JPH06505945A - 使い捨て容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨て容器 本発明はハンバーガーとフライドポテトのようなファーストフードに特に用いら れる使い捨て容器に関するものである。

この種の容器は紙、厚紙、段ボール、有孔セルロース及び容易に分解する物質か ら製せられる。さらに容器の材質は有孔または間に空気を含む幾つかの層からな るものでなければならない。容器には蓋を設けてもよく、ファーストフードがソ ース、フライドポテト等と共に提供される場合、容器は２つの部分に分けられな ければならない。更に容器はこの容器内の食べ物をこぼさずに容易に食べれるよ うのものでなければならない。

幾つかの種類のこのような容器が上述の目的のために提案されてきたが、これら の容器には貯蔵する際場所をとり、また取り扱いに要するコストが嵩むという問 題点があった。

本発明の目的は上述の全ての要求を満たし、貯蔵スペースを取らない１つの種類 の容器だけを用い、食べる際にも便利な使い捨て容器を提供することである。

フライドポテトと一緒に提供されるｌ＼ンバーガーのようなファーストフード用 の使い捨て容器は２つの深いボウル状の部分からなり、この２つの部分は共通の 縁部線に沿って連結し且つそれぞれ前記共通縁部線に対して平行に配された容器 壁の外方縁部線を有し、共通縁部線と伴に外方縁部線と容器部分の長手方向の壁 の最上部の実質的に長いほうの側縁部は実質的に同一面に配されており、本発明 の使い捨て容器はさらに前記２つのボウル状部分が共通縁部線に沿って折り畳み 可能で且つ前記外方縁部ラインによって形成される２つの容器壁は雄型と雌型の ような結合体を形成するフラップまたは舌部が上方に延び、これによりボウル状 部分が折り畳まれる際、前記結合体手段によりロックされ、必要であれば反転さ せた同形の容器が容器上に置かれ結合手段によって連結されるという特徴を有し ている。

本発明では少なくとも１つの容器部分の長手方向側に最上部の側縁部から側壁の 主要部分の高さに沿って少なくとも親指２乃至３本分の距離を置いて延びる２本 のスロット及びまたは切断線を設けることが好ましい。

前記各長手方向の壁の２つのスロット及び破線は好ましくは下方にテーパしたフ ラップを形成するために設けられた。

本発明及び本発明によって得られる利点を本発明の１実施例を示す添付図面を参 照し詳述する。第１図はフライドポテトとハンバーガーに用いられる使い捨て容 器の斜視図であり、第２図は同形の容器をさかさまに配し、蓋として用いて閉じ られた容器の前面図であり、第３図は第１図と類似の僅かに改良された実施例を 示す斜視図であり、第４図は第３図の容器に同形の容器をさかさまに配し蓋とし て用いさらにキャリア部が設けられた容器の斜視図である。

第１図はハンバーガー用のボウル状の容器部分（１）とフライドポテト用の同じ 大きさのボウル状の容器部分（２）を形成する寸法の段ボールから製せられた使 い捨て容器を示す。この容器の２つの部分（１）（２）は共通縁部線（３）に沿 って結合し、この線は各容器部分（１）（２）の端壁（４）（５）の最上部の境 界線としての役割を果たしている。容器部分の他の端壁（６）（７）はそれぞれ 縁部線（８）及び（９）によって上方に形成され平面上でこの容器を立たせた際 、前記縁部線は互いに且つ容器部分（１）（２）の長手方向の壁（１２’）（１ ３）の最上部の縁部線（１０）（１１）と同様に最上部の縁部線（３）と同一面 に位置する。

容器部分（１）の長手方向の壁（１２）にはそれぞれ２つのスロット及びまたは 破断線（１４）が設けられており、このスロットは前記側壁（１２）の半分の高 さより僅かに長く縁部線（１０）から容器（１）の強度を損なわない程度に下方 に向かって延びている。スロット（１４）は以下に説明する理由により相互に通 常親指２乃至３本分の幅の間隙をおいて配されている。必要であれば、スロット （１４）は下方に僅かにテーパーするように設けても良い。

