JPH06504593A - 多軸織り - Google Patents

多軸織り

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JPH06504593A
JPH06504593A JP4504170A JP50417092A JPH06504593A JP H06504593 A JPH06504593 A JP H06504593A JP 4504170 A JP4504170 A JP 4504170A JP 50417092 A JP50417092 A JP 50417092A JP H06504593 A JPH06504593 A JP H06504593A
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reed
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JP4504170A
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ムード ジェフリー イングルズ
マボビアン−ジョーンズ マルコム ガウェイン ブッチャー
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ボーナス マシン カンパニー リミテッド
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多軸織り 本発明は、多軸織り織物を織る方法および織機、および本方法により製造され強 度要件はその構造全体にわたって変化し、従って、使用される織物は各部品ごと に要求通りに製造しなければならない。これは、一般に、織物を正確に切断して 所定の大きさにし、それを必要に応じて層にして三次元構造を提供することを含 んでいる。これらの層間の層剥離が起こり、それにより部品を弱めることがあり 、従って、別個に形成された層が互いに物理的に結ばれて、層間強度をもたらす ことが望ましい。
本発明の一般目的は、織物ティクオフ(take−off)方向に対して平行に 延在しおよび/または織物ティクオフ方向に傾斜した経糸を含む織り構造を製造 するための方法および織機織りヘッドを提供することにある。経糸の傾斜は水平 および/または垂直平面におけるものである。経糸を緯糸とともに織るが、これ らの緯糸はティクオフ方向に対して概ね垂直な方向に延在してもよいし、ならび に/または水平および/あるいは垂直平面において傾斜されてもよい。
さらなる目的は、織り方法が進行するにつれて織りパターンを選択的に変化させ ることができる複雑な織り構造を製造することができる前記のような方法および &1機織りヘッドを提供することにある。従って、所望の形状および/または強 度特性を提供するために織り構造を要求通りに配することが可能である。
本発明の一局面によれば、緯糸方向において相対的に移動可能であり、垂直方向 に整合された上部板部と下部浅部と、を有する筬を使用した織り方法において、 前記液部間で経糸を移送する工程と、移送された経糸を緯糸方向において移動さ せて経糸の選択された配列を画成する工程と、次に、緯糸の挿入のために経糸の 配列に杼口形成する工程と、を有することを特徴とする織り方法が提供される。
好ましくは、前記液部のうちの一方は不動であり、他方は緯糸方向において移動 可能であり、経糸の選択された配列の画成が、選択された個々の経糸を不動版部 における所定のプントから可動版部へ移動させ、可動版部を緯糸方向において所 定の間隔だけ移動させ、次に、選択された個々の経糸を不動版部における異なる プントへ戻すことにより達成される。この手順を所望の経糸の配列が達成される まで繰り返す。
不動縫部と可動版部との間の個々の経糸の移動は、個々の経糸と解放可能に係合 するようになっている個々のベルト(綜絖)を使用して達成される。
本発明の他の局面によれば、緯糸方向において相対的に移動可能であり、垂直方 向に整合された上部板部と下部浅部とを有する筬と、各々が個々の経糸と解放可 能に係合でき、選択された経糸を一方の液部から他方の液部に移動させるように された複数のベルトと、緯糸方向における所定間隔による液部間の相対的な移動 を生じさせるための選択的作動可能駆動手段と、を備えたことを特徴とする織り 織機ヘッドが提供される。
本発明の他の局面によれば、前記の方法により製造される織製織物が提供される 。
本発明の種々の局面を添付の図面を参照して以下に説明する。
第1図は、4軸織り構造の概略平面図である。
第2図は、緯糸により接合された2層の第1図の4軸織り構造の概略部分斜視図 である。
