JPH0650812A - 透過光量測定装置 - Google Patents
透過光量測定装置Info
- Publication number
- JPH0650812A JPH0650812A JP20345692A JP20345692A JPH0650812A JP H0650812 A JPH0650812 A JP H0650812A JP 20345692 A JP20345692 A JP 20345692A JP 20345692 A JP20345692 A JP 20345692A JP H0650812 A JPH0650812 A JP H0650812A
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- Japan
- Prior art keywords
- light
- information recording
- optical information
- pickup
- light source
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- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学的情報記録再生装置の試験モードに設定
することなく、光ピックアップの光源を起動し、光ピッ
クアップの光量を測定して保守の効果および必要時期を
判定する、簡易な構成の透過光量測定装置を提供する。 【構成】 円板状の疑似記録媒体11と、照射された光
ビームを検出する光ディテクタ14と、その光ビームの
強度を測定する表示制御部24と、測定結果を表示する
表示部12を備え、光学的情報記録再生装置のスピンド
ル27に本装置を装着し、擬似媒体11の回転により光
ピックアップ29上の光源を起動させ、光ピックアップ
29の出射光ビーム強度を検出して表示する。
することなく、光ピックアップの光源を起動し、光ピッ
クアップの光量を測定して保守の効果および必要時期を
判定する、簡易な構成の透過光量測定装置を提供する。 【構成】 円板状の疑似記録媒体11と、照射された光
ビームを検出する光ディテクタ14と、その光ビームの
強度を測定する表示制御部24と、測定結果を表示する
表示部12を備え、光学的情報記録再生装置のスピンド
ル27に本装置を装着し、擬似媒体11の回転により光
ピックアップ29上の光源を起動させ、光ピックアップ
29の出射光ビーム強度を検出して表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ等の光学回路を
透過する光の強度を測定する装置に関し、特に簡易な構
成で、光ピックアップの光量を測定し、保守の効果およ
び必要時期を判定することが可能な透過光量測定装置に
関する。
透過する光の強度を測定する装置に関し、特に簡易な構
成で、光ピックアップの光量を測定し、保守の効果およ
び必要時期を判定することが可能な透過光量測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的情報記録再生装置は、情報
の大容量化、多様化に伴い、二次記憶装置として注目を
集め、多くの装置が使用されている。しかし、光学的情
報記録再生装置は、使用時間に比例して光学系のレンズ
が汚れ、再生振幅の低下によるリードエラー等のトラブ
ルが発生することが問題となっている。そこで、定期保
守により光ピックアップのレンズをクリーニングするこ
とによりエラーを未然に防止するようにしているが、設
置環境条件により汚れの度合いが異なるため、保守実施
時期の的確性を把握することは難しかった。また、レン
ズクリーニング等の保守の効果を確認するためには、光
源の照射強度を定量的に比較する方法が考えられるが、
光学的情報記録再生装置においては試験用モードに設定
し、レーザ等の光源を起動、その光源の照射強度を光デ
ィスクにより検出し、測定する方法があった。
の大容量化、多様化に伴い、二次記憶装置として注目を
集め、多くの装置が使用されている。しかし、光学的情
報記録再生装置は、使用時間に比例して光学系のレンズ
が汚れ、再生振幅の低下によるリードエラー等のトラブ
ルが発生することが問題となっている。そこで、定期保
守により光ピックアップのレンズをクリーニングするこ
とによりエラーを未然に防止するようにしているが、設
置環境条件により汚れの度合いが異なるため、保守実施
時期の的確性を把握することは難しかった。また、レン
ズクリーニング等の保守の効果を確認するためには、光
源の照射強度を定量的に比較する方法が考えられるが、
光学的情報記録再生装置においては試験用モードに設定
し、レーザ等の光源を起動、その光源の照射強度を光デ
ィスクにより検出し、測定する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に示した
光学的情報記録再生装置では、使用環境に含まれるほこ
りやタバコの煙等が光ピックアップの対物レンズおよび
ミラーや各種レンズに付着して汚れることにより、透過
光量が低下し、記録再生時のエラーの原因となってい
た。このエラーを防止するためには、定期保守による清
掃を行なう方法があるが、その効果を定量的に把握する
手段としては、試験用モードによる光源起動によってし
か測定することができなかった。このため、ユーザ環境
下における即時判定は難しく、操作性に問題があった。
本発明の目的は、擬似媒体を付加することによって、こ
のような問題点を改善し、試験モードに設定することな
く、光ピックアップの光源を起動し、光ピックアップの
光量を測定して保守の効果および必要時期を判定する、
簡易な構成の透過光量測定装置を提供することにある。
