JPH06503891A - 液状の電子写真用現像剤組成物の溶媒和に基づく電荷制御 - Google Patents

液状の電子写真用現像剤組成物の溶媒和に基づく電荷制御

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液状の電子写真現像剤組成物の 溶媒和に基づく電荷制御 明細書 技術分野 本発明は一般にはカラー電子写真の分野↓こ関する。さらに特定すると、液状の 電子写真用現像剤組成物の電荷をル制御する改良された方法、およびこの方法に より製造される新規のトナーおよび現像剤組成物に関する。
1五 電子写真または「ゼログラフィー」の方法により印刷された画像を調製するには 、選択された基質、すなわち電子写真板(典型的には金属、ガラス、またはプラ スチックよりなる)にセレニウムなどの光導電性絶縁物質を塗布し、次(こ例え (fコロナ放電からのイオン化により光導電性表面に静電荷を帯びさせる。次に 光画像を帯電した表面に集束させ、照射された領域を放電または電位を低下させ 、一方、表面の他の部分は帯電したままとする。次にこのよう(こして形成され た静電画像に適切な現像剤組成物を付与することIこより可視画像とする。現像 剤組成物は乾燥状態でも液状でもよ−1゜従来の液状の現像剤組成物は絶縁性キ ャリア液に顔料粒子を分散させたものである。このような組成物を静電画像を有 する基質に付与すると、帯電した顔料粒子力(基質表面へと移動じ、静電画像と 順応して表面に沈着する。現像された画像は次に紙などの別の基質に転写される 。(場合によっては、画像転写の中間工程を省くこと、すなわち、現像された画 像を最終表面に直接生成させるようにすることが望ましい。例えば、Greig の米国特許第3.052.539号を参照)。
多色画像の現像に使用する液状の現像剤は比較的新しく、熱可塑性樹脂製のコア 内に着色剤が埋め込まれている。次にこれら「トナー」粒子を上述の絶縁性キャ リヤ媒体内に分散させる。白黒電子写真の場合と同様の組成物が使用される。
これら現像剤組成物にはさらに絶縁性液体中のトナー粒子により得られる電荷を 制御するための[電荷制御剤(charge directors)Jまたは「 電荷制御剤(charge control agents)Jを含む。
カラー画像を電子写真により生成するとき、上述の帯電、露光、および現像工程 は、画像の構成色の各々に対して連続して個別に対応する色のトナーを使用して 実行される。いくつかのカラー印刷方法では、現像後および次のカラー画像の形 成前に、カラー画像の各々がこの電子写真部材からプリント基質に転写される。
しかしこの方法では、良質の複合画像を得るためには、連続したカラー画像をカ ラー画像が転写される基質上で極めて正確に見当合わせする必要がある。
他のカラー印刷方法としては、現在実用化されている、「連続調色(conse cutive color toning)Jまたは「連続多色画像現像」とし て知られる4色液体電子写真方法がある。この方法は、(1)光導電性(rpc J)表面を帯電する工程、(2)着色透明体を通して露光することにより表面に 第1の潜像を印画する工程、(3)pcを第1の色、典型的には黄色の液状の現 像剤組成物と接触させることにより現像する工程、および(4)20表面を放電 させる工程を含む。次にこれらの工程を、典型的にはマゼンタ、シアン、および 黒の現像剤組成物を使用して、連続して繰り返す。すなわち、カラー画像が完成 するまでこの循環工程を繰り返す。
電子写真による着色方法には頻繁に発生する多くの問題がある。これらは、トナ ーが不安定;背景が汚れる、すなわち非帯電非画像領域にトナーが付着する(酸 化亜鉛および他の陽画トナーシステムに共通の問題);低い解像度(すなわち、 縁部脱皮(edge acuity)が低い):意図する画像領域にトナー粒子 が十分に沈着しないことによる低い画像密度;および、第2の処理カラーが、第 1の画像の一部が放電されるべきであったのに放電されなかった領域内の第1の 画像を上包するために生じる、「画像」または「文字」の汚れが含まれる。
現在の電子写真カラー現像方法における他の問題としては、例えば、Alexa ndroviehらによる米国特許第4.701.387号に記載のように、現 像中に洗浄および乾燥工程を何度も行わなければならないことがある。上記発明 者らは、各現像工程後に現像表面が極性液により洗浄されるような溶液を提案し ている。極性洗浄液を使用することにより、液状の現像剤中に存在する電荷制御 剤および安定剤由来の残存対イオンが中和および溶媒和されることが示唆される 。この方法は幾分時間がかかりかつ非実用的である(上記゛387特許は「各現 像工程後および次の現像剤を塗布する前に現像された画像を洗浄する01.。洗 浄後、乾燥、拭き取り、または他の方法により洗浄液を光導電性要素から除去す る19.」ことを推奨している。第2欄、62−67行目参照)。
本発明は、上記の問題に対処するために、液状の電子写真用現像剤組成物を電荷 制御する新規の方法を提供する。本発明では極めて安定した電荷制御剤/トナー 複合体の生成が前提とされ、次にこれにより、粒子介在の極めて高い導電性およ び電荷を宵する非常に安定した現像剤組成物が提供される。
本方法および関連する組成物により、簡素化された現像方法が提供され、かつ極 めて良質の最終電子写真プリントの調製が可能である。
11艮歪 R,M、5chaffertら、ect o at ra h c roe 5 stn肌旺紅n; eat o hoto a (London: Focal  Press、 1975)は電子写真方法および技術についての包括的な概観 を提供している。カラー電子写真の分野に関連する代表的な文献としては、特に 、Greigの米国特許第3.060.021号、Sm1thらの第3.253 ,913号、Nebarの第3.285,837号、Matkanの第3,33 7.340号、Putnamらの第3.553.093号、Matsumoto らの第3.672.887号、5atOらの第3.687.661号、および5 tahlyらの第3.849.165号がある。電子写真のトナーおよび現像剤 について述べている参照文献としては、(分散ワックスを含有する現像剤組成物 について述べた) 5antilliの米国特許第4.659,640号、Wi elickiの東2,986.52L号、Bartoszewiczらの第3. 345.293号、Michalchikの第3.406.062号、Chec hakの第3.779.924号、および5tahlyらの第3.7118,9 95号がある。
