JPH06507122A

JPH06507122A - 手持ち式動力工具

Info

Publication number: JPH06507122A
Application number: JP5514494A
Authority: JP
Inventors: ホルツァー，　ペーター; シャイプレ，　ヘルマン
Original assignee: シンテイラ　アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date: 1992-02-19
Filing date: 1993-02-09
Publication date: 1994-08-11
Also published as: EP0581933B1; DE59306432D1; US5651419A; WO1993016845A1; EP0581933A1; DE4204947A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】手持ち式動カニ具背景技術本発明は、請求の範囲の請求項１の上位概念に記載の手持ち式動カニ具に関する。

ヨーロッパ特許第１２９７５４号明細書に基づいて公知のこのような形式の手持ち式動カニ具では、導電体が、ケーシング部分シェルの分割平面を延びている、ケーシングのケーブル通路に配置されている。そして導電体はこれらの通路内に、位置固定のための特別な手段を用いることなしに、敷設されており、これによって、手持ち式動カニ具の運転時に発生する振動にさらされる。この公知の構成では、導電体の破損もしくは絶縁体の損傷を、特に、打撃穿孔機又はドリルＩｓンマにおける使用に際して、確実に排除することは不可能である。さらに、手持ち式電動工具における導電体のためには、少なくとも４ｍｍのクリープ電流ノ（リヤが必要とされている。そしてこのことによって、公知の構成では、場合によっては構造上の問題点が発生することになる。

発明の利点請求項１の特徴部分に記載されているように構成された本発明による手持ち式動）ｊ工具は、これに対して次のような利点を有している。すなわち本発明による手持ち式動カニ具では、導電体が次のように、すなわち強い振動の発生時においても導電体のずれもしくは裂断が排除され得るように、固定されかつシールされて配置されている。さらに、本発明による手持ち式動カニ具においては導電体のために、明らかに４ｍｍよりも薄い通常のケーシング厚においても、４ｍｍの最低クリープ距離を備えたクリープ電流バリヤが保証されている。したがって本発明によって、極めて敏感なセンサケーブルをも、手持ち式動カニ具に特に確実に敷設することが可能になる。

図面次に図面につき本発明の詳細な説明する。

第１図は、手持ち式動カニ具を部分的に破断して示す側面図、第２図は第１図に示された手持ち式動カニ具のケーシングを示す断面図である。

実施例の記載第１図に部分的に破断して示されている手持ち式動カニ具は、部分シェル構造形式で構成されたケーシング３を備えたハンドドリル１であり、このケーシング３は、頚部４におけるスピンドル支承箇所に向かって先細になっている。ケーシング３はケーシング壁５を有していて、モータ７と伝動装置９とを受容している。

モータ７は、ドリルチャック１３を有しているスピンドル１１と作用結合されている。スピンドル１１はさらに、マグネット１５として構成されたパルス発信機を有している。ケーシング壁５においてマグネット１５に近接して、センサ１７が配置されており、このセンサ１７は導電体１９を介して、モータケーシング３に配置されているモニタ兼制御ユニット２１と接続されており、このモニタ兼制御ユニット２１には、回転数又はトルクを調整するための調節車２２が設けられている。導電体１９は、ケーシング壁５の内部において、つまり溝として構成された通路２３を通して、頚部４に案内されている。通路２３は、ケーシング部分シェル２７のケーシング壁５の狭幅側に、つまり隣接した他方のケーシング部分シェル２９に対する分割平面３０における狭幅側に、一体に成形されている。

さらに、ケーシング壁５の端面の輪郭には、第１の隆起状のリブ２５が一体成形されており、このリブ２５は、高められた堤防のように、通路２３のそばを延びている。

両方のケーシング部分シェル２７．２９は、リング状のスリーブ３２によって取り囲まれていて、このスリーブ３２は、鳩尾状の溝３４において回動不能に固定されており、この鳩尾状の溝３４自体は、分割継ぎ目３６もしくは分割平面３０に沿ったほぼ等しい幅配分で、ケーシング３の外輪郭に一体に加工されている第２図に示されているケーシング３の断面図は、蛇行形状の分割継ぎ目３６の範囲におけるケーシング分割シェル２７，２９を示している。この第２図から分かるように、通路２３はケーシング分割シェル２７のリブ２５と２６との間を延びており、導電体１９はその内部において固定されていて、つまり第２のケーシング部分シェル２９の第３のリブ３１によってクランプされている。ケーシング部分シェル２７のリブ２５．２６は、他方のケーシング部分シェル２９の切欠きつまり通路２４に突入していて、両ケーシング部分シェル２７．２９を互いに対してシフト不能に固定している。

第２図からさらに分かるように、第１のケーシング部分シェル２７の第１のリブ２５は、ケーシング部分シェル２９の通路２４に突入しており、これによって両ケーシング部分シェル２７．２９は相対的に位置不動である。さらに第２図からは、通路２３が長孔状の横断面を有していることと、導電体１９が多心の扁平帯ケーブルとして構成されていることが、分かる。

