JPH06504642A - 磁気テープ駆動機構のデータ転送速度制御方式および方法 - Google Patents

磁気テープ駆動機構のデータ転送速度制御方式および方法

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JPH06504642A JP4501522A JP50152292A JPH06504642A JP H06504642 A JPH06504642 A JP H06504642A JP 4501522 A JP4501522 A JP 4501522A JP 50152292 A JP50152292 A JP 50152292A JP H06504642 A JPH06504642 A JP H06504642A
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Abstract

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【発明の詳細な説明】 磁気テープ駆動機構のデータ転送速度制御方式および方法 発明の背景 この発明はコンピュータシステムにデータを記憶するのに有用な磁気テープ駆動 機構に関し、特には、磁気テープ駆動機構と上位コンピュータとの間のデータ転 送速度の制御に関する。
1/4インチカートリッジ駆動機構のような磁気テープカートリッジ駆動機構で は、駆動機構は磁気テープを磁気ヘッドに対して所定の速度で移動させ、磁気テ ープにデータ信号を所定の密度で書込んだり読取ったりするように設計されてい る。例えば、QIC−525標準駆動機構では、テープは120インチ/秒で駆 動され、データは1インチ当り20゜000回の磁束変化でテープに書込まれた り読取られたりする。
これらの磁気テープカートリッジ駆動機構は磁気テープと上位装置、すなわち、 コンピュータとの間で中間記憶装置となるバッファを有する。一般にコンピュー タと駆動機構のデータ転送速度は一致しないので、このバッファは有用である。
現在の磁気テープカートリッジ駆動機構は駆動機構と上位コンピュータとの間で 転送速度が異なるという問題を中断動作、すなわち、低速のコンピュータが追付 くことができるまで駆動機構を停止させることにより処理している。例えば、読 取り操作中上位コンピュータがバッファからデータ受取っているときに高速の駆 動機構はバッファを迅速に一杯にすることができる。この時点で駆動機構を、こ れがテープからのデータをバッファに再び転送し始める前にコンピュータがバッ ファを空にすることができるまで停止させる。書込み操作中、コンピュータがデ ータを磁気テープに書込むためにバッファに送り込んでいるときに高速の駆動機 構はバッファを完全に空にできる。バッファが再度一杯になると、駆動機構はも う一度起動される。
この起動停止活動を駆動機構の機械部品で行うことは難しい。データ転送エラー が発生する可能性があり、駆動機構が故障すらする可能性がある。
この発明は磁気テープカートリッジ駆動機構と上位装置との間のデータ転送速度 の不一致の問題を解決するものである。
この発明はデータ転送操作中駆動機構の停止起動活動を監視する。この動作が所 定量を越えると、上位装置の転送速度に近い転送速度まで駆動機構を減速する。
減速は動作中、すなわち、テープが始動してからまたはテープのロード開始点を 過ぎてから起こる。さらに、減速は、テープカートリッジが既存の駆動機構で使 用されたカートリッジと交換できるようにテープ上の信号密度が同じままの状態 で行われる。このようにして駆動機構の停止起動活動をなくすか大幅に減らす。
発明の要約 この発明は上位装置と磁気テープとの間でデータを名目データ転送速度で転送す るためのバッファを有する磁気テープカートリッジ駆動方式を提供する。駆動機 構はデータ転送速度を低下させることが可能である。
駆動機構は、上位装置と磁気テープとの間のデータの転送を制御する制御ブロッ ク、制御ブロックからの制御信号に応答してテープの速度を制御するサーボ制御 器、周期信号を発生する発振器、および発振器と制御ブロックに結合され、制御 ブロックからの制御信号に応答して選択可能な周波数のクロック信号を発生する 分周器を有する。
バッファの状態に応答して、制御ブロックは分周器とサーボに対して制御信号を 発生してクロック信号周波数を下げるとともにテープ速度を低下させる。このよ うにしてデータ転送速度が低下することになる。
図面の簡単な説明 この発明は実施例についての下記の詳細な説明と以下の図面とにより理解できる 。
