JPH06505001A - 2a因子阻害剤 - Google Patents

2a因子阻害剤

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JPH06505001A JP4503954A JP50395492A JPH06505001A JP H06505001 A JPH06505001 A JP H06505001A JP 4503954 A JP4503954 A JP 4503954A JP 50395492 A JP50395492 A JP 50395492A JP H06505001 A JPH06505001 A JP H06505001A
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ペテルス,ヤコブス・アルベルタス・マリア
ビツスエル,アリエ
イエツテン,ウイルエミエンテイエ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ira因子阻害剤 産業上の利用分野 本発明はある種の医用化合物及びその抗11a因子阻害剤としての使用に関する 。
発明の背景 これまで有効な抗凝血剤の製造が試みられてきた。ある種の抗凝血剤が作用する とトロンビン(“IIa因子”)と呼ばれる酵素の産生が多少妨げられることに よりフィブリンの産生が防止される。これは、トロンビンが作用してフィブリノ ーゲンの切断を触媒して凝血を構成する物質であるフィブリンを生成するために なされる。
例えば、米国特許第4,857,508号は、血小板凝集を確かに抑制するある 種の“RGD”ペプチド誘導体を記載する。
これらのペプチド誘導体は、フィブリノーゲン及び/又は細胞外マトリックスタ ンパク質と血小板gpHb/Ir1a受容体との相互作用を相殺することにより 作用すると考えられる。
米国特許第4,638,047号及び同第4,772゜686号(Szelke 等)は、アミド結合が非加水分解性等電子配置結合に置換されるある種のペプチ ド(ヒトフィブリノーゲンの修飾部分配列)を記載する。これらの化合物はトロ ンビン阻害剤として確かに有用であり、次式:%式% (式中、X及びWは水素であり、YはD’Pheであり、2はL−Proであり 、Aはケトジペプチドである)を有し、トロンビンに対する高結合活性を有する 。
本発明の要約 意外にも、従来技術の化合物に対する“B−W”部分にある覆の修飾を行うと、 トロンビンの産生を抑制するのに有用である可逆的で、非常に強力な高選択性の Ila因子阻害剤が産生されることが判明した。
したがって、本発明は次式: %式% の化合物、又は製薬上許容可能なその塩を含む。
この化合物においては、Xは、存在する場合は、Tと結合して環状化合物を生成 し、水素、CH3、アシル基又は一般的保護基(例えばBoc、Z又はその誘導 体)であり得る。
YはD−Phe、D−ジフェニルアラニル、D V a l sD−11e又は D N I e %次式。
のフェニルスルホニル基、次式: (式中、R6は水素、アルキル、N−アルキル又はN−ジアルキルである)のナ フチルスルホニル(“ダンシル”)基、又は(式中、R9は水素、又はアルキル 特に低級(C)アルキルである)の8− (1,2,3,4−テトラヒドロキノ リノスルホニル)化合物である。
Zは、存在する場合は、G I y、 L/D−A l a、 L/D −Va l、L/D−L e uoA i b、 L/D−P r o、 J5+ルイl t置換又は非置換L/D−Pro環同族体である。
Aは・ (式中、Mは−(Co) −NH−1−’(CO)d−(C)り−1−(Co)  −N (CH3)−CH(OH)2p、 d −(CH)−1又+!−CO−CF2− (Co)、−(、::p で、dは0.1又は2であり、pはO〜5であり、qは0〜5であり、Sは0又 は1である)であり、R1は脂肪族又は芳香族鎖あるいはスペーサーを伴う疎水 性塩基性アミノ酸を特徴とするアミノ酸側鎖であり、R2は水素、メチル、ヒド ロキシメチレン又はベンジルであり得、R及びR8は互いに独立して水素、メチ ル又は低級(C,3)アルキルから選択される)である。
Aはプロリン様基: (式中、Wは−CH−1−CO−(CH) 、−CH22q (OH) −(CH) 、又は−Co−CF2− (Co)、でq あり、iは1又は2であり、Rは環のCH2位置で水素、CH3又はC0OHで ある)であってもよい。
P及びQ(Qが存在する場合)は、L/D−Phe[例えば、p−クロロフェニ ルアラニル(pcIPhe” ) 、ホモ−Phe (”HPhe” )及びL /D−Tyrを含む]、L/D−ンクロへキシルアラニニル、L/D−ナプチル アラニニル(1) 、L/D−ナブチルアラニニル(2) 、L/D−フェニル アラニル、L/D−L e u、 L/D −T l e、 L/D −N l  e、 L/D−A r g、 L/D−Ly s、 L/D−Hi s。
ホモアルギニン、ホモリシン、及びピペコリン酸、D−ジフェニルアラニル、又 は: からなる群から選択される置換又は非置換アミノ酸である。
Tは、Xと結合し得るか、あるいは−0H1−OR’、−N(CH) NRR( 、ここで、R4及びR5は別々2 l−6 に水素、アルキル、アリール、(アル)アルキルから選択され、モしてR4及び R5は互いに環状に結合し得る)である。
