JPH06505291A - 硫酸基を含有する修飾されたフッ素化樹脂触媒を用いた,テトラヒドロフランの重合によるポリテトラメチレンエーテルグリコールの製造 - Google Patents

硫酸基を含有する修飾されたフッ素化樹脂触媒を用いた,テトラヒドロフランの重合によるポリテトラメチレンエーテルグリコールの製造

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 硫酸基を含有する修飾されたフッ素化樹脂触媒を用いてテトラヒドロフランを重 合し、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを製造すること 〔発明の分野〕 本発明は、硫酸基及びカルボキシル基(carboxylicacid gro ups)の両方を含有するフッ素化樹脂である触媒、又は硫酸基を含有するフッ 素化樹脂とカルボン酸基を含有するフッ素化樹脂の混合物である触媒を用いて、 テトラヒドロフランからポリテトラメチレン エーテル グリコールを製造する ための改良された方法に関する。本発明の重要な側面には、フッ素化樹脂に含有 された硫酸基を触媒として使用する前に活性化することが含まれる。この活性化 には、多くて1.000から2.OOOppm (0,1から0.2wt%)の 水を含有する触媒の部分的脱水が含まれる。更に、触媒樹脂は一以上の他の樹脂 と混合されその活性が制御され得る。
〔発明の背景〕
ポリ(テトラメチレン エーテル)グリコール(PTMEGは、多官能性ウレタ ン及びポリブチレンテレフタレートのようなポリエステルと組み合わせて、ブロ ックコポリマーを製造するために広範に使用される化学工業における商品である 。これは、一般にテトラヒドロフラン(THF)とフルオロ硫酸のような強酸性 触媒とを反応し、次いでクエンチング(quenting) L、生成物を水で 加水分解することによって調製される。
この方法を十分に試駿したが、酸触媒が回収できず、再使用できないので望むよ うな効果を有しなかった。更【こ、消費された酸の処理が、その毒性及び腐食性 のために問題となる。
米国特許第4,120,903には、触媒としてペンダントな硫酸基(pend ant 5ulfonic acid groups) (P FIEP−3o  H)を有するフッ素化イオン交換ボ1ツマ−であって、生成物からの分離が容 易である程度に十分溶解性力τ低く、従ってこれらの再利用を可能にするものを 使用して、THFの重合によってPTMEGを調製すること力τ開示されている 。従って、強酸性触媒に関連した従来の処理問題を回避するための方法は、米国 特許第4,120,903、第1列の反応式(1)から(4)を基にすることが できる。この場合、p−3o Hは、ここでのPFIEP−3o3Hと同義であ る。更に、PF IEP−3o3H触媒はF、J、 WALLER及びR,W、 Van 5coyoc、CHEMTECH,July、1987.頁438−4 41に開示されている。
しかし、本技術の履行に対する障害が2つある。それ1よ(1)重合が、湿気に 対して敏感であり、触媒及びTHFを使用の前に特に乾燥しなければならなり1 こと、(2)本方法で使用されるPTMEGが、10,000以上の数平均分子 量を有していることである。
上記米国特許第4,120,903の触媒を用し)たHe1nson等によるこ れらの障害を回避するための一つのアプローチが米国特許第4,163,115 に開示されてνする。この特許には、アシリウムイオン前駆体、即ち無水酢酸、 及び任意に対応するカルボン酸のようなカルボン酸無水物の存在下でテ)−ラヒ ドロフランの重合を行なうことによって無水反応の環境を維持することが開示さ れている。PTMEGのエステルが、所望の商業的な範囲又は非常に高分子量ま で分子量を容易にコントロールして形成される。しかし、PTMEGの回収には ケン化又はメタツリシスが必要であり、これによってこの方法は不利である。
重合系の水分にそれほど鋭敏でなく、250から4,000の範囲の所望の分子 量で市販の等級のPTMEGを与える不溶性の触媒は明白な利点を有する。
本発明は、商業的に重要な250から4,000の範囲内の分子量のPTMEG 製造のための方法であって、市販のポリマリゼーションーグレードの材料に通常 見い出される量の水を含有するTHFと不溶性触媒が、重合に適した条件で混合 される方法における改良である。所望の重合が行なわれた後に、触媒は、再利用 のために反応マスのバルク及び通常の方法で単離されたPTMEGから分離され る。触媒又はTHEのどちらかと系に導入される水の一部は、重合の連鎖停止剤 として作用し、それで消費される。本発明の触媒は、ペンダントなスルホン酸基 を含有するペルフルオロ化イオン交換ポリマー(PFIEP−303H)を、ペ ンダントなカルボン酸基を含有するペルフルオロ化イオン交換ポリマー(PFI EP−Co2H) と混合したものである。PFIEP−5OH/PFIEP− Co2Hは、そのまま使用してもよいし、又は使用する前に更に他の不活性なポ リマ・−と混合してもよい。通常は、これらの触媒は、主に、活性な硫酸末端基 がTHFに接近しにくいので、所望の250から4,000の範囲の分子量で、 商業的な等級のP T M E Gを与えない。接近性は、(1)90℃に加熱 する、(2)THFで触媒を浸出(leaching)する、(3)オルト蟻酸 メチルのような脱水剤を用いて触媒を乾燥する、あるいは(4)触媒に含まれる 水を留去するすることによって、又は上記の何れかの方法を組み合わせた部分的 脱水によって活性化した後、THF中の触媒の嵩を増やすことによっておそらく 改善される。