図1はこの発明による磁気テープカートリッジ駆動方式のブロック図である。
図2はこの発明の読取りモードでの動作を説明するためのフローチャートである 。
図3はこの発明の書込みモードでの動作を説明するためのフローチャートである 。
図4は図1の制御ブロックの一実施例である。
実施例の詳細な説明 図1はこの発明による磁気テープカートリッジ駆動システムのブロック図である 。このシステムは現在の磁気テープカートリッジ駆動システムにある機構を含ん でおり、したがってこれら機構は当業者の知るところである。ここではこの発明 に関連した特定の機構を詳説することにする。
現在のテープ駆動機構に一般に見られるように、図1の一般システムは磁気テー プ上のデータ信号を受ける読取りヘッド20を有する。読取りヘッド20は磁気 テープに前もって書込まれている信号に応答して電気信号を発生する読取りへラ ドギャップを含む。読取りデータ信号はバッファ46に書込まれ、ここから信号 が上位装置、すなわち、コンピュータに転送される。反対方向に移動するデータ 信号は上位コンピュータからバッファ46に格納される。ついでデータ信号は書 込みヘッド30に渡され、これが信号を磁気テープに書込む。書込みヘッド30 はデータ信号を磁気テープに書込むための磁気信号を生成する書込みヘッドギャ ップを有する。
システムは制御ブロック41により制御される。一般に制御ブロック41はカリ フォルニア州サンバレイのシグネチクス(Signetics)コーポレーショ ンから発売されている8XC52のようなマイクロ制御器か外部メモリ付きのマ イクロプロセッサにより実現される。
発振器42は駆動システムに対するタイミング信号を発生する。サーボ制御器4 5は制御ブロック41の指示のもとて磁気テープを読取りおよび書込みヘッド2 0および30を通過させるモータサーボを作動させる。
この発明のシステムはまた読取りヘッド20からの信号を増幅する前置増幅器ブ ロック21を有する。この前置増幅器ブロック21としてはカリフォルニア州す ンタクララのナショナルセミコンダクター社のLM529のような集積回路増幅 器の使用が可能である。ブロック21の利得は制御ブロック41に応答するアナ ログスイッチ27が生成する制御信号により制御できる。アナログスイッチ27 はいくつかの抵抗に接続される。ここでは抵抗27Aと27Bとして例示的に示 しである。スイッチ27は特定の抵抗をデジタル的に選択してブロック21の利 得を制御する。
前置増幅器ブロック21からの増幅信号は選択フィルタブロック22に送られる 。選択フィルタブロック22はいくつかの並列フィルタ回路26を有する。各フ ィルタ回路は前置増幅器ブロック21からの差動信号を受信する。各フィルタ回 路26はパルススリミング(s 1 immtng)フィルタとして動作して信 号を所定の平均周波数範囲に調整する。各フィルタに対する名目周波数範囲はそ の中心がこの発明により磁気テープ駆動機構が減速できる所定の低い転送速度に なるように選択される。例えば、QIC−1350標準テ一プ駆動機構では、名 回転送速度は600にバイトである。前記低転送速度は450に、300に、2 00におよび100にバイト7秒でよく、フィルタの周波数範囲はそれに応じて 選択される。
複数の並列フィルタ回路26のほかに、選択フィルタブロック26を実現する代 りの方法はプログラマブル能動フィルタ装置を使用することである。磁気テープ カートリッジ駆動機構に適したこの種の集積回路は現在の市場に導入されたばか りである。これらの装置の供給者にはカリフォルニア州すンタクララのIMPC o、、カリフォルニア州タスティンのSSI Co、などがある。
フィルタ回路26の差動出力信号はアナログスイッチ23に送られる。アナログ スイッチ23は制御ブロック41からの線51上の制御信号に応答してフィルタ 回路26の1つからの出力信号を選択する。
選択された差動信号はついでテープ読取りブロック24に送られ、ここで増幅さ れるとともに真のデジタル信号に形成される。ナショナルセミコンダクタコーポ レーション製造の集積回路DP8464がテープ読取りブロック24に使用可能 である。線52上の制御信号によりアナログスイッチ28が抵抗28Aおよび2 8Bとして例示的に示しである種々の抵抗をデジタル的に選択してブロック24 に対してスレッショルドを設定する。設定されるスレッショルドは駆動機構が読 取りモードか書込みモードにあるかどうかそして駆動機構の減速量により決まる 。
