JPH06506596A - インターロイキン−8受容体及び関連分子及び方法 - Google Patents

インターロイキン−8受容体及び関連分子及び方法

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JPH06506596A
JPH06506596A JP4509396A JP50939692A JPH06506596A JP H06506596 A JPH06506596 A JP H06506596A JP 4509396 A JP4509396 A JP 4509396A JP 50939692 A JP50939692 A JP 50939692A JP H06506596 A JPH06506596 A JP H06506596A
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JP4509396A
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ナバロ ジャビアー
トーマス キャスリーン エム
ウィット ダニエル ピー
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ザ トラスティーズ オブ ボストン ユニバーシティー
レプリジェン コーポレーション
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    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • C07K14/715Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants for cytokines; for lymphokines; for interferons
    • C07K14/7155Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants for cytokines; for lymphokines; for interferons for interleukins [IL]
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
インターロイキン−8受容体及び関連分子及び方法発明の背景 本発明は、National In5titute of 1lealthによ り授与された#ROIAR39602、#AGOO115、及び#KO4ARO 1810の下に、政府の援助により行われた。本発明の確固たる権利は政府が有 する。 本発明は、炎症の減少に関する。正常な環境下では、秩序正しく進行する宿主の 防御(例えば、T及びBリンパ球、マクロファージ、及び好中球を含む)により 、有害な抗原から宿主を防御する、よく制御された免疫及び炎症性応答が起こる 。しかし、宿主防御に含まれるいずれかのシステムの調節的な機能障害により、 宿主組織は損傷を受け、臨床的に明白な疾病が引き起こされる。このような機能 障害の一つは炎症であり、これは、細胞学的及び組織学的反応の複雑な組み合わ せから成る病理学的過程である。これらの反応は、外傷または物理的、化学的ま たは生物学的因子に起因する異常な刺激に応答して、患部血管及び隣接した組織 中で起こる。炎症性疾患には、アナフィラキシ−1全身的壊死性脈管炎、全身的 狼論紅斑(syste+*ic Iupus erythematosus)  、血清病症候群、乾廚、及びリウマチ様関節炎、及び例えば、心筋梗塞またはシ ョックにおける虚血のあとに発生する再潅流創傷(reperfuslon 1 njury)などがある。炎症は、同種移植の拒絶反応においても役割を演じる 。 好中球は、炎症の過程において役割を演じる細胞成分である。活性化されると( 例えば、宿主が病原体に感染した後)、好中球は細胞毒性物質を生産し、炎症性 反応を増幅する。激しい炎症の間、好中球蛋白質分解酵素及び酸素遊離基の放出 により、軟骨のムコ多糖類の消化、滑膜組織の酸化、及び肺の広範囲に及ぶ損傷 が起こりうる。さらに、炎症部位における走化性因子は好中球の凝集及び内皮へ の吸着を誘発し、例えば、肺血管系における1eukostasis及び心肺機 能障害の原因となる(Jancll、 1110od Little、 Bro wn & Co、+ Boston、 1987 ) 。 インターロイキン−8(IL−8)は72アミノ酸から成るペプチドであり、イ ンターロイキン−1及び他の刺激性サイトカインによる活性化に伴い多様な細胞 型により生産される(Westwick et al、、 /zzutyo10 iy fodzylO:L4B、 198g)。 IL−8は以前、好中球活性化ペプチド−1(NAP−1) 、好中球活性化因 子(NAF) 、及び単球由来好中球走化性因子(MDNCF)として知られて きた。 IL−8のアミノ酸配列は決定されている(Llndley at at、、/ for、 /Vll/、 1crtt/、 St、/、況7閃:9199.19 119 )。IL−8は、好中球の走化性及び脱顆粒を促進する(Djeu e t al、、)’、 /zzttso/、 144:2205.1990 )  、L L −8は、In vitroでは好中球の潜在的な化学誘引剤であり、 in vivoでは強力な炎症効果を有することが示されている(Coldit z at al、、 Il、)、 h17a1.134ニア55.1989)  oさらに、I L−8は、乾岨及びリウマチ様関節炎のような自然発生的炎症性 条件において大量に存在することが見出だされている。I L−8は、好中球に 媒介される炎症過程の中心的因子であると思われる。このため、IL〜8作用の 阻害剤またはアンタゴニストが有用な抗炎剤である事が期待される。 好中球に対するIL−8の作用は特異的な受容体により媒介される(Crob  atal、、)’、 1110/、 (’Iez、 265:8311.199 0) 、この糖蛋白質の分子量は58,000ダルトンと計算され、顆粒球、特 に好中球に限定される。この受容体は、これまでに完全には同定またはクローニ ングされていないが、IL−8阻害剤及びアンタゴニストの開発において特に利 用価値が高いことが期待される。 発明の要旨 一般的に本発明は、組み換えIL−8受容体ポリペプチドに関する。受容体ポリ ペプチドは、高い親和性または低い親和性でIL−8に結合する。受容体は、図 1(配列番号:1)、図2(配列番号:5)、または図9(配列番号:6)に示 すアミノ酸配列と事実上同一なアミノ酸配列を有することが好ましい。本発明は 、!L−8受容体の断片またはアナログであり1.−8への結合能を有する領域 を含む、十分に単離されたポリペプチドにも関する。 種々の好適な実施例において受容体は、哺乳類、好ましくはヒトまたはウサギに 由来する。 さらに本発明は、IL−8受容体膜貫通性領域またはIL−8細胞外領域の全体 またはIL−8結合部分を含有するポリペプチドに関する。ポリペプチドは、図 1(配列番号=1)に示すアミノ酸配列のアミノ酸約1〜37またはそのIL− 8結合断片、または図2(配列番号:5)に示すアミノ酸配列のアミノ酸約1〜 50またはその[L−8結合断片を含有することが好ましい。ポリペプチドは、 組み換えポリペプチドまたは合成ポリペプチドであることが好ましい。 “IL−8受容体ポリペプチド゛とは、IL−8に特異的に結合し、I L−3 に媒介される適切な生物学的イベントのカスケードにシグナルを送る細胞表面蛋 白質の全体または一部を意味し、これには、IL−8に高い親和性または低い親 和性で結合する受容体が含まれる。″ポリペプチド°とは、長さや翻訳後の修飾 (例えば、糖鎖形成)に関わらずアミノ酸のいかなる鎖をも意味する。“高い親 とは、天然では混入している他の蛋白質、炭水化物及び脂肪が十分に除去された ポリペプチドを意味する。゛事実上同一な“アミノ酸配列とは、例えば、一つの アミノ酸を同じクラスの他のアミノ酸に置換する(例えば、グリシンに対してバ リン、リジンに対してアルギニンなど)などの同種アミノ酸置換、または受容体 の生物活性を破壊しない部分のアミノ酸配列における一つまたはそれ以上の非同 種アミノ酸置換、欠失、または挿入によってのみ異なるアミノ酸配列を意味する 。 このような同質の受容体は、以下に記載する、またはそれと同様の方法を用いて 、このような受容体を天然において生産するまたは生産を誘導されるいかなる動 物の組織または細胞から抽出することによっても単離することができる;または 、化学合成によって単離することができる;または、組み換えDNA技術の標準 的な技法(例えばこのような受容体をコードするcDNAまたはゲノムDNAを 単離するなど)により単離することができる。“に由来する゛とは、その生物の ゲノムにコードされ、その生物細胞のサブセットの表面に存在することを意味す る。 “合成ペプチド′とは、例えばペプチド合成のような化学合成により作製された ペプチドを意味する。 他の関連する態様において本発明は、上述の受容体(または受容体断片またはア ナログ)をコードする精製されたDNAに関連する。精製されたDNAは親和性 の高いIL−8受容体をコードするか、または親和性の低いIL−8をコードす る。好ましくは、精製されたDNAはcDNAであり、ウサギIL−8受容体を コードするcDNAであり、ヒトIL〜8受容体をコードするcDNAであり、 プラスミドF3Rに含有されており、プラスミド5blaに含有されており、プ ラスミド4ABに含有されている。 ″精製されたDNA’とは、IL−8受容体(または適切な受容体断片またはア ナログ)をコードするが、本発明のDNAが由来する生物の天然に存在するゲノ ム中でIL−8受容体をコードする遺伝子に隣接している遺伝子を含まないDN A分子を意味する。 他の関連する態様において本発明は、このような幇製されたDNAを含有し、そ のベクターを有する細胞内においてそのDNAによりコードされる蛋白質を発現 することのできるベクター、及びこのようなベクターを有する細胞(好ましくは 真接生物細胞、例えば、哺乳類細胞、例えば、骨髄腫細胞またはハムスター肺線 維芽細胞)に関連する。このような細胞は、このような精製されたDNAにより 安定にトランスフェクトされていることが好ましい。 本発明の発現ベクターまたはベクターを含有する細胞を、組み換えIL−8受容 体ポリペプチド及び上述のポリペプチドを作製する本発明の方法において使用す ることができる。この方法には、発現するよう細胞内に位置づけられたIL−8 受容体またはその断片またはアナログをコードするDNAにより形質転換された 細胞の提供、DNAが発現する条件下での形質転換細胞の培養、及び組み換え! L−8受容体蛋白質の単離が含まれる。“形質転換細胞゛とは、遺伝子工学の手 法によりI L−8受容体(またはその断片またはアナログ)をコードするDN A分子を導入された細胞(またはその祖先にDNAを導入された細胞)を意味す る。このようなりNAは、°発現するよう位置づけられており2、これは、DN A分子が、その配列の転写および翻訳を支配する(すなわち、IL−8受容体蛋 白質、またはその断片またはアナログの生産を促進する)DNA配列に隣接して 位置していることを意味する。 また他の態様において、本発明は、!L−8受容体(またはその断片またはアナ ログ)に優先的に結合する精製された抗体に関する。°精製された抗体”とは、 治療投与ができるよう、天然では混入している他の蛋白質、炭水化物、および脂 肪が十分に除去されている抗体を意味する。このような抗体はIL−8受容体に (またはその断片またはアナログ)に″優先的に結合°シ、すなわち、他の、抗 原性上無関係な分子を事実上認識及び結合しない。 抗体は、in VIVOにおいて、結合する蛋白質の生物活性を中和することが 好ましい。“生物活性゛とは、IL−8受容体の、IL−8に結合する能力及び 適切な生物学的イベントのカスケードにシグナルを送る能力を意味する。“中和 する”とは、(例えば、KL−8受容体の生物活性を)部分的または完全に阻止 することを意味する。 他の態様において、上述のポリペプチドまたは抗体は、治療的混成物の活性成分 として使用される。このような治療的混成物では、活性成分は生理学的に許容さ れる担体と共に処方されるかまたは細胞膜中に固定されることもある。これらの 治療的組成は、炎症を減少させる方法において使用される。 また他の態様において本発明は、候補化合物について、IL−8とIL−8受容 体との間の相互作用を中和する能力をスクリーニングする方法に関する。この方 法には、a)候補アンタゴニスト化合物を、一方で、組み換えIL−8受容体( またはIL−8結合断片またはアナログ)を有する第一の化合物、及びもう一方 で、!L−8を含む第二の化合物と混合する、b)第−及び第二の化合物が結合 するか決定する、C)第一の化合物が第二の化合物に結合するのを阻害し、及び /またはIL−8により媒介されるCa”の放出を減少させる化合物を、アンタ ゴニスト化合物と同定することが含まれる。″アンタゴニスト”とは、特定の活 性、この場合、IL−8の、IL−8受容体と相互作用し、及び/またはこのよ うな相互作用に起因する生物学的イベント(例えば、細胞内Ca”+の放出)を 誘発する能力、を阻害する分子を意味する。 最後に本発明は、キメラポリペプチド、特に、図2(配列番号:5)に示す配列 のカルボキシル末端に融合された、図1(配列番号:1)に示す配列のアミノ末 端部分を含むキメラポリペプチドに関する。ポリペプチドは、図2(配列番号: 5)のアミノ酸約63〜360に融合された、図1(配列番号:1)のアミノ酸 約1〜58またはそのIL−8結合断片を含み、これがF3R/4ABにコード されていることが好ましい。本発明はまた、図1(配列番号:1)に示す配列の カルボキシル末端に融合された、図2(配列番号 5)に示す配列のアミノ末端 部分を含むポリペプチドにも関する。ポリペプチドは、図1(配列番号:1)の アミノ成約59〜355に融合された、図2(配列番号=5)のアミノ成約1〜 62またはその!L−8結合断片を含み、これが4AB/F3Rにコードされて いることが好ましい。本発明は、このようなキメラポリペプチドをコードするD NAにも関する。 本発明の蛋白質は、好中球の活性化及び炎症応答へとつながるイベントに含まれ る。このため、このような蛋白質は、炎症の治療、またはその代わりに、炎症を 治療する治療薬の開発に有用である。乾1、リウマチ様関節炎、脈管炎、再潅流 創傷、または好中球に媒介される炎症性疾患を含む特定の疾患は、本発明の蛋白 質及び/または方法を用いて治療することができる。好適な治療薬は、例えばペ プチド断片(特に、N末端細胞外領域に由来する断片)、抗体(特に、N末端細 胞外領域を認識し結合する抗体)、またはインターロイキン:受容体相互作用を 妨害することによりIL−8またはIL−8受容体機能を阻止する薬物のような 、アンタゴニストが含まれる。 受容体成分は現在組み換え技術により生産することができ、また、候補アンタゴ ニストをin v+troでスクリーニングすることができることから、すぐに 使用できる発明は、有用な治療薬の同定に、簡便かつ迅速なアプローチを提供す る。以下のような幾つかの理由により、これまではこのようなアプローチは困難 であった: (1)[L−8と好中球表面にある内在性受容体との相互作用によ り、蛋白質分解酵素及び酸素遊離基の放出につながる一連のイベントカ弓1き起 こされ、その結果、受容体を有する好中球細胞の破壊が起こること、(2)好中 球表面に、関連する受容体が存在すること。I L−8受容体遺伝子(cDNA として)を単離することにより、好中球とはかけ離れた細胞型(例えば、J55 8、SP2骨髄腫細胞、CoS細胞、またはチャイニーズハムスター肺線維芽細 胞)中での発現を可能にし、効果的に、[L−8受容体をその正常な細胞毒性シ グナル経路から外し、細胞死を起こすことなくrt、−s:受容体相互作用をア ッセイするシステムを提供する。 一度単離すれば、組み換え及び分子生物学的技術を用いて、ペプチドに基づく、 または抗体に基づく治療薬を、大量かつ安価に作製することができる。 本発明の他の特徴及び利点は、以下に記載する好適な実施例及び特許請求の範囲 から明白である。 4、
【図面の簡単な説明】
図面 図1(配列番号=1)は、ウサギ由来の、親和性の高いIL−8受容体の核酸配 列及び推定アミノ酸配列を示している。 図2(配列番号:5)は、ヒト由来の、親和性の低いIL−8受容体の核酸配列 及び推定アミノ酸配列を示している。 図3は、独立して単離した4Nの、親和性の高いIL−8受容体を誘導発現する 細胞系への、(L−8の結合の程度を表す棒グラフである。 図4は、親和性の低いIL〜8受容体へのIL−8の結合を、IL−8a度の関 数として示したグラフである。 図5は、親和性の低いIL−8受容体へのMGSA/GROαの結合を、MGS A/GROα濃度の関数として示し、IL−8受容体へのIL−8とMGSA/ GROαの結合の競合を示したグラフである。 図6は、親和性の低いIL−8受容体への柾々のリガンドの結合の競合を示した グラフである。 図7は、親和性の高い/親和性の低い、及び親和性の低い/親和性の高いキメラ 受容体への、In−8の結合の程度を表す棒グラフである。 図8は、親和性の低いIL−8受容体及び親和性の高い/親和性の低いキメラI L−8受容体への種々のリガンドの結合の競合を示したグラフである。 図9は(配列番号二6)は、ウサギ由来の、親和性の低いIL−8受容体の核酸 配列及び推定アミノ酸配列を示している。 図10は、I L−8受容体の構造を説明する概略図である。 図11は、親和性の高いIL−8受容体への全IL−8結合のパーセンテージを 、アゴニスト濃度の関数として示した2つのグラフである。 本発明によるポリペプチド 本発明によるポリペプチドには、親和性の高い[L−8受容体全体(図1、配列 番号:1に示している)及び親和性の低い【L−8全体(図2、配列番号:5及 び図9、配列番号:6に示している)が含まれる;親和性の高い受容体は、Kd が10nMまたはそれ以下(好ましくはKdは0.1〜10nMの間)でIL− 8に結合し、親和性の低い受容体は、10nMを上回るKdでr L、−8に結 合する。このような受容体はいかなる供給源に由来してもよいが、例えば、ヒト またはウサギなどの哺乳類に由来することが好ましい。このようなポリペプチド は、例えば、rL−8:受容体相互作用を阻害するアンタゴニストをスクリーニ ングするのに使用する(以下を参照)。本発明のポリペプチドは、IL−8と相 互作用することのできる親和性の高い、または親和性の低いIL−8受容体のア ナログまたは断片(例えば、IL−8受容体のN末端細胞外領域)も含む。この ようなアナログ及び断片は、I L−8受容体アンタゴニストのスクリーニング にも使用することができる。