その抗IIa因子活性のために、これらの化合物は抗凝血剤、特に急性又は初期 投与用のものの製造に用い得る。一旦製造されると、本薬剤はヒトを含めた哺乳 類の治療に用い得る。本薬剤は、規則的に、例えば絶えず、このような薬剤によ る治療に高感受性の疾病に罹患していると考えられる哺乳類に投与する。
このような疾病としては、肺塞栓症、血栓静脈炎、及び血栓証又は塞栓証による 動脈閉塞が挙げられる。
これらの化合物は、さらに塞栓症を防止し、動脈及び静脈塞栓症を妨止し、血栓 塞栓症を防止し、術後静脈血栓症又は塞栓症を予防するために予防的に用いても よい。
本発明はさらに、製剤キャリアーをさらに含有する製剤組成物を包含する。
本発明は、好適な保護化アミノ酸又はアミノ酸類似体をカップリングし、その後 保護基を除去することを含めた上記の式を有する化合物の製造方法をさらに包含 する。
好ましい態様の説明 本発明の種々の好ましい態様においては、XはHl一般保護基(例えば第三ブチ ルオキシカルボニル又は他の保護基)である。
Yは好ましくはD−フェニルアラニルである。
Zは好ましくはL−又はD−プロリニル(“L/D−Pro”)である。
(式中、R1はL−Argを構成するようになるがしかしD−Argは構成しな い)である。
ヌ11 である)であるか、R1は: Aは好ましくはケト同立体配置体; (式中、pは好ましくは1であり、qは好ましくは0である)である。Aはヒド ロキシ同立体配置体:(式中、pは好ましくは1であり、qは好ましくはOであ る)もしくはジケト同立体配置体。
又はケト−ジフルオロ−メチレン同立体配置体(式中、eはO又は1である)で あってもよく、あるいはAはプロリン様基・ (式中・R1・R2・R3及びp、q、s及びl【よ前記の意味を有する)であ り得る。しかしながら、Aは好ましくはケト同立体配置体である。
Pは前記と同様であって、好ましくはL−フェニルアラニニル又はD−フェニル アラニニルである。
Qは好ましくはL/D−Lys又はL / D −A r gである。
Tは好*L、<は−0H1−OR(コ、:テ、R’+!71J−/I、、アルキ ル又はアラルキルである)、又はNR’R5(ここで、である)である。
本発明の最も好ましい態様の1つにおいては、Xは水素であり、YはD−Phe であり、ZはL−Proであり、Aは:である)である。
本明細書中で用いる場合、“製薬上許容可能な塩″という用語は、親化合物の所 望の生物学的活性を保持する塩で、好ましくは任意の望ましくない毒性作用を付 与しない塩を示す。このような塩の例としては、無機酸例えば塩酸、臭化水素酸 、硫酸、リン酸、硝酸等を用いて生成される酸付加塩が挙げられる。塩は、有機 酸、例えば酢酸、シュウ酸、酒石酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、グルコ ン酸、クエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、安息香酸、タンニン酸、パモ酸、 アルギニン酸、ポリグルタミン酸等を用いて生成してもよい。塩は、多価金属陽 イオン、例えば亜鉛、カルシウム、ビスマス、バリウム、マグネシウム、アルミ ニウム、銅、コバルト、ニッケル等を用いて、あるいはN、N’ −ジベンジル エチレンジアミン又はエチレンジアミンから生成される有機陽イオンを用いて、 あるいはその組み合わせ(例えば亜鉛タンニン酸塩)で生成されてもよい。
アルキルは、本明細書中で用いる場合は、好ましくは1〜6個の炭素原子を有す る飽和分枝鎖又は非分枝鎖炭化水素、例えばメチル、エチル、インペンチル及び アリルである。
アリールは、本明細書中で用いる場合は、好ましくは6〜10個の炭素原子を有 する芳香族炭化水素基、例えばフェニル又はナフチルである。
(アル)アルキルは、本明細書中で用いる場合は、好ましくは7〜13個の炭素 原子を有するアレン基(脂肪族及び芳香族部分をともに有する)、例えばベンジ ル、エチルベンジル、れ−プロピルベンジル、イソブチルベンジルである。
種々のアミノ酸(例えばL / D −P h e 、 L / D −Ch  a 。
L/D−Na l (1) L/D−Na l (2)及びL/D−フェニルグ リシニル)に関係した“置換°は、芳香族環上のアルコキシ、ハロゲン、ヒドロ キシ、ニトロ又は低級アルキルといった基を通常存在し得る水素と置換すること に広く関与する。置換は、芳香族部分をペプチド主鎖と結合するアルキル鏡上で 、例えば水素に取って代わる低級アルキル上でなされ得る。さらに置換は、同じ くアルキル基を用いて、アミノ酸のアルファ位置でもなされ得る。
アミノ酸フェニルアラニンに関係した置換は、L/D補もフェニルアラニル、N −メチルフェニルアラニル、α−メチルフェニルアラニル及びα−メチル−チロ シルのような化合物を含む。
好ましい置換は、ハロゲンとしてフッ素又は塩素、アルコキシ基としてメトキシ の使用を包含する。アルキル及び低級アルキルに関しては、一般に少数(1〜3 )個の炭素原子を有するアルキル基が好ましい。
該一般式による化合物は、このような化合物に対する慣用的な方法で調製し得る 。調製終了まで、好適にはNa被保護(反応性側鎖が存在する場合には側鎖被保 護)アミノ酸誘導体又はペプチドは活性化され、好適には溶液中又は固体支持体 上でカルボ牛シル被保護アミノ酸又はペプチド誘導体に結合される。
