JPH06506715A - 結晶性コポリエステルの製造方法 - Google Patents

結晶性コポリエステルの製造方法

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JPH06506715A
JPH06506715A JP4510040A JP51004092A JPH06506715A JP H06506715 A JPH06506715 A JP H06506715A JP 4510040 A JP4510040 A JP 4510040A JP 51004092 A JP51004092 A JP 51004092A JP H06506715 A JPH06506715 A JP H06506715A
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キャッセル,マイケル リン
ジェンキンス,ウェイロン レウェリン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 結晶性コポリエステルの製造方法 本発明は、実質的に無定型のジエチレングリコール含有コポリエステルからの結 晶性コポリエステルの新規な製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、ゼオ ライトと緊密に混合された、実質的に無定型のコポリエステルを加熱することに よる結晶性ジエチレングリコール含有コポリエステルの製造に関する。
テレフタル酸残基と臨界的比率のエチレングリコール残基及びジエチレングリコ ール残基とからなる耐熱性コポリエステルは、米国特許第4.352.925号 に記載されており、この特許にはまたジエチレングリコール含有コポリエステル に関する先行技術の要約が記載されている。米国特許第4.352.925号に 開示されているコポリエステルは、一般的に、ポリ(エチレンテレフタレート) 被覆板紙及び類似の材料のようなポリ(エチレンテレフタレート)被覆下地を接 合するのに適している。
上記のコポリエステルは、典型的には、テレフタル酸(又はジメチルテレフタレ ートのようなそのポリエステル形成性エステル)、エチレングリコール及びジエ チレングリコールを、触媒又は触媒系と共に反応器に供給し、反応器内でテレフ タル酸を高温、例えば、200〜220℃でグリコール類とエステル化させる( 又はテレフタル酸ジメチルをエステル交換反応させる)ことによって製造される 。
次いで得られた物質を280〜300″Cで減圧下、例えば、0.1〜5トール で重縮合して、少なくとも0.4デシリツトル/グラム(dL/g)のインヘレ ント粘度(1,V、 )を有するコポリエステルを形成する。
溶融コポリエステルを重縮合域から水浴中へ押し出して、次いで固化したポリマ ーをペレットに切断する。
上記の製造工程から得られた水に濡れたコポリエステルペレットは、コポリエス テルの加水分解を避けるために溶融加工の前に乾燥しなくてはならない。コポリ エステルの乾燥は、一般に、75〜11O°Cの温度でペレットの中に不活性ガ スを通過させることによって行われる。しかしながら、製造工程のこの段階で、 50〜60℃のガラス転移温度(Tg)を有するコポリエステルは、実質的に無 定形であり、例えば、5体積%より少ない結晶性物質からなっている。その結果 、若し、コポリエステルベレットを乾燥の前に更に処理しないと、このペレット は乾燥温度で軟化して溶融物又は凝集物になり、取り扱いが非常に困難である物 質の塊を形成する。
溶融又は凝集問題を避けるために、凝集を防ぐ手段を使用して実質的に無定形の コポリエステルを加熱する。最も簡単で経済的に操作される加熱手段は熱水であ る。しかしながら、実質的な結晶化を行わせるために、例えば、水中における8 5〜95°Cでの平均加熱時間は20分又はそれよりも長い。このような時間の 長さは、需要のあるコポリエステルの生産速度を制限し、更に結晶化を手早く行 うことを必要とする。
本発明者等は、上記の実質的に無定形のポリエステルの結晶化の速度が、少量の ゼオライトを実質的に無定形のポリエステル中に存在させることによって著しく 増大することを見出した。従って、本発明により提供される方法は、ジエチレン グリコールの残基を含む微粒子状の実質的に無定形のコポリエステル及び結晶化 誘導有効量のゼオライトを加熱することによる、ジエチレングリコールの残基を 含む微粒子状の結晶性コポリエステルの製造からなる。コポリエステル中にゼオ ライトを存在させることにより、結晶化に必要な時間を50%も減少させる。
ある種のポリエステル中にゼオライトを含有させることは知られているが、ゼオ ライトの存在により達成される目的はポリエステルの結晶化に関するものではな い。米国特許第3.876、608号には、ポリエステルから作られるフィルム の表面を粗にして、それによりポリ(エチレンテレフタレート)フィルムの巻き 付き特性を改良するために、不活性粒子として5〜300ppmの、好ましくは 少なくとも1100ppのゼオライトを含む、ポリ(アルキレングリコール)ポ リエステル、特にポリ(エチレンテレフタレート)が開示されている。