さらに、I L−8に結合し、好ましくは可溶性の (または不溶性であり、脂肪小胞中に処方されている)受容体断片またはアナロ グのサブセントは、炎症性疾患を減少させるアンタゴニストとして使用すること ができる(以下を参照)。受容体アナログまたは断片の有効性は、IL−8との 相互作用能に依存している;このような相互作用は、多くの標準的なfn VI trO結合方法及びrL−8受容体機能アッセイ(例えば、以下に記載するもの )のいずれを用いても容易にアッセイすることができる。 注目すべき特異的受容体アナログは、一つのアミノ酸を同じクラスの他のアミノ 酸に置換する(例えば、グリシンに対してバリン、リジンに対してアルギニンな ど)などの保存的なアミノ酸置換、または受容体のI L−8への結合能(以下 の通りアッセイする)を破壊しない部分のアミノ酸配列における一つまたはそれ 以上の非保存的アミノ酸置換、欠失、または挿入によってのみ異なるアミノ酸配 列を含む受容体蛋白質の全体または一部(以下の参照)である。 注目すべき特異的受容体断片は、IL−8と相互作用することのできるIL−8 受容体のいずれかの部分(例えば、N末端細胞外領域の全体または一部)を含む 。このような部分は、膜質通性部分1〜7、及び受容体の、細胞外に存在すると 推定される部分を含む(図10)。このような断片はアンタゴニストとして有用 であり(上に記載する通り) 、in VIVOにおいてIL−8受容体の活性 を中和する抗体(例えば、受容体とIL−8との間の相互作用を妨害することに より;以下を参照)を生産するためのイムノゲンとしても有用である。細胞外領 域は、類似の構造を有する関連蛋白質と比較することにより同定することができ る(例えば、G蛋白質共役受容体スーパーファミリーの他のメンバー);有用な 領域は、そのファミリーの良(解析されているメンバーの細胞外領域と相同性を 有する領域である。 その他の方法として、アミノ酸−次配列より、蛋白質の二次構造が推定でき、こ れにより、Chou−Pasman法(例えば、Chou and Pasma n、 //7/7. hr、 1Jocilez。 47:25L、 197g参照)などの疎水性/親水性計算を用いて半経験的に 細胞外領域を推定することができる。親水性領域、特に疎水性ストレッチ(例え ば、横貫通性領域)に囲まれた領域は、細胞外領域の強力な候補である。最後に 、細胞外領域は、標準的な酵素的消化分析(例えば、トリプシン消化解析)を用 いて実験的に同定することができる。 候補断片(例えば、膜質通性部分2〜7の全体または一部、またはいずれかの細 胞外断片)のIL−8との相互作用を、本発明中に記載するアッセイにより試験 する。このような断片について、IL−8とその内在性受容体との間の相互作用 を中和する能力も試験する。有用な受容体断片(上述の通り)のアナログも作製 し、スクリーニング成分またはアンタゴニストとしての有用性を試験する(本発 明中に記載するアッセイを用いて);本発明において、このようなアナログも有 用であると考えられる。 特に注目すべきものは、細胞外アミノ末端領域を取り囲む受容体断片(または、 そのIL−8結合断片)である;この領域は、ウサギから単離した親和性の高い !L−8受容体のおよそアミノ酸1〜37、ウサギから単離した親和性の低いI L−8受容体のアミノ約酸1〜49、及びヒトから単離した親和性の低いIL− 8受容体のアミノ成約1〜50を含む。rL−8受容体m胞外ループも注目すべ きものである:これらには、ウサギから単離した親和性の高いIL〜8受容体の アミノ酸約94〜113.186〜202、及び268〜285;ウサギがら単 離した親和性の低いI L−8受容体のアミノ酸約106〜118.183〜2 10、及び272〜298:及びヒトから単離した親和性の低いIL−8受容体 の7ミ/酸約107〜120.184〜213、及び274〜300が含まれる 。 これらのループに由来するペプチド断片も(特に、IL−8結合を促進するよう 、ループがアミノ末端領域と協力している場合)アンタゴニストとして使用する ことができる。その他、このようなループ及び細胞外N末端領域は(IL−8受 容体生体と同様)、抗IL−8受容体抗体を作製するための免疫原を提供する。 例えば、出願人はループ2及びループ3に対するポリクローナル抗体、及びウサ ギから単離した親和性の高い受容体蛋白質のN末端細胞外領域に対するポリクロ ーナル抗体を作製した。 本発明において有用な2FJの、IL−8受容体をコードするcDNAのクロー ニング及び同定を以下に記載する。これらの例は本発明を説明することを目的と して提供するものであり、これに限定されるものではない。 ウサギ由来の親和性の高いI L−8受容体及び親和性の低いIL−8受容体の クローニング及び同定 ウサギの親和性の高いIL−8受容体の遺伝子は、以下に記載する通りに単離し た。 Zjgmond and Tranqulllo(−−−−−、19J)の方法 により、ウサギ腹膜好中球をウサギから単離し、ポリ(A)” RNAの抽出源 として使用した。RNAを調製し、cDNAに転写し、cDNA断片をλgtl lのEcoR[部位に挿入して(すべてManlatis et ah、 !o /ectt/sr 110tyt’tyz、 Co1d Spring Har bor Pre唐刀A Co1d S prlng Harbor、 New York、 19119の方法に従った )、ウサギ好中球cDNAライブラリーを作製した。25.000個の組み換え プラークについて、以下の配列を有するアンチセンスオリゴヌクレオチドとハイ ブリダイズするものをスクリーニングした: 3− TTG ATG AAG GACGACTCG GACCGGACI C GI CTG GAI TAG TAC5−(配列番号:2)。 このプローブは、G蛋白質共役受容体の第二膜貫通性領域に由来する配列に基づ いて設計した(例えば、Hartlg et al、、 7//、5’lO:6 4.1989参照)。 このプローブは、[32P] AT P (Du Pont−New Engl and Nuclear、 Boston、 HA)及びT4キナーゼ(New  England Biolabs、 Bevery、 HA )を用いてMa nlatlset al、、 5upraの方法により5′末端標識した。ハイ ブリダイゼーションの条件は以下の通りである:6XSSPE、1% SDS、 0.1% ピロリン酸ナトリウム、1 x Denhardt溶液、100μg /ml ポリ(A)、及び40μg/ml 変性子ウシ胸腺DNA中で42℃、 12時間。フィルターは、2xSSC。 0、 1% SDS中で50℃で洗浄した。3回目のスクリーニングの後、6個 のプラークを単離した。これらのプラークの一つの挿入断片(F3Rと命名)の 大きさは、2.5kdであった。Sanger et al、+ hoe、 / II/、 Ieml、 Sc/、 l’!;I74:5469.19g3の方法 に従い、5equenasc 2.0 (L]、S、 Blochemlcal  Carp、、 C1eveland、 OH)を用いてこの挿入断片の塩基配 列を決定した。354アミノ酸から成る蛋白質(分子j1−40.528)をコ ードするオーブンリーディングフレームが認められた。塩基配列及び推定される アミノ酸配列を図1に示した。推定されるN結合糖鎖形成部位を、配列中に下線 で示した。 F3Rクローンから推定される蛋白質の幾つかの構造的特徴から、これが6蛋白 質共役受容体のファミリーに属することが示される。第一に、推定される蛋白質 配列のバイトロバシープロットは、7か所の推定される膜質通性部分が存在する ことを示している。第二に、F3Hの一次構造は、他のG蛋白質共役受容体に非 常に類似している。特に、サブスタンスK及びP受容体のようなペプチドに結合 するG蛋白質共役受容体(Masu et al、+ il’1lttre32 9:g3(J、 19117+ 1lershey an■ Krause、 、9c〕wee 247:958.1990)と、最も高い相 同性を示す。第三に、F3Rは、幾つかの、G蛋白質共役受容体に特徴的な構造 的特徴を有する。例えば、F3Rは、シグナル配列を伴わずに、N末端に2つの 推定N結合糖鎖形成部位を有する。また、F3Rは、ポジション80(すなわち 、膜質通性部分If)にアスパラギン酸を有しくこれはすべてのG蛋白質共役受 容体中に保存されている)、推定される膜質通性部分IIIの近傍に規範的な( canonical )^sp−Arg−Tyr トリペプチドを有する。サブ スタンスK及びP受容体と同様、推定膜貫通性部分II中にAsp−113を欠 損している。このAsp−113は、アドレナリン作動性、ムスカリン様、ドー パミン作動性、及びセロトニン作動性受容体中の荷電アミンの結合に必須である と考えられている(Dixon et al、、 rold、9pr#z#rl zor 5yip、 i;)wtyt、力’o/、 53:4117.198g ) ;また、他のG蛋白質共役受容体と同様、F3Rは正確に位置する幾つかの セリン及びスレオニン残基を有し、これらの残基はプロティンキナーゼの潜在的 な基質である(Benovjc et at、、 ///7/7. ley、  (’e// 171θ/、 4:405.191tll)。 FBRJ伝子の発現をさらに特徴づけるために、F3RcDNAをハイブリダイ ゼーシヨンプローブに用いて、ウサギ好中球RNAのノザンプロット解析を行な った。