JPH06507154A - シアノ酢酸の生産方法 - Google Patents
シアノ酢酸の生産方法Info
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- JPH06507154A JPH06507154A JP4505430A JP50543092A JPH06507154A JP H06507154 A JPH06507154 A JP H06507154A JP 4505430 A JP4505430 A JP 4505430A JP 50543092 A JP50543092 A JP 50543092A JP H06507154 A JPH06507154 A JP H06507154A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シアノ酢酸の生産方法
産業上の利用分野
本発明は、以下の式で表される部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物をさ
らに酸化させることによって、シアノ酢酸(CAA)またはそのエステルを調製
する方法:NIC−CH,−CH,−AB
こコテ、Aは−H,−OHまたは−OR;およびBは−OH,−ORまたは・O
:x=1または2、y=0または1(AおよびBの選択に依存する);ただし、
ここで、Bが−0、Aは〜H1およびx−〇であり;そしてy=tのとき、X・
0であり、Bは一〇Hまたは−ORである。特に好ましい部分的に酸化されたプ
ロピオニトリル化合物は、シアノアセトアルデヒド(CA)、その水和物(CA
H)またはそのアセタール(CADA)を含む。適切な酸化剤は、酸素、オゾン
、過酸化水素、過酸、亜硝酸エステルなどを含む。部分的に酸化されたプロピオ
ニトリル化合物は、好ましくは、アクリロニトリルから製造される。必要に応じ
て、シアノ酢酸のエステル化が行われる。
発明の背景
現在行われているCAAの調製技術には、クロロ酢酸(またはそのエステル)と
NaCNとの反応が含まれる。この技術は、商業的に行われてきたが、クロロ酢
酸およびNaCNの使用による環境問題により高いコストを被っている。
CAAは、薬学工業および特殊化学工業用の原料として応用されるため、関心が
寄せられている。また、CAAは、マロン酸およびそのエステルの調製に使用さ
れ得、マロン酸およびそのエステルは、調合薬の合成にも使用される。
当該技術分野では、CAAまたはそのエステルが、ACNから調製され得ること
は教示されていない。S讃idtは、ACNが、PdCl2により2−ケトプロ
ピオニトリルに酸化され得ることを教示している(Angev、 Chew、、
71. Jahr、1959. Nr。
19、 p626) o これに対して、Lloyd (US 3,410.8
07)は、アルコール性媒体中でのACHの酸化がCADAを生産することを示
唆しているが、このことをさらに例示していない。CADAは、2−ケトプロピ
オニトリルではなく、シアノアセトアルデヒド(CA)のアセタールである。L
loydに従って、Hasokawaら(Bull、 Chew、 Soc、
Jpn、、63. 166−169.1990およびAce、Chet Res
、、23(2) 49−54. 1990)は、ACNが、共触媒(co−ca
talyst)としてCuCl2またはBiCl3−LiC1を含むPdC12
(CH3CN)2を使用して、1.3−プロパンジオール/DME媒体中で、対
応する環状アセタールに酸化され得ることを示している。Ubeはまた、2つの
独立した、関係のない開示で、ACNが、アルキルニトライトエステルを使用し
て/アノ酢酸のアセタール(CADA)に酸化され得ること(US 4,504
.422)、およびCADAが、化学量論的酸化剤としてのヒドロキシルアミン
を使用してCAEに酸化され得ること(US 4,438,041)を示してい
る。ヒドロキシルアミンは、従来の酸化剤ではない。ヒドロキシルアミンは、通
常、アルデヒドが対応するニトリルに変換される際に、アルデヒドと組み合わさ
れて使用される。従って、Ubeは、明らかに、CADAからマロン酸ニトリル
を調製するよう試みていた。
われわれの方法ではい(っかの潜在的な中間生成物が、間接的手段によって調製
されたことを指摘することは重要である。Ubeは、CADAが、酸触媒により
CAに加水分解され得ることを教示している(J 57−0.203.052)