!=電荷制御剤に関する裟考文献には、van derMinneらの米国特許 第3.012.969号(酸素含有有機化合物と組み合わされた多価金属有機塩 )、Rote+eanらの第3.411.936号(金属石鹸)、Beyerの 第3.417.019号(金属石鹸および有機界面活性剤)、5tahlFらの 第3.788.995号(種々の重合体の薬剤)、Merrillらの第4.1 70.563号(リン酸塩)および第4.229.513号(4級アンモニウム ポリマー)、Ngの第4.762.764号(ポリブテンコハク酸イミド、レシ チン、塩基性石油スルホン酸バリウム、およびその混合物)、ならびにム組紅■ 」口dyは■、66頁、1973年5月が含まれる。
− にお(る百 :上記セクションで記載したAtexandrovichらの 米国特許策4.701,387号およびMatkanの米国特許第3.337. 340号は、これらの各参考文献が連続調色における画像着色の問題に関連する 限りにおいて、関係がある。
−L土:」1脂: 5atoらの米国特許第3.806.430号には、ポリイ ンシアネート硬化性アルキド樹脂、エポキシエステル樹脂、ビニルモノマーとス チレンとのコポリマー、アクリルエステルおよびメタクリルエステル等、メラミ ンホルムアルデヒドまたはベンゾグアナミンホルムアルデヒドで硬化したアルキ ド樹脂、乾燥油変性アルキド樹脂、および触媒で硬化したエポキシエステル樹脂 のような熱硬化性結合樹脂の使用について記載されている。Chechakの米 国特許第3.779.924号には、アルキドおよび変性アルキド樹脂(例えば 、大豆油変性アルキドおよびあまに油変性アルキド)、ならびにフェノール樹脂 および変性フェノール樹脂(フェノールホルムアルデヒド樹脂およびその誘導体 )について記載されている。Kfriuらの米国特許第4.845.003号に は、アクリル樹脂、スチレン−ブタジェンエポキシ樹脂およびポリエステル樹脂 の使用について記載されている。Bartoszeviczらの米国特許第3. 345.293号には、ロジン変性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポリス チレンをベースにした樹脂、およびエポキシ樹脂について記載されている。Ro temanらの米国特許第3,411.936号には、好ましくは「実質的に、 帯電されていない」 (第2欄、第70行目)樹脂結合剤について記載されてい る。5tahlyらの米国特許第3.788,995号には、アクリル酸スルホ アルキル、メタクリル酸スルホアルキル等の極性部分を含むトナー樹脂について 記載されている。Merrillらの米国特許第4.229.513号には、負 帯電結合剤樹脂として作用するように設計されたハロゲン化ポリマーについて記 載されている。Ngらの米国特許第4.762.764号には、ポリ(メチルメ タクリレート)、ポリ(メチルアクリレート)、ポリ(エチルメタクリレート) 等の熱可塑性トナー樹脂について記載されている。
1五区まヱユ? : Elmasryらの米国特許第4.925.766号には 、イオン交換ポリマーが、分散したトナー粒子の表面に結合し、このポリマーの キレート部位が、牛ヤリャ液体中に存在する電荷制御剤と複合体を形成するよう に見かけ上設計されている、現像剤組成物について記載されている。Elmas ryらの米国特許第4.946.753号にはまた、トナーと組み合わせて使用 されるこのようなイオン交換樹脂について記載されている。
及豆旦皿丞 従って、本発明の主要な目的は、上記の従来技術の欠点を解決することである。
本発明の他の目的は、液状の電子写真用現像剤組成物中のトナー粒子に電荷を付 与する、溶媒和をベースとした方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、液状の電子写真用現像剤組成物中のトナー粒子に電 荷を付与する、溶媒和をベースとした方法であって、電荷制御剤として使用され る選択された金属塩を溶媒和するのに効果的な特定の溶媒和部位を含む物質を、 トナー粒子の樹脂相に導入する工程を包含する方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、液状の電子写真用現像剤組成物中に導入されるトナ ーを提供することであって、ここで、このトナーは、このような特定の溶媒和部 位を有する物質を含む樹脂相で調製される。
本発明のさらに他の目的は、このようなトナーと、絶縁性キャリア体液中に分散 された電荷制御剤とを含む液状の電子写真用現像剤組成物を提供することである 。
本発明のその他の目的、利点および新規な特徴は、以下の発明の説明において部 分的に記載され、部分的には、以下を吟味することによって当業者に自明となる 、または本発明を実施することによって学ばれ得る。
上記の目的は、液状の電子写真用現像剤組成物中のトナー粒子に電荷を付与する 溶媒和をベースとした方法を提供することによって、本発明に従って成し遂げら れる。この方法は、非常に安定な溶媒和トナー粒子/電荷制御剤の複合体で使用 されることを条件とする。電荷制御剤(例えば、上述の5chaffert、  564−566頁を参照)の簡単な吸着、プロトン転移、またはイオン交換によ って、トナー粒子に電荷が付与される従来の方法と対照的に、本発明の方法は、 溶媒和を含む、すなわち、帯電したトナー粒子の複合体が溶媒和によって形成さ れる。これは、特定の溶媒和部位を含む物質をトナーの樹脂相に導入することに よって成し遂げられる。溶媒和部位および電荷制御剤として作用する金属塩は、 非常に安定した帯電トナー複合体、すなわち、(i)1!荷制御剤のカチオン性 金属成分と、(i i)そのトナー粒子との複合体が形成されるように選択され る。
このような背景により、金属イオンのようなカチオンの溶媒和は、以下のような 公知のアコ複合体の形成によって特徴づけられる: M″’ + (r)H2O,:’M”(H2O)r (1)複合体形成の発熱性 、すなわち形成定数は、水和のエンタルピーに関連する(表1、詳細な説明の項 目(B)を参照)。
正確な熱力学値は、アルコール、カルボン酸等では容易に得られないが、並行な 相互関係が存在する。その結果、トナー粒子を特定の電荷制御剤と連結すると、 以下のような平衡関係が適用され得ると思われる: MX =M” + X−(2) ここで、X−は、対イオンであり、Tは、トナー粒子である。この反応は、気相 からの金属イオンの水和の平衡である。すなわち、複合化(すなわち、電荷制御 )反応は、トナー粒子表面の部位との溶媒和によって、低誘電性の溶媒中で促進 される。最も好ましい溶媒和反応は、かなりの発熱を伴い、大きな負エンタルピ ーによって特徴づけられる。以下の式を検討すると、 T△S−△■ 溶媒和のエンタルピーがだんだん負になるにつれて、溶媒和反応の平衡定数Xは 大きくなる。換言すれば、溶媒和複合体の形成は、だんだん好ましいものになる 。
