JPH06505639A - 組換えFIV糖タンパク質160及びp24GAGタンパク質 - Google Patents

組換えFIV糖タンパク質160及びp24GAGタンパク質

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 47、請求項46に記載の形質転換細胞をFIVgago、6断片を発現できる 条件下で培養し、該断片を回収することを特徴とするFIVgago、6断片の 生産方法。
48、該DNA配列がバングストン株から誘導されたものである請求項47に記 載の方法。
49、請求項41に記載のFIVgago、6断片に対する抗体。
50、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選ばれる請求項49に記載の抗体。
51、ネコにおけるFIVに対する抗体の産生を誘導するのに有用である医薬組 成物の調製方法であって、FIVgago、6断片のアミノ酸配列を含有するポ リペプチドの免疫学的に有効な量を製薬的に許容され得る担体と混合することを 特徴とする方法。
52、請求項41に記載のFIVgagQ、5断片を含有するFIV感染を予防 するための医薬組成物。
53、FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 52に記載の医薬組成物の使用。
54、試料中のFIV抗体を検出するためのキットであって、第1の容器手段が 固相免疫吸着剤に固定化されている請求項1.2.29又は41のいずれかに記 載のペプチド断片を含有しており、第2の容器手段がFIV抗体に対する検出可 能に標識されている抗−抗体を含有している、閉じた状態の1つ又はそれ以上の 容器手段を収納するために区画化されている担体を包含するキット。
55、試料中のFIVウィルス又はそのタンパク質を検出するためのキットであ って、第1の容器手段が固相免疫吸着剤に固定化されている請求項11.12. 36又は49のいずれかに記載の抗体を含有しており、第2の容器手段が該第1 抗体に対する検出可能に標識されている抗−抗体を含有している、閉じた状態の 1つ又はそれ以上の容器手段を収納するために区画化されている担体を包含する キット。
56、バングストン株の請求項5又は6に記載のFIVエンベロープタンパク質 をコードしているDNA配列を含有するプラスミド。
明 細 書 発明の名称 組換えFIV糖タンパク質160及びp24GAGタンパク質発明の分野 本発明は一般に、血液学、免疫学及び組換え遺伝子の分野に属す。詳細には、本 発明は組換えネコ免疫不全症ウィルス糖タンパク質160エンベロープタンパク 質及びその断片、並びにp24gagタンパク質及びその断片に関する。別の態 様として、本発明はFIVに対する抗体をネコにおいて誘発させるためにFI■ 抗原及びその断片を使用することに関する。
従来技術の説明 正式にはネコTリンパ趨向性レンチウィルスと呼ばれるネコ免疫不全症ウィルス (F I V) [Pedersonら、 5cience、 235ニア90 (1987)]は米国、英国(Ilarbourら、Wet Rec、 122 :84(1988)) 、日本Qshidaら、 Jpn J Yet Sci 、 5Q:39(1988)) 、オ[ス トラリア(Sabineら、 Au5t Yet Paractit、 18: 105105(198、及びニューシーラント(Swinneyら、 NZ N et J、 37:41(1989))にて同定された。このウィルスは水平伝 播、主として咬傷によって蔓延するようである[Yamamotoら、^t J 、 Yet、 Res、 、 8 : 1246(1988) ; Fr1en dら、Au5tJet J、、67:237(1990)] 、 F I Vは レトロウィルス科に属するレンチウィルス亜科の一員として分類されている。こ れは、ヒト及びサル免疫不全症ウィルス、ウマ感染性貧血、ヒツジのマエディ、 ビスナ、及びヤギ関節炎、脳炎ウィルス(CAEV)を包含する科である。
FIVのクローニング及び配列決定により、ビスナウィルス及びCAEVとの外 被タンパク質の抗原類似性及びゲノム配向性によってそれはレンチウィルスと確 認された[01m5tedら、 Proc、 Natl、Acad、 Sci、  、 Il、 S、 A、 、 86 : 2448(1X89) ; Ta1 bott ら、 Proc、Natl^cad、Sci、 、 U、 S、 A、 、 8 6:5743(1989) ; Dotら、Journal@of Acqui red I mmune Deficiency Syndromes、 3:658(19 90)]。
しかし、ネコ免疫不全症ウィルスの外側殻、即ちエンベロープに関する情報は現 在までのところ殆ど入手されていない。FIVの免疫学的特性を理解し調節する にはエンベロープタンパク質の解明は非常に有益であるので、そのようなデータ はなお要求されている。
発明の概要 即ち、本発明者らはFIVの免疫状態の診断及び処置に有用である、新規なエン ベロープタンパク質及びそのタンパク質断片のクローニング及び発現に成功した 。詳細には、本発明者らはFIV糖タンパク質160エンベロープタンパク質、 及びFIVgp160エンベロープタンパク質の増幅産物であるFIVo、4エ ンベロープタンパク質を報告するものである。また、FIVエンベロープの69 96から8129領域から入手される増幅産物である新規なFIVl、2エンベ ロープタンパク質を報告するものである。
新規なエンベロープタンパク質及びその断片に加え、本発明者らは、これもFI Vの診断及び処置に有用である、FIV由来のp24gagタンパク質の同定に 成功した。さらに、本発明者らは、FIVgagタンパク質から入手される増幅 産物であるFIVo、6も同定した。
次ぎに、本発明の目的はFIVによるネコの感染を診断するための方法を提供す ることである。このような本発明により、ネコ免疫不全症候群の研究及び治療に 重要な利便が提供される。
本明細書に記載する研究によって、組換えFIVo、4エンベロープタンパク質 を形質転換細胞から発現させ得ることが証明された。組換えFIVo、4エンベ ロープタンパク質の調製はFIVの新たな検定及び処置を可能にする。従って、 本発明の目的は、ネコにおけるFIV感染を提示させるワクチンの開発にgp1 60エンベロープタンパク賀及びgagタンパク質由来の組換えタンパク質を使 用することにある。