光学的情報記録再生装置では、使用環境に含まれるほこ
りやタバコの煙等が光ピックアップの対物レンズおよび
ミラーや各種レンズに付着して汚れることにより、透過
光量が低下し、記録再生時のエラーの原因となってい
た。このエラーを防止するためには、定期保守による清
掃を行なう方法があるが、その効果を定量的に把握する
手段としては、試験用モードによる光源起動によってし
か測定することができなかった。このため、ユーザ環境
下における即時判定は難しく、操作性に問題があった。
本発明の目的は、擬似媒体を付加することによって、こ
のような問題点を改善し、試験モードに設定することな
く、光ピックアップの光源を起動し、光ピックアップの
光量を測定して保守の効果および必要時期を判定する、
簡易な構成の透過光量測定装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の透過光量測定装置は、円板状の疑似記録媒
体と、照射された光ビームを検出する光ディテクタ(検
出部)と、その光ビームの強度を算出する手段(表示制
御部)と、測定結果を表示する手段(表示部)とを備
え、光学的情報記録再生装置に本装置を装着し、擬似媒
体の回転により光ピックアップ上の光源を起動させ、光
ピックアップの出射光ビーム強度を測定して表示するこ
とに特徴がある。
め、本発明の透過光量測定装置は、円板状の疑似記録媒
体と、照射された光ビームを検出する光ディテクタ(検
出部)と、その光ビームの強度を算出する手段(表示制
御部)と、測定結果を表示する手段(表示部)とを備
え、光学的情報記録再生装置に本装置を装着し、擬似媒
体の回転により光ピックアップ上の光源を起動させ、光
ピックアップの出射光ビーム強度を測定して表示するこ
とに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、透過光量測定装置を記録カ
ートリッジと同様の形状として、ローディング可能な構
成とすることにより、これを光学的情報記録再生装置に
装着すれば、試験モードに設定することなく、光ピック
アップの光源を起動し、光ピックアップ光源の光量測定
および測定結果の表示を自動的に行なうことができる。
これにより、簡易な構成で光ピックアップの対物レンズ
クリーニング効果および必要時期を容易に把握すること
ができる。
ートリッジと同様の形状として、ローディング可能な構
成とすることにより、これを光学的情報記録再生装置に
装着すれば、試験モードに設定することなく、光ピック
アップの光源を起動し、光ピックアップ光源の光量測定
および測定結果の表示を自動的に行なうことができる。
これにより、簡易な構成で光ピックアップの対物レンズ
クリーニング効果および必要時期を容易に把握すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例における透過光量測
定装置の外観を示す斜視図である。図1において、11
は擬似媒体、12は表示部、13は筐体、14は検出部
である。また、擬似媒体11は、光学的情報記録再生装
置に装着した際に充分なトルクを得られるような材料か
ら構成される。また、検出部14は、例えば、シリコン
素子等で構成された太陽電池、CCD等から構成され
る。本実施例の装置は、記録カートリッジと同様の形状
とすることにより、ローディング可能な構成とする。こ
の装置を光学的情報記録再生装置に装着することによ
り、光ピックアップ光源の光量を検出部14で測定し
て、その結果を表示部12に表示する。図2は、本発明
の第1の実施例における透過光量測定装置を光学的情報
記録再生装置に装着した状態の断面図である。本実施例
の装置が装着されると、擬似媒体11が光学的情報記録
再生装置のスピンドル27にクランプされ、スピンドル
モータ28が起動して擬似媒体11が回転する。そし
て、擬似媒体11の回転が所定の値に達すると、光ピッ
クアップ29が所定の位置に移送され、光源を起動して
所定の立ち上げ動作を行なう。このときの光源より照射
される光ビームの光量は検出部14によって測定され、
表示制御部24の演算結果が表示部12に表示される。
この場合、表示制御部24に設定した初期値と測定値を
表示する方法、その初期値と測定値の差を表示する方法
等が考えられる。そして、測定値が初期値より低下して
いれば、レンズ等の汚れがあると判断できる。また、保
守実施前後の測定値を比較すれば、保守効果を確認で
き、この効果確認によって、所定の保守による効果が確
認できない場合は、オーバホールによる保守清掃の時期
であると判断することができる。さらに、保守清掃の要
否を所定のマーク等で表示することも考えられる。な
お、図2において、23はセンタハブを示す。
る。図1は、本発明の第1の実施例における透過光量測
定装置の外観を示す斜視図である。図1において、11
は擬似媒体、12は表示部、13は筐体、14は検出部
である。また、擬似媒体11は、光学的情報記録再生装
置に装着した際に充分なトルクを得られるような材料か
ら構成される。また、検出部14は、例えば、シリコン
素子等で構成された太陽電池、CCD等から構成され
る。本実施例の装置は、記録カートリッジと同様の形状
とすることにより、ローディング可能な構成とする。こ
の装置を光学的情報記録再生装置に装着することによ
り、光ピックアップ光源の光量を検出部14で測定し
て、その結果を表示部12に表示する。図2は、本発明
の第1の実施例における透過光量測定装置を光学的情報
記録再生装置に装着した状態の断面図である。本実施例
の装置が装着されると、擬似媒体11が光学的情報記録
再生装置のスピンドル27にクランプされ、スピンドル
モータ28が起動して擬似媒体11が回転する。そし
