JPH06505426A - スキー靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スキー靴 この発明は、選択的に、脚部またはスリーブを当初位置にロックし、脚部または スリーブの後方への慴動を解除する装置を備えたスキー靴に関する。

最初に述べた種類の装置は、停止進行機構として周知であり、種々の構成が既に 実施されている。周知な構成では、スキー靴の脚部またはスリーブが、弾性要素 または緩衝要素の挿入の下で下部シェルと連結される。ストッパーによる制限の ない脚部の全可動の解除のため、この種の連結要素を例えば外すことができる。

脚部の進行位置の解除および当初位置のロックを可能にするこの周知な装置は、 たいてい比較的大規模で、スキー靴の後部領域で、かさばる余分な装置を必要と する。

この発明は、寸法が小さく、現在のスキー靴で重要な構造的変更をすることなく 、当初位置の簡単な解除を達成する最初に述べた種類の装置を提供することを目 的とする。この課題を解決するために、この発明による構成は、実質的に装置か 脚部またはスリーブ内に配置され、揺動可能なレバーと協働するスライダーとし て構成されており、その際、レバーは、スライダーの移動により、下部シェルで のストッパーと係合する第１移動方向と、第１移動方向と反対のスライダーの移 動により、保合が外れて揺動可能となる。この装置が揺動可能なレバーとスライ ダーを含むことにより、脚部またはスリーブの後部領域ての重要な余分な占有空 間なしにこの種のスライダーを集成する前提が提供され、揺動可能なレバーとス ライダーの枢動連結により、当初状態の比較的極端に小さい占有空間において確 実なロックが保証される。このために、すなわち、揺動可能なレバーが下部シェ ルのストッパーと協働して、この種のサポートが小規模な要素で大きい力を確実 に受ける位置に、スライダーにより揺動可能なレバーを移動するのがよい。逆に 、揺動可能なレバーがストッパーとの係合が外れ、その後、シェルに関する脚部 またはスリーブの揺動の際に、まず、下部シェルの作用するストッパーまたは対 向ストッパーがもはや作用しないことにより、この種の構成により簡単な仕方で ロック解除を達成てきる。脚部またはスリーブの当初状態てのロック位置のこの 間の占有のため、スライダーを再び本来の最初の移動位置に持たらし、その後、 シェルに関する脚部の適当な曲がりの後、再びロック位置を占めるのがよい。

レバーがスライダーの移動方向と特に垂直に交差する軸線周囲で揺動可能に連結 され、それにより支持力の同時の問題のない収容に際して、特に小さい組立て方 が可能となるような構成がされている。この種の構成は、特に、有利な実施例を 可能にし、レバーの揺動軸が脚部またはスリーブ内で支持され、特に、レバーの 揺動軸は、スライダーの移動方向に延びるスライダーの長孔を通って延びる。

この種の構成により、装置の占有空間は実際的に減少し、脚部またはスリーブの 後部領域での完全な集成に成功している。長孔は、同時にスライダーの案内を保 証し、スライダーの移動路の終了のための２つのストッパーを構成し、その際、 同時に対応する制御面の選択により、レバーの揺動運動は、移動位置に依存して 強要できる。当初状態を支持するレバーが、スライダーの設置位置において再び 自動的にロック位置へ保合するのを達成するため、レバーがばね力に抗して揺動 てきるように、この構成がうま（成され、レバーを付勢するばねを圧縮ばねとし て構成し、揺動可能なレバーと脚部との間に配置されることにより、この種の装 置は、特別に簡単な仕方で実現できる。レバーを付勢するばねを圧縮はねとする 構成により、このばねは、脚部またはスリーブの後部領域のわずかな占有空間に 集成でき、この発明による装置の特に簡単な組み立て作業が生ずる。

下部シェルに関する軸部またはスリーブの各々の位置で必要とされるシールを確 保するために、脚部またはスリーブの下縁が弾性シール要素、特にベローズを介 して下部シェルと連結される構成か望ましい。弾性シール要素は、この場合、進 行位置でもシールを保証する。

スライダーの移動によるレバーの揺動のために、この構成は特に簡単な仕方を採 用しており、レバーが二腕レバーとして構成され、下部シェルのストッパーと反 対のレバーアームが、レバーに向くスライダーの内側の案内面、特にキー面と協 働し、その際、スライダーの案内面での接線と、レバーの揺動軸に対する方向で の移動方向との間の角度が減少している。この種の案内面の構成は、一方では、 スライダーの終端位置で移動方向と平行な面に移行する案内面またはスキー面の 表面の湾曲構成により保証される。更に、スライダーの偶然の移動力仕分に排除 できるように個々の終端位置での自己ロックが達成される。スライダーの上方位 置が下部シェルでのストッパーの解除と一致するような構成をとる時、スライダ ーの操作の際、スキーヤ−の姿勢により制限されるスライダーの手動操作におい て、自動的にロック位置を占める特に良好な操作性と生物学的に満足のいく構成 が生しる。