。CADAを対応するアルコキシアクリロニトリル(ROCH=CHCN) に
変換すること、またはその逆の変換を教示している引例はいくつかある(US
4,277.41g、DE 3.641,604、DB 3,222,519、
DB3、211.679、JP 83−26゜855、JP 5g−26,85
5)。
さらに、CAは、一般に、ACNからアセタール(CADA)として得られる。
通常、アルコール性媒体中でPdCl2/CuCl2触媒が使用されている。
CH2・CHCN+1/202+2ROM −−−> (RO)2CHCH2C
N(ACN) (CADA)
われわれが見いだしたシアノアセトアルデヒドの唯一報告されている酸化は、U
beによるものである。Llbeは、CADAが、ヒドロキシルアミンとの反応
でCAA−エステル(CAE)に酸化され得ることを報告した:
(RO)2CHCH2CN+HONH2−−−> ROCOCH2CN酸素によ
るアルデヒドまたはアセタールの酸化、ならびにオゾンおよび過酸によるアセタ
ールの酸化について記載されているが、CADAのような不活性化アセクールの
酸化については記載されていない。
いずれの従来技術も、CAAを直接生産するために、上記の部分的に酸化された
プロピオニトリル化合物を酸化することを示していない。同様に、従来技術は、
この工程(theatstep)と、CAAをそのエステルにエステル化する工
程または上記の部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物をACNから生産す
る工程との組合せを示していない。
発明の要旨
本発明は、以下の式で表される部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物をさ
らに酸化させることによって、シアノ酢酸(CAA)またはそのエステルを調製
する方法:NIC−CH,−CH,−AB
ここで、Aは−H,−OHまたは−OR;およびBは−OH,−ORまたは・0
;x・1または2、y・0または1(AおよびBの選択に依存する);ただし、
ここで、Bは:Oのとき、Aは−HおよびX=Oであり;そしてy=lのとき、
X=Oであり、Bは−ORまたは−OHである。特に好ましい部分的に酸化され
たプロピオニトリル化合物は、シアノアセトアルデヒド(CA)、その水和物(
CAM)またはそのアセタール(CADA)を含む。
適切な酸化剤は、酸素、オゾン、過酸化水素、過酸、亜硝酸エステルなどを含む
。部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物は、好ましくは、アクリロニトリ
ルから生産される。
必要に応じて、生成物のシアノ酢酸のエステル化が行われる。
この反応の全概要は、以下の通りである:[0] [0] エステル化
A CN−−−−>CA H−−−−>CA A−−−−>E CAA
CADA
ACN
CADA/CAH
ゑI吠しp」免」g
本発明は、以下の式で表される部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物を、
選択された酸化剤を用いて、さらに酸化させることによって、シアノ酢酸[CA
A](またはそのエステル)を調製する方法:
N)C−CH,−CH,−AB
ここで、Aは−H,−OHまたは−oR;およびBは−OH,−ORまたは・O
;xJまたは2、y=Qまたは1(AおよびBの選択に依存する):ただし、こ
こで、Bは=O,Aは−Hおよびx−oであり;そしてy=1のとき、X=Oで
あり、およびBはlIoでない。
特に好ましい部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物ハ、シアノアセトアル
デヒド(CA)、その水和物(CAM)またはそのアセタ−ル(CADA)を含
む。さらに、本発明の方法は、必要に応じて以下の工程を包含する:a)7セト
= ト’Jル(ACN)を酸化することによって、部分的に酸化されたプロピオ
ニトリルを生産する工程;およびb)生成物cAAをエステル化して、アルキル
シアノアセテートを生産する工程。
。 ・に されたプロピオニド1ル ム の酸素、オゾン、過酸(RCOOOH
,ここでRはHまたは(nHn42)、アルキルニトライト(RONOlここで
RはCn Hn・2)および過酸化水素またはその混合物により、部分的に酸化