本発明は1つの態様として、機能的に活性な組換えネコ免疫不全症ウィルス0゜ 4エンベロープタンパク質、又はその機能的もしくは化学的誘導体を提供するも のである。
本発明はまた別の態様として、真核生物細胞から産生されるFIVgp160誘 導化0,4工ンベロープ断片を提供する。また、本発明の1態様はプラスミドp LcBcOFIV0.4を包含スル。サラニ本発明ハ、gp160誘導化0゜4 工ンベロープ断片を発現できる条件下に形質転換細胞を培養し、該gp160誘 導化0. 4エンベロープタンパク質を回収することを特徴とする、FIVgp 160誘導化0.4エンベロープタンパク質の製造方法を提供する。
別の態様として本発明は、本発明のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体 を提供する。
さらに、本発明は、試料を本発明抗体と接触させ、該抗体とFIVとの間で複合 体を試料で形成させ、次いで該抗体からFIVを取り出して精製FIVを入手す ることを特徴とする、試料からFIVを精製する方法を提供する。
さらに、本発明は、試料中のFIVを検出するための方法であって、抗体を検出 可能に標識し、試料中のFIVと該検出可能に標識した抗体との間で複合体を形 成させ、次いで複合化した、又は複合化していない検出可能に標識された抗体を 検出することを特徴とする方法を提供する。
本発明はさらなる態様として、本発明の抗体を含有する医薬調製物を提供する。
別に、FIVに対する抗体の産生をネコ内にて誘導するのに有用である医薬組成 物の調製方法であって、gp160、gp120又はFIVエンベロープタンパ ク質のアミノ酸配列からなるポリペプチドの免疫学的に有効な量を製薬的に許容 され得る担体と混合することを特徴とする方法をも提供する。
上記した本発明の態様及び別の際限のない態様は、当業者ならば、本発明の詳細 な説明する以下の記載から明らかであろう。
第1図はPCRプライマーの配列を示すものである。下線領域はBamHI制限 部位を表している。
第2図は全gp160エンベロープタンパク質に相当する0、4増幅産物の位置 を示すものである。
第3図はFIVから精製された組換えタンパク質を示すものである。レーン1は 分子量マーカーを含むレーンである。レーン2はFIVエンベロープ遺伝子のg p120領域由来の組換えタンパク質である。レーン3は組換えFIVp24g agタンパク質である。レーン4はFIVo、4工ンベロープ診断タンパク質を 含んでいる。
第4図は誘発されたFIVo、4タンパク質によって感染されたネコ由来の血清 の反応性を示すものである。レーン1−10は、そのタンパク質がFIV感染ネ コ由来の血清と特異的に反応したことを証明するものである。レーン11−15 はネガティブ対照である。
好ましい態様の説明 以下の説明では、分子生物学及び免疫学の領域の当業者に知られている種々の手 法を引用している。既知の手法が記載されている引用する文献及び他のものは引 用によってその全体が完全に記載されているものとして本明細書中に包含される 。
組換えDNA技術の一般的な原理が記載されている標準的な参照研究には、1a tson、 J、 D、ら、 Mo1ecular Biology of t he Gene、 I及びIl巻、 The Benjam奄氏^Cun+ ings Publishing Company、 Inc、 、出版社、  1lenlo Park、cA (1987) ; Dar獅■撃戟A J、E 。
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定 義 本発明に関して使用している「免疫学的に有効な量」なる用語は、FIVエピト ープに結合する抗体の産生をネコ内にて誘発させるのに必要であるF I VQ 。
4エンベロープタンパク質又はFIVgp160もしくはFIVgp120エン ベロープタンパク質又はFIVo、6gag断片の量を規定する意味を有する。
「クローニング」とは、特定の遺伝子又は他のDNA配列をベクター分子に挿入 するためにインビトロ組換え手法を使用することを意味する。所望の遺伝子のク ローニングを成功させるには、DNA断片を作成し、その断片をベクター分子に 結合させ、得られた組み立てDNA分子をそれを複製できる宿主細胞に導入し、 そして受容宿主細胞の中から標的遺伝子を有するクローンを選択するための各方 法を使用する必要がある。
「ベクター」とは、DNA断片が挿入又はクローンできるプラスミド又はバクテ リオファージから誘導されるDNA分子を意味する。ベクターは1つ又はそれ以 上の独特な制限部位を含有しており、特定の宿主又はビヒクル生物において自律 的に複製することができ、その結果クローンされた配列は複製されることになる 。従って、rDNA発現ベクター」とは、自律的要素であって付加的なりNA配 列が当該要素のゲノムに組み込まれた後に宿主の染色体とは独立して宿主内にお いて複製できる自律的要素を意味する。このようなりNA発現ベクターには細菌 プラスミド及びファージがある。
「実質的に純粋」とは、本発明の抗原又はこのような抗原をコードする遺伝子で あって、それぞれ他の抗原又は遺伝子、あるいは天然であれば通常認められ得る 他の夾雑物を本質的に含まない、天然では見いだされない形態で存在しているよ うな抗原又は遺伝子。「機能的な誘導体」とは、分子の「断片」、「変異体」、 「同族体」又は「化学的誘導体」を意味する。本発明のDNA配列のいずれかの ような分子の「断片」とは、分子のあらゆるヌクレオチド・サブセットを表すの に用いられる。このような分子の「変異体」とは、全分子又はその断片のいずれ かに実質的に類似している天然に存在する分子を表す。分子の「同族体」とは、 全分子又はその断片のいずれかに実質的に類似している天然に存在していない分 子を表す。
