JPH06503893A - 写真漂白組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真漂白組成物 本発明は酸化還元増幅（ｒｅｄｏｘ　ａｍｐｌｉｆｉｃａｔｉｏｎ）プロセス用 の写真漂白組成物に関する。

汎用のカラープロセスにおける漂白組成物に、例えば過酸化水素又は過酸化水素 を遊離することができる化合物のような過酸化化合物を用いることは、当該技術 分野において、多くの提案がある。米国特許第４２７７５５６号明細書には３０ ％過酸化水素溶液５０ｄｌｌ程度及び濃酢酸３０ｄ＃！からなる漂白液が記載さ れている。しかし、これらの溶液は存在する銀の全量を漂白しない、米国特許第 ４４５４２２４号明細書は前記漂白液の改良について述べており、この漂白液は ポリ酢酸を含み、９Ｈが７以上のアルカリ性のものである。他の過酸化物漂白液 は有機金属錯塩を含まなければならず（例えば米国特許第４３０１２３６号明細 書）、また別のものは漂白促進液を使用しなければならない（例えば特開昭６１ −２５０６４７号及び同６１−２６１７３９号公報）。

これらのすべての提案にも拘らず、これらの液は未だかって商業化されていない 。

酸化還元増幅プロセスは、例えば英国特許第１２６８１２６号、同第１３９９４ ８１号、同第１４０３４１８号及び同第１５６０５７２号明細書に記載されてい る。これらのプロセスにおいて、カラー材料は現像されて、（極く少量の銀を含 むことができる＞ｍ画像を生じ、そして次に酸化還元増幅液（又は現像剤−増幅 剤）で処理して色素画像を生成する。この酸化還元増幅液は、還元剤、例えばカ ラー現像剤、及び、触媒として作用する銀画像の存在下に、カラー現像剤を酸化 する酸化側を含む。酸化されたカラー現像剤はカラーカプラー（通常写真材料に 含まれている）と反応して画像色素を生成する。生成色素の量は、汎用のカラー 現像プロセスにおける場合のように、画像中の銀の量よりもむしろ処理時間又は カラーカプラーの利用可能性に依含む。これらの化合物の混合物も使用できる。

この技術の具体的な適用は塩化銀カラーカプラー紙の処理、特に低銀レベルの塩 化銀カラーカプラー紙の処理においてである。

写真材料に用いるハロゲン化銀のレベルが十分低い場合には、任意の漂白及び／ 又は定着工程でもって分配することができる。しかしながら、現在はそのような 処理工程を酸化還元増幅プロセスに有することがしばしば必要である。本発明者 は、任意的に成る酸を含む過酸化水素水溶液が、次いで酸化還元増幅色素画像形 成する場合には、効率的な漂白液として作用することを見出した。

本発明に従えば、酸化還元増幅色素画像形成工程及び過酸化水素の水溶液又は過 酸化水素を遊離することのできる化合物を用いる漂白工程を含む像状露光した写 真ハロゲン化銀材料の処理方法が提供される。

本発明の漂白液は、フェリシアン化物又は第二鉄ＥＤＴＡ基準の伝統的な漂白液 より環境的に蟲かに受け入れやすいものである。更に、既に過酸化水素増幅液を 用いている系においては、その増幅及び漂白溶液への供給が共通源からとするこ とができ、従って化学品貯蔵の節約となる。

本発明の好ましい態様において、漂白工程は、例えば希酢酸を含む中間酸停止浴 を伴なって又は伴なうことなく、画像形成の直後に続く。

酸化還元増幅において生成する銀画像用の過酸化水素漂白は漂白液リットル当り ＬＯＯｖｏ　ｌ過酸化水素溶液２０〜４００ｄ、好ましくは３０〜１００ｄ／リ ンドルを含むことができる。かかる溶液は更に酸、例えば０．０５〜１０．０ｄ ／リンドルの濃度で酢酸を追加的に含むことができる。そのｐ［１は１〜６の範 囲、好ましくは３．０〜５．５とすることができる。高レベルの酢酸は環境上良 好でなく、そして代替物として低レベルの重硫酸ナトリウムを用いることができ る。これは酸であり、若干緩衝される。より高い処理温度では更に希薄な過酸化 物を用いることができる。

写真材料の定着のためには、低レベルの、例えば存在する場合には２　ｇ／ｌの チオ硫酸ナトリウムを用いて、又は用いることなく、製産硫酸塩定着浴に浸漬す る。或いは、汎用のチオ硫酸塩定着浴を用いることもできる。

