JPH06508451A - 高速スイッチングを保ちつつ高コントラスト及び高輝度値を達成するアドレッシング方式を備えた液晶表示装置 - Google Patents
高速スイッチングを保ちつつ高コントラスト及び高輝度値を達成するアドレッシング方式を備えた液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
高速スイッチングを保ちつつ高コントラスト及び高輝度値を達成するアドレッシ
ング方式を備えた液晶表示装置技術分野
本発明は、所定の間隔に保たれかつそれらの表面が互いに対向している2つの支
持板の間にある液晶材料と、一方の表面に配置されたN本のライン電極のパター
ンと、他方の表面に配置されたカラム電極のパターンとを有し、該ライン電極は
カラム電極と交差し、その交点が表示素子のマトリックスを形成している表示装
置に関するものである。この装置は、カラム電極へのデータ信号を供給するため
の制御回路を備えると共に、更にライン電極の周期的走査と適当なライン選択電
圧信号の供給を行うためのライン走査回路を備えている。
背景技術
かかる表示装置は知られているものであり、また通常いわゆるRMSモードによ
る多重アトレンジングの方式により動作するものである。
(液晶材料のいわゆるRMS作用に基づく)アドレッシングの方法は、特に、A
ft and Pleshko in ■、E、E、E Trans、 El、
[lev、 DE 2L1974、146−155頁、Nehring an
d Kmetz in 1.E、E、E Trans、 El。
Dev、 ED 26.1979.795−802頁、及び、Kawaka+g
i et al、 in SrローIEEE Record of Bienn
ial Display Conference、 1976、50−52頁に
記述されている。このアドレッシングの方法は、上述のような画素マトリックス
として構成され、(例えば、薄膜トランジスター〇ような)ピクセルごとに1つ
の動的電気スイッチを使用するようなものでない液晶表示装置におけるアドレッ
シングの一般的な方法とされている。
このアドレッシングの方法を使用すると、それらのピクセルは、大きさ■、のラ
イン選択パルスを使用して周期的にライン電極を走査するライン走査回路によっ
て、またカラム電極にデータ信号を供給するための制御回路によって、第一の状
態から光学的に異なる第二の状態に切り替えられる。ここで、当該制御回路は、
ライン電極が走査されている間中、該表示素子に現れる、その光学的状態が、当
該素子に加わる、いわゆるルートミーンスクエアー(RMS)(Root Me
an 5quare) ii電圧値より決定される様に、カラム電極に、大きさ
士■4のデータ電圧を与える。
選択されていない表示素子に対するRMS電圧値Vt、すなわちオン状態にある
表示素子に対するRMS電圧値は次式で与えられる。
Vt”=(V、+Va)”/N+CN−1>*Va”/N (1)選択されてい
ない表示素子に対するRMS電圧値■1、すなわちオフ状態にある表示素子に対
するRMS11圧値は次式で与えられる。
VI”=(V、−Vd)”/N+(N−1)*Va”/N (2)図2は、線図
により、かかる表示装置に備わる画素の送信電圧特性を示す図である。
Alt & Pleshkoはある関係を導いており、その関係は、比率5−V
z/v+(ときに送信電圧特性曲線のしきい値傾斜と呼ばれる)という与えられ
た値について、所定のコントラスト値を保ちつつこの方法によりアドレッシング
出来る最大ライン数N□8を示している。
そして、その方法に於いては、最大ライン数N m m Xが得られるようにラ
イン選択パルスの電圧■、及びデータ電圧上■4が選ばれなければならない。こ
れらの関係は以下に示すようになる。
N、、、= ((S”+1)/S”−1) (3)(V、/v4)”=N、、、
(4)
■、”−■、”* (o、5/ (1−Q)) (5)ここで、 Q ! =
N□l1−1である。
式(2)及び(3)に基づいてライン選択電圧V、及びデータ電圧■6が選択さ
れた場合、N、□ラインを使用するとして、選択された1つのビクセルに対して
得られるRMS電圧は■8に等しくなり、選択されていないピクセルに対して得
られるRMS電圧は■1に等しくなる。
さらに大きな多重化率、言い換えればさらにN * m xの値が高い場合には
、送信電圧特性曲線の傾斜がさらに急峻となる事が要求される。
即ち、S=V、/V、の値が1.0に近づくことが要求される。
最近知られている(また既に使用されている)いわゆる“スーパーツィステッド
(SUPER−TWISTED )”液晶効果の手段によれば、この効果に基づ
く送信電圧特性曲線のしきい値傾斜Sは限界値1.0に極めて近い値となること
から、Nll1lxを極めて高い値とすることができる0図1は、線図により、
N、□本の選択ライン(ライン電極)2を有するマトリックス配列表示装置1の
一部を示す図であり、主に前述のRMS多重アドレッシング方法の機能について
描かれている。