イオン化部位がトナー粒子上で使用されると、式(3)に記載の反応は、実際は 以下の式に従って進行し得る:T−0:M”;T−0M+H” (5)↓ 粒子電荷が失われる そして、現像剤の導電性が失われて、結果として不安定になる。以下に、さらに 詳細に記載されるように、対イオンの共役酸を添加すると、この現象は抑制され 、現像剤は安定化される。
好ましい実施態様においては、トナーの樹脂相は、上記の溶媒和部位を有するポ リマーを含むように調製され、次いで、その部位は、トナー粒子の表面に存在し 、露出されて、液体現像剤中の電荷制御剤を溶媒和するのに使用され得る。他の 実施態様においては、トナーの樹脂相は、溶媒和ポリマーと結合して存在し得る か、または存在し得ない、このような溶媒和部位を有するモノマー種を含むよう に調製される。溶媒和部位がモノマー種、ポリマー種またはその両方の上に存在 するしないにかかわらず、好ましい溶媒和物質は、得られる帯電トナー複合体の 安定化を最大にし、溶液中の非会合遊離電荷制御剤の存在を最小にするように、 電荷制御剤のカチオン成分を発熱的に溶媒和し得るものであることが強調されな ければならない。溶媒和は、溶媒和部位の実質的なイオン化がなくても起こり得 る。
本発明の他の局面においては、記載のように、特定の溶媒和部位を含む物質をそ の樹脂相中に含むトナーが提供される。
本発明のさらに他の局面においては、絶縁キャリア液中に分散したこのようなト ナー粒子を、電荷制御剤として作用する選択された金属塩と共に含む、現像剤組 成物が提供される。
本発明のさらに他の局面は、上記のトナーおよび現像剤組成物を製造する工程、 溶媒和をベースとした電荷制御を利用する連続調色工程、およびこの方法と本願 で詳細に記載する組成物とを使用して調製される複合色印刷を構成する電子写真 画像を含む。
「 ための5 A、2鳳: 本明細書で用いられる「トナー」とは、最終的に電子写真画像を光導電性(pc )表面上に形成する、樹脂性の着色された粒子(本明細書では「トナー粒子jと も称される)を意味する。
本明細書で用いられる「現像組成物」とは、選択された絶縁キャリア液中のトナ ーおよび電荷制御剤の分散体を意味する。現像組成物は下記に記載する多くの付 加的な組成物をも含有し得る。
「粒子媒介の」導電率および電荷とは、溶液中に存在し得る、遊離している非会 合塩(すなわち非会合電荷制御剤または他のイオン化し得る種)から誘導される のでなく、帯電したトナー粒子から誘導される、現像組成物中の全ての導電率お よび電荷を実質的に意味する。本発明の現像組成物は、極めて高い、粒子媒介の 導電率および電荷、ならびに極めて低い連続相導電率を示す。
本明細書で用いられる「連続調色」とは、多色の最終画像を提供するために、( 上記背景の項で概略したように)二色以上の色を用いた帯電工程および現像工程 を繰り返すことを包含する、電子写真現像プロセスを意味する。このプロセスは 本明細書において「連続多色画像現像」とも称される。
「背景着色(background staining)Jとは、どのような電 子写真プロセスでも起き得る問題である。本明細書で用いるこの用語は、当該技 術で理解される意味を有しており、また意図しない非帯電の非画像領域にトナー が現れてしまうという問題のことを言う。
「画像着色(image staining)Jとは、連続調色に特異的な問題 であり、本明細書で用いられる場合には、同様にして当該技術で理解される意味 を有する。この問題は、初期画像が放電されるべきであったのに放電されなかっ た領域における初期色画像の色を、第2またはその次のプロセスによって調色し 過ぎてしまうことを意味する。「画像着色」は、本明細書では、また当該技術で は[文字着色(character staining)Jとも称される。
「特定の溶媒和部位」とは、トナー樹脂内に含有される物質中に存在し、電荷制 御剤として機能する1つのまたは複数の金属塩を溶媒和するのに有効である部分 を意味する。従来の意味に基づく「溶媒和」とは、すなわち溶質単位(本発明の 場合、電荷制御剤)と溶媒種(本明細書ではトナー表面上の溶媒和部位)との会 合または結合のことを言う。例えばne McGrav−旧1 nc clo  edia of 5cience and Technolo 。
New York: McGrav−Hill、 1987を参照のこと。本明 細書において議論する場合、溶媒和とは化学的または物理的相互作用、または両 方を包含し、ゆるい複合体から、明確な、硬い複合された構造に至るまで、多岐 にわたる。本発明では、電荷制御剤中の溶媒和部位は好ましくは、電荷制御剤の 溶媒和が高い発熱プロセスであり、極めて安定的な、帯電されたトナー粒子が生 じるように選択される。
本明細書で用いる「カルボキシル」はカルボン酸部分−〇〇OHを意味する。
B、 な ° の : 上述したように、本発明の焦点は、液状の電子写真現像組成物中に含有されるト ナー粒子上に電荷を付与する溶媒和に基づくメカニズムにある。
本発明は、従って、極めて安定した電荷制御剤/トナー複合体を生み出す新規な 方法を包含する。同時係属出願されており、参照として上述されている、米国特 許出願第077464.896号に説明されているように、電荷制御剤/トナー 複合体の安定性が、液状の電子写真において最も重要であることがわかっている 。東’ 896号出願においては、焦点は電荷制御剤として機能する金属塩を有 する極めて安定的なイオン複合体を形成するのに有効な、表面イオン交換部位を 含有するトナーの使用にあった。本出願においては、焦点は溶媒和の相互作用に ある、つまり電荷制御剤のカチオン金属成分は溶媒和を介してトナー粒子の表面 に複合される。t 896号出願で説明されているように、トナーと電荷制御剤 のカチオン成分とが、本明細書中にあるように、2つの成分間における複合体化 がきわめて有利なものである場合には、電荷制御剤は事実上全て複合体化された 形態で存在し、実質的に溶媒中には非会合の電荷制御剤は存在しなくなる。本発 明の場合、溶媒和部位および電荷制御剤は、溶媒和が高い発熱プロセスであるよ うに、極めて安定な複合体が生じるように選択される。この方法で用いられ得、 極めて安定に帯電されたトナー粒子を提供する、特定のトナー物質および電荷制 御剤の例を、この節の(c)項に挙げる。
