JPH06507094A - 眼用器具 - Google Patents

眼用器具

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JPH06507094A
JPH06507094A JP4511421A JP51142192A JPH06507094A JP H06507094 A JPH06507094 A JP H06507094A JP 4511421 A JP4511421 A JP 4511421A JP 51142192 A JP51142192 A JP 51142192A JP H06507094 A JPH06507094 A JP H06507094A
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    • Y10S604/00Surgery
    • Y10S604/902Suction wands

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 眼用器具 本発明は、1991年4月23日出願の米国特許出願第07/690808号( 眼用器具)の部分継続出願である。
本発明は、眼用器具に関し、特に、手術の間、目に潅注(irrigate)  L、また、目から吸引(aspirate) L、および/または目から生来の 水晶体(natural 1ens)を超音波により除去するために使用するこ とができる器具に関する。
発明の背景 眼科の手術の間、目の内部において種々の機能を果たすことがしばしば必要であ る。たとえば、白内障の手術の間において、これらの機能には、目の生来の水晶 体を砕くこと、目を潅注(洗浄)することおよび生来の水晶体の小片および潅注 流体を目から吸引することが含まれる。目の中において実施することが望ましい 場合がある他の機能の例には、目の内部を検視することおよび目の内部にてレー ザーエネルギーを使用することが含まれる。
これらおよび他の機能を目の内部において実施するために、目に切開部を形成す ることが必要である。外傷を最小限にし、治癒の過程を促進するために、切開部 はできる限り小さいことが望ましい。つぎに、眼用器具が切開部を通って目の内 部に挿入される。一旦挿入されると、強膜(sclera)および後方の膜量( posterior capsule)において器具の移動を制限して目を鎮静 化することが望ましい。
残念ながら、目の中における器具の移動を制限することは、器具が実施しなけれ ばならない仕事としばしば相入れない。さらに、行うべき機能は、器具の先端部 分が目の中の種々の異なる位置(これらの幾らかは比較的アクセスしにくい)に 移動する必要があることがある。
不発明は、小さい切開部を通って目の中に挿入することができ、一旦挿入される と、目の内部において種々の機能を実施することができる眼用器具を提供する。
本発明により、強膜、または要すれば、後方の膜量への入口に接触している器具 の部分を移動することなく、目の中において種々の位置にて作業をすることがで きる。したがって、必要な機能は、小さい切開部を通じて行うことができ、目は 鎮静の状態を保持することができる。さらに、小さい切開部は、器具の周囲に比 較的緊密に適合され得るので、目からの流体のロスは最小限になる。
本発明は、近位端部分および遠位端部分、遠位端部ならびに遠位端部の遠位開口 部において開いている長尺通路を有する長尺のチューブを含む眼用器具において 具体化される。チューブの遠位端部分は、切開部を介して目の中に受容されるよ うな寸法になっており、この切開部は、比較的小さくてよい。
眼用器具は、緩和(弛緩)した状態(relaxed condition)に おいて湾曲構造を有する弾性的に変形可能な遠位端部分を有する長尺内側部材も 含む。弾性的に変形可能な遠位端部分は、切開部を通って目の中に受容され得る ような寸法であり、目の中で一つまたはそれ以上の機能を行うことができる。内 側部材は、チューブの長尺通路において、少な(とも部分的に受容される。
この構造は、種々の利点をもたらす。たとえば、チューブの遠位端部分および内 側部材は、相対的に長手方向に移動することができ、その結果、内側部材の遠位 端部分は、チューブの遠位開口部を通って種々の量で突出することができる。
これにより、遠位開口部から突出する湾曲構造の円弧の長さが変化し、内側部材 の遠位端部分が、目に対してチューブを相対的に移動させることなく、目の中に おいて種々の異なる位置において遠位端部分の機能を果たすことができる。別の 点から眺めた場合、この相対的な動きは、内側部材の遠位端部分がチューブの遠 位端部分の中に引っ込んでいる第1状態と、内側部材の遠位端部分が遠位開口部 を通って外向きに突出する第2状態との間のものである。チューブの遠位端部分 と内側部材との間のこの相対的な動きを生じさせる手段が供給されている。その ような手段は、種々の異なる形態をとることができ、要すれば、この相対的な動 きをもたらすあるいは与えるためのモーターを含んでよい。別法では、相対的な 動きは、手動により達成することができる。
さらに、チューブの遠位端部分および内側部材が相対的に回転できるようにする ことにより、遠位端部分は、チューブおよび内側部材がどのような角度で回転し ていても目に中においてその機能を達成することができる。これにより、内側部 材の遠位端部分は、目の多くの他の領域に到達することができる。内側部材を回 転することにより、チューブは目の重要な領域に対して安定して静止して保持す ることができる。
本発明の重要な特徴は、内側部材の遠位端部分が緩和状態において湾曲構造を有 するということであり、また、それが弾性的に変形可能であるということである 。この構造のために、チューブの遠位開口部内に遠位端部分を部分的に引き戻す ことにより、湾曲構造の円弧の長さが減少する。また、器具を挿入するために、 内側部材をチューブ内に完全に引き込むことができる。チューブは、好ましくは 線状であり、その結果、小さい切開部を通って目の中に入って行くことができる 。
一旦目の中に入ると、内側部材は、遠位開口部から所望の長さまで遠位方向に向 かって延びることができ、そのように突出した部分は、円弧の形態であり適用範 囲が増加する。湾曲した構造の最大円弧は、いずれの所望の長さであってもよく 、好ましくは最大円弧は緩和状態において少なくとも180度であり、場合によ り約250度である。
内側部材の遠位端部分は、種々の異なる材料、たとえば、弾性的に変形可能なエ ラストマー材料またはポリマー材料からできていてよく、好ましくはシリコーン 材料からできていてよい。別法では、エラストマー材料およびポリマー材料のラ ミネートを使用することができる。他の構成、たとえば弾性材料または弾性ワイ ヤーを中に埋設した非弾性材料を使用する態様も採用することができる。