α−アミノ官能基の保護化は一般に、ウレタン官能基、例えば酸不安定性ter t−ブチルオキシカルボニル基(Boa)、ベンジルオキシカルボニル<2>基 及び置換類似体、又は塩基不安定性9−フルオレミル−メチルオキシカルボニル (Fmo c)基によって起こる。Z基は触媒的水素添加により除去し得る。他 の好適な保護基としては、Nps、Bmv。
Bpoc、Aloc、MSC等が挙げられる。アミノ保護基の良好な概説はTh e Peptides、Analysts。
5ynthesis、Biology、Vol、3 E。
Gross and J、Meienhofer、eds、。
(Academic Press、New York。
1981)に記載されている。カルボキシル基の保護化は、エステル生成、例え ばメチル又はエチルのような塩基不安定性エステル、t e r t、ブチルの ような酸不安定性エステル、又は置換ベンジルエステルにより、あるいは水素化 分解的に起こり得る。リシン、及びグルタミン酸又はアスパラギン酸のような側 鎖官能基の保護化は、前記の基を用いて起こり得る。
チオール、そして常に必要というわけではないが、グアニジノ、アルコール及び イミダゾール基の保護化は、例えばThePep t 1des、Ana ly s i s、5ynthes is。
BjOIogy(同上)、又はPure andApplied Chemjs try、59(3)、331−344 (1987)に記載されているもののよ うな種々の試薬を用いて起こり得る。好適に保護化されたアミノ酸又はペプチド のカルボキシル基の活性化は、特に触媒性及びラセミ化抑制化合物(例えば1− ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシスクシンイミド、3−ヒドロキ シ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾトリアジン、N−ヒド ロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジヵルボ牛ジイミド)の付加によるアジド 、混合物無水活性エステル、又はカルボジイミド法によって起こり得る。さらに 、リンをベースとした酸の無水物を用いてもよい。例えばThe Peptid es。
Ana Iys is、5ynthes i s、Biology (同上)、 又はPure and AppliedChe+ni s t ry+ 59  (3)、331−344 (1987)を参照して頂きたい。
Merrifieldの固相法により本化合物を調製することもできる。種々の 固体支持体及び種々の方法が公知であって、例えばBarany and Me rrifield(ThePeptides、Analysis、5ynthe sis。
Biology、Vol、2.E、Gross andMeienhofer、  eds、、 Acad、Press。
N、Y、、1980)、Kneib−Cordonierand Mullen 、Int、J、PeptideProtein Res、、30,705−73 9(1987)、並びにFields and Noble。
Int、J、Peptide Protein Res、。
35.161−214 (1990)を参照して頂きたい。ペプチド結合が同立 体配置体により置換される化合物の合成は、概して、前記の保護基及び活性化方 法を用いて行い得る。修飾同立体配置体の合成手法は、例えば−CH2−NH− 同立体配置体及び−Co−(l(2−同立体配置体に関して文献に記載されてい る。
保護基の除去は、モして固相ペプチド合成の場合、固体支持体からの切断は、そ れらの保護基の性質及び固体支持体へのリンカ−の種類に応じて、種々の方法で 起こり得る。通常、脱保護化は酸性条件下で、掃去剤の存在下で起こり得る。例 えばThe Peptides、Analysis。
5ynthesis、Biology (上記)のシリーズの第3.5及び9巻 を参照して頂きたい。
別の可能性としては、このような化合物の合成における酵素の使用が挙げられる :再検討のためには、例えばH,D。
Jakubke(The Peptides。
Analysis、5ynthesis、Biology。
Vol、9.S、Udenfriend and J。
Meienhofer、eds、、Acad、Press。
N、Y、、1987)を参照して頂きたい。
どのような方法で作られようと、本化合物は望ましくない血液凝固を引き起こす 症状を治療するのに用いられる薬剤の製造に有用である。このような場合、合成 される個々の化合物は一般に製剤キャリアーを伴う。製剤キャリアは注射用滅菌 水のような比較的単純なものから微小球及び生分解性インブラントのような比較 的複雑なものまで様々である。
薬剤としては、本化合物は好ましくは皮下に、局所的に、鼻腔内に、静脈内に、 筋肉内に又は特定位置に(例えばインブラントを介して)投与する。デポ−製剤 投与も可能である。しかしながら、ある種の化合物(例えば、実施例Vrr、d 、に記載されているもの)は経口投与形態で投与し得る。
これらの化合物及び組成物の投与のための正確な用量及びレジメンは必然的に薬 剤を投与中の個々の被験者の必要性、苦痛又は必要の程度、そしてもちろん、医 療従事者の判断に依っている。概して、非経口投与は吸収により依存する他の投 与方法より低い用量でよい。しかし例えばその用量は体重1kg当たり0.01 〜10mgの範囲である。
本化合物を用いて製造される薬剤は、急性抗凝血治療のアジュバントとして用い てもよい。このような場合、薬剤はこのような症状を治療するのに有用な他の化 合物と一緒に投与する。