スロット（１４）とそれによって形成されるフラップ（１５）の目的はハンバー ガーを食べる間、容器部分（１）のハンバーガーを容器部分の縁部線（１０）か ら約半分程突出させフラップ（１５）の外面を指で押圧してハンバーガーを保持 することを可能にしたことである。ハンバーガーが半分程良べられた時、フラッ プ（１５）は外側に折られ、必要であれば破断線（１４ａ）に沿って切り離なし てもよく、これによって容器部分（１）内の残りのハンバーガーの大部分が露出 する。ハンバーガーを食べる間、フライドポテトは容器部分（２）にあり、容器 部分（１）（２）は片手で保持され、もう片方の手は自由になる。

容器（１）（２）の食べ物が屋内で食される場合、第１図に示す容器だけで十分 である。しかしながら、屋外へと持ち運ばれる場合容器に蓋をする必要がある。

このために容器部分（１）の端壁（６）には縁部線（８）の僅か上方に延びるフ ラップ（１６）が設けられ、このフラップには縁部線（８）と同じ高さに位置す るスロット（１７）が設けられている。さらに容器部分（２）の端壁（７）には 上方にテーパーした舌部（１８）が設けられ、この舌部は縁部線（９）の上方に 突出しスロット（１７）の長さに対応する最大幅を有する。　容器（１）（２） は反転させて蓋として用いることが可能であり、第２図ではこれらの蓋を符号（ ２１）（２２）で示し、蓋の舌部が容器（１）（２）のスロット（１７）内に突 出しフラップ（１６）に於いて固定され容器（１）（２）の舌部は蓋のスロット 内に突出しスロットから上方に突出したフラップで固定される。蓋を必要とする 際、例示された２つの容器を組み合わせることは簡単な例として選択された。ま たスナップの作用を用いる他の方法を用いることも可能である。

１つのハンバーガーまたは同様のものが持ち運ばれる場合、容器部分（１）内に 置かれ、容器部分（２）は蓋としての役割を果たすように容器部分（１）上に折 り曲げられ、容器の舌部（１８）とスロット（１７）は嵌合するようになでいる ので容器はこの舌部とスロットによってその部分でロックされる。このことは容 器（１）（２）に雄型雌型のような他の結合手段を設けても適用される。

第３及び４図の実施例に於いて、容器部分（２）の結合舌部（１８Ａ）は容器部 分（１）の端壁（６）のスロット（１７ａ）に適した形状の首部（２０）及び頭 部（２１）を有する。

さらに第３図に示すように容器（１）（２）の接合部分に把持するための穴（２ ４）を有する厚紙片のようなキャリア部（２３）を受けるのに適した形状のスロ ット（２２）が設けられている。

勿論、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、請求項に記載された発 明の範囲内で種々変更が可能である。

国際調査報告 フロントページの続き Ｅ、　ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、　ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．２つの深いボウル状の部分（１、２）からなりこの部分は共通の縁部線（３ ）に沿って連結され且つこの縁部線に対して平行に配された１つの容器壁（６、 ７）の外方縁部線（８、９）をそれぞれ有し、共通縁部線と伴に外方縁部線（８ 、９）と容器部分（１、２）の長手方向壁（１２、１３）の中間の最上部の実質 的に長いほうの側縁部（１０、１１）が実質的に同一面に配されているハンバー ガーとフライドポテトのようなファーストフード用使い捨て容器に於いて、２つ のボウル状部分（１、２）は共通縁部線（３）に沿って折り畳み可能であり、前 記外方縁部線（８、９）によって形成された２つの容器の壁（６、７）から上方 に延びた雄及び雌型のような結合手段を形成するフラップまたは舌部（１６、１ ８）が設けられ、これによってボウル状の容器（１、２）が折り畳まれる時前記 結合手段によって締結され、さらに必要であれば、さかさまに同形の使い捨て容 器（２１、２２）を容器（１、２）上に置き前記結合手段（１６、１８）によっ て連結させることを特徴とする使い捨て容器。
2. ２．少なくとも１つの容器部分（１）の長手方向側（１２）に最上部の側縁部（ １０）から側壁の高さの大半に沿って少なくとも親指２乃至３本分の幅をおいて 延びる２つのスロット（１４）及びまたは破断線（１４ａ）が設けられているこ とを特徴とする請求項１記載の容器。
3. ３．それぞれ１つの前記長手方向の壁の２つのスロット（１４）及びまたは破線 （１４ａ）は好ましくは下方にテーパーしたフラップ（１５）を形成するように 設計されていることを特徴とする請求項２記載の容器。