好中球及び他の組織から、塩化セシウム密度勾配遠心分離(Gl!sin  etal、、 ljoc7wjstry13:2633.1974 )により RNAを単離し、1%アガロースホルムアルデヒドゲル中で電気泳動を行ない、 Maniatis et al、上記の方法によりGencScreon@(D u Pont−New England Nuclear )にプロットした0 このプロットについて、Pharmacia (Plscatavay、 NJ )のランダムプライミングプロトコールに従って[32P] dCTPで標識し たF3RのBtrmHI / A’ c ORI断片(652塩基;ウサギIL −8コーディング配列の−27〜625)をプローブとして、ハイブリダイゼー ションを行なった。ハイブリダイゼーション溶液は、50% ホルムアミド、5  X S S P E、 5 XDenhardt溶液、0,1% ピロリン酸 ナトリウム、1mg/m1 ヘパリン、100.czg/ml ポリ (A)、 1% SDS、及び200μg/ml 変性子ウシ胸腺DNAとした。プロット について42℃、16時間ハイブリダイゼーションを行ない、次いで、Q、1x ssc。 01% SDS中で65℃で洗浄した。 F3Rプローブは、2.6キロベースのRNA分子に特異的にハイブリダイズし た。これにより、F3Rが好中球中で発現することが確認され、F3Rクローン がほぼ全長であることが示唆された。F3Rクローンは、ウサギ子宮平滑筋、骨 格筋、肺、肝臓、または脳から単離したRNAにはノ\イブリッド形成をしなか った。また、線維芽、上皮、及び内皮細胞由来のポリ(A)” RNAにもハイ ブリッド形成をしなかった。前骨髄球HL−60細胞は非常に低レベルのF3R mRNAを発現し、分化した1(L−60はこのRNAを20倍高いレベルで発 現した。 F3Rを、Promsga Corp (Madison、 Wl、)の方法に より、ウサギ網状赤血球溶解産物中でIn v[tro翻訳を行なった。5DS −ポリアクリルアミドゲル電気泳動で決定したところ、化分子マス(relat ive 5ass ) 30. 000〜32. 000ダルトンの蛋白質が合 成された(SDS−PAGE 、標準的な技術により行なった;例えば、Au5 ubel et al 、 、 (’wrtvyl l’rolocty/s  1jkr/1asty〕jlt力’o1Ozy、 Gree n Publishing As5ociates、 New York、 1 987 ) 。計算上の分子量40,528と見かけの分子量約31,000の 差は、5DS−PAGEにおいて膜蛋白質の移動度が、可溶性蛋白質標準物と比 較して大きくなることが多いことに起因するものと思われる(Bonitz e t al、+)、 110/、 (hp、 255:11927.19110;  Rfzzolo etal、、 110ckzjs1415:3433.19 79 )。 上述の方法を使用して、ウサギの親和性の低いIL−8受容体も同定し、ウサギ 好中球ライブラリーから単離した(上述)。このcDNAをpUc19のEco R1部位にサブクローニングして、プラスミド5blaを作製した。標準的な技 術のよりその塩基配列を決定したところ、親和性の高い受容体クローンF3Rと 類似しているが同一ではないことが判明した。 ヒト由来の親和性の低いIL−8受容体のクローニングC1ontech (P alo Alto、 CA )から入手したヒト抹消血液白血球λgtll c DNAライブラリー(5′ストレツチ)を、ウサギF3Rクローンの652塩基 dCTPで標識した。フィルターは、50% ホルムアミド、200μg/ml 変性仔ウシ胸腺DNA、5xSSPE、1% S D S s 5 X Den hardt溶液、及び001% ピロリン酸ナトリウムの溶液中で42℃、16 時間ハイブリダイゼーションを行なった。次いで、フィルターを0.1xSSC ,0,1% SDS中で65℃で洗浄した。3回目のスクリーニングの後、ウサ ギIL−8プローブとハイブリッドを形成する数個のヒトクローンを単離した。 これらの一つの挿入断片(4ABと命名)の大きさは、4,0キロベースであっ た; Sanger et al、。 (5upra)の方法に従い、5equenass 2.0 (U、S、 Bl ochemical Corp、、 C1eveland、0)1)を用いてこ の挿入断片の両鏡の塩基配列を決定した。ヒトの親和性の低いIL−8受容体の 塩基配列及び推定されるアミノ酸配列を図2(配列番号・5)に示した。 その他の方法として、ヒトIL−8受容体をコードする遺伝子は、全長F3Rプ ローブとのハイブリダイゼーシヨンにより単離することができる。標準的な技術 (例えば、Ausubel et al 、 、 rttrreil I’ro loco/s # llo/1yctt/y 1lolo狽凵A5up ra参照)によりこのプローブを標識(例えば、放射標:a)シ、ストリンジエ ンシーの低い条件下(例えば、50% ホルムアミド、200μg/ml 変性 仔ウシ胸腺DNA、5xSSPE、1% S D S % 5 X Denha rdt溶液、及び0.1%ピロリン酸ナトリウム中でインキュベーション温度4 2℃で16時間の/Xイブリダイゼーシ町ン)でこのプローブを用いてハイブリ ダイゼーションを行なう。 フィルターは、最初ストリンジエンシーの低い条件下(例えば、2XSSC及び 0.1% SDSでインキュベーション温度50℃)で洗浄し、4回の洗浄を通 してストリンジエンシーを漸次的に上昇して最終的にストリンジエンシーの高い 洗+(例えば、O,lX5SC及び0.1% SDSでインキュベーション温度 65℃)を行なう。 ヒトIL−8受容体遺伝子は、クローン4ABの配列に基づくプライマー配列、 例えば: 5− GAATATGGGGAATTTATTATGCAG 3” (配列番号 3)及び 5− AATGTGACTGTGAAGAGAAGGGAGG 3− (配列番 号:4): または、実質的に4AB、5b 1 a、及びF3Rに共通する配列に基づくプ ライマー配列: 5− GGGAAACTCCCTCGTGATGCTGG 3− (配列番号ニ ア)及び 5− GTCTGCCAGCAGGACCAGGTTGTAGG 3− (配列 番号:8) を用いたPCRにより単離することができる。 プライマーは、例えば、^pplIed Blosystems DNA 5y nthesizer (Poster ctty。 CA)を用いてml的なシアンエチルフオスフオアミダイド化学により合成する 。 ヒト好中球は上述の通り、標準的な技術により単離し、ポリA” RNAの抽出 源として使用する。cDNAも上述の通り合成し、cDNA断片をいずれかの標 準的なりローニングベクター(例えば、λgtll)に挿入することにより好中 球cDNAライブラリーを作製する。その他の方法として、ヒト抹消血液白血球 λgtll cDNAライブラリー(5゛ストレツチ)を、C1ontecb  (Palo Afto、 CA )から購入することもできる。 約100nHのヒト好中球またはヒト末梢血液白血球cDNAを1μgの各合成 プライマーと混合し、製造者(Perkin−Elmer、 Norvalk、  CT )の使用説明書に従ってポリメラーゼ連鎖反応を行なう。その結果得ら れるPCR産物を電気泳動により単離し、例えば、ベクターS K十(Stra tagene、 LaJolla CA)中にクローニングし、大腸菌XL−I  B l u e (Stratagene)中で増幅する。 ポリペプチド発現 本発明によるポリペプチドは、適切なベクター中に挿入されたIL−8受容体を コードするcDNA断片の全長または一部分(例えば、上述のcDNA)により 適切な宿主細胞を形質転換し、受容体を発現させることにより生産することがで きる。 組み換え受容体蛋白質を提供するために多様な発現系を使用することができるこ とは、分子生物学の分野にたけた者に理解されるところである。本発明において 、使用している宿主細胞そのものは決定的なものではないが、以下の宿主細胞が 好ましい: CO3−7,5P−2、NIH373、及びチャイニーズハムスタ ー卵巣細胞、チャイニーズハムスター肺線維芽Dede細胞。このような細胞は 広範囲な取得源から入手することができる(例えば、^麿erican Typ e Cu1tureCollection、 Rockyille、 MD )  o )ランスフエクション法及び発現ベクターの選択は、選択した宿主系に依 存する。哺乳類細胞トランスフェクション法は例えば、Au5ubel et  al 、、Crwreil Protocols //7 No/ectt/v  11010y、 John Vl撃■凵@& 5 ons、 New York、 1989 )に記載されている1発現ベクター は、例えば、in Oo/7ノ/7/ rectors、 A Laborat ory Manual (P、I+、 Pouwels et at、、 19 115.5浮垂吹A 1987 ) 中に提供されているものから選択することができる。 特に好ましい発現系は、pMAMneo発現ベクター(C1ontech、 P a1o、 CA)によりトランスフェクトされたマウス3T3線維芽宿主細胞で ある。p M A M neoは、デキサメタシン誘導性1v1MTV−LTR プロモータに連結したR3V−LTRエンハンサ−1哺乳類系中での複製を可能 にするSV40複製開始点、選択可能なネオマイシン遺伝子、及びSV40スプ ライシング及びボリアデニレーンヨン部位を提供する。ヒトまたはウサギS L −8受容体または適切な受容体断片またはアナログ(上述の通り)をコードする DNAを、発現するよう設計された方向でpMAMneoベクターに挿入する。 