第3図は、緯糸および経糸により接合された2層の’J1図の4軸織り構造の概 略部分斜視図である。
第4図は、本発明による織機の概略斜視図である。
第5図は、一方の側から見た場合の第4図の織機の概略レイアウト図である。
第6図は、経糸の係合解除を示す概略図である。
第7図は、経糸の所定配列を提供するための経糸の移動方法を示す工程図である 。
第8図は、杼口の形成を示す概略図である。
第9図は、多層織りのための単一緯糸挿入レピアの使用を示す概略側面図である 。
第10図は、筬組立体の各デン) (dent)にある複数の経糸を示す概略図 である。
第1I図は、第5図に示す係合解除バーの側面図である。
初めに第1乃至第3図を参照して説明すると、経糸11および緯糸12より構成 された4軸織り構造10が第1図に示されている。一群の経糸(SW)は緯糸に 対して90°で位置決めされており、一群の経糸(MWL)は緯糸方向の左側に 対して45°で位置決めされており、一群の経糸(MWR)は緯糸方向の右側に 対して45°で位置決めされている。
第1図に示す織物織り構造は単一層の織物である。第2図および第3図には、そ れぞれ第1図に示す織り構造により構成されている上部織物層15および下部織 物層16を有する2層の織物が示されている。第2図においては、上部層15お よび下部層16は緯糸12aにより結ばれているものとして示されており、第3 図においては、上部層および下部層は緯糸12a右よび経糸11aにより結ばれ ているものとして示されている。経糸11ai6よび/または緯糸12a結合箇 所の数を増減することによって層間接合の強度を変えることができる。
第1図乃至1g3図に示す織物織り構造を作成するための本発明による方法およ び織機を、算4図乃至第9図を参照して説明する。
第4図および第5図には、織機フレーム51を有するw150が示されており、 織機フレーム51上には、個々のベルト53の昇降を制御するための電子ジャカ ード機構52が支持されている。各ベルト53は、織機フレーム51に搭載され た支持台56に形成されている各ボアに摺動可能に支持されている。各ベルト5 3はばね54によって下方にバイアスされており、ハーネス55によってジャカ ード機構52に連結されている。
織機50は、それぞれを経糸が通る前方筬組立体58および後方筬組立体59を さらに有している。各縫綴立体58.59は、下部層部58a、59aおよび下 部層部58b、59bをそれぞれ有している。下部層部58a、59aは緯糸方 向に変位できるように搭載されており、下部層部58b、59bは緯糸方向に固 定されるように搭載されている。
従って、下部層部と下部層部との間で相対的な横方向の変位を可能にするために 、下部層部58a、59a$よび下部層部58b、59bは経糸供給方向にオフ セットされて離間されている。下部層部および下部層部にあける隣接するフィン ガ間に画成されたプントが垂直方向に連続しているように、下部層フィンガ5g c、59c (第5図参照)が下部層フィンガ58d、59dと垂直方向におい てそれぞれ重なっている。
後述するように、バターニング制御に応答して、所定の間隔だけ緯糸方向に同期 して下部層部58a、58bを変位させるための電子制御式駆動手段60.61 が設けられている。それにより、前方筬組立体58と後方筬組立体59との間に 延在する緯糸は平行関係に保たれる。
織機フレーム51には、緯糸挿入手段70、例えば、レピアが、前方筬組立体5 8の前方に搭載されている。下部前方液部58bは、好ましくは、筬打ち手段と して機能するように経糸供給方向に変位するように設けられる。しかしながら、 望むなら、別の代替的な筬打ち手段を設けてもよいことはわかるであろう。前方 縫部58bは、経糸方向において直線的に変位するように設けられて、例えば、 リニアモータにより駆動されてもよいし、あるいは第5図に概略的に示すように 、一定角度だけ振動する回転可能に搭載された筬打ちシャフト上に搭載されても よい。
第1図に示すような単一層の織り構造の場合、一本の経糸を1つのプントに位置 決めして、経糸を縫綴立体58.59に通す。多層織り構造の場合、数本の糸を 各プントに位置決めする。例えば、4層織り構造の場合、プント1つあたり4本 の糸が設けられる。これは第10図に概略的に示しである。経糸は、下部層組立 体に存し、前方組立体58と後方組立体59との間の平行経路に沿って延在する ようにそれによって拘束されている。
ベルト53は、一つのベルト53が一つの関連する経路のすぐ上方に位置決めさ れて、その関連する経路に沿って走る経糸に係合することができるように、これ らの経路の上方に位置決めされている。
