JPH06505337A - 負荷セルおよび負荷セルを備える制動構成システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 負荷セルおよび負荷セルを備える 制動構成システム （技術分野） 本発明はハウジングとハウジング内に延び伝達される力を受けるロッドとハウジ ングおよびロッド間に配設される弾性部材と弾性部材内の圧力を検出し信号を発 生する感圧装置とを備え、伝達される力に応じた信号を発生する負荷セルに関す る。本発明はまた特に前記の負荷セルを使用する車両の制動構成システムに関す る。

（背景技術） この種の負荷セルは当業者に周知である。例えば欧州特許第４０２２６１号に一 例が開示されている。この負荷セルにおいてはプレート状のチャンバに液体が充 填されるが、液体に代えてシリコンゴムディスク等を充填させることができ、流 圧弁装置のピストンに力を伝達し液体あるいはディスクに加わる力に応じた液体 信号を発生させるように構成できる。外部力が押力ないしは引張力の加わる方向 には係わりなく圧縮力を液体あるいはディスクに付与する装置の内部構造は比較 的複雑であり、従ってコスト高になり、また外部からの影響を受け易い。更にシ ャフトの軸方向に加わる力を測定する同様の装置が欧州特許第３７３３３４号に 開示されており、この場合２個の別個の弾性部材および感圧装置（圧力変換器） が２力方向に対し利用されるように構成されているが、これも構造が複雑である 。

（図面の簡単な説明） 置に使用できるが、本発明はこれのみに限られず、多様の用途に採用できる。

しかして本発明による負荷セルの主目的は特に車両における制動構成システムで 得られる接線方向の制動力に応じた信号を送出し、制動力を連続的あるいは断続 的に付与し所望の制動機能を得ることにある。これにより最新の車両において特 に重要なフィードバック制御システムが実現され得る。

（発明の開示） 本発明によれば、ゴムスリーブあるいはゴムディスクの如き弾性部材がハウジン グの環形溝およびロッドの対応する溝により区画される環形仕切り部内に配設さ れ、リングがゴムスリーブあるいはゴムディスクの各端部に配置され、ロッドの ２軸方向に加わる力を溝のそれぞれの端部の肩部からゴムスリーブあるいはゴム ディスクへ伝達するよう構成され、押力および引張力の双方に関して信号を伝達 し得る、この種の簡潔で信頼性の高い負荷セルが得られる。

制動構成システムにおいては、好ましくは制動ブロックあるいはパッドを用いて 車輪若しくはディスクに対して制動力をかけるような車両用のブロック制動構成 あるいはディスク制動構成をとる場合、負荷セルがブロック若しくはバットの吊 下装置内の力伝達部材として装着される。このように、車輪若しくはディスクの 接線方向の制動力（双方向）が測定され得、且つブレーキシリンダからの制動力 が付与されて所望の接線方向の力を与え得る。

以下本発明を添付図面に沿って詳述する。

図１は本発明による負荷セルの第１の実施例の、一部を断面で示す側面図、図２ 〜図４はディスク制動構成システム内に本発明の負荷セルを使用した場合の簡略 説明図、図５は本発明による負荷セルの第２の実施例の、一部を断面で示す側面 図である。

（発明を実施するための最良の形態） 図１に示す負荷セル１はハウジング２（円筒状にし得る）とネジ４を介してハウ ジング２に付設されるカバ一部材３とを有する。カバ一部材３には取付穴５が形 成される。

ハウジング２には好ましくは円筒状の内溝が形成され、この内溝の下端部および 上端部は各々ハウジング肩部２′およびカバ一部材肩部３′により区画されてい る。ハウジング２の中央部にはロッド６が配設され、ロッド６はハウジング２か ら下方に延びており、ロッド６には取付穴７を有する耳部が具備される。またロ ッド６にはハウジング２の内溝に対応する小径の円筒部８が設けられており、円 筒部８の下端部には肩部８′が具備される。ロッド６の上端部にはナツト９が具 備され、ナツト９の下端部９′はカバ一部材３の肩部３′と同一の高さ位置にな るよう配置され、円筒部８の一］二肩部もなしている。

ハウジング２およびロッド６の小径の円筒部８、更に上述した肩部２′、８°、 ３’　、９’　により区画される環状の仕切り部内に、下部リングＩＯとゴムス リーブ１１として設けられた弾性部材と上部リング１２とを含む環状ユニットが 配設される。ゴムスリーブ１１は好ましくはシリコンゴムで作られるが、他の材 料で作成することも可能である。ゴムスリーブ１１の各端部には例えばテフロン （登録商標）で作られた密封・案内リング１３が配設される。

圧力変換１３１４がゴムスリーブ１１と接触するようハウジング２の壁部内に配 設される。図示の場合圧力変換器１４はその一端部に加わる圧力に応じて電気信 号を発生するが、液圧信号を発生する液圧装置も同様に採用され得る。