組み換え受容体蛋白質は、以下に記載する通りに単離する。pMAMneo発現 ベクターと組み合わせて使用することのできる他の好ましい宿主細胞には、CO 8細胞及びCHO細胞(それぞれATCC登録番号CRL 1650及びCCL  61)が含まれる。 その他の特に好ましい発現系は、受容体蛋白質を発現することのできる方向でI  L−8受容体をコードするcDNAが挿入されたpSVLベクター(Phar s+acia)により一時的にトランスフェクトされた(上述の通り)CO8宿 主細胞(ATCC登録番号CRL 1650)である。 その他の方法として、親和性の高い、または親和性の低いIL−8受容体(また は受容体断片またはアナログ)は、安定にトランスフェクトされた曜乳類細胞系 により生産される。 哺乳類細胞の安定的トランスフェクションに適したベクターは、一般に入手可能 である(例えば、Pouvels et at、、 (5upra)参照);こ のような細胞系の構築方法も一般に入手可能である(例えば、Au5ubel  et at、、(5upra)参照)。 その−例においては、受容体(または受容体断片またはアナログ)をコードする cDNAは、ジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)遺伝子を有する発現ベクター中 にクローニングされている。宿主染色体へのプラスミドの挿入、及びこれによる 宿主染色体へのIL−8受容体をコードする遺伝子の挿入は、0.01〜300 μMのメトトレキセートを含有する細胞培地により選択する(Ausubel  et al、。 5upra)。この優性選択は、はとんどの細胞型において行なうことができる 。組み換え蛋白質の発現は、トランスフェクトされた遺伝子のDHFRに媒介さ れる増幅により増加する。遺伝子増幅を冑する細胞系の選択方法は、Au5ub el eL al。 、(5upra)により記載されているニ一般的にこのような方法には、メトト レキセートのレベルを徐々に上昇した培地中での長期間にわたる培養が含まれる 。この目的に通常使用される、DHFRを有する発現ベクターにはpcVsEI  I−DHFR及びpAdD26SV (A)(Ausubel et at、 、5upra中に記載)が含まれる。上述のすべての宿主細胞または、好ましく はDHFRを欠損したCHO細胞系(例えば、CHODHFR細胞、ATCC登 録番号CRL 9096)は、安定にトランスフェクトされた細胞系のDHFR 選択またはDHFRに媒体された遺伝子増幅に好ましい宿主細胞である。 特に好適な安定的発現系の−54は、pSV2−gptによりトランスフェクト された骨髄腫細胞系、J558 (ATCC登録番号TIB6)または5P2( ATCC登録番号CRL 1581)”?’ある。pSV2−gptは、SV4 0初期プロモータ及び選択可能なl且エマ−カー(すなわち、大腸菌キサンチン −グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ)を提供する。 他の特に好適な安定的発現系は、pMAMneoベクターにより安定にトランス フェクトされたチャイニーズハムスター肺線維芽Dede細胞系(ATCC登録 番号CCL39、Aserican Type Cu1ture Co11ec tion、 Rockville、 MD )である。この細胞系は、以下の通 りウサギ!L−8受容体を誘導的に発現するのに使用されてきた。F3R受容体 c DNA (Bluescrip【ベクター、Stratagene、 Jo lta、 CA中にサブクローニングされている)をXbaI及びXholで切 断し、約1700bpの断片を単離して、NheI/Xholで消化したpMA Mne。 発現ベクター(Clontech、 Pa1o^lto、 CA )中に挿入し 、F3R−pMAMneOを作製した。F3R−pMAMneoは、グルココル チコイドにより誘導可能なマウス乳腺ガンウィルスプロモータの制御のもとに、 ウサギの親和性の高い■L−8受容体蛋白質を発現する。F3R−pMAMne oは、B RL (Gathersburg、阿D)のりポフエクチン法を用い て、チャイニーズノ)ムスター肺線維芽Dede細胞(ATCC番号CCL39 、Aserican Type Cu1ture Col Iectfon、  Rockvllle、 MD )をトランスフェクトするのに使用した。トラン スフェクトされた細この系は、本発明のいずれのポリペプチドを誘導的に発現す るためにも使用するL39)をトランスフェクトすることにより、本発明のポリ ペプチドの構成的発1、、 5upra参照)により行なうことができる。組み 換え蛋白質は単離された後、必要に応じて、例えば、高速液体クロマトグラフィ  (例えば、Fisher、 1mo八Uへr)t hpchy#utys / /711jxAez/5try ///7/ Jo/ectt/y力’o10g 、 eds、、 Wor求@and Burd on、 Elsevler、 19g(l参照)によりさらに精製することがで きる。 本発明の受容体、特に、短い受容体断片は、(例えば、69ツノ゛71’lzs θhψrueSyp17esjs、 2nd ed、、 19114 The  Pierce Chemical Co、 Rockrord、!Lに記■■■ た方法により)化学合成によっても作製することができる。 るものである。このような相互作用は、in VltrO結合アッセイ(以下を 参照)により検出することができる。受容体成分を、機能的にもアッセイするこ とができる、すなわち、IL−8に結合し、及び、Ca を動員する能力につい てアッセイすることができる(以下を参照)。これらのアッセイには、構成成分 として、結合が検出できるよう配置された[L−8及び組み換えIL−8受容体 (または適切な断片またはアナログ)が含まれる。 I L−8は、Genzyse (Cambridge、 M^)から入手する ことができる。IL−8受容体成分は、天然には事実上受容体を持たない細胞に より生産される(例えば、適切な発現系中に受容体成分をコードする核酸を有す るよう、このような細胞を組み換えることにより生産される)ことが好ましい。 適切な細胞とは、例えば、組み換え受容体の生産に関して上記に記載した細胞( 骨髄腫細胞、J558または5P2)である。 1L−8受容体へのIL−8の結合度を決定するIn vitroアッセイは、 細胞全体を使用しても、膜画分を使用しても行なうことができる。細胞全体を使 用するアッセイは、I L−8受容体成分を発現する細胞を、当業者に熟知され た方法5 目こより標識したIL−8)を供給することが好ましい。受容体成分 に関連する(このため、固体基質に関連する)標識を検出することにより、結合 をアッセイすることができる。 アッセイフォーマットは、ラジオイムノアッセイフォーマット(例えば、Au5 u合アッセイと比較することにより決定した。その結果を表1に示す。 (μg) 結合(cpm) 結合(cpm)1のPH9中)に125【により標 識したIL−8,2,5nMを添加した。細胞をI L−8と共に4℃で45分 間インキュベートし、遠心分離により沈殿させ、冷リン酸緩衝生理食塩水により 洗浄し、細胞に結合した放射活性をガンマカウンター中で測定した。特異的結合 は、過剰な(すなわち、250nM)非標m1L−8存在下で行なった結合アッ セイと比較することにより決定した。 その結果を表2に示す。 表2 トランスフェクトされたDNA 非特異的 特異的(8μg) 結合(cpm)  結合(cpm)psVR3850 F3R−pSVR9043663 4AB−pSVR4712521 4AB−psVR7152393 その他の方法として、IL−8は固体基質を吸着させ、(例えば、EL[SAア ッセイで抗原の吸着に使用するのと類似の方法によりマイクロタイタープレート に吸着させる;Au5ubel et al、、5upra) [L−8受容体 を発現する11iMA細胞の、IL−8(例えば 3H−チミジンにより標識し たもの)への結合能は、固定化IL−8への特異的な受容体結合の検出に使用す ることができる。 特定の一例において、!L−8受容体(または受容体断片またはアナログ)は、 DEAEデキストラン−クロロキン法(^usubel et al、、5up ra) ニ、!:り骨髄腫細胞(例えば、J558またはSP2細胞)中にトラ ンスフェクトされる。受容体蛋白質の発現により、検出できるよう標識されたI L−8が細胞に結合する。 トランスフェクトされていない宿主細胞またはもとのベクターのみを有する細胞 には、IL−8は特に結合しない;これらの細胞は、結合アッセイを行なう細胞 に対する“コントロール′として使用される。トランスフェクトシHンの12〜 18時間後に、組織培養皿(例えば、10cmの皿)に、IL−8受容体を発現 する骨髄腫細胞(皿当たり約750,000細胞)をまく。48時間後、3連の 皿を、0.5%Mの、放射性ヨウ素で処理したIL−8(200Ci/mmo  1)と共にインキュベートし、受容体を有する細胞への結合をアッセイする(例 えば、細胞を回収し、細胞に結合した、検出可能な標識の量をアッセイする)。 コントロール細胞と比較して結合レベル(検出可能な標識の量)が高いものが、 標識したIL−8を特異的に結合する細胞である。 その他の方法として、I L−8受容体をコードするRNA (以下に記載する 通りに調製する)を、標準的な方法によりアフリカッメガエルの卵母細胞に注入 する。