テープ読取りブロック24からのデジタル信号は位相同期ループ25に送られる 。この位相同期ループはナショナルセミコンダクタコーポレーションの集積回路 ADP8459により実現できる。テープ読取りブロック24からのデジタル信 号のほかに位相同期ループ25は線12を介してクロック信号と線57を介して 制御ブロック41からの制御信号を受信する。位相同期ループ25は線12を介 して人力するクロック信号の基準周波数を使用してヘッド20からの生のデータ 信号を正確にロックしデジタル出力信号に変換する。このヘッドはテープ上の磁 束の変化の形で信号を読取る。位相同期ループのクロック信号は読取りクロック 信号としても生成される。
データとクロック信号はともに2本の線を介して読取りシーケンサブロック26 に転送される。ブロック26は一般的には磁気テープ上でエンコードされている データをデコードし、例えば周期冗長検査がデータに対して使用されている場合 にはデータをチェックし、直列データを並列データに変換する。これらの機能を 行うために、ブロック26は制御ブロック41からのアドレス/データバス54 と制御線14に接続されている。
データはついで並列にバッファ46に転送される。バッファは読取りデータ信号 を上位コンピュータのために保持する。
線59はバッファ46の状態を示す状態信号を制御ブロック41に送るとともに 制御ブロック41からの制御信号を受信する。したがって、制御ブロック41は バッファ41がいっばいか空であるかが分かり、必要に応じてデータ転送操作を 中断することができる。バッファ46はバッファ制御器をも持っていて制御ブロ ック41がバッファ46に対して必要な制御を行えるようにアドレス/データバ ス54を介して制御ブロック41と交信する。
書込み操作のためにこの発明のシステムはバッファ46からデータ信号を受ける 書込みシーケンサブロック32を有する。バッファ46は磁気テープに書込むべ き上位コンピュータからのデータ信号を受信し、この信号をバス16を介して書 込みシーケンサブロック32に並列に転送する。ブロック32のタイミングはク ロック分周器43から線12を介して供給されるクロック信号により制御される 。ブロック32はデータをエンコードし、特定フォーマットの差動信号をヘッド 駆動ブロック31に対して直列に生成する。ブロック32はアドレス/データバ ス54と制御ブロック41からの制御線53にも接続されているので、シーケン サブロックの代表的機能のすべてを行うことができる。
書込みシーケンサブロック32はカリフォルニア州のスタック(S t a c )社の9801フオーマツトチツプのような単一の集積回路で実現できる。この 集積回路は読取りシーケンサブロック26の諸機能をも行う機能を持っているこ とに注意すべきである。しかしながら、説明を明確にするために2つのブロック 26と32を別々に示しである。
ヘッド駆動ブロック31はエミッタ電極が抵抗を介して接地された一対のバイポ ラ−トランジスタを有する。トランジスタの各ベース電極は書込みシーケンサブ ロック32の差動出力端子の1つへ抵抗を介して接続されている。各トランジス タのコレクタ電極は書込みヘッド30の入力端子の一方へ接続されている。この ヘッドは12ボルトの電圧源に接続された第3の入力端子を有する。シーケンサ ブロック32はヘッド30が磁気テープがヘッド30の近傍を通過する際に一方 向にまたは他方向に磁場を生成するようにトランジスタ対を差動的に駆動する。
このようにして上位コンピュータからのデジタルデータ信号が磁気テープに書込 まれる。
前に述べたように、図1のシステムは制御ブロック41により制御される。制御 ブロックは制御線56を介してサーボ速度制御器45に供給される制御信号によ り磁気テープの速度を制御する。制御器41はまた磁気テープ駆動システムに対 するクロック信号の周波数をも制御する。クロック分周器43は発振器42から の周期信号からシステムに対するクロック信号を生成する。制御ブロック41か ら線55を介して送られる制御信号に応答してクロック分周器43は発振器信号 をより大きい量で分周することによりより高い周波数のクロック信号を生成する ことができる。同様に、クロック分周器43は発振器信号をより小さな量で分周 することによりクロック信号を遅くすることができる。
制御ブロック41は制御線58を介してアンダラン(under−run)カウ ンタ44を制御するとともにこれに応答する。このカウンタ44は所定期間に亘 るデータ転送中にテープ駆動機構が中断される、すなわち、データ転送の実行が 完了しない回数をカウントする。データ転送があまりにもしばしば中断される場 合、即ち、カウンタ44の値があまりにも高い場合には、制御ブロック41はデ ータ転送速度を遅くする。