〔発明の概要〕
本発明の触媒は、ペンダントな硫酸基を含有したペルフルオロ化イオン交換ポリ マー(P F I E P−303H)を、ペンダントなカルボン酸基を含有し たペルフルオロ化イオン交換ポリマー(PF IEP−Co2H)と混合したも のである。
本触媒を活性化することは、所望の低分子量PTMEGを調製するのに極めて重 要なステップである。触媒の活性は、(1)含水量を臨界レベルまで減少させる のに十分な時間90℃で加熱する、(2)乾燥THFで触媒を浸出する、若しく は(3)オルト蟻酸トリメチルのような脱水剤を用いて触媒を乾燥するか、或い は(4)触媒に含まれる水を留去するかのどちらかで部分的な脱水をすることに よって、又は上記の方法の何れかの組み合わせによって十分に改良される。
重合過程は、バッチ式又は連続式の何れかで行なわれ得る。
水は連鎖停止剤であり、そのレベルが生成物PTMEGの分子量に影響するので 、水のインプットがモニターされる。反応マスをリアクターから除去した後、未 反応のTHFと触媒を常法によって除去し、PTMEG生成物を得る。
〔本発明の詳細な説明〕
本発明の触媒は、スルホニル官能基を有する溶融製造できる(melt−fab licable)第一のポリマーとカルボキシル官能基を有する溶融製造できる 第二のポリマーを混合し、官能基をイオン化可能な官能基に加水分解し、最後に 塩基を加水分解に使用した場合は、イオン化可能な官能基を対応するスルホン酸 基及びカルボン酸基に酸性化することによって形成されるPFIEP−3o H とPF I EP−Co2Hの混合物である。
スルホニル官能基を有する溶融製造できる第一のポリマーは、典型的には官能基 又は更に官能基を有するペンダント側鎖が付いているフッ素化された炭化水素上 11 (backbonechain)を有するポリマーである。ペンダントな 側鎖には、例えば以下のものが含まれる。
ここでRfはF、CI、又はC−1からC−10のペルフルオロアルキル基であ り、nは1から5の整数である。通常はポリマーの側鎖の官能基は末端に以下の 基が存在する。
ここでRfは先に定義したとおりである。
この種類のフッ素化されたポリマーの例は、米国特許第3゜382,875.3 ,560,568.3,718,627.4.417,696及び4,610, 762に開示されている。
カルボキシル官能基を有する溶融製造される第二のポリマーは、典型的には官能 基又は官能基を有するペンダント側鎖が付いているフッ素化された炭化水素主鎖 を有するポリマーである。ペンダント側鎖には、例えば以下のものが含まれる。
Wは−COOR,CF2GOOR(Rは低級アルキル基)又は−CNである。通 常はポリマーの側鎖の官能基は末端に以下の基が存在する。
この種類のフッ素化されたポリマーの例は、英国特許第1゜145.445及び 米国特許第3,506,635に開示されている。
第−及び第二のポリマーは、次に例えば米国特許第4,176.217第7列、 43〜55行及び例1に開示されているように混合される。得られた混合物は次 にフィルム又はベレットの形に広げられ塩基で加水分解され、次いで酸性にされ 、PFIEP−3o HとPFIEP−Co2Hの混合物を与える。これらのポ リマーのイオン化され得る官能基の加水分解及びそれに続く酸性化の技術は、米 国特許第4.176゜215、第9列25〜45行及び例1に開示されている。
本発明の触媒は、そのまま、又はエチレニックに不飽和な・モノマーから調製さ れる一以上の不活性ポリマーと混合されて使用され得る。このようなモノマーの 例にはエチレン、スチレン、塩化ビニル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、ク ロロトリプルオロエチレン、ビニルエーテル類、ベルフルオロアルキルビニルエ 、−チル類、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、又はこれら の組み合わせがある。
本発明のポリマーの固体混合物は、好ましくは約20から80%の不活性希釈ポ リマーを含有し、当分野の通常の技術にトは、最初にお互いに混合される。次に 、このような混合物を、圧搾、スクリュー押出機での押出し、又はロールミル或 いはラバーミルにかけるというような種々の方法で加熱、及び加圧する。緊密な 一定の混合物の形成を保証するために、2回以上のステップが必要とされる。例 えば、圧搾されたフィルムは、薄片にされるか、又は小片に切断され、再度フィ ルムに圧搾される。押出されたポリマーは、押出されたままでペレットに寸断さ れ、次に再度押出される。混合するための粉末は、ミル中で粉砕することによっ て作成される。冷凍ミル中での冷却粉砕も有効な方法である。