表示すべき情報はデータライン(カラム電極)3に供給される。
選択ライン2とデータライン3の交差する点の位置には表示素子4がある。デー
タライン3に供給される情報に基づき、表示素子4はオン状態になるかもしくは
オフ状態となる。
ライン選択電圧v、(これは式(4)及び(5)に基づき選択される)によるラ
インもしくはロー電極の選択に同期してイメージ情報(データ電圧±Vt)がカ
ラム電極を介して与えられる。そして、時刻t1の開始時点から時間り、が終わ
る迄の間(ときにラインタイムと呼ばれる)、ライン2mが選択され、そのとき
データライン33゜3’、3c上の現れる情報(すなわち±Va)と共に、ピク
セル4 am。
4 bb、4 ccの光学的状態を決定する。
ライン2aが選択されているこの時間1.の間、ライン電極2b。
2゛等に対応する他のすべてのビクセルは電圧±V4の状態にある。
時刻L2から(ここで、tz t+=t+)時間t1の間ライン2bが選択され
る。そのときデータライン3上の現れる情報(すなわち±Va)が、ビクセル4
ha、4 bb、4 beの光学的状態を決定する。
前記ラインタイムt1の後、次のラインが選択される。このようにしてすべての
画情報が1ラインごとに書がれる。マトリックスの最後のラインが選択された後
、そのすべてのサイクルが繰り返される(いわゆる゛反復走査手順(REPEA
TED 5CAN PROCEDIIRE )″)。
信号書込みサイクルの期間はフレームタイムt、と呼ばれる。1.=N*t、、
ここでNは、こうして連続的に走査されるラインの数を表す。
このRMSアドレッシング方法の重要な点は、光学的効果の立ち上がり時間及び
立ち下がり時間(言い換えれば、それぞれ°オン′もしくは゛オフ“に遷移する
ための切替時間)はどちらもフレームタイムよりも非常に大きくなっている点で
ある。
これらの条件環境のもとでは、表示素子は、いくつかのアドレッシングパルス(
もしくは選択パルス)の積算効果に応答する。これらの条件のもとでは、式日)
及び(2)により与えられる“オン”及び°オフ′の電圧vI及び■2の値と同
じRMS電圧値を有する正弦波、矩形波等によりアドレッシングされたかのよう
に、液晶表示素子は、とりわけ同様に反応する。
すでに論じたように、選択ラインの最大数N、□は、比率Vz/V+(しきい値
傾斜)の値に関係する。
多重化率が増すに従って、上述のRMS多重アドレッシング方法の使用の際には
、より高い電圧が必要とされる。
ライン選択電圧■、は、とりわけ高くなる(このアドレッシング方式におけるデ
ータもしくはカラム電圧v4は、光学的効果のしきい値電圧よりも常に低い値が
選ばれるべきである。)。
高い選択電圧は、もはやRMS電圧値(フレームタイム中のRMS電圧の平均値
)に反応することのない液晶効果を引き起こすこととなるが、ライン選択時間内
に当該素子に検知された“瞬時°電圧値により決定される光学的反応がビクセル
に見られることとなる。
図3は、線図により、 ′オン”状態にある表示素子の1フレームタイム中の送
信特性を示す図である。
当該素子が大きさV、+V、の電圧を検知するラインタイム1.間で“オン“状
態は、既に到達しているするが、それは、十分高い電圧における′オン′切替え
時間は前記ラインタイムより小さいかもしくは等しくなることによる。ラインタ
イムt1の後の選択の後、当該ビクセルは、しきい値電圧よりも小さな電圧上■
4を検知するのみである。このことは、当富亥ピクセルは、残りのフレームタイ
ムの間に°オフ゛状態に復帰することを意味している。図3においては、簡略化
のために、前記立ち下がり時間(言い換えれば、°オフ゛への切替え時間)はフ
レームタイムと同じ大きさと仮定して描かれている。
この特徴的ないわゆる“′非−RMS”送信特性は、とりわけスーパーツィステ
ッド液晶構成を有する液晶表示装置、特にごく薄い液晶層の構成を有する表示装
置の場合に見受けられる。
液晶効果の切り換え時間は、該層の厚さに強く依存する事が知られている。
この層の厚さが小さければ、切り換え時間を減少することとなる。
特に、0kada et al、 in 510 Digest of tec
hnical Papersχχ11゜1991、430−433頁参照。
図3に見られるこの概説された送信特性(しばしば“フレームレスポンス(FR
AME RESPONSE)″と称される)は、本来のRMS方式において生ず
る液晶効果と比較して明るさとコントラストの低下を引き起こす。
発明の開示
本発明の目的は、所定の高多重化率及び所定の薄い液晶層の構成(これは高速ス
イッチングの実現に重要)を有し且つ、既述の“フレームレスポンス”特性は減
ぜられるか、もしくは除去される事によって、特に、光学的効果が本来のRMS
特性を呈するとした場合に現れうるコントラストの値及び明るさの値を達成もし
くはそれに近い値を達成するような方法に於いて、高速スイッチングを維持しつ
つ、コントラスト及び明るさが改善される表示装置を提供することにある。
係る目的を達成する為に、本発明における前記表示装置に於いては、フレームタ