それ自身の内部タイミングのために制御ブロック41は線11を介して発振器5 8に直結されている。
図4は、カリフォルニア州すニーベールのザイログ(Zilog)社の280の ようなマイクロプロセッサ95、RAM(ランダムアクセスメモリ)98、EF ROM (電気的プログラマブルリードオンリメモリ)96およびプログラマブ ルI 10.入出カポ−)−93,94がいかに制御ブロック41を実現するか を説明するためのブロック図である。このブロック図はマイクロプロセッサ95 がEPROM96に書込まれたソフトウェアの制御のもとで動作する代表的な配 置である。RAM98はマイクロプロセッサ95を動作させるためのスクラッチ パッドメモリとして動作する。
外部との交信は信号を受信するための入力ポート93と信号を送出すための出力 ポート94とアドレスデコーダ97を介して行われる。マイクロプロセッサ95 も図1にバス54として示したアドレス/データバスを介して交信する。このバ スは図4に示したアドレスバス18とデータバス19を組合わせたものである。
図2と図3はこの発明の磁気テープ駆動機構の読取り/書込み操作を示すもので ある。図2のフローチャートは読取りモードの動作でいかに減速が開始されるか を示すものである。
このフローチャートは動作を示すステートメントと分岐動作を示す判定点を有す る。これらの動作はマイクロプロセッサによる制御ブロックの場合にはEPRO M96に格納されたプログラムにより、またマイクロ制御器による制御器の場合 にはマイクロ制御器のROM部に格納されたプログラムにより実行される。
読取り操作では、データをテープから読取って上位コンピュータに転送する。ス テートメント60により示されるように制御ブロック41がサーボ制御器45へ のコマンドによって磁気テープの走行を開始させると読取り操作が開始される。
すると、ステートメント61で示すように、バッファ46がデータで満たされ、 ステートメント72で示すようにデータがバッファ46から上位コンピュータに 転送される。ついで判定分岐62により制御ブロック41がバッファ46がいっ ばいであるかどうかテストする。
もし判定がデータバッファ46が一杯であるということであれば、制御ブロック 41は判定分岐67によってテープ駆動機構が停止しているかどうかを判定する 。もしテープが停止していれば、次の判定分岐68に移行する。制御ブロック4 1は事前設定タイマが時間切れになっているか判定する。
一般的にはこのタイマは制御ブロック41内にある。もしタイマが時間切れにな っていない場合には、動作はバッファ46をデータで満たすこと(動作61)で 再開する。もしタイマが時間切れになっている場合には、動作69によってカウ ンタ44が初期化され、すなわち、0に設定され、その後続取り操作はバッファ 46をデータで満たす動作に戻る。
カウンタ44は1回のデータ転送動作で駆動機構が停止した回数のカウントを保 持する。名目上この中断の理由は読取り操作で上位コンピュータがテープ駆動機 構の高いデータ転送速度に追い付くことができないということである。タイマは カウンタ44が不定の期間ではなく所定期間の間中断をカウントすることを確実 にする。たとえば、駆動動作が一時的に完了し、その後再開される場合には、タ イマは再開されたデータ転送動作のためにカウンタ44をリセットするようにす る。タイマの代表的満了時間は上位環境によるが、10ミリ秒がほとんどの場合 に適しているはずである。
判定分岐67がテープが停止していないということを示している場合には、動作 70によりテープが停止され、カウンタ44が1だけ増加される。中断が生じて いる。タイマがすでに作動していない場合には動作71により起動される。その 後、ステートメント72に示すように、上位コンピュータにデータを送り、判定 分岐62に示すようにバッファ46がいっばいのままであるかどうかチェックす る。
判定分岐62でバッファ46がいっばいでない場合には、制御ブロック41は次 の判定分岐63に移行してカウンタ44でカウントされた中断の回数が許容最大 値を越えたかどうか判定する。
カウント値が許容最大値を越えていない場合には、制御ブロック41はステート メント64で示すように磁気テープ駆動装置に対してより低い速度を選択する。
カウンタ44はステートメント65で示すように0にリセットされ、テープはス テートメント66で示すように低い速度で移動される。データ転送動作は低い転 送速度でバッファ46をデータで満たす動作に戻る。
もし低い速度が上位コンピュータの転送速度によく一致する場合には、バッファ 46は処理フローの次のループでは満たされずにいる。カウンタ44は0にリセ ットされたので、判定分岐63では中断の回数が許容最大値を越えておらず、読 取り動作は低転送速度のままである。
