JPH06508174A - 改良された保持性を有する義歯安定化組成物 - Google Patents

改良された保持性を有する義歯安定化組成物

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JPH06508174A JP5500910A JP50091093A JPH06508174A JP H06508174 A JPH06508174 A JP H06508174A JP 5500910 A JP5500910 A JP 5500910A JP 50091093 A JP50091093 A JP 50091093A JP H06508174 A JPH06508174 A JP H06508174A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された保持性を有する義歯安定化組成物技術分野 本発明は接着剤の改良、特に改良された義歯接着剤に関する。
発明の背景 通常の取外しできる義歯、歯科プレート等は適切なプレート又はベースに取り付 けられた歯からなる。義歯は喪失歯の代用品として機能し、口腔で通常みられる 歯の全部又は一部代替品として役立つ。義歯は通常巧みに製造されるが、普通そ れらは完全には合わない。更に、たとえいかに最初満足できたとしても、しばら くすると義歯の適合は自然収縮と歯肉、粘液組織等における変化のせいでぐらぐ らになり不完全になる。ぐらぐらになり不完全に適合した義歯は通常補正され、 義歯安定剤の使用で安定化される。義歯安定剤は義歯と歯肉又は組織との隙間を 満たすために用いられる。口腔内に義歯をいれる前に義歯安定剤が義歯プレート 表面に適用されるが、これは完全な適合のために歯肉及び粘液組織と均一に接触 されるべきである。義歯安定剤はその接着性のためだけではなく義歯と歯肉又は 組織との間でクッション又はガスケットを設けるためにも処方され、それにより 口腔内に義歯を確実に位置決めさせる。
満足できる義歯安定化組成物に関する要求及び特徴は多く、多数のファクターに より描写される。望ましくは、このような組成物の毎日1回の適用は義歯を隔絶 化してクッション化し、確実に位置決めする上で有効な手段として機能すべきで ある。組成物は高温及び多湿のような様々な気候条件下で貯蔵中に典型的な粉末 及びクリーム形でその特徴及び性質を留める;義歯表面に簡便容易に適用できる ;ユーザーにとり刺激的又は不快でない;安全及び無毒性である;不快な臭気又 は色を有しない;口に合わない味を有しない:場合により口内で通常みられる生 物の増殖を防止又は阻害する防腐及び殺菌性を示す;義歯の下又は近くに留まる 食品又は分泌物の腐敗防止又は悪臭分解用の剤として機能すべきである。安定化 物質は義歯と歯肉又は粘液組織との隙間を満たせるように水及び唾液を吸収して 膨潤できねばならない。安定剤は義歯プレート物質のひび割れを起こす等で義歯 を攻撃又は損傷すべきでない。加えて、安定剤は口腔でみられる細菌、カビ及び 酵素系に対して安定で、口内粘膜に無刺激であるpH,通常5〜8.5、好まし くは中性付近のpHを有するべきである。水の吸収により形成された安定環の機 械的強度は、それがゲル又はコロイドであろうと、正常使用下で義歯の位置を確 実に維持できるほど十分大きいが、義歯取外しを所望時に困難にしたりあるいは 取外し時に歯肉、組織又は義歯に損傷又は障害を与えるほど大きくてはならない 。
改良された義歯接着剤を開発するため長年にわたり著しい努力があった。合成及 び天然双方のポリマー及びゴムが単独で、組合せで及び様々な添加剤と共に用い られてきた。
1982年11月17日付で公開されたDhabhar及びSchmldtの欧 州特許第64.672号明細書は親水性ビヒクル中にカルボキシメチルセルロー ス(CMC)及びポリエチレンオキシドからなる接着性ポリマーフラクシ台ンを 含む親水性義歯接着剤に関する。