分子が他の分子と「実質的に類似している」と言われるのは、両分子のアミノ酸 配列が実質的に同じ場合である。実質的に類似しているアミノ酸分子は類似した 生物活性を有する。従って、2つの分子において1つの分子が他の分子に見いだ されない付加的なアミノ酸残渣を含有しており、又はそれらのアミノ酸残渣の配 列が同一でなくても、それらの両分子が類似の活性を有する場合は、それらは本 明細書にて使用する用語としての変異体と考える。本明細書にて使用しているよ うに、ある分子が通常は他の分子の一部ではない付加的な化学的部分を含有する 場合、その分子はその他の分子の「化学的誘導体」と呼ぶ。このような部分は分 子の溶解性、吸収、生物学的半減期などを改善することができる。この部分はま た、分子の毒性を減少させ、その分子の望ましくない副作用を削除又は減衰させ る場合などがある。このような効果を媒介できる部分は、例えばRemingt on’ sPharmaceutical 5ciences、 16版、 1 lack Publishing Co、 、 Easton、 Pe獅氏A  (1980)に 記載されている。
同様に、本発明にかかるFIVo、4エンベロープタンパク質、FIVl、2エ ンベロープタンパク質又はFIVo、6断片の遺伝子の「機能的誘導体」とは、 ヌクレオチド配列が「実質的に類似であること」ができ、かつFIVo、4ペプ チドに類似した活性を有する分子をコードするその遺伝子の「断片」、「変異体 」又は「同族体」を包含する意味を有する。
このように本明細書では、FIVo、4エンベロープタンパク質、FIVI。
2エンベロープタンパク質及びFIVo、6も同様に、ペプチドFIV0.4、 FIVl、2及びFIVo、6と「実質的に類似であること」ができ、かつ類似 活性を有する機能的誘導体、断片、変異体、同族体、化学的誘導体を包含する意 味を有する。
本発明のFIVo、4エンベロープタンパク質、FIVl、2エンベロープタン パク質又はFIVo、6断片をコードするDNA配列、又はその機能的な誘導体 は、連結のための平滑末端又は粘着末端、適当な末端を提供する制限酵素消化、 適当な粘着末端の充填、望ましくない結合を回避するためのアルカリホスファタ ーゼ処理、及び適当なりガーゼによる連結、などの常法に従ってベクターDNA に組み換えることができる。このような操作の手法はManiatis、 T、 ら、(前掲)に記載されており、当業者に周知である。
DNAなどの核酸分子は、転写及び翻訳調節情報を含有するヌクレオチド配列を 含有し、そのような配列がポリペプチドをコードするヌクレオチド配列と「作動 可能に結合」していれば、そのポリペプチドを「発現できる」と言われる。作動 可能な結合とは、調節DNA配列及び発現させようとするDNA配列が遺伝子を 発現できるように連結されている結合である。遺伝子発現のために必要な調節領 域の正確な種類は生物間で変動する場合があるが、一般には原核生物の場合、プ ロモーター(RNA転写を開始させる)、及びRNAに転写されるとタンパク質 合成の開始を信号するDNA配列の両者を含有するプロモーター領域が含まれて いる。このような領域は普通、転写及び翻訳の開始に関与する5゛−非コード化 配列、例えばTATAボックス、キャッピング配列、CAAT配列などが含まれ る。
要すれば、タンパク質をコードする遺伝子配列の3°非コード化領域を上述の方 法によって入手すればよい。この領域はその転写終止調節配列、例えば終止及び ポリアデニル化などのために保持させればよい。従つて、タンパク質をコードす るDNA配列に天然にて隣接する3゛領域を保持させることによって、この転写 終止シグナルを提供することができる。転写終止シグナルが発現宿主細胞におい て満足の行くほどに機能しない場合は、その宿主細胞にて機能する3′隣接と置 換すればよい。
2つのDNA配列(例えば、プロモーター領域配列及びFIVo、4エンベロ− プをコードする配列)の間における結合の種類が、(1)フレームンフト突然変 異の導入にならず、(2)、FIVQ、4工ンベロープタンパク質遺伝子配列を 転写させるプロモーター領域配列の転写能を妨害せず、又は(3)プロモーター 領域配列によって転写されるFIVo、4工ンベロープ遺伝子配列のその被転写 能を妨害しなければ、それら2つのDNA配列は作動可能に連結されていると呼 ばれる。プロモーター領域は、プロモーターがDNA配列を転写できるならば、 そのDNA配列と作動可能に連結されている。従って、タンパク質を発現させる ためには、適当な宿主によって認識される転写及び翻訳シグナルが必要である。
本発明は、FIVo、4エンベロープタンパク質、FIVl、2エンベロープタ ンパク質、及びFIVo、6gag断片(又はその機能的な誘導体)の原核生物 又は真核生物細胞における発現も包含している(原核生物における発現が好まし い)。
本発明の抗体は種々の方法によって調製することができる。例えば、F I V o。
4エンベロープタンパク質又はその機能的誘導体を発現する細胞を動物に投与し 、そのキメラと結合できるポリクローナル抗体を含有する血清の産生を誘導すれ ばよい。
好ましい方法では、本発明の抗体はモノクローナル抗体である。このようなモノ クローナル抗体はハイブリドーマ手法によって製造することできる[Kohle rら。
Nature 256:495(1975) : Kohlerら、 Eur、  J、 Immunol、 j2:51[1976) : johlerら、、 Eu r、J、Immunol、j>=292(1976) ; HaIIIII+e rlingら、In: Monoclonal Antib盾р奄■刀@and  T−C ell Hybridomas、 Elsevier、N、Y、、 563−6 81頁(1981)コ。一般に、このような操作には、FIVo、4エンベロー プタンパク質抗原による動物の免疫が包含される。
このような動物の牌細胞を抽出し、適当なミエローマセルラインと融合させる。
本発明では、適当なミエローマセルラインを使用することができる。融合した後 、得られたハイブリドーマ細胞をHAT培地中に選択的に維持させ、次いでWa nds。
検定し、FIVo、4エンベロープタンパク質抗原と結合できる抗体を分泌する クローンを同定する。
本発明の抗体はポリクローナル抗体、又は好ましくは領域特異的なポリクローナ ル抗体であってもよい。
本発明のFIVo、4エンベロープタンパク質、FIVI、2エンベロープタン パク質及びFIVgago、6タンパク質に対する抗体は、前サンドイッチ、逆 サンドイッチ、及び同時サンドイッチ検定などの免疫測定又は「サンドイッチ」 検定など、当業者に知られている標準的な免疫診断検定の使用に充分適している 。