RNAは卵母細胞中でIn vlvo翻訳され、rL−8受容体蛋白質は 、細胞膜中に挿入される。I L−8結合を試験するために、ショ糖密度勾配遠 心分離により卵母細胞膜を調製しくColman、 frityscrjptj oi J/7/ Frys/1ljoj、 IRL Press。 0xford、 19116の方法による)、125 、により標識したIL− 8を添加し、Vhatgan OF/Cフィルターを用いた真空濾過(Will lasson、 1ljocilezjslry、 27:5371.198g の方法により)を行なって膜を調製する。 組み換え受容体は、カルシウムのIL−8依存性動員を媒介する能力について機 能的なアッセイを行なうこともできる。IL−8を発現するベクター(上述の通 り)によりトランスフェクトされた細胞、好ましくは骨髄腫細胞、を、標準的な 技術によりFURA−2またはINDO−1でロードする。IL−8により誘導 されるカルシウムの動員は、すでに報告されている方法(Grynkievic z et at。 、 )、l/jo/、 (’/lip、 260:3440.1985)で蛍光 分光法により測定される。 組み換えIL−8受容体へのリガンド結合特性・I L−8受容体のI L−8 リガンドへの親和性 親和性の高いF3R受容体のに、は、以下の通り決定した。pSVR−F3Hに よりトランスフェクトされたCO5−7細胞膜(一定量)を、0〜50%Mの濃 度の、125Iにより標識したIL−8を含有するリン酸緩衝生理食塩水または 、0.3%Mの1251により標識したIL−8及び添加量を徐々に上昇させた 非標識IL−8を含有するリン酸緩衝生理食塩水中でインキュベートした:イン キュベーションは、室温で45分間行なった。1mg/ml BSAを含有する 水冷PBSを添加することにより結合反応を終結し、0. 3%のポリエチレン イミンに予め浸したWhatman GF/Cフィルターを用いて真空a過を行 ない、次いで1mg/ml BSAを含有する10m1のPBSにより洗浄した 。フィルター上に残存する放射活性の量を測定した。このような膜結合アッセイ がら、F3R受容体のKdは1.4%Mと計算された(図11)。 親和性の低いrL−8受容体(4AB)へのIL−8の結合は、以下の通り測定 した。ヒトIL−8を発現するクローン4AB−pSVL (上記参照)8μg を用いて、5×106個のCO8細胞を一時的にトランスフェクトした。3日後 、細胞を、7mlのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で2回、及び7mlのPB S/1mM EDTAで1回洗浄し、7mlのPBS/1mM EDTA中で3 7℃で5〜10分間インキュベートした。次いで、細胞を回収し、25m1の水 冷PBS10.1% ウシ血清アルブミン(BSA)に添加し、計測し、遠心分 離ニヨり沈殿サセ、2×107細胞/m lノ濃1jjテ氷冷P B S/ 0 . 1% B SAに再度懸濁した。IL−8結合を試験するために、 ■によ り標識したIL−8(0〜20nMの6度) を0.6〜lX10G個の細U全 体(100μmのPBSlo、1% B S A中)に添加し、0℃で60分間 インキュベートし、0゜3%のポリエチレンイミン(P E [: Sigma 、 St、 Louts、 No)に浸したvhatmanGF/Cフィルター を用いて濾過し、冷PBSにより洗浄し、細胞結合放射活性をガンマカウンター 中で測定した。特異的結合は、300倍の過剰な非標識I L−8存在下で行な った結合アッセイと比較することにより決定した。 3回のこのような実験の平均値を図4に示す。図4の挿入図は、グラフで示した 結合データの5catchard transformationを示している 。親和性の低い受容体のKdは約31nMと計算された;これは、F3R受容体 について計算されたKa −1,4%Mと比較することができる( 5upra )。 安定的にトランスフェクトされた細胞を用いて、以下のアッセイにより4AB受 容体へのIL−8結合を測定し、K、は約8.4%Mと計算された。4ABのコ ードする領域をプラスミドRC/CMV Clnvitrogen)のHind lll/Xbar部位にサブクローンし、pRC,4ABを作製した。二重DH FR突然変異細胞系(Lawrence Chaisen、 Columbia  University、 New York、 NYから供与)であるCHO DG44細胞をpRC,4ABを用いて安定的にトランスフェクトし、サブクロ ーニングされた発現系を単離した(4ABCHO33)。継代(passage  )後2〜3日後、細胞をPBSを用いて2回洗浄し、上述の通りに処理した。 IL−8結合を試験するために、125Iにより標識したIL−8(1,0〜2 .0%M)を2.5×105個の細胞及び徐々に上昇させた量の非標識IL−8 を含有する試料に添加した。インキュベージシンは0℃で60分間行なった。 CF/Cフィルターを用いて濾過し、上述の通り、細胞結合放射活性をガンマカ ウンター中で測定した。 特異的結合は、500倍の過剰な非標識fL−8存在下で行なった結合アッセイ と比較することにより決定した。複雑なりガント−受容体システムについて一般 化されたモデル(Hoffian et al、、 1979. Life S et、、 24:L739)及びEBDA/LIGANDプログラム(McPh erson、 191+5. Kinetic、 EBDA、 Ligand、  Lovry: A coll■モ■ ton of radlollgand binding analysis  programs、Cambridge、U、に; Bio唐盾■煤@) を用いて、非直線最小平方曲線(non−1inear 1east−squa res curve fitting)により結合データを解析した。その結果 、[1251] IL−8の飽和可能な特異的結合が示され、結合データの5c atchard解析から、Kdが8.4%Mである唯一の結合部位が示される。 組み換えIL−8受容体へのリガンド結合の特性:IL−8受容体の関連リガン ドへの特異性 親和性の高い及び親和性の低いIL−8受容体について、関連リガンドへの結合 能も試験した。実験は上記に記載した通り行なった。125■により標識したM 00倍過剰な非標JMGSA/GROαまたは非標識IL−8を添加することに より決定した。図5に示す通り、4AEにコードされた親和性の低いIL−8受 容体は、リガンドMGSA/GROαに結合し、非標識MGSA/GROαによ っても非標m1L−8によっても同様に置換される。これに対して、親和性の高 いF3R受容体蛋白質へのMGSA/GROαの結合は検出されなかった(図示 せず)。 競合実験は以下の通り行なった。4AB−pSVLを用いてCO8細胞を一時的 にトランスフェクトした(上述の通り)。3日後、上述の通りに細胞を回収し、 氷冷したPBSlo、1% BSAに1.38X107細胞/m1のfi度で再 度懸濁した。リガンド結合を試験するために、125Iにより標識したIL−8 (5%Mの濃度)を、親和性の低い受容体を発現する細胞全体6.9×105個 (100μlのPBSlo、1% BSA中)及び非標識リガンド(特異的に、 O〜5000nMの濃度の[L−8,50〜5000%Mの濃度のPF4.50 〜500 n Mの濃度のM G S A / G ROa、または50〜50 00%Mの濃度のFMLP)の混合物に添加した。リガンド存在中で、細胞を4 ℃で一時間インキユベートし、0.3%のPEIに浸したCP/Cフィルターを 用いて濾過し、冷PBS10.1% BSAにより洗浄し、細胞結合放射活性を ガンマカウンター中で測定した。 図6に示す通り、1.−8及びMGSA/GROαは、親和性の低い受容体への 結合においてIL−8と効果的に競合した。他の2Fiiのペプチドリガンド、 PF4及びFML P (Deuel et al、、!’roc、 /Vll /、 1cid、 StJ、 l/317B:4585.19■ 1; Coats and Navarro、)、 l/jo/、 net 2 85+5964.1990 )の!L−8結合への効果はほとんど無いか、また は皆無であった。このように、親和性の低い受容体はIL−8に対して絶対的に 特異性を示すのではない;むしろ、IL−8フアミリーの、密接に関連したメン バーに結合する。これに対して、親和性の高い受容体は、測定したリガンドの中 で、IL−8に特異的でありだ。IL−8受容体F3R及び4AB、及びキメラ 受容体F3R/4AB及び4AB/F3Rの、関連リガンドへの結合能を決定す る付加的な競合実験を行なった。各受容体を発現するベクターを用いてCO5細 胞を一時的にトランスフェクトした。上述の通りに細胞を回収し、水冷したPB Slo、1% BSAに再度懸濁した。リガンド結合を試験するために、2.5 ×105個の細胞を、非標識PF4、MG S A/GROa、NAP−2及び fMLP存在下で2%Mの12” 11 IL−8に添加した。 混合物を氷上で60〜90分インキュベートし、水冷PBS10.1% BSA を添加して反応を終結させ、上述の通りCF/Cフィルターを用いて濾過した。 H。 fTman at al、(5upra)及び14cPherson、 (5u pra)を用いて、非直線最小平方面lit (non−1inear 1ea st−squares curve ftuing)により結合データを解析し た。 実験により、MGSA/GROα及びNAP−2は、4AB受容体と競合するこ とができるが、F3R受容体とは非常に微弱な結合しか示さないことが示された 。