1984年7月31日付で出願されたA1.Desmarlsの欧州特許出願節 140.486号明細書は疎水性に改質された水溶性ポリマーを単独で又はCM Cのアルカリ金属塩と混合して含有する義歯接着組成物に関する。疎水性改質ヒ ドロキシアルキルセルロースと、エチレンオキシド及び長鎖エポキシアルカンの コポリマーとが組成物での使用に好ましい。
1981年7月28日付で発行されたDhabhar、Heyd及び5chsi dtの米国特許第4,280,936号明細書は鉱油ベース中に特定比率のCM C及びポリエチレンオキシドを含有した改良義歯接着剤に関する。
1984年10月2日付で発行されたDhabhar及び5chs1dtの米国 特許第4,474.902号明細書は親水性ビヒクル中にカラヤガムを含有した 改良義歯接着剤に関する。更に、低級アルキルビニルエーテル無水マレイン酸タ イプコポリマーの部分塩とCMC又はポリエチレンオキシドの混合物からなる接 着性ポリマーフラクションを含む改良義歯接着剤と、CMC及びポリエチレンオ キシドを含有する義歯接着剤に各々関するこれらの同発明者らに1985年4月 30日付で発行された米国特許第4,514.528号及び1985年5月21 日付で発行された米国特許第4.518,721号明細書参照。更に、あるポリ エチレングリコールを含む親水性ビヒクル中に唯一の接着成分としてポリエチレ ンオキシドを含有した改良義歯接着剤に関する1985年6月11日付で発行さ れたDhabhar及びSchmldtの米国特許第4゜522.956号明細 書参照。
他の義歯接着剤は1989年7月23日付発行の米国特許第4.530.942 号、1985年9月17日付発行の第4.542,168号、1986年2月1 1日付発行の第4,569.955号明細書で記載されている。
1985年7月16日付で発行されたH、G、PJleneckeの米国特許第 4,529,748号明細書は様々なセルロース誘導体、アクリレートポリマー 、メタクリレートポリマー及び他の皮膜形成物質のような皮膜形成物質から形成 される歯科補綴接着剤に関する。
1979年2月6日付で発行されたGafrarの米国特許第4,138.47 7号明細書はカルボン、スルホン及び/又はホスホン酸基を含むアニオン系ポリ マーと反応した亜鉛から形成される亜鉛−ポリマー組合せを含む口臭をコントロ ールするための口内組成物について開示している。
1961年10月10日付で発行されたり、P、Get+gannらの米国特許 第3.003.988号明細書は低級アルキル(炭素1〜4)ビニルエーテル− 無水マレイン酸タイプコポリマーの混合部分塩及びエステルからなる合成親水性 コロイド物質である義歯を安定化するための感水性だが但し非水溶性のある物質 について記載しているが、上記混合部分塩及びエステルは二価カルシウム及び− 価アルカリ (即ち、ナトリウム、カリウム及びアンモニウム)カチオンを双方 とも含む。
1988年7月19日付で発行された5hahらの米国特許第4,758,63 0号明細書は低級アルキル(C1−C4)ビニルエーテル−マレイン酸コポリマ ーの亜鉛及びストロンチウム部分塩に関するが、その場合に上記亜鉛及びストロ ンチウムカチオンはコポリマー塩中でいかなる他のカチオン又はエステル官能基 とも“非混合”であり、残りの初期カルボキシル基は未反応である。これらの低 級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーはA V E /MAコポリ マー1、メチルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーは“MVE/MAコポリ マー°という略語で以下記される。更に、1990年11年子1月で公開された )loleva及びGounarisの欧州特許出願節396,411号明細書 は混合部分MVE/MAニアポリマー塩について開示している。
したがって、低級アルキルビニルエーテル−無水マレイン酸タイプコポリマーの 混合及び非混合部分塩の組合せは義歯接着組成物として有用であることが知られ ている。
前記特徴を示し、重要なことに、再適用の必要性なしに長期間(10〜14時間 )にわたり義歯の確実な適合を維持する義歯安定剤に関するサーチがなおも続い ている。