本化合物は、米国特許第4,767.628号(この記載内容は参照により本明 細書中に含めるものとする)に記載されているような植え込み可能な製剤装置と ともに用いてもよい。その場合、装置は十分量の化合物を含有して、その化合物 を徐々に放出する(例えば1か月以上に亘って)。
非経口投与のために本化合物を含有するよう調整し得る薬剤製造方法は、標準的 参考文献であるChase et al、。
Remington’ s PharmaceuticalSciences、 (16th ed、、MackPublishing Co、、Easton、 PA。
u、S、A、、1980)pp、1463−1497に記載されている。
以下の実施例で本発明をさらに説明する。
実施例 アミノ酸の立体配置が記載されていない場合は、L型であるものとする。
■、使用した種々の基に対して以下の略号を用いた:tBu w第三ブチル Me =メチル Z =ベンジルオキシカルボニル ■■、使用した溶媒又は試薬を示すために以下の略号を用いた: THF =テトラヒドロフラン DCM =ジクロロメタン MeOH=メタノール EA =エチルアセテート 旧Bu =第三ブトキシ Mt r =4−メトキシ−1,2,5−トリメチルベンゼンスルホニル Tol =)ルエン EtOH=エタノール Bu =ブタノール HOAc =酢酸 DMF =N、N−ジメチルホルムアミドDCC=ジシクロへキシルカルボジイ ミドDCU =ジシクロへキシルウレア TFA =l−リフルオロ酢酸 N、E、M、=N−エチルモルホリン HOBt =l−ヒドロキシベンズトリアゾール111、以下の略号は、本明細 書を通して各アミノ酸基に対して用いた: Phe =フェニルアラニル Pro 塩プロリル Arg =アルギニニル Asp −アスパルーチル Glu ミグルタミル G17 =グリシニル H4s 冨ヒスチジニル 11e =イソロイシニル Nle wノルロイシニル Cha =シクロへキシルアラニル Val 冨バリル Aib ミアミノイソ酪酸 D−DPA =ジフェニルアラニル Har −ホモアルギニン HI? =ホモリシン Pec =ピペコリン酸 Na I (1) =ナブチルアラニニル(1)Nal(2)”ナプチルアラニ ニル(2)pcIPhe=p−クロロフェニルアラニルHPhe =ホモフェニ ルアラニル IV、本明細書に記載した配列はすべて、一般的に許容された慣例に従って、N −末端アミノ酸が左側、C−末端アミノ酸が右側となるように示しである。
実施例 ■ 1、I Z−D−Phe−Pro−Arg−Gly−PheOMe DMF 5mlに溶解した部分的保護化ペプチド Z−D−Phe−Pro−A rg−OH015g (0,9mmo l)の溶液を0℃に冷却し、1−ヒドロ キシベンゾトリアゾール220mg (1,6mmol)とシンクロヘキシルカ ルボジイミド 185mg (0,9mmo +)を順次攪拌しながう加工た。
反応混合物物を30分攪拌した。次に、十分量のトリエチルアミンを加えてpH 7としたDMF 5mlに溶解したH−Gly−Phe−OMe−HCIの溶液 を添加した。その混合物を室温で16時間攪拌した。その後、生成したジシクロ へキシルウレアを濾過して除去した。濾液を蒸発させた後、残渣を水に溶解して CH2Cl 2で抽出した。粗生成物質をEA/ピリジン/ HOA c /  H206: 1 、 5 : 1− 5 : 1 (容積比)を用いてS iO 2で精製した。
1.2 Z−D−Phe−Pro−Arg−Gly−Phe−Of( 1,1のメチルエステル(0,2g=0.25mmol)を、十分量のIN N aOH溶液を用いてpH13としたジオキサン及び水中で室温で1時間処理して 取り出した。酸性化後、混合物を蒸発させてメチレンクロリドで抽出し、対応す る遊離酸180mgを得た。
1.3 H−D−Phe−Pro−Arg−GJy−Phe0H IN MCI 2当量を含有するメタノール中の触媒としてPd/C10% 1 8mgを用いて一部保護化ペンタペプチド(180mg=0.24mmol)を 水素化分解して、遊離の表題化合物を得た。” このようにして得られた物質を酢酸塩形態のイオン交換樹脂(Dowex)で処 理して、ペンタペプチドを酢酸塩に変換した。濾過して樹脂を除去後、濾液を親 液化し、生成物質をEA/ピリジ:/ / )I OA c / H20(6’  2 ’ 2 +’ 1容積比)溶離液を用いてS + 02でのクロマトグラ フィーにより精製した。
プールした分画を蒸発させ、親液化して分析的に純粋な物質80mgを得た。ス ペクトルデータは挙示した構造と一致した。
EA/ピリジン/ HOA c / H20(6:2 : 2 : 1 )のR f” 0 、 44 (S t O2上)。
実施例 If 2、I Z−Arg−Ala−OMe KraniovaBt、等(Zh 0b skch Khim、39.92(1969))の方法により2.1の合成を実 施した。
2.2 Z−Arg−Ala−Phe−OtBu化合物1.3のための処方を用 いてZ−Arg−Ala−OM eを鹸化した。実施例1.2に記載されたと同 じ手順を用いて、遊離酸をH−Phe−OtBuと結合させた。