イムごとのすべてのラインについての単一の大きな選択パルスを、規則的な方法
でフレームタイム中に分配される複数のより小さなパルスに置き換える、という
アドレッシング方式が採用されていることが特徴である。
本発明は、フレームタイムの間に同時に複数のラインが選択されるならば、ライ
ンごとの単一の大きな選択パルスの代わりにフレームタイム内に複数のより小さ
なパルスを使用することが可能ではないかという洞察に基づいている。
選択電圧及びデータ波信号の電圧波形が適当に選択されるならば、マトリックス
の走査の間に複数のラインを同時選択(多重化)しても、アドレッシングされる
べきラインの最大数を減少させるものでは無い。
傾斜V t/ V +を有する与えられた送信電圧特性曲線について、N1.8
がRMS特性について導かれた式(3)に基づき再度決定される。
フレームタイム内における複数のラインの同時選択は、一般の8MSアドレッシ
ングの場合と比較して振幅の小さな選択信号を生じさせるばかりなく、同時に、
その関連した選択周期を有する選択信号を、対応して短くされたパルス間隔を有
する複数の分割選択パルスに分割できる可能性を提供している。
図面の簡単な説明
図1は、マトリックス配列の表示装置の一部を示す図である。
図2は、当該表示装置における画素の送信電圧特性を示す図である。
図3は、当該表示装置の1フレームタイム中の送信特性を示す図である。
図4a及び4bは、本発明の一実施例を示す図である。
図5a乃至5Cは、フレームタイムの中間の時点から始まる後半の選択時間長t
a / 2についての波形を示す図である。
図6a及び6bは、本発明の他の実施例を示す図である。
図7は、図6a及び6bに示す要素11から22についての選択時間tb間のラ
イン選択信号及びデータ信号の最終的な電圧を示す図である。
図8a及び8bは、フレームタイムにおける選択時間長t b/4とその関連電
圧の関係を示す図である。
図9は、全選択時間tcよりも短い選択周期を定義するために使用されるライン
選択信号を示す図である。
発明の実施のための最良の形態
以下、いくつかの実施例を参照して本発明を更に詳細に説明する。
最初の実施例(図4a及び4b)においては、フレーム走査の間に2木のライン
の同時選択があるものと仮定している。
簡略化のため、マトリックスのライン数Nを“2′の倍数とする。
選択時間を、アドレッシングタイムt、とじて定義する。図4aは、 ゛オン°
及び°オフ′というような表示により同図において表現しであるような情報を書
き込むために使用されるべきライン信号及びデータ信号の電圧波形を示す図であ
る。
アドレッシングタイムt1の後、図4aに図示のように、次の2本のラインが選
択され、更にカラム制御回路をもって、適当なデータ電圧が当該情報に従いカラ
ムに供給され、そして書き込まれる。
この例におけるフレームタイムt、は、t t= (N/ 2 ) * t a
によりめられる。
同時に選択されたその2本のラインのライン選択電圧信号は相互に直交する関係
にある。
図4aにおいては、簡略化のため、2本の隣接したラインが選択されると仮定す
る。しかしながら、このアトレンジング方法を用いればNラインマトリックスに
おける任意の2本のラインが同時に選択可能であることから、隣接したラインが
選択されることは必須事項ではない。明らかに、各ラインは、各フレームタイム
におけるアドレッシングタイムも、の間にのみ常に選択されうる。
前述した一般の多重アドレッシングと全く同様に、ここでもパ反復走査”が行わ
れる。
同時に選択される2本のラインに対するライン選択電圧信号の振幅は±Aに等し
い。
同時に選択される2本のラインについて示された当該電圧波形の代わりに、更に
高い周波数の電圧波形を採用することも可能である。
その場合、データ電圧信号はそれに応じて適合されるべきであり、図4aに示さ
れたものとは異なってくる。
所望の情報を書き込むためにアドレッシングタイムt、の間カラムに供給される
データ電圧の振幅は、図4aに示すように、アドレッシングタイムの前半は±D
に等しく、アドレッシングタイムの後半は0に等しい。データ電圧信号の実際の
形状は、表示されるべき情報(すなわち、ピクセルが“オン゛又は°オフ′)に
より決定される。
図4aは4つのデータ電圧信号を示しており、それらの信号により、選択された
ライン上に発生する当該ピクセルについてのあらゆる情報内容が図示されたライ
ン選択電圧波形を使用することにより有効となる。すなわち、組合せ′オフ゛/
゛オフ” (カラム1)。
゛オフ゛/゛オン° (カラム2)、 “オン゛/゛オフブ (カラム3)。
“オン゛/“オン゛ (カラム4)である。
図4aに示されたマトリックスにおけるピクセル1.2,5.7は°オフ′の状
態にあることとなり、ピクセル3,4,6.Bは“オン°の状態にあることとな
る。
直流成分を排除するため、例えば、(一般のAlt & Pleshkoによる
多重アドレッシングと同様に)各フレームタイムの後のライン選択電圧及びデー
タ電圧の極性を変えることも可能である。