本発明によれば、改良された接着性及び他の特徴は、低級アルキルビニルエーテ ル−マレイン酸コポリマーの特定単一混合部分塩を用いることにより義歯安定化 組成物で得られる。
本発明の目的は製造が容易で、口腔内で長期間にわたり安定であり、要求があれ ば義歯を容易に取り外せる改良された義歯安定剤を提供することである。
本発明のもう1つの目的はユーザーにフレーバーのような改良された感覚効果を 付与する義歯組成物を提供することである。
もう1つの目的は毒性上許容される口に合う物質を用いてこのような安定剤を提 供することである。
ここでもう1つの目的は水分の存在下、特に唾液、汗及び血液のような体液の存 在下でうまく機能する安定剤を提供することである。
これらの及び他の目的は以下で開示される方法で本発明により実現される。
発明の要旨 本発明は本質的に下記反復構造単位からなる低級アルキルビニルエーテル−マレ イン酸コポリマーの混合部分塩を含む安定剤組成物に関する: 上記式中RはC1−4アルキル基を表す一〇は上記コポリマーの分子中における 上記構造単位の反復出現数を表す2以上の整数であって、nは1.2以上の比粘 度を有するとして上記コポリマーを特徴付けうるほど十分大きい;比粘度は25 ℃においてメチルエチルケトン中で測定される;上記部分塩は反応する全初期カ ルボキシル基のうち約15〜約40%遊離酸とカチオン塩官能基として:(a) 約0.1〜約80%ストロンチウムカチオン;及び(b)約0.1〜約65%亜 鉛カチオンを含む。
これらの混合部分塩を含む義歯安定化組成物と、義歯接着成分のうち1種が本発 明の混合部分塩である2種以上の義歯接着成分の安全で接着上有効な量を含む義 歯安定化組成物も開示されている。
好ましくは、これらの混合部分塩は天然ガム、合成ポリマー、糖誘導体、セルロ ース誘導体及びそれらの混合物からなる群より選択される感水性ポリマー物質と 一緒に用いられる。
本発明の塩の中和に関してここで用いられるすべてのパーセンテージ及び比率は 塩中に存在するカチオンの化学量論%に基づく。ここで用いられる他のすべての パーセンテージ及び比率は他で指摘されないかぎり重量による。
発明の詳細な説明 本発明のポリマー塩は本質的に下記反復構造単位からなる低級アルキルビニルエ ーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分塩である: 上記式中RはCアルキル基を表す;nは上記コポリ7−の分子中における上記構 造単位の反復出現数を表す2以上の整数であって、nは1.2以上の比粘度を有 するとして上記コポリマーを特徴付けうるほど十分大きい:比粘度は25℃にお いてメチルエチルケトン中で測定される;上記部分塩は反応する全初期カルボキ シル基のうち約15〜約40%遊離酸とカチオン塩官能基として:(a)約0. 1〜約80%ストロンチウムカチオン;及び(b)約0.1〜約65%亜鉛カチ オンを含む。
Rはメチルであることが好ましい。
好ましくは、これらの混合部分塩は約20〜約65%、更に好ましくは約40〜 約65%のストロンチウムカチオン及び約1〜約40%、更に好ましくは約2〜 約20%の亜鉛カチオンと約25〜約35%の遊離酸を含む。
混合部分塩は好ましくは更に約0.1〜約10%、更に好ましくは約0,1〜約 5%の鉄カチオンを含む。混合部分塩は好ましくは更に約0.1〜約25%、更 に好ましくは約0.1〜約20%のナトリウムカチオンも含む。
本ポリマー塩は水性媒体中において例えば水酸化物、塩化物、酢酸、炭酸、ハラ イド、乳酸塩等のようなカルボン酸の反応剤に典型的な官能基を有するカチオン 性カルシウム、ナトリウム、亜鉛、ストロンチウム及び鉄化合物とAVE/MA コポリマー(1)との相互作用により製造されることが有利である。好ましい態 様において、ストロンチウムの炭酸塩、亜鉛のオキシド、鉄の塩化物及びナトリ ウムの水酸化物が利用される。水酸化亜鉛は市販されていないため、反応剤とし てのその使用は実際上水に不溶性であるが、粒子表面上で水酸化亜鉛に水和され る粒子酸化亜鉛の水性スラリーを用いることで容易かつより経済的に行われる。