されたプロピオニトリル化合物を酸化するには、酸化剤の化学量論的使用が必要
である。特に好ましい酸化剤は、カルボン酸(RCOOH)、特にギ酸(HCO
OH)、および過酸化水素の等モルの組合せである。この組合せは、過酸(RC
OOOH)を形成するギ酸がカルボン酸である場合に、過ギ酸(HCOOOH)
がその場の酸であることを含む。
オゾンの場合には、酸素と組み合わせて触媒的に使用されているが、C人々の組
合せは使用されていないことのいくつかの証拠がある。本発明では、酸化剤とし
て、化学量論的オゾンの使用のみを扱っている。酸素の使用は、きわめて新規で
ある。なぜなら、酸素は、過酸化物または過酸よりもかなり弱い酸化剤であるた
めである。
CAHまたはCADAからCAAまたはECAへの酸化変換は、一般に、以下の
式で示される:
NIC−CH2−CH−(OH)2+[O]−−−>NI C−CH2−C−0
0HNIC−CH”CH−(OH)+[O]−−−>N)C−CH2−C−00
HNIC−CH2−CH−(OR)2+[O]−−−>NI C−CH2−C−
00RNIC−CH=CH−(OR)+[O]−−−)NIC−CH2−C−0
0RCAAか゛・ 1 るエステルへの
CAAはまた、アルコールを用いた、酸で触媒される加水分解によって、容易に
エステルに変換される。
NIC−CH2−Cool−1+ROH−−−>NIC−CH2−C−00R+
H20ここで、RはCnH2n・1である。適切な酸は、H2S0a、氷酢酸、
HCIなどのような強力な鉱物酸を含む。硫酸は、低コストであり、入手しやす
いため、特に好ましいが、他の酸も適切である。強力な酸性イオン交換樹脂(D
ovex、 A■berlystなど)もまた適切である。反応は、トルエン、
ベンゼンおよび同様の物質のような適切な溶媒中で行われ得る。トルエンは、強
力な酸触媒に耐性を有し、(エチルシアノアセテートがエタノールとCAAの生
成物である場合に)H20/エタノール/トルエンの共沸混合物を蒸留すること
によって反応混合物から分離し得るため、望ましい溶媒である。
アセトニド蓼ルの による ・に れたプロピオ玉止」二野化肢成
アセトニトリルは、かなり安価な供給原料である。ワラカー型触媒(PdC12
/CuC12)、F e C13、PdCl2、Na2PdC1a、HPA触媒
(特に、HsPMo+@V2sOa@)、白金族金属およびそれらの塩(パラジ
ウム、白金、ロジウム、ルテニウム、イリジウムおよびオスミウム、ならびにそ
のハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩およびアセタート)のような任意の
様々な酸化触媒、または適切な極性反応媒体(H2O; メタノール、エタノー
ル、プロパツール、イソプロパツールなどのような短鎖アルコール類、 (CH
30HからCl2H250H);エーテル類、アルデヒド類など)に可溶な他の
酸化触媒を用いると、ACNは、上記のような部分的に酸化されたプロピオニト
リル化合物: NIC−CH,−CHシーABに酸化され得る。触媒は、溶液中
に重量基準でtpp■と10%との間の触媒量で存在しなければならない。
この工程で使用される酸化剤は、部分的に酸化されたプロピオニトリルを、CA
Aに酸化する工程において使用される酸化剤、例えば、酸素、オゾン、過酸(R
COOOH,ここでRはHまたはC1H1142)、アルキルニトライト(RO
NO。
ここでRはCnHn42)および過酸化水素またはそれらの混合物と同様のもの
であり得る。
本発明は、:$直な明細書によって開示されている。以下には、本発明の様々な
局面を示す多数の実施例を見いだし得る。
これらの実施例は、本発明を例示するものであって、いかなる場合にも、本発明
の範囲を限定するために使用されるものではない。
爽血週
ガ広
実施例1から8では、Pdおよび共触媒を300ccのオートクレーブに加えた
。反応物、希釈剤、供給原料および触媒の総容量は、約150ccであった。圧
力を大気圧と1oopsiとの間で変化させた。原料を反応器に加え、反応器を
反応温度に加熱し、1000から2000rp園で攪拌を開始し、試料を定期的
に取り出した。
実施例9では、供給原料、触媒および溶媒を、磁気攪拌器を備えたガラス反応器
に加えた。総用量は約30ccであった。
実施例11から17では、様々な供給原料(エチル−CADA、メチル−CAD
Aまたはエト牛シアクリロニトリル)、酸およびH2Oを、丸底フラスコに加え