簡略化のため、そのような極性の変更は図4aには示していない。
図4bは、アドレッシングタイムt、の間の図4aのビクセル1から8について
得られる電圧を示している。その電圧は電圧差Vt1m*V cota□として
導かれる。
図4bは、 ゛オフ“状態にあるピクセル1,2,5.7のアドレノソングタイ
ムも、中のRMS電圧値はそれぞれが等しいことを示している。
同様に、 ゛オン゛状態にある要素のRMS電圧値もt、の間それぞれ等しい。
図4aに基づけば、マトリックスにおけるいずれの゛オン“状態の素子及び゛オ
ン゛状態の素子もフレームタイムの残りの時間(すなわち、1.−1.の間)は
同じRMS電圧値を有しているこということが確認できる。
RMS電圧値■。7をめるべく次式が導ける。
■。、’= (t、* (A”/2+ (A+D)’/2)+ t、* (N/
2−1 ) * D”/2 )/ (t、*N/2) (6)
“オフ“状態の素子のRMS電圧値V o f fは、次式で与えられる。
’l/。、、z= (ta* (A”/2+ (A−D)”/2)+t、* (
N/2−1)*D”/2)ここで、゛ラグランフ1乗数”の技術を利用すると、
V o nの最大値を、■。7.がしきい値電圧■1に等しいという条件のもと
で電圧A及びDの関数として決定することができる。
したがって、次式が導かれる。
(A/D)”=N/4 (8)
D”=V、”*2* (0,5/ (1−Q)) (9)ここで、Q t =
N −1
ここで、等式(8)及び(9)を弐(6)及び(7)に代入すると、比v。R/
Voffをめる次式が導かれる。
(V、、/V、tr)”=(Q−’+1)/[Q−’−1) (10)V o
f f −V I及び傾斜の定義S−V、/V、により、式(10)は事実上、
多重化されるラインの数(この実施例においてはN)と送信電圧特性曲線の傾斜
との関係を示している式(3)と同一であると導かれる。
式(8)及び(9)を式(4)及び(5)と比較すると、2本のラインの同時選
択の場合におけるデータ信号の振幅りは、(マトリックスに於ける同一のライン
数Nに対して)一般のAlt & Pleshk。
RMS多重アドレッシングに従って要求されるデータ電圧V4よりも21″とい
うファクターだけ大きいということが導ける。
2本のラインの同時選択の場合におけるライン選択電圧の振幅Aは、(同一のラ
イン数Nであるマトリックスについて)標準Alt &Pleshko RM
S多重アドレッシングに従って要求される選択電圧vsよりも21″というファ
クターだけ、小さい。以上のすべてのことは、2本のラインの同時選択について
の上述のアドレッシング方式の場合における“オン゛状態の素子の最大電圧振幅
(A+D)は、一般のAlt & Pleshko方式に基づくアドレッシング
の場合における同一の素子についての最大電圧振幅(V、十V、)よりもがなり
小さいということを意味している。
再び図4aのライン選択信号及びデータ信号の電圧波形について考察してみる。
全アドレッシングタイムt1は、事実上、ライン選択信号及びデータ信号につい
ての関連した特性電圧値を伴う2つの等しい時間長t8/2から成っている。
(式(8)及び(9)に基づき)voイ及び■。11について所望のRMS電圧
値を得るために、図4aの電圧波形に示されているように関連した電圧を伴う選
択時間長し、/2が直接的に連続して現れる必要はない。
第2の選択時間長り、/2は、例えば、フレームタイムが半分過ぎた時点から丁
度始まるように設定することもできる。このことは図5にlOラインのマトリッ
クスのものを用いて示されている。簡略化のために、lフレームタイムに於いて
、マトリックスを走査している間のlOラインのライン選択電圧信号のみ示され
ている。そこに示されている状態は2本の隣接したラインが選択される場合のも
のである。既に先に説明したようにこのことは必要不可欠のことではない。図5
aは、分割されないアドレッシングタイムt、を有する走査周期を示す図である
。図5bにおいては、ライン選択時間も、は2つの時間長も、/2に分割されて
おり、全アドレッシングタイムL、の後半はフレームタイムの中間に位置する点
から丁度始まる。図50は、比較のために、単一ラインの選択についての一般の
RMS多重方法に基づくアドレッシング方式を示す図である。
図5bに描かれている走査方式については、カラムに対して適当なデータ電圧を
与えることができるようにデータ信号のための制御回路を適合させることが必要
であるということは明らかである。
図5bに基づく走査方式の原理は、明らかに、例示されている10ラインマトリ
ツクスのみならずライン数Nの各マトリックスについても適用できる。Nが2の
倍数ではない場合、この原理に基づくマトリックスアトレンジングは、いわゆる
′ダミー゛もしくは仮想ラインを導入することにより実現することができる。
図5bに描かれているアトレンジング方式は、一般のAll &Pleshko
多重アドレッシングにおける単一選択パルスを、より小さな振幅を有しかつフレ
ームタイムについて均等に分配される時点に好適に発生する2つの分離した選択