本発明の抗体はレセプター領域又はその等個物に対する許容され得る特異性、感 度及び精度をもった免疫検定が可能であるか否かが理不尽な実験は必要とするこ となく当業者に決定され得るんどえ、あらゆる数の組合わせ物でも使用すること ができる。
免疫学の一般的原理を説明する標準的参考文献には、Roitt、I、、 Es 5ential Ismunolgy、 5版、Blackvell 5cie ntific Publications、出版社、オックスフォード(198 g) : Kimball、 J、 ?、 、Introduction to  Immunolgy、2版、Macmilla氏@Publis hing Co、 、出版社、ニューヨーク(1986) ; Roitt、  Lら、 Imunology、 Gower Medical Publish ing Ltd、 、出版社、ロンドン(1985) ; Campbell、  A、 、 ”1lonoclon≠戟@An tibody Technology、” in、Burdon、R,ら編、L aboratory Techniques in Bioモ■■高■ stry and Mo1ecular Biology、 13巻、 Els evier、出版社、 Amsterdam (1984)@; Kl ein、J、、 Immunology: The 5cience of 5 elf−Nonself Discrimination、@John fil ey & 5ons、出版社、ニューヨーク(1982) ;及びKennet t、 R,ら編、 Monoclonal Anttbodies、 Hybr ido@a: A New Dimension in Biological  Analyses、 P1■獅普{e Pres S、出版社、ニューヨーク(1980)。
「検出」とは、ある物質の存在又は不存在を決定し、又は物質の量を定量するこ とを包含するものである。従って、この用語は、定性及び定性測定のための本発 明の物質、組成物及び方法の使用を意味している。
本明細書に記載しているものと同じ特異性を有するモノクローナル抗体を分泌す る他のハイブリドーマは抗−イディオタイプスクリーニングの手法によって単離 することができる。Potocmjakら、 5cience 215:163 7(1982)。簡単に説明すると、抗−イディオタイプ抗体は、目的のクロー ンから産生される抗体に存在する独特の決定基を認識する抗体である。抗−イデ ィオタイプ抗体は、モノクローナル抗体の供給源として使用しているものと同じ 種の動物を目的のモノクローナル抗体で免疫することによって製造される。免疫 された動物は、これらのイディオタイプ決定基に対する抗体(抗−イディオタイ プ抗体)が産生されることによって、免疫した抗体のイディオタイプ決定基を認 識し、それに応答する。
複製のためには、雑種細胞をインビトロ及びインビボの両方で培養すればよい。
高いインビボ産生はこのための本発明の好ましい培養方法である。簡単に説明す ると、個々の雑種株から得た細胞をブリスタンでプライムしたBALB/cマウ スに腹腔内注入し、高濃度の所望のモノクローナル抗体を含有する腹水を製造す る。アイソタイプIgM又はIgGのモノクローナル抗体を、当業者に周知のカ ラムクロマトグラフィーによって培養上清から精製すればよい。
本発明の抗体は、液相又は固相担体に結合して利用できる免疫検定に使用するの に特に適している。さらに、これらの免疫検定の抗体は種々の方法によって検出 可能に標識することができる。
当業界では、種々の異なる標識物及び標識するための方法が知られている。本発 明に使用できる標識物のタイプには、放射性同位元素、蛍光性化合物、化学発光 化合物、生物発光化合物、及び金属キレートなどがあるが、これらに限定されな い。当業者ならば、抗体に結合するのに適した他の標識物を知っており、又は常 套手段によってこれらを捜し出すことができよう。さらに、これらの標識物と抗 体との結合は、当業者に周知の手法によって行うことができる。
本発明の抗体を検出可能に標識できる1つの方法は、その抗体を酵素に結合する ことである。この酵素は、後にその基質に暴露すると、例えば分光測定又は蛍光 方法などによって検出できる化学的部分を提示するようにその基質と反応する。
検出可能に抗体を標識できる酵素としては、マレートデヒドロゲナーゼ、スタフ ィロコッカス・ヌクレアーゼ、デルタ−■−ステロイドイソメラーゼ、酵母アル コールデヒドロゲナーゼ、α−グリセロホスフェートデヒドロゲナーゼ、トリオ ースリン酸イソメラーゼ、ビオチン−アビジンペルオキシダーゼ、西洋ワサビペ ルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、アスパラギナーゼ、グルコースオキ シダーゼ、β−ガラクトシダーゼ、リボヌクレアーゼ、ウレアーゼ、カタラーゼ 、グルコース−vI−リン酸デヒドロゲナーゼ、グルコアミラーゼ、及びアセチ ルコリンエステラーゼなどが挙げられる。
検出可能に標識された抗体の存在は、抗体を放射性同位元素で標識し、次いでガ ンマカウンター又はシンチレーションカウンターを用いるなどの手段によって測 定することによっても検出することができる。本発明の目的にとって特に有用な 同位元素は”H,”’I、”Ps 3sS、”C,”Crs ”CI、!?(o 、 Ilg(:o、”Fe及び71Seである。
検出可能に標識された抗体の結合は、その抗体を蛍光性化合物で標識することに よって検出することもできる。蛍光的に標識された抗体を適当な波長の光りに暴 露すると、その存在は色素の蛍光によって検出することができる。最も普通に使 用される蛍光性標識化合物の中にはフルオレセイン、イソチオシアネート、ロー ダミン、フィコエリスリン、フィコシアニン、アロフィコシアニン、0−フタル デヒド及びフルオレスカミンがある。
本発明の抗体は蛍光放出金属、例えば!52Eu、又はランタニド系列の他の金 属を用いても検出可能に標識することができる。これらの金属は、ジエチレン− トリアミン五酢酸(DTPA)又はエチレンジアミン四酢酸(EDTA)などの 金属キレート基を用いて抗体分子に結合することができる。
また、抗体は化学発光化合物とカップリングすることによっても検出可能に標識 することができる。そうすれば、化学反応の経過時に発生する発光の存在を検出 することにより化学発光勧賞によって標識された抗体の存在は測定される。特に 有用な化学発光標識化合物としては、ルミノール、イソルミノール、サーモチッ クアクリジニウムエステル、イミダゾール、アクリジニウム塩、オキサレートエ ステル、及びジオキセタン(dioxetane)などが挙げられる。