一般に、溶媒和部位は1つ以上のポリマーおよび/またはトナー樹脂に混合され た1つ以上のモノマー種から誘導され得る。事実、トナー樹脂自体は所望の溶媒 和部位を含有するポリマーであり得る。すぐれた溶媒和部位は、上述のように、 液状の電子写真現像剤の通常の保存状態および使用状態の下では有意な程度にイ オン化しないようなものである。イオン化し得る溶媒和部位が存在する場合、例 えばカルボキシル基が存在する場合には、次の節で記載するように、電荷制御剤 はI)H中性塩(すなわち強酸の金属塩)または自己安定化対イオンを含有する 塩のうちのいずれかであるのが好ましい。また、そのようなイオン化し得る部分 が溶媒和部位として用いられる場合には、種の非イオン化形態に向かって平衡移 動させるために、少量の酸、好ましくは電荷制御剤の対イオンの酸形態が、現像 組成物に添加されることが好ましい(カルボキシル基の場合には、添加された酸 からイオン化したC0〇一種に対するC0OH基が生じることになる)。
電荷制御剤もまた「溶媒和された」帯電トナー粒子複合体の安定化を最大限にす ることを考慮して選択されるべきである。とりわけ、電荷制御剤は上述の溶媒和 部位と高度に発熱的な溶媒和相互作用を生じる金属イオンを含有する金属塩とす べきである。好適な金属は一般に、大きい負の水和エンタルピーを有するもので ある。以下の表に、い(つかのイオンの水和エンタルピーを示す: (以下余白) イオンの °エン ルビー kJ mol”H” −1091Ca” −157 7Cd” −1807Li’ −5195r” (443Hg” −1824N a” −4(16Ba” −13(Is Sn” (552K” −322Cr ” −1904Pb2” −1481Rb” −203Mn” −1841At ” −4665Cs” −264Fe” −1946Fe” −4430Agゝ  −473Co” −1996F−−515Tl’ −325Ni” −210 5C1−−381Be” −2494Cu” −21008r−−347Mg”  −1921Zn” −2046I−−305°絶対値は、H゛に対し一109 1±10 kJ mol−’を割り当てることに基づ< (H,F、 Hall ivellおよびS、C,Nyburg%ans、aradaL録c、、 19 63.59:1126参照)。各値はおそらく少なくとも10nkJ mol− ’の誤差を有する。なおnはイオンの電荷である。
(P、A、 CottonおよびG、 WilkinsonSAdvanced  In anic Chu部ユ、New York: John Wiley  & 5ons、 1972)本発明は、水以外の物質による溶媒和を包含し、従 って、水和そのものは包含しない。しかし、溶媒和エンタルピー(よ、一般に、 水和エンタルピーと相関関係にある。本明細書ζこおける溶媒和の(つまり、溶 媒和部位による、電荷制御剤のカチオン金属成分の溶媒和の)エンタルピーは、 一般に、大きな負の値である(つまり、溶媒和反応は、約−50J1モル以下、 好ましくは約−LOG kJ1モル以下、最も好ましくは約−500kJ1モル 以下の溶媒和のエンタルピーを包含する)。上記の表から推測し得るように、小 さな、高度に帯電された金属イオンが、最も発熱的な水和または溶媒和反応を引 き起こす。(CRCHandbook of Chemistry and P hysics、67版、F−157ページを参照のこと。)従って、このような 金属が、本発明に用いられる、好ましい電荷制御剤である。
非常に安定なトナー/電荷制御剤複合体を生じる、トナー溶媒和部位および電荷 制御剤を交互に選択することによって、(1)実質的にすべての溶液の導電率お よび電荷がトナー粒子から誘導され、(2)トナーの電荷が高度に安定性化され 、すなわち長期にわたって電荷を保持し、そして(3)トナー粒子そのものが高 度に帯電された、液体現像剤組成物を調製することが可能となる。本願全体にわ たって、強調して記載するように、これらの特徴により、例えば画像濃度、縁部 の精度等について、非常に良質の最終画像が得られ、従来の、不要な「非画像」 領域に残ったトナーを除去するのに必要であった中間処理工程を行う必要なく、 このトナーを連続カラ一工程に用いることができる。
C1なトナーおよ : 上記の方法に加えて、本発明は、新規なトナーおよび現像剤組成物を包含する。
この新規なトナーは、液体現像剤組成物を調剤するのに有用であり、液体現像剤 組成物においては、上述のように、導電率と電荷との両方が、実質的に粒子媒介 である。現在入手可能なトナー組成物として、本発明のトナーは(a)樹脂およ び(b)着色剤の、2種の基本成分を包含する。
しかし、従来技術のトナーとは違い、本発明は、上述のように、特定の溶媒和部 位を含有する物質を、トナー粒子の樹脂相に混合することを包含する。
上記の節で述べたように、トナー粒子の樹脂相に混合され得る物質は、モノマー でも、ポリマーでも、あるいはその両方を含んでいてもよい。
好ましいモノマーの種類は、スルフヒドリル基、アミン、または、酸素を含む部 分であるヒドロキシル基、カルボキシル基、ケトン、アミドおよびエーテルなど の、溶媒和部位としての極性部分を有しているものである。しかし、ヒドロキシ ル含有モノマー種が、最もすぐれたものである。このような特定の溶媒和部位を 提供するために、トナー樹脂に取り込マレ得るモノマー種の例としては、マニト ール、ソルビトール、キシリトールなどの糖類が挙げられる。
本発明においては、一般に、特定の溶媒和部位を含有する物質はポリマーである ことが好ましい。好ましいポリマーは、好ましいモノマーと同様に、特定の溶媒 和部位として、ヒドロキシル基、スルフヒドリル基、カルボキシル基、ケトン、 アミド、エーテル、および/またはアミンを含有するものである。特定の溶媒和 部位としてケトン部分を含有する、本発明で有用なポリマーの種類の例としては 、アクリレート類が挙げられる。アミド含有ポリマーの例としてはナイロンが、 一方、エーテル含有ポリマーの例としてはポリエチレンオキシドが挙げられる。
本発明で用いられるアミノ含有ポリマーの例としてはポリビニルピリジンが挙げ られる。本発明で用いるのに、特に好ましいポリマーの例としては、エチレン− アクリル酸共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、スチレン−アリル アルコール共重合体、酢酸セルロース−ブチレート共重合体、ヒドロキシアル亭 ルアクリレート共重合体、およびそれらのイオノマー並びに混合物が挙げられる 。