2.3 Boc−D−Phe−Pro−Ar −Ala−Phe−OtBu DMF 16m1に溶解したBoa−D−Phe−Pro−OH0,72g ( 1,99mmo I)の溶液を0℃に冷却し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー ル540mg (3,99mmol)とジシクロへキシルカルボジイミド460 mg(2゜2mmo 1)を加えた。反応混合物を30分攪拌した。
次に、十分量のN、E、M、を加えてpH7としたDMF16mlに溶解したH −Arg−Ala−Phe−OtBu(IN HCI 2当量を含有するDMF  16m1中の2−Arg−Ala−Phe−OtBuの触媒的水素化分解によ り得られる)の溶液を添加した。その混合物を室温で16時間攪拌した。生成し たジシクロへキシルウレアを濾し取り、濾液を蒸発させて濃縮した。残渣をCH 2Cl2に溶解して5%N a HCOs溶液、5% KH3O4溶液及び水で 洗浄した。
有機相を無水Na2SO4上で脱水し、蒸発させた。
2.3のペンタペプチドの保護基を、アニソール 。、6mlの存在下で90%  TFA 15m1で処理して除去した。
混合物を室温で1時間攪拌した。このようにして得られた物質をt−BuOH/ 水(1: 1.v/v)に溶解し、酢酸塩形態のイオン交換樹脂で処理した。樹 脂を瀘し取った後、濾液を親液化し、生成物質をBu/ピリジン/ HOA c  / H20(1,6’3:4:1容積比)溶離液を用いてS t O2でのク ロマトグラフィーにより精製した。所望の物質を含有する分画を蒸発させ、次い で親液化して表題化合物510mgを得た。スペクトルデータは挙示した構造と 一致した。Bu/ピリジン/ HOA c /H208: 3 : 1 : 4 のRf −0,45(S i02上)。
2.5 Boa−D−Phe−Pro−Arg−Ala −Phe−Lys ( Boa)OtBu 化合物2.3のための処方を用いて、Boa−D−Phe−Pro−OH0,8 mmolをZ−Arg−Ala−Phe−Lys (Boc)−0tBu 0. 65g (0,8mmol)と結合させた。
2.6 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Phe−Lys−OH ペンタペプチド 2.5の保護基を、化合物2.4の処方を用いて除去した。分 析的に純粋な化合物(0,1g)を得た。
このスペクトルデータは挙示した構造と一致した。Bu/ピリジンZHOAc/ H20(8:3:1:4)のRf=0.3(S r 02上)。
実施例 III 化合物2,6に対するものと同様の処方を用いて、H−D−Ph e−P r  o−A r g−G l y−Phe−Ly 5−OHを調製した。分析結果は 挙示した構造と一致した。Bu/ピリジン/ HOA c / H204: 1  : 1 : 2のRf=0.4実施例 rv Z−Arg (Z2 ) −psi [COCH2]−Gly−Phe−OtC 4Hg旦 H−Arq−psi[C)CH2]−Gly−Phe−OtC4H9+ Boa −D−Phe−Pro−OHム」−ユニL臼lユLLづH2虹 WunschとWendlberger (Chem。
Ber、、100.1)、160 (1967))の方法によりNa−ベンジル オキシカルボ−ニル−L−ArgからNa、N61NΩ−トリーベンジルオキシ カルボニル−L−Argを収率30 %”un。S I O2上のRfはトルエ ン/EtoH(8:2)においては0.43であった。
化合物 1 (36,0mmo l)をドライTHFに溶解し、イソブチルクロ ロホルメート及びN、E、M、を用いて混合無水物を調製した。ジアゾメタンの エーテル溶液を数回に分けて加え、20時間攪拌後、ジアゾメチルケトン2を得 た。Rfは0.67 (Tol/EtOH,8:2)であった( ’S t O 2上)。
反応混合物を0℃に冷却し、HBrのエタノール溶液を加えて、TLCで反応を 追跡した。水及びエーテルで抽出後、化合物3を結晶形態で得た。5102上で のRfito、81(To l/E t OH,8: 2)であった。
ム」−ユニL臼r(ZL)コ己ユニL辷ゴ」LヒGly−OH(5) ドライTHFに溶解した化合物3の溶液(75ml中に17.54mmol)に 、THFに溶解したジ(t−ブチルジメチルシリル)マロネートのナトリウム塩 の溶液を攪拌しながら滴下した。室温で3時間後にカップリングが完了した。エ ステル基をin 5ituで酸性除去し、その後CH2Cl2で抽出し、次いで 蒸発させて化合物4を黄色油として生成した。
SiO上でのRfは0.5 L (CHC12/MeOH,8/2)であった。
トルエン中で1時間還流することにより、化合物4の脱カルボキシル化を実施し た。クロマトグラフィー処理後、純粋ケトメチレン同立体配置体ジペプチド5を 白色非晶質粉末として得た。
SrO上でのRfは0 、 17 (CHCl 2 / M e OH,9DM F (1,0m l )に溶解した 5 (0,39mmo I。
0.25g)の溶液にHOBt (0,58mmol、79.Lmg)を加えた 。溶液を0℃に冷却し、DCC(0,43mmo l、88.7mg)を加えた 。1時間攪拌後、N、 E。
M、でpH7,5に調整したDMFに溶解したH−Phe−OtBu−HCI  (0,59mmof、0.21g)の溶液を添加した。次に、出発物質5がTL Cで検出されなくなるまで混合物を攪拌した。反応混合物を一20℃に冷却し、 沈殿したDCUを濾し取った。濾液を濃縮し、残渣をCH2Cl2に溶解した。
有機相をNa Co 及びKH3O4溶液で洗浄した。