同様に、本発明の抗体を標識するには生物発光化合物を使用できる。生物発光物 質は、触媒タンパク質が化学発光反応の効率を増大させる生物系に見いだされる タイプの化学発光物質である。生物発光性抗体の存在は、発光の存在を検出する ことにより測定される。標識の目的にて重要な生物発光化合物にはルシフェリン 、ルシフェラーゼ及びアエクオリン(aequorin)などがある。
本発明の実質的に精製された抗原及び抗体はキットの調製に理論上適している。
このようなキットは、使用する検定の分別要素を含有する容器手段であるバイア ル、チューブなどの1つ又はそれ以上の容器手段を閉じられた部屋に受けるため に区切られている担体手段を包含できる。
キット形態に導入できるタイプの検定は多く、例えば競合及び非競合検定などが ある。本発明の抗体を利用できる典型的な検定としてはラジオイムノアッセイ( RI A) 、酵素免疫検定(E I A) 、酵素結合免疫吸着検定(ELI SA)、及び免疫測定又はサンドイッチ免疫検定などが例示される。
「免疫測定検定」又は「サンドイッチ免疫検定」なる用語は、同時サンドイッチ 、前サンドイッチ及び逆サンドイッチ免疫検定を包含する意味を有する。これら の用語は当業者に充分知られている。当業者ならばまた、本発明の抗体が現在知 られている又は将来開発され得る他の検定形態及び変法にも有用であることが理 解されよう。これらも本発明の範囲内に包含されるものとする。
検定を行うための好ましい態様では、特定の「ブロッカ−」をインキュベート媒 質中に存在させること(通常は標識された可溶性抗体と共に加える)が重要であ る。この「ブロッカ−」は、実験試料中に存在するマウス免疫グロブリンに対す るネコ抗体、プロテアーゼ又は非特異的タンパク質が固相支持体の抗体又は放射 標識化指示抗体と交叉連結又はそれらを破壊し、偽陽性又は偽陰性の結果を与え ないように加える。従って、「ブロッカ−」の選択は、本明細書に記載の検定の 特異性を実質的に増加させる。
検定に使用されるものと同じクラス又はサブクラス(アイソタイプ)の多くの非 相当(即ち、非特異的)な抗体(例えば、IgG、、IgG、、、IgMなど) がこの「ブロッカ−」として使用できる。「ブロッカ−」の濃度(通常は1−1 00μg/μl)は、適切な感度を維持させ、ネコ血清中において相互に交叉反 応す゛るタンパク質による望ましくない妨害を抑制するために重要である。さら に、「ブロッカ−」を含有する緩衝系は最適化する必要がある。好ましい緩衝液 は生理学的pH範囲にて、弱有機酸、例えばイミダゾール、HEPPSSMOP S、TES、ADA、ACES、HEPES、PIPES、TRl5などを基礎 としているものである。若干望ましくない緩衝液は、リン酸、ホウ酸又は炭酸な どの無機緩衝液である。最後に、「ブロッカ−」を含有する緩衝液には、既知の プロテアーゼインヒビターを加えるべきである(通常は0.01−10μgkl )。
本発明に使用され、利用できる多くの固相免疫吸着剤がある。周知の免疫吸着剤 にはガラス、ポリスチレン、ポリプロピレン、デキストラン、ナイロン及び他の 物質のチューブ、ビーズ形態のもの、及びこれらの物質から形成され又はそれら によって被覆されているマイクロタイタイ−平板などがある。固定化抗体は、ア ミド又はエステル結合を介する共有結合などの手法、又は吸着によって固相免疫 吸着剤に共有結合又は物理的に結合させることができる。当業者ならば多くの他 の適当な固相免疫吸着剤及び抗体をそれらに固定化する方法を知っており、ある いは常套手段のみを使ってそのようなものを突き止めることができる。
インビボ、インビトロ又は同系診断では、放射性同位元素などの標識物を本発明 の抗体に直接又は介在性官能基を用いて結合させればよい。金属カチオンとして 存在する放射性同位元素を抗体に結合させるのに使用されることの多い介在性の 基はジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)である。この態様において結合さ れる金属カチオンとは通常、9・”T c s ’ !31 S” ’ I n s 13’ I I?Rus ”CuetQa、及び6aGaなどである。本発 明の抗体は診断目的では、非放射活性同位元素によっても標識することができる 。この態様にて特に有用な元素は、’S’Gds ”Mn、””Dy、”Crs 及びs@Feである。
本発明の抗原は本発明の抗体を用いることによって実質的に純粋な形態で単離す ることができる。従って、本発明の1つ態様は実質的に純粋なFIVo、4エン ベロープタンパク質、FIVl、2エンベロープタンパク質及びFIVo、6g agタンパク質抗原であって、本発明の抗体によって認識され、該抗体と結合す ることを特徴とする抗原の提供である。別の態様は、FIVo、4エンベロープ タンパク質、FIVl、2エンベロープタンパク賀及びFIVo、6gagタン パク質抗原を単離し又は精製する方法であって、それぞれFIVo、4エンベロ ープタンパク質、FIVl、2エンベロープタンパク質及びFIVo、6gag タンパク質を目的とする1つ又はそれ以上の抗体と該抗原との複合体を形成させ ることを特徴とする方法の提供である。
本発明の実質的に純粋な抗原は反対に、血清又は尿などの試料中のF I Vo 。
4エンベロープタンパク質、FIVl、2エンベロープタンパク質又はFIVo 。
6gagタンパク質のいずれかに対する抗体の検出又はその測定に使用すること ができる。従って、本発明の1つの態様は試料中のFIVo、4エンベロープタ ンパク質抗原に対する抗体の存在又は量を検出するための方法であって、FIV O84エンベロープタンパク質に対する該抗体を含有する該試料を検出可能に標 識したFIVo、4エンベロープタンパク質と接触させ、該標識物を検出するこ とを特徴とする方法の提供である。その免疫反応画分及びその断片の免疫反応同 族体も使用できると考えられる。「免疫反応画分」なる用語は、レセプターキメ ラに対する抗体と等価な免疫応答を示すFIVo、4エンベロープタンパク質抗 原の部分を意味する。「免疫反応同族体」なる用語は、1つ又はそれ以上のアミ ノ酸がレセプター断片とは異なっているが、本発明の抗体と等価な免疫応答を示 すタンパク質を意味する。