本発明に使用しうる適当な触媒は、40〜96%のPFIEP−3o Hと60 〜5%のPFIEP−Co。Hの混合物である。好ましい触媒は、70〜95% のPFIEP−3゜3Hと30〜5%のPFI EP−Co2Hの混合物である 。PFIEF−Co2H成分は、またポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロ トリフルオロエチレン、或いは、これらの何れかとへキサフルオロプロピレン若 しくはペルフルオロアルキル ビニル エーテル(ここでアルキル基は1から6 の炭素原子を含有する。)とのコポリマー、又は、これらの何れかを組み合わせ たもののような不活性なフィラーで置き換えられ得る。
触媒の活性化は、所望の低分子量PTMEGを調製する場合に非常に重要なステ ップである。不活性な触媒がTHFを重合するために使用される場合、該触媒は 、通常10,000よりも大きい分子量を有するP T M E Gを生成する 。触媒は、以下の方法の何れか1つ、又は以下の方法の組み合わせによって活性 化され得る。
(1)触媒を、第一に、0. 1〜l OOmmHgの範囲の減圧下において、 約8時間、約100℃でオーブン中で乾燥する。次にこの触媒を、50〜300 ppmの水を含有するTHFと混合し、窒素圧下において少なくとも3時間、8 5℃又はそれよりも高い温度で加熱する。
活性化温度の好ましい範囲は、85〜150℃であり、滞留時間は少なくとも3 時間である。このタイプの活性化は、THFがこれらの条件下で重合しないので 有効である。85℃よりも高い温度でTHFを重合することは熱力学的に不可能 である。触媒の活性化のための一つのもつともらしい説明は、系中に存在する水 のバルクがこれらの温度で気化し、これによって触媒が脱水されるという事実で ある。
(2)触媒を、0〜90℃の温度範囲で乾燥THF (水の濃度が<1100p pである。)で数回浸出する。触媒をTHFで浸出する度ごとに触媒中の水分濃 度が減少する。はとんどの活性触媒は、THF中の水分濃度が1100pp以下 に減少されるまでTHFで浸出される。
浸出された触媒中の含水量を概算すると約2000ppmである。
(3)触媒を、オルト蟻酸トリメチル(TMOF)の存在下で0.1〜lomm Hgに保持された真空オーブンにおいて140〜180℃のオーブン中で乾燥す る。オルト蟻酸トリメチルと触媒の比は、0.5〜50重量%の範囲にある。オ ルト蟻酸トリメチルは触媒中に存在する水と反応し、非常に揮発性の蟻酸メチル とメタノールを生成する。触媒を幾つかの段階でTMOFで処理する(使用され たTMOFの全量は、触媒の量の0.5〜50倍である。)。次に触媒を、真空 オーブン中で、上記と同じ条件下に8時間乾燥し、揮発性の生成物と共に未反応 のTMOFを確実に除去する。脱水された触媒中の水分濃度は、1000〜20 00ppmである。脱水された触媒は、冷却されTHFを重合するために直に使 用される。
(4)触媒を、THFの存在下で水を留去することによって乾燥する。湿った触 媒をTHFと混合し、THF/水混合物を、大気圧でのその溶液の通常の沸点で 加熱するか、又は0〜60℃の範囲の低温で真空蒸留することによって留去され る。この方法で蒸留され、使用されるTHFの量は、触媒の最初の含水量に依存 して、触媒の重量の10から20倍である。触媒は、この処理のあとで1000 〜2000ppmの水を含有しているが、さらに活性化することなく使用できる ほど十分活性である。
重合に使用しうるTHFは、重合用に市販されているもののいずれでもよい。通 常、該THFの含水量は、10から11000ppまで変化する。過酸化物含量 は、通常0.002重量%以下である。このTHFは、望ましくない着色や過剰 の過酸化物の形成を防止するために、ブチル化されたヒドロキシトルエンのよう な酸化防止剤を任意に含有していてもよい。酸化防止剤のタイプと濃度はわずか であり、重合には影響しない。
本発明の系に含まれる水は、重合の連鎖停止剤として作用する。このように水分 濃度は生成物PTMEGの数平均分子量に影響するので重要である。水の存在が 少なくなるにつれ平均分子量は高くなる。存在する水が多くなれば、分子量は低 くなる。大量の水が存在すると成長速度は非常に遅くなる。
これらの理由で、系の含水量に注意しなければならない。水はTHF又は触媒の いずれかとともに系内に入り込む。上述したように、ポリマリゼーションーグレ ードのTHFは通常0.001〜0.1%の水を含有する。触媒も、おそらく強 酸性スルホン酸基に強く保持された水和物として水を含有する。触媒を過酷な条 件下で真空乾燥した後であっても、触媒に約0.2重量%までの水がまだ含まれ 得るという推定がなされている。反応の間に、水は連鎖停止剤として消費される ので系から除去される。上記の要因によって、行程を進め、平衡条件に近づける ように、反応系に導入されるTHFの含水量を調整し、バッチからバッチまで、 所望の範囲で相対的に一定の分子量を維持することが必要になる。本発明の方法 はバッチ式又は連続的に行われる。