しかしながら、水で処理されたとき(注意:発熱)に水酸化物を形成する酸化ス トロンチウムの水溶液も用いてよい。
毒性、刺激又は汚染副産物を形成するアニオンは回避されるか又は特別な用心及 び処置がポリマー塩最終産物からのこのような副産物の除去及び不存在を保証す るために行われるべきである。用いられる具体的な化合物は、実質上純粋な実質 上オフホワイト色のポリマー塩最終産物を得ることを保証する上で実質上純粋で あるべきである。
低級アルキルビニルエーテルマレイン酸(AVE/MA)コポリマー(1)は、 酸コポリマー(1)に容易に加水分解しうる対応低級アルキルビニルエーテル− 無水マレイン酸コポリマーを生産するためにメチルビニルエーテル、エチルビニ ルエーテル、ジビニルエーテル、プロピルビニルエーテル及びイソブチルビニル エーテルのヨウな低級アルキルビニルエーテルモノマーを無水マレイン酸と共重 合させることで容易に得られる。無水物及び酸形は双方とも供給業者から入手で きる。例えば、ニューシャーシー州ウニインのGAF社はその“ガントレズ2( GANTI?EZ)商標名で各々“ガントレグSシリーズ及び“ガントレズAN シリーズとしてポリマー遊離酸形(1)及び対応無水物形の双方を供給する。前 者の酸シリーズではガントレズS5−97(、シ、−50..000)が特に適 切であり、後者の無水物シリーズではガントレズAN−149(MJ、−50, 000) 、ガントレズAN−169(M、V、−67,000)及びガントレ ズAN−179(MJ、−80,000):+ポリマーカ特に適切である。(2 −ブタノン1〜10g/l 000ml溶液中で膜浸透圧法により測定したとこ ろ)約50,000〜約80,000の平均分子量を有するAVE/MAコポリ マーの上記酸及び無水物形は1.2以上の前記比粘度パラメーターを有すること でも特徴付けられる。無水コポリマーが水に溶解したときに無水物結′合鎖は開 裂され、その結果高極性ポリマー遊離酸(1)が形成される。したがって、酸形 よりも比較的安価である無水物形は酸にとり便利かつ安価な前駆体として用いて よい。高温は無水物対酸加水分解の速度を高める上で有利に用いられる。
一般に、低級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマー(1)又はその対 応無水物は均一混合液を形成するため激しい攪拌下で約70〜80℃に前加熱さ れた水に加えられる。無水物前駆体が利用されるならば、水性混合液は無水物か ら酸形への完全な加水分解を保証するため攪拌下で約90℃に更に加熱されるこ とが勧められる。次いで加熱が中止されるが、ミキシングはバッチが透明になっ て同時に粘度が減少するまで続けられる(約65〜75℃)。ストロンチウム塩 形成化合物の水溶液又は例えば粒子炭酸ストロンチウムの水性分散液が最終産物 で望まれる望ましいストロンチウム及び亜鉛カチオン含有率を示すために十分な 量でスラリーの形として塩化亜鉛及び鉄と混合され、環境温度で別に調製され、 カチオン性ポリマー塩の局所沈澱を妨げるために連続的な激しいミキシング下で 熱ポリマー酸溶液にゆっくりと加えられる。亜鉛、ストロンチウム及び鉄が反応 した後、水酸化ナトリウムの水溶液が最終産物で望まれるカチオンナトリウム含 有率を得るために十分な量でゆっくりと加えられる。添加終了後、ミキシングは すべての塩形成化合物がコポリマーと反応することを保証するために続けられる 。
別法として、ストロンチウム、亜鉛及び鉄源を含有する水溶液は均一なスラリー を形成するため激しい攪拌下で70〜80℃に前加熱される。次いで低級アルキ ルビニルエーテル−マレイン酸コポリマー(+)又はその対応無水物がスラリー に加えられるが、その際に完全な加水分解を保証するため更に90℃に加熱して 攪拌する。別法として、AVE/MAコポリマー、炭酸ストロンチウム、酸化亜 鉛及び塩化鉄粉末が25℃で水にスラリー化され、しかる後反応が生じるように 80〜90℃に加熱される。この反応ステップの完了後に水酸化ナトリウムの水 溶液がゆっくりと加えられる。