内側部材は、目の中において器具が主としてその機能を実施するための主たる部 材であるので、しばしば、チューブ状内側部材を利用するのが望ましい。これに より、たとえば、吸引もしくは潅注のために、あるいはもう一つの部材、たとえ ば目の内部の照明、観察またはレーザーエ不ルキーの伝達のために使用できる光 ファイバーを運ぶために、内側部材を使用することができる。
好ましくは、チューブと内側部材との間に空隙が存在する。この空隙は、流体パ スを提供し、この流体パスは、種々の目的のために使用することができるが、特 に潅注(洗浄)流体に適当である。
器具を使用して実施することができるもう一つの重要な機能は、生来の水晶体の 中心部分(nucleus)を超音波により壊すことである。この目的のために 、器具は、内側部材の通路における長尺の超音波ニードルおよび超音波ニードル に超音波二不ルギーを与えるための手段、たとえば超音波ホーン(ultras ound horn)を含んでよい。超音波ニードルの遠位端部分は、チューブ の遠位開口部から突出し、内側部材およびチューブは、内側部材の遠位端部分が 超音波ニードルの遠位端部分の遠位側で延びる第1状態と超音波ニードルの遠位 端部分が内側部材の遠位端部の遠位側でとび出す第2状態との間で長手方向に相 対的に移動可能である。
これにより、内側部材の湾曲遠位端部分により邪魔されることな(超音波ニード ルを使用することができ、逆に、超音波ニードルにより邪魔されることなく目の 種々のアクセスできない領域においてたとえば吸引目的のために内側部材の湾曲 遠位端部分を使用することができる。
超音波ニードルは、ニードルの遠位端部分において開口している長尺のニードル 通路を有し、これは、望ましくは吸引目的のために使用することができる。望ま しいことであるが、場合により、本発明の特徴は、ニードル通路は、それが近位 方向に延びるにつれて断面積が徐々に増加しているということである。これによ り、ニードル通路を通って吸引される小片が、ニードル通路で留まり、それを塞 さぐことを減少させる。
本発明の特徴は、チューブがハンドピース(handpiece)を形成する眼 用器具において、好ましく具体化される。ハントピースは、遠位端部分の近位側 に位置し、また、内側部材の長尺通路と連絡している第1近位開口部を有するの が好ましい。
したがって、この近位開口部に吸引作用を適用することにより、内側部材は、吸 引のために使用することができる。また、ノ1ンドピースは、その遠位端部分の 近位側に位置する第2近位開口部を有してよく、内側部材と/%ントピースとの 間の流体パスは、第2近位開口部と連絡する。これにより、第2近位開口部を通 過して潅注流体を流体パスに供給することができる。
可撓性コンジットを使用して、ハンドピースの近位開口部を潅注流体のソースお よび真空ソースに接続することがてきる。/)ンドピースは、近位開口部を含む 部分またはセクションに対して相対的に71ンドピースの一つの部分またはセク ションの回転を可能にする特徴を含み、それにより、可撓性コンク・ソトのもつ れまたはねじれの可能性が減少する。また、ハンドピースの複数の種々の角度の 状態において、流体パスと第2近位開口部との間における連絡を可能にする特徴 をノ\ンドピースは有する。同様に、器具は、内側部材とハンドピースの一部分 との開てノール部分を有するのが好ましく、これは、相対的に回転可能なノ1ン ドピースのセクションの相対的な種々の角度の状態において、また、内側部材お よびノ\ンドピースの種々の相対的な軸方向の状態において潅注または吸引フロ ーノ々スにおける漏れに対して器具を封止する。
本発明を、追加の特徴および利点とともに、添付の例示的な図面と関連して以下 の説明により最もよく理解することができる。
図面の簡単な説明 第1図は、目の内部において使用される、本発明の教示事項に基づいて構成され た眼用器具を部分的に断面で示す側面図である。
第2図は、本発明の眼用器具の一つの形態の長手方向断面図であり、内側部材の 遠位端部分は、ハントピースの内部で完全に引っ込んでいる。
第2A図は、第2図の器具の一部分を示す拡大した部分的な断面図である。
篤3図(図面のシート3)は、第2図と同様である部分的断面てあり、内側部材 の遠位端部分は延び出ている。
第4図は、第2図の線4−4にほぼ沿った拡大断面図である。
第5図は、眼用器具の近位領域を示す拡大部分断面図であり、7<レルは第2図 の状態からコネクターマニホールドに対して相対的に180°回転されている。
第6図は、眼用器具の遠位領域を示す拡大部分断面図であり、内側部材の遠位端 部分は延び出ている。
第6A図は、第6図と同様の部分断面図であり、内側部材の遠位端部分はチュー ブの中に部分的に引き込まれている。
第7図は、本発明の第2の態様を示す、第3図と類似した部分断面図である。
第7A図は、第7図と同様の図であり、内側部材の遠位端部分は、エンドピース の中に完全に引き込まれている。
第7B図は、第7A図の線7B−7Bにほぼ沿った断面図である。
第8図は、超音波ニードルを含む眼用器具の第3の態様を示す部分長手方向部分 断面図である。内側部材の遠位端部分は、延び出た状態で示している。
第9図は第8図の器具の遠位部分の拡大部分断面図である。
第9A図は、超音波ニードルの遠位先端部を露出するように内側部材の遠位端部 分が引き込まれている状態を示す、第9図に類似した拡大部分断面図である。
第10図(図面のシート3)は、本発明の第4の態様を示す、第9図に類似した 拡大部分断面図である。
第11図は、本発明のさらにもう一つの態様の長手方向断面図である。
第12図および第13図は、第11図の態様の遠位部分および近位部分の拡大長 手方向断面図である。
第14図は、第12図の線14−14に沿った断面図である。
第15図は、第11図の線15−15に沿った断面図である。
好ましい態様の説明 第1〜6図は、遠位端部分19の遠位開口部17にて開いている長尺通路15( 第2A図および第6図)および通路15内で少なくとも部分的に受容される長尺 内側部材21を有するハンドピース(handpiece) 13の形態の長尺 チューブを一般的に有してなる眼用器具11を示す。ハンドピース13は、種々 の異なる構造であってよいが、この態様において、通路15は遠位端部19から ハンドビ−スの近位端部25に位置する第1近位開口部23(第2図)まで軸方 向に延びる。
ハンドピースは、切開部を通って目の中に受容されうる寸法になっている遠位端 部分27を含む(第1図〜第2A図)。したがって、遠位端部分27は、好まし くは直円筒状の形態であり、また、通路15は好ましくは円筒状であるが、遠位 端部分27を通って軸方向に延びる。
内側部材21は、第6図に最もよく示されるように、緩和(弛緩)した状態にお いて湾曲した構造を有する弾性的に変形可能な遠位端部分29を有する。遠位端 部分29は、また、切開部を通って目の中に受容されるような寸法になっており 、目の内部において一つまたはそれ以上の機能を果たすことができる。