本発明の医薬組成物は、本発明の化合物の有益な効果を享受できる動物に投与す ればよい。このような動物の中で主要なものはネコであるが、本発明がこれらに 限定されるものでない。
以下に実施例を挙げるが、これにより当業者ならば、本発明を実施するための手 法及び方法を完全に理解することができょう。しかし、これらはいがなる意味に おいても本発明又は添付する請求の範囲の限定を意図するものでない。
FIV感染ネコの末梢血白血球からゲノムDNAを抽出した。FIVの開示され た配列データ[Ta1bottら、 Proc、 Natl、 Acad、Sc i、 、 U、 S、 A、 86 :5743(198X)コを使 用し、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)のためのオリゴヌクレオチドブライマー を作製した。このプライマーによりFIVエンベロープの8178から8576 までの領域を増幅し、さらにクローニングを簡単にするため各5゛末端にGC豊 富なりランプと共にBa+iHI制限部位を含有させた。第1図はこれらのプラ イマーの配列を詳細に示すものである。
プライマーとして使用するオリゴヌクレオチドは自動DNA合成装置[Mill igen]を使用するホスホロアミダイト方法によって合成した。増幅する前に は、ゲノムDNAを5分間煮沸することにより熱変性させ、次いでそれを1μg /反応の終濃度でPCR反応混合物に加えた。PCR反応混合物には以下の終濃 度でそれぞれが含有されていた: 50mM KCI、101M )リス−Hc 1pHs、3 (室温)、0.01%ゼラチン、1.5mM Mg(Jffi、 それぞれ320μMのdATP、dTTP、dCTP、及びdGTP、及びそれ ぞれ0.77μMのプライマー。このPCR反応は以下の温度プロフィルによっ てTechne Programmable Driblock PlllC− 1にて行った= 95℃で1分、37℃で1分、及び72℃で3分を35サイク ル、最後は72℃を5分間に延長。
全FIVgl)160エンベロープタンパク質に相当する領 4kb増幅産物の 位置は第2図に示している。この0. 4kb増幅産物をBamHI制限酵素で 消化し、各プライマーのリンカ−領域のみを切断させた(第1図を参照)。Ba mHIの切断PCR産物を精製し、BamHI制限化発現ベクターpLcBco にクローンし、りo−ンpLcBcOFIV0.4を作製した。
プラスミドpLcBcoは、バクテリオファージλpLプロモーターが使用でき るようにされた大腸菌発現ベクターである。pLcBcoは、Be1tzらの米 国特許第4,753.873号に完全に記載されているpJL6に類似している にれを引用によって本明細書に包含させる]。
FIV組換えタンパク質の精製 大腸菌細胞を32℃にて○I)ssoが10.0になるまで発酵させた。温度を 42℃に2時間変動させてFIVo、4診断タンパク質の発現を誘導した。次い で、4000XG、20分の遠心によって細胞を採取し、アプロチニン(25μ g/冨i)、2mM PMSF、25μg/曹lDNアーゼI及び1%トリトン −X100を含有する50禦M トリス−HCfpH7,5中、0.5諺g/舅 lリゾチームによる30分、一定撹拌下の酵素消化によって細胞溶解した。消化 の終点にて、混合物を12.000xGで30分間遠心し、得られたベレットを 上記と同じ条件下で再度リゾチームにより消化した。次いで、50鳳M炭酸ナト リウムpH10,0中、0.5%デオキシコール酸ナトリウムで1回洗浄した。
次ぎに、このペレット中の抗原を同じ炭酸緩衝液中、0.5%双性抗原(zwi ttergen、ツバイターゲン)3−14で可溶化した。ツバイターケン上清 中の抗原を、その溶液のpHを6゜0に調節することにより沈殿させ、6M塩酸 グアニジン、50mMホウ酸塩、pH9,0,0,2%β−メルカプトエタノー ル中にて再溶解し、β−メルカプトエタノールの1.2倍過剰のモル濃度のヨー ド酢酸でアルキル化し、8M尿素、50mMホウ酸塩pH9,0に対して最後に 透析した。
次いで、アルキル化し透析した抗原に50倍過剰のモル濃度のシトラコン酸無水 物(タンパク質アミノ基以上)を加え、その抗原をシトラコン酸化した。シトラ コニル反応の後、抗原溶液を50QIMホウ酸ナトリウム、pH9,0に対して 透析を完璧に行い、その同じ緩衝液で平衡化させたDEAE−TSKカラムにか けた。次いで、このDEAE−TSKカラムを0〜IMNaC1の直線グラジェ ントで展開し、精製された組換え抗原を入手した。
第3図はこの精製組換えタンパク質を示すものである。レーン1は分子量マーカ ーを含む。レーン2はFIVI、2エンベロープ遺伝子である。ジー/3itF IV016924 ブタンバク賀である。
ネコのFIV感染を検出するのにFIVQ,4タンパク質を使用することFIV 感染の診断のためにFIVQ,4エンベロープタンパク質を使用する際に、精製 タンパク質をアクリノげミドゲルによって電気泳動し、そのタンパク質をウェス ターンプロットによってニトロセルロース膜に移した。FIVo.4タンパク質 を含有する個々の帯を10匹のFIV感染ネコ由来の血清及び5つのネガティブ 対照と反応させた。得られた結果を第4図に示す。
実施例1においてPCRに使用したものと同じゲノムDNAをこの実施例でも使 用する.FIVの開示されている配列データ[Ta1bottら, Proc.  Natl, Acad. Sci.、 U. S. A. 86:5743( 1989)コラ使用し、P C R(7)りalりノ,t IJゴヌクレオチド プライマーを作製した。これらのプライマーはFIVgagの1050から16 44位までの領域を増幅し、BamHI制限部位及びGC豊富なりランプを含有 している。
これらのプライマーの配列は以下のようであるニプライマー3:5′アンプライ マー、1050がら1000位5’ −CCGGGGATCCGGAGTACC ACAATATGTAGC−3’プライマー4:3′アンプライマー、1625 から1644位までの逆側の相補対 5’ −GGCCGGATCCCTTCTAGGGTACmCTGGC−3’実 施例1と同じ方法により、これらのオリゴヌクレオチドブライマーを合成し、P CR増幅を行った。得られた0. 6kb断片を、各プライマーのリンカ−領域 中しか切断しないBamHIで消化した。BamHI制限化PCR産物を精製し 、BaaHI制限化発現ベク9−pLcBcl中1:り0−ンし、りo−:/I )LCBCIFIVo.6を作製した。