電子ジャカード機構52は、好ましくは、我々のヨーロッパ(UK)特許第01 19787号および第0188074号に記載の型のものであり、固定低位置L Pと固定高位置HPとの間で各ベルトを昇降させるように操作可能である。
第6図および第8図においてより明確にわかるように、各ベルト53は経糸に分 離可能に連結できるようになっており、好ましくはラッチニードルの形態である 。ベルト53を高さLPまで降下させたときには、それらのラッチ72は関連す る経糸により開放されることができず、そのために関連する糸がそのフック73 に拘束状態のままであるように、前方および後方筬組立体58b、59bの下部 間を通る杼口未形成(unshedded )経糸シートの高さLSは高さLP と実質的に同じであるように配置されている。従って、織機のセットアツプ時に は、各経糸が夫々の個々のベルト53に通される。
ベルトをその高さHPまで上昇させることにより、拘束経糸をその低杼口位置( LS)からその高杼口位置(US)まで上昇させる。
経糸のそれらの夫々のベルトからの係合解除は、好ましくは引っ込み可能な経糸 支持バー90の形態である、挿入可能経糸係合解除手段を使用して達成される。
経糸11を係合解除する手順が第6図に概略的に示されている。iSA図におい ては、経糸11をその高杼口位置(US)まで上昇させてあり、その後、支持バ ー90を、緯糸方向において経糸シートを横切って、そして、上昇させられた経 糸の下に、挿入する。
バー90の高さは、ニードルのクリアリング高さくclearingheigh t )より上方のある高さくCH)であるようになっているので、ベルト53が 糸11をその低杼口位置(LS) (第6A図)に向けて降下させ、ニードルが 引き続きその低位置化P)まで降下すると、糸11がバー90によって高さくC H)に保持される。この位置では、糸11はラッチ72をクリアしているので、 ニードルをその高い位ii!HPに向けて上昇させると、ラッチ72は糸11に より閉じられ、それによりニードルをその糸に係合することなしに上昇させるこ とができる(第6C図)。
支持バー90に置かれた糸11を再係合させるために、バーは好ましくは低高さ 位置EHまで移動可能であり、この位置E T−1においては、それによって支 持された糸はラッチのクリアリング高さより下であり、従ってベルトと係合可能 である。
有利には、第5図および第11図に示すように、支持バー90はカム状の主ボデ ィR90aを有しており、この主ボデイ部90aは、糸が高さCHに保持される 第1位置(実線で示す)と、糸が高さEHに保持される第2位置(破線で示す) との間で回転可能である。バー90は、それによってバー90を回転可能に搭載 するシャフト突出部90bを一端に有しており、ノーズ部分91を他端に有して いる。
第5図においては、ベルトは、経糸方向に間隔を隔てられた列群53a、53b 、53c、53dをなして配列されているものとして概略的に示されており、各 群と協働するための係合解除バー90が設けられている。列群および協働係合解 除バーの数は、織るべき別々の層の数に対応する。従って、第5図に示す構成で は、4層織りが可能である。
ベルト53によって経糸を高杼口位置(US)まで上昇させることを利用して、 2つの異なる機能、すなわち、(i)経糸シートを横切る経糸の移動、および( ii)緯糸挿入のための杼口の形成、を達成する。
経糸の移動 第1図の織り構造においては、経糸<MWR)i6よび経糸(MWL)の直交配 向を達成するために、連続する筬打ちの前に、経糸(MWR)の群を右側へ、経 糸(MWL)を左側へ移動させることが必要である。これを第7図に概略的に示 しである。図示の手順では、一層の経糸(MWL、MWR)のみを示しである。
初めに、すべての経糸(MWL、MWR)を関連ベルトによりそれらの高杼口位 置まで上昇させるので、これらの経糸は下部層部58aに存在する。そして、係 合解除バーを挿入し、経糸(MWL)を降下させてそれらの関連ベルトから係合 解除するので、これらの経糸は高さCHで係合解除バー上に存在する。この高さ では、糸(MWL)は下部層部58bに存在する。この状態を第7(1)図に示 しである。
そして、下部層部58aを4つのプントの幅に等しい間隔だけ右側へ移動させる 。これを図7 (2)図に示しである。
次に、経糸(MWR)を降下させて係合解除バーにより係合解除すると、これら の経糸(MWR)は高さCHに存在し且つ下部層1i58bに存在する。下部層 部58aを2つのプントの幅に等しい間隔だけ左側へ移動させる。この段階にお いて、すべての経糸(MWL、MWR)を係合解除する。これを第7 (3)図 に示しである。この段階では、経糸(MWR)はプント4つ分の間隔だけ右側に 移動されており、経糸(MWL)は緯糸方向には移動されていない。