遠位端部分29は、通路15の中に適当に引き込まれることができる限り、その 応力がかかっていない、または、緩和した状態において種々の方法で湾曲構造を とるようにできる。この態様において、遠位端部分29は、シリコーンから作ら れ、たとえば第6図に示すように湾曲された部分的に円形の構造に型成形される 。したがって、遠位開口部17から突出する湾曲構造の円弧の長さは、第2A図 、第6図および第6A図を比較することにより示されるように、遠位端部分27 および29を相対的に長手方向に移動することにより変えることができる。より 特に、第2A図は、遠位端部分29が通路15の中に完全に引き込まれた状態を 示し、第6図は、遠位端部分29が完全に延び出て、内側部材が遠位部分27の 遠位側にて最大限の長さになっている状態を示し、第6A図は、遠位端部分29 が遠位端部分27の中に部分的に引き込まれ、遠位端部分29の円弧が部分的に 減少した長さとなっている状態を示す。遠位端部分27は線状かつ硬質であるの で、弾性の通常は湾曲した遠位端部分29を通路15の中に引き込むことにより 、遠位端部分29の引き込まれた部分が真っ直ぐになる(第2A図)。
遠位端部分29はいずれの所望の湾曲した構造を有してよいが、この態様におい て、湾曲した構造は部分的な円形である。湾曲した構造は、いずれの所望の角度 で延び出てもよいが、この態様において完全に延び出て緩和した状態において約 250度の角度X (東6図)で延びている。たとえば、遠位端部分29は、約 0.025インチから約0065インチまでの外径を有してよく、遠位端部分2 7は約1074インチの外径を有してよい。
この態様において、内側部材21はチューブ状であり、内側部材の遠位端部35 の遠位開口部33において開口している長尺の通路31(第6図、第6A図)を 有する。以下により詳細に説明するように、通路31は、ハンドピースの近位端 部25の近位開口部23とつながっている。この態様において、通路31および 遠位端部分29は円形断面を有するが、要すれば、他の断面を採用することがで きる。
内側部材21は、メインボディ37(第2A図)を含み、これは硬質材料、たと えば金属から作られているのが好ましい。メインボディ37は、例えば、その遠 位領域を通路31の中に挿入して(第6A図)、例えば適当な接着剤を使用する ことによりこれらの二つの部材を一体に結合することにより、遠位端部分29の 近位端部に取り付けられているのが適当である。以下により詳細に説明するよう に、内側部材21は、通路15の中で長手方向に移動することができ、また、遠 位端部分27に対して相対的に通路15において回転できる。
ハンドピース13は、遠位端部分29を含む先端セクション39(第1〜3図) 、先端セクション39の近位端部分内にネジ止めされるコネクターセクション4 1、例えば接着剤によりコネクターセクション41に適当に接続されているガイ ド43、ガイド43に滑動的に取り付けられているスライダー45、ガイド43 に接着または適当に取り付けられているバレル(barrel、胴部分)47、 ならびにいずれかの適当な方法、たとえばマニホールド(manifold)  49にある環状リブ51(第5図)およびリブ51を滑動的に受容するバレル4 7に設けた環状の対になる溝53により、バレル47の近位領域に回転可能に接 続されているコネクターマニホールド49を含む。リブ51は、溝53にスナツ プフィツト(snapfit)により係合することがてき、器具11の長手方向 軸に一致する回転軸の周囲で回転するようにコネクターマニホールドは取り付け られる。バレル47の回転は、ガイド43、スライダー45および内側部材21 を遠位端部分27およびコネクターマニホールド49に対して相対的に回転させ る。ハンドピース13は、コネクターセクション41の中で適当に保持されて内 側部材21を滑動的かつ封止的に受容する環状フロントノール55(第2図およ び第2A図)、およびバレル47の近位窪み内に受容されるハックノール57( 第2図および第5図)も含む。
第2A図に最もよく示されるように、内側部材21は、ハンドピース13から半 径方向で内側向きに間隔を隔てて配置され、遠位開口部17から近位方向に先端 セクション39、コネクターセクション41およびガイド43を通って長手方向 に延びる通路セクション63に対するフロントノール55における部分61を通 って延びる一般的には環状の流体バス59を規定する空隙を提供する。バレル4 3の長手方向通路セク/ヨン65(第2図および第5図)は、通路セクション6 3から近位方向にバレルの近位端部付近にある環状溝67まで延びる。溝67は 、バックシール57の複数の開口部69のいずれか一つを介してコネクターマニ ホールド49の遠位端部において類似の溝71とつながっており、コネクターマ ニホールド49を通って延びる通路セクション73は、近位開口部75につなが る。このようにして、近位開口部75は、遠位開口部17に到る流体パス59と 連絡している。したがって、近位開口部75を可撓性のコンジット79を介して 潅注(洗浄)流体ソース77(第1図)に接続することにより、潅注流体を器具 11を通って遠位開口部17に供給することができる。
溝67および71ならびに接続開口部69は、バレル47およびコネクターマニ ホールド49の相対的な回転状態に関係なく、近位開口部75と遠位開口部17 との間で流体連絡を連続的に提供できる。器具11の使用に際して、第1図にお いて矢印により示すようにコネクターマニホールド49を静止させたままの状態 でバレル47を回転することができ、その結果可撓性コンジット79および91 はねじれるようにならない。
内側部材21は、フロントノール55を通って近位側に延び、メインボディ37 は、スライダー45のタブ(tab) 81 (篤2図、第2A図および第4図 )に半田付けされている(金属パーツを使用する場合)。スライダー45は、ガ イド43の上で長手方向に移動可能であり、タブ81は、ガイド43の軸方向に 延びるスロット83の中に受容され、その中で長手方向に滑動可能である。スラ イド45は、第1〜3図に示すように、手動操作のために露出しており、その結 果、医師がそれをハンドピース13の長手方向に容易に移動することができる。
タブ81は、内部部材21のメインボディ37に接続されているので、スライダ ー45の動きは、内側部材21を移動して、遠位端部分29をとび出させたり、 また、引っ込めたりする。より特に、スライダー45は、それがバレル47に当 たり、遠位端部分29が通路15の中に引き込まれている引っ込み状態(第2図 および第2A図)とタブ81がコネクターセクション41に当たり、遠位端部分 29が通路15から完全にとび出ている延び出し状態(第3図)との間で移動可 能である。
また、内側部材21は、メインボディ37の近位端部に、たとえば半田付けによ り、適当に取り付けられているバックチューブ85(第2図および第5図)を含 む。バックチューブ85により示される内側部材21の部分は、また、スライダ ー45と共に移動する。