得られるAVE/MAコポリマーの混合部分塩中におけるストロンチウム及び亜 鉛カチオンは、ストロンチウム約0.1〜約80%、好ましくは約20〜約65 %及び亜鉛的0.1〜約65%、好ましくは約1〜約40%、更に好ましくは約 2〜約20%にわたり中和して約15〜約40%、好ましくは約20〜約35% の範囲内で遊離酸を含む塩を得る上で十分であるべきである。ナトリウムは約0 .1〜約20%のレベルで存在することが好ましい。
次いで反応バッチは、水分を蒸発させて乾燥形でポリマー塩生成物を回収するた めに熱風循環で約70℃に維持された対流式オーブンで浅い乾燥トレー等により 乾燥される。別法として、反応バッチは、水分を蒸発させてフレーク形でポリマ ー塩を回収するために熱スチームで80〜100PSIG(5,6〜7kg/c シ)に維持されたドラムドライヤーに移される。
得られたフレークは、満足すべき義歯安定化性質を示す望ましい物理的性質を得 るために粉砕及び篩分けに付してもよい。
上記塩はもろく、そのため適切な粒度及び嵩密度が得られる。最良結果のために は、ドラム乾燥フレークは好ましくは約0.5〜約1.2、更に好ましくは約0 .6〜約1.1、最も好ましくは約0.7〜約1.0g/cjの嵩密度まで粉砕 されて、同時に約0.5〜約2.5、更に好ましくは約0.6〜約2.0、最も 好ましくは約0.7〜約1.5rrf/gの比表面積を維持しているべきである 。粉砕粒子は140〜200メツシユ篩(U、S、B。
S、シリーズ)を通過できて、好ましくはそれらの最大寸法で0.3sv以下で あるべきである。嵩密度はASTM法B −52(02,05)に従い測定され る。
本ストロンチウム及び亜鉛AVE/MAコポリマー塩はそれらが義歯安定化組成 物における義歯接着物質として極めて有用であるように水又は唾液と接触した場 合に例外的な接着性を有する。このような使用にとり粒子形の塩は少くとも一1 40メツシユU、S、B、S、篩の粒度;0.3g/CII以上、好ましくは0 .6g/ri以上の嵩密度;3〜8、好ましくは5〜7.5のpH(pHは水中 1重量%分散液で測定される)で特徴付けられることが好ましい。
本コポリマー塩の各々は、義歯安定化組成物で唯一の接着成分として又は他の活 性接着成分と併用される共接着剤として有効接着量、好ましくは少くとも25重 量%で利用してよい。
上記コポリマー塩は義歯安定化組成物で共接着剤と併用されることが好ましい。
好ましくは、共接着剤は天然ガム、合成ポリマー、糖誘導体、セルロース誘導体 及びそれらの混合物からなる群より選択されるポリマー物質である。一般に、組 成物の総重量に基づき約15〜約70%の上記混合カルシウム/ナトリウム/亜 鉛又はストロンチウム塩が存在する。
好ましい共接着剤としては水分との接触で粘液塊を形成する特別な膨潤性質を有 した水溶性親水コロイド又はポリマーがある。このような接着物質には天然ガム 及び合成ポリマーゴムの双方があり、義歯安定化組成物で通常用いられて水混合 AVE/MAコポリマー塩との共接着作用にも適したものとしては例えばカラヤ ガム、ゼラチン、アルギン、アルギン酸ナトリウム、トラガカント、メチルセル ロース、アクリルアミドポリマー、エチレンオキシドポリマー、ポリビニルピロ リドン、カチオン系ポリアクリルアミドポリマー、最も好ましくはカルボキシメ チルセルロースナトリウム及びポリ(ビニルメチルエーテル−マレイン酸)コポ リマーの混合部分塩が挙げられる。
したがって、本発明の好ましい面では本質的に下記反復構造単位からなる低級ア ルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分塩の有効接着量を安定 化成分として有する義歯安定化組成物を提供する:上記式中RはC−Cアルキル 基を表す;nは上記コポリマーの分子中における上記構造単位の反復出現数を表 す2以上の整数であって、nは1.2以上の比粘度を有するとして上記コポリマ ーを特徴付けうるほど十分大きい;比粘度は25℃においてメチルエチルケトン 中で測定される;上記部分塩は反応する全初期カルボキシル基のうち約15〜約 40%遊離酸とカチオン塩官能基として: (a)約061〜約80%ストロンチウムカチオン;及び(b)約0,1〜約6 5%亜鉛カチオンを含む。