低い転送速度が上位コンピュータには依然として速すぎる場合には、バッファ4 6が再度いっばいになり、そして判定分岐62によりテープを停止し、カウンタ 44を中断の許容最大数を越えるまで増加する。その後、動作64により転送速 度をもう一度下げる。したがって処理フローは駆動機構の転送速度が上位コンピ ュータのそれと一致するまでまたは駆動機構の最低転送速度に達するまで続く。
データ転送はこの速度で行われ、中断の回数が少なくて済む。
図3はこの発明による磁気テープ駆動機構の書込みモードの動作を示している。
書込みモードでは、上位コンピュータからのデータが磁気テープに記録されるこ とになる。
最初のステップでは、データが動作80により上位コンピュータから取出される 。すると制御ブロック41が判定分岐81によりバッファ46にデータがあるか どうかを判定する。
もしバッファ46にテープに書込むべきデータがある場合には、判定分岐82に より制御ブロック41はカウンタ44の中断回数が最大の許容値に達しているか どうかを判定する。
もしそうでなければ、データ転送動作が続けられる。テープは動作83により移 動され、データは動作84によりテープに書込まれる。その後、処理はデータを 上位コンピュータから取出す動作80に戻る。
判定ブロック82がカウンタ44が許容最大数にあるということであれば、テー プを動作90により低い速度で走行させ、カウンタ44を動作91により0に設 定する。その後、処理をテープ移動書込み動作83に戻す。読取りモードの場合 と同じように、テープ駆動機構の転送速度が上位コンピュータのそれと一致する 場合には書込み処理フローは低い転送速度のままである。この状態は判定分岐8 1によりテストされる。
転送速度が一致しない場合には、駆動機構はバッファ46を空にする。判定分岐 81の判定の後他の判定分岐85に達する。制御ブロック81はテープが停止し ているかどうか判定する。テープが停止している場合には、次の判定分岐86に よりタイマが時間切れになったかどうかを判定する。タイマが時間切れになって いない場合には、読取り動作は動作80に戻る。タイマが時間切れになっている 場合には、動作87によりカウンタ44を初期化し、0に設定する。書込みモー ド動作は最初の動作80に戻る。読取り動作の場合と同じように、タイマにより テープ駆動速度を下げる前に所定時間内の中断回数の監視が確実に行われる。
もし、判定分岐85でテープが停止していない場合には、動作88によってテー プが停止する。動作89によりカウンタ44が1だけ増加し、タイマが始動する 。その後書込みモード動作はデータ取出し動作8oに戻る。
低い転送速度が一度駆動機構に対して選択されると、システムの動作は図1を参 照すると一番良く説明できる。読取り操作では、制御ブロック41は線56を介 してサーボ制御器45に供給されるコマンド制御信号によりテープ速度を下げる 。テープは読取りヘッド20をゆっくりと通過するので、ヘッド20に発生する 電圧信号は低い。これを補償するために、制御ブロック41は増幅器21の利得 を増加する。
制御ブロック41はこの機能を制御線5oを介して制御信号をアナログスイッチ 27に送ることにより行う。制御線50が象徴的に1本の信号線として示されて いるが、より多くの制御線を制御の多くの段階を表すために描いてもよいことに 注意すべきである。例えば、3本の制御線がある場合には、8個の抵抗27A乃 至27Hをスイッチ27に接続でき、増幅器ブロック21に対して8つの利得レ ベルが使用可能であることに注意のこと。2本以上の制御線を線51と52のよ うな他の制御線にも使用してもよい。図4に示すように、制御信号はマイクロプ ロセッサ95に対する出力ポート94を通して送出される。
前に述べたように、スイッチ27は種々の抵抗値を選択して増幅器ブロック21 の利得を設定する。ここでは読取りヘッド20に対して誘導ヘッドを適用してい る。薄膜MRヘッドの場合には、テープ速度が低下しても信号の振幅低下が起き ないので利得調整は不要である。
テープ読取りブロック24を介し°C制御ブロック41はある状態から別の状態 へのデジタル移行のためのスレッショルドレベルを設定できる。この機能は、磁 気テープ駆動機構による書込み操作の間書込みデータを磁気テープから読取って 書込み信号の保全性をチェックしているために重要である。