プラスミドpLcBc1は、BamHIクローニング部位の直前に単一塩基が付 加されているためpLBcBoと異なっている。この場合、pLcBcoに対し てpLcBclを使用し、適切な解読枠の並びにするようにした。pLcBcl もBe1tsら,米国特許第4.753.873号に記載されている。
得られたプラスミドを大腸菌宿主MZ−1に移入し、実施例1のように発現させ た。
実施例3 FTVエンベロープ発現クローン(FIVl.2)の構築実施例1及び2におい てPCRに使用したものと同じゲノムDNAをこの実施例でも使用する。FIV の開示されている配列データ[Ta1bottら, Proc. Natl.A cad. Sci. 、 U. S. A. 86 :5743(1989)コ を使用し、PCRのためのオリゴヌクレオチドブライマーを作製した。これらの プライマーはFIVエンベロープの6996から8129位までの領域を増幅す るが、GC豊富なりランプのためのBamHI制限部位は含有していない。これ らのプライマーの配列は以下のようであるニプライマー5:5゛アングライマー 、6996がら7o25位5°ー^CTAGACAATGTAGAAGAGGC AG^^TATGG−3’プライマー6:3°アンプライマー、81o1がら8 129位までの逆側の相補対 5’ −TGnGCAAGAGCCAACATAACATGAATAGC−3’ 実施例1及び2と同じ方法により、これらのオリゴヌクレオチドブライマーを合 成し、PCR増幅を行った。得られた1. 2kb断片をBamHIリンカ−[ NewEngland Biolabs $1003コに連結した。得られたB amHI連結PCR産物をBal1lH■で消化し、精製し、Ba+aHI制限 化発現ベクターpLCBC2中に知−ンし、りo−ンpLcBc2FIV1.2 を作tilした。
プラスミドpLCBC2は、BamHIクローニング部位の直前に2つの塩基が 付加されているためDLCBCOと異なっている。この場合、pLcBcOに対 してpLCBC2を使用し、適切な解読枠の並びにするようにした。pLCBC 24Beltsら,米国特許第4.753,873号に記載されている。
得られたプラスミドを大腸菌宿主MZ−1に移入し、実施例1及び2のように発 現させた。
上記のように本発明の特定の態様を説明してきたが、本発明の思想及び範囲がら 逸脱することなく種々の改変が可能であることは当業者ならば理解できょう。
従って、本発明は添付の請求の範囲に限定されるものではない。
Flr、ImF 1 ハイドロフィリシティー レーン 第3図:精製FIV組換えタンパク質。レーン1は分子量マーカーである。レー ア21tFIV1.2エンベロープタンパク質である。レーン3はp24gag タンパク質であり、レーン4は精製組換えFIVo、4診断タンパク質である。
FIGURε 4 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 39/395  S 9284−4CCO7K 13100 8318−4HC12N 5/1 0 C12P 21108 8214−4BGOIN 33153 D 8310− 2J331569 H9015−2J (72)発明者 ストーリー、ジェイムズ・アールアメリカ合衆国01525マ サチユーセツツ、リンウッド、レイク・ストリート1潜 I (72)発明者 ベルッ、ジェラルド アメリカ合衆国02173マサチューセッツ、レキシントン、ダウニジグ・ロー ド42番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ネコ免疫不全症ウイルス(FIV)に感染された細胞から入手される組換え ネコ免疫不全症ウイルスgp160エンベロープタンパク質。 2.FIVに感染された細胞から入手される組換えFIV0.4エンベロープタ ンパク質。 3.大腸菌から産生される請求項1又は2に記載のFIVエンベロープタンパク 質。 4.大腸菌株MZ−1から産生される請求項1又は2に記載のFIVエンベロー プタンパク質。 5.FIV0.4エンベロープタンパク質をコードするDNA配列を含有するプ ラスミド。 6.FIVgp160含有タンパク質をコードするDNA配列を含有するプラス ミド。 7.バンダストン(Bangstom)株のFIVエンベロープタンパク質をコ ードするDNA配列を含有するプラスミド。 8.請求項5、6又は7に記載のプラスミドによって形質転換された真核生物細 胞。 9.請求項8に記載の形質転換細胞をFIV0.4エンベロープタンパク質を発 現できる条件下で培養し、該タンパク質を回収することを特徴とするFIV0. 4エンベロープタンパク質の生産方法。 10.該DNA配列がFIVバンダストン株から誘導されたものである請求項9 に記載の方法。 11.請求項1に記載のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体。 12.請求項2に記載のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体。 13.請求項3に記載のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体。 14.請求項4に記載のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体。 15.モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選はれる請求項11又は12に記載の抗体 。 16.モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選はれる請求項13に記載の抗体。 17.モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選ばれる請求項14に記載の抗体。 18.FIVを精製するための方法であって、FIVを含有する試料を請求項1 1、12、13、14、36又は49に記載の抗体と接触させ、該試料中のFI Vと該抗体との間で複合体を形成させ、次いで該抗体からFIVを回収し、精製 FIVを入手することを特徴とする方法。 