しかし、高度に安定したトナー/電荷制御剤複合体が得られるような、電荷制御 剤の溶媒和が可能である限り、かつ、現像剤組成物のその他の成分のいずれとも 有害な相互作用を起こさない限り、広い範囲のポリマー物質が用いられ得ると、 当業者は認識し得るであろう。
一般に、特定の溶媒和部位を含有する物質は、電子写真現像に用いられる条件で 非イオン化される、つまり、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、 最も好ましくは少なくとも95%の溶媒和部位が、通常の保存および使用状態で はイオン化されない、ということが好ましい。また、溶媒和部位が、上記のよう に、カルボキシル基などの、再び、容易にイオン化し得る種類である場合には、 現像剤組成物はさらに酸を含有して、カルボキシル基のイオン化を抑制すること が好ましい。典型的には、これには、電荷制御剤の対イオンの酸形態を添加する 工程が包含される。たとえば、電荷制御剤の対イオンがジイソプロピルサリチレ ート(D I P S)である場合には、十分な量のジイソプロピルサリチル酸 を添加して、平衡を、カルボン酸基が実質的に非イオン化形態である点にする。
下記に述べるように、安定したトナー/電荷制御剤複合体を確実に形成するため には、電荷制御剤のカチオン成分として作用する金属イオンが、上記の物質によ って、発熱的に溶媒和されるアルミニウム、マグネシウム、クロム、鉄などであ ることも望ましい。好ましい物質は、水和のエンタルピーが非常に大きな負の値 であり、従って、本発明においては、約−5QOkJ1モル以下、好ましくは一 10CIQ kJ1モル以下の溶媒和のエンタルピーをもたらすものである。こ のような値によって、非常に安定な帯電したトナー複合体となり、交互に、実質 的に無限の貯蔵寿命を有する液状現像剤組成物を調製することが可能になる。本 発明のこの局面は、比較的不安定で限られた貯蔵寿命を持つ、現在入手可能な現 像剤組成物に比して、非常に大きな利点である。
トナーに用い得る着色剤としては、トナー樹脂に取り込むことができ、静電潜像 を可視にするのに有効な、実質的にあらゆる顔料、染料、染色剤(stain) が含まれる。適当な着色剤の例としてはニジアン着色剤として、フタロシアニン ブルー(C,1,74160)、ジアンブルー(Diane blue) (C ,!、 21180)、ミロリプル−(Milori blue) (ウルトラ マリンと同一の無機顔料);マゼンタ着色剤として、ブリリアントカーマイン6 B (C,1,15850)、キナクリトンマゼ79 (C,1,ピグメントレ ッド122)およびチオインディゴマゼンタ(C,L 73310) ;イエロ ー着色剤として、ベンジジンイエロー(C,1,21090オよびC,[、21 100)およびハンザイ! el −(C,1,11680) ;有機染料;お よび黒色物質としてカーボンブラック、木炭、並びに細か(分離された炭素、酸 化鉄、酸化亜鉛、二酸化チタン等が挙げられる。本発明に用いられるポリマーは 、上記の顔料および染料を容易に溶解する傾向にあり、そのため、この点におい て非常に有利であることにも、注意する必要がある。
本発明の現像剤組成物は、上述のように、選択された電荷制御剤と共に、絶縁性 のキャリア液に分散された、上記のトナーを含有している。
本発明の電荷制御剤として有用な金属塩のひとつの種類が、1990年1月16 日出願の、米国特許出願番号!07/464.1196号に記載されており、上 記の参考のために援用される。これらの電荷制御剤は、対イオンとして、サリチ ル酸またはその誘導体などの、オルトヒドロキシ芳香族の酸の分子内安定化した アニオンを含有する。サリチル酸の「誘導体」という言葉によって、出願人は、 低級アルキル(1−6C)、低級アルコキシ(1−6C) 、ハロゲン、アミン 、ヒドロキシ、ニトロおよびスルホネートからなる群から選択される、1個から 4個、典型的には1個から2個の置換基で置換されたサリチル酸をも含む意図で ある。
これらの電荷制御剤は典型的には、式(RO−)、M″’(AA−)、で表され 得、ただし、Mは金属原子であり、AA−はオルトヒドロキシ芳香族酸のアニオ ンを表し、RはR’C0−1C+−C+sアルキルからなる群から選択され、n は2.3または4であり、Xおよびyはその和が明らかにnである整数である。
金属原子”M”は、二価、三価または四価であり得、トナー樹脂と最も強力に結 合する、これらの金属原子が好適である。(−9の特に好適な実施態様において は、AA−はジイソプロピルサリチレート(DIPS)であり、RはC+aH2 +CO−(すなわち、RoはC+ sH2+である)Snは3であり、Xは1ま たは2であり、yは1または2である。
本発明において有用な電荷制御剤の第2の種類は、米国特許出願第077546 .044号に詳細に記載されており、ここに参考のため援用されている。これら の電荷制御剤は、式(X−)aM”’(AA−)bのものであり、ただし、Mは 上記の金属原子であり、AA−は、米国特許出願第07/464.906の電荷 制御剤に関して記載されているオルトヒドロキシ芳香族酸のアニオンを表し、X −はα、β−ジケトンの陰イオンを表し、nは2.3または4であり、aおよび bはその和がnに等しい整数であり、ただしaもbも0ではない。
米国特許出願第071546.044号に記載のように、アニオンX−はα、β −ジケトンのアニオン、好適には式:を有するものを表す。ただし、R1および R2はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア ルキル、ハロアルキル、アリル、アルカリル、およびハロアリルからなる群から 選択される。アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、またはハロ アルキルの場合は、置換基は、好適には約1個から約12個の炭素原子、より好 適には約1個から約6個の炭素原子を含む(本明細書において、後者の部分を、 「低級」アルキル、アルケニル、アルキニル、等と呼ぶことがある)。アリル、 アルカリル、またはハロアリルの場合は、置換基は、好適には、1から約3の環 を、より好適には1から2の環を含み、最も好適には単環式である。
特に好適なα、β−ジケトンの例は、アセチルアセトンであり、すなわち、R1 およびR2が両方共メチルである。
本発明の現像剤の組成物は、当該分野において周知の電気絶縁性キャリア液中に 分散したトナーおよび現像剤を含む。