た。このフラスコを減圧下で加熱し、生成されたアルコールを除去した。水溶液
の収率および純度を、高圧液体クロマトグラフィーにより決定した。
実施例18および19では、反応物(CACAまたはCAH)を適切な溶媒(H
2Oまたは氷酢酸)中に溶解し、磁性攪拌子および温度計を備えた250ccの
3つ首モートンフラスコ(3−neck Morton flask)に充填し
た。酸素または空気中の03(0,08から2%)の流れをボヮメトリクス(P
olymetrics)オゾン生成器で生成し、0#と25#cとの間の温度で
攪拌しながら、溶液を通過させた(毎分200から2000cc)。反応の進行
状態を、高圧液体クロマトグラフィーでモニターした。
実施例20から22では、水または水性カルボン酸を、吊り下げメカニカル攪拌
器(overhead mechanical 5tirrer)および還流冷
却器を備えた、500ccの3つ首モートンフラスコに充填した。酸度を高める
ためにさらに酸を加えた。等モル量の基体(CADAまたはEACN)および5
0%0)H2O2を、40#から60#Cで1から6時間かけて、攪拌溶液に供
給した。この溶液をこの温度でさらに1から2時間攪拌した。生成混合物を、高
圧液体クロマトグラフィーおよびGC分析を用いて分析した。
実施例23から25では、H2Oまたは酢酸中のCAH溶液(通常、1から10
重量駕のCAM)を、内部攪拌器、試料注入口および外部加熱ジャケットを備え
た100ccのステンレス鋼反応器に加えた。CAHを安定させるのに必要な酸
(例えば、Hst)をこの溶液に加えた。次いで、適切な触媒を、10と100
wMとの間の濃度になるように溶液に加えた。酸素または空気を、5から110
0psiの圧力になるように反応器に充填した。溶液を攪拌しながら50から1
20#Cの温度に加熱した。反応溶液の試料を定期的に収集し、反応の進行状態
を高圧液体クロマトグラフィーにより測定した。
実施例26では、CAAのエチルエステルを、H2SO4を含む水溶液に加え、
55#Cで16時間加熱した。
実施例27では、CAAを、酸を用いて無水エタノール中に溶解し、8時間還流
した。
以下の実施例は、ACNからCA誘導体、CADA、CAHおよびRACNへの
酸化を例示する。
■−3:アルコール での Na PdC1n CuC+2を いたACNの
これらの実施例は、CADAおよびCAHを形成するための、様々なアルコール
を用いてのこの触媒の使用を示す0(以下余白)
4−5: EtOHでの Na PdC1a CucI2を いたACNかCA
DAへの本実施例は、EtOH/水媒体中でのこの触媒の使用を示す。
これらの実施例は、CADAおよびCA)Iを形成するための、様々なアルコー
ルを用いてのこの触媒の使用を示す。
9: EtOHでの PdC1およびEtONOいたA Nか゛のCADAへの
lO: での PdCl CuCl2 いたACNたjjコLと二9」1七
11−15: 々の を いたエチル−CADAの木公解
これらの実施例は、CADAおよびアルコキンアクリロニトリルからCAMへの
加水分解を示す。
(以下余白)
(すべての反応は、200■+el1gで、70#Cで75分間行った。減圧を
用いて、形成されたEtOHを除去し、平衡がCAM形成に傾くようにした。)
16: を いたメチル−CADAの
立置
以下の実施例は、酸素をベースとしない酸化剤(すなわち、オゾン、過酸および
過酸化水素)を用いた、CAHまたはCADAからCAAまたはCAEへの酸化
を例示する。
18ニオシンを いた AHの
19ニオシンを いた CACAの ここで CACA=エチレングリコールC
ADA
20および21: ・ のみ たは′”とカルボン との ムせを いた CA
および の(以下余白)
(1)生成されたギ酸の量は、酸化されたCAM1モル当りにギ酸1モルが形成
されるという仮定に基づく。
(2)これはエステルまたは遊離酸としてのCAAの正味の生成率を示す。
(以下余白)
次の実施例は、酸化剤として酸素を用いる、CAMのCAAへの酸化を示す。
23: 々のフ1−ラジカル を いる を24: 71−ラジカル Na P
d 14HPAいる によるCAMの
25: 71−ラジカル Na2PdC1a CuCl2を いる によるCA
Mの
(以下余白)
次の実施例はCAEの加水分解およびCAAのエステル化を示す。
26:CAAのエチルエステルの
27:エ ノールによるCAAのエステル方法