米国特許第4.282.137号には、繊維の可染性を改良するための、0.1 〜4.0重量%のゼオライトを含有するポリ(エチレンテレフタレート)繊維の 製造が開示されている。この特許によれば、ポリ(エチレンテレフタレート)の 粒子にゼオライトを添加する前に、ゼオライトを不活性ガスと一緒に装入してい る。米国特許第4.391.971号には、溶融ポリエステルを分子ふるいに通 過させることによりポリ(エチレンテレフタレート)のアセトアルデヒド含有量 を減少させる方法が開示されている。
本発明で使用することができるコポリエステルは、実質的に無定形であり、例え ば、5体積%よりも少ない結晶性ポリマーの結晶性含有量を有し、少なくともo 、 7dL/ g 、好ましくは0.74〜0.8dL/gのインヘレント粘度 を有し、 A9少なくとも75モル%のテレフタル酸残基からなるジカルボン酸残基、及び B、少なくとも80モルの(i)エチレングリコール及び(n)ジエチレングリ コールからなるジオール残基(但し、(i) : (ii)のモル比は9:1− 1:1である) の組成である。本明細書に記載するインヘレント粘度は、60重量%のフェノー ルと40重量%のテトラクロロエタンとからなる溶媒100−当たり0.5gの ポリマーを使用して25°Cで測定する。コボリエステル中に存在するジエチレ ングリコール残基のモル%は、核磁気共鳴分光法により測定する。
ポリエステルの25モル%以下のジカルボン酸残基成分は、テレフタル酸以外の 1種又はそれ以上の脂肪族、脂環族又は芳香族ジカルボン酸の残基からなってい てよい。このようなその他のジカルボン酸の例には、イソフタル酸、1,4−シ クロヘキサンジカルボン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、 グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、I、12−ドデカンジオン酸、2,6− ナフタレンジカルボン酸などが含まれる。このポリマーの製造に於いて、ジカル ボン酸のジメチル、ジエチル又はジプロピルエステルのようなその官能性酸誘導 体を使用することがしばしば好ましい。これらの酸の無水物又は酸ハライドも実 際の場合に使用することができる。
エチレングリコール及びジエチレングリコールの残基に加えて、20モル%以下 の、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1.3−プロパンジオ ール、トリエチレングリコール、2.4−ジメチル−2−エチルヘキサン−1, 3−ジオール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2−エチ ル−2−イソブチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1 ゜4−ブタンジオール、1. 5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオー ル、千オシエタノール、I、2−11.3−及びl、4−シクロヘキサンジメタ ツール、2. 2. 4. 4−テトラメチル−1゜3−シクロブタンジオール 、】、4−キシリレンジオールなとの残基のようなジオール残基が含まれていて もよい。少量の、例えば、10モル%以下のグリコール及び/又は二階残基を、 分岐剤、例えばトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン及び無水トリメ リド酸から誘導される三官能性残基で置き換えてもよい。
本発明により使用することができるゼオライトは、高い表面エネルギーの正則表 面(regular 5urface)を有する高多孔質結晶性アルミノケイ酸 塩物質である。特定の理論にも結びつけるつもりはないが、本発明者等は、ある 種のゼオライトが、ポリマー主鎖単位に強く結び付き、それらを結晶性ポリマー の主鎖配座に匹敵する配座に保持し、そうしてポリマー結晶化のための部位を提 供するその能力のために、ジエチレングリコール含有コポリエステルのための結 晶化助剤として有効であると信じる。コポリマー中の単位のランダム変化のため に、15モル%より多くコモノマーを含むコポリエステルは一般に結晶化させる ことが非常に困難である。
ゼオライトの例には、大きな細孔、例えばX−及びY−ゼオライト、中間細孔、 例えばZSM−5及び小さい細孔、例えばA−ゼオライトのような広範囲の細孔 サイズを有するものが含まれ、種々のシリカ対アルミナ比率を有するゼオライト を使用することができる。
