長より短い核酸を含む請求項19に 記載の方法。
  21. 21.酵素の挙動が定量的にモニタされる、先行の請求項のいずれかに記載の方 法。
  22. 22.サンプル中の興味の核酸配列の存在を決定するためのホモジニアス検定法 であって、溶液中に、サンプルと、興味の配列の少なくとも一部に実質的に相補 的または相同な第1の核酸プローブと、酵素またはその一部とを混合するステッ プを含み、その配合は、酵素の挙動が興味の配列の有無によって検出可能な形で 影響されるようなものであり、かつ前記酵素の挙動をモニタするステップを含む 、方法。
  23. 23.酵素、酵素フラグメント、酵素阻害因子、酵素アクチベータまたは酵素補 助因子に結合する核酸を含む組成物。
  24. 24.結合対の一部に結合する核酸を含み、それにより結合対の他の部分が結合 部位の形成を生じさせる、組成物。
  25. 25.結合対の2つの部分が抗体VH領域と抗体VL領域とを含む、請求項24 に記載の組成物。
  26. 26.第1の核酸プローブと、第2のプローブと、酵素基質および結合パートナ ーとを含む、請求項1に記載の方法を行うためのキット。
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