以下の実施例において、種々の部分的に酸化されたプロピオニトリルを過酸化水
素、オゾン、および過酸を用いて酸化するために、次の操作手順を用いた。
03とCA等価物との反応:
反応成分(CACA、CA)I、 またはCADA)を適切な溶媒(H2Oまた
は氷酢酸)に溶解し、磁性攪拌子および温度計を備えた250 ccの3つ首モ
ートンフラスコに入れた。酸素(または空気)中の0x(0,08から2%)の
流れをポリメトリクスオゾン発生装置によって発生させ、0から2511Cの間
の温度で攪拌しながら、反応溶液に通じた( 200−2000 cc/分)。
反応の進行を、高圧液体クロマトグラフィーでモニターした。
過酸化水素/カルボン酸とCA等価物との反応:水を含むカルボン酸(ギ酸、C
AA、または酢酸)を、吊り下げ式メカニカル攪拌器および還流冷却器を備えた
500 ccの3つ首モートンフラスコに入れた。他の酸(すなわち、H2S0
4)を、酸性度を高めるために溶媒に加え得る。等モル量の基体(すなわち、C
ADAまたはEtOACN[EACN])および50%H2O2を、攪拌された
反応溶液中に、40aCから60aCで1から6時間の間に注入した。反応溶液
をその温度でさらに1−2時間攪拌した。生成混合物を、高圧液体クロマトグラ
フィーおよびGC分析により測定した。
H2O中での過酸化水素とCA等価物との反応:供給原料(CAH,CACAま
たはCADA)、H2OおよびH2S Oaを、メカニカル攪拌子を備えた10
0 ccの3つ首モートンフラスコに入れた。約1等量の過酸化水素を、反応溶
液中に攪拌しながら加えた。反応溶液の温度を、25℃から60℃の間に保った
。反応溶液をその温度でさらに1−2時間攪拌したO生成混合物を、高圧液体ク
ロマトグラフィーおよびGC分析により測定した。
犬息皇−鑓CAMのオゾン酸化
オゾンをCAMと室温で反応させCAAを生産する。下の表は、pH=1および
低オゾン濃度(0,08%)における結果を示す。
(以下余白)
我々は、オゾンによるCAHの酸化によって得られるCAA収量に対する、pH
および濃度の影響を試験した。この試験は、Na2CO3またはNaHCO3に
よる滴定で設定して行った。オゾン濃度を2%、0.4%および0.08%と変
化させたこれらの実験から得られた結果を、次表に示す。
(注意事項:pH・7ではCAHは室温で数時間安定であるが、pH・10では
、数分後には顕著な分解を示す。分解速度は、氷温に冷却することによってかな
り緩和し得る。)観察された5つの一般的な傾向は:
・・酸化速度は、オゾン濃度とpHの両方の関数としてめざましく増加した。
・・最高速度は、最高オゾン濃度および最高pHで観察された。
・・CAAに対する選択率は、オゾン濃度が減少するに従って僅かに増加した。
・・CAAに対する選択率は、pl]が上昇するに従って増加した。
・・一般に、CAAに対する選択率は、変換率が増加するに従って減少した。
l41cADAのオゾン酸化
本公開文献は、アルキルアセタールおよび芳香族アセクールのそれに対応するエ
ステルへの酸化を示す。CADAのような不活性化されたアセタールの酸化を記
載した文献は見い出されなかったが、強力な酸化剤を用いるだけでCADAの酸
化が可能になるということはもっともなことあると思われた。
対応するエステルへの選択率は、非環状アセタール(エタノールから得られるよ
うな)ではやや劣ることは周知であるが、環状アセタール(エチレングリコール
がら得られるような)では選択率は改善する。我々はエチレングリフ−ルーCA
DA[またはシアノアセトアルデヒド(CACA)の環状アセタール: NMR
によって特徴づけられ、高圧液体クロマトグラフィーでは応答因子が得られたコ
を、オゾン酸化試験に用いるために調製した。
2%03102混合物を用いるCACAのオゾン分解は、それに対応するエステ
ルを生産した。反応速度は、用いられたオゾンが0.08%に対して2%の場合
に著しい増加が見られた。このデータは、70%より低い変換率ではこの反応が
高度に選択的であることを示す。70%以上変換レベル上では、未同定の生成物
を優先的に形成した。
化学量論的なオゾンの使用は、安価なオゾン発生装置を入手し得る場合にのみ考
慮される。しかし、我々は、CAAのヒドロ牛ジエチルエステルは他のどの手段
によっても調製が困難であると考える。
K廊l−胆CADAおよびCAHの過酸酸化オゾンによるアセタールの酸化で高
