JPH06503293A - 印を有する、可撓性を有する排出装置に対して、調整可能な密封装置を角度的に位置づける方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 印を有する、可撓性を有する排出装置に対して、調整可能な密封装置を角度的に 位置づける方法本発明は、可鍛性および可撓性を有する物質から形成され、且つ 、液体を含む物体を指の圧力により排出される一致した粘性に保持するために密 封装置により密封された細長いパックをパフケージングすることに関する。この 種のチューブは、伝統的に、アルミニウムのような可鍛性を有する金属から形成 されてきた。今日、これらのチューブはしばしば可撓性および熱可塑性を有する チューブに代替される。例としては、歯磨きのチューブ、化粧品および皮膚科学 で用いるクリーム、ゲルおよびペーストｉチューブ、ソースまたは濃縮ミルクの ような食品用チューブ、あるいは塗料用チューブがある。

これらのチューブは、その端部が、排出チャネルを規定するネックにおける排出 端部となっており、チューブに挿入される可動キャップを受け取るための雄ねじ 部を有する。しかし、一般に直径の小さいこれらのキャップは使用者が紛失し得 る。この問題を解決するために、キャップに代えて、チューブのネックに固定さ れるように設けられた部分を含み、その部分に排出チャネルを密封するための手 段を含む可動部が蝶番を介して連設された密封装置を用いることが提案されてい る。

この種の軸方向に非対称な密封装置の取り付けは、チニープの本体に対する密封 装置の調整という問題を引き起こす。

具体的には、本体には常に印がついている、すなわち、少なくとも１つの文字ま たは図（商標、番号、住所、参照マーキングなど）がチューブの本体の少なくと も１つの領域につけられている、というような問題である。従って、密封装置は 、チューブの本体の印に対して調整されなければならない。

パフケージングのために、チューブは一端がネックであり、且つ、反対側の端部 が開口する、円筒形のスリーブという形態をしている。緊密に密封する密封装置 がネックに取り付けられ、その後、チューブが上下逆にされて、開口した底部か ら物体が充填される。充填後、底部はチューブの自由端を絞り、その後、熱密封 することにより緊密に密封される。この動作中に再び、どの位置の線に沿ってチ ューブが絞られているかを監視する必要がある。なぜなら、パフケージング後、 チューブは自由端に沿って平坦化され、それにより、円筒形の形状から、対称的 な軸方向平面を実質的に含む形状に変化するからである。このとき、チューブの 本体は、対称的な軸方向平面に対して実質的に対称的な２つの領域を含む。一般 に、製品の印、それに伴う図または図柄、および製品の名称は、これらの領域の 一方に現れ、製品の組成およびそれに伴う情報は他方に現れる。従って、チュー ブが絞られる線もまた、チューブの本体の印に対して調整される。

瓶肩の密封装置が、ＥＰ−Ｂ−７２７４から周知である。上記密封装置は、瓶の ネックにねじを介して挿入された内部密封カプセルと、カプセルと一体的である 外部キャップとを含む。両方共、カプセルの外周ピードとキャップの内部環状凹 部との協働により移動し、且つ、カプセルの外壁の軸方向チャネルとキャップの 内壁の軸方向溝との係合により、またはその逆の係合により回転する。この密封 装置は特定の形状を有する瓶に用いられるため、瓶に対してキヤツジを角度的に 位置づける手段が設けられている。そのため、美観に優れたアセンブリを得るた めに、キヤ・２ブの外側面が瓶の外側面と整合していることが望ましい。これを 達成するため、瓶の肩部上の、ネックと瓶の本体との間の部分に、停止部を構成 する非常に厚い領域が設けられている。瓶内部におけるキャップの下部には停止 手段が設けられ、停止部と停止手段とは、密封装置が瓶を密封したときに互いに 接する面を含む。

ＰＲ−Ａ−２５４１６５４もまた、密封装置を受け取るための、ネジ部を有する ネックを上端に有する容器を開示している。密封装置は、ネックに挿入されるこ とによりネックと協働するために内側にねじ部を有する密封カプセルと、カプセ ルの横方同縁部と一体的に回転および移動する内部縁部を有する外部キャップと から成る。容器は、密封装置上に設けられた停止部材が当接する停止部を含み、 それにより、停止部材を、容器に対する閉位置に調整する。