液は典型的には親油性であり、様々な条件下において安定で、電気絶縁性である 。すなわち、液は低誘電率および高電気抵抗率を有し、そのために静電帯電パタ ーンの現像を妨害しない。好適には、キャリア液は約3.5以下、より好適には 約3以下の誘電率を有し、約109o109ohよりも高い、より好適には約I QIgohm−amよりも高い容量抵抗率を有する。適切なキャリア液の例は、 四塩化炭素、トリクロロエチレンのようなハロゲン化炭化水素溶媒、および例え ば、トリクロロモノフルオロメタンおよびトリクロロトリフルオロエタン(Du Pont Cowpanyから商品名”Freor+”で販売されている)など のフッ化アルカン;シクロヘキサン、n−ペンタン、イソオクタン、ヘキサン、 ヘプタン、デカン、 ドデカン、テトラデカン等のような非環式または環式炭化 水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等のような芳香族炭化水素;シリコーンオ イル;溶融パラフィン;およびl5opar G、l5opar H,l5op ar K、 l5opar L (Exxon Corporationの商標 )の商品名で販売されているパラフィン系炭化水素を含む。上記のリストは、単 に本発明において使用され得るキャリア液を示すためのものであり、いかなる限 定を意図するものでもない。
c、トナーおよび の ゛″: :高温いて樹脂および着色剤を混合し、その後、乾燥粉砕することにより、トナ ーを調製する。その後、このようにして供給された中間粒子を液体摩損(liq uid attrition)することにより、最終的なトナー粒子を得る。以 下はこのような工程の例である: 樹脂および着色剤を、約70℃から200℃の範囲の温度において混合する。2 0−ルミル、押出機、または強力ミキサー等を用いて、完全に混合する。その後 、混合物を乾燥粉砕、すなわち、液体を追加することなく粉砕することにより、 典型的には30ミルの直径を有する中間粒子を得る。この乾燥粉砕工程は、ジェ ットミル、またはハンマーミル等において行う。
その後、このようにして得た中間粒子を、選択された摩損液中で液体摩損するこ とにより、最終的なトナー粒子を得る。
摩損に用いる液体は、典型的には、以下に記載するように、現像剤の組成物のた めにキャリア液として有用な液体と同一の種類から選択される。
本発明の現像剤の組成物−一トナーおよび電荷制御剤を絶縁性キャリア液中で分 散することにより調製されるm−は、好適には工程の初期段階においてトナーに 混合される、すなわち、ステップ(a)において着色剤、樹脂等と混合される追 加の物質、例えば、ワックスのような非適合性(incompatible)相 を含み得る(関連出願第07/464.896号を参照のこと)。現像剤はまた 、本出願の親出願に記載されているように、背景着色の問題を緩和するための抗 着色剤を含み得る。抗着色剤は好適には、トナー製造の段階において組成物に混 合される。
現像剤の組成物はまた、当該分野において周知の他の物質、例えば、分散剤、安 定剤等を含み得る。
0、 21区乏立I11盈: 本発明の物質を用いる連続多色画像現像工程(または「連続調色工程)は、簡単 に述べると以下のように実施される。
比較的導電性の高い基板上の光導電絶縁層の表面を帯電させ、色のついた透明部 材を介した露光により最初の静電帯電パターン(または「潜像」)を上記表面上 に形成する。その後、第1の色の液状現像剤組成物、すなわち、Mlの着色剤、 典型的には黄色により調剤されたトナーを含む組成物により上記潜像を現像する 。その後、光導電層を、光学的または非光学的、すなわちコロナにより、放電す る。その後、これらの工程を、異なる色、典型的にはく順に)マゼンタ、シアン および黒色の現像剤組成物を用いて順に反復する。その時点で、現像された像を 、所望であれば、他の基板、例えば紙に転写し得る。本発明のトナーおよび現像 剤組成物、すなわち、トナー粒子の表面と、混合された電荷制御剤との溶媒和相 互作用を含む組成物を用いると、如何なる中間工程をも、すなわち、洗浄、乾燥 等を行わずに、上記の工程を連続して実施することが可能である。これらの工程 は典型的には、上記の、画像着色の問題を扱ったAlexandrovichら の特許により例示されている従来技術においては必要であった。
上記の開示および以下の実施例により示すように、本発明の組成物および工程は 、これまでカラー電子写真像形成に存在した重大な障害に取り組み、克服する。
以下の実施例は、本発明の組成物および工程に用いられる物質の調製および使用 を示す。
(以下余白) 実1」レー RJ−100(アライドケミカル社、Morristovn、 NewJers eyより入手したスチレン−アリルアルコール共重合体)の225gを2重ロー ルミル上、95℃で溶融した。溶融ポリマーにヘリオゲン(Helliogen  Blue)ブルーを32g1 ピグメントグリーン7を3g1およびシコファ ストイエロー(Sicofast Yellow) D −1155の0.9g を加えた。30分間攪拌し、そしてその時にカルナバワックス10グラムを加え た。
15分間更に混合した後にそのミルを冷却し、その結果得られた生成物を取り出 した。この混合物を、低温でハンマーミル上で粉末にした。この粉末の30gを 、rsoparG (エクソン)130gと共に粉砕器に満した。45分後、粉 砕を終了し、粉砕器から取り出してl5opar130 gで希釈し10%の濃 縮物とした。
上記濃縮物の40gにl5oparGを加えて400gに希釈して、1%の使用 現像剤とした。この使用現像剤に1%−7/L/ミニウムジイソプロビルサリチ レート0.4gを加えた。このようにして調製された現像剤は、4.1pmho sと言う安定な導電率を示し、また優れた貯蔵寿命を示した。このプラスに荷電 した現像剤は、ZnO光導電体上にシャープな濃い画像を生成した。
1立五ユ RJ−ZooをACX 260、エチレンビニルアセテート/ビニルアルコール 共重合体(アライドケミカル社から入手)と置き換えたことを除いて、実施例1 の手順を繰り返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同 様な結果が得られた。
支血五立 アルミニウムジインプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、ク ロミウムオクトエートであることを除いて、実施例1の手順を繰り返した。安定 な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得られた。