て、擬似媒体11の回転が所定の値に達すると、光ピッ
クアップ29が所定の位置に移送され、光源を起動して
所定の立ち上げ動作を行なう。このときの光源より照射
される光ビームの光量は検出部14によって測定され、
表示制御部24の演算結果が表示部12に表示される。
この場合、表示制御部24に設定した初期値と測定値を
表示する方法、その初期値と測定値の差を表示する方法
等が考えられる。そして、測定値が初期値より低下して
いれば、レンズ等の汚れがあると判断できる。また、保
守実施前後の測定値を比較すれば、保守効果を確認で
き、この効果確認によって、所定の保守による効果が確
認できない場合は、オーバホールによる保守清掃の時期
であると判断することができる。さらに、保守清掃の要
否を所定のマーク等で表示することも考えられる。な
お、図2において、23はセンタハブを示す。
【0007】図3は、本発明の第2の実施例における透
過光学測定装置を光学的情報記録再生装置に装着した状
態の断面図である。本実施例では、擬似媒体32として
光透過性の優れた材料(例えば、ポリカーボネート)を
使用し、検出部31を擬似媒体32の上部全面に設け
る。また、光学的情報記録再生装置の光ピックアップ3
9の光源の光量制御用信号をモニタ40から表示制御部
34に取り込み、光源制御信号P1と検出部31より得
られた検出信号P2により透過効率を演算して、表示部
35に表示する。また、透過効率は次式で表わされる。 透過効率η=P2/P1 なお、図3において、33はセンタハブ、36は筐体、
37はスピンドル、38はスピンドルモータを示す。図
3において、
過光学測定装置を光学的情報記録再生装置に装着した状
態の断面図である。本実施例では、擬似媒体32として
光透過性の優れた材料(例えば、ポリカーボネート)を
使用し、検出部31を擬似媒体32の上部全面に設け
る。また、光学的情報記録再生装置の光ピックアップ3
9の光源の光量制御用信号をモニタ40から表示制御部
34に取り込み、光源制御信号P1と検出部31より得
られた検出信号P2により透過効率を演算して、表示部
35に表示する。また、透過効率は次式で表わされる。 透過効率η=P2/P1 なお、図3において、33はセンタハブ、36は筐体、
37はスピンドル、38はスピンドルモータを示す。図
3において、
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な構成で光学的情
報記録再生装置の保守効果を容易に確認することができ
る。
報記録再生装置の保守効果を容易に確認することができ
る。
【0009】
【図1】本発明の第1の実施例における透過光量測定装
置の外観を示す斜視図である。
置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例における透過光量測定装
置を光学的情報記録再生装置に装着した状態の断面図で
ある。
置を光学的情報記録再生装置に装着した状態の断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例における透過光量測定装
置を光学的情報記録再生装置に装着した状態の断面図で
ある。
置を光学的情報記録再生装置に装着した状態の断面図で
ある。
11 擬似媒体 12 表示部 13 筐体 14 検出部 23 センタハブ 24 表示制御部 27 スピンドル 28 スピンドルモータ 29 光ピックアップ 31 検出部 32 擬似媒体 33 センタハブ 34 表示制御部 35 表示部 36 筐体 37 スピンドル 38 スピンドルータ 39 光ピックアップ 40 光源制御信号モニタ
Claims (1)
- 【請求項1】 光学的情報記録再生装置の光学系を透過
する光の強度を測定する装置において、円板状の疑似記
録媒体と、照射された光ビームを検出する光ディテクタ
と、該光ビームの強度を算出する手段と、測定結果を表
示する手段とを備えたことを特徴とする透過光量測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20345692A JPH0650812A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 透過光量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20345692A JPH0650812A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 透過光量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650812A true JPH0650812A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16474429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20345692A Pending JPH0650812A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 透過光量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650812A (ja) |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20345692A patent/JPH0650812A/ja active Pending
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