パルスに置き換えると得られるようなアドレッシング方式に結果としてなる。既
に論じたように、このアドレッシング方式において(選択中)ピクセルにかかる
電圧の最大振幅は、一般のAIL & Pleshkoアドレッシングの場合よ
りも小さい。
Alt & Pleshkoアトレンジングにおける単一選択パルスよりも低い
振幅を有する複数の選択パルスが発生するということと選択の間ピクセルにかか
る最大電圧がAlt & Pleshkoアドレッシング方式における対応する
電圧よりも小さいという事実の双方は、“′フレームレスポンス”を減じもしく
は除去するのに有効である。
2本のラインを同時選択するように構成され全アドレッシングタイムL3を2つ
の分離した選択時間長し、/2に分割するという図5bに概略を示した上述のア
ドレッシング方式でも“フレームレスポンス”を減しもしくは除去するのに十分
でないのであれば、2以上のライン、例えば4,6.8ライン等を同時に選択す
るというアトレンジング方式を採用することも可能である。
しかしながら、偶数本のラインを同時に選択する必要はない。
本発明の次の実施例(図6a及び6b)において、フレーム走査の間に4木のラ
インが同時に選択されるとすればNラインマトリックスにおけるアドレッシング
がどのように成されるかが描かれている。
簡略化にため、マトリックスのライン数Nを“4°の倍数とする。
しかしながら、これは(前述の2本のラインが同時に選択されるアドレッシング
の場合と同様)必要不可欠のことではない。
ここで、選択時間はアドレッシングタイムも、として定義される。
図68は、この図に示されであるような情報を書き込むために使用されるべきラ
イン信号の電圧波形を示している。簡略化にため、図6aは、関連する情報内容
を有するピクセル11から22までを伴う3つのカラムi、j、にのみを示して
おり、これらのピクセル11から22は、カラムi、j、にと同時に選択される
べき4本のラインのうち図示した最初の組との交点に対応している。必要とされ
るデータ信号を記述するため、カラムiに属するピクセル11,12.13.1
4をそれぞれ°オフ゛、 °オフ′、′オン゛、 “オフ′とする。また、カラ
ムjに属するピクセル15,16,17.18をそれぞれ°オン′、 “オフ゛
、 °オフ゛、 ゛オン′とする。更に、カラムkに属するピクセル19,20
,21.22をそれぞれ″オン”、 ゛オン′、゛オフブ、 °オン” とする
。
アトレンジングタイムt、の後、次の4本のラインが選択される。
この例ではフレームタイムtrは、tr= (N/4)* tbで与えられる。
同時に選択される4本のラインについてのライン選択電圧信号は相互に直交する
関係にある。ここで、同時に選択される4本のラインのうちの1本の選択信号は
アドレッシングタイムt、と比較して半周期のものとなっている。図6aにおい
て、これは同時に選択されるラインの組のうちの最初の(最上の)ラインとなっ
ている。しかしながら、この特定のラインがこのようなライン選択電圧波形を有
していることは必要不可欠のことではない。
図6aにおいては、簡略化のため、隣接する4本のラインの選択が成されるもの
とされている。しかしながら、このアトレンジング方法を使用すればNラインマ
トリックスの4本のラインのいがなる組も同時に選択しうるので、隣接する4本
が選択されることは必要事項ではない。一方、明らかに、各フレームタイムにつ
いてアドレノソングタイムt、の間のみ常に各ラインは選択される。このように
して″反復走査”が行われる。
同時に選択される4本のラインに対するライン選択電圧信号の振幅は±Bに等し
い。直流電圧成分を排除するため、例えば、各フレームタイムの後のライン選択
電圧及びデータ信号の極性を共に変えることも可能である。簡略化のため、その
ような極性の変更は図6aには示していない。
同時に選択される4本のラインについて示された当該電圧波形の代わりに、更に
高い周波数の電圧波形を採用することも可能である。
その場合、データ波形信号はそれに応じて適合されるべきであり、図6bに示さ
れたものとは異なってくる。
図6bは、図6aに描かれた情報を書き込むためにデータ信号は如何に決定する
ことができるかを示している。
ここでは先ずカラムiに属するピクセル11,12,13.14について考える
。そこで、ピクセル11は゛オフ“状態にあるとする。そうするため、選択の間
ピクセル11に与えられるデータ信号は、対応する選択されたラインに係るライ
ン選択信号と同位相であるデータ電圧信号である必要がある。この信号は図6b
のカラムiと見出しが付けられている欄に描かれている。この信号の振幅X(及
びライン選択信号の振幅)は、“オン”状態にある素子についてのRMS電圧値
は可能な限り大きくなければならないのに対して′オフ″状態にある素子につい
てのRMS電圧値は決められた電圧になければならないという必要性に基づき決
定される。次に、ピクセル12も“オフ゛状態にあるとする。上述の態様と同様
に、選択の間ピクセル12に与えられるデータ電圧信号は、対応するラインに係