本発明のもう1つの好ましい面では安全で接着上有効な量の少くとも2種の義歯 接着成分を含む義歯安定化組成物を提供するが、その場合に上記義歯接着成分の うち1種は前記低級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分 塩である。好ましくは、共接着剤は前記のとおりである。
本発明の組成物はフレーバーを含めた感覚効果をユーザーに与える1種以上の成 分約0.01〜約5%を場合により含有できる。適切な成分としてはメントール 、乳酸メンチル、ペパーミント油、スペアミント油、リーフアルコールと参考の ためここに組み込まれる1979年1月23日付で発行されたyatsonらの 米国特許第4,136.163号明細書で記載されたウイルキンソンースウォー ド(Ill Ikinson−8word) (例えばWS −3)から入手で きるパラメンタンカルボキシアミド香味剤がある。
本発明の組成物は粉末、クリーム、軟膏、液体、ベースト、水又はフィルムのよ うに当業者で知られる業界認識法で製造される。本発明の組成物はAVE/MA コポリマーのドラム乾燥混合部分塩の流体エネルギー、エアジェツト又はハンマ ー粉砕のような適切な微粉化技術を用いて製造されることが好ましい。このよう な処方の適切な例は双方ともDhabharらの1985年5月21日付で発行 された米国特許第4,518,721号及び1985年4月30日付で発行され た米国特許第4,514゜528号明細書で開示され、その双方とも参考のため ここに組み込まれる。
本発明の接着塩は格別限定されないが、医薬用途(例えば、経口薬物デリバリ− 及び局所包帯)及び水性接着剤(例えば、水の存在下で接着性が要求される場合 )を含めた様々な一般的接着用途で使用できることが認識されるべきである。
下記非制限例は必須及び任意双方の成分が組み合わされた本発明の態様について 説明する。これらの例は説明目的のみであって、本発明の範囲をそれに制限する と解釈されるわけではないことが理解されるべきである。
例■ 高速スターラーを装備して85℃に加熱された精製水8.6kgを含有する反応 容器中に酸化亜鉛28.4g及び炭酸ストロンチウム139.7gをゆっくりと 加える。
添加終了後、スラリーの温度を高速ミキシング下で一定に保つ。加熱及びミキシ ングを一定に保ちながら、アルカリ分散液含有反応容器にメチルビニルエーテル −無水マレイン酸コポリマー311gを15分間かけて加える。
約15分間後に得られた接着ポリマー分散液は粘度増加と反応pHの減少及び安 定化で特徴付けられ、これは水中上記物質の分散液であって、上記物質はメチル ビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分ストロンチウム亜鉛塩からな る。温度及びミキシングは60分間にわたり一定のままである。
次いで得られたメチルビニルエーテル・マレイン酸(MVE/MA)コポリマー のストロンチウム亜鉛塩の溶液を浅いステンレススチール乾燥トレーに移し、そ のトレーを水分を蒸発させる上で十分な時間(約16〜18時間)にわたり70 ℃で熱風対流式オーブン中にいれる。この乾燥はドラム乾燥で行ってもよい。次 いでこうして得られた乾燥ストロンチウム亜鉛ナトリウムMVE/MAコポリマ ー塩をミル化装置で粉砕し、140メツシユ篩しかる後200メツシユ篩(U、 S、B、S、篩シリーズ)で篩分けする。その粉末は約0.6〜1.2g/dの 嵩密度を有する。その塩の分析ではストロンチウムで中和されたカルボキシル基 約47.5%及び亜鉛で中和された17.5%を示し、35%のカルボキシル基 は未反応のままである。この具体的な塩は“MVE/MAコポリマーの47.5 %Sr/17.5%Zn部分塩”という略語で以下記される。