こねは、4AB受容体がF3R受容体よりも選択性が低いことを示唆している 。4ABの基本性格にF3R細胞外N末端領域が融合したキメラ受容体は、はぼ F3Rサブタイプのリガンド結合特性を示し、F3Hの基本骨格に4AB細胞外 領域が融合したキメラ受容体は、ヒト4AB受容体サブタイプに類似したリガン ド結合特性を示す。これらの結果は、IL−8受容体のN末端がIL−8受容体 サブタイプ特異性の主要な決定基であるという理論と一致する。 親和性の高い/親和性の低いキメラT L−8受容体の構築相補的な親和性の高 い/親和性の低いキメラ受容体を構築するために、発現ベクターF3R−pSV L及び4AB−pSVL (以下に記m>をそれぞれXh。 1及びCel[[で消化し、一方の受容体のアミン末端をコードする断片をもう 一方の受容体のアミノ末端をコードする断片と置換した。特定的には、最初の5 8コドンを有する(すなわち図1の5er58までを含む)F3Rの271bp ノXho l−Ce I f E断片をF3R−pSVLから取り出し、末端が Xhol−Ce l I Iである4AB−pSVL基本骨格にクローニングし た。別の構築においては、最初の62フドンを有する(すなわち図2の5er6 2までを含む)4ABの283bpのXhol−Celll断片を同様に4AB −pSVLがら取り出し、末端がXho l−Ce l I IであるF3R− pSVL基本骨格にクローニングした。このようにして、2種のキメラIL−3 受容体遺伝子を作製したニ一つはヒト4ABの298カルボキル末端アミノ酸に 融合したウサギF3Rのアミノ末端58アミノ酸をコードする遺伝子(F3R/ 4ABと命名)、二番目は、ウサギF3Rの297カルボキル末端アミノ酸に融 合したヒト4ABのアミノ末端62アミノ酸をコードする遺伝子(4AB/F3 Rと命名)である。 I L−8受容体結合領域のマツピングIL−8結合アッセイ(例えば、上述の もの)により、ウサギF3R受容体に対するI L−8の親和性は、ヒト4AB 受容体に対する親和性よりも高いことが判明した(特定的には、それぞれKa  = 1 、4 n M及びK a −31n M )。この親和性の違いを、以 下に記載する通り、IL−8結合領域の同定に使用した。 F3R,/4AB−psVL4たは4AB/F3R−psVL−1−メラ受容体 発現プラスミド(上述)を用いてCO8細胞を一時的にトランスフェクトし、上 述の通りに細胞を回収し、洗浄した。125Iにより標識したIL−8(1,5 または10nMの濃度)に、4〜5X10B個のトランスフェクトされた細胞( 100μmのPBSlo、1% BSA中)を添加した。標識リガンド及び非標 識リガンド存在下で細胞を4℃で一時間インキユベートし、0.3%のPEIに 浸したOF/Cフィルターを用いて濾過し、冷PBS10.1% BSAにより 洗浄し、細胞結合放射活性をガンマカウンター中でj−1定した。特異的結合は 、過剰な(すなわち0.3〜3nM)非標識IL−8存在下で行なった結合アッ セイと比較することにより決定した。 図7に示す通り、1L−8は4AB/F3RよりもF3R/4ABに、より容易 に結合した。キメラ蛋白質に結合するIL−8の量は、各蛋白質のアミノ末端部 分に結合するIL−8の量を反映していた;このように、親和性の高い受容体の 最初の58アミノ酸は、親和性の低い受容体に、親和性の高い結合特性を与え、 親和性の低い受容体の最初の62アミノ酸は、親和性の高い受容体に、親和性の 低い結合特性を与えた。これらの結果から、親和性の高いIL−8結合領域はF 3R蛋白質のアミノ末端中に含まれ、親和性の低いIL−8結合領域は4AB蛋 白質のアミノ末端中に含まれることが示唆している。興味深いことに、F3R/ 4ABキメラは、F3Rまたは4AB受容体のいずれよりもIL−8に強く結合 し、これは、アミノ末端領域と、分子の他の部分の!L−8だの相互作用が起き ている可能性のあることを示している。 リガンド結合がIL−8受容体のアミノ末端によることは、図8に示す実験によ っても示唆される。4AB−psVLまたはF3R/4AB−pSVLを用いて CO5細胞を一時的にトランスフェクトし、上述の通りに細胞を回収し、洗浄し た。1.2μN1の Iにより標識したIL−8を、2×105個の細胞全体( 50μlのPBSlo、1% BSA中)及び徐々に上昇する濃度の競合リガン ド(すなわち、00−1O00nの非標識IL−8または10〜500nMのM GSA/GROα)に添加した。リガンド存在下で細胞を4℃で一時間インキユ ベートし、0.3%のPEIに浸したCI’/Cフィルターを用いて濾過し、冷 PBS10.1% BSAにより洗浄し、細胞結合放射活性をガンマカウンター 中で測定した。 rjgJBニ示す通り、4AB受容体は、同様の親和性で1L−8及びMG S  A/GROαを結合した。これに対して、F3R/4AB受容体(すなわち、 推定されるF3RIL−8結合領域を有する受容体)については、IL−8の結 合はMGSA/GROαと競合することができなかった。これは、F3Rに媒介 されるIL−8結合の特徴である。このように、親和性の高いIL−8受容体の 細胞外N末端領域は、親和性の高さと特異性の両方を与える。 TL S受容体アンタゴニストのスクリーニング上記に記載した通り、本発明の 態様の一つは、!L−8と【L−8受容体との間の相互作用を阻止し、これによ りこの相互作用に媒介されるイベントのカスケードを阻止または減少させる化合 物のスクリーニングに関する。スクリーニングの要素は、結合を検出するよう配 置されたIL−8及び組み換えIL−8受容体(または、上記に概説した適切な 受容体断片またはアナログ)である。上述の通り、IL〜8はGenzyweか ら購入することができ、ウサギまたはヒトの全長(L−8受容体(またはIL− 8結合断片またはアナログ)は、本発明に記載した通りに作製することができる 。 I L−8のその受容体への結合は、上記に記載したいずれの方法によってもア ンセイすることができる。組み換えIL−8受容体(または、適切なIL−8受 容体断片またはアナログ)を発現する細胞を固体基質(例えば、マイクロタイタ ープレートのウェルまたはカラム)に固定化し、検出できるよう標識したIL− 8(上述の通り)と反応させることが好ましい。結合は、受容体成分に結合する (そして、それにより固体基質に結合する)標識を検出することによりアッセイ する。標識IL−8の受容体を有する細胞への結合を、アンタゴニストアッセイ を21FJ定するものの“コントロール”として使用する。アンタゴニストアッ セイには、I L−8受容体を有する細胞を、適切な量の候補アンタゴニストと ともにインキュベートすることが含まれる。この混合物に、等量の標識IL−8 を添加する。本発明に有用なアンタゴニストは、固定化された受容体発現細胞へ の標識■L−8の結合を特異的に妨害する。 次いで、アンタゴニストの、IL−8機能を妨害する能力、すなわち、通常受容 体により媒介されるシグナルトランスダクシ百ンを引き起こすことなく標fit L−8結合を特異的に妨害する能力を試験する。機能的アッセイを用いてこれを アッセイするために、IL−8受容体を含有する安定的にトランスフェクトされ た細胞系を、本発明に記載する通りに作製し、カルシウム結合剤、FURA−2 のようなレポーター化合物を、標準的な技術により細胞質にロードすることがで きる。異種I L−8受容体を!L−8または他のアゴニストにより刺激するこ とにより、細胞内カルシウムが放出され、それに付随してカルシウム−FURA −2m合体の蛍光(f I uorescence)が起こる。これによりアゴ ニスト活性を測定するための簡便な方法が提供される。rL−8とともに潜在的 なアンタゴニストが含まれていることにより、蛍光を生成することなく (すな わち、細胞内Ca”+の動員を引き起こすことなく)効果的にI L−8結合を 阻止する本物の受容体アンタゴニストのスクリーニング及び同定を行なうことが できる。このようなアンタゴニストは、炎症性疾患に対する有用な治療薬である と期待される。 適切な候補アンタゴニストには、IL−8受容体断片、特に、受容体の、一つま たはそれ以上の膜貫通性部分2〜7または細胞外領域(上記に記載)を含む断片 が含まれる;このような断片には、好ましくは5個またはそれ以上のアミノ酸が 含まれる。他の候補アンタゴニストには、IL−8のアナログ及び他のペプチド 、及び非ペプチド化合物及び受容体の解析から設計または派生した抗r L−8 受容体抗体が含まれる。 抗IL−8受容体抗体 親和性の高いI L−8受容体または親和性の低いI L−8受容体(または免 疫原性受容体断片またはアナログ)は、本発明にを用な抗体を作製するのに使用 することができる。上述の通り、抗体の作製に好適な受容体断片は、細胞外であ ると推定される、または実験的に示される断片である;このような断片には細胞 外N末端領域が含まれる。 IL−8受容体ペプチドに対する抗体は以下の通りに作製する。推定される細胞 外ループ(親和性の高いr’L−8受容体のアミノ成約94〜113.186〜 202、及び268〜285または親和性の低い!L−8受容体のアミノ成約1 07〜120.184〜213、及び274〜300)の全体または一部、また は細胞外N末端領域(親和性の高いIL−8受容体のアミノ成約1〜37または 親和性の低いIL−8受容体のアミノ成約1〜50)の全体または一部に相当す るペプチドを、標準的な技術によりペプチド合成機を用いて作製する。