次に、係合解除バーを降下させることにより、すべての経糸(MWR,MWL> を高さEHまで移動させ、すべてのベルトを降下させて、すべての経糸(MWR lMWL)にそれらの関連ベルトを係合させ、そして上部冠部58aへ上昇させ る。
これを第7 (4)図に示しである。
次に、上部冠部をプント2つ分の間隔だけ左側へ移動させてその元の位置へ戻す 。これを77 (5)図に示しである。この段階では、経糸(MWL)はプント 2つ分の間隔だけ開始位置の左側へ移動されており、経糸(MWR)はプント2 つ分の間隔だけ開始位置の右側へ移動されている(すなわち、右側へ4間隔分、 次いで左側へ2間隔分、移動する累積効果)。しかしながら、これらの糸は、関 連する筬プントと対応する正しいベルトには保持されていない。従って、これら の糸を係合解除し、次いで正しいベルトに再係合させなければならない。
従って、すべての経糸を降下させて高さCHで係合解除バーにより係合解除する 。従って、このとき、経糸は高さCHに存在し、ベルトを高さHPへ戻す。これ を第7(6)図に示しである。次いで、糸を高さEHへ降下させ、この間、経糸 は(張力付加下で)下部筬58b、59 bMでそれらの平行関係に戻る。次に 、ベルトを降下させて経糸に再係合させ、そして、それらをそれらの高杼口位置 USまで上昇させて係合解除バーの抜き取りを可能にする。これをi7 (7) 図に示しである。
次いで、糸(MWR,MWL)がそれらの高杼口位置にある間に係合解除バーを 取り外す。次に、選択された糸を低杼口位置まで降下させて緯糸挿入用の所望の 杼口を形成することができる。
所望の配列を達成するために緯糸方向に経糸を移動する方法を続けたい場合には 、第7(7)図に示す工程の後、係合解除バーを引っ込めない。その代わりに、 係合解除バーを高さCHに再位置決めして、選択された糸を降下させて係合解除 することができるようにし、IC? (1)図乃至第7(7)図で表す動作手順 を繰り返す。
この手順は、所望の経糸配列を達成するために、緯糸挿入のための杼口形成(開 口)の前に何回でも繰り返すことができる。
各ベルトが個々の経糸に独立に作用するので、前記手法を各個々の経糸ごとに修 正することができ、その結果、緯糸挿入のための杼口形成の前に、緯糸方向にお ける任意の所望回数の経糸移送を行うことができることがわかるであろう。
以上に示したように、第7(7)図で表す工程で経糸の所望の配列を達成すると 、その後、係合解除バーを取り外し、好ましくは、ベルトを高さLPに降下させ ることによってすべての経糸を低杼口位置まで戻す。係合解除バーを取り外した ので、各個々の経糸は関連した個々のベルトにより拘束状態に保持される。
杼口形成、緯糸挿入および筬打ちの間、可動縫部は不動のままであるので、上部 冠部および下部縫部のプントが整合し、そして、杼口形成された経糸が整合した プントに拘束状態のままである間、杼口形成を行うことができる。
杼口形成のためには、選択された経糸を高杼口位置まで上昇させて緯糸挿入のた めの杼口を形成する。通常、−回の杼口形成ごとに、−回の緯糸挿入操作が行わ わ、その後、筬打ちが行われる。筬打ちの前に、緯糸の数本のストランドに撚る ように、数本の緯糸の挿入を所定の杼口において行う。これは織り構造の任意の 位置で起こってもよく、織り構造の強さ/形状要件により定められる。筬打ち後 、さらなる杼口の選択を経糸配列から行う。代替的に、新経糸配列選択手順を開 始してもよい。
多層織り 多層織りを第9図に概略的に示しである。
所望の配列を画成するための経糸の選択および移動は前記と同じ方法で達成され る。
異なる層を画成するための織りは、経糸の選択的杼口形成および織り構造の適切 な昇降により達成される。
第9 (ASB)図には、織物の4層F1〜F4が示されている。これらの層を Xmに織るためには、4つの独立の杼口形成手順が必要とさ汰すなわち、各層ご とに1つの杼口が必要とされる。
図9(A)図には、第1層Fl用の杼口Slが示されてふり、ここにおいては、 上方杼口USIのための経糸を上昇させてあり、残りの経糸を低杼口位置LSに 位置決めしである。その後、杼口Slへの1本またはそれ以上の緯糸の挿入を行 い、その後、筬打ちを行う。杼口形成、緯糸挿入および筬打ちの間、織物F1は ほぼ位2LSに位置決めされる。
次の層F2を織るには、織り構造を上昇させて層F2をほぼ位置LSの高さに至 らしめる。層F1用のすべての経糸および層F2の上方杼口US2を形成するた めの経糸を高杼口位置まで上昇させて杼口S2を画成する。これを第9(B)図 に破線で示しである。この状態では、緯糸を挿入するレピアは上部織物層F1の すべての経糸の下を通り、従ってその中には織り込まれない。