この構造により、内側部材の通路31は、遠位開口部33から遠位端部分29、 メインボディ37およびバックチューブ85を通って近位開口部23に到るコネ クターマニホールド49にある通路セクション87(第2図および第5図)に延 びている。したがって、可撓性コンジット(導管)91を介して近位開口部23 を真空ソース89に接続することにより(第1図)、真空は、通路31および遠 位開口部33に適用することができ、器具11を目の中における吸引部材(アス ピレータ−)として使用することができる。バックチューブ85は、第5図に示 すようにバックシール57を通って延び、シールにおいて滑動可能であり、した がって、ソールは、内側部材21が完全に引き込まれても、また、完全に延び出 た状態であってもバックチューブの周囲で保持される。
白内障状態において、目の生来のレンズは硬くなっており、この硬化は、典型的 にはレンズの中心部で始まる。目の生来の水晶体を取り除くために、中央の硬質 の物質を最初に常套の技術、たとえば超音波を使用して除去する。これにより、 膜量の袋93 (capsular bag)の中に生来の水晶体のより柔らか な周辺部分が残る(第1図)。次に、器具11を約長さが2.2mm程度であっ てよい小さい切開部95を通って目の中に挿入するが、遠位端部分29は第2図 および第2A図の引き込んだ状態である。遠位端部19は、膜量の袋93の中に 挿入することができ、遠位端部分29は、第1図および第6図の延び出た状態ま たは第6A図に例示されるような部分的に延び出た状態に進める。潅注流体ソー ス77により潅注流体を供給し、真空ソース89を稼働して吸引操作を開始し、 生来の水晶体のより柔らかい周辺部分および水晶体の中央領域の小片を除去する 。目の中に挿入されている遠位端部分27の長さ、遠位端部19からとび出して いる遠位端部分29の長さおよび器具の長手方向軸の周囲の遠位端部分29の角 度を変えることにより、目に対して遠位端部分27を相対的に大きく動かすこと なく、潅注または吸引のために、切開部95を通って膜量の袋93の中のあらゆ る領域に到達することができる。
第7図、第7A図および第7B図は、ここで図示しないまたは説明しないすべて の点については器具11と同様である器具11aを示す。器具11の部分に対応 する器具1.18の部分は、対応する引用番号の後につけるraJの文字により 示している。
機能的には、器具11aは、器具11aと同じであるが、第7図の延び出た状態 と第7A図の引っ込んだ状態との間で通常は湾曲している弾性遠位端部分29a が移動する方法が異なっている。特に、第7〜7B図の態様において、遠位端部 分29aは、第7図の延び出た状態から第7A図の引っ込んで状態へ、遠位端部 分29aの上て遠位端部分27aを移動することにより移動する。
これを達成するために、スライダー45aはコネクターセクション41aと一体 であるかあるいはそれに接続され、また、バレル47aはカイト43aと一体で あるかまたはそれに接続されている。スライダー45aは、第7図の状態と第7 A図の状態との間で手動によりガイド43aの上で長平方向に動がすために取り 付けられ、ガイド43aが有するシール101は、スライダー45aとガイド4 3aとの間で境界面を封止する。第7A図を眺めた場合に左向きにスライダー4 5aを移動できる程度は、いずれの適当な方法で制限してもよ(、たとえば、カ イト43aが有し、また、スライダー45aのスロット105内に位置するビン 103によって行うことができる。第7図に示すようにスライダー45aが右に 移動できる最大限の量は、ピン103およびスロット105により、ならびに/ または、コネクターセクション41aのガイド43aの遠位端部分との係合によ り制限することがてきる。
この態様において、内側部材21aは、バレル47aに対して軸方向に移動する ことができず、コネクターマニホールド49aに取り付けられたシール107お よび保持部材(retainer)により長手方向の移動に抗して保持される。
この構造により、近位開口部23a、通路セクション87aおよび内側部材21 aを通って吸引作用を適用することができる。この態様において、第1〜6図の 態様のパックチューブ85を省略している。吸引パスは、ハンドピースの近位端 部25aにおけるベンド(曲がり部分)を除いて、ハンドピースの全長にわたり 真っ直ぐであり、さえぎられていない。同様に、潅注流体バスは、マニホールド 57aおよびマニホールドにおけるベンドを除いてその全長にわたり真っ直ぐで あり、障害物が存在しない。
バレル47aは、器具1コと同じ方法で、コネクターマニホールド49aに対し て相対的に回転可能であり、ノール57aは、通路セクション73aが、コネク ターマニホールド49aに対するバレル47aの角度的向きに関係なく、通路1 5aと連絡することを可能にする。したがって、潅注流体は、近位開口部75a 、通路セクション73aおよび通路15aを通って遠位開口部17aに供給する ことができる。この点において、内側部材21aは、通路15aを完全に充填し ておらず、その結果、潅注流体のための環状の流れパスが存在する。第7B図に 示すように、通路15aは好ましくは「+」または十字の形状であり、コネクタ ーセクション41aを内側部材の上で滑動する場合、内側部材21aに対するサ ポートを提供する。
策8図、東9図および第9A図は、ここで図示しないまたは説明しないすべての 部分に関しては、器具11と同様である器具11bを示す。器具11の部分に対 応する器具11bの部分は、対応する引用番号の後に付けたrbJにより示して いる。
器具11と器具11bとの主たる違いは、後者は、超音波ニードル201および 超音波ホーン(horn) 203を含み、超音波エネルギーを超音波ニードル に付与するようになっていることである。超音波ニードル201は、チューブ状 であり(第9図)、また、遠位端部205およびそこにおいて開口している長尺 のニードル通路207を有する。超音波ニードル201の遠位端部分は、遠位端 部分29bの遠位開口部17bからとび出る。
超音波ニードル201は、ネジ溝209によりホーン203に接続されている( 東9図)。超音波ホーン203は、ホーン203に超音波エルネギ−を与える超 音波ドライバー211(第8図)を含む。通路207は、超音波ホーン203を 完全に通過して延びる軸方向通路213と連絡し、超音波ニードル201の遠位 端部205の中に物を引っ張り込むことができる通路213を介してニードル通 路207(第9図)に吸引力を加える真空(減圧)ソース89bに接続されてい る。超音波ホーン203は、たとえば注封(potting)部分215により ハンドピース13 bの中に適当に保持される(第8図)。電気的エネルギーは 、電気コンジット217によりホーン203に加えられる。