m−マレ イミド安息香酸N−ヒドロキシスクシンイミドエステルを用いてKLHにペプチ ドをカプリングさせる。KLH−ペプチドをフロイント完全アジュバントと混合 し、例えばモルモットまたはヤギのような動物に注入する。ペプチド抗原アフィ ニティクロマトグラフィにより抗体を精製する。このような方法を用いて、N末 端細胞外領域、及びループ2及びループ3を含有するペプチドに対するポリクロ ーナル抗血清を作製した。 免疫化に使用される付加的なペプチドは、以下の通りである:1、ヒトIL−8 受容体のアミノ酸16〜39 : NFTGMPPADEDYSPCMLETE −TLNK CC)(縮合のためにCysが付加されている)。 (配列は、)lolmes et al、 1991.5cience、 Mo 1.253:127gを参照)2 ウサギの“親和性の高い° IL−8受容体 ;ヒトの“親和性の低い″受容体及びウサギの″親和性の低い°受容体からの3 種のペプチド それぞれ、アミノ酸21〜44.21〜4つ、及び21〜46゜ 位f135.39及び37(それぞれ)に位置する内部システィンをアラニンに 置換し、システィンは縮合のためにC○OH末端に付加した。 その他の方法として、IL−8に対する抗体は、I L−8受容体を発現する細 胞全体またはこれら細胞の膜画分(双方とも上記に記w、)を用いて作製するこ とができる。例えば、約107個の一時的にトランスフェクトされたCO37細 胞、安定的にトランスフェクトされたCHO細胞、または50μgの全膜蛋白質 に相当する膜画分をマウスに注入する。2週間〜4週間後、マウスに約107個 の細胞または10〜25μg蛋白質に相当する膜画分を追加免疫として投与する 。2回目の追加免疫の約3週間後、マウスに再度追加免疫を行ない、標準的な技 術によりハイブリドーマを作製するためにひ臓細胞を摘出する。IL−8受容体 に結合する抗体を産生ずるハイブリドーマのスクリーニングは、FAC9(蛍光 活性化細胞ソータ)、トランスフェクトされていない細胞対トランスフェクトさ れた細胞を用いた細胞に基づ(ELISA(免疫化に使用したのとは異なる細胞 系であることが好ましい)、または細胞膜を用いて行なう。トランスフェクトさ れた細胞に結合する抗体を産生ずるハイブリドーマをサブクローニングし、受容 体へのIL−8結合を阻止する能力、またはIL−8依存性シグナルトランスダ クシヨンを阻止する能力を試験する。 作製された抗体は、ウェスタンプロットまたは免疫沈降解析(Ausubel  et al、5upraの方法による)により、特異的なIL−8受容体認識能 を試験する。■L−8受容体を特異的に認識する抗体は、有用なアンタゴニスト 候補であると考えられる:このような候補について、IL−8とその受容体との 間の相互作用を特異的に妨害する能力をさらに試験する(上記に2哉の通り)。 IL−8/IL=8受容体結合またはIL−8受容体機能を阻害する抗体を、本 発明において有用なアンタゴニストであると見なす。 療法 炎症性疾患の治療に特に適した治療薬は、生理食塩水のような適切な緩衝液中で 処方された、上述の可溶性アンタゴニスト受容体断片である。膜接触面において 受容体構造をFA@するのに特に適している場合、断片は十分な数の隣接膜貫通 性残基を有する。この場合、断片は適切な脂肪画分に結合している(例えば、脂 質小胞中または細胞膜を破壊することにより得られる断片に結合している)こと もある。その他の方法として、上述の通り作製した抗IL−8受容体抗体を治療 のためのものとして使用することもできる。この場合も、抗体は、薬理学的に許 容可能な緩衝液(fFIIえば、生理食塩水)中で投与される。もし適していれ ば、抗体調製物を適切なアジュバントに結合することもできる。 治療薬:A148!物は、治療するものの状態に応じて投与される。通常、1L −8結合に適切に競合する投与量で静脈注射により投与する。その他の方法とし て、治療薬を経口または経鼻的に、または局所的に(例えば、液体またはスプレ ーとして)投与するのも便利である。この場合も、投与量は上述の通りである。 治療は、疾患の症状の軽減に必要な回数繰り返すことができる。アンタゴニスト も炎症を予防するために(治療と同様)投与することができる;アンタゴニスト は上述の通りに投与する。 IL−8受容体は炎症に関連する好中球の活性化に含まれるため、好中球が主要 な役割を演じる炎症性疾患(例えば、乾1、リウマチ様関節炎及び他の慢性疾患 、及び再潅流創傷、敗血症ショック、外傷性ショックのような急性炎症性疾患、 成人呼吸困難症候群(ARDS)及び嚢胞性線維症患者における細菌感染性の炎 症性気道疾患のような肺疾患)の治療または予防にIL−8受容体アンタゴニス トを使用することができる。 本発明の方法は、例えば、ヒト、愛玩動物、または家畜などのいずれの哺乳類に おける炎症反応を軽減するのにも使用することができる。ヒト以外の哺乳類を治 療する場合、使用するrL−8受容体または受容体断片またはアナログまたは抗 体は、その種に特異的であることが好ましい。 他の実施例は特許請求の範囲に含まれる。 S冨QU冨NCK LXSτXNG (iil TXT’LX OF INV11+1rrlONI I)rffR1 Jαエト8 jLIl:’ff1P?OR5A)10(Liil YUHllt ROF $XQO’lNC!g+ 5(Lvl (XIRRXSPoNDENC I ADDI+lX5g+7FI ZXPt 02!10−2804+YI C O■ワn1預すのAJi!J PORM+IvLl ctyRR1!NT uP LXckTXON OA?AI(will PRlORAPPLXcATXON  DhTkr(viiil A?!’0RNIIY/AG侃Xn℃〜情TXON +(Lx)Tv+x00にxυx工CAT1oHXWnλにA丁Io帽(2)配 列番号、1 (i)配列の特徴・ (A)配列の長さ:1200 (B)配列の型: 核酸 (C)鎖の状態; 単鎖 (D)トポロジー: 直鎮状 (x t)配列番号1 CCCCTC?’OCAAG Gm OGG Ton er? 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Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組み換えIL−8受容体ポリペプチド。
  2. 2.図1(配列番号:1)に示すアミノ酸配列と事実上同一なアミノ酸配列を有 することを特徴とする請求項1に記載のポリペプチド。
  3. 3.図2(配列番号:5)に示すアミノ酸配列と事実上同一なアミノ酸配列を有 することを特徴とする請求項1に記載のポリペプチド。
  4. 4.図9(配列番号:6)に示すアミノ酸配列と事実上同一なアミノ酸配列を有 することを特徴とする請求項1に記載のポリペプチド。
  5. 5.IL−8を結合することが可能な領域を有するIL−8受容体の断片または アナログであることを特徴とする、事実上単離されたポリペプチド。
  6. 6.図1(配列番号:1)に示すアミノ酸配列のアミノ酸1〜37、またはその IL−8結合断片を含むことを特徴とする請求項5に記載のポリペプチド。
  7. 7.図2(配列番号:5)に示すアミノ酸配列のアミノ酸1〜50、またはその IL−8結合断片を含むことを特徴とする請求項5に記載のポリペプチド。
  8. 8.請求項1または請求項5に記載のポリペプチドをコードする精製されたDN A。
  9. 9.前記DNAがcDNAであることを特徴とする請求項8に記載の精製された DNA。
  10. 10.請求項8に記載の精製されたDNAを有する細胞。
  11. 11.前記細胞中で発現するよう位置づけられた、IL−8受容体またはその断 片またはアナログをコードするDNAにより形質転換された細胞の提供と、前記 DNAを発現する条件下における前記形質転換された細胞の培養と、前記IL− 8受容体ポリペプチドの単離から成る、組み換えIL−8受容体ポリペプチドま たはその断片またはアナログを作製する方法。
  12. 12.請求項1または5に記載のポリペプチドに優先的に結合する精製された抗 体。
  13. 13.前記抗体がin vivoにおいて前記ポリペプチドの生物活性を中和す ることを特徴とする請求項12に記載の抗体。
  14. 14.請求項1または5に記載のポリペプチドを活性成分として含み、前記活性 成分が薬理学的に許容可能な担体中に処方されていることを特徴とする治療薬混 成物。
  15. 15.請求項12に記載の抗体を活性成分として含み、前記活性成分が薬理学的 に許容可能な担体中に処方されていることを特徴とする治療薬混成物。
  16. 16.a)一方に請求項1に記載の組み換えIL−8受容体ポリペプチドまたは 請求項5に記載の受容体断片またはアナログを含む第一の化合物と、IL−8を 含む第二の化合物への、候補アンタゴニスト化合物の混合と、b)前記第一及び 第二の化合物が結合するか否かの決定と、c)第一の化合物の第二の化合物への 結合を妨害し、IL−8に媒介される細胞内Ca++の放出を減少させる化合物 のアンタゴニストとしての同定を含む、IL−8とIL−8受容体との間の相互 作用を阻害する能力についての候補化合物のスクリーニング方法。
  17. 17.図2(配列番号:5)に示す配列のカルボキシル末端部分に融合している 、図1(配列番号:1)に示す配列のアミノ末端部分を有するポリペプチド。
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