この発明による構成により、たいてい、設定した当初位置だけが再生可能な仕方 で調整できるという状況により、スキーヤ−のそれぞれの脚に脚部またはスリー ブの上縁をうまく適合することが、スキーヤ−の快適さにとって特に重要なもの となる。このため、脚部またはスリーブの上縁に突出部が配置され、この突出部 は、脚部またはスリーブの内縁から離れて配置された板を後で把持する２つの舌 片を持ち、高さ方向での揺動および引張りにより、脚部またはスリーブと解放可 能に連結される。

この発明を次に図面でＩ靜りに示す実施例に基すき詳細に説明する。図１は、こ の発明によるスキー靴の側面図を示し、図２、図３は図１によるこの発明による スキー靴の後部区域の部分断面図の拡大図を示し、図２において、スライダーと レバーから構成される装置の当初位置とロック位置を示し、図３において、ロッ ク解除された進行位置での装置を示し、図４、図５は、図２、図３に相当し、変 更実施例の部分断面図であり、図４は更に、ロック位置または当初位置を示し、 図６は図１と類似する側面図であって、脚部またはスリーブの上縁に突出部を備 えたこの発明によるスキー靴の変更実施例を示し、図７は脚部またはスリーブの 上縁での突出部の取付は展開平面図の拡大図を示し、図８は、脚部またはスリー ブの上縁に取付けた突出部でのスキー中間レベルに沿う部分断面図である。

第１図に示すスキー靴ｌは下部シェル２を有し、この下部シェルには、ヒンジ３ を介して脚部またはスリーブ４を回動自在に取付けられている。中靴を５で示す 。次の図を参照して、いっそう詳細に説明するように、脚部またはスリーブ４の 後部領域にはスライダー６が摺動自在に設置される。脚部またはスリーブ４の下 縁７と、この領域に設けられた下部シェル２の」８との間に、密閉用のベローズ ９が設けられている。

図２および図３による拡大図において、脚部またはスリーブ４に摺動自在に設け られたスライダー６が、回動可能なレバー１０と協働するのが分かり、その際、 スライダー６とレバーＩＯとの間の連結は、スライダー６の移動方向とほぼ垂直 に立っている揺動軸１１を介して行われる。揺動軸１１は、スライダーの長孔１ ２内に案内され、ここで、長孔１２は同時に、スライダー６の移動運動のエンド ストップを呈する。揺動可能なレバーＩＯは、圧縮はね１３により、図２で示す ロック位置に押圧付勢される。当初位置では、レバー１０の一方のレバーアーム １４は下部シェル２のストッパー１５と協働する。ロック位置へのスライダー６ の移動方向は、矢印！６により示される。下部シェル２にも固定されるベローズ ９を介して、再び２つの相対して揺動可能なスキー靴部分間の密閉が行われる。

第１の移動方向１６と反対の矢印１７の方向におけるスライダー６の移動の際に 、図３に示すようにレバーアームＩ４は、下部シェル２のストッパー１５との保 合が外れる。その際、スライダー６に面する内面１９を存する、レバーアーム１ ４と反対側の第２レバーアーム１８が、スライダー６の案内面２０に沿って滑る ため、脚部またはスリーブに固定された揺動軸１１を介してスライダー６の長孔 １２内でのスライダー６の案内運動によって、圧縮ばねＩ３を圧縮する方向への レバーＩＯの運動が行われる。その際、スライダ−６０案内面２０に対する接線 と、揺動軸ｌ■に向かうレバーＩＯの移動方向との間の角度が減少するように案 内面２０が構成され、図示の湾曲構成により、下部シェル２のストッパー１５か らのレバーアームＩ４の離脱および進行位置が確保される。図３に示す位置から 出発して、当初状態を占める際に、下部シェル２のストッパー１５でのレバーア ームＩ４の自己ロックを保証し、当初状態での所定のロックを確保するために、 図２の矢印１６の方向での移動運動が必要である。