水で洗浄後、有機相をN a 2 S Oa上で脱水した。濾過及び蒸発後、6 を収率92%で得た。Rf (6)=0.60(To l/E t OH,8:  2) 。
粗生成物質 6 (119mg、0.14mmo l)をDMFに溶解し、Pd /C(10%) 50mgを添加後、出発化合物が検出されなくなるまで混合物 中にH2を発泡させた。
HCI 2当量(0,28m1,2N HCI)を加えた。触媒を濾し取り、濾 液を濃縮後に、化合物7を定量的に得た。
Rf (7) It E A / ヒ!J ” ン/ HOA c / H20 (6/ 2 / 2/1)で0.33であった。
Boa−D−Phe−Pro−OHをDMFに溶解(0,20mmo 1,72 .7mg)L、化合物6に関して記載されているのと同様のHOBt (0,3 mmol、40mg)/DCC(0,22mmo l、41.4mg)媒介カッ プリングにより7と結合させた。化合物8を得た。Rf=0.27(E A/ピ リジン/ HOA c / H20,80/ 20 / 6 / 5 )。
粗生成物質 8 (135mg)に90% TFA (5ml)、及び掃去剤と してアニソールを加えた。1時間後、反応を完了し、混合物をエーテルに注ぎ入 れた。その結果生じた沈殿を瀘し取り、エーテルで洗浄して水/l−ブタノール (1/1)に溶解した。Dowex Ac−を加えてTFA陰イオンを酢酸塩陰 イオンと交換した。イオン交換剤を濾過して除去し、生成物質9を凍結乾燥した 。この生成物質をカラムクロマトグラフィーにより精製した。Bu/ピリジン/  HOA c / H20(410,7510,25/1)。Rf (9)=0 .19゜実施例 V&V r それぞれ実施例■及び実施例IVと同様の方法で、H−D−Phe−Pro−A rg−Gly−His−OH及びH−D−Phe−Pro−Arg−ps i  [C0−CH2] −Gly−Phe−Lys−OHを調製した。
実施例 VIE 同様の方法で、以下のジケト同立体配置体を調製した:a) H−D−Ph e −P r−o−A r g−Coo−Ph e−OH;b)H−D−Phe−P ro−Arg−Co−Phe−Lys−OH; c)H−D−Phe−Pro−Arg−Co−Gly−Phe−Lys−OH; 及び d)H−D−Phe−Pro−Arg−Co−D−Phe−D−Tyr−OH。
実施例 VIII H−D−Phe−Pro−Arg−ps i [C0−CH2]−Gly−Ph e−Lys−OHの合成a、実施例4゜2の化合物(1,00g、1.58mm ol)をDMF (I Qm l、0℃)に溶解したHOBt (0,32g。
2.39mmo l)及びDCC(0,36g、1.74mmol)で活性化し た。DMF (10m l)に溶解したH−Phe−Lys (t3oc)Ot Bu (2,49mmol)の溶液をNEMでpH7,5に調整して活性化化合 物5に加え、これを室温で1時間攪拌した。化合物5がTLCで検出されなくな るまで混合物を攪拌した。反応混合物を実施例4.3の化合物6と同様の方法で 反応させて、化合物10(即ち、2−Arg (Z) psi cco−CH2 ]−Gly−Phe−Lys (Boc)OtBu)を収率85%で得た。Rf (化合物10)=0.29 (DCM/EA、8/2)b、粗生成物質 10を DMFに溶解した(0.47mmo1.10m1中に0.5g)、Pd/C(5 0mg)を添加後、出発化合物が検出されなくなるまで混合物中にH2を発泡さ せた。HCI 2当量を加えた後、触媒を濾し取った。
化合物 11(即ち、H−A r g−p s i [C0−CH2]−Gly −Phe−Lys (Boc)OtBu)を溶液中に保持し、直ちに化合物12 の合成に用いた。定量的に得た。Rf(化合物 11)=0.43 (EA/ピ リジン/ HOA c /H20,6/2/2/1)。
c、BoC−D−Phe−Pro−OHを0℃に冷却したDMFに溶解(0,7 05mmol、256mg)L、HOBt (1,05mmol、143mg) 及びDCC(0,78mmo 1.160mg)を加えた。コノ実施例VTI1 .の上記のaに記載の手順に従って、化合物12、即ち: Boc−D−Phe−Pro−Arg−psi [C0−CH2]−Gly−P he−Lys−(Boa)OtBuを得た。
Rf(化合物12.)=0.27 (EA/ピリジン/ HOA c/H20, 6/2/2/l)。
41次に化合物12を90% TFA (2,5m1)に溶解し、アニソールを 掃去剤として加えた。1時間後、混合物を実施例4.4記載のように反応させて 、化合物13、即ち表題化合物(H−D−Phe−Pro−Arg−ps i  [CO−CH2]−Gly−Phe−Lys−OH)を最終的に酢酸塩として得 た。化合物13を凍結乾燥し、カラムクロマトグラフィーにより精製した。Rf (化合物13)=0.12 (EA/ピリジン/ HOA c 、/ H20, 6/ 2 / 2 / 1 )。化合物13は非常に強力な、高度選択性のII a因子阻害剤である。