このとききれいな信号トラックが磁気テープに形成されるようにスレッショルド を高く設定するのが望ましい。もし書込み信号が高いスレッショルド規格に合わ ない場合には、再書込みが必要である。一方、読取り操作では、読取られている 磁気テープからの信号を最高に復元できるようにスレッショルドレベルは低く( シかし雑音信号レベルよりは高く)設定する。
制御ブロック41は増幅器ブロック21の利得によってもスレッショルドを設定 できることに注意すべきである。したがって、制御ブロック41はテープ読取り ブロック24(およびスイッチ28)、増幅器ブロック21(およびスイッチ2 7)または双方の組合わせによってスレッショルドを調整することができる。
制御ブロック41はまた特定のフィルタ回路26からの信号を選択する。このフ ィルタ回路は低下したテープ速度でのテープから到来する信号の周波数範囲に合 っている。位相同期ループ25へのクロック信号は制御ブロック41によって線 55を介して分周器43に供給される制御信号を通して遅くさせられる。制御ブ ロック41はまた制御線57を介して制御信号をループ25に直接供給する。し たがってバッファ46は低い速度でデータ信号を受信する。
このようにして制御ブロック41は駆動機構の転送速度を選択的に下げて読取り 操作における上位コンピュータの転送速度に一番よく合わせることができる。
同様に、制御ブロック41は書込み操作における駆動機構の転送速度を選択的に 下げることができる。サーボ制御器45を通してテープ速度を制御することおよ び分周器43からフォーマットブロック32へのクロックの周波数を下げること により、上位コンピュータからのデータがテープ上の信号密度を変えずに低速度 で書込まれる。テープ速度とフォーマットブロック32が書込みヘッド30のた めにブロック31に対して信号を生成する速度とを調和させながら低下させるこ とにより転送速度は選択的に下げることができる。
上の説明によりこの発明の好ましい実施例の完全な開示がなされているが、種々 の変更が発明の真の範囲と精神から逸脱することなく行うことが可能である。し たがって、この発明は添付した請求の範囲の制約によってのみ制限すべきである 。
F/G、3 F/G、4 制御ブロック図 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成5年6月13日 U 別

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.上位装置と磁気テープとの間でデータを転送するために使用するバッファを 有し、データ転送中バッファ内のデータの量に応答して停止および起動が可能な 磁気テープ駆動機構において、前記上位装置と前記磁気テープとの間でデータを 転送するための方法であり、 前記テープ駆動機構を運転する工程、 所定時間内の停止起動活動を監視する工程、データを転送している間の前記停止 起動活動に応答して前記テープ駆動機構のデータ転送速度を低下させる工程を具 備し、 これにより前記停止起動活動量を減らして前記データ転送を続けることができる ようにした方法。
  2. 2.前記駆動機構がデータ転送クロックと前記磁気テープを磁気ヘッドを通過さ せるように走行させるテープモータ駆動機構とを含んでおり、前記データ転送速 度を低下させる工程がさらに前記データ転送クロックを遅くする工程とそれに応 じて前記磁気テープのデータ密度の要求が影響されないように前記テープモータ 駆動機構を減速する工程とを具備する請求の範囲1項記載の方法。
  3. 3.前記データ転送速度を低下させる工程がさらに前記磁気テープからデータ信 号の読取り操作中信号を選択的にフィルタする工程を具備する請求の範囲2項記 載の方法。
  4. 4.前記方法が前記データ信号を増幅する工程を含み、そして前記低下工程がさ らに読取り操作中増幅されたデータ信号の利得を増加させる工程を具備する請求 の範囲3項記載の方法。
  5. 5.前記方法が前記デジタル信号を分離しスレッショルド信号値に基づいた適切 な電圧範囲でデジタル信号に形成する工程を含み、そして前記低下工程がさらに 読取り操作中前記スレッショルド信号値を下げる工程を具備する請求の範囲3項 記載の方法。
  6. 6.前記方法が前記データ信号を増幅する工程と前記デジタル信号を分離しスレ ッショルド信号値に基づいた適切な電圧範囲でデジタル信号に形成する工程を含 み、そして前記低下工程がさらに増幅されたデータ信号の利得を増加させる工程 と読取り操作中前記スレッショルド信号値を下げる工程を具備する請求の範囲3 項記載の方法。
  7. 7.前記低下工程がさらに前記テープに書込まれる信号の密度が変わらないよう に前記遅らされたデータ転送クロックに応答して前記データ信号を前記遅らされ たテープに書込む工程を具備する請求の範囲2項記載の方法。