バッチ式で行う場合は、乾燥窒素をゆっくり流しながらパージし、撹拌機を取り 付けた密閉反応容器にTHF及び、上述した活性化方法の一つ又はいくつかの組 み合わせによって活性化された触媒を、THFの約5〜45重量%、好ましくは 約25〜40重量%充填する。次に、反応マスをかきまぜるか、又は撹拌しなが ら、常温からTHFの沸点までの範囲の温度、好ましくは0℃から65℃に保持 する。より高い温度が所望であれば、反応を加圧下で行えばよい。所望の重合度 が達成されたとき、これは一般に2から60時間後であるが、触媒を濾過、遠心 、又はデカンテーションして除き、もし必要であれば、再使用の前に再度乾燥す る。
重合の進行は、周期的なサンプリング、及び、例えば、ゲル浸透クロマトグラフ ィーによる分析、又は水酸基数の測定による分析によってモニターされ得る。
本発明の方法が、連続法で行われるときは、必須の濃度及び適当な滞留時間を与 える速度で、連鎖を停止する少量の水を含有するTHF、及び任意に、少量の水 を含有する触媒も反応容器に供給する。また生成物及び過剰の反応物は連続的に 除去される。好ましくは、触媒は始めに充填され、適当なスクリーン又はフィル ターで反応領域に保持され、連続的に使用できるように残され得る。連続系で使 用される反応容器の滞留時間は4から40時間の範囲であり、操作温度は5から 70℃であり、反応容器への供給速度は、触媒1gにつき、1時間あたり0.1 〜1.0gのTHFが用いられる。
反応容器がバッチ式でも連続式であっても反応マスを反応容器から取り出した後 、未反応のTHF及び触媒を再使用するために従来の方法で回収し、P T M  E G生成物を得る。
触媒が経過時間とともにその活性を失っている場合、該触媒は、先に概説した活 性化法の1つ或いはいくつかで再活性化し得る。
バッチ式及び連続重合の例を以下に示す。
例1 (a)ベレット化された(はぼ直径2mmX長さ0.5mmの円筒状)NR−5 5と称される78重量%のPFIEP−303H及び22重量%のPFrEP− Co。Hを含有するイオン交換樹脂混合物のバッチを、THFの含水量が<80 mcg(マイクログラム 水/mL THF)になるまで繰り返し、THFで浸 出することによって活性化した。浸出を20℃で行い、活性化された触媒をTH Fに5時間漬ける。
(b)上記(a)で調製された新しい触媒の一部45gと90、ogのTHFを ガラス製のバッチリアクターに加え、85℃で14時間加熱し、重合を開始した 。次に反応容器を2℃まで冷却し、成長させた。2℃で1時間後、550の数平 均分子量(M )を有するPTMEGに7.0%変換された。2時間口の終りで 、変換は、M 911で8.2%であった。3時間口の終りで、変換は、M 9 33で10.6%に増加した。4時間後、変換は、M 940で14.05%で あり、水の濃度は99mcgに増加した。
触媒を乾燥THFで軽く洗浄し、0.15gの水を反応容器に加え、翌日、85 ℃で4.5時間加熱した後、90gの新しいTHFと共にリサイクル1という同 じ触媒の充填を開始した。
上記のデータは、同じ触媒の充填を4回のリサイクルまで拡張して以下の表1に まとめた。
表1 THFのPTMEGへの重合における樹脂触媒の性能4時間計/14.0%/9 40 5時間計/27. O%/936 6時間計/3(10%/949 7時間計/2%/350 例2 鮮な触媒(39g)と77.0gの乾燥THFをノ(フチ1ノアクターに充填し 、85℃で20.0時間加熱し、重合を開始し2℃に冷却I7た。1時間計の後 、2300のM を有するPTMEGに2.0%変換された。2時間計の後では 、M2n 300で7.9%の変換であった。3時間計の後、変換は6゜0%であり、Mn は2227であった。
例3 上記例1 (a)及び例2で使用された78%PF I EP−3o3H128 %PFI EP−Co2H触媒のサンプル31gを水に浸し、20℃で乾燥し、 乾燥THFで浸出した。新鮮な触媒を63.4g(7)THFに加え、85℃で 19.5時間加熱し、重合を開始し、成長の間7℃に冷却した。1時間後、14 00MnのPTMEGに10%変換された。
例4 上記の例で使用された78%PFIEP−5O3H128%PFIEP−Co2 H触媒の一部2.ogを触媒の含水量が111mcgになるまで乾燥THFで浸 出した。新鮮な触媒と64、ogのTHFを12.0時間86℃まで加熱し、重 合を開始し、成長の間54℃に冷却した。結果を以下の表2に示した。