実施例 IX 以下の化合物を調製した。これらはすべてIla因子結合活性を有した: a、 H−D−Nle−Pro−Arg−Ala−Phe −LY 5−OH; b、 H−D−Phe−Val−Arg−Ala−Phe −Ly 5−OF( ; c、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ser−Phe −Ly 5−OH; d、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Cha −Ly 5−OH; e、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Nal(1)−Lys−OH ; f、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Nal(2) =Lys−O H; g、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala −pCIPhe−Lys−O H; h、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−D −aMeTyr−Lys −OH; i、H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−L −aMeTyr−Lys− OH; j、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−HPhe−Lys−OH; に、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Phe −Pec−OH;及 び 1、 H−D−Phe−Pro−Arg−Ala−Phe −Arg−OH0 実施例 X 以下の化合物を同様の方法で調製した:a、H−D−Phe−Pro−Arg− Ala−aMePhe−Lys−OH; b、H−D−11e−Val−p−AmPhe−Ala−Cha−Arg−OH ;及び c、H−D−Phe−Pro−Arg−pst[COCH2] −Al a−N a I (2)−Lys−OH。
実施例 Xl lTa因子阻害活性 3.1.0.3.0.1及び0.03mMの試験化合物の非存在下及び存在下で 、色原性基質 9 2238 (N−D−Phe−L−ピペコリルーL−Arg −p−ニドoアニリド2HCl)の分離を連続的にモニタリングすることにより 、ヒトトロンビン阻害を調べた。これらの測定は、動微小滴定プレート読み取り を用いて実施した。これらの測定から、最終吸光度を90分後に算出した。これ らの全体的得点を基礎にして、試験した種々の化合物のIC50を、最終吸光度 を50%だけ阻害した分子濃度として表した。色原性基質52222(N−ベン ゾイル−11e−Glu−(OCH3)Gly−Arg−pNa)を用いて、同 一方法によりaXa−活性に関するIC50値を調べた。
90分後に測定されたTC50値及びaXa全体のalla比 工C50工C50工C50 イlチ” alla aXa alla:aXa実施例 Xll 以下のデータは、従来技術の化合物と比較した場合の本発明の種々の化合物の最 小阻害濃度(K、[M])、及びペプチド中への同立体配置体結合取り込みの効 力を示す。
具体的実施例又は態様に対する本明細書中での参照は、請求の範囲に確定される 本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
(1)全般的情報: (り出願人: (A)名称:Akzo、nv (B)番地:Velperweg 76(C)市:Arnhem (E)国:オランダ (F)郵便番号:NL 6824 8M(i i)発明の名称+IIa因子阻害 剤(i i i)配列数: 3 (2)SEQ ID NO:1に関する情報。
(i)配列の特徴 (A)長さ:4アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (C)位相二線状 (i i)分子の種類:ペプチド誘導体(ix)特徴 (D)その他の情報: A1と結合するのはダンシル、フェニルスルホニル、又は8− (1,2,3, 4−テトラヒドロキノリノスルホニル)基であり; A1はArglXaa又はLysであり:A2はGlySAlaSPhe、又は Serであり: PはPheSXaas Leu、I IeSArgsLys又はHisであり: QはPheSXaas Leus I le、ArgsLys又はHisであり 得る。
(xi)配列の説明:SEQ ID NO:1:AI A2 P Q (3)SEQ ID NO:2に関する情報:(i)配列の特徴 (A)長さ=4アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (C)位相二線状 (i i)分子の種類:ペプチド誘導体(ix)特徴 (D)その他の情報: Zと結合するのはダンシル、フェニルスルホニル、又は8− (1,2,3,4 −テトラヒドロキノリノスルホニル)基であり; ZはArg、Xaa、Gly、AlaSval。
Leu又はProであり; A1はArg、Xaa又はLysであり;A2はGly、Ala、Phe、又は Serであり : PはPhe、XaaSLeu、I le、ArgsLys又はHisであり得− る。
(xi)配列の説明:SEQ ID NO:2:Z At A2 P (4)SEQ ID NO:3に関する情報:(i)配列の特徴 (A)長さ:5アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (C)位相:線状 (i i)分子の種類:ペプチド誘導体(ix)特徴 (D)その他の情報: 2と結合するのはダンシル、フェニルスルホニル、又は8− (1,2,3,4 −テトラヒドロキノリノスルホニル)基であり: 2はXaa、Gly、Al a、Va I、Leu又はProであり; A1はArg、Xaa又はLysであり;A2はGly、Ala、Phe、又は Serであり ; PはPhe、XaaSLeu、E Ie、Arg。