収率および高反応速度が得られたことは、過酸を用いるCADAの酸化によって
、CAAへのより有利なアプローチとなり得る可能性があることを示唆した。過
酸とアセタールとの反応は、それに対応するエステルを生成する。
酢酸中でのエチル−CADAと30%過酢酸との反応は、室温で13 時間反応
後、変換率60%の時、CAA−エステルへは12%の選択率を示した。大量(
選択率48%)のCAAを、反応混合物中に見い出したことは驚くべきことであ
る。CADAはこれらの条件下で容易に加水分解する。このことは、過酢酸中に
存在する小量のH2O2およびH2OがCAHの中間体からCAAを生産する原
因であるに違いないことを、示唆した。従つて、水と過酸との混合物を用いてC
ADA (CAMを介した)を直接CAAに変換する新しい方法を試みた。
この概念を試すため、CAHを含有する水性混合物を30%過酢酸の過剰量と反
応させた。この結果、速い反応速度およびCAAへの高い選択率(室温で1時間
反応後のCAMの変換率=90%、そのときのCAAへのモル%選択率=77%
)が得られた。
CADAの場合(水を加えない)をまさるCAHの反応速度の増加は、CAHが
CADAをCAAにする酸化反応における中間生成物であることを示唆した。
l41旦CA D AおよびCAHの過酸化水素酸化アセタールをカルボン酸に
する、過酸化水素または過酸を用いる酸化反応は、先行する文献がほとんどない
。一般に、アセタールは過酸で酸化されて対応するカルボン酸エステルを生じる
。
我々のデータは、CADAが初めに加水分解されてCAHとなり、次にCAMが
過酸によって酸化されることを示唆する。過酸の使用が望ましい。なぜなら、我
々の対照実験によれば、CAMがH2O2のみにより酸化された場合、収率は過
酸を用いる場合よりもやや低い(H2O2のモル%選択率=50%、それに対し
て過酢酸のモルχ選択率=80%)からである◎大量の水の存在下で過ギ酸を発
生する経済的な方法は、H2O2とギ酸との組合せによる方法である。ギ酸は、
96%および88%の水性混合物として市販されている。さらに、ギ酸は水と共
に共沸混合物を形成するので、77%の濃度になるように都合よく蒸留され得る
。我々は、96%および77%の両方のギ酸をおおよそ化学量論的な量のH2O
2と組み合わせて試験を行い、同様の結果を得た。
我々は、CAA合成の有効性についてH2O2/ギ酸媒体中でのCADAの酸化
を試験した。エチル−CADAを、約1等量のH2O2(1,04モルH2O2
/1モルCADA)と96%ギ酸中で完全に反応させる。小量の酸触媒(H2S
O4またはHCIなど)を、40aCでの反応速度を高めるために加え得る。そ
の代わりに、反応溶液を、酸を加えずに単に約60aCまで加熱するだけで、同
様の反応速度が得られる(反応速度は約lXl0−7モルcc−’秒−1であっ
た)。
変換率100%でのエチル−CADAのH2O2酸化では、CAAへの選択率は
高圧液体クロマトグラフィーにより決定され、約88モル%であった。同定され
た唯一の主要な副生成物はCAHであり(約10モル%)、それは回収して再利
用し得る。小量のCAA−エステル(約く1%)およびCOPもまた、検出され
た。微量の副生成物はギ酸であり得る。しかし、ギ酸は使用溶媒中の主要成分で
あるので、僅かな増加を正確に定量化することは不可能であった。
1つの実験では、溶媒を除去して塩化メチレンで洗浄することにより、我々は粗
製のCAA生成物(78%が単離されて得られた)を得た。測定された融点は6
6−68++Cであり、CAAの文献に一致した。この生成物をIHおよび+3
(のNMRならびにFTIRを用いて分析し、標準のCAAと比較した。我々は
、この方法を用いて調製されたCAAが’HNMRにより純度〉994%である
ことを見い出した。粗性生成物をエーテル/ヘプタンから再結晶し、純粋な白色
結晶として(融点66、5−67、5aC)、60%のCAAを回収した。この
ことは、この工程での生成物の分離および精製が実行可能であることを証明した
。
77%ギ酸中でメチル−CADAを用いることにより、同様の結果を得た。メチ
ル−CADAの加水分解の反応速度がエチル誘導体の場合よりも約4,5倍遅い
という本質的な違いが明かになった。エチル誘導体の場合に匹敵する反応速度を
成し遂げるために、我々は酸触媒濃度を約0.2Mから0.8Mに増加した。
メチル−CADA変換率が100%のとき(反応時間=200分)、CAA収率