これらのゼオライトは、少なくとも1種のアルカリ、アルカリ土類、遷移金属又 はランタニドカチオンの存在によって更に特徴付けられる。このようなカチオン の例には、公知の方法により交換可能なナトリウム、カリウム、ルビジウム、セ シウム、マグネシウム、カルシウム、パラジウム、ランタン及びセリウムが含ま れる。ゼオライト格子はまた、アルミニウムをホウ素、鉄、クロム、アンチモン 、砒素及びガリウムで置き換えることによるような、並びにシリコンをゲルマニ ウム、チタン、ジルコニウム及びハフニウムで置き換えることによるような、多 数の三価−及び四価元素により変性することができる。また、ゼオライト吸収剤 は、例えば、ゼオライトを塩酸又は硝酸のような無機酸の水溶液で処理すること により、ゼオライトのカチオン部位をプロトンで置き換えたその酸性形で使用す ることができる。このゼオライトはChemical Engineering  Progress。
1988年2月、42頁及びAngew、 Chem、Int、 Ed、 En gl、 27 (1988年)226頁に詳細に記載されている。3A及び4A ゼオライトが好ましい。
ゼオライトの結晶化誘導を動量は、特定のコポリエステルの組成及び使用する特 定のゼオライトに依存して異なっていてよい。典型的には、コポリエステル中の ゼオライトの濃度は、本発明により結晶化させる実質的に無定形のコポリエステ ルの全重量基準で少なくとも0.01重量%である。ゼオライト濃度の上限は、 もっと高い濃度が透明性問題を起こすかもしれず、ゼオライトは結晶化助剤とし てよりもむしろ充填材として機能するので、通常0.05重量%である。
好ましい濃度は0.O1〜0.1重量%である。
ゼオライトは、バッチ混合又は単軸若しくは二軸押出のような従来の溶融ブレン ド方法によってコポリエステル中に含有させることかできる。しかしながら、ゼ オライトを使用することによりもたらされる実質的な利点は、これらをコポリエ ステルの製造に使用される1種又はそれ以上のグリコール中に分散でき、それに よってその中に緊密に且つ全体的に分散したゼオライトを有するコポリエステル を得る手段を単純化することである。即ち、コポリエステル製造法で使用される 装置を改造する必要なく、ゼオライトをコポリエステル中に含有させることがで きる。グリコール中のゼオライトの分散物の製造を容易にするために、ゼオライ トは0.1〜5ミクロンの平均粒子サイズを有する微粉末であることが好ましい 。
前記結晶化誘導加熱は、コポリエステルの粒子の凝集を防ぐ手段を使用して行う 。このような手段の一つには、コポリエステル粒子又はペレットを粒子を流動状 態に維持しながら不活性ガスと130〜150°Cで接触させることが含まれる 。しかしながら、上記のように、加熱の好ましい様式は、通常粒子−水混合物を 攪拌しながら、80〜100°C1好ましくは85〜95℃で微粒子状コポリエ ステルを水と接触させることからなる。最適な温度は主にコポリエステルの組成 に依存している。例えば、テレフタル酸の残基とエチレングリコール残基及びジ エチレングリコール残基からなるジオール残基(但し、ジエチレングリコール残 基はジオール残基の30〜40モル%を構成する)とからなるコポリエステルに ついて、最良の結果は、40モル%のジエチレングリコール残基の場合90°C より低い温度で得られ、一方90°Cよす高い温度が通常30モル%のジエチレ ングリコール残基の場合に最良の結果を与える。
本明細書で言う結晶化度は、Wlochowicz等、Journal of  PolymerScience、 11巻、2719〜2725頁に記載されて いる密度法に従って測定される結晶性であるコポリエステルの体積パーセントで ある。密度(g/cc)は、ASTM標準D−1505−68(1975年)及 びE12−70 (1976年)に従った密度傾斜管を使用して、0ster等 、Density GradientTechniques、 Chem、 R ev、、 63巻、257頁(1963年)に記載されているようにして測定す る。
乾燥条件に付したとき著しく凝集しない粒子又はペレットを作る結晶化度は、少 なくとも15体積パーセントの結晶化度である。即ち、ゼオライト含有の実質的 に無定形のコポリエステルの加熱に使用する時間及び温度の条件は、少なくとも 15、好ましくは少なくとも20体積パーセントの結晶性含有量を有するコポリ エステルが作られるようなものでなくてはならない。得ることができる最大パー セント体積結晶化度はコポリエステルの組成に依存している。エチレングリコー ル及びジエチレングリコールの残基を含む殆どのコポリエステルについて、20 〜40の体積パーセント結晶化度が、凝集の問題に遭遇することなくコポリエス テルを乾燥することを許容するであろう。
本発明の特に好ましい態様は、(1)0.74〜0.8dL/ gのインヘレン ト粘度を有し、(2)0.01〜0.1重量%のゼオライト、特に4Aゼオライ トを含み、そして(3) A、テレフタル酸残基並びに B、(i)エチレングリコール及び(ii)ジエチレングリコールの残基(但し 、(i) : (ii)のモル比は3二1〜l:lである) からなる微粒子状の実質的に無定形のコポリエステルを、水と85〜95°Cの 温度で接触させることによる、20〜40のパーセント体積結晶化度を有する微 粒子状結晶性ポリエステルの製造に関する。