表2.THFのPTMEGへの重合における樹脂触媒の性能2時間計15.1% /2800 3時間計/4.0%/2800 触媒をTで洗浄リサイクル 85/12.0  53/1時間目77.8%/28001 2時間計/10゜7%/2800 触 媒をn正で洗浄リサイク)’v 85/3.5 54/1時間目/2.6%/2 8002 2時間目β、0%/2800 触媒をTI(Fで洗浄1リサイクル  85/12.0 54/1時間目78.7%/2800 204 mcg3 2 時間計77.7%/2800 触媒をTHFt’洗浄リサイクル 85/4.5  54/1時間目/4.o%/2300 触媒を■正で洗浄リサイクル 85/ 12.0 54/1時間目/6.o%/2300 120 wag5 触媒をT で洗浄 リサイクル 85/12.0 55/データを採取せず 触媒を丁で洗浄リサイ クル 85/12. O55/データを採取せず 触媒を■で洗浄リサイクル  85/12.0 55/1時間目Δ、6%/2500 245mcg8 触媒を ■正で洗浄 リサイクル 85/12.0 6010.5gの1.4−ブタンジオ9 −ルな 添加 1時間計73.4%/2000 4時間計710.8%/1400M媒ヲTHFt洗浄リサイ’7)’v 85/ 12.0 56/1時間目ハ2.3%7230011 7時間計/13.3%/ 2300 触媒をTT(Fで洗浄リサイクル 85/12.0 55/1時間目 /11.5%/2500 115 wcg12 触媒1丁で洗浄 リサイクル 85/12.0 5510.5時間計/14.5%/280013  ] 時間目/]、8.2%/2800 o、5gノ1.4−ブタンジオールを 添加 触媒を■止で洗浄 リサイクル 85/18.0 65/1時間目/6.o%/2050 119  rscgl4 3時間計/6.0%/2050 触媒をn正で洗浄リサイクル  85/4.0 6510.5時間計15o3%/2α刃15 1 時間計/6. 6%/2000 7HFで触媒を洗浄せず リサイクル 85/12.0 65/1時間目75.8%/2050 128  rscgl 6 50/2時間目/4.9%/2000 触媒をTl(Fで洗浄 リサイクル85/15.0 55/1時間目Δ98%/250017 2時間計 /3.9%/2500 触媒をTHFt’洗浄リサイクル 90/18.0 6 010.5時間計/10.62%/2500 113 meg18 1 時間計 /16.8%725002 時間計/18.0%/2500 触媒をTHFt’ 洗浄リサイクル 120/12.0 60/触媒を攪拌せずに充填し、120℃ 12時間で反応を19 停止した。
例5から8は、80重量%のPFIEP−5o3Hと20%のPFIEP−Co 2Hを混合して調製された触媒を使用した。使用されたPFIEP−3o3H前 駆体樹脂は11のメルトインデクラスを有していた。例5から7は、通常の粒子 サイズ(直径0.1×長さ0.5amの円筒状ベレット)であった。例8で使用 された触媒の粒子サイズは、約半分に減じられな。例9の触媒は、80重量%の PFIEP−3o3Hと20%の通常の粒子サイズのフッ素化されたエチレンプ ロピレン ポリマー(FEP)であり、通常の方法でTHEを用いた抽出するこ とによって乾燥した。
例5及び6の触媒は、45から50℃でTHF中の水が166mcgになるまで 数回乾燥THFで浸出された70gの樹脂を用いて始めた。触媒のスラリーを3 5.の触媒と70.のTHFを含有したほぼ等量の部分に分割した。触媒対TH Fの重量比を同様の35ニア0に例7でも保持した。この比は例8では35:1 00から35ニア2〜76に変化し、例9では32:65であった。
例5では、触媒スラリーをガラス容器に充填した。例6では、反応容器をスチー ル製にした。
例7及び8では、触媒は、酸交換し、次いで21’CでTHF中の水が74me gになるまで乾燥THFで軽く洗浄して調製した。
THFのPTMEGへの重合におけるこれらの触媒の性能は以下の表3に示した 。
表3.THFのPTMEGへの重合における樹脂触媒の性能例5(ガラス反応容 器) リサイクル90/ 2.0 6371時間目71.8%/22001 2時間目 72.2%/2200 164 *cg例6(スチール反応容器) リサイクル 90/ 2.0 63/1時間目〃、5%/2450 153鳳c g1 1.5時間目/10.5%/25002.3時間目/11.O%/250 0 19時間目/10.5%/2780 触meW?&i!リサイクル 90/ 4 .5 6571時間目74.4%/30402 1.5時間目15.o%/28 9120時間目/15%/2882 触媒をπ正で洗浄リサイクル 90/36 .0 60/2時間目15%/2891 122 璽cg3 3時間目/4%/ 2852 触媒をn正で洗浄リサイクル 90/14.0 60/1時間目71 1%/2800 119 mcg4 2時間目722%/2852 触媒をn正 で洗浄4のCF3CO2Hを添加 リサイクル 90/ 4.0 62/1時間目72%/1300 175 w、 cg5 触媒をn正で洗浄 リサイクル 90/12.0 67/1時間目75%/1300 脚注(1)参 照6 2時間目713.6%/1300 3時間目713.5%/1300 M媒eTHFl’洗浄リサイクル 90/1 2.0 60/1時間目75%/1300 脚注(2)参照7 2時間目711 %/1300 触媒をπ1で洗浄リサイクル 90/12.0 60/1時間目 74.5%/1300 脚注(3)参照8 2時間目/6.9%71384 3時間目/7.o%/1300 5時間目74.5%71300 反応を停止脚注: (1)開始の間に攪拌の効 き目がなくなった。