その生成物は、従来の義歯接着剤と併用されかつ正常な用法で湿潤義歯に適用さ れた場合に、具体的な従来の義歯接着剤自体で得られる場合よりも優れた義歯安 定化特徴を示す。
例11 例■の操作を繰り返したが、但し下記量の反応剤を用いる:無水コポリマー30 9. 5 g、精製水8.6kg。
酸化亜鉛20.2g、炭酸ストロンチウム153.6g得られた粉末は約0.6 〜1.2g/cjの嵩密度を有する。その塩の分析ではコポリマー塩分子中全初 期カルボキシル基のうち約45%カルシウム中和、亜鉛で9.9%中和及びナト リウムで10%中和を示し、“MVE/MAコポリマーの52,5%Sn/12 .5%Znナトリウム部分塩°という略語で以下記される。
例II+ 例Iの一般操作に従うことにより、但し適量の酸化亜鉛を利用して表示された亜 鉛置換を行い、MVE/MAコポリマーの下記ストロンチウム/亜鉛塩を得る: 43.8 18.2 示されたMVE/MAコポリマー塩の各々は一140メツシユU、S、B、S、 篩粉末の場合で0.5g/cd以上の嵩密度を有し、著しく有益な義歯安定化特 徴を示す。示された塩の各々は例!及び11で行われたようにストロンチウム亜 鉛塩鉛%で略記してもよい。
例1v 例1で示されたMVE/MAコポリマー無水物対酸加水分解操作を繰返す。85 ℃に加熱された精製水8.5kgを含有した容器に炭酸ストロンチウム153g を加える。激しいミキシング下で酸化亜鉛20.1g及び塩化鉄6,5gをゆっ くりと加える。添加終了後スラリーの温度をミキシング下一定に保ち、メチルビ ニルエーテル−無水マレイン酸コポリマー308gをアルカリ分散液含有反応容 器に20分間かけて加える。これはメチルビニルエーテル−マレイン酸コポリマ ーの混合部分ストロンチウム、亜鉛、鉄塩を生じる。
例V 液体タイプ義歯安定化組成物は以下を一緒にミックスすることで製造する: 重鉱油 44.9 43.9 ペトロラタム 3.0 5.0 コロイドシリカ 1.5 1.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 35.0 20.0メントール 0. 1 0.1 )4VE/HA:Iポリマーの47.5妬r/17.5%Zn/2.5%Fe部 分塩 15.5 30.0100.0 100.0 使用時に、すべて当業界で周知の義歯接着剤のやり方で、上記液体組成物(典型 的には0.1〜1g)を前湿潤義歯上におき、簡単に水和させ、義歯を口内に挿 入し、適所に押し込む。
例■1 クリームタイプ義歯安定化組成物は以下を一緒にミックスすることで製造する: %v/v 重鉱油 24.824 24.824 カルボキシメチルセルロースナトリウム 22.00G 22.000ペトロラ タム 19.016 19.016コロイド二酸化ケイ素 1.100 1.1 00着色剤(油溶性赤色分散物) 0.060 0.060PVM/HAコポリ マーの47.5Sr/17.5Zn/2.5Pe部分混合塩 33.000 − PV’M/)4Aコポリマーの47.5Sr/17.5Zn部分混合塩 −33 ,000使用時に、すべて当業界で周知の義歯接着剤のやり方で、上記組成物( 典型的には0.1〜2g)を前湿潤義歯上におき、義歯を口内に挿入し、適所に 押し込む。
国際調査報告 。rT/Ire。つ/IM!、7フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。
KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 PL、 RO,RU 、5D (72)発明者 マック、ケイ ブルース ジョンアメリカ合衆国オハイオ州、 シンシナチ、タナンジャー、ウッド、ドライブ、8734