図４および図５において、変更実施例を示し、同一部品に対しては、前記部品の 参照符号を使用しである。図４で示す当初位置で、レバーアーム１４が下部シェ ル２のストッパー１５と協働するように、揺動軸１１を中心に回動可能にスライ ダー６と連結されるレバーＩＯが設けである。圧縮ばね１３の圧縮後に、レバー １０は図５に示すロック解除位置に至り、特にレバーアーム１４は、下部シェル ２のストッパー１５との係合が外れ、垂直進行位置を占めることができる。図示 実施例では、レバーアーム１０の特別の形状により脚部またはスリーブ４と、シ ェル２との間の密閉が行われる。また、図４、図５の例では、ロックは、靴底方 向１６へのスライダー６の運動により行われ、他方、矢印１７の方向でのロック 解除位置は、スライダー６の上方移動位置により、定められる。

図６に示すスキー靴ｌては、脚部またはスリーブ４の当初位置の選択的なロック または脚部またはスリーブ４の上縁範囲での進行位置への脚部またはスリーブ４ の揺動の解除のため、射面に示す装置に加えて、取外し可能で固定可能な突起部 または突出部２２が設けである。その際、脚部またはスリーブ４の上縁範囲での 突出部２２の固定は、図７、図８で詳細に示しであるように、上縁範囲で脚部ま たはスリーブ４の内側に固定される板を把持する舌片２３を介して行われる。

突出部２２の取外し可能な事は、図６で２重矢印２４により示しである。

図７の拡大図ては、例えば、ねじ２６を介して脚部またはスリーブ４の内側で上 縁から離れた位置２７に固定される板２５が示しである。図８から明らかに分か るように、突起部または突出部２２の２つの舌片２３は、脚部またはスリーブ４ の上縁範囲で少な（とも部分的に板２５を固定するため後で把持する。舌片２３ は突出部２２の正確な位置決めのため、ロック解除位置において板２５の下縁２ ９を把持するストッパーまたは突出部２８を有する。

ＦＩＧ、　２　ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　８ ＦＩＧ、　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．脚部またはスリーブ（４）の当初位置の選択的ロックまたは、脚部またはス リーブの後ろへの揺動の解除のための装置を備えたスキー靴（１）において、前 記装置は、脚部またはスリーブ（４）内に配置され、揺動可能なレバー（１０） と協働するスライダー（６）として構成され、レバー（１０）は、第１移動方向 へのスライダー（６）の移動により、下部シェル（２）のストッパー（１５）と 係合し、第１移動方向と反対のスライダー（６）の移動のより揺動して、ストッ パー（１５）と外れることを特徴とする前記スキー靴。 ２．レバー（１０）は、スライダーの移動方向と特に垂直な交差軸（１１）の周 囲で、スライダー（６）と揺動可能に連結されていることを特徴とする請求の範 囲第１項に記載のスキー靴。 ３．レバー（１０）の揺動軸（１１）は、脚部またはスリープ（４）内で支承さ れていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のスキー靴。 ４．レバー（１０）の揺動軸（１１）は、スライダー（６）の移動方向へ延びる スライダー（６）の長孔（１２）を通って延びることを特徴とする請求の範囲１ 項、２項または３項に記載のスキー靴。 ５．レバー（１０）は、ばね（１３）の力に抗して揺動できることを特徴とする 請求の範囲１項乃至４項のいずれかに記載のスキー靴。 ６．レバー（１０）を付勢するばねは、圧縮ばね（１３）として構成され、揺動 可能レバー（１０）とスリーブ（４）との間に配置されていることを特徴とする 請求の範囲第５項に記載のスキー靴。 ７．脚部またはスリーブ（４）の下縁（７）は、弾性シール要素、特にベローズ （９）を介して下部シェル（２）と連結していることを特徴とする請求の範囲１ 項乃至６項の内のいずれかに記載のスキー靴。 ８．レバー（１０）は、二腕レバーとして構成され、下部シェル（２）でのスト ッパー（１５）と反対のレバーアーム（１８）は、レバー（１０）に向くスライ ダー（６）の内側（１９）での案内面、特にスキー面と協働することを特徴とす る請求の範囲１項乃至７項の内のいずれかに記載のスキー靴。 ９．スライダー（６）の案内面（２０）での接線と、レバー（１０）の揺動軸（ １１）の方向の移動方向との間の角度は、減少することを特徴とする請求の範囲 ８項に記載のスキー靴。 １０．スライダー（６）の上方移動位置は、下部シェルでのストッパーの解除に 一致することを特徴とする請求の範囲１項乃至９項の内のいずれかに記載のスキ ー靴。 １１．脚部またはスリーブ（４）の上縁（２１）には、突出部（２２）が配置さ れ、突出部は脚部またはスリーブ（４）の内縁から離れて配置される板（２５） を後で把持する２つの舌片を支え、上法方向への揺動および引張りにより脚部ま たはスリーブ（４）と開放可能に連結されていることを特徴とする請求の範囲１ 項乃至１０項の内のいずれかに記載のスキー靴。