JPH065054A - デジタル音声データのレベル変換方式 - Google Patents

デジタル音声データのレベル変換方式

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JPH065054A
JPH065054A JP15975492A JP15975492A JPH065054A JP H065054 A JPH065054 A JP H065054A JP 15975492 A JP15975492 A JP 15975492A JP 15975492 A JP15975492 A JP 15975492A JP H065054 A JPH065054 A JP H065054A
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JP
Japan
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audio data
digital audio
level
amplification level
amplification
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15975492A
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English (en)
Inventor
Wataru Imatake
渉 今竹
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH065054A publication Critical patent/JPH065054A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に格納されているデジタル音声デー
タを、再生時に設定した増幅レベルに応じて変換する処
理を自動的に行い得るようにすること。 【構成】 増幅レベル設定部30は、ユーザーからの指
示に従って増幅レベルを設定する。再生系20は、設定
された増幅レベルにしたがって、ディスク等から読み出
されたデジタル音声データ10またはデジタル音声デー
タ10をD/A変換したものを増幅する。再生系20か
ら出力された音声データは音声出力装置40によって音
声に変換される。レベル変換部60は、ユーザーが所定
の指示を入力した時に動作し、動作すると、増幅レベル
設定部30によって設定された増幅レベルに基づいて、
ディスク等に格納されているデジタル音声データ10の
レベルを変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生時の増幅レベルに
応じて、ディスクなどに格納されているデジタル音声デ
ータのレベル変換方式に関するものである。例えば、デ
ィスクに格納されている或るデジタル音声データの後に
レベルの低い別のデジタル音声データを連結するような
場合には、別のデジタル音声データのレベルを上げ、レ
ベルを合わせる必要がある。
【0002】
【従来の技術】図5は従来技術を示すブロック図であ
る。同図において、1はデジタル音声データ、2は増幅
レベル設定部、3は再生系、4は音声出力装置、5はユ
ーザー、6はレベル変換部をそれぞれ示している。デジ
タル音声データは、音声波形を標本化し、標本化パルス
をデジタル化したPCM音声データであって、ディスク
などに格納されている。デジタル化された標本化パルス
は、例えば16ビットで表現される。増幅レベル設定部
2は、ユーザー5からの指示に従って、増幅レベル値を
決定する。再生系3は、内部に増幅器(図示せず)を有
しており、この増幅器の増幅レベルは増幅レベル設定部
2によって設定される。レベル変換部6は、ユーザー5
からの指示にしたがって、ディスク等に格納されている
デジタル音声データのレベルを変換するものである。例
えば、デジタル音声データを2倍にしたい場合には、デ
ジタル化された各標本化パルスを、上方向に1ビットシ
フトする。
【0003】ディスクから読み出されたデジタル音声デ
ータは、再生系3に入力される。再生系3では、入力さ
れたデジタル音声データをアナログ音声データに変換
し、アナログ音声データを増幅レベル設定部2によって
設定された増幅レベルで増幅し、スピーカなどの音声出
力装置4から音声を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】計算機システム上でデ
ジタル音声データのレベル変換を行う場合、従来は、 (1) デジタル音声データ・ファイルを再生しながら、増
幅レベルを決定する。(図5(a) )。 (2) 増幅レベルに従ってデジタル音声データを変換す
る。( 図5(b) ) と言う作業を個別に行っていた。
【0005】ここで、(2) の増幅レベルと実際にデジタ
ル音声データを変換する係数の関係は、デジタル音声デ
ータ・ファイルの記録形式により区々であり、人間が算
出する必要があったため、デジタル音声データ・ファイ
ルのレベル変換には時間がかかることが問題となってい
た。また、デジタル音声データ・ファイルのレベル変換
をリアルタイムに(再生に要する実時間に則して)行う
ためには、計算機システムに大きな処理能力が要求され
る点が問題となっていた。ただし、デジタル音声データ
・ファイルの形式が、レベルを変更するためには、全て
の部分を書き直さなければならないものである場合に限
る。
【0006】本発明は、この点に鑑みて創作されたもの
であって、記録媒体に格納されているデジタル音声デー
タを、再生時に設定した増幅レベルに応じて変換する処
理を自動的に行い得るようになったデジタル音声データ
のレベル変換方式を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。なお、ないしは処理の順序を示してい
る。本発明のデジタル音声データのレベル変換方式は、
ユーザー(50)の指示にしたがって、再生時の増幅レベル
を設定する増幅レベル設定部(30)と、増幅レベル設定部
(30)によって設定された増幅レベルにしたがって、記録
媒体から読み出されたデジタル音声データ(10)または該
デジタル音声データ(10)をデジタル/アナログ変換した
ものを増幅する再生系(20)と、再生系(20)からの音声デ
ータを音声に変換する音声出力装置(40)と、増幅レベル
設定部(30)によって設定された増幅レベルに基づいて、
記憶媒体に格納されているデジタル音声データのレベル
を変換するレベル変換部(60)とを具備することを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】本発明では、デジタル音声データの再生および
増幅レベル決定をリアルタイムに行い、デジタル音声デ
ータの変換作業は、増幅レベルが決定した後に行う。図
1の構成でデジタル音声データの再生を行う場合、以下
のような処理となる。ステップでは、増幅レベル設定
部30がユーザー入力を読み取る。ステップでは、増
幅レベル設定部30が再生系20に増幅レベル設定部3
0で設定された増幅レベルを通知する。ステップ,
では、再生系20は通知された増幅レベルに従って音声
データを増幅し、スピーカなどの音声出力装置40に出
力する。
【0009】以上の処理により、ユーザーは出力される
音声を聞きながら、リアルタイムで出力される音声レベ
ルを決定できる。続いて、デジタル音声データのレベル
変換を行うために、以下の処理を行う。ステップで
は、増幅レベル設定部30がレベル変換部60に、最終
的に設定された増幅レベルを通知する。ステップで
は、レベル変換部がデジタル音声データのレベル変換を
行う。
【0010】
【実施例】図2は本発明の1実施例のブロック図であ