分割継ぎ目３６が蛇行形状又はジグザグ形状を有していることによって、導電体１９とケーシング３の外側輪郭との間におけるクリープ距離は、ケーシング３を分割継ぎ目ところにおいて通常よりも厚（する必要なしに、４ｍｍよりも太き（なり、しかもこの場合、約２ｍｍの壁厚で十分である。

第１図及び第２図に示されているように、リング状のスリーブ３２は、両方のケーシング部分シェル２７．２９を互いに固定していて、ケーシング３の特に高負荷される箇所に肉厚部を形成しており、この肉厚部には例えば、打撃又は穿孔の間における切換え装置又は変速ギヤのための操作エレメントが、支承されている。

本発明の図示されていない実施例では、伝動装置ケーシングの壁に、はぼ該伝動装置ケーシングの壁に追従する孔が配置されており、この孔内に導電ケーブルが配置されている。

図示されていない別の実施例では、導電ケーブルはケーシング壁の内部に解離不能に注型されている。

本発明の、図示されていないさらに別の実施例では、ケーブル又はこれに類したものを受容するための中空室を備えた複数のケーシング部分シェルがダブル壁状に構成されており、このように構成されていると、光導手段、特に画像伝送手段と、さらに機械的な移動調節エレメント、特にボーデンケーブル又は切換えロッドとを、外部から見えないように、固定可能に受容することができる。

Claims

【特許請求の範囲】１．手持ち式動力工具（１）であって、ケーシング（３）内に配置されたモータ（７）、特に伝動装置（９）を備えた回転数を制御される電動機と、工具ホルダ（１３）を有するスピンドル（１１）とが設けられており、この場合導電体（１９）が、ケーシング（３）の壁（６）に設けられた所属の通路内を延びている形式のものにおいて、導電体（１９）、特に多心の扁平帯ケーブルが、壁（６）における通路（２３）内に固定配置されていることを特徴とする手持ち式動力工具。２．ケーシング（３）が、ケーシング部分シェル（２７，２９）から形成されていて、該ケーシング部分シェル（２７，２９）が、分割平面（３０）に配置されていてかつ所属の溝状の切欠き（２３，２４）に係合するリブ（２５，２６）を用いて、相対的に調節されている、請求項１記載の手持ち式動力工具であって、通路（２３）が、第１のケーシング部分シェル（２７）の壁（６）に凹設された溝として配置されており、この場合該溝が、導電体（１９）のための出口孔を除いて、ケーシング内部に向かって開放していないことを特徴とする手持ち式動力工具。３．第１のケーシング部分シェル（２７）に配置されている通路（２３）が、分割平面（３０）に向かって開放していて、ケーシング（３）の組み立てられた状態において、他方のケーシング部分シェル（２９）によって閉鎖されており、この場合２つのケーシング部分シェル（２７，２９）の接触箇所に分割継ぎ目（３６）が形成されている、請求項２記載の手持ち式動力工具。４．通路（２３）が、第１のリブ（２５）のすぐそばを通るように配置されており、通路（２３）の他方の側に該通路（２３）に対して平行に、第１のリブ（２５）と第２のリブ（２６）とが配置されている、請求項３記載の手持ち式動力工具。５．隣接したケーシング部分シェル（２９）に所属の第３のリブ（３１）が、少なくとも部分的に通路（２３）に突入していて、該通路（２３）を閉鎖し、その中で導電体（１９）を固定している、請求項１から４までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。６．第１のリブ（２５）及び第２のリブ（２６）が少なくとも部分的に、隣接したケーシング部分シェル（２９）の溝もしくは通路（２４）に突入していて、該通路（２４）を閉鎖している、請求項１から５までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。７．導電体（１９）が、スピンドル（１１）によって貫通されているケーシング（３）の頸部（４）に配置されているセンサ（１７）、つまりスピンドル（１１）における発信機、特に磁気発信機（１５）を検出するためのセンサ（１７）に、通じている、請求項１から６までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。８．ケーシング（３）が、複数壁に、特にダブル壁に構成されていて、ケーブル又はこれに類したものをクランプ受容するための中空室を備えている、請求項１から７までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。９．通路（２３）を有している分割継ぎ目（３１）の輪郭が、蛇行状に又はジグザグに延びていて、この場合ケーブルの壁厚が４ｍｍよりも薄い場合においても、導電体（１９）とケーシング（３）の外面との間におけるクリープ距離が、少なくとも４ｍｍになる、請求項１から８までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。１０．ケーシング部分シェル（２７，２９）が、リング状のスリーブ（３２）によって取り囲まれていて、互いに固定されており、この場合スリーブ（３２）が、分割平面（３０）の範囲においてケーシング外側輪郭に一体成形された鳩尾状の溝（３４）において、回動不能に保持されている、請求項１から９までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。１１．分割平面（３０）の両側において各ケーシング部分シェル（２７，２９）に、導電体（１９）又はこれに類したものを受容するための通路（２３，２４）が配置されている、請求項１から１０までのいずれか１項記載の手持ち式動力工具。