ハウジング２が固定されている場合、ロッド６内の軸方向の押力若しくは引張力 によりゴムスリーブｌｌ内の圧力が増大する。ロッド６がハウジング２から引き 出される方向に移動すると、ナツト９の下端部９°により上部リング１２が下方 に押圧され、これによりハウジング肩部２′上の下部リングＩＯに支承されたゴ ムスリーブ１１が圧縮される。同様にロッド６がハウジング２内に押し込まれる 方向に移動すると、肩部８′により下部リング１０が上方に押圧され、これによ り下端部９′上の上部リング１２に支承されたゴムスリーブ１１が圧縮される。

図示の構成をとる場合押力あるいは引張力の発生時にその力の加わる方向に係わ りなく、ゴムスリーブ１１が圧縮され、これに伴い圧力変換器１４から信号が発 生される。一方異なる方向に異なる圧力が付与されるようにも構成可能である。

負荷セルは主にディスク制動で得る制動力を決定するよう企図される。この場合 の使用方法について以下に説明する。

このとき力の大きさが決定され、これに応じて対応する信号が発生される場合に も同様に使用できる。負荷セルは全体の力が処理されるように構成されることは 理解されよう。

図２〜図４には３つの僅かに異なる、ディスク制動構成が簡略に示される。いず れの構成においても、プレーギディスク１５およびこれに結合されたシャフト１ ６が具備される。ディスクに対峙して作動されるパッドが番号１７により示され ている。制動力を実際のブレーキディスク１５上のブレーキパッド１７を介し付 与するブレーキ作動器すなわちブレーキユニット（図示せず）と、ディスクブレ ーキ構成装置を備えた自動車のシャーシからブレーキパッド１７を吊下するハン ガ一部材１８とが配設されることは当業者において周知である。

図２の構成ではハンガ一部材１８がレバー１９から吊下され、レバ−１９自体は 本発明による負荷セルｌを介してシャーシから吊下される。ブレーキパッド１７ に回転するブレーキディスク１５に対する制動力が加わえられると、実質的に接 線方向の反力がハンガ一部材１８、レバー１９および負荷セル１を介し伝達され る。ブレーキディスク１５の回転方向によって、この力は引張力若しくは押力と なる。負荷セルｌの圧力変換器から発生された信号はブレーキディスク１５上の 制動力に比例しディスクブレーキ作動器の制御に使用されて、フィードバック制 御システムが得られる。

図３の構成では、各ハンガ一部材１８に負荷セル１が各々設けられ、コスト高に はなるが負荷セル１はより詳細な情報を発生することになる。

図４の構成では図２の構成と近似であるが、負荷セル１が一方のハンガ一部材１ ８内に配置されており、且つ両ハンガ一部材１８がシャーシに付設されるレバー ２０に連結される。

本発明による第２の実施例の負荷セルが図５に示される。

図１の実施例との主たる相違は弾性部材（図示の場合にはスリーブよりディスク ）の形状にある。図５の構成部材の番号は図１の番号に２０を和しである。

負荷セルのハウジング２２には取付穴２５が具備される。またハウジング２２に は好ましくは下部肩部２２′　および上層部２２″を含む円筒状の内溝を有する 。ロッド２６はハウジング２２から下方に延び、ロッド２６には取付穴２７が具 備される。ロット２６はハウジングの内溝に対向する小径の円筒部２８を有して おり、円筒部２８は下周部２８°および上層部２８°′を有している。ハウジン グおよびロフト２６の夫々の肩部が同一の高さ位置になるように設けられている 。

ハウジング２２、円筒部２８および上述した肩部２２’　、２８’　。

２２”、　２８”により区画される環状仕切り部内には、下部リング３０とゴム ディスク３１をなす弾性部材と上部リング３２とを備えた環状のユニットが設け られる。密封部３３も設けられている。

ここで圧力変換器３４はゴムディスク３１に接触せしめられて下部リング３０内 に配設される。

この実施例の機能は図１に沿って上述した実施例の機能と同じである。従って図 中に付した番号の部材については上述した説明が適用され得る。またディスク状 の弾性部材を採用することにより図１のスリーブ状の部材よりより正確な信号が 与えられ得る。

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ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ。

ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　Ｕ Ｓ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．ハウジングと（２；２２）、ハウジング内に延び付与された力を受けるロッ ド（６；２６）と、ハウジングおよびロツド間に配設された弾性部材（１１；３ １）と、弾性部材内の圧力を検出し信号を発生する感圧装置（１４；３４）とを 備え、ゴムスリーブ、ゴムディスク（１１：３１）をなす弾性部材がハウジング （２：２２）の環形溝およびロツド（６；２６）の対応する溝により区画された 環状仕切り部内に配設され、リング（１０；２０および１２；３２）がゴムスリ ーブ、ゴムディスクの各端部に配置され、ロツド（６；２６）の２軸方向におれ る力を溝の夫々の端部の肩部からゴムスリーブ、ゴムディスクヘ伝達するよう構 成されてなることを特徴とする、加わる力に応じた信号を発生する負荷セル。
2. ２．ブレーキブロツクパツドを車輪、ディスクに対しで制動力を付与するブレー キ構成システムにおいて負荷セルがブロツク、パツドの吊下装置内の力伝達部材 として装着されてなる、加わつた力に応じた信号を発生する請求の範囲１項の負 荷セル。