L血五エ アルミニウムジインプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、ア ルミニウムトリーネオデカノエート(ムーニーケミカル)であることを除いて、 実施例1の手順を繰り返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本 質的に同様な結果が得られた。
見立五五 アルミニウムジイソプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、銅 オクトエート(ムーニーケミカル)であることを除いて、実施例1の手順を繰り 返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得 られた。
実11引l アルミニウムジイソプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、鉄 オクトエート(ムーニーケミカル)であることを除いて、実施例1の手順を繰り 返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得 られた。
爽血旦L アルミニウムジイソプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、ア ルミニウムジノニルナフタレンスルホネートであることを除いて、実施例1の手 順を繰り返した。
安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得られた。
支五医エ アルミニウムジイソプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、A I (ACAC)(DIPS)2であることを除いて、実施例1の手順を繰り返 し、ここで“AcAc”は、アセチルアセトネートを“DIPS”はジイソプロ ピルサリチレートを表わす。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質 的に同様な結果が得られた〇この電荷制御剤は次のようにして調製した。アルミ ニウムアセチルアセトネート(アルドリッチケミカル社、6.4g;0.2mL )およびジイソプロピルサリチル酸くアルドリッチケミカル社)の8.88gを トルエン100gに溶解シた。こうして得られた溶′液を、95−100℃で2 時間加熱した。溶媒は、95℃(スチームバス)、真空で留去され、11.3g の粘ちょうなガラスが残った。その残留物を、25mLの加熱アセトンに溶解し た。真空でアセトンを留去する際に、砕は易いアワが生じ、これを70℃で24 時間乾燥した。その生成物C31H410eA 1、 [AI (AcAc)( DIPS)2]に対して、AIの理論ノく−セントは、4.75であるのに対し 4.73が見いだされた。生成物は、l5oparに溶は易くそしてトナーに対 して、10−7−10−5モル/gトナーの割合の時プラスの電荷を与えた。
実施例1で記載したプロセスを用いると、安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と 言う点で本質的に同様な結果が得られた。
裏1旦」− ACX 251(アライドケミカル社より入手されたエチレン−ビニルアルコー ルポリマー)175gを2重ロールミル上、90℃で溶融した。溶融ポリマーに 、ヘリオゲンブル−L 7080を31.4g、ヘリオゲングリーン(ピグメン トグリーン7)を2.9g、シコファストD−1155の0.8グラムおよびカ チオンワックス分散剤(ペトロライト)であるWB−11を6.6g加えた。攪 拌を30分間行なつた。そのミルを冷却し、生成物を取り出して、実施例1で記 載したように10%の濃縮物とするため処理した。
1%使用現像剤の400gに、アルミニウムトリーネオデカノエート(ムーニー ケミカル)の1%溶液を0.6g71]、tた。その導電率は、7.gpmho sであった。実施例1のように、現像剤の貯蔵寿命は、非常に優れていた。プラ スに荷電した現像剤は、ZnO光導電体上に優れた、濃い、高解像度の画像を生 成した。
実m上」− アルミニウムトリーネオデカノエートの代わりに使用した電荷制御剤が、アルミ ニウムジイソプロピルサリチレートであることを除いて、実施例90手順を繰り 返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得 られた。
罠五五上上 アルミニウムトリーネオデカノエートの代わりに使用した電荷制御剤が、ジルコ ニウムジネオデカノエート(ムーニーケミカル)であることを除いて、実施例9 0手順を繰り返した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同 様な結果が得られた。
裏胤五工1 アルミニウムトリーネオデカノエートの代わりに使用した電荷制御剤が、鉄トリ ーナフチネート(Nuodex)であることを除いて、実施例9の手順を繰り返 した。安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と言う点で本質的に同様な結果が得ら れた。
支五史上主 アルミニウムトリーネオデカノエートの代わりに使用した電荷制御剤が、AI  (AcAc)(DIPS)2であることを除いて、実施例9の手順を繰り返し、 ここで“AcAc″と“DIPS″は上で定義されている。この電荷制御剤は実 施例8で記載したようにして調製した。
実施例8に記載したプロセスで用いる時、安定な導電性、貯蔵寿命、画像の質と 言う点で本質的に同様な結果が得られた。
実JLLL土 AC201樹脂(アライドケミカル)120gを100℃で二重ロールミル上に 置いた。溶融ポリマーにシコファストD−1155を52g加えた。30分の攪 拌の後、AC340樹脂(アライド)の60gおよびAC7(アライド)の60 gを加えた。15分の攪拌の後、エトミド(Ethomid) HT 60分散 剤(アクゾから入手)の10gおよびWB−17分散剤(ペトロライト)の13 gを加えた。攪拌を20分間続け、そしてその生成物を取り出し、実施例1で記 載したように10%の濃縮物を与えるように処理した。
1%使用現像剤の400gに、アルミニウムまジイソプロピルサリチレートの0 .05%溶液1gおよびジイソプロピルサリチル酸の1%溶液2gを加えた。そ の導電率は、3゜7 pmh o sであった。この現像剤は、そしてこれは、 前述の実施例の現像剤組成物と同様に、優れた貯蔵寿命を示し、ZnO光導電体 上にシャープな濃い画像を生成した。