(2)開始又は成長の間に攪拌をしなかった。
(3)開始の間に攪拌をしなかった。
例7 新規 85/ 3.0 8/1時間目/1.8%/3α刃 触媒をTHFで洗浄 リサイクル 85/16.0 7−23/2時間目/2,5%/3α℃2 7時 間目Δ、0%/3000 触媒をTHFで洗浄リサイクル 85/16 7−9 /1時間目/6.O%/3α℃ 反応を停止例8 リサイクル 86/19.0 6/1時間H/7%/3200 114 tac gl 2.5時間目/10%/3200 3.51111H/8%/3200 fieTHFt’洗7%リサイクル 85 / 4.0 8/1時11Hハ’%/3200 121 vlcg2 触媒なT HFで洗浄 水を0.01 g添加 リサイクル 85/13.0 610.5時間巨/3.0%/3000 143 mcg3 1.0時1111目/4.6%/3000 ml、t−THF−C’ 洗i1)リサイクル 86/17.0 610.5時間目/16.0%/320 0 114 mcg4 1、2時間目714.0%/3200 反応を停止例9 新規 85/16.0 5110.5時間目74.8%/低M 231 wag 1.5時間目76.5%/低M 4.0時間目〃、3%/低M 触媒を■正で洗浄リサイクル 86/18.0  5610.5時間目77.2%/2350 81 mcgl 1時間目〃、8% /2350 3時間目77.2%/2350 5時間目79.7%/2350 触媒を■正で洗浄リサイクル 86/17.0  5410.5時間目726%/3200 131 mcg2 触媒をTHF″ r′fc浄 水を0.025 g添加 リサイクル 86/4.0 5610.5iHH/17%/3200 触aヲT HFIIJ3 水を0.049 g添加 リサイクル 86/2.5 5410.5時間目76.5%/3α)0 149  mcg4 反応停止 例10 連続操作:THFの供給速度=0.9ml/分触媒:120.13gの70%P FIEP−3O3H/30%PFIEP−Co2H 245801,068000,0104416301,507170,0181 476301,137490,020165 491 2.70 792 0゜ 033472 500 2.20 815 0゜037588 606 3.2 0 880 0.050196 935 3.20 904 0.056211 7 −−− 4.00 940 0.07551.44 658 4.00 1 088 0.0969162 539 4、00 1004 0.112416 7 539 5、]、5 1028 0.1.178187 409 8、90  1200 0.1498191 409 7、40 1112 0.1555 210 409 11、90 1080 0.2007214 409 15、 10 1587 0.2089234 376 13.90 1572 0.2 471238 604 8、00 1575 0.2515239 604 7 .00 2124 0.2522257 657 9、80 1956 0.2 717反応容器の温度は257時間68℃であった。反応容器の温度を262時 間付近まで61’Cにし、実行の停止時である689時間までその温度に維持し た。
262 657 9.80 2058 0.2768304 550 9、00  2948 0.3045334 518 7.00 3203 0.3187 355 578 11、75 1931 0.3463359 578 13− 40 2003 0.3521383 −−− 11.00 2641 0.3 737402 349 12.30 3561 0.3879407 447  14.07 3891 0.3919450 −−− 0.03 9918 0 .391950L −−−14,8046360,4271521−・ 3.8 0 2786 0.4330525−3.90 3113 0.4341545 −6.00 3500 0.4415549 − 12.80 2760 0. 4455570 − 47.10 3416 0.5080689 1、20  3480 0.5169フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。
KP、KR,LK、MG、MN、MW、No、 PL、 RO,RU、5D (72)発明者 マーシー、マリアン アメリカ合衆国、プラウエア州 19803、ウイルミントン、ギプソン・アビ ニュー(72)発明者 プルックメイヤー、ゲルフリートアメリカ合衆国、ペン シルバニア州 19063、メディア、フォックス キャッチャ−・レーン 221 (72)発明者 クオン、ライラード・エルアメリカ合衆国、ニューヨーク州  14051、イースト・アムハースト、ダップルド・ドライブ 躬