従って、上記２つの場合において、密封装置の角度的位置づけは、瓶上において ネックまたはネック近傍に設けられた少なくとも１つの部材と、密封装置に設け られた少な（とも１つの部材との協働により実行される。

印を持つ、可撓性を有する瓶に対する、密封装置の角度的位置づけに関して、上 記した問題を解決するためにまず最初に考えられることは、上記の従来技術に基 づいた、チューブのネックと密封装置との協働である。しかし、本発明によると 、出願人である会社は、停止部と停止部材とを組み込むために、大量生産された チューブと密封装置の修正を必要としない、別の解決法を発見した。この解決法 は、チューブが絞りと熱密封により密封されたときに、チューブ上に存在する印 に対してチューブの基底部が適切に調整されることを保証することができるとい う、更なる利点をも提供する。

本発明によると、チューブは、印と共にチューブ上に印刷された参照マーキング を含む。これにより、密封装置は、チューブの充填前の印の位置に基づいて、チ ューブの所望の位置に取り付けられる。参照マーキングは、チューブの充填後、 自由端の絞りおよび熱密封前に密封装置を位置づけるためにも用いられる。

従って本発明は、液体を含む物体を一致した粘性で排出するための、可撓性を有 するチューブに対して、軸方向に非対称の密封装置を角度的に位置づける方法で あって、該チューブのネックが該密封装置を支持し、且つ、該物体を排出チャネ ルを介して排出し、該チューブが印を有し、該印に対して該密封装置が調整され 、該チューブが、該密封装置が取り付けられた状態で開口底部を介して物体を充 填され、その後、ネ・ツクとは反対の端部を平坦化し熱密封することにより密封 されるようになされた方法であって、少なくとも１つの参照マーキングが形成さ れたチューブが使用されること、該密封゛装置が該参照マーキング（単数および 複数）に対して取り付けおよび調整され、該参照マーキング（単数および複数） が該印と共にチューブ上に印刷されること、および充填されたチューブの端部を 該チューブの印の位置を考慮した所望の位置において絞り且つ熱密封するときに 該参照マーキング（単数および複数）が用いられることを特徴とする方法に関す る。

更に、参照マーキング（単数および複数）は、好適には、チューブの自由端のう ち、ネックと反対側の自由端近傍に形成される。一般に、チューブ上には単一の 参照マーキングを形成するだけで充分である。この様式で、参照マーキングを形 成するために、チューブの軸に平行に位置づけられた直線のマークが、チューブ の長さよりも短（形成され得る。

ねじ部を有するチューブが用いられると、密封装置を取り付ける前に、該ネック の雄ねじ部と協働するように設けられた雌ねじ部を存し、該密封装置上に設けら れた相補的手段と協働するように設けられた手段を外側に有し、それにより、該 密封装置が取り付けられた位置において、該密封装置とリングとを一体的に回転 および移動させるようになっているリングが、該ネックにねじを介して挿入され る。リング上に外向けに設けられ、且つ、相補的鋸歯と協働するように設けられ た鋸歯を外側に有するリングが、リングと密封装置とを−体的に回転させる手段 として用いられる。縁部の下部自由端に沿って位置する内部環状スナップビード が、リングと密封装置とを一体的に回転させる手段として用いられる。

密封装置は、前記チューブの前記ネックにロックされるように設けられた固定部 と該固定部に蝶番により連設された可動部と、該チューブの閉位置において前記 排出チャネルを密封するために該固定部と協働する手段とを含み得る。より詳細 には、前記固定部が前記排出チャネルの排出口を規定する孔を有する基底部に連 設された横方向壁を含むキャップから成り、可動部がフィルム状蝶番を介して該 固定部に連設される開閉式キャップから成り、前記密封装置の閉位置において前 記物体を排出する前記排出孔に挿入される密封縁部を含む密封装置を用いること が可能である。

本発明の方法は、本発明を制限しない実施例として述べられる実施態様に関する 、以下の記載およびそれに伴う図面からより容易に理解される。

図１は、物体を排出するための可撓性を有する千二−ブの一部を示す図であり、 上記チューブの本体が、充填前の状態、すなわち、底が開いた状態で部分正面図 として示され、上記チューブのネックが、密封装置が取り付けられ且つ開位置に ある状態で断面図として示され、上記断面平面は、密封装置のフィルム性蝶番に 直交する軸方向平面にある。