寒胤五上玉 アルミニウムジイソプロピルサリチレートの代わりに使用した電荷制御剤が、A I (AcAc)(DIPSン2であることを除いて、実施例14の手順を繰り 返し、ここで“AcAC”と“DIPS″は上で定義されている。この電荷制御 剤は実施例15で記載したようにして調製した。
実施例30に記載したプロセスで用いられる時、本質的に同様な結果。
実11乳上」− シコファストD−1155が、フオスタパームレッド(Hostaper讃Re d)E5B−02によって置換されることを除いて、実施例14の手順を繰り返 した。安定な導電率、貯蔵寿命と画像の質に関して、本質的に同様な結果が得ら れた。
爽1皿上ユ シコファストD−1155が、ハリオゲンブルーし−7080によって置換され ることを除いて、実施例14の手順を繰り返した。安定な導電率、貯蔵寿命と画 像の質に関して、本質的に同様な結果が得られた。
尖JLLLJエ シコファストD−1155が、ツバパームイエロー(Novaper■Yell ow) F G Lによって置換されることを除いて、実施例14の手順を繰り 返した。安定な導電率、貯蔵寿命と画像の質に関して、本質的に同様な結果が得 られた。
実」1」1」− シコファストD−1155が、インドファストブリリアントスカーレット(In dofast Br1lliant 5carlet)R−6335によって置 換されることを除いて、実施例14の手順を繰り返した。安定な導電率、貯蔵寿 命と画像の質に関して、本質的に同様な結果が得られた。
案a シコファストD−1155が、クインドマゼンタ(Quind Magenta ) RV 6832によって置換されることを除いて、実施例14の手順を繰り 返した。安定な導電率、貯蔵寿命と画像の質に関して、本質的に同様な結果が得 られた。
実JLLL上 シコファストD−1155が、フィンドレッド(Quind Red)6713 によって置換されることを除いて、実施例14の手順を繰り返した。安定な導電 率、貯蔵寿命と画像の質に関して、本質的に同様な結果が得られた。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、 FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CM、GA、ML、MR,SN、TD、TG)、A T、AU、BB、BG、 BR,CA、 CH,DE、 DK、 ES、 FI 、 GB。
HU、JP、KP、KR,LK、LU、MC,MG、MW、NL、No、RO, SD、SE、SU

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液状の電子写真用現像剤組成物に用いられるトナー粒子に表面電荷を与える 方法であって、 電気絶縁性のキャリヤ液体中で、 (a)着色剤を含有する樹脂相を含むトナー粒子;および(b)金属イオンを含 む電荷制御剤; の分散物を調製する工程を包含し、 該樹脂相が、該金属イオンを溶媒和するのに効果的な特定の溶媒和部位を有する 物質を含む、 方法。
  2. 2.前記特定の溶媒和部位が極性部分である、請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記極性部分が酸素を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 4.前記特定の溶媒和部位が、ヒドロキシル、カルボキシル、またはその両方で ある、請求項3に記載の方法。
  5. 5.前記極性部分がスルフヒドリル基である、請求項2に記載の方法。
  6. 6.前記物質が重合体である、請求項1に記載の方法。
  7. 7.前記重合体が、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−ビニルアルコー ル共重合体、スチレン−アリルアルコール共重合体、酢酸セルロースーブチレー ト共重合体、アクリル酸ヒドロキシアルキル共重合体、および、これらの異性体 およびこれらの混合物からなる群より選択される、請求項6に記載の方法。
  8. 8.前記物質によるそれらの溶媒和が約−50kj/モル以下のΔHを有する発 熱反応であるように、前記電荷制御剤が選択される、請求項1に記載の方法。
  9. 9.液状の電子写真用現像剤組成物に取り込まれるためのトナーであって、 着色剤を含有する樹脂相の粒子を含み、該樹脂相が、金属イオンを含む電荷制御 剤を溶媒和するのに効果的な特定の溶媒和部位を有する物質を含む、トナー。
  10. 10.帯電したトナー複合体であって、(a)着色剤を含有する樹脂相のトナー 粒子、および、それに会合する(b)金属イオンを含む電荷制御剤とを含み、該 樹脂相が、該金属イオンを溶媒和するのに効果的な特定の溶媒和部位を有する物 質を含む、 トナー複合体。
  11. 11.電子写真用液状現像剤であって、電気絶縁性のキャリヤ液体中に分散して 、(a)着色剤を含有する樹脂相のトナー粒子、および、(b)金属イオンを含 む電荷制御剤を含有し、 該樹脂相が、該金属イオンを溶媒和するのに効果的な特定の溶媒和部位を有する 物質を含む、 電子写真用液状現像剤。
  12. 12.連続調色システムを用いて静電帯電パターンを現像する方法であって、 (a)基板上に最初の静電帯電パターンを形成し、電気絶縁性のキャリヤ液体中 に分散した、(i)第一の着色剤を含有する樹脂相のトナー粒子、および(ii )金属イオンを含む電荷制御剤、を含有する液状の現像剤組成物によって、該最 初のパターンを現像する工程、次いで、 (b)基板上に第二の静電気の電荷パターンを形成し、電気絶縁性のキャリヤ液 体中に分散した、(i)第二の着色剤を含有する樹脂相のトナー粒子、および( ii)金属イオンを含む電荷制御剤、を含有する液状の現像剤組成物によって、 該第二のパターンを現像する工程、を包含し、 工程(a)および(b)が、両者の間にいかなる方法工程も追加することなく、 ただちに連続して行われ、そして、該樹脂相が物質のイオン化なしに該金属塩を 溶媒和する、特定の溶媒和部位を有する該物質を含む、 方法。
  13. 13.複合カラープリントを構成する電子写真の画像であって、 予め決定されたパターンで基板上に沈着し、請求項9に記載のトナーを含む、 電子写真の画像。
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