るライン選択信号と同位相である必要がある。この信号も図6bのカラムiと見
出しが付けられている欄に描かれている。この信号の振幅はピクセル11につい
ての上記データ信号の振幅と等しい。
ピクセル13は゛オン”状態にあるとする。したがって、対応するラインに係る
ライン選択信号と逆位相であるデータ信号が、選択の間ビクセル13に与えられ
る必要がある。ピクセル13に対するこのデータ信号も前述のピクセル11及び
12に対する2つのデータ信号と同じ振幅を有しており、それもカラムiと見出
しが付けられている欄に描かれている。選択の間のピクセル14に対するデータ
信号は、当該カラムiの他のピクセルについて展開された考え方と同様の考え方
に基づき導くことができる。前記4つのデータ信号を加え合わせると、図6bの
カラムiと見出しが付けられている欄に描かれているデータ信号が生成される。
要素11.12,13゜14が属する4木のラインが選択されている間、この信
号がカラムiに与えられる。全く同様の方法で、ピクセル15.16,17゜1
8についての必要な情報内容を生成するためにカラムjに与えられるべきデータ
信号が決定されうる。図6bにおいて、当該各素子を選択している間の電圧波形
と選択の間カラムj (カラムjと見出しが付けられた欄参照)に与えられる全
電圧(信号j)とよって、これらのすべての態様を図示する。図解のためカラム
にと見出しが付けられた欄は、各データ電圧信号とカラムkに与えられる全電圧
である信号kを示している。
4本のラインが同時に選択されるとすれば、5つのレベルが識別しうるデータ信
号、すなわち±E/2,0が与えられるべきである。
選択の間カラム1に与えられるデータ信号におけるこれらのレベルの組合せは、
当該カラム1内の要素の画像情報内容により決定される。
図7は、図6aに示されているライン選択信号と図6bに示されているデータ信
号(信号i、信号j、信号k)とを利用することにより最終的に得られる、選択
時間り、の間の図6aの要素11から22についての電圧を示している。 °オ
フ″状態にある素子11゜12.16.17,21.14についての選択時間t
、の間のRMS電圧値はそれぞれ互いに等しい。また、 ゛オン”状態にある素
子15.19.20,13.18.22についての選択時間t、の間のRMST
l圧値はそれぞれ互いに等しい。選択の後のフレームタイムt、の残りの時間、
すなわち時間Lt tbの間中、各′オフ″状態にある素子のRMS電圧値は各
″オン°状態にある素子(即ちピクセル)のRMS電圧値に等しい。
°オン′状態にある素子のRMS電圧値V 6nについて次式を導くことができ
る。
V、、”= (t、* (B”+B*E/2+E’/4)+ (N/4−1)*
tb*E”/41 / (N* tb/4)゛オフ″状態にある素子のRMS
電圧値■。2.は次式により与えられる。
’Jotr”= (tb* (B” B*E/2+E”/4)+ (N/4−1
)* tb*E”/4)/ (N* tb/4)V o f f ”” V I
という条件のもとで、与えられたNについてV。9をB及びEの関数として最大
にすることができる。
最大値は以下により得られる。
(B/E)”=N/16 (13)
E”=4 *v+ffi*(0,5/ (I Q)) (14)ここで、Qt七
N −1
比率■。、;/V。ffについて次式が得られる。
(V、、/V、tt)2=(Q−’+11/(Q−’−1] (15)■。ff
=VI及び傾斜の定義S=V、/V、をもってすれば、式(15)は事実上、多
重化されるラインの数(この実施例においてはN)と送信電圧特性曲線の傾斜と
の関係を示している式(3)と同一であると導かれる。
式(13)及び(14)を式(4)及び(5)と比較すると、4本のラインの同
時選択の場合におけるデータ信号の振幅Eは、(同一のライン数Nであるマトリ
ックスについて)一般の^It & Pleshk。
多重アドレッシングに基づいて得られるデータ電圧vdよりも、ファクターの2
だけ、大きいということが導ける。4本のラインの同時選択の場合におけるライ
ン選択電圧の振幅Bは、(同一のライン数Nであるマトリックスについて)標準
Alt & Pleshko RMS多重アドレッシングに基づいて得られる選
択電圧■、よりもファクターの2だけ、小さい。
再び図6aのライン選択信号の電圧波形と図6bのデータ信号の電圧波形につい
て考察してみる。
全アトレンジングタイムL、は、ライン選択信号及びデータ信号についての関連
した特性電圧値を有する4つの等しい時間長tb/4から成っている。(弐(1
1)及び(14)に基づき)■。1及び■。rfについて所望のRMSit圧値
を得るために、図6a及び図6bの電圧波形に示されているように関連した電圧
を伴う選択時間長t、/4が直接的に連続して現れる必要はない。選択時間長り
、/4及びその関連した電圧はフレームタイム中に分配することができる。
このことは12ラインのマトリックスでもって図8に図示されている。簡略化の
ために、■フレームタイムかけてマトリックスを走査している間の12ラインの