Lys又はHisであり; QはPhe、Xaa、LeuSr Is、ArgsLys又はHisであり得る 。
(xi)配列の説明:SEQ ID NO:3:補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)’I’a5*8714B囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式の化合物、又は製薬上許容可能なその塩。 XYZAPQT [式中、Xは、存在する場合は、水素、CH3、アシル基又は一般的保護基であ るか、又はTと結合し;YはD−Phe、D−DPA、D−Val、D−Ile 及びD−Nleから成る群から選択されるD−アミノ酸であるか、あるいはYは ダンシル、次式:▲数式、化学式、表等があります▼ の基、又は次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R6は水素、アルキル、N−アルキル又はN−ジアルキルである)の基 であり; Zは、存在する場合は、Gly、置換又は非置換L/D−Pro環同族体、L/ D−Ala、L/D−Val、L/D−Leu、Aib又はL/D−Proであ り;Aは: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Mは−(CO)d−NH−、−(CO)d−(CH2)p−、−(CO )−N(CH3)−、−CH(OH)−(CH2)p−、又は−CO−CF2− (CO)s−(ここで、dは0、1又は2であり、pは0〜5であり、qは0〜 5であり、eは0又は1であり、sは0又は1である)であり、R1は脂肪族又 は芳香族鎖を伴う疎水性塩基性アミノ酸を特徴とするアミノ酸側鎖であり、R2 は水素、メチル、ヒドロキシメチレン又はベンジルであり、R7及びR8は互い に独立してH基、CH3基及び低級(C1−3)アルキルから選択される)であ るか、あるいはAは: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wは−CH2−、−CO−(CH2)q、−CH(OH)−(CH2) q、又は−CO−CF2−(CO)sであり、iは1又は2であり、R3は環の CH2位置で水素、CH3又はCOOHである)であり; Q(Qが存在する場合)及びPは、L/D−Phe、L/D−Cha、L/D− Nal(1)、L/D−Nal(2)、L/D−フェニルグリシニル、L/D− Leu、L/D−Ile、L/D−Nle、L/D−Arg、L/D−Lys、 L/D−His、Har、Hly、及びPec、D−DPAから成る群から互い に独立して選択される置換又は非置換アミノ酸であるか、Q及びPもしくはその いずれかは:▲数式、化学式、表等があります▼ であり;そして Tは、−OH、−OR4、−NH2、−NHR4、−N(CH2)1−6NR4 R5又は−NR4R5(ここで、R4及びR5は互いに独立して水素、アルキル 、アリール、(アル)アルキルから選択され、そしてR4及びR5は互いに環状 に結合し得る)であるか、もしくはXと結合する]2.Xが水素であり、 R1が: ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R10は−NH2、又はアミジンである)、あるいはグアナジンである か、あるいはR1が: ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項1記載の化合物。 3.YがD−Pheである請求項1記載の化合物。 4.ZがL−Pro又はD−Proである請求項1記載の化合物。 5.Aがケトメチレン同立体配置体: ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項1記載の化合物。 6.PがL−Pheである請求項1記載の化合物。 7.QがL−Lys又はL−Argである請求項1記載の化合物。 8.式: D′AlA2ArgEA3A4A5F (式中、D′はBoc、ベンジルオキシカルボニル又は水素であり; A1はD−Phe又はD−Nleであり;A2はPro又はValであり; A3はGly、Ala、Nal(1)、Nal(2)、p−ClPhe、L/D −αMeTyr、HPhe、Phe又はSerであり; EはArg及びA3間のアミド結合又は同立体配置体結合であり; A4はArg、Lys、Phe、Pec、His又はChaであり; A5はArg、Lys又はPecであり;Fは−OH、−OR4、−NH2、− NHR4、−N(CH2)1−6NR4R5又は−NR4R5(ここで、R4及 びR5は互いに独立してH、アルキル、アリール、(アル)アルキルから選択さ れるか、又はR4及びR5は互いに環状に結合する)である)の選択的Ila因 子結合活性を有する化合物。 9.製剤キャリアーと、請求項1又は請求項8記載の化合物とを含有する医薬組 成物。 10.適切に保護されたアミノ酸又はアミノ酸類似体をカップリングし、その後 保護基を除去することから成る請求項1記載の化合物の製造方法。
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