層F3、F4の織りは同じ方法で行わわ、すなわち、層をほぼ高さLSまで上昇 させ、上部織物層のすべての経糸を高杼口位置まで上昇させる。
層F4を織った後、織物層を第9(A)図に示す位置まで降下させ、手順を繰り 返す。
所定の層について杼口を形成し、この杼口に選択された経糸を隣接する杼口から 組み入れることによって、隣接層を緯糸により相互連結することができる。
同様に、幾つかの杼打ち/筬打ち操作のために、所定の層の選択された経糸を他 の層の経糸に組み入ね、それにより経糸により層を相互連結することができる。
多層織り構造の任意の1つの層における筬打ち後において、経糸配列選択手順を 行って新しい経糸配列を画成することができることがわかるであろう。
また、1つの層における織りを、他の層の織りを行う前に、連続する杼打ちにお いて行うことができ、また層Fl乃至F4間の織りの手順を選択的に行うことも できることがわかるであろう。
多層織りにおける経糸の移動 第10図に示すように、縫綴立体58.59の各プントに4本の経糸11a11 1b、llc、lidが設けらべこれらはそれぞれ織物層F1、F2、F3、F 4に対応する。各プントにおける経糸11a〜Lidは、緯糸挿入方向において 異なる間隔を隔てた位置に位置決め8tzそれによって多糸に関連ベルトが係合 し、そして係合解除することができるように、図示のようにずらされている。
初めに、すべての層のためのすべての糸を高杼口位置USまで上昇させる。
その後、係合解除バー90(a)を挿入し、そして、経糸11aの所望の配列が 得られるまで、′X7 <1)図乃至第7(6)図で表す経糸移動手順を行う。
経糸11aについての所望の手順が完了すると、すべての経糸11aが、群53 aにおけるそれらの夫々のベルトから係合解除さね、高さCHのバー90(a) 上に置かれる。群53aにおけるすべてのベルトをそれらの高位置HTまで上昇 させる。
経糸11aの移動手順中、他の層の経糸はそれらの高杼口位置に留まり、従って 上部冠部58aの移動全体にわたって上部冠部58aにおいて同じプントに留ま っている。従って、これらの経糸の相対位置は経糸11aについて行われる経糸 移動手順により影響されない。
次の層の経糸11bについて経糸手順を行うために、次の係合解除バー11bを 挿入する。第11図でわかるように、各係合解除バー90は高さCHより上方に 位置決めされたノーズ部分9Iを含んでおり、このノーズ部分91は下ガイド面 92を存している。従って、係合解除バー90(b)を挿入すると、以前の層F 1の糸11aがノーズ部分91により係合されてガイド面92により低杼口位置 LSまで移動させられる。従って、糸11Sは係合解除バー90(b)の下方に 位置決めされ、群53bのベルトのそれらの低位置LPまでの降下によっては影 響されない。
次に、糸移動手順(3g?(1)EiU〜31E? (63図〕を糸11bにつ いて行って、経糸11bの所望の配列を得る。
係合解除バーを挿入し且つ糸移動手順を行うこの方法を次々の糸11c、11d について繰り返す。
すべての層において経糸の所望の配列を達成する糸移動が完了すると、係合解除 バーの取り外しを行う。これは、すべての糸がEH高さに位置決めされるように すべての係合解除バーを初めに回転させることによって達成される。
次いで、群53dにおけるベルトを降下させて糸lidに係合させ、次いで、そ れらの高杼口位置まで上昇させる。
次に、群53cのベルトを降下させて糸11Cに係合させ、次いで、高杼口位置 まで上昇させる。次いで、バー90(c)を取り外す。この工程を糸Ilb、1 1aについて次々に繰り返す。
このとき、第9図に関して前記した織り操作を行うことができる。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、0A(B P、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、T G)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,DE、 DK。
ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、 MG 、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、 SD、 SE、 US (72)発明者 マボビアンージョーンズ マルコム ガウェイン ブッチャー イギリス国、ダーラム ディーエイチェ2ビーイー ベルモノト パツキンハム シャイア−ロード 80