内側部材21bは、標準的に湾曲した弾性かつ可撓性の遠位端部分29bを含み 、これは、第6図の可撓性かつ弾性の遠位端部分29と実質的に同じであり、ま た、内側部材21bは、遠位端部分29bに取り付けられ、延長部分221にネ ジにより取り付けられている拡大セクション219(第9図)を有する弾性的に 硬質のメインホディ37bを含む。メインボデ737bは、たとえばウレタンの ような剛性を有するポリマー材料から作られていてよい。通路31bは、拡大セ クション219において拡大され、環状シール223は、拡大セクション219 と一体であってよいが、第9図に最もよく示されるように、超音波ホーン203 の領域と拡大セクションとの間で封止を形成する。
器具11の場合と同様に、内側部材21bは、内側部材21bの遠位端部分29 bが第8図および第9図に示すように超音波ニードルの遠位端部分の遠位側で延 びる第1または延び出し状態と、第9A図に示されるように内側部材の遠位端部 の遠位側で超音波ニードルの遠位端部分が突出する第2または引っ込み状態との 間で移動することができる。内側部材21bのこの動きは、種々の方法で達成す ることができるが、この態様において、ハンドピース13bのバレル47bのス ロット83bにあるベローズシール(bellows 5eal) 227を通 って延びる接続部材225により延長部分221に接続されているスライダー4 5b(第8図)により達成される。したがって、バレル47bの上でスライダー 45bを軸方向に手動で動かすことにより、内側部材21bは、第9図の状態と 第9A図の状態との間て接続部材225により直接駆動される。これにより、ハ ンドピースの遠位端部分27bおよびニードルの遠位端部分の双方に対して内側 部材21bを相対的に動かすことができる。したがって、遠部分27bおよびニ ードル端部分の一方または双方を操作して、内側部材の可撓性端部分29bの曲 率をコントロールすることができる。ベローズシール227は、スロット83b を通って出るいずれの流体の漏れも防止する。シール223は、内側部材が延び 出た状態と引っ込んだ状態との間て移動するとき、内側部材の拡大セクション2 19と超音波ホーン203との間の界面を封止する。
ハンドピース13bは、ツーピース先端セクション39bを含み、遠位端部分2 7bは、遠位端部19bに隣接して半径方向内向きにテーパー状になっている。
先端セクション39bの近位端部は、バレル47の遠位端部ネジにより取り付け られている。さらに、テーパー状遠位端部は、通路15bまで延びる一つまたは それ以上の開口(part) 229を有してよい。通路15bは、ニードルの 長手方向に延び、バレル47bの主長さ部分を通って延びる中実軸方向通路23 1とつながっている。この通路は、通路231と、潅注ソース77bに接続され る近位開口部75bとの間で延びるバレルにある通路セクション233(第8図 )とつながっている。この構造により、潅注流体を、近位開口部75b1通路セ クション233、通路231および開口229を通ってソース77bがら目の内 部に供給することができる。環状ソール235(第8図)は、潅注流体の漏れを 近位側で防止し、ベローズシール227は、スロット83bを通って出るこの流 体の漏れを防止する。最後に、シール223は通路31b内へのこの流体の漏れ を防止する。
使用に際して、遠位端部分27bは、内側部材21bが第9A図の引っ込んだ状 態で、目の内部に小さい切開部を通って進められる。目の内部において、超音波 ドライバー211は、エネルギーを加えられ、超音波ニードル201を駆動し生 来のレンズの硬質の中央部分を破壊する。潅注流体を所望のように、開口229 を介して内側部材に沿って長手方向パスにおいて供給することができ、超音波ニ ードル201の通路207を介して真空を供給して、粒状物体および流体を除去 することができる。必要な場合、内側部材21bは、第9図の延び出た状態に移 動することができ、吸引目的の場合に器具11に関連して先に説明したように使 用することができる。しかしながら、器具11bは、ハンドピース13bのいず れの部分に対しても内側部材21bの相対的な回転を提供しない。遠位端部分2 9bを回転することよりむしろ、ハンドピース13b全体を回転する。さらに、 吸引力をニードル通路207を通って、次に遠位端部分29bを通って遠位開口 部33bまで加える。また、遠位開口部33bは、器具11の遠位開口部33よ り大きく、その結果、より大きい小片を通路31bの中に引き込むことができる 。
/−ル223は、超音波ホーン203に封止的に係合し、シールの近位側で真空 圧力の損失を防止する。
第10図は、ここで図示しないまたは説明しないことのすべてについては器具1 1bと同じである器具11cを示す。器具11bの部分に対応する器具11cの 部分は、対応する引用番号の後にrcJを付して示している。
器具11cが器具11bと異なる点は、超音波ニードル通路が遠位端部205C の近位側に延びるにつれて、徐々に断面積が増えている長尺のテーパー付きニー ドル通路207cを超音波ニードル201cが有することである。この特徴は、 ニードル通路207cを通って吸引される破片が、通路内で捕捉されて通路を塞 ぐという可能性を減らす。
もう一つの相違点は、超音波ニードル201cが、テーパー状になっており、ま た、遠位端部分205cから位置239に向かって近位側に延びるにつれて、徐 々に断面積が増加する外周部237を有することである。この外周部237は、 内側部材の延び出た状態において位置239にて内側部材21cと係合すること ができ、位置239において封止を形成する。位置239において形成される封 止は、通路31c内への遠位開口部33Cからの遠位側における潅注流体の漏れ を防止するシール223cに対する第2またはバックアップのソールとして機能 する。位置239と拡大セクション219との間において、外周部237は、一 定の直径または僅かに減少する直径であってよく、延び出た状態と引っ込んだ状 態との間で超音波ニードル201c上における内側部材21cの移動を可能にす る。外周部237の直径が位置239から近位側において一定に保持される場合 、位置239におけるシールは、内側部材21cの延び出た状態と引っ込んだ状 態との双方において位置239において維持される。他方、外周部237の直径 が位置239の近位側において僅かに減少する場合、遠位端部分29cか引っ込 んだ状態にある場合シールは存在しない。
幾つかの図示した態様の中で、第7図、第7A図および第7B図に示す態様は、 それを安価かつ廃棄(disposable)てきる器具の大量生産により容易 に適応できる確実な利点を有する。この利点には、パーツの比較的簡単な構造、 フローパスが真っ直ぐであることおよび製造の増加した効率および安いコストが 含まれ、これらのすべては、上述のディスポーザブル器具において特に有用であ る。しかしながら、第7図の装置において、スライダー45aおよびコネクショ ン(接続)セクション41aを前後に移動して遠位端部分29aの曲率を変化さ せる場合、潅注流体の流れは、望ましくない変動にさらされることがある。第7 A図から分かるように、コネク/ヨンセクノ・ヨン41aの後向きショルダー1 06とバレルガイド部分43aの前向き端部104との間に空隙102が存在す る。この領域102は、潅注のためのデバイスを使用する間、潅注流体により満 たされている。