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ペンダントな硫酸基を有するペルフルオロ化イオン交換ポリマーと、ペンダ ントなカルボン酸基を有するペルフルオロ化イオン交換ポリマーとの混合物より 成るポリマー酸性触媒であって、触媒が、必要であれば、前記a)スルホニル官 能基を有する溶融製造し得るポリマー、典型的には、官能基又は更に官能基を有 するペンダント側鎖を備えたポリフッ素化された炭化水素主鎖を有するポリマー であり、このペンダント側鎖が例えば、▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、RfはF、Cl、又はC−1からC−10のペルフルオロアルキル基であ り、nは1から5の整数である。 の基で、末端に存在するポリマーの側鎖に▲数式、化学式、表等があります▼ の官能基を有するもの、及び b)カルボキシル官能基を有する溶融製造し得るポリマー、典型的には、官能基 又は官能基を有するペンダント側鎖を備えたポリフッ素化された炭化水素主鎖を 有するポリマーであり、このペンダント側鎖が例えば、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、ZはF又はCF3であり、mは1から12であり、Wは−COOR、−C F2COOR、又は−CN(Rは低級アルキル基) の基で、末端に存在するポリマーの側鎖に▲数式、化学式、表等があります▼ の官能基を有するものを加水分解及び次いで酸性し、そしてc)60〜5パーセ ントの上記b)の溶融製造し得るポリマーを有する40〜95パーセントの上記 a)の溶融製造し得るポリマー、及びテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリ エチルフルオロエチレン、或いは、テトラフルオロエチレン若しくはクロロトリ フルオロエチレンと、1以上のヘキサフルオロプロピレン若しくはペルフルオロ アルキルビニルエーテル(ここでアルキル基は1から6の炭素原子を含有する。 )の何れかとのコポリマー、又は、これらの何れかを組み合わせたものから選択 される80パーセントまでの不活性なフイラーを熔融混合し、生じたポリマーを ペレット化し、及びd)c)のペレット化され得、溶融製造され得るポリマーを 、加水分解し、次いで酸性化し、必要であれば、次にポリマーの含水量を1,0 00から2,000ppmに減少するように変換することによって形成される重 合酸性触媒。 2.請求の範囲第1項に記載の重合酸性樹脂触媒を調製するための方法であって 、0.1〜100mmHg(絶対)の間の圧力下に約8時間、約90℃で該触媒 をオープンで乾燥し、次いで該触媒と50から300ppmの水を含有するテト ラヒドロフランを混合し、テトラヒドロフランの重合を妨げる条件下において少 なくとも3時間、85から150℃の間で窒素下で加熱することによって触媒の 含水量が1,000から2,000ppmに減少される方法。 3.請求の範囲第1項に記載の触媒を使用する重合酸を調製するための方法であ って、0から90℃の温度範囲で100ppmより少ない水を含有する乾燥テト ラヒドロフランで該触媒を繰り返し浸出することによって、該浸出テトラヒドロ フラン中の水の濃度が100ppm以下に減少され、そして浸出された触媒中の 残りの水の濃度が1,000から2,000ppmになるまで触媒の水分含量が 、使用する前に、1,000から2,000ppmに減少される方法。 4.請求の範囲第1項に記載の重合酸性樹脂触媒を調製するための方法であって 、触媒1部当たり0.5から50部のオルト蟻酸トリメチルの存在下で該触媒を 0.1〜10mmHg(絶対)の圧力下において140〜180℃でオーバード ライイングし、触媒中の水を蟻酸メチルに変換し、次いでさらに、該触媒を真空 下にオーブン中で少なくとも8時間加熱し、最後に残った微量のオルト蟻酸トリ メチルと蟻酸メチルを気化させて除き、触媒中の残った水の濃度が1,000か ら2,000ppmにすることによって触媒の含水量を1,000から2,00 0ppmに減少させる方法。 5.請求の範囲第1項に記載の重合酸性樹脂触媒の製造方法であって、重量で触 媒1部当たり10から20部のテトラヒドロフランの存在下に触媒から水を抽出 蒸留し、それによって、湿った触媒をテトラヒドロフランと混合し、テトラヒド ロフラン/水混合物又は共沸混合物を留去し、触媒中に残っている残留水分が1 ,000から2,000ppmの範囲である触媒を得ることによって触媒の含水 量を1,000から2,000ppmに減少する方法。 6.充填されたテトラヒドロフランの5から45重量パーセントの請求の範囲第 1項に記載されたペレット化されたペルフルオロ化イオン交換樹脂の存在下で1 0から300ppmの水を含有するテトラヒドロフランを重合することによって 250から4,000の数平均分子量のポリ(テトラメチレンエーテル)グリコ ールを製造するためのバッチ法であって、前記方法が、重合が所望の程度に達す るまで0〜65℃の温度で2から60時間撹拌又はかき混ぜ、次いで触媒から生 成物ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコールを除去し、触媒を回収すること によって行なわれる方法。 