る。同図において、10はデジタル音声データ、11は
データ読み出し部、21は増幅部、30は増幅レベル設
定部、40は音声出力装置、60はレベル変換部をそれ
ぞれ示している。なお、読み取り部11,増幅レベル設
定部30,レベル変換部60は、機能として計算機の中
に存在するものである。この計算機は、当然のことなが
ら、キーボード,マウス等の入力装置やディスプレイ等
を有している。
【0011】デジタル音声データ10は、ディスク装置
などに格納されている。データ読み出し部11は、ディ
スク装置からデジタル音声データを読み出すものであ
る。増幅部21は、再生系20の中に存在するものであ
る。増幅部21は、音声データを増幅する手段としてア
ナログ・データの増幅、デジタル・データの増幅の何れ
の手法を用いても良い。
【0012】増幅レベル設定部30は、入力装置(図示
せず)からのコマンドに基づいて、増幅レベルを設定す
る。設定された増幅レベルの値は、例えばレジスタなど
に格納される。レベル変換部60は、入力装置から所定
のコマンドが入力された時に起動され、起動されると、
増幅レベル設定部30によって設定された増幅レベルの
値に基づいて、デジタル音声データを構成するデジタル
化された各標本化パルスのレベルを変更する。
【0013】図3は本発明の処理の流れを説明する図で
ある。ステップS1では、デジタル音声データの1ブロ
ックを読み取る。ステップS2では、データが終わりか
否か調べる。Noの場合はステップS3に進み、Yes
の場合はステップS8に進む。ステップS3では、増幅
部に読み取ったデータを渡す。ステップS4では、ユー
ザー入力ありか否かを調べる。Yesの場合はステップ
S5に進み、Noの場合はステップS1に戻る。
【0014】ステップS5では、レベル変更終了コマン
ドの入力か否かを調べる。Yesの場合はステップS8
に進み、Noの場合はステップS6に進む。ステップS
6では、レベル変更コマンドの入力か否かを調べる。Y
esの場合はステップS7に進み、Noの場合はステッ
プS1に戻る。ステップS7では、増幅レベルの設定を
行う。なお、レベル変更コマンドに増幅レベルの値を示
すパラメータが付加されていることは当然である。ステ
ップS8では、レベル変換処理を行う。
【0015】図4は本発明のレベル変換処理の流れを説
明する図である。ステップS1では、レベル変換パラメ
ータを算出する。レベル変換パラメータの算出は、予め
用意された算出関数によって行う。算出関数は、ユーザ
ーの増幅レベル設定値+αの情報からレベル変換パラメ
ータを一意に決定できる関数である。レベル変換パラメ
ータは、デジタル化された標本化パルスを何倍しろと言
うことを示すものである。+αの部分は、必要に応じて
変換を行うデジタル音声データのピーク・レベル等を用
いる。ステップS2では、デジタル音声データを1ブロ
ック読み込む。
【0016】ステップS3では、データが終わりか否を
調べる。Yesの場合は終了とし、Noの場合はステッ
プS4に進む。ステップS4では、のレベル変換パラ
メータを用いて、デジタル音声データのレベル変換を行
う。ステップS5では、デジタル音声データを1ブロッ
ク書き出し、ステップS2に戻る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、 デジタル音声データの変換レベルを、再生時の増幅
レベルから自動的に決定できるため、レベル変換に要す
る労力を減らすことが出来る。 デジタル音声データのレベル変換を、デジタル音声
データの再生と同時に行わないため、比較的に処理能力
の小さな計算機システムでもデジタル音声データのレベ
ル変換を行うことが出来る。 等の顕著な効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の1実施例のブロック図である。
【図3】本発明の処理の流れを説明する図である。
【図4】本発明におけるレベル変換処理を説明する図で
ある。
【図5】従来技術のブロック図である。
【符号の説明】
10 デジタル音声データ 11 データ読み出し部 20 再生系 21 増幅部 30 増幅レベル設定部 40 音声出力装置 50 ユーザー 60 レベル変換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザー(50)の指示にしたがって、再生
    時の増幅レベルを設定する増幅レベル設定部(30)と、 増幅レベル設定部(30)によって設定された増幅レベルに
    したがって、記録媒体から読み出されたデジタル音声デ
    ータ(10)または該デジタル音声データ(10)をデジタル/
    アナログ変換したものを増幅する再生系(20)と、 再生系(20)からの音声データを音声に変換する音声出力
    装置(40)と、 増幅レベル設定部(30)によって設定された増幅レベルに
    基づいて、記憶媒体に格納されているデジタル音声デー
    タ(10)のレベルを変換するレベル変換部(60)とを具備す
    ることを特徴とするデジタル音声データのレベル変換方
    式。
JP15975492A 1992-06-18 1992-06-18 デジタル音声データのレベル変換方式 Withdrawn JPH065054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15975492A JPH065054A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 デジタル音声データのレベル変換方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP15975492A JPH065054A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 デジタル音声データのレベル変換方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065054A true JPH065054A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15700534

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15975492A Withdrawn JPH065054A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 デジタル音声データのレベル変換方式

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JP (1) JPH065054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008112A1 (de) * 1995-08-23 1997-03-06 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Gipshaltige zusammensetzung und ihre verwendung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008112A1 (de) * 1995-08-23 1997-03-06 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Gipshaltige zusammensetzung und ihre verwendung

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831