は84モル%であった。主要な副生成物はCAHであった(これは再利用され得
る)。他の副生成物はCAA−エステルであり(約3%)、これはCAAの追加
の収率となり得る。
H2O2の利用により、収量は86%となることがわかった。
我々は、CAAの収率が77%ギ酸中に存在するH2O2量の関数であることを
見い出した。98モル%のCAA収率を成し遂げるために必要な過剰のH2O2
(1,38モルH2O21モルCADA)は、H2O2の水−ギ酸−過ギ酸系で
の化学量論的利用量より小さい量を示した。最大収率が過剰のH2O2を用いた
時に得られたが、完全に許容され得る収率は、H2O2の化学量論量を用いて得
られたく約82%)。
H2O2利用量を、CAA収率に対するCAA (生成された)/H2O2(開
始時)のモル比を比較することによって測定した。H2O2の約70から80%
が、CAAの生成に利用された。5.5時間後でも活性な過酸化物がまだ確認さ
れ、反応が完了していないことが示唆された。
CAA収率はまた、l−1202濃度に依存することがわかった。
CAAの収率は、H2O2溶液の濃度が約1.6重量%のとき最大となった。よ
り高いH2O2濃度では、H2O2利用量は低下し、CO2生成量が増加した。
低いH2O2濃度では、反応速度(ま低下し、同じ反応時間ではより低いCAA
収率を示した。
50%H2O2を反応器に充填したとき、我々は許容し得る結果を見い出した。
しかし、反応溶媒で希釈した後の反応媒体中の実際のH2O2濃度は、約1から
2111%だけであった。従って、開始時に用いられ得る低濃度の8202は、
1重量%より低くないH2O2濃度の溶液を提供した。
’LmilLD池のカルボン酸の使用
その場で過酸を発生させるために用0られるカルボン酸もまた、変更し得る。我
々は、過酸化水素との組合せでギ酸のみならず酢酸およびCAA酸の使用もまた
示した。下の表には、種々のCA誘導体を用いた実施例の結果を示す。
(以下余白)
力1表
以下に述べる、CAHが02によってCAAに酸化される以下に示す実施例33
では、次の操作手順を用いた。
内部攪拌子、試料出入口、および外部加熱ジャケットを備えた100 ccのス
テンレススチール製の反応器に、CAMのH2Oまたは酢酸溶液(普通、1から
10重量%のCAH)を加えた。
CAMの安定化を助けるために酸く例えばH2S04)を加え得る。次に、適切
な触媒を、この溶液に加えたく触媒濃度は、普通10wMと100mMとの間で
ある)。酸素(または空気)を反応器に、5から1100psiの圧力で加えた
。この溶液を攪拌しながら50から12011Cの温度に加熱した。反応溶液の
試料を定期的に収集し、反応の進行を高圧液体クロマトグラフィーで測定した。
尖】11」u
本実施例は、水および酢酸溶媒中でのフリーラジカル開始触媒の使用について調
べた。次表は、フリーラジカルで開始された、CA Hが酸素によってCAAに
酸化される工程を用いるいくつかの実験から得られた結果を詳述する。
これらの結果は明かに、CAHがこれらの条件下でCAAに酸化され得ることを
示した。一般に、選択率は、変換率が上昇するに従って低下した。最良の結果は
、変換率が10%のとき66%の選択率を示し、変換率が28%のときは選択率
が45%に低下した。
一般に、金属で触媒されるアルデヒドの酸化は、水和物を利用するのではなく、
遊離のアルデヒドを利用してカルボン酸溶媒中で商業的に行われる。我々の方法
では水がより好都合な溶媒であるので、我々はこの変換のために水ベースの酸化
触媒を見い出すことを試みた。マンガン触媒またはコノイルシト触媒のいずれか
を水中で用いたところ、CAHを完全に酸化するには及ばなかった。しかし、ヘ
テロポリ酸(HPA)を触媒として用いると、表1に示される改善された結果を
得た。
このことは、HPAが、フリーラジカル開始剤として作用するがマンガンまたは
コバルトのいずれよりもより穏かであることを示唆する。
このようなCAHの酸化から低い選択率が得られたために、非フリーラジカル触
媒を探索した。我々は、CAMのCAAへの電子的な酸化(水中、7SIIC)
がパラジウム(+2)の化学量論的な使用により成し遂げられることを見い出し
た。この酸化剤を用いると、水中でさえ、酸性条件下で)IPAの実験の場合と
同様のより大きな選択率が得られた。このことは、CAMのCAAへの非ラジカ
ル酸化がフリーラジカル酸化よりも好ましいことを証明した。