ライン選択電圧信号のみ示されている。
そこに示されているものは4本の隣接したラインが同時に選択される場合のもの
である。既に先に説明したようにこのことは必要不可欠のことではない。図8a
は、分割されないライン選択時間も、を有する走査周期を示す図である。図8b
においては、ライン選択時間長も、は4つの時間長り、/4に分割されており、
それらはフレームタイム全体に均等に分配されている。もちろん他の分配方法も
可能である。例えば、互いにり、/2に等しい2つの選択時間長をフレームタイ
ムに均等に分配するが如くである。
図8bに描かれている走査方式(既に示している全ライン選択時間Lbのフレー
ムタイムへの他の分配方法についても同様)については、カラムに対して適当な
データ電圧を与えることができるようにデータ信号のための制御回路を適合させ
ることが必要である。図5bに基づく走査方式の原理は、4本のラインの同時選
択であってフレームタイム中に分配される(関連する電圧を伴う)より短い選択
時間長に全選択時間が分配されるような場合、明らかに、示されている12ライ
ンマトリツクスのみならずライン数Nの各マトリックスについても適用できる。
Nが4の倍数ではない場合、4本のラインの同時選択によるマトリックスアドレ
ッシングは、いわゆる゛ダミー°もしくは仮想ラインを導入することにより実現
することができる。図8bに描かれているアドレッシング方式は、−aのAIL
& Pleshko多重アトレンジングにおける単一選択パルスを、より小さ
な振幅を有しかつフレームタイムについて均等に分配される時点に好適に発生す
る4つの分離した選択パルスに置き換えると得られるようなアドレッシング方式
に結果としてなる。このアドレッシング方式において(選択中)ビクセルにかか
る電圧の最大振幅は、一般のALL & Pleshkoアドレッシングの場合
よりも小さい。4本のラインの同時アドレッシングの場合、既に論じたように、
例えばフレームタイム中に均等もしくは均等でなく分配された等しい時間t。
/2を有する2つの分離した選択時間長を利用することも可能である。
4木のラインを同時選択するように構成され全アドレッシングタイムt、を4つ
の分離した等しい選択時間長に分割するという図8bに概略を示した上述のアド
レッシング方式でも゛°フレームレスポンス”を減しもしくは除去するのに十分
でないのであれば、既に図説した2本もしくは4木のラインを同時選択するアド
レッシング方式と同様な方法で、4本以上のラインを選択しかつ全選択時間もフ
レームタイム中に均等もしくは均等でなく分配された等しいもしくは等しくない
複数の選択時間長に分割するというアドレッシング方式を採用することができる
。4本及び2本のラインの同時選択の場合の的確なアトレンジング方式を遂行す
べく以上のように展開されたその手順の図説及び説明に基づけば、当該技術分野
において相当の知識を有する者であればいかなる者も、他の本数(2及び4以外
)の同時選択を実現するだめのライン選択信号及びデータ信号を導き出すことは
容易なことであろう。
必ずしも必要なことではないが、ここで更に本発明の実施例を示すこととし、8
本のラインを同時選択する場合に利用できるライン選択電圧信号を図9に示す。
図9に示す選択信号も直交する関係にあり、使用される電圧信号の1つはアドレ
ッシングタイム(選択時間)に等しい半周期の信号となっている。前記ライン選
択信号との組合せにおいて使用されるデータ信号は、4本のラインの同時選択に
係るマトリックスのアドレッシングの場合(特に図6b及び関連の文言参照)に
ついて説明した原則に基づき決定されうる。
図9におけるライン選択信号も、例えば大きさtc/eの8つの選択時間長の如
く、この図に示されている全選択時間tcよりも短い選択時間を定義するような
使用方法がある。前記8つの選択時間は、図8b及び図5bに図示した分配の方
法と同様に、例えばフレーム中に均等に分配することができる。
明らかに、ライン選択電圧の振幅及びデータ信号の最大振幅は、V off =
V lのとき ゛オン″状態にある素子及び′オン″状態にある素子の最終的
なRMS電圧値の比率、すなわち■。、/V。2.が最大になるように選択され
なければならない。
9本のラインが同時に選択されるとした場合、ライン選択信号の振幅Y。及びデ
ータ信号の最大振幅X0は、次式に基づいて選択されなければならない。
Yn=N””*X、、/n (16)
Y、==n””*V+* (0,5/ (I Q))”” (17)ここで、Q
Z = N −1である。
下の表は、いくつかのnの値に対して、前に与えられた実施例に示されている波
形を有するライン選択信号との組合せにおいて所望の画像情報内容をもたらしう
るデータ信号にいくつの電圧レベル及びいかなる電圧レベルが生しうるかを示し
たものである。
n−2: ±X2.0
n=3: ±X1. ±X、/3
n=4 二 ± Xl、 ± X、/4. 0n−5: ±X1. ±3*X、
15. ±χ、15n=6: ±X6. ±4*X、/6. ±2*X、/6.