スライダーが引っ込む間、すなわち、第7A図の状態から第7図の状態に向かっ て移動する間、空隙102は体積が減少する。この体積の動的減少は、潅注流体 における圧力パルスの増加をもたらす傾向かある。他方、スライダー45aおよ びコネクターセクション41aが延び出て第7図の状態から第7A図の状態に移 動する場合、空隙102は体積が動的に増加し、その結果、バレル通路15a内 で流れる潅注流体は、空隙102の増加している体積部分に流れ込んでいき、そ れを満たす。これにより、圧力パルスの減少が生じる。より少量の潅注流体が目 の空隙に到達するか、あるいは、少しの時間の間、目の空隙に到達する潅注流体 が全くない場合がある。このように、スライダーおよび接続セクションの動きに より、精巧かつ鋭敏な目の膜量の組織に相当の悪影響を与えることがある、潅注 流体の流れにおける重大な望ましくない変動が生じることがある。
第7A図の態様の望ましい特徴の利点を使用し、また、同時に、潅注流体の流れ における上述の変動を最小限にするか、または避けるために、器具を第11〜1 5図に例示する構造に構成する。これらの図面は、ここで図示しないまたは説明 しないすべての点は、器具11と同じである器具11dを示す。器具11の部分 に対応する器具11bの部分は、対応する引用番号の後に付したrdJにより示 している。器具11において直接対応しない器具lidのある要素は、他の引用 番号により示している。
器具11dは、第7図、第7A図および第7B図に示す態様に大部分類似してい るが、通常またはそのままの状態では湾曲している遠位端部分29dを操作して その曲率を変更する場合、空隙102dの体積の変動を最小限にする構造により 王としてそれから異なっている。したがって、第11〜13図の器具において、 ハンドピースは、近位吸引開口部23dを有する吸引取付部品300を用いて形 成されている近位端部23dを有する固定外側バレル部分47dを含む。また、 器具に潅注流体を加える傾いた近位開口部75dが近位端部25dの側方に傾い た部分に形成されている。
外側バレル47dは、たとえばプレスフィツト(Ff入)によりその中に取り付 けられている内側バレル部分174dを有する真っ直ぐな中空の円筒状部材であ る。内側ノルル部分147dは、外側バレル47dの遠位端部の遠位側で突出し 、また、スライダーを受容するスロット105dを有するように形成されている 一体の遠位部分148dを含む。内側バレル147dの遠位端部148dに、遠 位端部において潅注開口部17dを有するハンドピースの遠位端部スリーブ27 dが(圧入により)取り付けられて受容されている遠位方向に面した窪みを有す るテーパー付きノーズまたは接続セクション41dが取り付けられている。内側 バレル147dは、真っ直ぐに通るように形成された内部ボア(bore、孔) 3o2を有するように形成され、その中に、内側チューブ21dおよびたとえば 銀ロウ320(13図)により内側部材21dに取り付けられている中間部材ま たはチューブ304を有してなるアセンブリが長手方向の滑動的動きのために取 り付けられている。チューブ304は、内側部材21dと同心状であり、また、 それを包囲しているが、内側部材21dの遠位端部の近位側に配置されている遠 位端部を有する。中間部材またはチューブ304は内側部材21bの外径より大 きい内径を有しく第14図参照)、その結果、環状潅注流体通路15dがその間 に形成される。外側ノルル47dの内側ボア(bore)には、接続セクション 4.1 dにおいてO−リング308と協働する複数の長手方向に間隔を隔てて 離れた。−リング310および312が配置され、中間部材304の外部と滑動 的に係合し、内側バレルと中間部材との間に供給される小さい空間の流体シール を形成しながら、ハンドピースバレル部分に対して相対的な部材304の滑動的 移動を可能ならしめる。
通路75dから開口部314を通って環状潅注通路15dまで潅注流体が通過で きるように、潅注開口部75dの遠位端部305に隣接して中間部材304の近 位端部に、複数の周方向に間隔を隔てて離れた開口部314が形成されている( 第13図)。○−リング310および312は、開口部314の対向する側に形 成され、?l注開ロ部75dから中間チューブ304の長手方向の動きの範囲全 体を通って流れる流体の封止を提供する。このように、○−リングの間でハンド ピースバレル47dと部材304との間の環状空間は、流体が開口部314を通 って通路15dに流れ込む潅注流体マニホールドを形成する。
コネクターセクション41dの近位端部にある内側バレル147dの部分148 dのスロット105d (第11図および第15図)は、中間部材304に(例 えばブレスフィy ト(press−fit)により)取り付けられて接続され る開口部を有する内側部分320を有するスライダーアーム318を受容する。
アーム318は、内側バレル147dの遠位端部分148dの外部に滑動的に取 り付けられている、指により操作できるスライダー45dに取り付けて接続する ために、スロット105dを通って半径方向外向きにアーム318が延びている 。
スライダー45dをハンドピースバレル147dに対して相対的に長手方向で前 後に移動することにより、相互に取り付けられた中間チューブ304および内側 チューブ21dのアッセンブリが長手方向に変位し、それにより、ハンドピース に対して取り付けられている硬質遠位端部分27dに対する可撓性の内側チュー ブ端部分29dが相対的に移動することになる。このようにして、スライダーの 動きにより、雇注口17dを通って遠位端部スリーブ27d内に、またそれから 外に湾曲部分を移動すると、内側部材21dの本来は湾曲している可撓性遠位端 部分がその曲率を変えるようになる。
この移動の過程において、中間部材304の端部分104d (第12図)は、 第12図において破線にて示す小さいチューブ状の体積部分322に関してだけ 空隙102dの小さい変化を生じさせる、非常に小さい領域のピストンとして作 用する。この小さいチューブ状の体積部分は、中間部材304の壁の厚さく0゜ 020インチ)に等しい厚さおよび内側チューブおよび中間チューブの滑動可能 アッセンブリの往復の動作の長手方向距離に等しい長さを有する。従って、空隙 102dの体積の正味の変化は最小限になり、同時に、潅注流体流れの変動の悪 影響が避けられる。