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.緯糸方向において相対的に移動可能であり、垂直方向に整合された上部筬部 と下部筬部と、を有する筬を使用した織り方法において、前記筬部間で経糸を移 送する工程と、移送された経糸を緯糸方向において移動させて経糸の選択された 配列を画成する工程と、次に緯糸の挿入のために経糸の配列に寺口形成する工程 と、を有することを特徴とする織り方法。
  2. 2.前記筬部のうちの一方は不動であり、他方は緯糸方向において移動可能であ り、経糸の選択された配列の画成が、選択された個々の経糸を不動筬部における 所定のデントから可動筬部へ移動させ、可動筬部を緯糸方向において所定の間隔 だけ移動させ、次に、選択された個々の経糸を不動筬部における異なるデントへ 戻すことにより達成され、所望の経糸の配列が達成されるまで、この手順を繰り 返すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 3.可動筬部への前記選択された個々の経糸の移動は、前記個々の経糸と解放可 能に係合する個々のヘルドを使用して達成されることを特徴とする請求項2記載 の方法。
  4. 4.選択された経糸を不動筬部へ戻した後、ヘルドを係合解除し、次に、経糸の 所望の配列を画成するための手順を続けるために、あるいは選択された杼口を形 成するために、前記ヘルドを新たに選択された経糸と再係合させることを特徴と する請求項3記載の方法。
  5. 5.各ヘルドはラッチニードルにより画成されており、経糸からのヘルドの係合 解除が、経糸をヘルドの移動路においてクリアリング高さに支持することによっ て達成され、ヘルドと経糸との再係合が、経糸をクリアリング高さより下方に降 下することによって達成されることを特徴とする請求項3または4記載の方法。
  6. 6.所定の杼口に対して、筬打ちの前に1つまたはそれ以上の緯糸の挿入を行う ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 7.1つまたはそれ以上の杼口の選択を、経糸の選択された配列から行うことを 特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 8.緯糸方向において相対的に移動可能であり、垂直方向に整合された上部筬部 と下部筬部とを有する筬と、各々が個々の経糸と解放可能に係合でき、選択され た経糸を一方の筬部から他方の筬部に移動させるようにされた複数のヘルドと、 筬部間の緯糸方向における所定間隔による相対的な移動を生じさせるための選択 的作動可能駆動手段と、を備えたことを特徴とする織り織機ヘッド。
  9. 9.各々が垂直方向に整合された上部筬部および下部筬部を有する前方筬および 後方筬を備え、前方筬および後方筬の筬部は経糸を前方および後方筬の間で平行 関係に保持するように緯糸方向において同期して移動可能であり、前記複数のヘ ルドは前方および後方筬の間に位置決めされていることを特徴とする請求項8記 載の織り織機ヘッド。
  10. 10.各ヘルドはラッチニードルの形態であることを特徴とする請求項8または 9記載の織り織機ヘッド。
  11. 11.各ヘルドは、関連する経糸を低杼口位置と高杼口位置との間で移動させる ために最も低い位置と最も高い位置との間で移動可能であり、高杼口位置まで上 昇された経糸の下に挿入するための係合解除手段が設けられており、係合解除手 段は、挿入されると、ヘルドにより降下された経糸を低杼口位置より上方の中間 高さに支持するように作用して、ヘルドがその最も低い位置にあるとき、各経糸 は関連するヘルドのラッチをクリアすることができるようになっていることを特 徴とする請求項10記載の織り織機。
  12. 12.係合解除手段が、これにより支持された係合解除された経糸を前記中間位 置より下方のあるより低い位置まで移動させるように作動可能であって、最も低 い位置にあるヘルドを関連する経糸に係合させることができるようになっている ことを特徴とする請求項11記載の織り織機ヘッド。
  13. 13.前方筬の下部筬部は緯糸方向においては不動であるが、筬打ちを行うため に経糸方向においては移動可能であることを特徴とする請求項8乃至12のいず れかに記載の織り織機ヘッとド。
  14. 14.添付図面を参照して記述したのと実質的に同じ織り方法。
  15. 15.添付図面を参照して記述し且つ図示したのと実質的に同じ織り織機。
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