パラジウムの化学量論的な使用が経済的には実行不能であったとしても、この実
験は請求電子的な酸化剤を用いればフリーラジカル開始剤と比較してより高い収
率が得られることを示す。このデータは、ラジカル経路が電子的方法よりもロス
がより大きいことを示すものである。従って、いくつかの非ラジカルの方法を調
べた。
Pd/HPA触媒では、HPA単独の場合よりはやや良好であるが、化学量論的
なパラジウムの場合よりもはるかに劣る結果を示した。
3つの場合(化学量論的なPd、HPAおよびPd/HPA)すべてについての
1次反応速度論を仮定して、我々はHPAおよびPct/HPA触媒を用いるC
AMの酸化の速度がそれぞれきわめて相似していることを見い出した。しかし、
化学量論的なパラジウムによる酸化速度は著しく遅い(化学量論的なパラジウム
の場合に対するHPAおよびPd/)(PAの場合の相対速度は、1・1.5:
1.7である)。従って、生成物の分布はCAl1のHPAフリーラジカル酸化
によつ°C制御される場合は大きいが、パラジウムによる場合の分布はきわめて
小さい。
この工程で用いる高い選択率を有する触媒を開発するためには、フリーラジカル
経路を最小化するとともに電子的経路を助ける必要があった。フリーラジカル酸
化によるロスを最小化するために、HPAを置換し得るより酸化力の低い共触媒
を探策した。我々は、共触媒としてCuCl2を選択した。
Cuc12はHPAよりも酸化力が低く、CAHのフリーラジカル消費の相対速
度はHPAの場合よりも約15倍遅かった。
これらのデータは、PdCl2/CuCl2触媒が対応するPdCl2/HPA
触媒よりもかなり良好に作用することを示した。これは、仮定でめられていた事
例であった。
Pd/HPA触媒は15倍の反応速度を示したが、CAAのモル%収量はPd/
Cu触媒の方がかなり高かった。変換率100%のとき、我々はCAA収量が4
5%に達し得ることを期待した。
選択率がこの実験を通して常に45%であったので、このことは合理的である。
反応速度は約10−9モルcc=秒−1であった)。
当業者が以下の請求項に見られる方法の等価物を構想したとしても、これらの等
価物が本願で請求された発明の精神の範囲内にあることは、明らかである。
国際調査報告
一一呻一+111^峠−−−− KゴA芯92101:5門フロントページの続
き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 AT、
AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE、 DK、 ES
、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、 MG、
MN、 MW、 NL。
NO,PL、 RO,RU、SD、 SE、 US(72)発明者 ペリアナ、
ロイ エイ。
アメリカ合衆国 カリフォルニア 95132サン ホセ、クリークサイド 2
775
Claims (5)
- 1.以下の式で表される部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物をさらに酸 化することによって、シアノ酢酸を生産する方法: NIC−CHx−CHy−AB ここで、Aは−H、−OH、または−OR;およびBは−OH、−OR、または =O;x=1または2、y=0または1(AおよびBの選択に依存する);ただ し、ここで、Bが=Oのとき、Aは−H、およびx=0であり;そしてy=1の とき、x=0であり、およびBは=Oでない。
- 2.前記部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物が、シアノアセトアルデヒ ド、その水和物、またはそのアセタールから選択される、請求項1に記載の方法 。
- 3.前記酸化が、酸素、オゾン、過酸(RCOOOH、ここでRはHまたはCn Hn+2である)、アルキルニトライト(RONO、ここでRはCnHn+2で ある)および過酸化水素またはそれらの混合物によって起こる、請求項1に記載 の方法。
- 4.アセトニトリルを酸化して前記部分的に酸化されたプロピオニトリル化合物 を生産する工程を包含する、請求項1に記載の方法。
- 5.前記生成シアノ酢酸をエステル化する工程を包含する、請求項1に記載の方 法。
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