図２は、図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った部分平面図である。

図３は、熱密封により閉じられた後のチューブの基底部の斜視図である。

図１を参照すると、参照符号ｌが、歯磨きのような粘性の物体を保持するために 用いられる、可撓性および熱可塑性を有し、且つ、リング３を介して密封装置２ が取り付けられるチューブを示すことがわかる。

チューブ１は円筒形のスリーブから成り、スリーブの一端において、先端を切っ た形状の肩部４が形成されている。肩部４は、円筒形のネック５により延長され ている。ネック５にはねじ部６が形成され、肩部４とネック５との連設領域には 外部強化ビード７が設けられている。更にネック５は、その自由端において内方 に向けて直角に屈曲し、それにより、円形開口部８ｉを規定する環状部８を形成 している。

チューブｌは、その本体に参照符号９により示すマーキング領域を有し、ネック ５とは反対側の自由端１０に参照マーキング１１を有している。参照マーキング １１は、スリーブの中心軸に平行に設けられた短い直線により形成される。

リング３は、比較的剛性のプラスチックにより成形されている。リング３は、ネ ック５のねじ部６と協働するように設けられた雌ねじ部工２を含む。雌ねじ部１ ２は外方に突出する軸方向の鋸歯１３を有している。鋸歯１３の役割は後述する 。リング３は、図１に示すように、その上端において直角に屈曲し、それにより 、リング３がネ１り５にねじを介して締結されたときに環状部８上に保持される 環状部１４を形成している。環状部１４は、開口部８ｉよりも直径の小さい開口 部１４ａを規定している。更に開口部１４は、ネックの外方に向けて屈曲し、そ れにより、チムニ−１５を形成している。チムニ−１５の役割は後述する。

比較的剛性のプラスチックにより一体的に成形された密封装置２は、固定部１６ と、フィルム状蝶番１８により固定部１６に連設された可動部１７とを含む。

固定部１６は、基底部２０に連設された外部横方向被覆縁部１９を有するキャッ プを含む。基底部２０は、開口部１４１よりも直径の小さい中央孔２１を有する 。孔２１の、チューブの内部側は、チムニ−１５に挿入されるように設けられた 密封縁部２２により規定され、外部側は、外方に向けて広がる、先端を切った形 状の入口２３ａを有するリップ部２３により規定されている。基底部２０には内 部円筒形縁部２４が連設されている。上記縁部は、その内部にリング３の鋸歯１ ３間に位置するように設けられた軸方向の鋸歯２５を有し、それにより、図１に 示すように密封装置２がリング３を被覆するように押圧されたときに、非回転溝 システムおよびチャネルを形成するようになっている。更に円筒形縁部２４は、 その下部自由端に沿って、内部ビード２６を有している。内部ビード２６は、［ １に示す位置に取り付けられたソング３の下端の下方において、上記縁部２４と スナ、ノブのように係合する。

横方向被覆縁部１９は、実質的に日間形状をしてｔ）るが、フィルム状蝶番１８ と反対の側において、傾斜部２７を有している。傾斜部２７は、密封キャップを 形成する可動部１７に対応するために用いられる。可動部１７は、基底部２９に 連設された横方向壁２８を含み、基底部２９は、チューブｌが閉位置にあるとき に外方に向く凹部を有する。基底部２９は、その内部に、物体を排出するチャネ ルに挿入されるように設けられた円筒形の縁部３０を含み、上記チャネルは、リ ップ部２３と縁部２２とにより規定されている。

物体は、以下のようにチューブｌ内にパブクされる。

図１に示すようなマーキングを有するチューブを用いる。

環状部１４が環状部８を押圧するまで、チューブにリング３をねじを介して挿入 する。その後、可動部１７が蝶番で連設された密封装置２を、上記したようにリ ング３を有するネック５の上方に位置づける。密封装置２は、光学的に検出され る参照符号１１に対して所定の位置に位置づけられる。その後、環状スナップビ ード２６がリング３の自由端下方に固定されるまで、装置２をリング３に押圧す る。鋸歯１３と２５との協働により、密封装置２はチューブの適切な位置に保持 される。従って、参照符号１１により、密封装置２は、チューブ１の印９に対し て位置される。