  8. 8.前記低下工程がさらに所定周波数の発振器信号を大きい除数で分周して遅い データ転送クロック信号を生成する工程を具備する請求の範囲7項記載の方法。
  9. 9.前記方法が前記速度の遅いテープに書込まれたデータ信号を読取る工程を含 み、この読取り工程が前記デジタル信号を分離しスレッショルド信号値に基づい た適切な電圧範囲でデジタル信号に形成して前記書込まれたデータ信号の保全性 をテストする工程を含む請求の範囲7項記載の方法。
  10. 10.名目データ転送速度で上位装置と磁気テープとの間でデータを転送するた めに使用するバッファを有する磁気テープ駆動システムであり、 前記上位装置と前記磁気テープとの間のデータの転送を制御する制御ブロックと 、 前記制御ブロックに接続され、このブロックからの制御信号に応答して前記テー プの速度を制御するサーボ制御器と、周期信号を生成する発振器と、 前記発振器と前記制御ブロックとに接続され、この制御ブロックからの制御信号 に応答して選択可能な周波数のクロック信号を生成する分周器とを具備しており 、前記制御ブロックは前記バッファの状態に応答して前記分周器と前記サーボ制 御器とに対して制御信号を生成して前記クロック信号の周波数を下げ、前記テー プ速度を遅くするものであり、 これにより前記データ転送の開始後前記データ転送速度を前記名目データ転送速 度以下に下げることができるようにした磁気テープ駆動システム。
  11. 11.前記制御ブロックが前記磁気テープのデータ密度が影響されないように前 記クロックの周波数を低下させ、それに応じて前記テープ速度を遅らせる請求の 範囲10項記載の磁気テープ駆動システム。
  12. 12.前記制御ブロックが前記バッファの状態に応答して前記テープと前記上位 装置との間のデータ転送を中断し、所定時間内の中断の回数が所定数を越えると 前記制御信号を生成する請求の範囲11項記載の磁気テープ駆動システム。
  13. 13.前記磁気テープから信号を読取るヘッドと、このヘッドに接続されて前記 信号を増幅し、前記制御ブロックからの制御信号に応答して利得が可変である増 幅器とをさらに具備する請求の範囲12項記載の磁気テープ駆動システム。
  14. 14.複数の抵抗手段と前記増幅器とに接続されたアナログスイッチをさらに具 備し、このアナログスイッチは前記制御ブロックからの制御信号に応答して前記 抵抗手段の1つをデジタル的に選択して前記増幅器の利得を選択する請求の範囲 13項記載の磁気テープ駆動システム。
  15. 15.前記増幅器からの信号を分離しスレッショルド信号値に基づいた適切な電 圧範囲でデジタル信号に形成する手段をさらに具備し、前記スレッショルド信号 値が前記制御ブロックからの制御信号に応答して選択可能である請求の範囲13 項記載の磁気テープ駆動システム。
  16. 16.複数の抵抗手段と前記分離形成手段とに接続されたアナログスイッチをさ らに具備し、このアナログスイッチは前記制御ブロックからの制御信号に応答し て前記抵抗手段の1つをデジタル的に選択して前記分離形成手段に対するスレッ ショルド信号値を選択する請求の範囲15項記載の磁気テープ駆動システム。
  17. 17.低いデータ転送速度での読取り操作中前記制御ブロックは増幅されたデー タ信号の利得を増加させ、前記スレッショルド信号値を下げる請求の範囲15項 記載の磁気テープ駆動システム。
  18. 18.前記増幅器に接続され、複数の所定周波数範囲内で前記増幅器からの信号 を選択的にフィルタするフィルタブロックと前記制御ブロックからの制御信号に 応答して前記下げられたデータ転送速度に相当する1の前記フィルタブロック周 波数範囲の信号を選択する手段をさらに具備する請求の範囲13項記載の磁気テ ープカートリッジ駆動システム。
  19. 19.前記フィルタブロックが並列に接続された複数のフィルタ回路を具備し、 各フィルタ回路は1の前記所定周波数範囲外の信号を阻止し、前記選択手段が前 記フィルタ回路に接続され、前記制御信号に応答してフィルタ回路の1つを選択 するスイッチを具備する請求の範囲18項記載の磁気テープカートリッジ駆動シ ステム。
  20. 20.フィルタブロックが前記制御ブロックからの制御信号に応答して所定周波 数範囲の信号を選択するプログラマブル能動フィルタ集積回路を具備する請求の 範囲18項記載の磁気テープカートリッジ駆動システム。
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