本発明を下記の実施例により更に説明する。
実施例1 0、796のインヘレント粘度を存し、0.05重量%の4Aゼオライト及び3 2.74モル%のジエチレングリコール残基を含む実質的に無定形のコポリエス テルを、チタン−マンガン−燐触媒系を使用して従来の重合法により製造した。
テレフタル酸ジメチル、エチレングリコール及びジエチレングリコールの混合物 を、先ず190〜210°Cで60〜90分間エステル交換反応に付した。この エステル交換反応が完結したとき、エチレングリコール中の4Aゼオライトのス ラリーをこの混合物に添加した。次いでこの混合物を270〜285℃で60〜 90分間減圧下に加熱することにより重縮合を行わせた。得られたコポリエステ ルをペレタイズし、次いで90°Cに維持した水中で加熱した。
コポリエステルの試料を、熱水中の5.10.15.20.30.40.50゜ 60及び120分間の滞留時間の後に取り出し、各試料の傾斜管密度/パーセン ト体積結晶化度を測定した。得られたコポリエステルの各試料のパーセント体積 結晶化度を表1に示す。
比較例1 0、797のインヘレント粘度を有し、35.1sモル%のジエチレングリコー ル残基を含む(しかしゼオライトは含まない)実質的に無定形のコポリエステル を、テレフタル酸ジメチル、エチレングリコール及びジエチレングリコールから 例1の方法に従って製造した。このコポリエステルをペレタイズし、次いで90 °Cに維持した水中で加熱した。コポリエステルの試料を熱水中の5.10.1 5.20.30.40゜50、60及び120分間の滞留時間の後に取り出し、 各試料の傾斜管密度/パーセント体積結晶化度を測定した。得られたコポリエス テルの各試料の体積パーセント結晶化度を表Iに示す。
20 12.6 5.9 30 21、9 8.4 40 26.9 12.5 50 26.9 19.2 60 26.9 22.7 120 27.6 28.4 表Iのデータは、ゼオライトを含むコポリエステルについて、最大値の50%に 達するまでの結晶化に必要な時間が24分間であり、最大値の90%に達するま での時間が35分間であることを示している。
対照的に、ゼオライトを含まないコポリエステルは最大結晶化の50%に達する まで44分間の加熱を必要とし、最大値の90%に達するまで80分間を必要と する。
実施例1の方法を、エステル交換反応の前にエチレングリコール中に炭酸ナトリ ウム又は酢酸カリウムの何れかを添加し、そしてゼオライトを除くことにより変 更したとき、満足しうるインヘレント粘度を有するコポリエステルは得られなか った。例えば、0.05重量%の酢酸カリウムを含むコポリエステルは僅かに0 .205のインヘレント粘度を有していた。
本発明をその好ましい態様を特に参照して詳細に記載した力く、その変形及び修 正が本発明の精神及び範囲内で有効であることlよ言うまでもない。
国際調査報告 !l、T/1leQつ7゜、autしニキ]膨1「舛IF這 フロントページの続き (72)発明者 ローデス、ゲリー フォーストアメリカ合衆国、テネシー 3 7615.グレイ、キーファウバー ロード 366

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ジエチレングリコールの残基を含む微粒子状の実質的に無定形のコポリエス テル及び結晶化誘導有効量のゼオライトを加熱することからなる、ジエチレング リコールの残基を含む微粒子状の結晶性コポリエステルの製造方法。
  2. 2.(1)少なくとも0.7dL/gのインヘレント粘度を有する実質的に無定 形のコポリエステルからなる微粒子状の組成物であって、且つ A.少なくとも75モル%のテレフタル酸残基を含むジカルボン酸残基、並びに B.少なくとも80モルの(i)エチレングリコール及び(ii)ジエチレング リコールの残基を含むジオール残基(但し、(i):(ii)のモル比は9:1 〜1:1である)の組成物と(2)少なくとも0.01重量%のゼオライトとを 加熱することからなる、ジエチレングリコールの残基を含む微粒子状の結晶性コ ポリエステルの製造方法。
  3. 3.微粒子組成物が0.01〜0.1重量%のゼオライトを含み、そして加熱を 85〜95℃で水の存在下で行う請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.(1)0.74〜0.8dL/gのインヘレント粘度を有し、(2)0.0 1〜0.1重量%のゼオライト、特に4Aゼオライトを含み、そして(3) A.テレフタル酸残基並びに B.(i)エチレングリコール及び(ii)ジエチレングリコールの残基(但し 、(i):(ii)のモル比は3:1〜1:1である)を含む微粒子状の実質的 に無定形のコポリエステルを、水と85〜95℃の温度で接触させることによる 、20〜40のパーセント体積結晶化度を有する微粒子状結晶性ポリエステルの 製造方法。
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