第11〜15図の装置の代表的な機構において、内側チューブ21dは、約10 425インチの外径および約0.0150インチの壁厚を有する。中間部材30 4は、約0.063インチの内径および約0083インチの外径を有し、壁厚は 約0.020インチである。従って、半径方向の潅注流体の間隙は領021イン チである。近位端部分において、中間部材304は、適当な接着剤または他の手 段、例えば銀ロウ(silver 5older) 320により内側部材の近 位端部に取り付けられている。内側部材21dと中間部材との間において他の相 互接続は必要ではない。代表的な機構において、ハンドピースの内側バレル14 7dは、中間部材の外側表面に近い内側直径を有するが、それに滑動的に嵌まる 。内側チューブ21dは、その近位端部から減少した直径の遠位部分324まで 硬質のステンレススチールから作られており、この端部分には、緩和状態で湾曲 した形状を有し、その先端部分に吸引開口部33dを有する、先に説明した可撓 性プラスチック端部分29dが取り付けられる。中間部材304も、ステンレス スチールから作られている。テーパ一つき接続セクション41dを含めて、ハン ドピースのバレル147dは、硬質の型成形ABSプラスチックから作られ、ハ ンドピースの遠位端部スリーブ27dは、接続セクション41dの遠位端部に接 着またはプレスフインドされるウレタンから形成されている。
重要なことは、中間部材304の非常に小さい壁厚(0,020インチ)により 、この部材がその遠位端部104dの非常に小さい領域を有するようになるとい うことである。遠位端部104dは、接続セクション41dの近位端部の近位方 向に間隔を隔てて配置され、それにより、ハンドピースボディに対してチューブ 304が相対的に長手方向に滑動できる。中間部材304および内側部材の滑動 可能アッセンブリをハンドピースの長手方向に前後に移動して先端部分29dの 曲率を変える場合、空隙102d内でピストンとして作用して、非常に小さい体 積部分322によってのみ空隙の体積を変化させるのは中間部材304の遠位端 部104dである。
第7〜7b図の態様に示すように、吸引パスおよび潅注流体フローパスは、ハン ドピースの長さの主要部分を通じて真っすぐてあり、遮られていない。
第11〜15図の器具は、本明細書にて開示する他の態様に関連して説明した場 合と同様の方法て使用する。内側チューブの可撓性遠位端部分29dは、器具が 目の空隙に存在する状態で、その曲率を変えることができる。これは、湾曲した 遠位端部分29dが、空隙への挿入のために実質的に真っすぐである完全に引っ 込んだ状態から、ハンドピースの遠位端部スリーブ27dの遠位端部を越えて異 なる量て可撓性遠位端部分が延び出る前に移動した多くの状態のひとつに指で操 作できるスライダー45dを単に移動させることにより達成される。遠位端部分 29dの回転は、ハントピース全体の回転により達成される。効果的には、第1 1〜15図の構造により、器具ボディ47dから独立して、潅注フローバスおよ び吸引フローパスの双方を移動することができ、それにより、潅注流体フローパ スの体積変化が最小限になる。内側部材21dの減少した直径のセクション32 4により可撓性端部分29dの外側表面を内側部材21dの外側表面と同一面状 にすることができ、それにより、2つが相互に滑動的に移動する場合に、スリー ブ27dの遠位端部による妨害の可能性が回避される。
本発明の例示的態様を図示して説明したが、当業者であれば、本発明の概念およ び範囲から必ずしも逸脱することなく、多くの変更、修正および置換を実施する ことができる。
、 、、 PCT/US 92103359フロントベージの続き り、 SE)、JP 特表平6−507094 (12)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.近位端部分および遠位端部分、遠位端部ならびに遠位端部の遠位開口部にて 開口している長尺通路を有する長尺チューブ、内部流体フロー通路、および緩和 状態において湾曲した構造の弧を有し、切開部を通って目の内部に受容される寸 法になっている弾性的に変形可能な遠位端部分を有する長尺チューブ状内側部材 を有して成る眼用器具であって、 長尺チューブの該遠位端部分は、切開部を通って目の内部に受容される寸法にな っており、内側部材の該遠位端部分は目の内部で機能を果すことができ、該内側 部材は、チューブの長尺通路内に少なくとも部分的に受容され、チューブの該遠 位端部分および内側部材は長手方向で相対的に移動可能であり、その結果、内側 部材の遠位端部分は、種々の量で遠位開口部から突出して、該内部フロー通路を 通る流体の流れを阻害することなく、遠位開口部から突出する湾曲構造の円弧の 長さを変えることができる眼用器具。
  2. 2.チューブおよび内側部材の遠位端部分は、相対的に回転可能であり、その結 果、内側部材の遠位端部分は、チューブに対して回転可能である請求の範囲第1 項記載の眼用器具。
  3. 3.内側部材は、遠位端部および内側部材の遠位端部にて開口している長尺通路 を有し、器具は、内側部材の通路にある長尺の超音波ニードルおよび超音波ニー ドルに超音波エネルギーを与える手段を有する請求の範囲第1項記載の器具。
  4. 4.超音波ニードルは、チューブの遠位開口部から突出する遠位端部分を有し、 内側部材およびチューブは、内側部材の遠位端部分が超音波ニードルの遠位端部 分の遠位側で延びる第1状態と、超音波ニードルの遠位端部分が内側部材の遠位 端部の遠位側で突出する第2状態との間で相対的に移動可能である請求の範囲第 3項記載の器具。
  5. 5.超音波ニードルは、近位端部、遠位端部およびニードルの遠位端部にて開口 する長尺のニードル通路を有し、該ニードル通路は、超音波ニードル通路が近位 側に延びるにつれて断面積が徐々に増加する請求の範囲第3項記載の器具。
  6. 6.近位端部分および遠位端部分、遠位端部ならびに遠位端部の遠位開口部にて 開口する長尺通路を有する長尺チューブ、緩和状態において湾曲構造の円弧を有 し、切開部を通って目の中に受容される寸法になっている弾性的に変形可能な遠 位端部分を有する長尺内側部材を有して成る服用器具であって、 長尺チューブの該遠位端部分は、切開部を通って目の中に受容されるような寸法 になっており、内側部材の該遠位端部分は、目の中で機能を果すことができ、該 内側部材は、チューブの長尺通路内に少なくとも部分的に受容され、チューブの 該遠位端部分および内側部材は、相対的に長手方向で移動可能であり、その結果 、内側部材の遠位端部分は、種々の量で遠位開口部を通って突出でき、それによ り、遠位開口部から突出する湾曲構造の円弧の長さを変え、該器具は、チューブ と内側部材との間に空隙を含み、 該空隙に灌注(洗浄)流体を導入するための手段を有して成る器具。
  7. 7.超音波ニードルは、内側部材の少なくとも1つの長手方向位置において内側 部材と係合してシールを形成できるテーパ一つき外側周辺部を有する請求の範囲 第6項記載の器具。