その後、チ二−ブ１を上下反対にすることにより、その開口底を介してチューブ １を物体で充填する。その後、充填されたチューブの開口端部を、チューブ１の 軸と参照符号１１とにより規定された平面に直交する軸方向平面に沿って直線状 に絞る。チューブは、図３に示すようなチューブの基底部を得るために、熱密封 により密封される。従って、参照符号１１は、熱密封の前にチ二−ブｌを位置づ けるためにも用いられる。

上記した実施態様は、言うまでもな（本発明を限定するものではなく、本発明の 範囲から逸脱しない限り、如何なる所望の修正も可能である。

ＲＧ、２

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．液体を含む物体を一致した粘性で排出するための、可撓性を有するチューブ （１）に対して、軸方向に非対称の密封装置（２）を角度的に位置づける方法で あって、該チューブ（１）のネック（５）が該密封装置（２）を支持し、且つ、 該物体を排出チャネルを介して排出し、該チューブ（１）が印（９）を有し、該 印（９）に対して該密封装置（２）が調整され、該チューブ（１）が、該密封装 置（２）が取り付けられた状態で開口底部を介して物体を充填され、その後、ネ ック（５）とは反対の端部を平坦化し熱密封することにより密封されるようにな された方法であって、少なくとも１つの参照マーキングが形成されたチューブ（ １）が使用されること、該密封装置（２）が該参照マーキング（単数および複数 ）（１１）に対して取り付けおよび調整され、該参照マーキング（単数および複 数）（１１）が該印（９）と共にチューブ（１）上に印刷されること、および充 填きれたチューブ（１）の端部（１０）を該チューブ（１）の該印（９）の位置 を考慮した所望の位置において絞り且つ熱密封するときに該参照マーキング（単 数および複数）（１１）が用いられることを特徴とする、方法。
2. ２．前記参照マーキング（単数および複数）（１１）が、チューブ（１）の自由 端のうち、ネック（５）とは反対側の自由端（１０）の近傍において形成される ことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. ３．単一の参照マーキング（１１）が、チューブ（１）上に形成されることを特 徴とする、請求項１および２に記載の方法。
4. ４．前記参照マーキング（１１）を形成するために、前記チューブの軸に平行に 配置された直線のマークが、該チューブの長さに対して短く形成されることを特 徴とする、請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. ５．ねじ部を有するネック（５）を含むチューブ（１）が用いられる、請求項１ 〜４のいずれかに記載の方法であって、前記密封装置（２）を取り付ける前に、 該ネック（５）の雄ねじ部（６）と協働するように設けられた雌ねじ部（１２） を有し、該密封装置（２）上に設けられた相補的手段と協働するように設けられ た手段を外側に有し、それにより、該密封装置（２）が取り付けられた位置にお いて、該密封装置とリング（３）とを一体的に回転および移動させるようになっ ているリング（３）が、該ネッタ（５）にねじを介して挿入されることを特徴と する、方法。
6. ６．前記密封装置（２）の内部円筒形縁部（２４）上に設けられた相補的鋸歯（ ２５）と協働するように設けられた鋸歯（１３）を外側に有するリング（３）が 用いられることを特徴とする、請求項５に記載の方法。
7. ７．前記内部縁部（２４）が、その下部自由端に沿って位置する内部環状スナッ プビード（２６）を有し、該ビードが、前記リング（３）の下端と協働するよう に設けられていることを特徴とする、請求項６に記載の方法。
8. ８．前記チューブ（１）の前記ネックにロックされるように設けられた固定部（ １６）と該固定部に蝶番により連設された可動部（１７）と、該チューブの閉位 置において前記排出チャネルを密封するために該固定部と協働する手段（３０） とを含む密封装置（２）が用いられることを特徴とする、請求項１〜７のいずれ かに記載の方法。
9. ９．前記固定部（１６）が前記排出チャネルの排出口を規定する孔（２１）を含 むキャップから成り、可動部（１７）がフィルム状蝶番（１８）を介して該固定 部（１６）に連設される開閉式キャップから成り、前記密封装置（２）の閉位置 において前記物体を排出する前記排出孔に挿入される密封縁部（３０）を含む密 封装置（２）が用いられることを特徴とする、請求項１〜６のいずれかに記載の 方法。