0など
末′オン°状態にあるビクセル
・゛オフ′状態にあるピクセル
」〕
\j
n
匡
(0(○く
ζN
n
国際調査報告
Claims (11)
- 1.所定の空間に保たれかつそれらの表面が互いに対向している2つの支持板の 間にある液晶材料と、一方の表面に配置されたN本のライン電極のパターンと、 他方の表面に配置されたカラム電極のパターンとを有し、前記ライン電極は前記 カラム電極と交差し、それによりその交点の位置に表示素子が形成されると共に 、前記カラム電極にデータ信号を供給するための制御回路を有し、また前記ライ ン電極に対する周期的走査及びライン選択電圧信号の供給のためのライン走査回 路を有する表示装置において、前記ライン電極に対する前記周期的走査における フレームタイムの間、選択時間(アドレッシングタイム)taの間に複数のn本 のラインが選択され、taの間に与えられる前記ライン選択電圧信号は同時に選 択される当該ラインについてそれぞれ異なることを特徴とする表示装置。
- 2.前記ライン選択電圧信号の振幅は同時に選択される当該ラインについてそれ ぞれ等しいことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 3.同時に選択されるラインに係る前記ライン選択電圧信号は相互に直交する関 係にあることを特徴とする請求の範囲1及び2に記載の表示装置。
- 4.同時に選択されるn本のラインのそれぞれのグループについて、選択時間長 taは、フレームタイム中に分配されるいくつかの選択時間間隔に分割され、当 該分割においては、前記時間間隔の総和はtaに等しいと共に、前記N本のライ ンの走査の間はn本以上のラインは同時に選択されず、これらの時間間隔の間に 同時に選択されるべきラインのおのおのに与えられる選択電圧は、当該時間間隔 に対応する当該ラインに係る原ライン選択電圧信号の各部に等しいことを特徴と する請求の範囲1,2及び3に記載の表示装置。
- 5.マトリックスの走査の間に選択されるラインが2,4及び8本である付随の 実施例に示したように、アドレッシングタイムtaの間に偶数ne本のラインが 同時に選択され、与えられる前記ライン選択電圧信号の1つは選択時間teに等 しい半周期信号であることを特徴としており、teの間に残りのラインに同時に 与えられる他のライン選択電圧信号は可能な限り低い周波数を有する類似の電圧 信号であることを特徴とする請求の範囲1,2及び3に記載の表示装置。
- 6.選択時間teは、等しい時間長を有するいくつかの時間間隔に分割され、当 該分割においては、前記時間間隔の総和はtaに等しいと共に、前記時間間隔は フレームタイム中に分配され、前記N本のラインの走査の間はne本以上のライ ンは同時に選択されず、前記時間間隔の間に同時に選択されるべきラインのおの おのに与えられる選択電圧は、当該ラインに係る原ライン選択電圧信号の対応す る各部に等しいことを特徴とする請求の範囲1,2,3及び5に記載の表示装置 。
- 7.選択時間teは、大きさta/neのne個の等しい時間間隔に分割され、 同時に2,4及び8本のラインが選択される付随の実施例に示したように、フレ ームタイム中に均等に分配されることを特徴とする請求の範囲1,2,3,5及 び6に記載の表示装置。
- 8.フレームタイムごとに奇数no本のラインがアドレッシングタイムtoの間 に同時に選択され、選択時間toはいくつかの時間間隔に分割され、当該分割に おいては、前記時間間隔の総和はtoに等しいと共に、前記時間間隔はフレーム タイム中に分配され、前記N本のラインの走査の間はno本以上のラインは同時 に選択されないことを特徴とする請求の範囲1,2及び3に記載の表示装置。
- 9.データ信号は、4本のラインが同時に選択される付随の実施例について説明 された手順に基づいて決定され、最終的な電圧波形は、n本のラインが同時に選 択されるならばn+1の電圧レベルが識別可能であるような波形となることを特 徴とする請求の範囲1,2,3,5,6,7及び8に記載の表示装置。
- 10.n本のラインの同時選択の場合におけるライン選択電圧の振幅Ynは、Y n=N1/2*Xn/nで与えられ、Xnはデータ信号に発生する最大データ電 圧であって、Xn=n1/2*V1*{0.5/(1−N1/2)〕1/2で与 えられ、ここでV1は′オフ′状態にある表示素子のしきい値電圧もしくは有効 RMS電圧値に等しいことを特徴とする請求の範囲1,2,3,5,6,7,8 及び9に記載の表示装置。
- 11.マトリックスのライン数Nが同時に選択されるライン数nの倍数でない場 合、マトリックスはいくつかの仮想のもしくは′ダミー′のラインnvにより拡 張しつつ走査され、ここでNとnvの和がnの倍数であればよく、また請求の範 囲10に記述されているように必要とされるライン選択電圧及びデータ電圧の振 幅Yn及びXnを決定するにおいては、請求の範囲10に記載されている式に含 まれている値Nを値N+nvに置き換えるようにすることを特徴とする前記した 請求の範囲のいずれかに記載の表示装置。
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