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.本質的に下記反復構造単位からなる低級アルキルビニルエーテル−マレイン 酸コポリマーの混合部分塩:▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔上記式 中RはC1−C4アルキル基を表す(好ましくは上記式中Rはメチルである); nは上記コポリマーの分子中における上記構造単位の反復出現数を表す2以上の 整数であって、nは1,2以上の比粘度を有するとして上記コポリマーを特徴付 けうるほど十分大きい;比粘度は25℃においてメチルエチルケトン中で測定さ れる;上記部分塩は反応する全初期カルボキシル基のうち15〜40%遊離酸と カチオン塩官能基として:(a)0.1〜80%、好ましくは20〜65%スト ロンチウムカチオン;及び (b)0.1〜65%、好ましくは1〜40%亜鉛カチオン を含む〕。
  2. 2.0.1〜25%ナトリウムカチオン及び0.1〜10%鉄カチオンを更に含 み、(a)が40〜65%ストロンチウムカチオンであり、(b)が2〜20% 亜鉛カチオンである、請求項1に記載の混合塩。
  3. 3.安定化成分として有効接着量の本質的に下記反復構造単位からなる低級アル キルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分塩: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔上記式中RはC1−C4アルキル基 を表す;nは上記コポリマーの分子中における上記構造単位の反復出現数を表す 2以上の整数であって、nは1.2以上の比粘度を有するとして上記コポリマー を特徴付けうるほど十分大きい;比粘度は25℃においてメチルエチルケトン中 で測定される;上記部分塩は反応する全初期カルボキシル基のうち15〜40% 、好ましくは25〜35%遊離酸とカチオン塩官能基として: (a)0.1〜80%、好ましくは20〜65%ストロンチウムカチオン;及び (b)0.1〜65%、好ましくは1〜40%亜鉛カチオン を含む〕を含有する義歯安定化組成物。
  4. 4.0.1〜25%ナトリウムカチオン及び0.1〜10%、好ましくは0.1 〜5%鉄カチオンを更に含み、Rがメチルである、請求項3に記載の義歯安定化 組成物。
  5. 5.5〜10%ナトリウムカチオンを更に含み、(a)が40〜65%ストロン チウムカチオンである、請求項4に記載の義歯安定化組成物。
  6. 6.安全で接着上有効な量の少くとも2種の義歯接着成分を含む義歯安定化組成 物であって、上記義歯接着成分のうち1種が本質的に下記反復構造単位からなる 低級アルキルビニルエーテル−マレイン酸コポリマーの混合部分塩: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔上記式中RはC1−C4アルキル基 、好ましくはメチルを表す;nは上記コポリマーの分子中における上記構造単位 の反復出現数を表す2以上の整数であって、nは1.2以上の比粘度を有すると して上記コポリマーを特徴付けうるほど十分大きい;比粘度は25℃においてメ チルエチルケトン中で測定される;上記部分塩は反応する全初期カルボキシル基 のうち15〜40%、好ましくは25〜35%遊離酸とカチオン塩官能基として :(a)0.1〜80%、好ましくは20〜65%ストロンチウムカチオン;及 び (b)0.1〜65%、好ましくは1〜40%亜鉛カチオン を含む〕である義歯安定化組成物。
  7. 7.0.1〜10%鉄カチオン及び0.1〜20%ナトリウムカチオンを更に含 む、請求項6に記載の義歯安定化組成物。
  8. 8.ポリマー物質が天然ガム、合成ポリマー、糖誘導体、セルロース誘導体及び それらの混合物からなる群より選択される、請求項3〜7のいずれか一項に記載 の義歯安定化組成物。
  9. 9.ポリマー物質が天然ガム、合成ポリマー、糖誘導体、セルロース誘導体及び それらの混合物からなる群より選択される、請求項8に記載の義歯安定化組成物 。
  10. 10.0.01〜5.0%のメントール、乳酸メンチル、ペパーミント油、スペ アミント油、リーフアルコール、パラメンタンカルボキシアミド及びそれらの混 合物を更に含む、請求項3〜9のいずれか一項に記載の義歯安定化組成物。
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