  8. 8.目の空隙から物質を吸引する方法であって、緩和状態にて湾曲構造を有する 可撓性遠位端部分およびその中の吸引通路を有する、第1チューブ状部材を有す る器具を供給する工程、該第1チューブ状部材の少なくとも一部分を包囲し、遠 位端部を有する長尺チューブを供給する工程、 該可撓性遠位端部分が該チューブ内に少なくとも部分的に引っ込んだ状態として 、それにより、真っすぐになった遠位端部分構造を提供するようにして、該チュ ーブ内に該第1チューブ状部材を配置する工程、該第1チューブ状部材の真っす ぐになった遠位端部分および該長尺チューブを、切開部を通って目の内部に進め る工程、該長尺チューブの遠位端部を越えて該第1チューブ状部材の該可撓性遠 位端部分を相対的に進めて、該可撓性遠位端部分が目の空隙において湾曲構造を 採るようにする工程、 該第1チューブ状部材の吸引通路に吸引作用を適用して、該目の空隙から小片を 吸引する工程、ならびに 該可撓性遠位端部分を該長尺チューブに対して相対的に進めたままで、小片を吸 引する吸引作用の適用を維持する工程を含んで成る方法。
  9. 9.第1チューブ状部材の軸方向に延びる灌注流体フローコンジット(導管)を 供給し、該コンジットに灌注流体を流す工程を含む請求の範囲第8項記載の方法 。
  10. 10.該第1チューブ状部材を該長尺チューブ内に配置してそれから半径方向に 移動させて該チューブと第1部材との間で空隙を規定し、該空隙に灌注流体を流 す工程を含む請求の範囲第8項記載の方法。
  11. 11.切開部を通って目の内部に受容される寸法の眼用器具であって、近位端部 分および遠位端部分、遠位端部ならびに遠位端部の遠位開口部にて開口する長尺 通路を有する長尺チューブ、少なくとも部分的にチューブの通路内で移動できる ように配置されている長尺超音波ニードル、 超音波ニードルに超音波エネルギーを付与するための手段を有して成り、超音波 ニードルは、近位端部、遠位端部およびニードルの遠位端部にて開口する長尺ニ ードル通路を有し、該ニードルは、該チューブの通路と係合してシールを形成で きる、徐々に増加する断面積の外周部を有する器具。
  12. 12.該チューブの該遠位端部分は、緩和した状態の湾曲構造から変形可能であ り、該ニードルの遠位端部に対して該長尺チューブを相対的に軸方向で変位させ る手段が該長尺チューブの構造を変える請求の範囲第11項記載の器具。
  13. 13.目の生来の水晶体を砕いて目から生来の水晶体の小片を吸引する方法であ って、 緩和した状態にて湾曲構造を有する可撓性遠位端部分および中にある吸引通路を 有する第1チューブ状部材を有する器具を供給する工程、該吸引通路に、ニード ル通路および遠位端部分を有する中空超音波ニードルを供給する工程、 該ニードルに対して該第1部材の該可撓性遠位端部分を滑動して、該可撓性遠位 端部分を真っすぐにする工程、 切開部を通って目の内部に該ニードルおよび該第1部材の真っすぐになった遠位 端部分を進める工程、 生来の水晶体を砕くために該ニードルに超音波エネルギーを加える工程、該ニー ドルの遠位端部分を越えて該第1部材の該可撓性遠位端部分を相対的に前進させ 、該可撓性遠位端部分が湾曲構造を採るようにする工程、ならびにニードル通路 に吸引作用を適用し、該可撓性端部分を介して生来の水晶体の小片を該目の空隙 から吸引する工程 を含んで成る方法。
  14. 14.該ニードルの長手方向に延びる灌注流体フローコンジットを供給して灌注 流体を該コンジットに流す工程を含む請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 15.近位端部分および遠位端部分ならびに遠位端部における遠位開口部にて開 口する長尺通路を有する長尺チューブ、弛緩状態にて湾曲構造を有し、切開部を 通って自の中に受容される寸法になっている弾性的に変形可能な遠位端部分を有 する長尺内側部材、長手方向孔を有するバレルを含むハンドピース、ならびに該 ハンドピースのバレルと少なくとも該内側部材との間で長手方向の相対的な動き をもたらして該変形可能遠位端部分の構造を変える手段を有して成る眼用器具で あって、内側部材の該遠位端部分は、目の中で機能を果すことができ、該内側部 材は、チューブの長尺通路内に少なくとも部分的に受容され、該チューブは、該 孔内で滑動的に受容されて該内側部材に取り付けられて接続されている器具。
  16. 16.該長尺チューブは薄い壁のチューブから形成され、該チューブの該遠位端 部は、該孔内に存在し、該ハンドピースは、該チューブ遠位端部を越えて遠位方 向に延びる遠位端部分を有する請求の範囲第15項記載の器具。
  17. 17.該内側部材およびチューブは、相互に半径方向に間隔を隔てて離れてその 間に環状の空隙を提供し、また、該空隙に灌注流体を流す手段を提供する請求の 範囲第15項記載の器具。
  18. 18.該バレルは、該最初に述べた孔(第1孔)と連絡している第2孔を有する 遠位端部分を有し、該第2孔は該第1孔の直径より小さい直径を有し、該チュー ブおよび該内側部材は相互に間隔を隔てて離れて灌注流体を流すことができる空 隙を提供し、該空隙は、該第2孔とつながっており、該チューブは薄い壁のチュ ーブから形成されて、該相対的な長手方向の動きの間、該灌注フローパスの流体 の体積変化を最小限にする請求の範囲第15項記載の器具。
  19. 19.遠位端部分、遠位端部および遠位端部における遠位開口部にて開口してい る長尺通路を有するハンドピース、 該通路内に滑動的に配置され、該ハンドピースの遠位端部の近位側にて間隔を隔 てて離れた遠位端部を有する中間チューブ、緩和した状態で湾曲構造の円弧を有 し、該遠位開口部から突出するようになっている弾性的に変形可能な遠位端部分 を有する長尺内側部材、ハンドピースに対して相対的に内側部材を移動するため に、ハンドピースに対して滑動可能であり、該チューブに取り付けられる手段を 含んで成る眼用器具であって、 ハンドピースの該遠位端部分は、切開部を通って目の中に受容されるような寸法 になっており、内側部材の該遠位端部分は、切開部を通って目の中に受容される ような寸法になっており、目の中で機能を果すことができ、該内側部材は、該遠 位開口部に対する長手方向の動きのために該チューブ内に取り付けられて、内側 部材の変形可能な遠位端部分を種々の量で遠位開口部から突出させ、遠位開口部 から突出する湾曲構造の円弧の長さを変え、該内側部材は、遠位端部および内側 部材の該遠位端部にて開口する長尺通路を有する器具。
  20. 20.該チューブは、内側部材と協働し、それに取り付けられて該ハンドピース の近位端部から該ハンドピースの遠位端部までの流体フローパスを形成する請求 の範囲第19項記載の器具。
  21. 21.内側部材を移動するための該手段は、該チューブに接続されたスライダー を含んで成り、該内側部材は、該チューブに取り付けられてその中に配置され、 協働して流体フローパスを規定する請求の範囲第19項記載の器具。
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