7.請求の範囲第6項に記載の方法であって、触媒を0.1〜10mmHg(絶 対)の間の圧力下で約90℃で約8時間オーバードライイングし、次いで、50 から300ppmの水を含有するテトラヒドロフランと混合し、テトラヒドロフ ランの重合が妨げられる条件下で、85から150℃の間の温度で0.1から1 0mmHgの圧力下において少なくとも3時間窒素下で加熱することにより該触 媒の水分含量が、使用される前に、1,000から2,000ppmに減少され る方法。 8.請求の範囲第6項に記載の方法であって、0から90℃の温度で100pp mより少ない水を含有する乾燥テトラヒドロフランで該触媒を繰り返し浸出する ことによって、該浸出テトラヒドロフラン中の水の濃度が100ppm以下に減 少され、そして浸出された触媒中の残りの水の濃度が1,000から2,000 ppmになるまで触媒の水分含量を使用する前に、1,000から2,000p pmに減少する方法。 9.請求の範囲第6項に記載の方法であって、触媒1部当たり0.5から50部 のオルト蟻酸トリメチルの存在下で0.1〜10mmHg(絶対)の圧力下にお いて140〜180℃で該触媒をオーバードライイングし、触媒中の水を蟻酸メ チルに変換し、次いでさらに、該触媒を真空下にオープン中で少なくとも8時間 加熱し、最後に残った微量のオルト蟻酸トリメチルと蟻酸メチルを気化させて除 き、触媒中の残った水の濃度が1,000から2,000ppmになるように触 媒の水分含量を使用する前に、1,000から2,000ppmに減少する方法 。 10.請求の範囲第6項に記載の方法であって、重量で触媒1部当たり10から 20部のテトラヒドロフランの存在下に触媒から水を抽出蒸留し、それによって 、湿った触媒をテトラヒドロフランと混合し、テトラヒドロフラン/水混合物又 は共沸混合物を留去し、触媒中に残っている残留水分が1,000から2,00 0ppmの範囲である触媒を得ることによって触媒の含水量を使用する前に1, 000から2,000ppmに減少する方法。 11.適切な方法で反応領域に保持された請求の範囲第10項に記載のペレット 化されたペルフルオロ化イオン交換樹脂の1グラムにつき、1時間当たり0.1 から1.0gのTHFを供給することによって数平均分子量250から4,00 0のポリ(テトラメチレンエーテル)グリコールを製造するための連続方法であ って、前記テトラヒドロフランが4から40時間の滞留時間1,000ppmよ りも少ない水を含有し、5から70℃の範囲の温度で操作され、次いで流出物を 回収し、更に減圧下に加工処理し、生成物であるポリ(テトラメチレンエーテル )グリコールから過剰のテトラヒドロフラン及び微量の気化物を除去する方法。 12.請求の範囲第11項に記載の方法であって、触媒を0.1〜100mmH g(絶対)の間の圧力下で約100℃以上で約8時間オーバードライイングし、 次いで50から300ppmの水を含有するテトラヒドロフランと混合し、テト ラヒドロフランの重合が妨げられる条件下において、85から150℃の間の温 度で0.1から10mmHg(絶対)の圧力下で少なくとも3時間窒素下で加熱 することにより該触媒の水分含量を使用される前に、1,000から2,000 ppmに減少する方法。 13.請求の範囲第11項に記載の方法であって、0から90℃の温度で100 ppmより少ない水を含有する乾燥テトラヒドロフランで該触媒を繰り返し浸出 することによって、該浸出テトラヒドロフラン中の水の濃度が100ppm以下 に減少され、そしてその触媒中の残りの含水量が1,000から2,000pp mになるまで触媒の水分含量を使用する前に、1,000から2,000ppm に減少する方法。 14.請求の範囲第11項に記載の方法であって、触媒1部当たり0.5から5 0部のオルト蟻酸トリメチルの存在下で0.1〜10mmHg(絶対)の圧力下 において140〜180℃で該触媒をオーバードライイングし、触媒中の水を蟻 酸メチルに変換し、次いでさらに、該触媒を真空下にオーブン中で少なくとも8 時間加熱し、最後に残った微量のオルト蟻酸トリメチルと蟻酸メチルを気化させ て除き、触媒中の残った水の濃度が1,000から2,000ppmになるよう に触媒の水分含量を使用する前に、1,000から2,000ppmに減少する 方法。 15.請求の範囲第11項に記載の方法であって、重量で触媒1部当たり10か ら20部のテトラヒドロフランの存在下に触媒から水を抽出蒸留し、それによつ て、湿つた触媒をテトラヒドロフランと混合し、テトラヒドロフラン/水混合物 の共沸混合物を留去し、触媒中に残っている残留水分が1,000から2,00 0ppmの範囲である触媒を得ることによって触媒の含水量を使用する前に1, 000から2,000ppmに減少する方法。
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