19.試料中のFIVを検出するための方法であって、該試料を請求項11、1 2、13、14、36又は49に記載の、検出可能に標識された抗体と接触させ 、該試料中のFIVと該検出可能に標識された抗体との間で複合体を形成させ、 次いで複合化した、又は複合化していない検出可能に標識された抗体を検出する ことを特徴とする方法。 20.1つ又はそれ以上の容器であって、そのうちの1つの容器が検出可能に標 識されている請求項11、12、13、14、36又は49に記載の抗体を含有 している容器、からなる容器手段を包含する試料中のFIVを検出するためのキ ット。 21.請求項11、12、13、14、36又は49に記載の抗体を含有する医 薬組成物。 22.ネコにおけるFIVに対する抗体の産生を誘導するのに有用である医薬組 成物の調製方法であって、FIVgp160又はFIV0.4エンベロープタン パク質のアミノ酸配列を含有するポリペプチドの免疫学的に有効な量を製薬的に 許容され得る担体と混合することを特徴とする方法。 23.請求項1又は2に記載のFIVエンベロープタンパク質を含有するFIV 感染を予防するための医薬組成物。 24.請求項3に記載のFIVエンベロープタンパク質を含有するFIV感染を 予防するための医薬組成物。 25.請求項4に記載のFIVエンベロープタンパク質を含有するFIV感染を 予防するための医薬組成物。 26.FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 23に記載の医薬組成物の使用。 27.FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 24に記載の医薬組成物の使用。 28.FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 25に記載の医薬組成物の使用。 29.バンダストン株から入手される組換えネコ免疫不全症ウイルス(FIV) 1.2エンベロープタンパク質。 30.大腸菌から産生される請求項29に記載のFIVエンベロープタンパク質 。 31.大腸菌株MZ−1から産生される請求項29に記載のFIVエンベロープ タンパク質。 32.FIV1.2エンベロープタンパク質をコードするDNA配列を含有する プラスミド。 33.請求項32に記載のプラスミドによって形質転換された真核生物細胞。 34.請求項33に記載の形質転換細胞をFIV1.2エンベロープタンパク質 を発現できる条件下で培養し、該タンパク質を回収することを特徴とするFIV 1.2エンベロープタンパク質の生産方法。 35.該DNA配列がバンダストン株から誘導されたものである請求項34に記 載の方法。 36.請求項29に記載のFIVエンベロープタンパク質に対する抗体。 37.モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選ばれる請求項36に記載の抗体。 38.ネコにおけるFIVに対する抗体の産生を誘導するのに有用である医薬組 成物の調製方法であって、FIV1.2エンベロープタンパク質のアミノ酸配列 を含有するポリペプチドの免疫学的に有効な量を製薬的に許容され得る担体と混 合することを特徴とする方法。 39.請求項29に記載のFIVエンベロープタンパク質を含有するFIV感染 を予防するための医薬組成物。 40.FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 39に記載の医薬組成物の使用。 41.バンダストン株から入手される組換えネコ免疫不全症ウイルス(FIV) gag0.6断片。 42.大腸菌から産生される請求項41に記載のFIVgag0.6断片。 43.大腸菌株MZ−1から産生される請求項41に記載のFIVgag0.6 断片。 44.FIVgag0.6断片をコードするDNA配列を含有するプラスミド。 45.バンダストン株のFIVgag0.6断片をコードするDNA配列を含有 するプラスミド。 46.請求項44又は45に記載のプラスミドによって形質転換された真核生物 細胞。 47.請求項46に記載の形質転換細胞をFIVgag0.6断片を発現できる 条件下で培養し、該断片を回収することを特徴とするFIVgag0.6断片の 生産方法。 48.該DNA配列がバンダストン株から誘導されたものである請求項47に記 載の方法。 49.請求項41に記載のFIVgag0.6断片に対する抗体。 50.モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗−イディオタイプ抗体、及 び抗抗−イディオタイプ抗体の中から選ばれる請求項49に記載の抗体。 51.ネコにおけるFIVに対する抗体の産生を誘導するのに有用である医薬組 成物の調製方法であって、FIVgag0.6断片のアミノ酸配列を含有するポ リペプチドの免疫学的に有効な量を製薬的に許容され得る担体と混合することを 特徴とする方法。 52.請求項41に記載のFIVgag0.6断片を含有するFIV感染を予防 するための医薬組成物。 53.FIVに対してネコを免疫するための組成物を調製する際における請求項 52に記載の医薬組成物の使用。 54.試料中のFlV抗体を検出するためのキットであって、第1の容器手段が 固相免疫吸着剤に固定化されている請求項1、2、29又は41のいずれかに記 載のペプチド断片を含存しており、第2の容器手段がFIV抗体に対する検出可 能に標識されている抗−抗体を含有している、閉じた状態の1つ又はそれ以上の 容器手段を収納するために区画化されている担体を包含するキット。 55.試料中のFIVウイルス又はそのタンパク質を検出するためのキットであ って、第1の容器手段が固相免疫吸着剤に固定化されている請求項11、12、 36又は49のいずれかに記載の抗体を含有しており、第2の容器手段が該第1 抗体に対する検出可能に標識されている抗−抗体を含有している、閉じた状態の 1つ又はそれ以上の容器手段を収納するために区画化されている担体を包含する キット。 56.バンダストン株の請求項5又は6に記載のFIVエンベロープタンパク質 をコードしているDNA配列を含有するプラスミド。
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