以下の例は本発明のより良き理解のためのものである。

金銀的１．１８１ｇ／ｄｗ”を含む多層被覆を光にカブらせ、次に溶液Ａ中で１ ８°Ｃで３分間現像した０色素画像の生成を抑えるために、アスコルビン酸を存 在させた。良好な灰色の銀画像を得た。

対照−この現像された銀の一片（３ｊｒｉｐ）を２％酢酸中で１分間停止させ、 次いで第二鉄ＥＤＴＡ漂白剤一定着液中で処理した。この銀はであった。

対照−この現像された銀の一片を２％酢酸中で１分間停止させ、次いで第二鉄Ｅ ＤＴＡ漂白剤一定着液中で処理した。この銀は１８℃、１５秒間で完全に除かれ た。次に処理片を洗浄し、乾燥した。−滴の溶液Ｂ（硫化ナトリウムの希ｍ熔液 ）を漂白され／定着された領域に加えることによって銀に対する試験を行った。

茶褐色汚染は認められず、すべての銀が除去されていたことを示した。未処理被 覆を試験した場合には、濃茶褐色の汚染が認められ、（塩化）銀の存在を示した 。

本発明−上記と同様にして同一の多層被覆の一片を現像し灰色の銀画像を得た。

現像後、現像片はそれを２％酢酸の停止浴中に１分間浸漬することによって停止 した０次に溶液Ｃ（僅かな量の酢酸を含む過酸化水素３０ＶＯＬ）中に１８℃で 浸漬した。３０秒間の撹拌後、灰色の銀画像は白色化した。完了後、当該片を定 着液りに３０秒間浸漬した。その後、当該片を洗浄し、乾燥し、前記硫化ナトリ ウムを用いて銀の試験を行った。茶褐色汚染は認められず、銀が完全に除去（漂 白及び定着）されたことを示した。

［Ｌ 酢酸停止浴１分間を繰り返した。処理片を次に定着液りに３０秒間浸漬し、次い で（洗浄することなく）過酸化水素漂白液Ｃに３０秒間浸漬した６画像は白色化 （漂白）されなかった。この場合に銀画像は予じめ定着浴に浸漬したが、白色化 させず定着浴が１！画像を「毒し」、銀画像が漂白されるのを防止した。この実 験は、漂白効果を得るためには、酢酸停止浴から過酸化物漂白に直接通すことが 何故必要であるかを示している。

■丘 溶液へ−カラー現像剤 亜硫酸ナトリウム　１．８８　ｇ 炭酸ナトリウム（無水）２１ｇ カラー現像剤　ＣＤ　３　７．６０　ｇｌ−ヒドロキシエチリデン−１，１− ジホスホン酸　１．２０ｇ Ｎ、Ｎ−ジエチルヒドロキシルアミン　０．７４　ｇ水酸化ナトリウム　２．２ ９ｇ アスコルビン酸　１４　ｇ 水を加えて　１０００　ｄ ｐＨ１０，１ 溶液Ｂ−試験液 硫化ナトリウム　０．２５　ｇ 水を加えて　１００　ｄ 溶液Ｃ−過酸化水素漂白剤 １００　ＶＯＬ過酸化水素　３３３ｄ 水　６６６　ｄ 氷酢酸　１．７ｇ 最終容積　１０００　ｄ ｐＨ約３．５ 溶液り一亜硫酸ナトリウム／ハイポ定着剤亜硫酸ナトリウム　６０　ｇ チオ硫酸ナトリウム　２．０　ｇ 水を加えて　１ｏｏｏＨ１ 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．酸化還元増幅色素画像形成工程及び過酸化水素の水溶液又は過酸化水素を遊 離することのできる化合物を用いる漂白工程を含む像状露光した写真ハロゲン化 銀材料の処理方法。
2. ２．漂白液のｐＨが１〜６である請求の範囲第１項記載の写真処理方法。
3. ３．漂白液のｐＨが３．０〜５．５である請求の範囲第２項記載の写真処理方法 。
4. ４．漂白液が漂白液リットル当り１００ｖｏｌ過酸化水素溶液２０〜４００ｍｌ を含む請求の範囲第１項〜第３項のいずれかに記載の写真処理方法。
5. ５．漂白液が漂白液リットル当り１００ｖｏｌ過酸化水素溶液３０〜１００ｍｌ を含む請求の範囲第１項〜第６項のいずれかに記載の写真処理方法。
6. ６．漂白工程が定着工程によって伴なわれる請求の範囲第１項〜第５項のいずれ かに記載の写真処理方法。
7. ７．請求の範囲第１項〜第５項のいずれかに記載の漂白液。
8. ８．請求の範囲第１項〜第５項のいずれかに記載の漂白剤の酸化還元増幅プロセ スの漂白工程のための使用。